JP2006219699A - チェックバルブ用バルブシートの製造方法 - Google Patents

チェックバルブ用バルブシートの製造方法 Download PDF

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健浩 松月
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Abstract

【課題】 この種のチェックバルブ用バルブシートの当接面に対するシート面の軸方向位置を高精度に設定し、チェックバルブの油圧調整機能を確保したバルブシートの製造方法を提供する。
【解決手段】 弁体およびリテーナと共に油圧式チェーンテンショナのチェックバルブを構成し、給油孔に連通する弁孔と、弁体が着座するシート面と、リテーナの基端部が当接する当接面とを有するバルブシートを成形するに際し、シート面を成形する成形部3aと弁孔を成形する成形部3bとを設けたコアロッド3と、当接面を成形する成形部2bを設けたダイ2と、上下パンチ4、5とで、金属粉末Mを圧縮成形する。
【選択図】図2

Description

本発明は、チェックバルブを構成するバルブシートの製造方法に関するものであり、この製造方法で製造されたチェックバルブ用シート、およびこれを備えたチェックバルブは、例えば自動車や自動二輪車の油圧式チェーンテンショナに組込まれて使用される。
図7は、チェックバルブを組込んだ油圧式チェーンテンショナの構成を例示している。この図において、21はハウジングを、22はハウジング21に形成される有底のガイド孔を、23はガイド孔22の底部で開口する給油孔を、24はガイド孔22に摺動自在に組込まれるプランジャを、25はガイド孔22の底部とプランジャ24との間に形成される油圧ダンパ室を、26は油圧ダンパ室25内に設けられ、プランジャ24を外方向(ガイド孔22底部と反対の方向)に押圧するリターンスプリングを、27は油圧ダンパ室25内に設けられ、油圧ダンパ室25内の作動油が給油孔23側に逆流するのを防止するチェックバルブをそれぞれ示している。
また、図7において、チェックバルブ27は、給油孔23に連通する弁孔28を有するバルブシート29と、バルブシート29のシート面30に対して着座、離反可能に設けられた弁体31と、基端部33bがバルブシート29の当接面32に当接し、弁体31のシート面30からの離反量を制限するリテーナ33とで構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
上記構成の油圧式チェーンテンショナによれば、リターンスプリング26の復元力で外方向に押し出されたプランジャ24によって、図示しないチェーンが押圧され緊張する。その一方で、チェーンからプランジャ24に付与される押し込み力が油圧ダンパ室25内の油圧によって緩衝されることで、チェーンの張力が一定に保たれる。
油圧ダンパ室25内の油圧は、油圧ダンパ室25内に設けられたチェックバルブ27によって調整される。すなわち、チェックバルブ27は、給油孔23側が油圧ダンパ室25側より高圧になると、その差圧力により弁体31をシート面30から離して弁孔28を開放し、給油孔23側から作動油を油圧ダンパ室25内に流入させる。また、油圧ダンパ室25側が給油孔23側より高圧になると、その差圧力により弁体31をシート面30に着座(接触)させて弁孔28を閉じ、油圧ダンパ室25内の作動油が給油孔23側に逆流するのを防止する。
特開2002−39293号公報
このように、油圧ダンパ室25内の油圧調整は弁体31の移動によって行われるものであるから、弁体31の移動量を適切に管理することが、油圧ダンパ室25内の油圧調整を良好に行う上で重要となる。弁体31の移動量は、通常バルブシート29のシート面30と、リテーナ33の弁体31との接触面33aとの間の軸方向間隔によって決定される。この接触面33aに対するバルブシート29の当接面32の軸方向位置は、リテーナ33の軸方向寸法(接触面33aから基端部33b当接面までの軸方向距離)を高精度に仕上げることで容易に対処できる。そのため、弁体31の移動量を適切に管理するためには、バルブシート29の当接面32に対するシート面30の軸方向位置を精度良く設定すればよい。
その一方で、チェックバルブ27の製造コストの低減を目的として、バルブシート29を焼結金属で形成することが検討されている。
しかしながら、バルブシート29を焼結金属で形成する場合、具体的には金属粉末を成形型で圧縮成形する際、可動側の成形型がプレス時に位置ずれを生じることがある。この位置ずれは、駆動機構の問題上避けることは難しく、例えば弁体31の移動量を決定付けるシート面30、あるいは当接面32の少なくとも何れか一方が可動側の成形型によって成形される場合には、軸方向位置精度の低下が避けられない。これでは、弁体31の可動幅を高精度に制御することは困難であり、チェックバルブ27の油圧調整機能が不十分となる可能性がある。
本発明の課題は、当接面に対するシート面の軸方向位置が高精度に設定されたチェックバルブ用のバルブシートを、低コストに製造することである。
前記課題を解決するため、本発明に係るチェックバルブ用バルブシートの製造方法は、 弁体およびリテーナと共に油圧式チェーンテンショナのチェックバルブを構成し、給油孔に連通する弁孔と、弁体が着座するシート面と、リテーナの基端部が当接する当接面とを有するチェックバルブ用バルブシートの製造方法において、シート面を成形する成形部と当接面を成形する成形部とを設けた固定側の成形型と、可動側の成形型とで、金属粉末を圧縮成形する成形工程を含むことを特徴とする。
このように、バルブシートを焼結金属で形成することにより、鋼材等を機械加工で成型するのに比べて、製造工程を簡略化することができ、かかる製造コストを低減することができる。また、シート面を成形する成形部と当接面を成形する成形部とを共に固定側の成形型に設けることで、当接面に対するシート面の軸方向位置を、固定側の成形型の対応する各成形部の位置精度でもって設定することができる。これにより、プレス時における可動側成形型の位置ずれの影響を受けることなく、正確に両面間の軸方向間隔を設定することができ、チェックバルブにおける弁体の移動量を高精度に管理することが可能になる。
また、固定側の成形型と可動型の成形型とのつなぎ部には、成形品の面取り部形状や、金型のクリアランス等に起因するバリが生じやすい。シート面は、チェックバルブの開閉を行う弁体が着座(接触)する面であるから、その端部等にバリが生じると、このバリが弁体とシート面との接触を阻害して、弁体のシール性に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、シート面の成形部と当接面の成形部に加えて、弁孔を成形する成形部をさらに固定側の成形型に設けることによって、シート面の弁孔側の端部に生じるバリの発生を防ぐことができる。
また、シート面の反弁孔側の端部と連続する円筒面を成形する成形部を、さらに固定側の成形型に設けることで、可動側成形型の位置ずれに起因してシート面の端面側端部にバリが発生するのを確実に防ぐことができる。これにより、バリによる、あるいはバリの欠落によるシート面への悪影響を回避して、弁体の移動を円滑なものとし、チェックバルブの油圧調整機能を良好に保つことができる。
上記固定側の成形型は、例えばバルブシートの外周を成形するダイや、バルブシートの内周を成形するコアロッドで構成される。その場合、当接面の成形部は例えばダイの内周に設けられ、シート面の成形部や弁孔の成形部はコアロッドの外周に形成される。また、上述のように、シート面とその反弁孔側で連続する円筒面を成形する場合には、シート面の成形部、弁孔の成形部、および円筒面の成形部をコアロッドの外周面に設ければよい。何れの場合においても、シート面は、例えば円環テーパ状とすることができ、あるいは断面円弧状とすることもできる。
このように、本発明によれば、この種のチェックバルブ用バルブシートの当接面に対するシート面の軸方向位置決めが正確に行われるので、弁体の移動量を高精度に管理することができ、チェックバルブの油圧調整機能を良好に保つことが可能になる。また、この種のバルブシートを金属粉末の圧縮成形で製造することにより、かかる製造コストを低く抑えることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、図7に示す構成とその作用が同一のものについては、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るチェックバルブ用バルブシート9の断面図を示している。このバルブシート9は略円筒状をなすもので、給油孔23(図7を参照)に連通する弁孔8と、弁体31(図7を参照)が着座するシート面10と、リテーナ33(図7を参照)の基端部33bが当接する当接面12とを備えている。
同図において、シート面10はテーパ状をなし、軸方向の一端内周側に形成される。シート面10の他端側には、シート面10と連続してつながる弁孔8が形成され、他端に開口している。バルブシート9の一端外径側には、環状の軸方向端面が形成され、この端面の一部又は全面がリテーナ基端部33bの当接面12となる。
このバルブシート9は、例えば弁体31をシート面10に接触させた状態(図1中一点鎖線の位置)では、弁体31の下端から当接面12までの軸方向間隔wが、例えば誤差が±0.05mm未満(より好ましくは±0.025mm以下)となるように設計されている。
上記構成のバルブシート9は、例えば以下の工程を経て製造される。
図2に、バルブシート9の成形工程に用いる成形装置の概略図を示す。この図における成形装置1においては、ダイ2およびコアロッド3が固定側の成形型となり、下パンチ4および上パンチ5が可動側の成形型となる。
ダイ2の内周面2aは段差を介して大径部と小径部とに区画され、段差によって区画形成された軸方向端面の一部又は全面に、バルブシート9の当接面12を成形する成形部2bが設けられる。コアロッド3の外周には、上方に向けてテーパ状に縮径する縮径面3aが設けられ、この縮径面3aが、バルブシート9のシート面10を成形する成形部となる(以下、成形部3aという。)。この成形部3aを介して、コアロッド3の外周面は小径部と大径部とに区画され、小径側となる成形部3a上方の外周面に、バルブシート9の弁孔8を成形する成形部3bが、成形部3aに隣接して設けられる。これにより、金属粉末Mを充填する型領域(キャビティー)が、前記ダイ2の内周面2aおよび成形部2bと、コアロッド3の成形部3a、3bと、下パンチ4の上端面4aとで画成され、画成された型領域内に所定量の金属粉末Mが充填される。
金属粉末Mの充填時、コアロッド3はダイ2の内周に挿入され、その先端はダイ2の上端面2cと軸方向同位置に位置している。また、下パンチ4の上端部はダイ2の内周とコアロッド3の外周との間に挿入され、下パンチ4の上端面4aは、コアロッド3の外周に形成されたシート面10の成形部3aよりも下方に位置している。
充填される金属粉末Mは、例えば、Fe、Cu等の金属粉であり、これらを2種以上混合したもの、あるいは2種以上の合金粉末を使用することもできる。
図2に示す状態から、まず上パンチ5を下降させ、その下端面5aを充填中の金属粉末Mに押し当てる。そして、下端面5aを押し当てた位置から、さらに図3に示す位置まで上パンチ5を下降させ、金属粉末Mを軸方向上側から所定量だけ圧縮する。また、上パンチ5の下方圧縮と同時に、下パンチ4の上端面4aがコアロッド3の成形部3a下端に一致する位置まで下パンチ4を上昇させ(図3を参照)、金属粉末Mを軸方向下側から所定量だけ圧縮する。これにより、キャビティーに充填された金属粉末Mは、径方向を拘束された状態で軸方向上下から圧縮され、図1に示すような形状のバルブシート9に成形される。これと同時に、各成形部2b、3a、3bの形状が圧縮状態の金属粉末Mに転写され、これら成形部に対応する当接面12、シート面10、弁孔8がそれぞれ形成される。
このように、シート面10を成形する成形部3aと、当接面12を成形する成形部2bとを、共に固定側の成形型となるダイ2およびコアロッド3に設けたので、当接面12に対するシート面10の軸方向位置は、成形前のダイ2に対するコアロッド3の軸方向の位置決めをもって容易に設定することができる。そのため、プレス時における下パンチ4や上パンチ5の位置ずれの影響を受けることなく、正確に両面10、12間の軸方向間隔を設定することができ、弁体31の下端から当接面12までの軸方向間隔wを上記誤差範囲内に抑えることができる。また、成形部3aを下パンチ4の上端面4aに設けた場合には、この成形部3aが円環テーパ状に突出した形状となるので、その先端は非常に破損しやすいが、この成形部3aをコアロッド3側に設けることで、この種の問題も解決することができる。
また、コアロッド3外周の、シート面10の成形部3a上方に隣接して弁孔8の成形部3bを設けたので、シート面10の上端が固定側成形型と可動側成形型とのつなぎ部にならずに済み、この部分にバリが発生するのを防ぐことができる。従って、バリの干渉により弁体31(図1中一点鎖線)とシート面10との接触が阻害されることはなく、上記軸方向間隔wを上記誤差範囲内に抑えることができる。
成形後、上パンチ5を上昇させ、次に下パンチ4を、その上端面4aがダイ2の上端面2cと同じ高さ、あるいは上端面2cより若干高くなる位置まで上昇させ、バルブシート9をダイ2とコアロッド3から押出すことで成形体を型から取り出す。そして、取り出した成形体を焼成し、必要に応じてサイジング加工(寸法矯正加工)や、防錆処理を適宜施すことで、バルブシート9が完成する。上述の処理以外に、バルブシート9の耐摩耗性を向上させる目的で、浸炭焼入れ処理などの熱処理を別途施すこともできる。
完成品としてのバルブシート9は、主に内部空孔率を調整する目的で、例えば密度6.6g/cm3以上となるように管理されることが好ましい。また、油の染み出しを調整する目的で、上記寸法サイジング加工時に表面開孔を目潰しすることも可能である。
このバルブシート9は、上述した弁体31やリテーナ33とでチェックバルブ7を構成し、例えば先に図示したチェーンテンショナ(図7を参照)に組込まれて使用される。図6は、図7に示すチェーンテンショナに組込まれたチェックバルブ7周辺の拡大断面図である。同図は、弁体31がバルブシート9のシート面10に接触して弁孔8を閉じた状態を示している。この場合、弁体31の反シート面10側の端部からリテーナ33の接触面33aまでの距離δは、リテーナ33の接触面33aから当接面12までの軸方向距離から上記軸方向間隔wを減じたものに等しい。この実施形態では、軸方向間隔wが上述の誤差範囲内に抑えられるので、リテーナ33の接触面33aから基端部33b当接面までの軸方向距離を所定の軸方向寸法に仕上げることにより、距離δを高精度に設定することができる。距離δは、弁体31の移動量であるから、これにより、弁体31の移動量を適切に管理することができ、油圧ダンパ室25内の油圧調整を良好に行うことができる。また、弁体31が鋼球のように質量(慣性)の大きい材料で形成される場合であっても、上述のように弁体31の移動量δを適切に管理することで、チェーンからの変動荷重に対する良好な応答性(弁体31の追従性)を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
以上の実施形態では、成形工程において、シート面10を成形する成形部3aの小径側端部に隣接して、弁孔8を成形する成形部3bを設けた場合を説明したが、例えば図5に示すように、さらに成形部3aの大径側端部に隣接する円筒状の成形部3cを設けることも可能である。これにより、シート面10の両端部、特にシート面10の軸方向端面側端部にバリが発生するのを防ぐことができ、弁体31とシート面10との接触にバリが干渉するのを避けることができる。この場合、成形体としてのバルブシート9’には、図4に示すように、一端内周に形成されるシート面10と、シート面10の拡径側端部と連続する円筒面14が形成される。この他にも、例えばテーパ面状の成形部3aを下方に延長して、バリが発生する可能性のある箇所(コアロッド3と下パンチ4のつなぎ部)を弁体31とシート面10との接触箇所から遠ざけることで、両者10、31間へのバリの干渉を避けることができる。
また、この実施形態では、バルブシート9の内径部分を外径部分に比べて一端側(反弁孔8側)に突出させた場合を説明したが、本発明は、この形態に限ることなく他の形態に適用することもできる。例えば図示は省略するが、バルブシート9の内径部分を外径部分とフラットにすることもでき、あるいは内径部分を外径部分に比べて後退(凹状)させた形状とすることもできる。前者の形状をなすバルブシートは、プレス時のダイ2の成形部2bと、コアロッド3の成形部3aの下端、および下パンチ4の上端面4aの軸方向位置を一致させることで成形することができる。また、後者の形状をなすバルブシートは、下パンチ4の上端面4aと成形部3a下端の軸方向位置を一致させ、かつ上端面4aおよび成形部3a下端を、内径部分の後退分だけダイ2の成形部2bより上方に配することで成形することができる。
また、以上の実施形態では、上パンチ5と下パンチ4とを同時に移動させて、金属粉末Mを軸方向上下から圧縮した場合を説明したが、本発明は、この例示した順序に限定されるものではない。例えば、金属粉末Mが型領域から外部に溢れ出ない限り、先に下パンチ4により金属粉末Mを圧縮してから、上パンチ5で圧縮することもできる。あるいは上パンチ5を先に下降させて、金属粉末Mを軸方向上側から圧縮し、その後下パンチ4により軸方向下側から圧縮することもできる。
本発明の一実施形態に係るチェックバルブ用バルブシートの断面図である。 バルブシートの成形工程を概念的に示す断面図である。 バルブシートの成形工程を概念的に示す断面図である。 他の実施形態に係るバルブシートの断面図である。 他の実施形態に係るバルブシートの成形工程を概念的に示す断面図である。 一実施形態に係るバルブシートを組込んだチェーンテンショナの部分拡大図である。 従来のバルブシートを組込んだチェーンテンショナの断面図である。
符号の説明
1 成形装置
2 ダイ
2b 当接面の成形部
3 コアロッド
3a シート面の成形部
3b 弁孔の成形部
3c 円筒面の成形部
4 下パンチ
5 上パンチ
7 チェックバルブ
9 バルブシート
10 シート面
12 当接面
14 円筒面
21 ハウジング
22 ゲート孔
23 給油孔
24 プランジャ
25 油圧ダンパ室
26 リターンスプリング
31 弁体
33 リテーナ
33a 接触面
33b 当接面
w 軸方向間隔
δ 弁体の移動量

Claims (5)

  1. 弁体およびリテーナと共に油圧式チェーンテンショナのチェックバルブを構成し、給油孔に連通する弁孔と、前記弁体が着座するシート面と、前記リテーナの基端部が当接する当接面とを有するチェックバルブ用バルブシートの製造方法において、
    前記シート面を成形する成形部と前記当接面を成形する成形部とを設けた固定側の成形型と、可動側の成形型とで、金属粉末を圧縮成形する成形工程を含むことを特徴とするチェックバルブ用バルブシートの製造方法。
  2. 前記弁孔を成形する成形部を、さらに前記固定側の成形型に設けることを特徴とする請求項1記載のチェックバルブ用バルブシートの製造方法。
  3. 前記シート面とその反弁孔側で連続する円筒面を成形する成形部を、さらに前記固定側の成形型に設けることを特徴とする請求項2記載のチェックバルブ用バルブシートの製造方法。
  4. 前記固定側の成形型は、コアロッドとダイとで構成され、前記当接面の成形部は前記ダイの内周に設けられ、前記シート面の成形部および前記弁孔の成形部は共に前記コアロッドの外周に設けられることを特徴とする請求項2記載のチェックバルブ用バルブシートの製造方法。
  5. 前記固定側の成形型は、コアロッドとダイとで構成され、前記当接面の成形部は前記ダイの内周に設けられ、前記シート面の成形部、前記弁孔の成形部、および前記円筒面の成形部は前記コアロッドの外周に設けられることを特徴とする請求項3記載のチェックバルブ用バルブシートの製造方法。
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