JP2006219247A - ゴミ収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴミ袋は簡単に圧縮してコンパクトに収納することができるゴミ収納具を提供すること。
【解決手段】ゴミ収納具1は、一対の端部11aを有する略コの字形状の第1枠体11と、第1枠体11の一対の端部11aが回動可能に取り付けられる一対の角部12aを有する略矩形状の第2枠体12と、第1枠体11内、第2枠体12内及び第1枠体11と第2枠体12との間に張られたネット13とから主に構成されている。第1枠体11及び第2枠体12は、相対的に開閉可能であり、開いた状態でゴミの投入が可能であり、閉じた状態で両者間にゴミを収納する。
【選択図】図1

Description

本発明はゴミ収納具に関し、特にゴミ袋などを圧縮してコンパクトに収納するゴミ収納具に関する。
従来からゴミ袋を収集する場所は地域で決められているが、そのゴミ収集場所に単にまとめて置かれるために、乱雑になることが多く、このような状態を放置すると、ゴミ袋をカラスなどが破ってゴミを散乱させたりして大変不衛生になり、しかも歩行者の通行の妨げになったりするという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ゴミ袋は簡単に圧縮してコンパクトに収納することができるゴミ収納具を提供することを目的とする。
本発明のゴミ収納具は、一対の端部を有する略コの字形状の少なくとも一つの第1枠体と、前記少なくとも一つの第1枠体の前記一対の端部が回動可能に取り付けられる一対の角部を有する略矩形状の第2枠体と、前記第1枠体内、前記第2枠体内及び前記第1枠体と前記第2枠体との間に張られたネットと、を具備し、前記第1及び第2枠体は、前記一対の角部間を回動軸として相対的に開閉可能であり、開いた状態でゴミの投入が可能であり、閉じた状態で両者間にゴミを収納することを特徴とする。
この構成によれば、ゴミ袋をコンパクトに収納することができるので、ゴミ袋の散乱などを防止することができる。この場合、ゴミ袋はネットの弾性により圧縮されるので、ゴミ収納具にゴミ袋が満杯であっても占有する領域が小さくて済む。また、このゴミ収納具は、閉じた状態ではほとんど場所をとらないので通行などの邪魔にならず、組み立てが容易であるので、持ち運びも楽である。さらに、開閉を簡単に行うことができるので、清掃が楽であると共に、ゴミ回収作業員の負荷を軽減することができる。また、ネットには通気性があるので衛生的である。
本発明のゴミ収納具においては、前記第1又は第2枠体に係合する係合部材が前記第1又は第2枠体に設けられていることが好ましい。この構成によれば、第1枠体と第2枠体を結合することができ、ゴミ収納具内に収納されたゴミ袋をネットにより圧縮することができる。その結果、ゴミ収納具をコンパクトにすることができる。この場合において、前記係合部材は、前記第1又は第2枠体の一方に取り付けられ、他方の枠体を挟み込んで係合する部材であることが好ましい。また、前記係合部材は、前記第1又は第2枠体の一方に取り付けられ、他方の枠体に引っかけて係合する部材であることが好ましい。
本発明のゴミ収納具においては、前記第1及び第2枠体に、両者を閉じる方向に付勢する弾性部材が取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、係合部材を用いることなく、第1枠体と第2枠体とを閉じてゴミ収納具内にゴミ袋を収納することが可能となる。
本発明のゴミ収納具においては、前記第1又は第2枠体に取り付けられ、前記第1又は第2枠体を立てた状態で支持する支持部材を有することが好ましい。この構成によれば、他の部材への取り付け作業が不要となり、ゴミ収納具の敷設負荷を軽減することができる。
本発明のゴミ収納具においては、前記第1又は第2枠体の一方に張られたネットの張力が他方に張られたネットの張力よりも大きいことが好ましい。この構成によれば、ゴミ収納具に収納したゴミ袋を効率良く圧縮することができる。
本発明のゴミ収納具は、第1の一対の端部を有する略コの字形状の第1枠体と、前記第1の一対の端部と回動可能に取り付けられる第2の一対の端部を有する略コの字形状の第2枠体と、前記第1枠体内及び前記第2枠体内に張られた袋状のネットと、を具備し、前記第1及び第2枠体は、前記第1の一対の端部が第2の一対の端部に相対的に取り付けられた部分を回動点として相対的に開閉可能であり、開いた状態でゴミの投入が可能であり、閉じた状態で両者間にゴミを収納することを特徴とする。
本発明のゴミ収納具においては、前記第1及び第2枠体を閉じた際に当接する前記第1又は第2枠体に、他の部材に取り付け可能な取付部材が設けられていることが好ましい。
本発明のゴミ収納具は、一対の端部を有する略コの字形状の少なくとも一つの第1枠体と、前記少なくとも一つの第1枠体の前記一対の端部が回動可能に取り付けられる一対の角部を有する略矩形状の第2枠体と、前記第1枠体内、前記第2枠体内及び前記第1枠体と前記第2枠体との間に張られたネットと、を具備し、前記第1及び第2枠体は、前記一対の角部間を回動軸として相対的に開閉可能であり、開いた状態でゴミの投入が可能であり、閉じた状態で両者間にゴミを収納するので、ゴミ袋は簡単に圧縮してコンパクトに収納することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1に係るゴミ収納具の構成を示す斜視図である。ゴミ収納具1は、一対の端部11aを有する略コの字形状の第1枠体11と、第1枠体11の一対の端部11aが回動可能に取り付けられる一対の角部12aを有する略矩形状の第2枠体12と、第1枠体11内、第2枠体12内及び第1枠体11と第2枠体12との間に張られたネット13とから主に構成されている。
第1枠体11は、例えばパイプのような管状体で構成されており、互いに略平行である可動部11b,11cと、両可動部11b,11cを繋ぐ連接部11dとを有する。したがって、それぞれの可動部11b,11cは、連接部11dと反対側に端部11aを有する。連接部11dの略中央部には、取っ手14が取り付けられている。取っ手14が取り付けられていることにより、第1枠体11の開閉を容易に行うことができる。
第2枠体12は、例えばパイプのような管状体で構成されており、第1枠体11の端部11aが取り付けられる角部12aを有する回動軸部12bと、回動軸部12bの両端(角部12a)に連接し、互いに略平行である固定部12c,12dと、固定部12c,12dと連接して固定部12c,12dを繋ぐ連接部12eとを有する。回動軸部12bと連接部12eとは互いに略平行である。連接部12eには、他の部材、例えば壁、垣根、ガードレール、樹木、電柱などに取り付け可能な取付部材である2つの取付具15が取り付けられている。この取付具15には、穴15aが形成されており、さらにこの穴15aにリング体16が挿通されており、このリング体16に壁に取り付けられたフック17を引っかけることにより、ゴミ収納具1を壁に取り付けることが可能となる。なお、取付部材の形状、数、取付構造については、これに限定されず、他の形状、数、取付構造を用いても良い。また、連接部12eの略中央部には、係合部材18が取り付けられている。係合部材18を取り付けることにより、第1枠体11の連接部11dと第2枠体12の連接部12eを結合することができ、ゴミ収納具1内に収納されたゴミ袋をネット13により圧縮することができる。その結果、ゴミ収納具1をコンパクトにすることができ、ゴミ収納具1を道路に面する壁に取り付けても、通行の邪魔になることを防止できる。
係合部材18は、図1(c)に示すように、第2枠体12の連接部12eに取り付けられ、第1枠体11及び第2枠体12を閉じたときに、を第1枠体11の連接部11dを挟み込んで係合する係合クリップ18aである。図1(c)に示す係合クリップ18aは、例えば、金属板を加工して構成され、第2枠体12の連接部12e側に取り付けられ、第1枠体11の連接部11dの径よりも僅かに大きい径を有する円弧部18cと、円弧部18cと連接すると共に第1枠体11側に開口し、第1枠体11の連接部11dの径よりも小さい径を有する縮径部18dとを有する。したがって、係合クリップ18aが第1枠体11の連接部11dに係合する際には、まず縮径部18dの先端が連接部11dに当接する。この状態で第1枠体11を第2枠体12の方に押圧すると(第1枠体11を閉じると)、連背粒11dが縮径部18dの開口部分に入り込むことにより縮径部11dが押し広げられ、さらに連接部11dが係合クリップ18aの奥に入って円弧部18cに連接部11dが係合する。
係合部材18は、図1(d)に示すように、第2枠体12の連接部12eに取り付けられ、第1枠体11及び第2枠体12を閉じたときに、第1枠体11の連接部11dに引っかけて係合する係合金具18bであっても良い。図1(d)に示す係合金具18bは、例えば、金属板を加工して構成され、第2枠体12の連接部12eを囲繞するように回動可能に取り付けられ、第2枠体12の連接部12eの径よりも僅かに大きい径を有する囲繞部18eと、囲繞部18eと連接すると共に第1枠体11の連接部11dの径よりも僅かに大きい径を有する円弧部18fと、円弧部18fに連接する取っ手部18gとを有する。したがって、係合金具18bが第1枠体11の連接部11dに係合する際には、取っ手部18gを持って係合金具18bを上方に持ち上げると、第2枠体12の連接部12eを回動軸として係合金具18bが回動する。そして、第1枠体11を引き寄せて取っ手部18gを下ろすことにより、円弧部18fが第1枠体11の連接部11dに被さって係合する。
また、係合部材18の代わりに、あるいは係合部材18と組み合わせて、磁石などの結合手段を取り付けても良い。すなわち、第1枠体11及び/又は第2枠体12を金属で構成しておき、両枠体11,12の連接部11d,12eの両方あるいはいずれか一方に、磁石を取り付けておき、その磁性による引力を用いて両連接部11d,12eを結合するようにしても良い。このように磁石などによる結合手段を用いることにより、より第1枠体11と第2枠体12とを確実に結合することができ、ゴミ収納具1内に収納されたゴミ袋をより効率良く圧縮することが可能となる。
第1枠体11の端部11aは、第2枠体12の角部12aの外側に配置され、端部11aが角部12aに回動可能に取り付けられている。例えば、角部12aにねじ穴を形成し、端部11aにねじ穴よりも大きい穴を形成し、角部12aと端部11aとをねじ穴と穴とが位置合わせされるようにして組み合わせ、ねじを穴を通してねじ穴に螺合することにより第1枠体11を第2枠体12に回動可能に取り付ける。このように第1枠体11を第2枠体12に回動可能に取り付けることにより、第1枠体11を第2枠体12に対して回動軸部12b(角部12a間)を中心に開閉させることが可能となる。
第1枠体11内、すなわち第1枠体11の可動部11b,11c、連接部11d及び第2枠体12の回動軸部12bにより囲まれる領域と、第2枠体12内、すなわち、第2枠体12の回動軸部12b、固定部12c,12d及び連接部12eにより囲まれた領域と、第1枠体11と第2枠体12との間、すなわち第1枠体11の可動部11bと第2枠体12の固定部12cとの間の領域及び第1枠体11の可動部11cと第2枠体12の固定部12dとの間の領域とには、ネット13が張られている。このネット13は、伸び縮みする弾性を有する布やゴムで構成されたネットを用いることができる。ネット13の網目の大きさについては、収納するゴミ袋よりも小さいことが好ましい。このようなネット13を張ることにより、ゴミ収納具1を道路に面する壁に取り付けたときに自転車などがぶつかっても、その衝撃を吸収することができる。また、第2枠体12に張られたネット13の張力が第1枠体11に張られたネット13の張力よりも小さく設定されている。このように、開閉する枠体である第1枠体11のネット13に弾性を持たせることにより、ゴミ収納具1に収納したゴミ袋を効率良く圧縮することができる。
第1枠体11及び第2枠体12には、夜間でも存在を認識することができるように、蛍光塗料などを塗布したり、蛍光テープを貼付しておくことが望ましい。また、開閉動作する枠体、ここでは第1枠体11のネット13には、広告19などを付すことにより、種々の情報を提供することができる。この広告19としては、安全のために、柔らかい材料を用いることが好ましい。
なお、本実施の形態においては、取付具15及び係合部材18を第2枠体12の連接部12eに取り付け、取っ手14を第1枠体11の連接部11dに取り付けた場合について説明しているが、取っ手14、取付具15及び係合部材18は、第1枠体11又は第2枠体12のいずれかが他の部材に取り付けられ、かつ、第1枠体11と第2枠体12とが相対的に開閉できる構成であれば、第1枠体11の連接部11d又は第2枠体12の連接部12eのいずれに設けても良い。
また、このようなゴミ収納具1は、組立・解体が可能になっている。例えば、取付具15及び係合部材18を取り付けた第2枠体12の連接部12eと、取っ手14を取り付けた第1枠体11の連接部11dと、回動可能に取り付けられた第1枠体11の可動部11b,11c及び第2枠体12の固定部12c,12d(V字管状体)と、第2枠体12の回動軸部12bと、V字管状体と回動軸部12bとを繋ぐねじと、ネット13と、からなる部品を用いて組立・解体を行うことが可能である。なお、部品構成については、これに限定されず、種々変更して実施することが可能である。
上記構成を有するゴミ収納具1にゴミ袋を入れる場合、まず、第2枠体12の連接部12eの係合部材18で係合されている第1枠体11の連接部11dを外す。具体的には、第1枠体11の連接部11dが第2枠体12の連接部12eから離れる方向に、第1枠体11の連接部11dの取っ手14を引っ張ることにより、係合部材18が連接部11dから外れる。このとき、第1枠体11は、端部11aを回動中心として回動する。さらに、連接部11dの取っ手14を引っ張ると、第1枠体11が端部11aを中心に回動して、図1(a)に示すような開いた状態となる。第1枠体11は、第1枠体11と第2枠体12との間に張られたネット13が完全に開いた位置まで開くことになる。そして、第1枠体11の連接部11dと第2枠体12の連接部12eとの間の開口からゴミ袋20を投入する。その後、連接部11dの取っ手14を持って、第1枠体11の連接部11dを第2枠体12の連接部12eに近づける。このとき、第1枠体11は、端部11aを回動中心として回動する。さらに、連接部11dの取っ手14を第2枠体12の連接部12eに近づけて、第1枠体11の連接部11dを係合部材18に係合させると、図1(b)に示すような閉じた状態となる。このとき、ゴミ袋20は、第1枠体11に張られたネット13により内側に押圧されて、ネット13の弾性により圧縮される。このように、ゴミ収納具1にゴミ袋が収納される。
本実施の形態に係るゴミ収納具は、ゴミ袋をコンパクトに収納することができるので、ゴミ袋の散乱などを防止することができる。この場合、ゴミ袋はネットの弾性により圧縮されるので、ゴミ収納具にゴミ袋が満杯であっても占有する領域が小さくて済む。また、このゴミ収納具は、閉じた状態ではほとんど場所をとらないので通行などの邪魔にならず、組み立てが容易であるので、持ち運びも楽である。さらに、開閉を簡単に行うことができるので、清掃が楽であると共に、ゴミ回収作業員の負荷を軽減することができる。また、ネットには通気性があるので衛生的である。
(実施の形態2)
図2(a)は、本発明の実施の形態2に係るゴミ収納具の構成を示す正面図であり、図2(b)は、本発明の実施の形態2に係るゴミ収納具の構成を示す側面図である。図2において図1と同じ部分については図1と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図2に示すゴミ収納具2においては、取付具15を設ける代わりに、第1枠体11及び第2枠体12を立てた状態で支持する支持部材21が取り付けられている。これにより、他の部材への取り付け作業が不要となり、ゴミ収納具2の敷設負荷を軽減することができる。ここでは、図2(b)に示すように、支持部材21は、基台21aと、基台21a上に立設された支持板21bとから構成されており、支持板21bが第2枠体12の固定部12c,12dにねじ止めされている。
第1枠体11と第2枠体12には、図2(a)に示すように、両者を閉じる方向に付勢する弾性部材22が取り付けられている。弾性部材22としては、布ネット、ゴム、プラスティックばね、金属ばねなどを用いることができる。弾性部材22の配置箇所及び数については、特に制限はない。これにより、係合部材を用いることなく、第1枠体11と第2枠体12とを閉じてゴミ収納具2内にゴミ袋を収納することが可能となる。
上記構成を有するゴミ収納具2にゴミ袋を入れる場合、第1枠体11の連接部11dが第2枠体12の連接部12eから離れる方向に、第1枠体11の連接部11dの取っ手14を引っ張ることにより、弾性部材22の付勢力に抗してゴミ収納具2は開いた状態となる。そして、第1枠体11の連接部11dと第2枠体12の連接部12eとの間の開口からゴミ袋20を投入する。ゴミ袋20を投入して取っ手14から手を離すと、弾性部材22の付勢力により第1枠体11及び第2枠体12は元の位置に復元する。すなわち、第1枠体11の連接部11dが第2枠体12の連接部12eに近づいて、ゴミ収納具2が閉じた状態となる。このとき、ゴミ袋20は、第1枠体11に張られたネット13により内側に(図2(b)の矢印方向に)押圧されて、ネット13の弾性により圧縮される。このように、ゴミ収納具2にゴミ袋が収納される。
本実施の形態に係るゴミ収納具においても、ゴミ袋をコンパクトに収納することができるので、ゴミ袋の散乱などを防止することができる。この場合、ゴミ袋はネットの弾性により圧縮されるので、ゴミ収納具にゴミ袋が満杯であっても占有する領域が小さくて済む。また、このゴミ収納具は、閉じた状態ではほとんど場所をとらないので通行などの邪魔にならず、組み立てが容易であるので、持ち運びも楽である。さらに、開閉を簡単に行うことができるので、清掃が楽であると共に、ゴミ回収作業員の負荷を軽減することができる。また、ネットには通気性があるので衛生的である。
(実施の形態3)
図3(a)は、本発明の実施の形態3に係るゴミ収納具の開いた状態を示す図であり、図3(b)は、本発明の実施の形態3に係るゴミ収納具の閉じた状態を示す図である。
図3に示すゴミ収納具3は、一対の端部を有する略コの字形状の第1枠体31と、一対の端部を有する略コの字形状の第2枠体32と、第1枠体31内及び第2枠体32内に張られた袋状のネット38とから主に構成されている。第1枠体31のそれぞれの端部は回動可能に取り付けられており、これにより第1枠体31と第2枠体32とは、第1枠体31の端部と第2枠体32の端部とが結合した部分を回動点として相対的に開閉可能である。
第2枠体32の連接部32aの略中央部には、係合部材34が取り付けられており、第1枠体11の連接部31aの略中央部には、係合部材34を挿通する穴部36が形成されている。したがって、第1枠体31の連接部31aと第2枠体32の連接部32aを近づけて係合部材34を穴部36に通すことにより、第1枠体31と第2枠体32とが係合して閉じた状態となる。また、係合部材34の両側には、2つの取付具35が取り付けられている。この取付具35に他の部材に取り付けられているフック37を挿通することによりゴミ収納具3を他の部材に取り付けることができる。第1枠体31内及び第2枠体32内には、袋状のネット38が張られている。
上記構成を有するゴミ収納具3にゴミ袋を入れる場合、まず、第2枠体32の連接部32aの係合部材34を第1枠体31の連接部31aの穴部36から外す。このとき、第1枠体31及び第2枠体32は、第1枠体31の端部と第2枠体32の端部とが結合した部分を回動中心として回動する。これにより、ゴミ収納具3は、図3(a)に示すような開いた状態となる。そして、第1枠体31の連接部31aと第2枠体32の連接部32aとの間の開口からゴミ袋を投入する。その後、第1枠体31の連接部31aを第2枠体32の連接部32aに近づける。このとき、第1枠体31及び第2枠体32は、端部結合部分を回動中心として回動する。そして、第1枠体31の連接部31aの穴部36に第2枠体32の連接部32aの係合部材34を係合させると、ゴミ収納具3は図3(b)に示すような閉じた状態となる。このように、ゴミ収納具3にゴミ袋が収納される。
本実施の形態に係るゴミ収納具は、ゴミ袋をコンパクトに収納することができるので、ゴミ袋の散乱などを防止することができる。また、このゴミ収納具は、閉じた状態ではほとんど場所をとらないので通行などの邪魔にならず、組み立てが容易であるので、持ち運びも楽である。さらに、開閉を簡単に行うことができるので、清掃が楽であると共に、ゴミ回収作業員の負荷を軽減することができる。また、ネットには通気性があるので衛生的である。
(実施の形態4)
図4(a)は、本発明の実施の形態4に係るゴミ収納具の開いた状態を示す図であり、図4(b)は、本発明の実施の形態4に係るゴミ収納具の閉じた状態を示す図であり、図5は、本発明の実施の形態4に係るゴミ収納具を示す側面図である。図4及び図5において図1と同じ部分については図1と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図4に示すゴミ収納具4は、第2枠体12に対して開閉する第1枠体11,42,43…を複数設けた構成を有する。そして、第2枠体12と、第2枠体12に最も近い第1枠体42との間からゴミ袋の出し入れができるような開口を設け、その開口を塞ぐ蓋部材41を設けている。したがって、ネット13は、前記開口以外の領域をすべて覆うように張られている。
蓋部材41は、蓋を折り畳めるようにするヒンジ部41aと、蓋部材41の先端に取り付けられた取っ手部41bとを有する。この蓋部材41は、ヒンジ部41aにより第1枠体側の先端側が下方にのみ折り畳めるようになっている。反対に、蓋部材41を開く場合には、蓋部材41が一体として上方に開くようになっている。したがって、ゴミ収納具4を開くときには、図4(a)に示すように、蓋部材41がヒンジ部41aで折れずに一体として持ち上げることができ、ゴミ収納具4を閉じるときには、図4(b)に示すように、蓋部材41がヒンジ部41aで折れて複数の第1枠体11,42,43…をすべてまとめて引っ掛けることができるようになっている。
上記構成を有するゴミ収納具4にゴミ袋を入れる場合、まず、蓋部材41の取っ手41bを持って持ち上げる。これにより、ヒンジ部41aで折れていた蓋部材41が一体に持ち上げられる。このとき、まとめられていた第1枠体11,42,43が開いて図5に示すように広がる。そして、第2枠体12と第1枠体42との間の開口が現れる。これにより、ゴミ収納具4は、図4(a)に示すような開いた状態となる。そして、この開口からゴミ袋を投入する。その後、第1枠体11の取っ手14を持って持ち上げると、それぞれの枠体間が閉じていき、第1枠体11,42,43がまとめられる。そして、蓋部材41を下ろして、蓋部材41はヒンジ部41aで折り、先端を一番外側の第1枠体の外側に引っ掛ける。これにより、ゴミ収納具4は図4(b)に示すような閉じた状態となる。このように、ゴミ収納具4にゴミ袋が収納される。
本実施の形態に係るゴミ収納具は、ゴミ袋をコンパクトに収納することができるので、ゴミ袋の散乱などを防止することができる。特に、本実施の形態のゴミ収納具4は、大容量であるが、コンパクトにまとめることが可能である。また、このゴミ収納具は、閉じた状態ではほとんど場所をとらないので通行などの邪魔にならず、組み立てが容易であるので、持ち運びも楽である。さらに、開閉を簡単に行うことができるので、清掃が楽であると共に、ゴミ回収作業員の負荷を軽減することができる。また、ネットには通気性があるので衛生的である。
本発明は上記実施の形態1〜4に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態1〜4で説明した構成は適宜組み合わせて実施することができる。また、上記実施の形態1〜4における構造、材料などについては、例示であり、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
(a)は、本発明の実施の形態1に係るゴミ収納具の構成を示す斜視図であり、(b)は、本発明の実施の形態1に係るゴミ収納具の構成を示す側面図であり、(c)及び(d)は、本発明の実施の形態1に係るゴミ収納具の係合部を説明するための図である。 (a)は、本発明の実施の形態2に係るゴミ収納具の構成を示す正面図であり、(b)は、本発明の実施の形態2に係るゴミ収納具の構成を示す側面図である。 (a)は、本発明の実施の形態3に係るゴミ収納具の開いた状態を示す図であり、(b)は、本発明の実施の形態3に係るゴミ収納具の閉じた状態を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態4に係るゴミ収納具の開いた状態を示す図であり、(b)は、本発明の実施の形態4に係るゴミ収納具の閉じた状態を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るゴミ収納具を示す側面図である。
符号の説明
1〜4 ゴミ収納具
11,31,42,43 第1枠体
11a 端部
11b,11c 可動部
11d,12e,31a,32a 連接部
12,32 第2枠体
12a 角部
12b 回動軸部
12c,12d 固定部
13 ネット
14 取っ手
15 取付具
18 係合部材
19 広告
20 ゴミ袋
21 支持部材
22 弾性部材
41 蓋部材

Claims (9)

  1. 一対の端部を有する略コの字形状の少なくとも一つの第1枠体と、前記少なくとも一つの第1枠体の前記一対の端部が回動可能に取り付けられる一対の角部を有する略矩形状の第2枠体と、前記第1枠体内、前記第2枠体内及び前記第1枠体と前記第2枠体との間に張られたネットと、を具備し、前記第1及び第2枠体は、前記一対の角部間を回動軸として相対的に開閉可能であり、開いた状態でゴミの投入が可能であり、閉じた状態で両者間にゴミを収納することを特徴とするゴミ収納具。
  2. 前記第1又は第2枠体に係合する係合部材が前記第1又は第2枠体に設けられていることを特徴とする請求項1記載のゴミ収納具。
  3. 前記係合部材は、前記第1又は第2枠体の一方に取り付けられ、他方の枠体を挟み込んで係合する部材であることを特徴とする請求項2記載のゴミ収納具。
  4. 前記係合部材は、前記第1又は第2枠体の一方に取り付けられ、他方の枠体に引っかけて係合する部材であることを特徴とする請求項2記載のゴミ収納具。
  5. 前記第1及び第2枠体に、両者を閉じる方向に付勢する弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のゴミ収納具。
  6. 前記第1又は第2枠体に取り付けられ、前記第1又は第2枠体を立てた状態で支持する支持部材を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のゴミ収納具。
  7. 前記第1又は第2枠体の一方に張られたネットの張力が他方に張られたネットの張力よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のゴミ収納具。
  8. 第1の一対の端部を有する略コの字形状の第1枠体と、前記第1の一対の端部と回動可能に取り付けられる第2の一対の端部を有する略コの字形状の第2枠体と、前記第1枠体内及び前記第2枠体内に張られた袋状のネットと、を具備し、前記第1及び第2枠体は、前記第1の一対の端部が第2の一対の端部に相対的に取り付けられた部分を回動点として相対的に開閉可能であり、開いた状態でゴミの投入が可能であり、閉じた状態で両者間にゴミを収納することを特徴とするゴミ収納具。
  9. 前記第1及び第2枠体を閉じた際に当接する前記第1又は第2枠体に、他の部材に取り付け可能な取付部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のゴミ収納具。

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