JP2017044006A - 袋用開閉式ホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】さまざまな大きさの袋の使用に対応し易く、室内のみならず悪環境例えば雨の降る屋外での使用にも耐える袋用開閉式ホルダーを提供する。【解決手段】矩形の外枠2、矩形の内枠12と第1〜第4の縦枠3等に形成された第1〜第4の支持部7等を備え、第1、第3の支持部7、17及び第2、第4の支持部8、18とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には外枠2と内枠12が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダー1で、第1〜第4の縦枠3等及び第1〜第4の横枠5等は線状であり、第1等の支持部7等は、支持部7等によって規定される仮想平面が、外枠2によって規定される仮想平面と垂直に形成されるS字状であり、第3等支持部17等は、支持部17等によって規定される仮想平面が、内枠12によって規定される仮想平面に含まれるように形成される。【選択図】図1
Description
対向する第1の縦枠と第2の縦枠及び対向する第1の横枠と第2の横枠を有する矩形の外枠と、対向する第3の縦枠と第4の縦枠及び対向する第3の横枠と第4の横枠を有する矩形の内枠と、前記第1〜第4の縦枠に形成された第1〜第4の支持部と、を備え、前記第1の支持部と前記第3の支持部及び前記第2の支持部と前記第4の支持部とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には前記外枠と前記内枠が開かれて平地に立脚できる袋用開閉式ホルダーに関する。
従来、ゴミ袋や土のう等の袋用ホルダーは、内容物を袋の中に入れるため、口の開いた状態で袋を保持できるように、そして不要になれば物置等に収納できる構造のものが提供されてきた。
特許文献1には、内容物がゴミである折り畳みゴミ袋の保持スタンドであって、梯形コの字形の外枠と内枠を内接して回動可能に軸着し、折り畳んで平行と開いてX字形に立設する構成で、両枠上部の切欠に袋の開口部をワンタッチで装着するものが開示されている。また特許文献2には、内容物が土である土のう袋保持スタンドであって、アームからなる二枚のスタンドを設け、そのスタンドに支柱軸と軸穴を介し左右に開閉折り畳み機能を設け、支柱軸の一部に差しこみ棒を受ける中空軸を設けたものが開示されている。
特許文献1には、内容物がゴミである折り畳みゴミ袋の保持スタンドであって、梯形コの字形の外枠と内枠を内接して回動可能に軸着し、折り畳んで平行と開いてX字形に立設する構成で、両枠上部の切欠に袋の開口部をワンタッチで装着するものが開示されている。また特許文献2には、内容物が土である土のう袋保持スタンドであって、アームからなる二枚のスタンドを設け、そのスタンドに支柱軸と軸穴を介し左右に開閉折り畳み機能を設け、支柱軸の一部に差しこみ棒を受ける中空軸を設けたものが開示されている。
しかしながら、特許文献1の保持スタンドでは回動可能に軸着するため軸を使用しているので、その軸が金属製であれば錆びの発生しやすい環境で使用されれば発生した錆びによって、回動が不十分になるおそれがあった。
また特許文献2の保持スタンドでは、2つのアームの他に差し込み棒という部品が必要であり、さまざま大きさの土のうに対応することが困難という問題があった。
また特許文献2の保持スタンドでは、2つのアームの他に差し込み棒という部品が必要であり、さまざま大きさの土のうに対応することが困難という問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、さまざまな大きさの袋の使用に対応し易く、室内のみならず悪環境例えば雨の降る屋外での使用にも耐える袋用開閉式ホルダーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の次のような構成を有している。
(1)対向する第1の縦枠と第2の縦枠及び対向する第1の横枠と第2の横枠を有する矩形の外枠と、対向する第3の縦枠と第4の縦枠及び対向する第3の横枠と第4の横枠を有する矩形の内枠と、前記第1〜第4の縦枠に形成された第1〜第4の支持部と、を備え、前記第1の支持部と前記第3の支持部及び前記第2の支持部と前記第4の支持部とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には前記外枠と前記内枠が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダーにおいて、前記第1〜第4の縦枠及び前記第1〜第4の横枠は線状であり、前記第1及び第2の支持部は、該支持部によって規定される仮想平面が、前記外枠によって規定される仮想平面と垂直に形成されるS字状であり、前記第3及び第4の支持部は、該支持部によって規定される仮想平面が、前記内枠によって規定される仮想平面に含まれるように形成される山形状であることを特徴とする袋用開閉式ホルダーである。
以下の記載において、S字状の第1の支持部と山形状の第3の支持部の組み合わせ部分を、第1の組み合わせ部分と言い、S字状の第2の支持部と山形状の第4の支持部の組み合わせ部分を、第2の組み合わせ部分と言う場合がある。
(2) 前記S字状は点対称であり、前記山形状は線対称である(1)に記載の袋用開閉式ホルダーである。
(3)前記第1及び第3の横枠に、それぞれ少なくても1つの保持突起を、さらに備えた(1)又は(2)に記載の袋用開閉式ホルダーである。
(4)前記第2及び第4の横枠に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起を、さらに備えた(1)〜(3)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダーである。
(5)土のう用開閉式ホルダーである(1)〜(4)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダーである。
(1)対向する第1の縦枠と第2の縦枠及び対向する第1の横枠と第2の横枠を有する矩形の外枠と、対向する第3の縦枠と第4の縦枠及び対向する第3の横枠と第4の横枠を有する矩形の内枠と、前記第1〜第4の縦枠に形成された第1〜第4の支持部と、を備え、前記第1の支持部と前記第3の支持部及び前記第2の支持部と前記第4の支持部とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には前記外枠と前記内枠が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダーにおいて、前記第1〜第4の縦枠及び前記第1〜第4の横枠は線状であり、前記第1及び第2の支持部は、該支持部によって規定される仮想平面が、前記外枠によって規定される仮想平面と垂直に形成されるS字状であり、前記第3及び第4の支持部は、該支持部によって規定される仮想平面が、前記内枠によって規定される仮想平面に含まれるように形成される山形状であることを特徴とする袋用開閉式ホルダーである。
以下の記載において、S字状の第1の支持部と山形状の第3の支持部の組み合わせ部分を、第1の組み合わせ部分と言い、S字状の第2の支持部と山形状の第4の支持部の組み合わせ部分を、第2の組み合わせ部分と言う場合がある。
(2) 前記S字状は点対称であり、前記山形状は線対称である(1)に記載の袋用開閉式ホルダーである。
(3)前記第1及び第3の横枠に、それぞれ少なくても1つの保持突起を、さらに備えた(1)又は(2)に記載の袋用開閉式ホルダーである。
(4)前記第2及び第4の横枠に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起を、さらに備えた(1)〜(3)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダーである。
(5)土のう用開閉式ホルダーである(1)〜(4)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダーである。
本発明の作用・効果を説明する。
(1)対向する第1の縦枠と第2の縦枠及び対向する第1の横枠と第2の横枠を有する矩形の外枠と、対向する第3の縦枠と第4の縦枠及び対向する第3の横枠と第4の横枠を有する矩形の内枠と、第1〜第4の縦枠に形成された第1〜第4の支持部と、を備え、第1の支持部と第3の支持部及び第2の支持部と第4の支持部とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には外枠と内枠が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダーにおいて、第1〜第4の縦枠及び第1〜第4の横枠は線状であり、第1及び第2の支持部は、支持部によって規定される仮想平面が、外枠によって規定される仮想平面と垂直に形成されるS字状であり、第3及び第4の支持部は、支持部によって規定される仮想平面が、内枠によって規定される仮想平面に含まれるように形成される山形状であることを特徴とする袋用開閉式ホルダーであるので、開脚されて立脚したときに、第1の縦枠について第1の組み合わせ部分において発生する力と、第2の組み合わせ部分において発生する力が偶力の関係にあって、また第2の縦枠について第1の組み合わせ部分において発生する力と、第2の組み合わせ部分において発生する力が偶力の関係にあって、第1の縦枠についての偶力によるモーメントと第2の縦枠についての偶力によるモーメントが、お互いに打消しあって第1の縦枠と第2の縦枠は立脚の状態を保っていると推定される。そのため、袋用開閉式ホルダーは、第1及び第2の支持部にボルトやナットを使用しないで済み、ボルト等に発生する錆びによる回動の不都合を防止し、閉脚すれば折り畳んで収納することによって、収納スペースを節約することができるという効果を奏する。
(2)S字状は点対称であり、山形状は線対称である(1)に記載の袋用開閉式ホルダーであるので、S字状と山形状の接する部分における回動が一層スムーズになるという効果を奏する。
(3)第1及び第3の横枠に、それぞれ少なくても1つの保持突起を、さらに備えた(1)又は(2)に記載の袋用開閉式ホルダーであるので、第1及び第3の横枠に備えられた少なくても一つの保持突起を、保持する袋の大きさすなわち開口部の大きさに応じて選ぶことができるため、様々な大きさの袋を使用することができるという効果を奏する。
(4)第2及び第4の横枠に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起を、さらに備えた(1)〜(3)の何れか一つに記載の袋用開閉式ホルダーであるので、固定突起を平地に押し込むことができるため、平地にしっかりと固定されるという効果を奏する。
(5)土のう用開閉式ホルダーである(1)〜(4)の何れか一つに記載の袋用開閉式ホルダーであるので、悪環境が多い屋外で使用される袋である土のうを使用したときに、ボルト等に発生する錆びによる回動の不都合を防止し、閉脚すれば折り畳んで収納することによって、収納スペースを節約することができるとういう効果をより一層奏することができるのである。
(1)対向する第1の縦枠と第2の縦枠及び対向する第1の横枠と第2の横枠を有する矩形の外枠と、対向する第3の縦枠と第4の縦枠及び対向する第3の横枠と第4の横枠を有する矩形の内枠と、第1〜第4の縦枠に形成された第1〜第4の支持部と、を備え、第1の支持部と第3の支持部及び第2の支持部と第4の支持部とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には外枠と内枠が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダーにおいて、第1〜第4の縦枠及び第1〜第4の横枠は線状であり、第1及び第2の支持部は、支持部によって規定される仮想平面が、外枠によって規定される仮想平面と垂直に形成されるS字状であり、第3及び第4の支持部は、支持部によって規定される仮想平面が、内枠によって規定される仮想平面に含まれるように形成される山形状であることを特徴とする袋用開閉式ホルダーであるので、開脚されて立脚したときに、第1の縦枠について第1の組み合わせ部分において発生する力と、第2の組み合わせ部分において発生する力が偶力の関係にあって、また第2の縦枠について第1の組み合わせ部分において発生する力と、第2の組み合わせ部分において発生する力が偶力の関係にあって、第1の縦枠についての偶力によるモーメントと第2の縦枠についての偶力によるモーメントが、お互いに打消しあって第1の縦枠と第2の縦枠は立脚の状態を保っていると推定される。そのため、袋用開閉式ホルダーは、第1及び第2の支持部にボルトやナットを使用しないで済み、ボルト等に発生する錆びによる回動の不都合を防止し、閉脚すれば折り畳んで収納することによって、収納スペースを節約することができるという効果を奏する。
(2)S字状は点対称であり、山形状は線対称である(1)に記載の袋用開閉式ホルダーであるので、S字状と山形状の接する部分における回動が一層スムーズになるという効果を奏する。
(3)第1及び第3の横枠に、それぞれ少なくても1つの保持突起を、さらに備えた(1)又は(2)に記載の袋用開閉式ホルダーであるので、第1及び第3の横枠に備えられた少なくても一つの保持突起を、保持する袋の大きさすなわち開口部の大きさに応じて選ぶことができるため、様々な大きさの袋を使用することができるという効果を奏する。
(4)第2及び第4の横枠に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起を、さらに備えた(1)〜(3)の何れか一つに記載の袋用開閉式ホルダーであるので、固定突起を平地に押し込むことができるため、平地にしっかりと固定されるという効果を奏する。
(5)土のう用開閉式ホルダーである(1)〜(4)の何れか一つに記載の袋用開閉式ホルダーであるので、悪環境が多い屋外で使用される袋である土のうを使用したときに、ボルト等に発生する錆びによる回動の不都合を防止し、閉脚すれば折り畳んで収納することによって、収納スペースを節約することができるとういう効果をより一層奏することができるのである。
図1は袋用開閉式ホルダー1が平地に立脚された状態の斜視図である。図1に基づいて、袋用開閉式ホルダー1の説明を行う。袋用開閉式ホルダー1は、矩形の外枠2と矩形の内枠12を備えて構成されている。外枠2は、対向する第1の縦枠3と第2の縦枠4及び対向する第1の横枠5と第2の横枠6を、内枠12は、対向する第3の縦枠13と第4の縦枠14及び対向する第3の横枠15と第4の横枠16備えて構成される(外枠2については図4、内枠12については図6参照)。
縦枠3、4、13、14及び横枠5、6、15、16はそれぞれ金属製の線状で、太さは、袋を保持できて袋用開閉式ホルダーの成形性の観点から4mm〜7mmが好ましく、袋が土のうである場合には特に6mmが好ましい。金属の材質としてはコスト面から鉄が好ましい。
縦枠3、4、13、14及び横枠5、6、15、16はそれぞれ金属製の線状で、太さは、袋を保持できて袋用開閉式ホルダーの成形性の観点から4mm〜7mmが好ましく、袋が土のうである場合には特に6mmが好ましい。金属の材質としてはコスト面から鉄が好ましい。
第1の縦枠3の中央部分には、S字状の第1の支持部7、第2の縦枠4の中央部分には同形のS字状の第2の支持部8、第1の横枠5には第2の横枠6と反対方向側に3個の保持突起9A〜9Cが所定の間隔をおいて備えられている。支持突起9A等は先端に向かってテーパを有しているため、袋の開口部を引っかけて容易に袋を保持することができる。外枠2は平地Gに対して傾斜を有しているため、保持突起9A〜9Cが平地Gに対して鉛直方向に備えられるようにすることが好ましく、その傾斜に応じて保持突起9A〜9Cと第1の縦枠3とのなす角度は、120°〜180°から適宜に選択される。
第2の横枠6には、第1の横枠5と反対方向側に2個の固定突起10A、10Bが、所定の間隔をおいて備えられる。固定突起10A等は先端に向かってテーパを有しているため、固定突起10A等が、袋用開閉式ホルダー1が立脚している平地Gの地中に押し込まれることによって、袋用開閉式ホルダー1が強固に平地Gに固定されるのである。保持突起10A、10Bが平地Gに鉛直に押し込まれることが好ましいため、保持突起10A、10Bと第1の縦枠3とのなす角度は、130°〜170°から適宜に選択される。
第2の横枠6には、第1の横枠5と反対方向側に2個の固定突起10A、10Bが、所定の間隔をおいて備えられる。固定突起10A等は先端に向かってテーパを有しているため、固定突起10A等が、袋用開閉式ホルダー1が立脚している平地Gの地中に押し込まれることによって、袋用開閉式ホルダー1が強固に平地Gに固定されるのである。保持突起10A、10Bが平地Gに鉛直に押し込まれることが好ましいため、保持突起10A、10Bと第1の縦枠3とのなす角度は、130°〜170°から適宜に選択される。
第3の縦枠13の中央部分には、山形状の第3の支持部17、第4の縦枠14の中央部分には同形の山形状の第4の支持部18、第3の横枠15には第4の横枠16と反対方向側に3個の保持突起19A〜19Cが所定の間隔をおいて備えられている。第4の横枠16には、第3の横枠15と反対方向側に2個の固定突起20A、20Bが、所定の間隔をおいて備えられる。保持突起19A〜19C、固定突起20A、20Bは、それぞれ保持突起9A〜9C、固定突起10A、10Bと等価である。つまり保持突起19A〜19Cは、先端に向かってテーパを有しており、それらと第3の縦枠13とのなす角度は、120°〜180°から適宜に選択される等である。
S字状の第1の支持部7と山形状の第3の支持部17による第1の組み合わせ部分60、及びS字状の第2の支持部8と山形状の第4の支持部18による第2の組み合わせ部分61は、それぞれ回動可能である。袋用開閉式ホルダー1を使用するには、第2の横枠6と第4の横枠16を平地Gに接地するようにし、第1の横枠5と第3の縦枠15を上側にして立てるようにする。そのときには、外枠2と内枠12は開かれうるところまで開いている。すなわち例えば第1の組み合わせ部分60において、S字状の第1の支持部7と山形状の第3の支持部17が、所定部分で接触して、外枠2と内枠12が開かれることができない状態になっている。詳細は後述する(図7参照)。
図2は袋用開閉式ホルダー1に土のう50が保持された状態の斜視図である。すなわち袋が土のう50であるから、袋用開閉式ホルダー1は、土のう用開閉式ホルダー70となる。図2に基づいて、土のう用開閉式ホルダー70の説明を行う。
土のう50はその開口部51を上側にして、保持突起9A〜9Cと、保持突起19A〜19Cに、開口部51付近が引っかけられ、開口部51が開かれた状態で保持される。保持の仕方は、保持突起9A〜9Cから選ばれた少なくても1つと、保持突起19A〜19Cから選ばれた少なくても1つを使用することによって変化させることができる。
土のう50はその開口部51を上側にして、保持突起9A〜9Cと、保持突起19A〜19Cに、開口部51付近が引っかけられ、開口部51が開かれた状態で保持される。保持の仕方は、保持突起9A〜9Cから選ばれた少なくても1つと、保持突起19A〜19Cから選ばれた少なくても1つを使用することによって変化させることができる。
ところで、土のう50は様々なサイズのものが市販されている。例えば幅は約25〜60cm程度で、高さは約60cm〜100cm程度のものである。
そこで、袋用開閉式ホルダー70は、外枠2及び内枠12の長手方向の長さは約60cm程度、短手方向の長さは約25cm程度が好ましい。土のう50が、仮に幅約25cmで高さ約60cmである場合には、土のう用開閉式ホルダー70の長手方向の長さと土のう50の高さとの関係から、土のう用開閉式ホルダー70の保持突起9A〜9Cのうちの1つと、保持突起19A〜19Cのうちの1つの計2つを使用することができる。開口部51は、開口部51を閉じる紐53を通すため2枚重ね52になっているので、2つすなわち2箇所によって開口部51を開けば、開口の状態を保つことができる。
そこで、袋用開閉式ホルダー70は、外枠2及び内枠12の長手方向の長さは約60cm程度、短手方向の長さは約25cm程度が好ましい。土のう50が、仮に幅約25cmで高さ約60cmである場合には、土のう用開閉式ホルダー70の長手方向の長さと土のう50の高さとの関係から、土のう用開閉式ホルダー70の保持突起9A〜9Cのうちの1つと、保持突起19A〜19Cのうちの1つの計2つを使用することができる。開口部51は、開口部51を閉じる紐53を通すため2枚重ね52になっているので、2つすなわち2箇所によって開口部51を開けば、開口の状態を保つことができる。
次に土のう50が、仮に幅約60cmで高さ約100cmである場合には、サイズすなわち容量が大きい分土のう50に入れる土等は多くなるのであるから、土のう50は、土のう用開閉式ホルダー70によりしっかり保持されるべきである。この場合には、土のう50の高さが、土のう用開閉式ホルダー70の長手方向の長さより十分寸法があるので、保持突起9A〜9C、19A〜19Cの6個を使ってしっかり保持されることができるのである。すなわち土のう用開閉式ホルダー70は、保持突起を複数個有することによって、土のう50のサイズに応じた使用が可能となるのである。
なお土のう50でない袋を使用する場合でも、外枠2等の長手方向等の長さを、その袋のサイズに見合った長さに設計することによって対応することができる。
なお土のう50でない袋を使用する場合でも、外枠2等の長手方向等の長さを、その袋のサイズに見合った長さに設計することによって対応することができる。
図3は袋用開閉式ホルダー1が折り畳まれた状態の斜視図である。第1の組み合わせ部分60と第2の組み合わせ部分61は、それぞれ回動可能であるため、外枠2と内枠12はほぼ平行になるように折り畳むことができ、折り畳んだ袋用開閉式ホルダー1は重ねて収容されることができるので、収納効率がよい。特に土のう用開閉式ホルダー70の収納場所は、屋外に立てられた倉庫等であり、収納場所が狭いため収納効率が高いことは好ましい。
図4は袋用開閉式ホルダー1の外枠2の正面図である。図4に基づいて外枠2について追加の説明を行う。外枠2はその矩形を含む仮想平面HO(図示せず)を規定できるように形成されている。またS字状の第1の支持部7も、そのS字状を含む仮想平面HS(図示せず)を規定できるように形成されている。そしてその2つの仮想平面HOとHSはお互いに垂直に交わる関係になっている。
図5はA方向からみた第1の支持部7の拡大説明図である。図5に基づいて第1の支持部7の説明を行う。第1の支持部7のS字状は、接続点33について点対称である対称性を有するS字状である。すなわち角度θS及び角度θTによってS字状は形成され、角度θSは鋭角であって回転可動の観点から40°〜60°が好ましい。またθTは鈍角であって保持しようとする袋のサイズや外枠2と内枠12の長手方向の長さ等との関係によって適宜に設計されるが、回動可能の観点から150°〜170°が好ましい。なお、第2の支持部8のS字状は、回動可能をスムーズにするため、第1の支持部7のS字状と同形であることが好ましい。
図5はA方向からみた第1の支持部7の拡大説明図である。図5に基づいて第1の支持部7の説明を行う。第1の支持部7のS字状は、接続点33について点対称である対称性を有するS字状である。すなわち角度θS及び角度θTによってS字状は形成され、角度θSは鋭角であって回転可動の観点から40°〜60°が好ましい。またθTは鈍角であって保持しようとする袋のサイズや外枠2と内枠12の長手方向の長さ等との関係によって適宜に設計されるが、回動可能の観点から150°〜170°が好ましい。なお、第2の支持部8のS字状は、回動可能をスムーズにするため、第1の支持部7のS字状と同形であることが好ましい。
図6は袋用開閉式ホルダー1の内枠12の正面図である。図5に基づいて内枠12について追加の説明を行う。内枠12はその矩形を含む仮想平面HI(図示せず)を規定できるように形成されている。また山形状の第3の支持部17も、その山形状を含む仮想平面HM(図示せず)を規定できるように形成されている。そして仮想平面HMは仮想平面HIに含まれる関係になっている。第3の支持部17の山形状は、対称線Mについて線対称である対称性を有する山形状である。すなわち角度θMによって山形状は形成され、θMは回転可動の観点から75°〜95°が好ましい。第4の支持部18の山形状は、回動可能をスムーズにするため、第3の支持部17の山形状と同形であることが好ましい。
袋用開閉式ホルダー1を夜間の屋外で使用する場合には、外枠2と内枠12がそれぞれ蛍光塗料で塗装されれば、袋用開閉式ホルダー1の所在場所が視認できて有効な場合がある。特に袋用開閉式ホルダー1が土のう用開閉式ホルダー70であれば、緊急災害時の作業について非常に有効である。暴風雨によって川が増水し、堤防等が決壊するおそれ等が発生した場合に、緊急処置として土のう50に土石等を詰めて並べ、護岸しようとする防災作業が行われることがある。そのときに土のう50を保持した土のう用開閉式ホルダー70が、蛍光塗料によって視認性を向上していれば、防災作業が有効かつ迅速に行われることになる。
図7は第1の組み合わせ部分60の拡大説明図である。図7に基づいて第1の組み合わせ部分60の説明を行う。S字状の第1の支持部7は、第1の横枠5の側(以下、上側という)から第2の横枠6の側(以下、下側という)に向かって、S字状の上側端31、上側頂点32、接続点33、下側頂点34及び下側端35を形成している。一方山形状の第3の支持部17は、上側から下側に向かって、山形状の上側端41、頂点42及び下側端43を形成している。
組み合わせ部分60において、山形状の上側端41から頂点42の線材の後方内側に、S字状の上側端31から上側頂点32を経由した接続点33の線材があり、S字状の接続点33から下側頂点34の線材の後方内側に、山形状の頂点42から下側端43の線材がある。
組み合わせ部分60において、山形状の上側端41から頂点42の線材の後方内側に、S字状の上側端31から上側頂点32を経由した接続点33の線材があり、S字状の接続点33から下側頂点34の線材の後方内側に、山形状の頂点42から下側端43の線材がある。
図7に基づいて、第1の組み合わせ部分60及び第2の組み合わせ部分61によって、袋用開閉式ホルダー1が立脚する作用について、必ずしも明らかではないが、以下に説明を行う。
第1の横枠5及び第3の横枠15に袋55(図示せず)が保持されて、第1の縦枠3については、S字状の接続点33について、接続点33より上側では下側への方向の力FO、接続点33より下側では上側への方向の力FOがそれぞれ作用する。一方、第3の縦枠13については、山形状の頂点42について、頂点42より上側では下側への方向への力FI、頂点42より下側では上側への方向の力FIがそれぞれ作用する。そうすると接続点33(頂点42)より上側でS字状と山形状の接する部分P1(以下、部分P1と言う)では、第1の縦枠3については下側への方向の力FO1、第3の縦枠13については下側への方向の力FI1が発生する。一方、接続点33(頂点42)より下側でS字状と山形状の接する部分P2(以下、部分P2と言う)では、第1の縦枠3については上側への方向の力FO2、第3の縦枠13については上側への方向の力FI2が発生する。
第1の横枠5及び第3の横枠15に袋55(図示せず)が保持されて、第1の縦枠3については、S字状の接続点33について、接続点33より上側では下側への方向の力FO、接続点33より下側では上側への方向の力FOがそれぞれ作用する。一方、第3の縦枠13については、山形状の頂点42について、頂点42より上側では下側への方向への力FI、頂点42より下側では上側への方向の力FIがそれぞれ作用する。そうすると接続点33(頂点42)より上側でS字状と山形状の接する部分P1(以下、部分P1と言う)では、第1の縦枠3については下側への方向の力FO1、第3の縦枠13については下側への方向の力FI1が発生する。一方、接続点33(頂点42)より下側でS字状と山形状の接する部分P2(以下、部分P2と言う)では、第1の縦枠3については上側への方向の力FO2、第3の縦枠13については上側への方向の力FI2が発生する。
力FOと力FIの大きさは等しいので、力FO1、力FO2、力FI1及び力FI2はそれぞれ大きさが等しく、力FO1と力FO2及び力FI1及び力FI2のそれぞれ力の方向は平行であると推定される。その理由は以下のようである。
S字状は接続点33について点対称であり、山形状は対称線Mについて線対称であって、仮想平面HSと仮想平面HMは垂直に交わっている。すなわち力FO1、力FO2、力FI1及び力FI2は仮想平面HSに含まれ、力FO1と力FO2及び力FI1及び力FI2はそれぞれ平行になっていると推定される。そうであるならば、部分P1と部分P2を結ぶ補助線N上の部分P1と部分P2の中間点をOとするとき、FO1と力FO2及び力FI1と力FI2はそれぞれいわゆる偶力の関係になっていると推定される。そして第1の縦枠3に作用するFOに基づく力FO1と力FO2の偶力によるモーメントと、第3の縦枠13に作用するFIに基づくFI1と力FI2の偶力によるモーメントとが、部分P1と部分P2において、第1の接続部7と第3の接続部17が、それぞれ動こうとする方向をお互いに妨げるように接して組み合わされることによって、お互いが打ち消しあうと推定される。一方第2の組み合わせ部分61についても同様である。その結果、外枠2と内枠12との位置が維持され立脚すると推定される。
S字状は接続点33について点対称であり、山形状は対称線Mについて線対称であって、仮想平面HSと仮想平面HMは垂直に交わっている。すなわち力FO1、力FO2、力FI1及び力FI2は仮想平面HSに含まれ、力FO1と力FO2及び力FI1及び力FI2はそれぞれ平行になっていると推定される。そうであるならば、部分P1と部分P2を結ぶ補助線N上の部分P1と部分P2の中間点をOとするとき、FO1と力FO2及び力FI1と力FI2はそれぞれいわゆる偶力の関係になっていると推定される。そして第1の縦枠3に作用するFOに基づく力FO1と力FO2の偶力によるモーメントと、第3の縦枠13に作用するFIに基づくFI1と力FI2の偶力によるモーメントとが、部分P1と部分P2において、第1の接続部7と第3の接続部17が、それぞれ動こうとする方向をお互いに妨げるように接して組み合わされることによって、お互いが打ち消しあうと推定される。一方第2の組み合わせ部分61についても同様である。その結果、外枠2と内枠12との位置が維持され立脚すると推定される。
したがって、第1の組み合わせ部分60と第2の組み合わせ部分61に、ボルトやナットを使用しないで済むため、それらが錆びることよって組み合わせ部分60、61の回動が困難になる等の不都合を回避することができるという効果を奏する。その効果は、袋用開閉式ホルダー1が屋外で使用する土のう用開脚式ホルダー70である場合に特に有効である。なお、第1の支持部7のS字状の凹みの寸法は、第3の縦枠13の線径よりも大きく、第3の支持部17の山形状の凹みの寸法は、第1の縦枠3の線径よりも大きい。また第2の支持部8のS字状の凹みの寸法は、第4の縦枠14の線径よりも大きく、第4の支持部18の山形状の凹みの寸法は、第2の縦枠4の線径よりも大きい。
袋用開閉式ホルダー1の作製方法としては、第1に第1〜第4の支持部を作製するため、例えば外径6mmの鉄製の線材が4本用意される(以下に記載する線材の外径は全て6mmであるため、線材の外径の記載は省略する)。第1、第2の支持部7,8のS字状は上側端31から下側端35までが、例えば60mmであるので、第1、第2の支持部7,8を作製する線材の長さは例えば100mmである。第1、第2の支持部7,8は、その線材のS字状となる部分を加熱してS字状に形成できる型に押し当てることによって作製される。第3、第4の支持部17,18の山形状は上側端41から下側端43までが、例えば30mmであるので、第3、第4の支持部17,18を作製する線材の長さは例えば70mmである。第3、第4の支持部17,18は、その線材の山形状となる部分を加熱して山形状に形成できる型に押し当てることによって作製される。
第2に外枠2を作製するため、例えば長さ750mmの線材と長さ770mmの線材が用意される。第1の接続部7の上側に長さ750mmの線材を溶接で接続し、第1の横枠5に相当する部分の長さが約250mmとなるようにその線材を2箇所で折り曲げ、第2の接続部8の上側に溶接で接続する。そして第1の接続部7の下側に長さ770mmの線材を溶接で接続し、第2の横枠6に相当する部分の長さが約250mmとなるようにその線材を2箇所で折り曲げ、第2の接続部8の下側に溶接で接続する。こうして外枠2が作製される。
第3に内枠12を作製するため、例えば長さ740mmの線材と長さ800mmの線材が用意される。第3の接続部17の上側に長さ740mmの線材を溶接で接続し、第3の横枠15に相当する部分の長さが約250mm(外枠2の内側に納まるような寸法である)となるようにその線材を2箇所で折り曲げ、第4の接続部18の上側に溶接で接続する。そして第3の接続部17の下側に長さ800mmの線材を溶接で接続し、第4の横枠6に相当する部分の長さが約250mmとなるようにその線材を2箇所で折り曲げ、第4の接続部18の下側に溶接で接続する。こうして内枠12が作製される。
第3に内枠12を作製するため、例えば長さ740mmの線材と長さ800mmの線材が用意される。第3の接続部17の上側に長さ740mmの線材を溶接で接続し、第3の横枠15に相当する部分の長さが約250mm(外枠2の内側に納まるような寸法である)となるようにその線材を2箇所で折り曲げ、第4の接続部18の上側に溶接で接続する。そして第3の接続部17の下側に長さ800mmの線材を溶接で接続し、第4の横枠6に相当する部分の長さが約250mmとなるようにその線材を2箇所で折り曲げ、第4の接続部18の下側に溶接で接続する。こうして内枠12が作製される。
第4に外枠2に保持突起9A〜9Cを接続するため、テーパを有する根元の外径が例えば6mmで長さが20mmの鉄製円錐形部品と、固定突起10A、10Bを接続するため、テーパを有する根元の外径が例えば6mmで長さが25mmの鉄製円錐形部品が用意される。第1の横枠5の中央部分に保持突起9Bが位置し、保持突起9Aから9Cまでの間隔が例えば150mmで、その中間に保持突起9Bが位置するように、第1の横枠5に保持突起9A〜9Cが溶接で接続される。第2の横枠6に固定突起10Aから10Bまでの間隔が例えば200mmで、固定突起10A、10Bから第2の横枠6の近い端までのそれぞれの距離が等しくなる位置に、第4の横枠に固定突起10A、10Bが溶接で接続される。
第5にS字状の第1の接続部7に山形状の第3の支持部17が、S字状の第2の接続部8に山形状の第4の支持部18が組み合わせられように、外枠2と外枠12に適宜の力を加えて袋用開閉式ホルダー1とする。
第6に蛍光塗料が袋用開閉式ホルダー1に塗装される。なお、蛍光塗料の色は、袋用開閉式ホルダー1の視認性を向上させるために赤や黄色等が適宜に選択される。また外枠2と内枠12が別々の色の蛍光塗料で塗装されても良く、蛍光塗料以外の塗料が適宜に使用されてもよい。
なお、言うまでもなく第1〜第5の作製手順や内容は適宜な変更、修正が可能である。
第6に蛍光塗料が袋用開閉式ホルダー1に塗装される。なお、蛍光塗料の色は、袋用開閉式ホルダー1の視認性を向上させるために赤や黄色等が適宜に選択される。また外枠2と内枠12が別々の色の蛍光塗料で塗装されても良く、蛍光塗料以外の塗料が適宜に使用されてもよい。
なお、言うまでもなく第1〜第5の作製手順や内容は適宜な変更、修正が可能である。
本実施例によれば、(1)対向する第1の縦枠3と第2の縦枠4及び対向する第1の横枠5と第2の横枠6を有する矩形の外枠2と、対向する第3の縦枠13と第4の縦枠14及び対向する第3の横枠15と第4の横枠16を有する矩形の内枠12と、第1〜第4の縦枠3、4、13、14に形成された第1〜第4の支持部7、8、17、18と、を備え、第1の支持部7と第3の支持部17及び第2の支持部8と第4の支持部18とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には外枠2と内枠12が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダー1において、第1〜第4の縦枠3、4、13、14及び第1〜第4の横枠5、6、15、16は線状であり、第1及び第2の支持部7,8は、支持部7、8によって規定される仮想平面HSが、外枠2によって規定される仮想平面HOと垂直に形成されるS字状であり、第3及び第4の支持部17、18は、支持部17、18によって規定される仮想平面HMが、内枠12によって規定される仮想平面HIに含まれるように形成される山形状であることを特徴とする袋用開閉式ホルダー1である。
(2)S字状は点対称であり、山形状は線対称である(1)に記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(3)第1及び第3の横枠3、13に、それぞれ少なくても1つの保持突起9Aを、さらに備えた(1)又は(2)に記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(4)第2及び第4の横枠8、18に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起10Aを、さらに備えた(1)〜(3)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(5)土のう用開閉式ホルダー70である(1)〜(4)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(2)S字状は点対称であり、山形状は線対称である(1)に記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(3)第1及び第3の横枠3、13に、それぞれ少なくても1つの保持突起9Aを、さらに備えた(1)又は(2)に記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(4)第2及び第4の横枠8、18に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起10Aを、さらに備えた(1)〜(3)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダー1である。
(5)土のう用開閉式ホルダー70である(1)〜(4)の何れか1つに記載の袋用開閉式ホルダー1である。
本発明の袋用開閉式ホルダーについては、上記実施例に限定されることなく、色々な応用が可能である。本発明の実施の態様では保持突起や固定突起にはキャップは被せられていないが、持ち運びの利便性を考慮してキャップ等を被せてもよい。
1 袋用開閉式ホルダー
2 外枠
3 第1の縦枠
4 第2の縦枠
5 第1の横枠
6 第2の横枠
12 内枠
13 第3の縦枠
14 第4の縦枠
15 第3の横枠
16 第4の横枠
7 第1の支持部
8 第2の支持部
17 第3の支持部
18 第4の支持部
9(9A、9B、9C、19A、19B、19C) 保持突起
2 外枠
3 第1の縦枠
4 第2の縦枠
5 第1の横枠
6 第2の横枠
12 内枠
13 第3の縦枠
14 第4の縦枠
15 第3の横枠
16 第4の横枠
7 第1の支持部
8 第2の支持部
17 第3の支持部
18 第4の支持部
9(9A、9B、9C、19A、19B、19C) 保持突起
第1の縦枠3の中央部分には、S字状の第1の支持部7、第2の縦枠4の中央部分には同形のS字状の第2の支持部8、第1の横枠5には第2の横枠6と反対方向側に3個の保持突起9A〜9Cが所定の間隔をおいて備えられている。保持突起9A等は先端に向かってテーパを有しているため、袋の開口部を引っかけて容易に袋を保持することができる。外枠2は平地Gに対して傾斜を有しているため、保持突起9A〜9Cが平地Gに対して鉛直方向に備えられるようにすることが好ましく、その傾斜に応じて保持突起9A〜9Cと第1の縦枠3とのなす角度は、120°〜180°から適宜に選択される。
第2の横枠6には、第1の横枠5と反対方向側に2個の固定突起10A、10Bが、所定の間隔をおいて備えられる。固定突起10A等は先端に向かってテーパを有しているため、固定突起10A等が、袋用開閉式ホルダー1が立脚している平地Gの地中に押し込まれることによって、袋用開閉式ホルダー1が強固に平地Gに固定されるのである。固定突起10A、10Bが平地Gに鉛直に押し込まれることが好ましいため、固定突起10A、10Bと第1の縦枠3とのなす角度は、130°〜170°から適宜に選択される。
第2の横枠6には、第1の横枠5と反対方向側に2個の固定突起10A、10Bが、所定の間隔をおいて備えられる。固定突起10A等は先端に向かってテーパを有しているため、固定突起10A等が、袋用開閉式ホルダー1が立脚している平地Gの地中に押し込まれることによって、袋用開閉式ホルダー1が強固に平地Gに固定されるのである。固定突起10A、10Bが平地Gに鉛直に押し込まれることが好ましいため、固定突起10A、10Bと第1の縦枠3とのなす角度は、130°〜170°から適宜に選択される。
Claims (5)
- 対向する第1の縦枠と第2の縦枠及び対向する第1の横枠と第2の横枠を有する矩形の外枠と、対向する第3の縦枠と第4の縦枠及び対向する第3の横枠と第4の横枠を有する矩形の内枠と、前記第1〜第4の縦枠に形成された第1〜第4の支持部と、を備え、前記第1の支持部と前記第3の支持部及び前記第2の支持部と前記第4の支持部とが、回動可能にそれぞれ組み合わされ、使用時には前記外枠と前記内枠が開脚されて立脚できる袋用開閉式ホルダーにおいて、
前記第1〜第4の縦枠及び前記第1〜第4の横枠は線状であり、前記第1及び第2の支持部は、該支持部によって規定される仮想平面が、前記外枠によって規定される仮想平面と垂直に形成されるS字状であり、前記第3及び第4の支持部は、該支持部によって規定される仮想平面が、前記内枠によって規定される仮想平面に含まれるように形成される山形状であることを特徴とする袋用開閉式ホルダー。 - 前記S字状は点対称であり、前記山形状は線対称である請求項1に記載の袋用開閉式ホルダー。
- 前記第1及び第3の横枠に、それぞれ少なくても1つの保持突起を、さらに備えた請求項1又は2に記載の袋用開閉式ホルダー。
- 前記第2及び第4の横枠に、立脚して固定するために、それぞれ少なくても1つの固定突起を、さらに備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の袋用開閉式ホルダー。
- 土のう用開閉式ホルダーである請求項1〜4の何れか1項に記載の袋用開閉式ホルダー。
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- 2015-08-28 JP JP2015168407A patent/JP2017044006A/ja active Pending
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