JP3208147U - 簡易ごみ集積所形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ごみ袋を集積場所に確実に保管してごみの散乱を防ぐだけではなく、ごみ集積所が与える不快感を軽減することのできる簡易ごみ集積所形成装置を提供する。【解決手段】矩形状枠組又は片流れ矩形状枠組にメッシュ布又は板状体を張設した側面構成部材を左右一対と、先端に張設用落とし棒10を固定したカバー用ネット体とからなり、左右一対の側面構成部材はその基部縦枠部分2を固定用壁体に所定の幅をもって左右方向に回動するように取り付け、側面構成部材の上部には、先端に固定用棒材を固定したカバー用ネット体を固定用壁体に取り付け、不必要時には、側面構成部材を回動して固定用壁体に沿って近接状態に維持し、カバー用ネット体も折畳んで固定用壁体に沿って近接保持するようにし、必要なときは、側面構成部材を回動してごみ集積所を形成し、カバー用ネット体を展開してごみ集積所の上部開口部と前部開口部をカバーする。【選択図】図1

Description

本考案は、平時は構成部材が固定用壁体に沿って近接した状態に保持収納されており、必要時には簡単な回動操作でごみ集積装置所を組み立て形成設置することの出来る簡易ごみ集積所形成装置に関する。
生活ごみを回収するためのごみ集積所は、人々の生活に欠かせない必須の施設であるが、従来より、家庭や業務上に出たビニール製のごみ袋や紙袋やごみ容器に収納された各種にごみは、道路脇のごみ集積所に露出状態で置くか、地面に設置された固定型のごみ集積容器の中に置くなどしている。その場合、野良犬や猫やカラスなどの動物により集積されたごみが荒らされたり強風により散乱して、街や道路を汚したり、歩行者や車などの交通の妨げになったりするなど、人々に不快感をもたらすという問題がある。
また、集積されたごみ袋やごみ集積容器を露出状態で置くと、その集積場所の周囲を汚ごしたり悪臭が発生したりすることも多く不衛生になり易い。このため、ごみ回収後には、ゴミ袋やごみ集積容器を置いた場所やごみ集積所の設置場所をきれいに掃除して清潔な状態にしておきたいとの要請がある。
しかるに、ごみの回収は決められた日時に定期的に行われているのが普通である。このため回収時に一時的にしか必要としないごみ集積所やごみ集積容器を常時設置しておくのは、環境保全の面からも好ましいことではないうえ、その場所と空間を有効利用できないという無駄もある。本考案は、これらの技術的課題を解決せんとするものである。
ごみ集積所に関する従来技術としては、これまで次のようなものが提案されている。
特許第1980571号、発明の名称「折り畳み式集積ネット」特許第2980571号の発明は、左右の支柱の間を上部横枠で連結して、主枠形成し、前記左右の支柱の下部に回動側枠の基端部を枢支し、左右の回動側枠の先端を回動横枠で連結してネット開閉用回動枠を構成し、前記左右の支柱と上部横枠が連結される第1と第2の隅角部と、左右の回動側枠と回動横枠とが交わる第3と第4の隅角部とで、平面矩形に展開でき、展開時下縁が地面とほぼ接する長さに設けられた上下解放のネット本体の上部隅部を支持し、かつ、前記ネット本体の上部開口部を開閉する蓋ネットを上部横枠に取付けた構成を特徴とする折り畳み式ごみ集積ネットである。 特許第2784902号、発明の名称「ごみ集積所散乱防止ネット装置」特許第2784902号の発明は、ごみ入り袋を投入するための投入口を有する、ゴム糸又はゴム紐からなる網目状ネットと、該ゴム糸又はゴム紐から成る網目状ネットの外周縁に沿って設けて側面部を形成するための、化学繊維又は天然繊維から成る糸又は紐で編んだネットと、前記二つのネットをそれぞれ結設しこれら二つのネットを広めてごみ入り袋を集積する空間を形成するためのフレームと、該フレームを維持しまた壁面などに固定するための保持具から構成されるごみ集積所散乱防止ネット装置である。 実用新案登録第3177444号、考案の名称「ごみ集積装置」実用新案登録第3177444号の考案は、長方形状の前板と、前記前板の横方向の一方の端縁にヒンジ手段にて揺動自在に支持される複数枚に分割された折畳み自在の第1の側板と、前記前板の横方向の他端縁にヒンジ手段にて揺動自在に指示されるとともにそれらがヒンジ手段にて揺動自在に支持される複数枚に分割された折畳み自在の第2の側と、前記第1の側板及び前記第2の側板の最後部に位置する側板の端縁を揺動自在に支持する指示手段と、前記前板の上端縁と広げられた第1の側板の上端縁と第2の側板のうえ端縁で構成される開口部を開閉するとともに前期第1の側板及び第2の側板が折り畳まれた際に前記前板の前面を覆うように揺動自在に支持された蓋体と、前記前板の下端に取付けられたキャスターとより構成されていることを特徴とするごみ集積装置である。
前記先願の第1発明は、ネット開閉用回動枠を介して折畳ワンタッチでごみ収納器に変化する折畳み式ごみ集積ネットであり、先願の第2発明はごみ入り袋を集積する空間を形成するためのフレームを介して投入口を有する網目状ネットと、側面部を形成するためのネットで構成されたごみ集積所散乱防止ネット装置である。このようなごみ集積ネットでは、いずれもごみ集積所に集積されたごみ袋やごみ容器を網目状ネットで被覆するだけである。そのため、ごみの散乱を防止する効果はあるが、ネットであるため集積されたごみ袋が周囲から丸見えとなっており、集積されたごみ袋を周囲の人々の視界や意識から隔離することができていない。つまり当該発明に係るごみ集積ネットでは、集められたごみ袋がもたらす人々の不快感や不衛生感をなくすことができないし、街や周囲の環境を保全することまでは出来ない。
先願の第3考案は、長方形の前板と折畳み自在の側板と蓋体とから構成された箱体であり、通行を妨げないようにしたごみ集積装置である。折畳み式になっていることで小型化はするが、箱体状のごみ集積装置は解体されずに保持されているので当該ごみ集積装置が常時設置場所に存在することを誰でも認識できる。その結果、人々の不快感を防ぐことができないし、環境保全も充分なものにはならないものである。
本考案は、ごみ袋を明確に区分された特定の集積場所に確実に保管できるようにして動物や風によるごみの散乱を防ぐだけではなく、ごみ集積所の存在が人々に与える不快感や不衛生感を軽減することのできる簡易ごみ集積装置を提供せんとするものである。その特徴は、ごみ集積所を必要とするごみ回収時には、ごく簡単な回動操作をするだけでごみ集積所を簡単に組み立てて形成設置できるようにし、ごみ袋を所定の集積場所に確実に保管できるようにするとともに、ごみ回収時でない平時にはその構成部材を簡単な操作で解体してごみ集積所の存在を人々に意識させないようにすることができるようにした点にある。その結果、本考案に係る簡易ごみ集積所形成装置はごみ集積による街の環境や景観の悪化を防ぐとともに、平時は必要のないごみ集積所の設置場所を有効に活用することができるようにした有用性のある簡易ごみ集積所を提供するものである。
本考案は、上記のように、必要時には周囲から区分されたごみ集積所を簡単に形成できるごみ集積所形成装置を設置できるとともに、不要時には、その形成されたごみ集積所を簡単に解体して収納できるので環境保全により人々の不快感を軽減できるようにした簡易ごみ集積装置である。以下そのような課題を解決する手段について説明する。
登録を受けようとする第1の考案は、500mm〜1100mmの高さを有する基部縦枠と、当該基部縦枠と同一又は多少低い高さの前部縦枠と、前記基部縦枠と前部縦枠とを連結する上部枠と下部枠とから構成される矩形状枠組又は片流れ矩形状枠組にメッシュ布又は板状体を張設してなる側面構成部材を左右一対と、先端に張設用棒材を固定したネットを形成したごみ集積所の開口部分を被う大きさに構成してなるカバー用ネット体とからなる。
当該左右一対の側面構成部材はその基部縦枠部分をヒンジ手段にて固定用壁体に所定の幅をもって左右方向に回動するように取り付けてある。
同時に、当該固定用壁体に取り付けられた左右一対の側面構成部材の上部には、先端に固定用棒材を固定した前記カバー用ネット体を固定手段にて固定用壁体に取り付けてある。
ごみ集積所を必要としないとき(平時)は、左右一対の側面構成部材を回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するようにし、前記カバー用ネット体は折畳んで固定用壁体に沿って近接して保持するようになす。
そして、ごみ集積所が必要なとき(ごみ回収時)は、左右一対の側面構成部材を固定用壁体に対して直交する位置に回動してごみ集積所を形成し、折りたたんだ前記カバー用ネット体を展開して形成されているごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーするようにしたことを特徴とする簡易ごみ集積所形成装置である。
上記のように本考案に係る簡易ごみ集積所形成装置の構成は、左右一対の側面構成部材と、先端に固定用棒材を固定した前記カバー用ネット体というシンプルな構成部材からなり、両者は、固定用壁体に取り付けられているだけである。しかもその取付手段は汎用のヒンジで充分であるため、材料費や設置費用が安価で済むので経済的である。
ごみ回収時が迫り簡易ごみ集積所が必要になったときは、固定用壁体に取付けられ固定用壁体に沿って近接した状態に維持されている左右一対の側面構成部材を、固定用壁体と直交するようにほぼ90度回動するという簡単な操作だけで簡易ごみ集積所を形成設置することができる。
ごみの回収が済んでごみ集積所が次のごみ回収日まで必要がなくなった時には、左右一対の側面構成部材を回動して固定用壁体に沿って近接した状態にするだけで、設置されていた簡易ごみ集積所は解体させることができる。このように本考案に係るごみ集積所の形成設置とその解体は、左右一対の側面構成部材を回動させるという極簡単な操作で確実にできるので非常に使い易い。しかも、ごみ集積所を必要としない平時には、簡単にこの形成されたごみ集積所を解体し、左右一対の側面構成部材を固定用壁体に沿って近接した状態にできるため、それまで使用していたごみ集積所の設置場所が空いた空間となるので、容易に掃除ができるし、その空間を他の多様な用途に有効活用ができるようになるので便利である。
形成設置された簡易ごみ集積所内にごみ袋やごみ容器などが集められたときは、折畳んで固定用壁体に取付けられているカバー用ネット体を展開して当該ごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーすることができる。そのため、カラスや野良犬や猫などの動物によって散乱されたり、風によって散乱されたりするのを防ぐことができる。
また、本考案に係る簡易ごみ集積所が設置された場合、左右一対の側面構成部材によって、明確にごみ集積所となる領域が明確に区分されているうえ、その側面である矩形状枠組にメッシュ布又は板状体が張設してあるので、ごみの集積状態をそれ以外の場所から隔離保護した状態となり、人々の不快感を和らげ街の環境保全状態を保つことができる。
登録を受けようとする第2の考案は、前記第1考案に記載した簡易ごみ集積所形成装置において、左右一対の側面構成部材を1500mm〜6000mmの幅間隔に取り付けたことを特徴とする簡易ごみ集積所形成装置である。当該簡易ごみ集積所の幅は、集積されるごみ袋の数によって適宜設定できるが、市販されている一般的なごみ袋の幅が650mm〜700mmなので簡易ごみ集積所としては1500mm〜6000mmであればその大きさとその収納容量は充分である。
登録を受けようとする第3の考案は、前記第1考案に記載した簡易ごみ集積所形成装置において、左右一対の側面構成部材が取り付けられた所定の幅の中間部に側面構成部材と同一または相似形の中仕切り体を固定用壁体にヒンジ手段にて左右方向に回動するように取り付け、ごみ集積所の形成時に中仕切り体が形成されるようにしたことを特徴とする簡易ごみ集積所形成装置である。その結果、収納された多量のごみ袋を、整理して荷崩れしない適正な姿勢で収納することが出来る。
登録を受けようとする第4の考案は、前記第1考案に記載した簡易ごみ集積所形成装置において、左右一対の側面構成部材の前部縦枠に係止部を形成しておくとともに、当該一対の側面構成部材の所定の幅に対応した幅の前板部材を追加して用意し、ごみ集積所の形成時に前記係止部を介して前板部材を装着するようにしたことを特徴とする前板付き簡易ごみ集成装置である。
当該第4の考案は、第1考案に記載した簡易ごみ集積所形成装置の開口している前面に前板部材を係止して前面も板材で囲い集積されているごみ袋を完全に区分された空間に隔離保護するようにしたものである。このように集積されているごみ袋について、その前面まで囲うのは、必要に応じて行われるオプション構成である。
本考案は上記のように、必要時には周囲から明確に区分されたごみ集積所を簡単な操作で形成設置できるごみ集積所形成装置であり、不要時には、その形成されたごみ集積所を簡単に解体して、そのごみ収納場所を空にできるので、その空間を容易に清掃することができるとともに、その空間を様々な用途に有効利用することが出来る。
当該簡易ごみ集積所形成装置は、その構成部材がシンプルで、しかもその設置作業が簡単なので、その材料費や設置費用が安価になり経済的である。
本考案に係る簡易ごみ集積所が設置され、その集積所内にごみ袋やごみ容器などが集められたときは、折畳んで固定用壁体に取付けられているカバー用ネット体を展開して当該ごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーすることができるので、カラスや野良犬や猫などの動物によって散乱されたり、風によって散乱されたりするのを防ぐことができる。
更に、左右一対の側面構成部材によって、明確にごみ集積所となる領域が明確に区分されているうえ、その側面である矩形状枠組にメッシュ布又は板状体が張設してあるので、ごみの集積状態をそれ以外の場所から隔離保護した状態となり、人々の不快感を和らげたり、周囲の環境保全状態を保つことができる。
以下、本考案の実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る簡易ごみ集積所を形成し、カバー用ネット体を展開してごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーした状態を示す斜視図であり、図2はごみ集積所を必要としないとき、左右一対の側面構成部材を回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するようにし、前記カバー用ネット体は折畳んで固定用壁体に沿って近接して保持するような状態を示す斜視図であり、図3はごみ集積所が必要なとき、左右一対の側面構成部材を固定用壁体に対して直交する位置に回動してごみ集積所を形成した時の状態を示す斜視図であり、図4は、第4請求項の考案である前板付きのごみ集積所を形成したときの斜視図であり、図5は第4考案である前板付きのごみ集積所を形成し、前記カバー用ネット体を展開して、上部開口をカバーした状態を示す斜視図であり、図6は、本考案に係る簡易ごみ集積所を構成する構成部材を示す正面図であり、図7は側面構成部材をヒンジ手段で固定用壁体に回動するように取付ける状態を示す説明図である。
<第1実施例>
以下、本考案の実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る簡易ごみ集積所を形成し、カバー用ネット体を展開してごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーした状態を示す斜視図であり、図6は、本考案に係る簡易ごみ集積所を構成する構成部材を示す正面図である。図中1a,1bは、左右一対の側面構成部材である。当該側面構成部材は、500mm〜1100mmの高さを有する基部縦枠2と、当該基部縦枠2と同一又は多少低い高さの前部縦枠3と、前記基部縦枠2と前部縦枠3とを連結する上部枠4と下部枠5とから構成される矩形状枠組又は片流れ矩形状枠組であり、その矩形状枠組にはメッシュ布、網状体又は板状体6が張設してある。図示実施例は標準サイズのものであり、基部縦枠の高さが990mmで、前部縦枠3は620mm、上部枠4は1235mm、下部枠5を1220mmとした。尚、これらの枠の材質は、アルミ角材やスチールパイプや木材などフレームになり得るものであれば特に制限されるものではない。また図中7,7は取付け用のヒンジ手段であり、図中8は側面構成部材と同一又は相似形の中仕切り体である。
図中9は、カバー用ネット体であり、10は先端に設けた張設用落とし棒であり、11はごみ集積所の上部開口部と前部開口部を被う大きさに構成した固定したネットとから構成されている
また、図中12は、第4考案に記載した前板付きのごみ集積所を形成する前板部材である。尚、図中13は、側面構成部材1a,1bの前部縦枠3の下部に設けた張設用落とし棒や前板部材用の係止部である。
図中の左右一対の側面構成部材1a,1bは、その基部縦枠2の部分をヒンジ手段7にて固定用壁体Aに所定の幅をもって左右方向に回動するように取り付けられている。当該側面構成部材1a,1bの固定用壁体Aへの取り付けは、図7に示すように、ヒンジ手段7を介して左右方向に回動するように固定用壁体Aに取付けてある。
当該固定用壁体Aに取り付けられた左右一対の側面構成部材1a,1bの上部には、先端に固定用落とし棒10を固定した前記カバー用ネット体9が固定手段にて固定用壁体Aに取り付けてある。当該カバー用ネット体9の取り付けは、汎用の固定手段を介して固定用壁体Aに取り付けてあればよく、特に限定されるものではない。尚、当該カバー用ネット体9は、先端に固定用落とし棒10を用いて前記カバー用ネット体9を展開するだけで簡単に上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーすることができる。
本考案に係る簡易ごみ集積所は、次のような操作により簡易ごみ集積所を形成設置したり、解体収納して使用することができる。
まず、ゴミ集積所が必要でない平時には、図2に示すように、左右一対の側面構成部材1a,1bを回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するようにするとともに、前記カバー用ネット体5のネット部分を丸めるなどして折畳み、固定用壁体Aに沿って近接して保持するようになす。尚、中仕切り体8があるときは、当該中仕切り体8についても、側面構成部材1a,1bと同じ様に回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するようにする。
次に、ごみの回収時が近づきごみ集積所が必要になったときは、図3に示すように左右一対の側面構成部材1a,1bと、中仕切り体8を固定用壁体Aに対して直交する位置にまで約90度回動してごみ集積所を形成設置し、ごみ袋等を集積した後、図1に示すように、折りたたんだ前記カバー用ネット体9を展開して形成されたごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーするようにする。
ごみの回収時が終わったら、図2に示すように前記カバー用ネット体5を折りたたんで固定用壁体に沿って保持し、左右一対の側面構成部材1a,1bを簡単に回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するだけで形成されていたごみ集積装置を解体する。これによって、ごみ収納場所が空くので、その空間を容易に清掃することができ、その空間を様々な用途に有効利用することが出来る。
<第2実施例>
本考案の第2実施例は、図6に示したように第1実施例に記載した簡易ごみ集積所形成装置における左右一対の側面構成部材1a,1bの前部縦枠3の下部に係止部13を形成しておくとともに、当該一対の側面構成部材1a,1bの所定の幅に対応した幅の前板部材12を追加して用意し、ごみ集積所の形成時に前記係止部13を介して前板部材12を装着できるようにしたことを特徴とする前板付き簡易ごみ集積所形成装置である。
当該第2実施例を使用する際は、図4に示すように左右一対の側面構成部材1a,1bを固定壁体Aに対して直交するように回動して第1実施例に示したごみ集積所を形成設置したうえ、その前面開口部を塞ぐように側面構成部材1a,1bの係止部13を介して前板部材を装着する。そのうえで、カバー用ネット体9を展開して形成されたごみ集積装置の上部開口部を開閉自在にカバーする。
上記のように当該第2実施例は、第1考案に記載した簡易ごみ集積所形成装置の開口している前面に前板部材を係止して前面も板材で囲い集積されているごみ袋を完全に区分された空間に隔離保護するようにしたものである。このように集積されているごみ袋について、その前面まで囲うことにより、環境保全するという効果を更に強めることが出来る。
本考案に係る簡易ごみ集積所を形成し、カバー用ネット体を展開してごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーした状態を示す斜視図である。 ごみ集積所を必要としないとき、左右一対の側面構成部材を回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するようにし、前記カバー用ネット体は折畳んで固定用壁体に沿って近接して保持するような状態を示す斜視図である。 ごみ集積所が必要なとき、左右一対の側面構成部材を固定用壁体に対して直交する位置に回動してごみ集積所を形成した時の状態を示す斜視図である。 第4請求項の考案である前板付きのごみ集積所を形成したときの斜視図である。 第4考案である前板付きのごみ集積所を形成し、前記カバー用ネット体を展開して、上部開口をカバーした状態を示す斜視図である。 本考案に係る簡易ごみ集積所を構成する構成部材を示す正面図である。 側面構成部材をヒンジ手段で固定用壁体に回動するように取付ける状態を示す説明図である。
1a,1b:側面構成部材
2:基部縦枠
3:前部縦枠
4:上部枠
5:下部枠
6:網状体又は板状体6
7:ヒンジ手段
8:中仕切り体
9:カバー用ネット体
10:張設用落とし棒
11:ネット
12:前板部材
13:係止部
A:固定用壁体

Claims (4)

  1. 500mm〜1100mmの高さを有する基部縦枠と、当該基部縦枠と同一又は多少低い高さの前部縦枠と、前記基部縦枠と前部縦枠とを連結する上部枠と下部枠とから構成される矩形状枠組又は片流れ矩形状枠組にメッシュ布又は板状体を張設してなる側面構成部材を左右一対と、先端に張設用落とし棒を固定したネットであってごみ集積所の開口部分を被う大きさに構成してなるカバー用ネット体とからなり、前記左右一対の側面構成部材はその基部縦枠部分をヒンジ手段にて固定用壁体に所定の幅をもって左右方向に回動するように取り付けるとともに、当該固定用壁体に取り付けられた左右一対の側面構成部材の上部には、先端に固定用棒材を固定した前記カバー用ネット体を固定手段にて固定用壁体に取り付け、ごみ集積所を必要としないときは、左右一対の側面構成部材を回動して固定用壁体に沿って近接した状態に維持するようにし、前記カバー用ネット体は折畳んで固定用壁体に沿って近接して保持するようになし、ごみ集積所が必要なときは、左右一対の側面構成部材を固定用壁体に対して直交する位置に回動してごみ集積所を形成し、折りたたんだ前記カバー用ネット体を展開して形成されたごみ集積所の上部開口部と前部開口部を開閉自在にカバーするようにしたことを特徴とする簡易ごみ集積所形成装置。
  2. 請求項1に記載した簡易ごみ集積所形成装置において、左右一対の側面構成部材を1500mm〜6000mmの幅間隔に取り付けたことを特徴とする簡易ごみ集積所形成装置。
  3. 請求項1に記載した簡易ごみ集積所形成装置において、左右一対の側面構成部材が取り付けられた所定の幅の中間部に側面構成部材と同一または相似形の中仕切り体を固定用壁体にヒンジ手段にて左右方向に回動するように取り付け、ごみ集積所の形成時に中仕切り体が形成されるようにしたことを特徴とする簡易ごみ集積所形成装置。
  4. 請求項1に記載した簡易ごみ集積所形成装置において、左右一対の側面構成部材の前部縦枠の下部に係止部を形成しておくとともに、当該一対の側面構成部材の所定の幅に対応した幅の前板部材を追加して用意し、ごみ集積所の形成時に前記係止部を介して前板部材を装着できるようにしたことを特徴とする前板付き簡易ごみ集積所形成装置。
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