JP2006219972A - 災害対策装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床上浸水による多大な被害を軽減することができるようにすること。
【解決手段】 家屋の床下には、発泡樹脂や木材などからなる水浮上体が設置されていて床下への浸水時に浮上可能になっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、集中豪雨や高潮などに伴う水害時における家屋内浸水被害を軽減するためになされた災害対策装置に関する。同時に地震災害の対策例も開示する。
例えば、異常気象の年には、水害が発生しやすく、その対策は遅々として進んでいないのが実状である。
ところで、水害のときには、床下換気口などから床下内に浸水するため、畳が浮き上がって床上浸水といった被害につながり、その結果、畳が水浸しになって使えずその他の室も浸水被害を受けていることもあって事実上生活に困るといった事態を招いていた。ここにその対策が望まれていた。
上記に鑑み、本発明は、床上浸水による多大な被害を軽減し非常時の最低限の生活環境を確保することのできる災害対策装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、家屋の床下には、発泡樹脂や木材などからなる水浮上体が設置されていて床下への浸水時に浮上可能になっている。
本発明によれば、床上浸水による多大な被害を軽減することができる。
発明を実施するための最良の形態・実施例
図1および図2は、本発明に係る災害対策装置の一実施形態を示す。本発明は、既設の家屋の他に新設の家屋にも適用される。
図2に示すように、1は既設の布基礎で、同基礎1まわりには、床下換気口2…が適所に開設されてその開口内に換気シャッター板3が固定されている一方、基礎1上には、土台4が敷設固定されている。
図2は和室の構成例を示すもので、その左側部分のように土台4上を介して立設された柱(主柱や間柱など)5間に土壁6が構成される他それらの外部にはモルタル外壁7などが構成される一方、右側部分のように敷居などの窓枠設備8が構成されている。
こうした家屋の和室構造において、既設の床下構造部分は全て撤去され、すなわち、独立基礎や床束、大引きや根太、それに床板などは撤去され、既設床下地盤9上にはそれに代わって図示の新規床下構造方式が採用されている。
新規床下構造方式は、水害に備えて浮上するもので、図1にも示すように、畳10と同じ平面寸法に形成され従来の床下寸法と同じ厚み高さを有する複数個の発泡スチロール製(木質でもよい)の水浮上体11…を用意し、これらの水浮上体11…を床下構造体として図1のように畳配置に合わせて平行あるいは突合せなどの要領で相隣接して配備して図2に断面を示すように基礎内空間に緩く嵌め込まれている。
これらの水浮上体11…は、図1および図2に示すフラットバー12aの一側に一対等の係合突起12bを備えた連結金具12により互いに正規位置関係を保つように連結される。これら連結金具12は、水浮上体11の底面においても使用してもよい。また、図1に示すように、水浮上体11…相互の連結には、粘着フィルムAを仮止めや本接着などの用途として使用してもよい。
尚、係合突起12bは、図1の下欄に示すように波形をしていてもよい。連結金具12によらず紐などでくくる方法でもよい。
また、連結金具12などを使用するか否かに拘わらず、例えば、水浮上体11にT字などの平面形状をした係合凹部を形成しておき、隣接する水浮上体11の一対の係合凹部内に嵌り合うように1本の別の係合スチロールブロックを嵌め込むことで水浮上体11の相互をまたがるようにして連結するようにしてもよい。この場合、それ専用の接着剤を使用して一体化してもよい。
さらに、前記実施形態では、水浮上体11相互を連結するようにしたが、連結せず独立したままにすることもある。
また、前記係合突起12bはフラットバー12aとは別体でねじ止めできるようにしてもよい。この場合、係合突起12bは、図1のように水浮上体11の面に垂直に入り込むのでなく斜めに入り込むようにねじ付けることができる。
水浮上体11の各底面には、床下換気口2などから浸入する災害時の水が同水浮上体11の底面に均等に行き渡って浮上作用を果たすように下方からみると格子状をなす通水凹部13…を一体形成してある。この凹部13は、図2においては、少し浅くなっているが、換気口2からの水が入りやすいように図示よりも深く形成してもよい。
また、同水浮上体11のあるものあるいは全てには、収納凹部14が形成され、その中には、非常用品16その他のものも入れられるようになっている。勿論、貴重品を入れるようにしてもよい。この収納凹部14内は、火災のときにも安全なように耐火・耐熱構造にしたり収納物入れそれ自体を耐火容器にすることもできる。15はその蓋であり、この蓋15のコーナーは面欠き状とされて図1のように蓋15を開ける際に手を入れて持ち上げることができるようになっている。この蓋15は発泡樹脂に限定されず強度のある木板や鉄板などでもよい。また、耐火蓋にすることもできる。
尚、図1に仮想線で示すように、水浮上体11の周面や上面に凹み17を形成し、その中に把手紐18を備えておいて、水害や津波発生時にこの水浮上体11を屋外に取り出して簡易救命浮きとして利用することによりその際の吊り紐として機能するようにすることができる。この場合、水浮上体11には、収納凹部14のような凹みを大きくあけておいてその中に避難者が乗るようにしてもよい。収納凹部14がその乗る凹みを兼用することもできる。
また、図2に示すように、屋外や床下などには浸水センサー19を設置して浸水の報知機能をもたせるようにしてもよい。
さらに、図2に示すように、水浮上体11が水平を保って浮上するように床下地盤に堅固に固定したガイドバー20を立設してもよい。この場合、ガイドバー20側のみならず水浮上体11の円孔内周面にスライドしやすい低摩擦樹脂筒を装備してもよい。
また、図2の下欄に示すように、水浮上体11の上には茣蓙(ゴザ)やマットなどの他の敷設物21を敷いてもよい。
さらに、水浮上体11の底部外周には、換気口2からの浸入水を水浮上体11の全体底面により均等に行き渡らせるための通水促進面取り22を形成してもよい。
前記実施形態では、水浮上体11を畳の平面と同サイズにしたが、水浮上体11に規定のサイズがあればそのまま使用し側辺カットにより床下空間内にマッチングさせるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、浸水被害に対処可能であることを専ら説明したが、例えば、図2に示すように、ガイドバー20を4本などの支柱として堅固に地盤から立設し、このバー20を図示よりも高く(例えば、畳面から120〜150cm前後)立設するか同バー20に差込式などにより他の支柱を継ぎ足して高くすることにより、床下から室内まで延びた複数本の支柱を構成し、この場合これらの支柱が畳み10に形成した複数の孔を突き抜けて立ち上がるようにするとともに、これら支柱の上端間をつなぎ上面を覆うような天蓋を装備して、耐震ガードフレームを構成して地震に対処できるように構成することができる。天蓋上にも発泡スチロールを付して緩衝可能にすることができるし、低反発性ウレタン樹脂を使用することもできる。勿論、水浮上体11を図示のように構成する。
この場合、バー(支柱)20の下端は地盤に固定しないこともある。
また、バー20と水浮上体11間には緩衝材を介装することがある。
さらに、水浮上体11と基礎、水浮上体11相互には接着剤、ゴム板など緩衝作用のある介装剤を入れて地震時の水浮上体11の安定化を図り、耐震ガードフレームの安定化を確保するようにすることができる。
尚、水浮上体11には、床下換気口2に固定できる横向き(水平の他にやや斜め方向も含む)の突っ込み材により挿通支持することもできる。同突っ込み材は1つの水浮上体11に対し複数本でもよい。突っ込み材は複数の水浮上体11に亘るものでもよい。
図3の実施形態は、水浮上体11を凹凸のあるラフな床下地盤9上に水平で好ましい高さレベルに規定されるようにジャッキ25をその複数点において装備したものである。
同ジャッキ25は、上下の凹所26間に垂直に明けられた通孔27内に上からフランジ付き外筒28を差し込む一方、外筒28に互いにねじ込まれるフランジ付き内筒29を下から差し込んで、両者を図示のようにしっかりと固着し、その内筒29内に螺合して上下するように下から座盤30付きのネジ軸31を設けてある。そして、ネジ軸31の上端には、抜き差し自在に操作ハンドル32を装備する。操作ハンドル32の回転によりネジ軸31が上下運動し、それに伴い座盤30も上下し、その結果、水浮上体11を高さ調節でき、水平にかつ好ましい同一高さに水浮上体11をマウントできるものである。
尚、同図下欄のように、底盤30の底面には、緩衝材33を付したり、外筒28(フランジを含む)と水浮上体11間、内筒29と水浮上体11との間などに緩衝材を入れることができる。これは、水浮上体11の損傷を防止する意味もある。
図4の実施形態は、下部を床束支持体36…の複数組で支持し、上半部分のみにやや薄目の水浮上体37…として構成し、その上に畳38を敷設してなるものである。この実施形態によれば、水浮上体37が安価に済むだけでなく、床下空間に水が浸入した場合、全体的に均等にそのレベルが上昇するので、水浮上体37の全体が均等に浮上する利点がある。
尚、水浮上体37相互間には、対向個所に形成した上下間の溝39を介して差込材40を介装したり、同図下欄のように粘着シート(板材でもよい)41で相互連結しておくことができる。
図5の実施形態は、玄関扉(あるいは引き戸)44を開けて入った玄関内への浸水に対処した例で、同玄関内の登り部にも水浮上体45を設置して、それを前面カバー46や畳47で覆い、その角部をコーナー材48で仕上げたものである。
図6の実施形態は、一般家屋内あるいは店舗内などに設置される冷蔵庫51を水害から浮上により護るようにしたものである。52は水浮上体で、その中央には凹欠部53が形成されその上に座板54を介して冷蔵庫51を載せて破線で示すリンクチェーンなどの保持具55により固締してある。そして、床上に固定したガイドバー56に添って水浮上体52が浮上することで冷蔵庫51が水害から護られるものである。対象は冷蔵庫51に限定されず、家具や他の店舗設備品を含む。
図7の実施形態は、床板59上に畳60を敷設しそれらを図示しない床下支持構造で支持したものにおいて、床下支持構造の一部を撤去し、その撤去個所に図示の浮上式ベッドを構成したものである。すなわち、62は床下地盤で、同地盤62内にはコンクリート基盤63が矩形に形成され、同基盤63上を介してL字などの床下固定板64を矩形面内に配置しアンカー65により固定してある。
床下固定板64からは下部支柱66が突設され、これら支柱66から本支柱67が4点配置となるように立設固定されている。この本支柱67は、畳60を貫き上方の和室内へと垂直に延びる。これらに樹脂筒68を介してベッド本体である水浮上体69を装備して水害時に浮上自在に構成してある。
尚、この実施形態でも耐震防護可能なベッドガードフレームを構成することができる。すなわち、本支柱67上に図7のような天蓋70を固定設置すればよい。
また、仮想線で示すように、床下固定板64には、アンカー固定される(固定されないこともある)外域延長板部64aを備えてより安定化を図るようにしてもよい。この延長板部64aの方向性は図示に限定されない。同板部64aは別体ものでもよい。
図8の実施形態は、上記水浮上体69が天井板71に近接した場合の対策例を示すもので、この場合、天井板71に開閉天板72を備えておき、天井裏さらに2階へと逃げ得るようにしてもよい。
尚、図7のように天蓋70を構成した場合は、天蓋70に開閉あるいは取り外し可能な蓋70aを設けて開閉天板72と位置を合わせておけばよい。
図9の実施形態は、バイク75やその他の対象物を水浮上体76上に載せて水害前に固締手段77でしっかりと固定しておき、凹所78内に水が入ることにより水浮上体76が浮上し、ガイドバー79に備えって浮上し護られるようにしたものである。
図10の実施形態は、底芯材81や外枠82などで補強された水浮上体83を常備しておき、水害や津波などの必要に応じて凹所84のスペースに人が乗って避難したり救助用に使用できるようにしたものである。
図11の実施形態は、2階建て(1階その他でもよい)の家屋が水害で浮上しないようにしたもので、基礎86には換気口87が数個所に明けられているが、これら換気口87から水害時の水が浸入すると家屋によっては浮いてしまうことがある。そのため、換気口87のあるものに対して図12に示すように基部パッキン88を介して空気抜きボックス89を外付けし、同ボックス89からパイプ90を立ち上げて上向きに空気が抜け出るようにしたものである。従って、他の換気口87から浸水しても床下空気が抜けるため、浮き上がりが防止される。尚、91は開閉戸で、水害以外の時には開いておく。また、同実施形態では空気を抜くようにしたが、さらに内部水をポンプアップして抜くようにすることもある。
図13から図16の実施形態は、玄関戸(扉や引き違い戸など)94を設けたものにおいて、同玄関戸94の隙間などから浸水しないようにした例を示す。
図13の実施形態は、玄関表面に表からみて矩形枠状をなすようにパッキン95を備え付けておき、これに対して拡大図を示すようにシャッターのような浮上片96…を一体で水密状の連鎖部97で連結してなる折れ曲がり可能な閉止盤98を下端のヒンジ99で取り付け支持してなる。仮想線のように水嵩が増すと閉止盤98は次第に浮き揚がり、低い位置から次第に高い位置へと水圧も作用して密閉状に変位してゆくものである。勿論、閉止盤98は1枚ものの板状のものでもよい。
図14の実施形態は、1枚板の上にリブを付した閉止盤102を上部のヒンジ103で回転自在に支持し、同閉止盤102の左右両側端に一端を連結したステー104の下端を下部脱着具105に係合してなり、増水時には、ステー104の下端を外し、矢印のように降ろしてパッキン106に当るようにして水圧によりあるいは粘着剤により密閉させるものである。
図15の実施形態は、玄関前に凹所109を設け、その中に巻き取られた密閉膜110を装備し、その端部に備えた端金具111を持ち上げて上部の係合金具112に掛けることで閉止可能とされている。尚、図の左上欄のように折り曲げ式に収納してもよい。
図16の実施形態は、玄関部分を横に切断してみたもので、その外部両側には、左右一対の内バー115とやや浮き加減の外バー116とをそれぞれ平行に配備し、図のようにこれらの隙間に両端を差し込んだまま上下に摺動させ、持ち上げた時に閉止膜117が閉止作用するようにしたものである。
図17の実施形態は、底板120と天板121間の3点を細い側の金属製第1支柱122とし、残る1本をやや太い金属製の第2支柱123として4本の支柱を構成して、その内部を避難空間として家屋内での安全空間として利用できるようにしたものである。第1支柱122は細くしてあるが、その外周には発泡スチロール製の補強筒124を被覆してなる。一方、第2支柱123はそのままとする。尚、仮想線のように外皮125を付してもよい。また、126はブレースである。従って、第2支柱123を隣り合う補強筒124間は広く開いているので、避難しやすく、しかも、3本の第1支柱122は細くして補強筒124を構成してあるので、軽量化でき、例えば、2階設置も可能になる。尚、ブレース126を第1支柱122に連結するには補強筒124を一部切欠く必要もあるが、例えば、仮想線のように底板120に補助板127を備えたり天板121側に補強板127を付して、これらの補助板127にブラケットを備えることでこれらブラケット間にブレース126を連結すれば前記切欠きなどは要らない。また、底板120と天板121の端部同士にブレース126を掛けてもよい。尚、同図のフレームは、その内部にベッドあるいは畳、敷布団などを配してガードフレームとして利用してもよい。
図18の実施形態は、垂直梯子130を2階建て家屋の外部に立て掛けてその基部を埋め込み固定し、その上端が2階屋根まで届くようにするとともに、2階屋根に沿って屋根梯子131を配して屋根上に固定設置した水害避難やぐら132まで避難できるようにする。尚、2階室内部分から避難やぐら132に逃げ得るように2階屋根に開閉戸133を備えて室内梯子134から屋根梯子131に乗り移れるように構成してもよい。
また、家屋の浮上防止のため、基部が地盤に埋め込まれた固定フレーム135を例えば、家屋の出隅部に対応して設置してもよい。この場合、家屋の柱や土台に対して固定フレーム135を連結することで地震にも耐えられるし水害にも対処できるものとなる。
図19および図20は、既設木造(鉄骨なども含む)家屋を対象とした地震対策例を示す。Aは2階建て家屋で、その他に1階建てや3階建てもその対象となる。この家屋Aは、基礎138上の1階部分Iと、その上の2階部分IIとからなる。この家屋Aには、1階外壁139と2階外壁140とが設けられるとともに1階周屋根141と2階天屋根142とがある。
同家屋Aの周りには、土質あるいはモルタル質などの周庭143が設けられている。この周庭143の対角線上に対応する2個所には、耐震ボックス(以下収納庫という)145,146が設置されている。図19の左下で図20の左側の収納庫145は、複数本の剛強な支柱147…と底盤148および天盤149を骨組として工場あるいは現場組立で構築され、適宜に外壁150を張って開閉自在な扉151も装備してなる。同収納庫145は、これまでの収納機能のみをもつものとは全く異なり、コンテナに似た剛強なものであり、さらに30t〜50tの耐荷重をもつものになっている。収納庫145内には増強のためブレースや補強プレートなどを張ってもよい。
上記収納庫とは広い意味でボックスであり、収納不能な空ボックスも含むものと定義する。
この収納庫145は、破線で示すアンカー153…を底盤148の複数個所を通じて周庭143である地盤内に深く打ち込むことで堅固に固定されている。底盤148と地盤間には緩衝部材を介装してもよい。また、アンカー153は、一部に示すようなスクリュー153a付きのものにしてよりアンカー機能を発揮するようにしてもよい。アンカーは、収納庫145の中心(偏心でもよい)を通り地盤内に打ち込まれた支柱ポールにより構成してもよい。支柱ポールは複数本でもよい。また、図19に仮想線で示すように、収納庫145の底部からハングアーム154を張り出してアンカー153で固定してもよい。収納庫145は、同収納庫145内のアンカー153とハングアーム154によるアンカー153の双方で構成する場合と、これら両アンカー153のうちの一方で構成する場合とがある。
収納庫145の上部内側からは2本の基部アーム155が水平方向に向けて突設されている。両アーム155の先端には、2階外壁140の基部側コーナーに対面するように平面L形をなす受材156が固定され、これらに緩衝部材157を介して外壁140に接触するようになっている。そして、緩衝部材157付き受材156は、外壁140内の隅柱だけでなくそれに隣合う他の支柱を含めて受担するようになっている。受材156はこれらの支柱に連結してもよい。受材156は、1階外壁上部に対して受担するように臨ませてもよい。この場合、図20では収納庫145の高さは4.3m前後であるが3m未満(2m・2.5mなど)に低くしてもよい。低くした例が図19および図20の右側に示した収納庫146である。この収納庫146は、左側の収納庫145が平面L形であるのに対し単純な四角形になっている。収納庫146には、上記と同様の符号を付してある。160はブレースである。収納庫146あるいは145は、図20の右下欄に示すようなログハウス型にしてもよい。
尚、図20に仮想線で示すように、2階外壁140のさらに上側を受け止めるには、収納庫145から上向きに延び家屋の方向に曲がる基部アーム158を立設し、その先端に緩衝部材付き受材159を備え付けて構成してもよい。図20の実線で示す受材156と仮想線で示す受材159の双方で構成してもよい。以上説明した収納庫145は、図19の上斜め隅に配して2個所にしたり、仮想線で示す他のコーナーにも同時に配備して合計3個所あるいは4個所に配してもよい。この配備の仕方は、耐震診断に基づき揺れに弱い側を選定して行うものとする。
尚、上記収納庫145,146内には、適宜家財用具等を収納するようにしてもよく、それに加えて重量物を収納するようにしてもよい。重量物を主な収納物として収納するようにしてもよい。ここに重量物とは、岩塊・土砂・重石・鉄鋼材(廃棄物も含む)・水タンクなどである。
他の実施形態を図20の下欄に示す。その左側のものは、水タンク163を示す。同タンク163は、金属やFRPなどで製作され、上蓋164が開閉自在であるとともに座盤165にアンカー166を打ち込むことで地盤に固定される。167はポンプケースで、内部に汲み上げポンプを備えて蓋168を開けて補給水を入れて運転することでタンク163内に水を補給することができるし、排水手段169により非常時などに水を取り出すこともできる。この排水手段169には、交換可能なフィルターを内蔵してもよい。また、上蓋164を開けると、図示の各種水浄化品170…を投入することができる。171は基部アームで、上記したような受材や緩衝部材を装備して家屋を受けるようにすることができる。
図20下欄の中間の図は、積層式重石173…をアンカー174で固定した座盤175上に載せて連結手段176で固定するとともに、同重石173…に通した支柱パイプ177を介して前記のような緩衝部材付き受材を装備するようにした例を示す。同重石173は、鉄塊を外皮などで防腐処理したものでもよい。重石173は、乗用車でもよい。この場合、座盤175は広く重量のあるものでその上に乗用車が乗り掛かると底盤175プラス車重分並びにアンカー抵抗力が支柱パイプ177にかかる地震負荷に抵抗する。重石173はコンクリートブロックでもよい。
図21および図22は、付加的な提案例を示す。180は車両で、そのルーフ181前部には半球カバー付き全周連続撮影ユニット182が装着されている。この全周連続撮影ユニット182は、その上側に示すようにフィン(アンテナ機能をもたせてもよい)183付きにしてもよい。この全周連続撮影ユニット182は、図22に示すように、車内のフロントボード184に設置したスイッチ185をONすると、連続して全周を撮影可能なもので、その撮影は、写真でもビデオでもよい。こうして得た映像は、車両180に残るのでなく、管理室(自宅あるいは警察など)186に即座に伝送される。
それと同時に、人工衛星187によるGPS機能により車両180の現在位置が管理室186に伝送されるようになっている。警報とともに管理室186で伝送映像と現在位置が確認され必要とされると、近隣のパトカー188にその結果が伝送される。伝送されない場合でも管理室186にはその映像が確保される。こうしたシステムにより、例えば、図示車両180外部でトラブルが発生した場合にはその全周の映像を確保できたり前記のように即座に善処可能になる。全周連続撮影ユニット182は図21に仮想線で示す他の個所に(ボンネット上・フロントボード上・ルーフ後部・室内など)に設置してもよい。
図23は、フロントボード184上に連続的に周回転可能で携帯電話190を装入可能な回転装置191を備えたものを示している。携帯電話190は連続撮影可能なタイプ(静止あるいは動画像)で、この場合も図22のように管理室186にその映像が即座に伝送される。同装置191は、駐車時にONとしておくことで車上盗難などに基づく振動を感知して回転し撮影して伝送するように構成することもできる。
図24は、作業現場や警備用のヘルメット193の頂部に全周連続撮影ユニット194を強度カバー195内に装備したものである。この場合も撮影した映像は即座に管理室に即座に伝送される。スイッチは、ヘルメット193の前面などに装着したり、被る人に装着しておく。図25のように、ヘルメット193の頂部を膨らませることなく一体化したものでもよい。
三宅島(あるいは桜島など)では、図26に示すように、雄山200に形成された火口(カルデラ)201内の噴火口202から仮想線のように火山ガス203が噴出し続けており、これらのガスは風向きが変わる条件下で島の麓まで達する。そのガス203の主な成分としては、二酸化硫黄、水蒸気、硫酸ミスト、硫化水素、二酸化炭素、浮遊粒子状物質があるが、その中で島民にとって危険性の高いものは二酸化硫黄分である。この二酸化硫黄は無色で刺激臭があり、目や咽頭を刺激し、高濃度の二酸化硫黄を吸込むと呼吸困難になるおそれがある。また、ぜんそく患者の場合には、低濃度でも発作を誘発し、症状が悪化することがある。こうしたことから、東京都の本土内に避難した島民のうち再び三宅島に戻ってきた人もあるが、何ら対策らしい対策をとっていない現状では未だに危険性が残った状況となっている。
この実施形態では、こうした現況に鑑みなされたもので、205は中継水タンクで、同タンク205は火口外縁に設置されて麓からの水(海水のこともある)をポンプ(図示省略)によって汲上パイプ206を通じて矢印UPのように常時汲み上げるようにしてある。
同タンク205は複数個所に設置してもよい。
208は送水パイプで、前記タンク205に末端が連通し、火口201に添って噴火口202手前まで導かれている。209…は中継ジョイントで、アンカーの役目もしている。送水パイプ208の下部先端の終端ジョイント210は遠隔から制御可能なバルブを内蔵するもので、同バルブ制御により送水パイプ208の先端の噴射ノズル211からは噴火口202の上方を水平に通過するようにミスト流Mが噴射されるようになっている。この噴射は常に一定の方向を向くのでなく、水平往復運動により方向変更可能なものにしてもよい。
これにより、噴火口202からのガス分はミスト流Mにより捉えられてそのまま噴火口202の向こう側にもってゆかれるが、そこにこれらガス混じりのミスト流Mを受入れハウジング213により受け入れてのちその後方の貯留タンク214に連通パイプ215を通じて強制的に導くようにしてある。そして、貯留タンク214からの排出パイプ216を通じて火口201内から外部に導いて麓までもってゆくことで図示しない回収タンク内に集めるようになっている。
これにより、噴出して噴き上がろうとするガス分は、噴射されるミスト流M…により回収されて事後処理される。事後処理とは、硫黄分やその他のガス分の濃縮・分離回収処理である。
尚、貯留タンク214からのガス分混合水はその一部あるいは全部を仮想線のように噴射ノズル211に循環させるようにしてもよい。
図27および図28は、洪水対策例を示し、2階建て(あるいは1階建てなどでもよい)の家屋220が通常は図示の低い状態にあるが洪水時にはその浮力により家屋220を浮上させて浸水したり流されたりするのを防止できるようにしたものである。
221は空溜め池で、同空溜め池221は、内水が溜まると自動的に抜き去る機能をもつもので、地盤に家屋220の建坪よりも充分広い面積のもとに平面四角な凹みとして形成したもので、内面にはコンクリート壁222を造成してある。223は底げたで、図28の右上に斜視図を示すように、通水孔224…を多く有する凹溝225付き角材を格子状に組み合わせて空溜め池221の底面に固定してある。底げた223は、後述するフロートと共に浮上させるようにすることもできる。すなわち、底げた223は、浮力を積極的に発生する軽量なものにすることができる。
227はフロートで、家屋220の重量を持ち上げるに足る浮力を発生する容量をもつもので、例えば、硬質発泡スチロールや木材(コンパウンドで木材チップを固めたものでもよい)など材料はいかなるものでもよい。このフロート227は、空溜め池221内から立設した複数本の垂直なガイドバー228…に添って上下し得るようになっている。29は家屋の座である。
尚、230は中継部で、電気・ガス供給・給排水用のもので、それぞれのフレキシブル導管231…を通じてフロート227から家屋220内に導かれている。
図28のように洪水に伴いから溜め池221内に水が入ってくると通水孔224…を通じて池底に水が行き渡り、そののちフロート227全体が浮上してくる。水量が多くなるとフロート227はガイドバー228に添ってさらに浮上して家屋220は浮上して水害による浸水を受けるおそれがなくなる。
図29、図30は、家屋234の屋根235上に積もる雪を除去するための装置の一例で、屋根235の上に円錐屋根236を被せて固定し、同円錐屋根236の頂点部に回転体237を設けて底内部の駆動源238により同回転体237が一方向(逆方向も可能)に駆動されるようになっている。
回転体237には、旋回自在なスクレーパアーム240が先端が後行する湾曲したものとして取り付けられている。同アーム240の底面には、ゴムや樹脂などのスクレーパ241が設けられて円錐屋根236面に沿って矢印方向に連続して回転するようになっている。
尚、スクレーパ241は、図30の左上欄のような櫛型にして抵抗が少なくて駆動されるようにしてもよい。また、図29の左欄のように、アーム240に交差するようなスクレーパ241…にして抵抗が少なくしかも外周方向に掻き出すような構成にしてもよい。
さらに、図29に仮想線で示すように、第1・第2・第3の複数の長短アームa、b、cからなり、それらアームにスクレーパa′、b′、c′を組み合わせて短いものが円錐屋根236の上中央部分の積雪を、中間長さのものが屋根236の中程の積雪を、長いものが屋根236の外周の積雪分を掻き落とすように構成してもよい。
図31は、図27および図28の実施形態に関連する洪水対策についての他の実施形態を示し、平屋形式の家屋300が通常は図示の低い状態にあるが洪水時には浮力により浮上させることにより浸水したり流されたりするのを防止できるようにしたものである。
家屋300は、平面矩形をした剛体である基礎ステージ301を広く備え、同ステージ301の四隅には、ガイド302…が樹脂ブッシュ状のものとして嵌め込まれている。303は空溜め池で、同空溜め池303は、内水が溜まると自動的に抜き去る機能をもつもので、地盤に基礎ステージ301よりもやや広い大きな平面四角な凹みとして形成されたもので、コンクリート壁304で造成してある。305は主フロートで、家屋(家財道具その他を含む)300および基礎ステージ301を共に持ち上げるに足る浮力を発生する容量をもつもので、例えば、硬質発泡スチロールや木材(コンパウンドで木材チップを固めたものでもよい)など材料はいかなるものでもよい。この主フロート305は、基礎ステージ301の四隅底面に固着されている。尚、同フロート305の中間高さには、地震伝播時のショックを緩和する目的で緩衝材306を介装してある。同緩衝材306は、主フロート305の底面であったりフロート305とステージ301との間であったりする。307は補助フロートで、ステージ301の他の底面に設けられている。
308はガイドバーで、空溜め池303内の底面四隅位置に垂直に立てられ、主フロート305からガイド302を通じて上方へ高く立設されている。
洪水に伴い基礎ステージ301と空溜め池303間の隙間を通じて同池303内に水が入ってくると、ガイドバー308にガイド302が摺動案内されながら主フロート305…および補助フロート307…にかかる浮力により全体が浮上してくる。主フロート305が空溜め池303から上へ浮いてもガイドバー308によるその後の案内により確実に上昇させられるので、洪水による浸水を受けるおそれがない。
尚、ガイドバー308は、仮想線のように1本で家屋300の中央を貫通するものでもよい。この場合、ガイドバー308は空溜め池303のコンクリート側に固定した1本のものにするものと、図の右欄に示すように下部固定支柱308aと上部伸長支柱308bとからなるものとがある。支柱308、308a、308bは、丸パイプにすれば家屋300が洪水の力で回転してその浮上運動がスムーズで確実になるが、各パイプであってもよい。
また、家屋300は、台風に耐え得る構造とすることは勿論であるが、竜巻や地震にも耐えられる剛強構造にすることがある。地震発生に伴う火災旋風などにも耐えうるように耐火構造にしてもよい。
さらに、屋根309には、採光部310を装備してもよい。
また、ガイドバー308による浮上案内方式でなく、自由浮上方式として例えば、地盤側に基部を固定した鎖やワイヤーロープなどで牽引保持するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態の空溜め池303の上面は、一般地盤面と同じ高さとされているが、例えば、池303の上面を周囲の地盤高さより高く設定してこの池303自体が高くなっていることにより洪水を第1段階としてまず阻止し得るようにしてもよい。
また、図31の下欄に示すように、空溜め池303の底面にガイド凹部303aを形成して、基礎ステージ301側から突出したガイド棒Yが浮上運動を案内するようにしてもよい。
このガイド棒Yは、家屋300の中央に1本であるが、2本でも3本あるいは4本でもよい。
ガイド棒Yとガイド凹部303aのいずれかにはローラーを備えておけば多少上部のバランスが変動しても円滑に上昇する。
図32は、同じく洪水時に浮上回避する方式の住居システムで、同システムは、家屋(ハウスあるいは住居)311が半球ドーム形のもので、同家屋311は台風(ハリケーンなどを含む)や竜巻などに非常に強く抵抗する形になっているだけでなく、高い震度の地震にも簡単に耐えられる形になっている。半球以外に半球よりやや偏平な一部球形ドーム状のものや、例えば、卵を横向きに半割りにしたようなもの、さらに、多面殻形のものなどの幾何学形状を全てここに含むものである。312は出入り口、314は採光部(空調可能)である。
尚、図32の破線313は2階床面を示すもので、これで1階部分aと2階部分bとに分けられ、図例では1階部分aのみが住居部分とされるが2階部分bも住居部分にしてもよい。
図33は、同じく洪水時に浮上回避する方式の住居システムで、同システムは、家屋317が頭頂部を除去したような四角錐殻形をしたもので、三角錐やそれ以上の八角錐などの多角錐にしてもよい。318は出入り口、319は2階床面、320は採光部(空調可能)である。321は裾フランジで、同フランジ321は基礎ステージ301上にゴムなどのパッキンを介して水密状に止め着けられている。
尚、前記家屋317は、1階部分と2階部分とを別体もので現場合体式で全体を構築できるようにしてもよい。
図34および図35は、防災対策を兼ねた公園などのベンチ323についての一例を示すもので、同ベンチ323は、アイアンウッドなどの非常に緻密で硬い木材、例えば、90cm×90cm□(あるいは60cm×60cm□など)で長さ1.5m〜2mに作製した横架材330…の複数本を、台フレーム324の背受材325や底受材326などに止め付けたもので、その止め付けをボルト・ナットなどの止着具327…により脱着自在にしたものである。328は両端の通孔である。
こうした構成材のうち前記横架材330は、非常時、例えば、屋外で地震に遭遇した際に止着具327…を外して図35のようにソケット331を介して1本もののように接続一体化することにより救命用具として活用し得るようにしたものである。図示では3m以上の長い木製バール332となる。止着具327を外すためのレンチなどの工具は、ベンチ323まわりに常備しておきその操作要領を銘板で説明しておくようにすると非常時に活用しやすい。図35の仮想線のように、ソケット331なしで段違い式に横架材330と止着具327のみでバールを構成できるようにしてもよい。この場合、通孔328は各端に少なくとも2個必要であるが、横架材330が互いに係合して回らないようにしておくと通孔328は各端に1個でもよい。横架材330はその端部をビットのように先鋭状にしておいてもよい。
図36および図37も通常はベンチ334として機能するが洪水などの災害時には底部の発泡樹脂などのフロート335により浮く救命浮体336として機能するようにした実施形態を示している。ベンチ334は、比較的軽量な角木材で作製した横架材337…の複数本を、台フレーム338に止め付けてその前後が各ベンチとして機能するようにしたものである。
尚、図37に示すように、この救命浮体336は、牽引アンカー339により漂流しないようにしてもよく、また、その取付点を脱着可能にしてもよい。この実施形態の場合、横架材337を取り外し可能にしておけばオールとして機能することになる。
図38ないし図40の実施形態は、例えば、都市を地震や台風が襲った際に個人の写真や古文書、コピーなどの個人的にあるいは公的に大切な貴重品や想い出品などここで貴重品と総称するものを火災旋風などの異常災害の発生のおそれの高い都市から地震や洪水の可能性の低い地方の特定保管所や友人などに送って所謂「安全疎開」状態で保管しておいてもらうことにより災害のあとで当該「疎開品」に再会できるようにした1つのシステムに関するものである。
図38は、耐熱・耐火性が高く密閉式でクッション効果のある備え袋(あるいは備えパック、疎開袋、疎開パックということもある)342の一例を示し、同袋342は、面ファスナー(あるいはマグネットシート)343で開閉自在とされるとともに内部には除湿パック344を同封してなるもので、表面には、住所・氏名・TEL・同封内容物などを明記する標記シール345が耐火・耐熱質のものとして備え付けられている。
これらの備え袋342…に貴重品類を入れたものは、図39に示す備えケース(あるいは疎開ケースということもある)346にまとめて入れられて保護管理される。この管理は、コンピューター管理でなされる。宅配業者が作製した備え袋342に所要のものを同封したものを前記都市から宅配便により地方へ送って地方の備えケース346に入れて管理するようにしてもよく、また都市で備え袋342…をまとめて備えケース346に入れそのものを例えば、宅配便により地方に一括配送するようにしてもよい。この場合、宅配便業者専用のコンピューターに前記標記シール345に記された内容をインプットしてどの品名のものがどのケース(ナンバー)346に入れられてどの地方に配送されたかなどの各種情報の全てを長期にわたり集中管理できるようにしておく。
尚、備え袋342は、図示のように例えば、A4版より少し大き目の袋で厚み変動幅の大きいものにしてあるが、大小サイズのもの各種を用意しておくことができる。
標記シール345は、チェーンなどによる吊り下げ式ネームプレートのようなものに代えて構成することもできる。この際、プレートはチタンプレートで刻印する方式にすることもできる。
前記備えケース346は、耐熱・耐火性が高く水密式でクッション効果もあるケースで、同じく管理用の標記シール347を表に備えるものである。その開閉方式は手前引出し式であるが、上蓋が開閉するものなどこれに限定されるものではない。
尚、これら複数の備えケース346…を上下複数段に出し入れできるケース入れボックスに収納して備えボックスとして配送可能にしたり、保管現地に備えケース346…を配送してのちこれらを1つの備えボックスに入れて収納したりすることができる。
図40は耐火・耐熱・水密効果のある専用の保管用コンテナ(備えコンテナあるいは備え倉庫)349を例えば、災害の被害を受け難い学校や公民館、体育館などの公共施設物の中に配備した状態を示す。図例では、こうして配列したコンテナ349内の棚に運搬台車350により備えケース346…を運び込む様子を示している。
このコンテナ349は、コンテナ入口を耐火・耐熱・水密状に維持する機能があるとともに台車350のステップとしても機能する中空型で防護型の軽量扉351を備える。
尚、同コンテナ349は、備えケース346…を収納可能な他に、備えケース346を送った都会の利用者が一時的に生活ができる一定空間を備えておくこともある。この場合、1つのコンテナ349が非常時生活専用として構成されることもある。352は相互のロック部である。
尚、図40においては備えケース346を備えコンテナ349内に収納保管する様子を示しているが、例えば、備えケース346は既にコンテナ349内に常備された固定式のものとし、これらに配送されてきた備え袋342…を次々に収納して管理するようにしてもよい。
備え袋342の空袋が提供されると、それを利用する人はその中に想い出となる写真や重要書類などを入れて封をする。配送・管理用の耐火・耐熱性標記シール(配送伝票)345には、例えば、A39−51のように伝票番号とバーコード(図示省略)、利用者コードNoなど必要な情報が予め付されている。
標記シール345には、利用者あるいは利用者以外の家族などがあとから検索できるように利用者が内容物を詳細に記しておく。記すとは、内容物の詳細を携帯電話で写真を残しておく方法でもよい。その情報は集配業者側でも情報として管理しておいていつでもその情報を利用者にパソコンや携帯電話などの情報機器を通じて検索できるようにしておく。
これらの情報は集配者の携帯端末機器にすべて入力される。
さらに携帯端末機器には、コンテナ空き検索とともにどの地方のどの備えコンテナ349(図40ではコンテナA39内に管理されている)に配送され管理されるかが同時に入力される。これらの情報は利用者および利用者がいない場合には家族など特定の人がいつでも情報を得ることができるようになっている。また、宅配業者は、大地震などがあった場合にはその後に利用者に連絡をとり管理しているものを宅配する必要があるか否かを確認するサービスをすることもできる。
このようにするので、個人的あるいは公的に重要なものを都会で管理する必要がなくなり、地方で安全管理することができるようになるとともに、いつでも必要なときにそれに応じて管理品を種々利用に供し得るようにすることができるようになる。
図41は他の実施形態を示す。例えば、外国の砂漠では、飲み水が不足しているだけでなく土壌の水分も枯渇していて生物が殆ど成育していないのが実情である。ところで、こうした砂漠では、近くを河川が流れている場合には、河川から用水路を造って農業用水を導くようにすることもできるが、殆どはそうした環境に恵まれていないのが実情である。そのための具体的な方策は採られていない。同図実施形態は、そうした事情に鑑みてなされたもので、砂漠のような水不足の地域でもいつでも簡単に必要な水を供給して砂漠を潤った環境下にすることのできる人工的貯水とその貯水利用方法を提供しようとするものである。
図41は、砂漠の海岸から比較的近いところに貯水槽400を設置したもので、同貯水槽400はコンクリートプールや土壌を掘削して凹みとしその内部に防水シートを張って完成する。その貯水槽400内には、海や湖沼などから水が定期的あるいは常時導入される。この導入には、ソーラー発電で駆動されるポンプで行うこともできるし、海上あるいは海岸線に設置した風力発電や波動発電で駆動されるポンプで行うなどする。
401は集光レンズで、貯水槽400の上方に設置され、太陽光402を受けて貯水槽400内の水403を加熱・蒸散させるようになっている。こうして蒸散した水蒸気は矢印Xのようなルートで陸側へと上昇しながら流れてゆき雲404…を作ることにより図示のように降雨をもたらすようになる。このようにして海岸から一定の離間した地方にも太陽光を利用して雨を降らせることができ、これにより、砂漠でも潤った土壌を得て植物や木々が成育することになる。
尚、集光レンズ401は複数個でもよく、また、貯水槽400も複数個でもよい。貯水槽400が複数個の場合、海岸線から降雨想定地域に向けて並ぶように複数配置すれば水蒸気が途中で合流する形になって降雨が発生しやすい。
また、雲404…が発生しやすくするため、矢印Xの流れ軌道上にあるようにして浮遊気球405…を揚げて長さ調整可能な係留紐406…で砂漠に係留するようにしてもよい。これにより、流れる水蒸気がこれらの浮遊気球405…に流れ制御されて濃くなって雨の降りやすい条件になるようにしてもよい。この場合、気球405…の右下欄に同時図示するように気球405…の上下間の紐部分にメッシュ状制御網406′を多数枚配してもよい。
図42は他の実施形態を示す。この実施形態の貯水槽407の底面408を凹凸面状として破線矢印のように地熱が伝達し水409が底からも加熱されるようにしたものである。
図43は他の実施形態を示す。同実施形態は、地盤を凹状に形成しその面に防水シート412を敷設して貯水槽413としたものである。414は集光レンズ、415は供給パイプで、同パイプ415は石油パイプラインを流用してもよい。
図44は他の実施形態を示す。同実施形態は、海上に廃船などを利用した貯水用浮船418を設け、同船418内に海水を自動供給可能とするとともに上方に集光レンズ419…を配備して太陽光で内部海水を過熱・蒸散可能に構成したものである。
なお、420はアンカー、421はソーラー発電装置、422はポンプであり、ソーラーで駆動されるポンプ422により海水を浮船418内に供給できるようになっている。また、右図のように、外縁をフロート423としその内底を槽底424として貯水槽425を構成してもよい。
また、ソーラー式のポンピング手段に代えて、あるいは同ソーラー式と併設式として、仮想線で示すように、水圧を利用して海水を汲み上げる配管425とその流量制御バルブ426とを構成してもよい。
図45は洪水対策例についての他の実施形態を示す。同実施形態は、物流用のパレット430の下段に発泡スチロール(被覆層を付してもよい)水浮上体431を付しておいて洪水時に浮上させることでパレット430上の載置物432を浸漬から防護しようとするものである。この場合、パレット430は一般的な木質の片面あるいは両面使用の二方差し型とされているが、四方差し型やけたくり抜き型など他のタイプのものでもよい(以下の実施形態でも同様に適用がある)。433はフォークである。水浮上体431は、パレット430と平面同一形とされ、この実施形態の場合、パレット430と水浮上体431とはスチールバンド434…で締め込み合体化されている。しかし、図46に示すような止着具で連結する方式や接着する方式を採ってもよい。
尚、パレット430と水浮上体431とを分離構成し、水浮上体431は定置式としてもよい。この場合、水浮上体431は横方向に長い1枚ものにしてもよい(このことは以下の実施形態でも同様に適用される)。
図46は洪水対策についての他の実施形態を示す。同実施形態は、木質パレット437の底側に水浮上体438を止着具439にて取り付けたものであって、特に、水浮上体438にもフォークの差込口441を開設したものである。440は載置物である。
尚、同図右欄に示すように、他の実施形態でも同様にいえることであるが、基盤442とパレット438間を緩みをもって連結するようにリンクチェーンやロープ、ワイヤなどでなる牽引手段443を掛設しておいて浮いて漂流しないようにすることもできる。同牽引手段443の上端は水浮上体438側に掛けることもできる。
図47は洪水対策についての他の実施形態を示す。同実施形態は、樹脂製パレット445の底側に水浮上体446を付したもので、水浮上体446それ自体にフォークの差込口447を開口したものである。パレット445と水浮上体446とは別体でもよく連結型でもよい。
尚、仮想線で示すように、水浮上体446の差込口は符号447′のように下向き開口状であってもよい。
また、同図右欄に示すように、基盤449より下がる凹溝450を形成しておいて同凹溝450内まで伸びる深い水浮上体451にして浮力を稼ぐように構成することもできる(このことは他の実施形態でも同様に適用される)。同水浮上体451は、凹溝450内に常設式でいつでも浮上可能とする。図では前後背中合わせに配置したものを側面から断面にして示している。
図48は洪水対策についての他の実施形態を示す。同実施形態は、木質でも樹脂でもよい載置台板454の底側に連結あるいは接着などにより発泡スチロールなどによる水浮上体455を一体化して構成した例を示す。そして、水浮上体455それ自体にフォークの差込口456を開設してなる。尚、差込口456の表面にはFRPなどの補強被膜を付してもよい。
尚、同図右下欄に示すように、載置台板454の側縁部には、載置物457が横ずれで落ちないようにストッパ458を突設してもよい。同ストッパ458は補強リブをも兼ねる。
図49および図50は洪水対策の他の実施形態を示す。同実施形態は、載置台板460の底側に水浮上体461を付した一体型パレットの載置台板460両脇にガイド孔462付きガイド板463を突設する一方、基盤463のガイド孔462に対応する位置にはガイドバー464を立設してガイド孔462を相対移動自在に通るようにしたものである。465は埋め込みブロックで、同ブロック465にガイドバー464の基部がねじ込みなどで固着されている。洪水がくると左右のガイドバー464に案内規制される形で水浮上体461が浮上するので、勝手に流されることがない。特に、この実施形態の場合は、パレットが垂直に上昇するので、載置物466が横倒れすることがない。
尚、ガイドバー464は洪水のおそれがある際にねじ込むようにし、通常は外して物流の支障にならないようにする。
また、仮想線で示すように、パレット上には、コーナーバー468にメッシュ469を張って載置物466がずれ落ちないようにしてもよい。
図51は洪水対策についての他の実施形態を示す。同実施形態は、事務机471の一方の脚472側方に水浮上体473を連結するとともに、引出し474…の中に水浮上体474…を入れておいて洪水時に同机471が浮上し得るようにしたものである。
尚、引出しなどの内部空間があるロッカーなどにもこの実施形態は適用され得る。
また、同図左欄に示すように、脇机477の引出し478内にも水浮上体479を入れておくこともある。
本発明の一実施形態を示す災害対策装置の斜視図。 図1の対策装置を構成した和室縦断面図。 水浮上体にジャッキを装備した例を示す拡大断面図。 他の実施形態を示す断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す正面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す正面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す斜視図。 図11の空気抜き装置の拡大断面図。 玄関での水害対策装置を示す側断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す横断面図。 他の実施形態を示す斜視図。 他の実施形態を示す避難やぐら付き家屋の斜視図。 図20のH−H線断面図。 図19のV−V線断面図。 付加的な提案例を示す斜視図。 そのシステム図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す側面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 他の実施形態を示す図28のA−A横断面図。 図27の横断面図。 他の実施形態を示す図30の平面図。 図29の正面図。 他の実施形態を一部断面にして示す斜視図。 他の実施形態を一部断面にして示す斜視図。 他の実施形態を一部断面にして示す斜視図。 他の実施形態を示すベンチの斜視図。 同ベンチの構成部材を救命用のバールとして構成した様子を示す斜視図。 浮上型ベンチの斜視図。 実際に浮上した様子を示す側断面図。 他の実施形態を示す備え袋の斜視図。 備えケースに備え袋を入れた様子を示す斜視図。 備えコンテナに備えケースを入れる様子を示す斜視図。 他の実施形態を示す説明図。 他の実施形態を示す説明図。 他の実施形態を示す説明図。 他の実施形態を示す説明図。 洪水対策についての他の実施形態を示す斜視図。 洪水対策についての他の実施形態を示す斜視図。 洪水対策についての他の実施形態を示す斜視図。 洪水対策についての他の実施形態を示す斜視図。 洪水対策についての他の実施形態を示す平面図。 洪水対策についての他の実施形態を示す正面図。 洪水対策についての他の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
11…水浮上体

Claims (1)

  1. 家屋の床下には、発泡樹脂や木材などからなる水浮上体が設置されていて床下への浸水時に浮上可能になっている災害対策装置。
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