JP2006219343A - ヒドロキシルアミンの製造方法 - Google Patents
ヒドロキシルアミンの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006219343A JP2006219343A JP2005034790A JP2005034790A JP2006219343A JP 2006219343 A JP2006219343 A JP 2006219343A JP 2005034790 A JP2005034790 A JP 2005034790A JP 2005034790 A JP2005034790 A JP 2005034790A JP 2006219343 A JP2006219343 A JP 2006219343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydroxylamine
- producing
- distillation
- reaction
- stabilizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
蒸留によりヒドロキシルアミンを得るに際して、安全にヒドロキシルアミンを高収率で製造する方法を提供すること。
【解決手段】
本発明のヒドロキシルアミンの製造方法は、芳香環上の連続する2以上の炭素原子の各々に水酸基を有する芳香族化合物から選ばれる少なくとも1種の安定剤の存在下に、ヒドロキシルアミンを蒸留する工程を含むことを特徴とする。
【選択図】 なし
Description
[1]芳香環上の連続する2以上の炭素原子の各々に水酸基を有する芳香族化合物から選ばれる少なくとも1種の安定剤の存在下にヒドロキシルアミンを含む溶液を蒸留し、該蒸
留によりヒドロキシルアミンを得る蒸留工程を含むことを特徴とするヒドロキシルアミンの製造方法。
[2]前記蒸留工程が、蒸留塔の塔底部からヒドロキシルアミンを得るものである[1]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[3]前記安定剤が、カテコール、4−tert−ブチルカテコール、2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、1,2,4−ベンゼントリオール、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルおよび3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である[1]または[2]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[4]前記安定剤が、1,2,4−ベンゼントリオール、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルおよび3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である[1]〜[3]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[5]前記蒸留工程が0℃〜70℃の範囲内で行われる[1]〜[4]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[6]ヒドロキシルアミンの塩とアルカリ化合物とを反応させてヒドロキシルアミンを得る反応工程を含む[1]〜[5]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[7]前記反応工程が、アルカリ化合物を含む反応液にヒドロキシルアミンの塩が添加される工程である[6]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[8]前記反応工程が、反応液のpHを7以上に保ちながら行われる[6]または[7]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[9]前記反応工程が0℃〜80℃の範囲内で行われる[6]〜[8]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[10]前記反応工程が、水および/またはアルコールを含む溶媒の存在下に行われる[6]〜[9]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[11]前記ヒドロキシルアミンの塩が、硫酸ヒドロキシルアミン、塩酸ヒドロキシルアミン、硝酸ヒドロキシルアミンおよびリン酸ヒドロキシルアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である[6]〜[10]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[12]前記アルカリ化合物が、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニアおよびアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である[6]〜[10]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[13]ヒドロキシルアミンをイオン交換により精製する精製工程を含む[1]〜[12]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[14]前記精製工程が0℃〜70℃の範囲内で行われる[13]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[15]前記ヒドロキシルアミンを製造する各工程が、反応工程、精製工程および蒸留工程の順に行われる[13]または[14]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[16]ヒドロキシルアミンと不溶性物質を分離する分離工程を含む[1]〜[15]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[17]前記分離工程が0℃〜80℃の範囲内で行われる[16]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[18]前記ヒドロキシルアミンを製造する各工程が、反応工程、分離工程、精製工程および蒸留工程の順に行われる[16]または[17]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[19]前記蒸留工程の後にヒドロキシルアミンをイオン交換により精製する精製工程をさらに含む[18]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[20] 前記蒸留工程の後の精製工程が0℃〜70℃の範囲内で行われる[19]に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
[21]前記各工程が安定剤の存在下に行われる[6]〜[20]のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
本発明のヒドロキシルアミンの製造方法は、芳香環上の連続する2以上の炭素原子の各々に水酸基を置換している芳香族化合物から選ばれる少なくとも1種の安定剤の存在下にヒドロキシルアミンを含む溶液を蒸留し、蒸留によりヒドロキシルアミンを得る蒸留工程を含む。
比が1.0×10-9よりも小さい場合には、金属不純物によるヒドロキシルアミンの分解反応を抑制する効果が得られないことがあり、質量比が1.0よりも大きい場合には、過
剰の安定剤の除去や回収が必要になることがある。
また、ヒドロキシルアミンは、目的に応じて、蒸留塔の塔頂部、側塔部あるいは塔底部で得ることができる。
上記蒸留工程において塔底部で得たヒドロキシルアミン溶液の一部は、ヒドロキシルアミンの反応原料として好ましく用いられるヒドロキシルアミンの塩および/またはアルカリ化合物を溶解もしくは懸濁させる溶媒として用いてもよい。
上記蒸留工程において用いることができるヒドロキシルアミンは、たとえば、以下の反応工程を行うことにより製造することができる。
反応工程
ヒドロキシルアミンは、たとえば、ヒドロキシルアミンの塩と、アルカリ化合物とを反応させてヒドロキシルアミンを得る反応工程を行うことにより得ることができる。
酸塩(NH2OH・1/3H3PO4)からなる群より選ばれる少なくとも1種の塩が好ましい。
ないが、好ましくは金属不純物が少ないものがよい。これは、金属不純物が存在することにより、ヒドロキシルアミンの塩または生成したヒドロキシルアミンの分解を促進することがあるからである。しかし、ヒドロキシルアミンの塩またはヒドロキシルアミンの分解を促進せず、精製工程などで除去できるもの、または製造されたヒドロキシルアミンの用途において問題がないものであれば不純物を含んでいてもよい。
アミンとしては、第1級アミン、第2級アミンおよび第3級アミンを用いることができる。また、アミンはモノアミンでも、分子内に2以上のアミノ基を有するジアミン、トリアミンなどのポリアミンでもよく、さらに、環式アミンでもよい。
ミノ)プロピルアミン、α―フェニルエチルアミン、β−フェニルエチルアミン、アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、ジフェニルアミン、トリフェニルアミン、o―トルイジン、m−トルイジン、p−トルイジン、o−アニシジン、m−アニシジン、p−アニシジン、o−クロロアニリン、m−クロロアニリン、p−クロロアニリン、o−ブロモアニリン、m−ブロモアニリン、p−ブロモアニリン、o−ニトロアニリン、m−ニトロアニリン、p−ニトロアニリン、2,4−ジニトロアニリン、2,4,6−トリニトロアニリン、p−アミノ安息香酸、スルファニル酸、スルファニルアミド、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。
環式アミンとしては、たとえば、ピロール、ピリジン、ピリミジン、ピロリジン、ピペリジン、プリン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、3−ピロリン、キノリン、イソキノリン、カルバゾール、ピペラジン、ピリダジン、1,2,3−トリアジン、1,2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,2,3−トリアゾール、1,2,5−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、1,3,4−トリアゾール、モルホリンなどが挙げられる。
要になるなどの問題が生じることがある。
ン−5−スルホン酸、8−ヒドロキシメチルキノリン、チオグリコール酸、チオプロピオン酸、1−アミノ−2−メルカプト−プロピオン酸、2,2−ジピリジル、4,4−ジメチル−2,2−ジピリジル、チオ硫酸アンモニウム、ベンゾトリアゾール、フラボン、モリン、クエルセチン、ゴッシペチン、ロビチネン、ルテオリン、フィセチン、アピゲニン、ガランギン、クリシン、フラボノール、オキシアントラキノン、1,2−ジオキシアントラキノン、1,4−ジオキシアントラキン、1,2,4−トリオキシアントラキノン、1,5−ジオキシアントラキノン、1,8−ジオキシアントラキノン、2,3−ジオキシアントラキノン、1,2,6−トリオキシアントラキノン、1,2,7−トリオキシアントラキノン、1,2,5,8−テトラオキシアントラキノン、1,2,4,5,8−ペンタオキシアントラキノン、1,6,8−ジオキシ−3−メチル−6−メトキシアントラキノン、キナリザリン、フラバン、ラクトン、2,3−ジヒドロヘキソノ−1,4−ラクトン、8−ヒドロキシキナルジン、6−メチル−8−ヒドロキシキナルジン、5,8−ジヒドロキシキナルジン、アントシアン、ペラルゴニジン、シアニジン、デルフィニジン、ペオニジン、ペツニジン、マルビジン、カテキン、チオ硫酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸、2−ヒドロキシエチルジスルフィド、1,4−ジメルカプト−2,3−ブタンジオール、チアミンの塩酸塩、2−ヒドロキシピリジン−N−オキシド、1,2−ジメチル−3−ヒドロキシピリジン−4−オン、4−メチルピリジン−N−オキシド、6−メチルピリジン−N−オキシド、1−メチル−3−ヒドロキシピリジン−2−オン、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトシクロヘキシルチアゾール、2−メルカプト−6−t−ブチルシクロヘキシルチアゾール、2−メルカプト−4,5−ジメチルチアゾリン、2−メルカプトチアゾリン、2−メルカプト−5−t−ブチルチアゾリン、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラ−n−ブチルチウラムジスルフィド、N,N’−ジエチルチウラムジスルフィド、テトラフェニルチウラムジスルフィド、チウラムジスルフィド、チオ尿素、N,N’−ジフェニルチオ尿素、ジ−o−トリルチオ尿素、エチレンチオ尿素、チオセトアミド、2−チオウラシル、チオシアヌル酸、チオホルムアミド、チオアセトアミド、チオプロピオンアミド、チオベンズアミド、チオニコチンアミド、チオアセトアニリド、チオベンズアニリド、1,3−ジメチルチオ尿素、1,3−ジエチル−2−チオ尿素、1−フェニル−2−チオ尿素、1,3−ジフェニル−2−チオ尿素、チオカルバジド、チオセミカルバジド、4,4−ジメチル−3−チオセミカルバジド、2−メルカプトイミダゾリン、2−チオヒダントイン、3−チオウラゾール、2−チオウラミル、4−チオウラミル、チオペンタノール、2−チオバルビツール酸、チオシアヌル酸、2−メルカプトキノリン、チオクマゾン、チオクモチアゾン、チオサッカリン、2−メルカプトベンズイミダゾール、トリメチルホスファイト、トリエチルホスファイト、トリフェニルホスファイト、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリフェニルホスフィンなどが挙げられる。
安定剤とヒドロキシルアミンの塩との質量比(安定剤/ヒドロキシルアミンの塩)は、1.0×10-9〜1.0、好ましくは1.0×10-8〜0.1が適している。上記質量比が1.0×10-9よりも小さい場合、金属不純物によるヒドロキシルアミンの塩またはヒドロキシルアミンの分解反応を抑制する効果が得られないことがあり、質量比が1.0よりも大きい場合、過剰の安定剤の除去や回収が必要になることがある。
とえば、炭化水素、エーテル、エステル、アルコールなどが挙げられるが、反応に影響がなければこれらに限定されるものではない。これらの中では、水および/またはアルコールを用いることが好ましい。溶媒の量は使用する安定剤の種類および量、反応温度などの条件に応じて適宜選択することができる。
精製工程
本発明のヒドロキシルアミンの製造方法は、たとえば、上記のようにして反応工程を行うことによって得られたヒドロキシルアミンを、安定剤の存在下にイオン交換により精製する精製工程を含むことが好ましい。
陽イオン交換による精製は、強酸性陽イオン交換樹脂、弱酸性陽イオン交換樹脂などを使用する公知の方法により行うことができる。陽イオン交換樹脂は、予め酸処理を行い、H型にして使用することが好ましい。
用いることが適している。上記質量比が1.0×10-9よりも小さい場合、金属不純物によるヒドロキシルアミンの分解反応を抑制する効果が得られないことがあり、質量比が1.0よりも大きい場合、過剰の安定剤の除去や回収が必要になることがある。
前記ヒドロキシルアミンを製造する各工程は、反応工程、精製工程および蒸留工程の順に行われることが好ましい。
分離工程
本発明のヒドロキシルアミンの製造方法は、たとえば、上記のように反応工程、精製工程および蒸留工程を含む方法が、得られたヒドロキシルアミンと不溶性物質とを分離する分離工程を含むことが好ましく、前記各工程が、反応工程、分離工程、精製工程および蒸留工程の順に行われることが好ましい。
不溶性物質としては、たとえば上記反応工程でヒドロキシルアミンの塩とアルカリ化合物との反応により生成した塩、ヒドロキシルアミンの塩、アルカリ化合物等が挙げられる。
分離の方法としては、濾過、圧搾、遠心分離、沈降分離、浮上分離などの公知の方法を用いることができる。たとえば、濾過による分離では、自然濾過、加圧濾過、減圧濾過のいずれの方法で行ってもよく、沈降分離による分離では、清澄分離、沈殿濃縮のいずれの方法で行ってもよく、浮上分離による分離では、加圧浮上、電離浮上のいずれの方法で行ってもよい。
不溶性物質を洗浄する溶媒としては、反応工程で用いた溶媒と同じ溶媒を使用してもよ
く、別の溶媒を使用してもよい。このような洗浄溶媒としては、水および/または有機溶媒を用いることができる。有機溶媒としては、たとえば、炭化水素、エーテル、エステル、アルコールなどが挙げられるが、ヒドロキシルアミンの回収に影響がなければこれらに限定されるものではない。これらの中では、水および/またはアルコールを洗浄溶媒として用いることが好ましい。また、洗浄溶媒の量は、不溶性物質の種類および量、分離などの条件に応じて適宜選択することができる。
ることが適している。上記質量比が1.0×10-9よりも小さい場合、金属不純物によるヒドロキシルアミンの分解反応を抑制する効果が得られないことがあり、質量比が1.0よりも大きい場合、過剰の安定剤の除去や回収が必要になることがある。
本発明のヒドロキシルアミンの製造方法は、安定剤の存在下、
(1)ヒドロキシルアミンの塩と、アルカリ化合物とを反応させてヒドロキシルアミンを得る反応工程。
(2)蒸留によりヒドロキシルアミンを得る蒸留工程。
を含むことが好ましい。
安定剤としては、反応工程で使用した安定剤と同じ種類のもの、または異なる種類のものを、その状況や用途などに応じて選択することができる。安定剤を添加することにより、金属不純物などによるヒドロキシルアミンの分解等の副反応が抑制され、ヒドロキシルアミンの安定性が向上する。
以下、実施例を用いてさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
CaO 30.8g(0.550モル)、3,4−ジヒドロキシ安息香酸 0.020
6g(0.133ミリモル)およびH2O 175g(9.70モル)を1Lのガラス製反応器に仕込み、20℃で攪拌した。このときの反応液のpHは12.8であった。この反応液を撹拌しながら、硫酸ヒドロキシルアミン 82.1g(1.0モル)をH2O 12
3g(6.83モル)に溶解させた液を、反応液のpHを7以上に保ちながら添加していった。添加に要した時間は約40分であった。添加後、さらに20℃で3時間反応させた。反応液の最終的なpHは12.2であった。
実施例1−1と同様に反応を行い、得られた反応終了後の20℃の反応液を減圧濾過し、反応液から不溶性の固体を分離した。さらにこの固体を、20℃のH2O 33.0g(
1.83モル)で5回洗浄した。
Na型の強酸性陽イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IR120B)
をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−HCl水溶液を流通させてH型に変換し、さらに、H2Oにより十分に洗浄を行った。この強酸性陽イオン交換樹
脂に実施例1−2と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液を、空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
[実施例1−4]
1N−HCl水溶液の代わりに1N−H2SO4水溶液を使用した以外は実施例1−3と同様の操作を行ったところ、同様の結果が得られた。
Cl型の強塩基性陰イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IRA900
J)をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−NaOH水溶液を流通させてOH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強塩基性陰イオ
ン交換樹脂に実施例1−3と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液を空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
0質量ppm以下であった。そして、ICP−MS(セイコーインスツルメンツ(株)製SPQ−900型)により分析した結果、不純物のNa、Ca、Feの各濃度は10質量ppb以下であった。
実施例1−5と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液に3,4−ジヒドロキシ安息香酸をヒドロキシルアミンに対して600質量ppmとなるように添加した。この液をオルダーショウ型蒸留塔の塔底に仕込み、減圧蒸留により濃縮した。塔底部温度が40℃以下となるように減圧度を調整し、塔頂より水を抜き出し、塔底部よりヒドロキシルアミン濃度が高い水溶液を回収した。
IC SI−90 4E)で分析した結果、不純物の硫酸イオン濃度は1.5質量ppm、塩素イオン濃度は1.5質量ppm以下であった。
Na型の強酸性陽イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IR120B)
をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−HCl水溶液を流通させてH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強酸性陽イオン交換樹脂
に実施例1−6と同様な方法で得られたヒドロキシルアミンの水溶液を、空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
Cl型の強塩基性陰イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IRA900
J)をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−NaOH水溶液を流通させてOH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強塩基性陰イオ
ン交換樹脂に実施例1−7と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液を空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
量ppm以下であった。さらに、ICP−MS(セイコーインスツルメンツ(株)製SPQ−900型)により分析した結果、不純物のNa、Ca、Feの各濃度は10質量ppb以下であった。
モノベッド樹脂(オルガノ(株)製超純水級アンバーライト ESG−1)をポリテト
ラフルオロエチレン製カラムに充填し、H2Oにより十分洗浄を行った。このモノベッド
樹脂に実施例1−8と同様な方法で得られたヒドロキシルアミンの水溶液を、空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
pm以下であった。
実施例1−2と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液に3,4−ジヒドロキシ安息香酸をヒドロキシルアミンに対して600質量ppmとなるように添加した。この液を単蒸留塔の塔底に仕込み、減圧蒸留を行った。塔底部温度が40℃以下となるように減圧度を調整し、仕込んだヒドロキシルアミンに対して約半分量に相当するヒドロキシルアミン水溶液を塔頂より抜き出した。
[実施例1−11]
実施例1−10と同様の方法を用いて塔頂より得られたヒドロキシルアミンの水溶液に3,4−ジヒドロキシ安息香酸をヒドロキシルアミンに対して600質量ppmとなるよ
うに添加した。この液をオルダーショウ型蒸留塔の塔底に仕込み、減圧蒸留により濃縮した。塔底部温度が40℃以下となるように減圧度を調整し、塔頂より水を抜き出し、塔底部よりヒドロキシルアミン濃度が高い水溶液を回収した。
[実施例2−1]
20質量%NaOH水溶液220g(NaOH 1.1モル)および3,4−ジヒドロキシ安息香酸 0.0220g(0.143ミリモル)を1Lのガラス製反応器に仕込み、20℃で攪拌した。この反応液を撹拌しながら、硫酸ヒドロキシルアミン 82.1g
(1.0モル)をH2O 465g(25.8モル)に溶解させた液を、約40分かけて添加していった。添加後、さらに20℃で3時間反応させた。
Na型の強酸性陽イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IR120B)
をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−HCl水溶液を流通させてH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強酸性陽イオン交換樹脂
に実施例2−1と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液を、空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。得られた水溶液をICP−MS(セイコーインスツルメンツ(株)製SPQ−900型)により分析した結果、不純物のNa、Caの各濃度は10質量ppb以下であった。
1N−HCl水溶液の代わりに1N−H2SO4水溶液を使用した以外は実施例2−2と同様の操作を行ったところ、同様の結果が得られた。
Cl型の強塩基性陰イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IRA900
J)をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−NaOH水溶液を流通させてOH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強塩基性陰イオ
ン交換樹脂に実施例2−2と同様の方法を用いて得られた不純物の陽イオンを除去したヒドロキシルアミンの水溶液を空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
質量ppm以下であった。そして、ICP−MS(セイコーインスツルメンツ(株)製SPQ−900型)により分析した結果、不純物のNa、Ca、Feの各濃度は10質量ppb以下であった。
実施例2−4と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液に3,4−ジヒドロキシ安息香酸をヒドロキシルアミンに対して600質量ppmとなるように添加した。この液をオルダーショウ型蒸留塔の塔底に仕込み、減圧蒸留により濃縮させた。塔底部温度が40℃以下となるように減圧度を調整し、塔頂より水を抜き出し、塔底部よりヒドロキシルアミン濃度が高い水溶液を回収した。
IC SI−90 4E)で分析した結果、不純物の硫酸イオン濃度は1.5質量ppm、塩素イオン濃度は1.5質量ppm以下であった。
Na型の強酸性陽イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IR120B)
をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−HCl水溶液を流通させてH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強酸性陽イオン交換樹脂
に実施例2−5と同様の方法を用いて得られたヒドロキシルアミンの水溶液を、空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
Cl型の強塩基性陰イオン交換樹脂(オルガノ(株)製アンバーライト IRA900
J)をポリテトラフルオロエチレン製カラムに充填し、これに1N−NaOH水溶液を流通させてOH型に変換し、さらに、H2Oにより十分洗浄を行った。この強塩基性陰イオ
ン交換樹脂に実施例2−6と同様の方法を用いて得られた不純物の陽イオンを除去したヒドロキシルアミンの水溶液を空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
質量ppm以下であった。さらに、ICP−MS(セイコーインスツルメンツ(株)製SPQ−900型)により分析した結果、不純物のNa、Ca、Feの各濃度は10質量ppb以下であった。
モノベッド樹脂(オルガノ(株)製超純水級アンバーライト ESG−1)をポリテト
ラフルオロエチレン製カラムに充填し、H2Oにより十分洗浄を行った。このモノベッド
樹脂に実施例2−7と同様な方法で得られたヒドロキシルアミンの水溶液を、空間速度(SV)=1[h-1]で流通させた。
pm以下であった。
3,4−ジヒドロキシ安息香酸の代わりに1,10−フェナントロリンをヒドロキシルアミンに対して600質量ppmとなるように添加した以外は実施例1−6と同様に蒸留を行い、塔頂より水を抜き出し、塔底部よりヒドロキシルアミン濃度が高い水溶液を回収
した。
Claims (21)
- 芳香環上の連続する2以上の炭素原子の各々に水酸基を有する芳香族化合物から選ばれる少なくとも1種の安定剤の存在下にヒドロキシルアミンを含む溶液を蒸留し、該蒸留によりヒドロキシルアミンを得る蒸留工程を含むことを特徴とするヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記蒸留工程が、蒸留塔の塔底部からヒドロキシルアミンを得るものである請求項1に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記安定剤が、カテコール、4−tert−ブチルカテコール、2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、1,2,4−ベンゼントリオール、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルおよび3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1または2に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記安定剤が、1,2,4−ベンゼントリオール、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルおよび3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1〜3のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記蒸留工程が0℃〜70℃の範囲内で行われる請求項1〜4のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- ヒドロキシルアミンの塩とアルカリ化合物とを反応させてヒドロキシルアミンを得る反応工程を含む請求項1〜5のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記反応工程が、アルカリ化合物を含む反応液にヒドロキシルアミンの塩が添加される工程である請求項6に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記反応工程が、反応液のpHを7以上に保ちながら行われる請求項6または7に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記反応工程が0℃〜80℃の範囲内で行われる請求項6〜8のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記反応工程が、水および/またはアルコールを含む溶媒の存在下に行われる請求項6〜9のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記ヒドロキシルアミンの塩が、硫酸ヒドロキシルアミン、塩酸ヒドロキシルアミン、硝酸ヒドロキシルアミンおよびリン酸ヒドロキシルアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項6〜10のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記アルカリ化合物が、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、アンモニアおよびアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項6〜10のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- ヒドロキシルアミンをイオン交換により精製する精製工程を含む請求項1〜12のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記精製工程が0℃〜70℃の範囲内で行われる請求項13に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記ヒドロキシルアミンを製造する各工程が、反応工程、精製工程および蒸留工程の順に行われる請求項13または14に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- ヒドロキシルアミンと不溶性物質を分離する分離工程を含む請求項1〜15のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記分離工程が0℃〜80℃の範囲内で行われる請求項16に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記ヒドロキシルアミンを製造する各工程が、反応工程、分離工程、精製工程および蒸留工程の順に行われる請求項16または17に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記蒸留工程の後にヒドロキシルアミンをイオン交換により精製する精製工程をさらに含む請求項18に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記蒸留工程の後の精製工程が0℃〜70℃の範囲内で行われる請求項19に記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
- 前記各工程が安定剤の存在下に行われる請求項6〜20のいずれかに記載のヒドロキシルアミンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005034790A JP2006219343A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | ヒドロキシルアミンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005034790A JP2006219343A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | ヒドロキシルアミンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006219343A true JP2006219343A (ja) | 2006-08-24 |
Family
ID=36981893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005034790A Abandoned JP2006219343A (ja) | 2005-02-10 | 2005-02-10 | ヒドロキシルアミンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006219343A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114906812A (zh) * | 2022-06-01 | 2022-08-16 | 湖南吴赣药业有限公司 | 一种有机混酸分离纯化方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4878099A (ja) * | 1972-01-22 | 1973-10-19 | ||
JPS5477298A (en) * | 1977-10-28 | 1979-06-20 | Allied Chem | Purification of hydroxyamine by cation exchange |
JPS62171905A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-28 | バスフ アクチェン ゲゼルシャフト | 遊離ヒドロキシルアミン水溶液の製造方法 |
JPH0421506A (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-24 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | ヒドロキシルアミンの製造法 |
JP2000505033A (ja) * | 1995-12-20 | 2000-04-25 | ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト | 遊離ヒドロキシルアミン水溶液の製造 |
JP2000211906A (ja) * | 2000-03-13 | 2000-08-02 | Toray Fine Chemical Kk | フリーヒドロキシルアミン水溶液の製造方法 |
JP2002012416A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-15 | Toray Fine Chemicals Co Ltd | 高濃度フリーヒドロキシルアミン水溶液の製造法 |
JP2005504704A (ja) * | 2001-10-03 | 2005-02-17 | ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト | 安定化されたヒドロキシルアミン溶液 |
JP2005220012A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-18 | Sanfuku Kako Kofun Yugenkoshi | 高純度かつ高濃度の遊離型ヒドロキシルアミンの製造方法 |
JP2006199548A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Showa Denko Kk | ヒドロキシルアミンの製造方法 |
-
2005
- 2005-02-10 JP JP2005034790A patent/JP2006219343A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4878099A (ja) * | 1972-01-22 | 1973-10-19 | ||
JPS5477298A (en) * | 1977-10-28 | 1979-06-20 | Allied Chem | Purification of hydroxyamine by cation exchange |
JPS62171905A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-28 | バスフ アクチェン ゲゼルシャフト | 遊離ヒドロキシルアミン水溶液の製造方法 |
JPH0421506A (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-24 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | ヒドロキシルアミンの製造法 |
JP2000505033A (ja) * | 1995-12-20 | 2000-04-25 | ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト | 遊離ヒドロキシルアミン水溶液の製造 |
JP2000211906A (ja) * | 2000-03-13 | 2000-08-02 | Toray Fine Chemical Kk | フリーヒドロキシルアミン水溶液の製造方法 |
JP2002012416A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-15 | Toray Fine Chemicals Co Ltd | 高濃度フリーヒドロキシルアミン水溶液の製造法 |
JP2005504704A (ja) * | 2001-10-03 | 2005-02-17 | ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト | 安定化されたヒドロキシルアミン溶液 |
JP2005220012A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-18 | Sanfuku Kako Kofun Yugenkoshi | 高純度かつ高濃度の遊離型ヒドロキシルアミンの製造方法 |
JP2006199548A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Showa Denko Kk | ヒドロキシルアミンの製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114906812A (zh) * | 2022-06-01 | 2022-08-16 | 湖南吴赣药业有限公司 | 一种有机混酸分离纯化方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4150075B2 (ja) | 遊離ヒドロキシルアミン水溶液の製造 | |
JP4578988B2 (ja) | ヒドロキシルアミンの製造方法 | |
US7491846B2 (en) | Process for producing hydroxylamine | |
KR100975471B1 (ko) | 히드록실아민의 안정화제, 안정화 방법 및 안정화된히드록실아민 용액 | |
JP4948727B2 (ja) | 高い安定状態のヒドロキシルアミン溶液の製造方法 | |
KR20150076087A (ko) | 고순도 차아염소산 나트륨 5수화물 및 차아염소산 나트륨 수용액의 제조 방법 | |
WO2006062178A2 (en) | Stabilizer for hydroxylamine, method for stabilizing hydroxylamine, and stabilized hydroxylamine solution | |
JP2006219343A (ja) | ヒドロキシルアミンの製造方法 | |
KR100752004B1 (ko) | 히드록실아민의 제조 방법 | |
JP4578999B2 (ja) | ヒドロキシルアミンの製造方法 | |
JP4578885B2 (ja) | ヒドロキシルアミンの製造方法 | |
JP4578998B2 (ja) | ヒドロキシルアミンの製造方法 | |
JP2007022956A (ja) | 高純度アミノメチレンホスホン酸の製造方法 | |
JP4624914B2 (ja) | ヒドロキシルアミンの安定化剤、安定化方法および安定化されたヒドロキシルアミン溶液 | |
JP2005239702A (ja) | ヒドロキシルアミンの製造方法 | |
US3816591A (en) | Process for the recovery of aluminium and fluorine from a dilute aqueous solution | |
ES2417055T3 (es) | Preparación y purificación de estabilizantes de hidroxilamina | |
US7045655B2 (en) | Preparation and purification of hydroxylamine stabilizers | |
JP4742763B2 (ja) | アミノメチレンホスホン酸の製造方法 | |
JPH0474707A (ja) | コロイダルシリカの製造方法 | |
JP2006137646A (ja) | 低臭素無機塩類の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20091225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100416 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100810 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20101001 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20110801 |