JP2006218899A - 自動二輪車のラゲッジボックス構造 - Google Patents

自動二輪車のラゲッジボックス構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006218899A
JP2006218899A JP2005031879A JP2005031879A JP2006218899A JP 2006218899 A JP2006218899 A JP 2006218899A JP 2005031879 A JP2005031879 A JP 2005031879A JP 2005031879 A JP2005031879 A JP 2005031879A JP 2006218899 A JP2006218899 A JP 2006218899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luggage box
locking
motorcycle
cover
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005031879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4555108B2 (ja
Inventor
Shoichiro Sato
彰一郎 佐藤
Hiroshi Inokawa
浩志 井之川
Hideo Ogura
秀夫 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005031879A priority Critical patent/JP4555108B2/ja
Priority to CNB2006100032510A priority patent/CN100562457C/zh
Priority to MYPI20060517 priority patent/MY142096A/en
Publication of JP2006218899A publication Critical patent/JP2006218899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4555108B2 publication Critical patent/JP4555108B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】 自動二輪車のラゲッジボックス構造を改良することで、ホース類の係止構造を簡単にするとともに部品数を削減してコスト低減を図ることにある。
【解決手段】 シートの下方にラゲッジボックス15を設け、このラゲッジボックス15の後方に燃料タンクを配置した自動二輪車において、ラゲッジボックス15の側壁91に、燃料タンク側に接続した燃料ホース18を係止する燃料ホース第1係止部62、詳しくは横突出片96及び縦突出片97を一体成形した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動二輪車のラゲッジボックス構造の改良に関するものである。
従来の自動二輪車のラゲッジボックス構造として、ラゲッジボックスの側面にワイヤハーネス用係止具を取付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−165675号公報
特許文献1の図1には、ラゲッジボックス1の側面に係止具10を取付け、この係止具10でワイヤハーネス2を係止した状態が記載されている。
また、特許文献1の図2には、係止具10を、ラゲッジボックス1に取付けた樹脂製のスタッド11と、このスタッド11に嵌合させた樹脂製のクランパ12とから構成したことが記載され、ラゲッジボックス1の側面にスタッド11が超音波溶接機で溶着され、スタッド11の端部にクランパ12が嵌合され、クランパ12に設けたハーネス保持部12bでワイヤハーネス2が係止される。
特許文献1では、樹脂製のスタッド11、クランパ12が共に形状が複雑であるため、型で成形する場合、型の形状も複雑となってコストが嵩む。また、ワイヤハーネス2の係止構造として、部品数を減らすことができれば、コスト低減が可能になる。
本発明の目的は、自動二輪車のラゲッジボックス構造を改良することで、係止構造を簡単にするとともに部品数を削減してコスト低減を図ることにある。
請求項1に係る発明は、シート下方にラゲッジボックスを設け、このラゲッジボックスの後方に燃料タンクを配置した自動二輪車において、ラゲッジボックスの側壁に、燃料タンクに接続した燃料ホースを係止する係止部を一体成形したことを特徴とする。
ラゲッジボックスの側壁に一体成形した係止部で、燃料タンクに接続した燃料ホースを係止し、燃料ホース係止構造の簡素化と部品数削減を図る。
請求項2に係る発明は、ラゲッジボックス下部にバッテリ収納部を設け、このバッテリ収納部の側方に係止部を設けたことを特徴とする。
ラゲッジボックス下部にバッテリ収納部を設けた場合、ラゲッジボックスの幅よりバッテリ収納部の幅が小さいと、バッテリ収納部の側方にスペースが出来、このスペースに係止部で係止した燃料ホースを配置することが可能になる。
請求項3に係る発明は、係止部を、ラゲッジボックスの側壁の下部から側方に突出する横リブと、この横リブから側壁に沿って離れ、側壁の上部から垂下する縦リブとから構成し、横リブを、縦リブより内方に位置させたことを特徴とする。
横リブで燃料ホースを上下方向に支え、縦リブで燃料ホースが水平方向に振れないようにする。
請求項4に係る発明は、横リブよりも上方に位置するバッテリ収納部の開口部にバッテリカバーを設け、バッテリの上方を覆うようにしたことを特徴とする。
バッテリ収納部の開口部に設けたバッテリカバーによって、バッテリ収納部内のバッテリの上方が覆われて、ラゲッジボックスの開口部からバッテリが見えなくなるとともに、バッテリ収納部とバッテリカバー上方の収納空間とが分離される。
請求項5に係る発明は、シート下方にラゲッジボックスを設けた自動二輪車において、ラゲッジボックスに、エンジンの排気系へ2次空気を供給するための吸気ホースを係止する係止部を一体成形したことを特徴とする。
ラゲッジボックスに一体成形した係止部で、2次空気供給用の吸気ホースを係止し、吸気ホース係止構造の簡素化と部品数の削減を図る。
請求項1に係る発明では、ラゲッジボックスの側壁に燃料ホースの係止部を一体成形したので、燃料ホースを係止するためにラゲッジボックスに設けた燃料ホース係止構造の簡素化を図るとともに部品数を削減することができ、コストを低減することができる。
請求項2に係る発明では、ラゲッジボックス下部にバッテリ収納部を設け、このバッテリ収納部の側方に係止部を設けたので、バッテリ収納部側方のデッドスペースに燃料ホースを配置してスペースの有効利用を図ることができ、自動二輪車のコンパクト化を図ることができる。
請求項3に係る発明では、係止部を横リブと縦リブとから構成し、横リブを縦リブより内方に配置したので、燃料ホースがラゲッジボックス側壁から外方に突出せず、車体カバー等と干渉する心配がない。また、横リブと縦リブとの組み合わせで、燃料ホースを上下方向及び水平方向に係止することができ、燃料ホースの係止を確実に行うことができる。
請求項4に係る発明では、横リブよりも上方に位置するバッテリ収納部の開口部にバッテリカバーを設け、バッテリの上方を覆うようにしたので、ラゲッジボックス内の見映えを向上させることができるとともに、バッテリカバー上方に収納空間を形成することができる。
請求項5に係る発明では、ラゲッジボックスに、2次空気供給用の吸気ホースを係止する係止部を一体成形したので、吸気ホースを係止するためにラゲッジボックスに設けた吸気ホース係止構造の簡素化を図るとともに部品数を削減することができ、コストを低減することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るラゲッジボックス構造を採用した自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11のほぼ中央部下部にエンジン12及び変速機13からなるパワーユニット14を取付け、車体フレーム11のほぼ中央部上部にラゲッジボックス15を取付け、エンジン12へ燃料及び空気からなる混合気を供給するキャブレタ16に車体フレーム11の後部に取付けた燃料タンク17側から燃料ホース18を延ばし、また、エンジン12の排気通路へ2次空気を供給する2次空気供給装置19を設けた車両である。
車体フレーム11は、前端部に備えるヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から後方斜め下方に延ばしたメインパイプ22と、このメインパイプ22の後部に下方に延びるように取付けた左右一対のピボットプレート23,23(手前側の符号23のみ示す。)と、メインパイプ22の左右から後方斜め上方に延ばした一対のリヤパイプ24,24(手前側の符号24のみ示す。)とからなる。
車体を覆う車体カバー27は、ヘッドパイプ21の前方を覆うフロントカバー28と、メインパイプ22の両側方を覆うためにフロントカバー28の後部に設けた左右一対のメインパイプサイドカバー30,30(手前側の符号30のみ示す。)と、メインパイプ22の上方を覆うために左右のメインパイプサイドカバー30,30の上部に設けたメインパイプアッパカバー31と、フロントカバー28の後部の左右に設けるとともに大部分を上記のメインパイプサイドカバー30,30に重ねた左右一対のレッグシールドカバー32,32(手前側の符号32のみ示す。)と、上記メインパイプアッパカバー31の後部に接続するとともに車体の中央部を覆う左右一対のセンタサイドカバー33,33(手前側の符号33のみ示す。)と、センタサイドカバー33,33の後部に接続したリヤサイドカバー34,34(手前側の符号34のみ示す。)とからなる。
ここで、27aはメインパイプサイドカバー30とメインパイプアッパカバー31とのそれぞれの縁、即ち分割位置を示す第1曲線、27bはメインパイプサイドカバー30の下縁を示す第2曲線、27cはメインパイプサイドカバー30・メインパイプアッパカバー31とセンタサイドカバー33とのそれぞれの縁を示す第3曲線、27dはセンタサイドカバー33とリヤサイドカバー34とのそれぞれの縁を示す第4曲線である。第1曲線27aの先端は、側面視レッグシールドカバー32に重なるように前方に延びている。このため、レッグシールドカバー32を外したときに外観上の特徴となっている。
41はヘッドパイプ21に操舵自在に取付けたフロントフォーク、42はフロントフォーク41の下部に取付けた前輪、43は前輪42の上部を覆うフロントフェンダ、44はフロントフォーク41の上部に取付けたバーハンドル、46はメインパイプ22の前部下部に取付けたエアクリーナ、47はラゲッジボックス15及び燃料タンク17の上方を覆うシート、51はエンジン12から後方へ延ばした排気管、52は排気管51の後端に接続したマフラ、53はピボットプレート23,23にピボット軸25によりスイング自在に取付けたスイングアーム、55はスイングアーム53の後端部に取付けた後輪、56は後輪55の上方を覆うリヤフェンダである。
図2は本発明に係る自動二輪車の要部側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、燃料タンク17とキャブレタ16とを燃料供給管61で接続し、この燃料供給管61の大部分を構成するゴム製の燃料ホース18の途中をラゲッジボックス15の側壁に設けた燃料ホース第1係止部62で係止し、2次空気供給装置19を構成する吸気ホース63の先端部63aに近い部分をラゲッジボックス15の側壁に設けた吸気ホース係止部64で係止したことを示す。なお、65はキャブレタ16とエンジン12のシリンダヘッド12Aとを接続する吸気管である。
燃料供給管61は、燃料タンク17の吐出口17aに接続したゴム性のホース66と、このホース66に接続したゴム製の燃料ホース18とからなり、燃料ホース18の途中を上記した燃料ホース第1係止部62と、車体フレーム11に設けた鉤状の燃料ホース第2係止部67とで係止したものである。
2次空気供給装置19は、エンジン12の排気通路内に空気を供給することで排気ガス中の未燃焼ガス成分を酸化させて浄化するものであり、前述の吸気ホース63と、この吸気ホース63に接続した2次空気用エアクリーナ71と、この2次空気用エアクリーナ71に連結ホース72を介して接続した2次空気制御弁73と、この2次空気制御弁73に一端を接続するとともにエンジン12のシリンダヘッド12A内に設けた排気通路(不図示)に通じるように他端をシリンダヘッド12Aに接続した金属製の吸気チューブ74とからなる。
2次空気制御弁73は、図示せぬ配管によって接続したエンジン12の吸気通路の負圧を利用して2次空気制御弁73に設けた弁体を開閉することで吸気ホース63の先端部63aから吸い込んだ空気を排気通路に供給するときの空気の流量を制御する。
図3(a),(b)は本発明に係る車体カバーの説明図である。
(a)において、車体カバーのセンタサイドカバー33は、後部にほぼV字形状の溝部81を形成し、溝部81の内側全体に亘り底部81aを設けて補強され、溝部81の底に、リヤサイドカバー34(図1参照)のほぼV字形状の前部を係止するための矩形状の複数の係止穴82を開けたものである。なお、83はリヤサイドカバー34の前端を係止するために溝部81の側壁に開けた側部係止穴、84,84,85はセンタサイドカバー34を車体フレーム11側にビスで取付けるための取付穴である。
(b)は(a)のb−b線断面図であり、複数の係止穴82に、リヤサイドカバー34に設けた複数の係止フック87をそれぞれ挿入して係止し、センタサイドカバー33にリヤサイドカバー34を重ねて取付けたことを示す。溝部81の内側全体に亘り底部81aが設けられているので、リヤサイドカバー34の先端が細くても、互いの取付けが強固にできる。
図4(a),(b)は本発明に係るラゲッジボックスの説明図である。
(a)はラゲッジボックス15の側面図であり、ラゲッジボックス15は、上部壁91A及び下部壁91Bからなる側壁91に、燃料ホース18を係止する燃料ホース第1係止部62と、吸気ホース63を係止する吸気ホース係止部64とをそれぞれ一体に備え、内側の底部にバッテリ92を収納した部材である。
燃料ホース第1係止部62は、上部壁91Aよりも一段奥側に形成した下部壁91Bから水平に突出形成した横突出片96と、この横突出片96よりも車両前方側で上部壁91Aから下方に突出形成した縦突出片97とからなる。
吸気ホース係止部64は、吸気ホース63の一部を収納するために側壁91に縦に形成した縦溝101と、この縦溝101の上部側の側壁91に設けた係止爪部102と、ラゲッジボックス15の上部の開口部の縁に形成したフランジ部15Aから下方に突出させたフォーク状支持部103とからなり、吸気ホース63を縦溝101内に収納しつつ係止爪部102に係止し、上方に延ばした吸気ホース63の先端部63aを下側へ湾曲させてフォーク状支持部103の先端のフォーク部103aに掛けるものである。
(b)は(a)のb−b線断面図であり、縦溝101は、ほぼ半円形の断面に形成した部分であり、係止爪部102は、縦溝101とでほぼ円形断面となるように円弧形状の断面に形成した部分である。これらの縦溝101及び係止爪部102で吸気ホース63を係止する場合は、ゴム製の吸気ホース63を潰して隙間105から縦溝101と係止爪部102との間に挿入する。
図5(a),(b)は本発明に係るラゲッジボックスの第1断面図である。
(a)は図4の5a−5a線断面図であり、ラゲッジボックス15は、底部に、バッテリ92を収納するバッテリ収納部111と、このバッテリ収納部111の左右に配置したサブ収納部112,113とを設け、これらのサブ収納部112,113のそれぞれの上部外側方に左段部114及び右段部115を形成し、これらの左段部114及び右段部115に底部カバー118を載せることで、上記のバッテリ収納部111及びサブ収納部112,113を覆ったものである。
バッテリ収納部111は、内側壁116,117と、これらの内側壁116,117とを繋ぐ底壁119とで形成した部分である。なお、111Aはバッテリ収納部111の開口部である。
左側のサブ収納部112は、内側壁116と、下部壁91Bと、サブ底壁120とで形成した部分であり、これらの内側壁116と下部壁91Bとからそれぞれ突出壁121,122を突出させ、これらの突出壁121,122間にハーネス等の配線を挟んで固定する。
右側のサブ収納部113もサブ収納部112と同様に、内側壁117と、上部壁123Aとで側壁123を構成する下部壁123B(上部壁123Aよりも一段奥側に形成した部分である。)と、サブ底壁125とで形成し、サブ底壁125に開口部126を設けた部分であり、これらの内側壁117と下部壁123Bとからそれぞれ突出壁127,128を突出させ、これらの突出壁127,128間にハーネス等等の配線を挟んで固定し、開口部126からハーネス等の配線を外部へ引き出す。
左段部114は、穴部131を設けた部分であり、この穴部131は、樹脂製のラゲッジボックス15を型で成形する場合、横突出片96を成形するときに成形型の一部を挿入するために開けたものである。
本発明では、この穴部131に底部カバー118の下面に一体成形した下面突出部118aを嵌合させることで底部カバー118の位置決めを容易にするとともに、穴部131がラゲッジボックス15の開口部15B側から見えないようにした。
横突出片96は、燃料ホース18を載せて支持する部分である。
バッテリ収納部111の内側壁116と内側壁117との間隔は、側壁91と側壁123との間隔よりも小さいため、サブ収納部112,113、左段部114、右段部115のそれぞれの下方にはスペース132L,132R,133L,133Rが出来る。
本発明では、スペース132Lに横突出片96及び縦突出片97を設け、スペース132L内に燃料ホース18を配置して、スペース132Lの有効利用を図った。
例えば、横突出片96及び縦突出片97をスペース132R、スペース133L又はスペース133Rに設け、スペース132R、スペース133L又はスペース133Rに燃料ホース18を配置してもよい。
(b)は図5の5b−5b線断面図であり、上部壁91Aから左段部114よりも下方へ縦突出片97を延ばし、この縦突出片97を燃料ホース18の側方に配置したことを示す。
このように、横突出片96と縦突出片97とを設けることで、燃料ホース18の上下方向及び水平方向に係止することができ、燃料ホース18の係止が確実に行える。更に、図4に示したように、横突出片96と縦突出片97とを車両前後方向にずらして配置したことで、燃料ホース18を横突出片96と縦突出片97との間から挿入して燃料ホース第1係止部62に簡単に係止させることができ、燃料ホース18の組付性を向上させることができる。
図6(a),(b)は本発明に係るラゲッジボックスの第2断面図であり、図5(a)の6−6線断面を示す。(a)は底部カバー118を取付けた状態、(b)は矢印で示すように、底部カバー118を外した状態を示す。
(a)において、バッテリ収納部111は、ラゲッジボックス15の後部下部に設けた部分であり、前壁135と、底壁119と、後壁136とで形成した部分である。なお、138は上部前壁141と、上部後壁142と、上部底壁143とで形成した工具収納部である。なお、144はラゲッジボックス15に底部カバー118を固定するための固定具である。
(b)において、ラゲッジボックス15は、底部カバー118の下端部118bを挿入する挿入溝151と、固定具144((a)参照)を挿入する固定具挿入穴152とを備え、底部カバー118は、固定具144を挿入する固定具挿入穴118cを備える。
図7は本発明に係るラゲッジボックスの平面図であり、ラゲッジボックス15を、ラゲッジボックス15に備える底部カバー118と共に示す。
ラゲッジボックス15は、ほぼ中央に位置するバッテリ収納部111と、このバッテリ収納部111の後方右方に配置した工具収納部138と、前述のサブ収納部112,113とを備え、バッテリ収納部111、サブ収納部112,113、左段部114及び右段部115に底部カバー118を被せたときに、この底部カバー118と、底部カバー118より車両前方の前底壁155と、底部カバー118より車両後方左方の後底壁156とで大きな収納部157を形成する。なお、158はシート47(図1参照)を開閉自在に支持するシート支持部、161,162はラゲッジボックス15を車体フレーム11(図1参照)に取付ける取付穴である。
以上の図2及び図5に示したように、本発明は第1に、シート47(図1参照)下方にラゲッジボックス15を設け、このラゲッジボックス15の後方に燃料タンク17を配置した自動二輪車10(図1参照)において、ラゲッジボックス15の側壁91に、燃料タンク17側に接続した燃料ホース18を係止する係止部としての燃料ホース第1係止部62を一体成形したことを特徴とする。
ラゲッジボックス15の側壁91に燃料ホース18の燃料ホース第1係止部62を一体成形したので、燃料ホース18を係止するためにラゲッジボックス15に設けた燃料ホース係止構造の簡素化を図るとともに部品数を削減することができ、コストを低減することができる。
本発明は第2に、ラゲッジボックス15の下部にバッテリ収納部111を設け、このバッテリ収納部111の側方に燃料ホース第1係止部62を設けたことを特徴とする。
バッテリ収納部111の側方に燃料ホース第1係止部62を設けたので、バッテリ収納部111の側方のデッドスペースであるスペース132Lに燃料ホース18を配置してスペース132Lの有効利用を図ることができ、自動二輪車10のコンパクト化を図ることができる。
本発明は第3に、燃料ホース第1係止部62を、ラゲッジボックス15の側壁91の下部、即ち下部壁91Bから側方に突出する横リブとしての横突出片96と、この横突出片96から側壁91に沿って車両前方に離れ、側壁91の上部、即ち上部壁91Aから垂下する縦リブとしての縦突出片97とから構成し、横突出片96を、縦突出片97より内方に位置させたことを特徴とする。
横突出片96を縦突出片97より内方に配置したので、燃料ホース18がラゲッジボックス15の側壁91から外方に突出せず、車体カバー27(図1参照)等と干渉する心配がない。また、横突出片96と縦突出片97との組み合わせで、燃料ホース18を上下方向及び水平方向に係止することができ、燃料ホース18の係止を確実に行うことができる。
本発明は第4に、横突出片96よりも上方に位置するバッテリ収納部111の開口部111Aにバッテリカバーとしての底部カバー118を設け、バッテリ92の上方を覆うようにしたことを特徴とする。
バッテリ収納部111の開口部111Aに設けた底部カバー118でバッテリ92の上方を覆うようにしたので、ラゲッジボックス15内の見映えを向上させることができるとともに、底部カバー118の上方に収納空間を形成することができる。
本発明は第5に、シート47下方にラゲッジボックス15を設けた自動二輪車10において、ラゲッジボックス15に、エンジン12(図1参照)の排気系へ2次空気を供給するための吸気ホース63を係止する係止部としての吸気ホース係止部64を一体成形したことを特徴とする。
ラゲッジボックス15に吸気ホース係止部64を一体成形したので、吸気ホース63を係止するためにラゲッジボックス15に設けた吸気ホース係止構造の簡素化を図るとともに部品数を削減することができ、コストを低減することができる。
尚、本発明では、ラゲッジボックスの側壁に燃料ホース、吸気ホースの係止部を設けたが、これに限らず、ラゲッジボックスの底壁に燃料ホース、吸気ホースの係止部を設けてもよく、この場合は、例えば、縦突出片と、縦壁及び横壁からなる断面L字形状の突出片とを燃料ホース、吸気ホースが係止できるように車両前後方向に離して形成する、あるいは、縦壁及び横壁からなる断面L字形状の2つの突出片を燃料ホース、吸気ホースが係止できるように互いに左右逆になるようにして車両前後方向に離して形成してもよい。
本発明のラゲッジボックス構造は、自動二輪車に好適である。
本発明に係るラゲッジボックス構造を採用した自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部側面図である。 本発明に係る車体カバーの説明図である。 本発明に係るラゲッジボックスの説明図である。 本発明に係るラゲッジボックスの第1断面図である。 本発明に係るラゲッジボックスの第2断面図である。 本発明に係るラゲッジボックスの平面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、15…ラゲッジボックス、15B…開口部、17…燃料タンク、18…燃料ホース、47…シート、63…吸気ホース、64…係止部(吸気ホース係止部)、91…側壁、92…バッテリ、96,97…係止部(横リブ(横突出片)、縦リブ(縦突出片))、111…バッテリ収納部、111A…開口部、118…バッテリカバー(底部カバー)。

Claims (5)

  1. シート下方にラゲッジボックスを設け、このラゲッジボックスの後方に燃料タンクを配置した自動二輪車において、
    前記ラゲッジボックスの側壁に、前記燃料タンクに接続した燃料ホースを係止する係止部を一体成形したことを特徴とする自動二輪車のラゲッジボックス構造。
  2. 前記ラゲッジボックス下部にバッテリ収納部を設け、このバッテリ収納部の側方に前記係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のラゲッジボックス構造。
  3. 前記係止部は、前記ラゲッジボックスの側壁の下部から側方に突出する横リブと、この横リブから前記側壁に沿って離れ、前記側壁の上部から垂下する縦リブとからなり、
    前記横リブは、前記縦リブより内方に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のラゲッジボックス構造。
  4. 前記横リブよりも上方に位置する前記バッテリ収納部の開口部にバッテリカバーを設け、バッテリの上方を覆うようにしたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の自動二輪車のラゲッジボックス構造。
  5. シート下方にラゲッジボックスを設けた自動二輪車において、
    前記ラゲッジボックスに、エンジンの排気系へ2次空気を供給するための吸気ホースを係止する係止部を一体成形したことを特徴とする自動二輪車のラゲッジボックス構造。
JP2005031879A 2005-02-08 2005-02-08 自動二輪車のラゲッジボックス構造 Expired - Fee Related JP4555108B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031879A JP4555108B2 (ja) 2005-02-08 2005-02-08 自動二輪車のラゲッジボックス構造
CNB2006100032510A CN100562457C (zh) 2005-02-08 2006-02-06 用于摩托车的行李箱
MYPI20060517 MY142096A (en) 2005-02-08 2006-02-07 Luggage box for motorcycle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031879A JP4555108B2 (ja) 2005-02-08 2005-02-08 自動二輪車のラゲッジボックス構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006218899A true JP2006218899A (ja) 2006-08-24
JP4555108B2 JP4555108B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=36917980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005031879A Expired - Fee Related JP4555108B2 (ja) 2005-02-08 2005-02-08 自動二輪車のラゲッジボックス構造

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4555108B2 (ja)
CN (1) CN100562457C (ja)
MY (1) MY142096A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247332A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車における収納ボックス構造および収納ボックスの組付け方法
JP2010179690A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の物品収納構造
DE102013216936A1 (de) 2012-08-28 2014-03-06 Honda Motor Co., Ltd. Leitstruktur für ein Fahrzeug vom Satteltyp

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100313U (ja) * 1985-12-17 1987-06-26
JPH01148679A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型車両のバッテリ取付構造
JPH0439183A (ja) * 1990-06-05 1992-02-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の収納ボックス
JPH0480785U (ja) * 1990-11-22 1992-07-14
JPH04331681A (ja) * 1991-01-21 1992-11-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車用収納装置のシール構造
JPH07117768A (ja) * 1993-10-19 1995-05-09 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型車両のオイルタンク装置
JPH09290783A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の収納装置
JP2004009769A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Honda Motor Co Ltd 可撓長尺部品支持構造

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100313U (ja) * 1985-12-17 1987-06-26
JPH01148679A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型車両のバッテリ取付構造
JPH0439183A (ja) * 1990-06-05 1992-02-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の収納ボックス
JPH0480785U (ja) * 1990-11-22 1992-07-14
JPH04331681A (ja) * 1991-01-21 1992-11-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車用収納装置のシール構造
JPH07117768A (ja) * 1993-10-19 1995-05-09 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型車両のオイルタンク装置
JPH09290783A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の収納装置
JP2004009769A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Honda Motor Co Ltd 可撓長尺部品支持構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247332A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車における収納ボックス構造および収納ボックスの組付け方法
JP2010179690A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の物品収納構造
DE102013216936A1 (de) 2012-08-28 2014-03-06 Honda Motor Co., Ltd. Leitstruktur für ein Fahrzeug vom Satteltyp
US9221512B2 (en) 2012-08-28 2015-12-29 Honda Motor Co., Ltd. Routing structure for saddle type vehicle
DE102013216936B4 (de) * 2012-08-28 2020-09-10 Honda Motor Co., Ltd. Leitstruktur für ein Fahrzeug vom Satteltyp

Also Published As

Publication number Publication date
CN100562457C (zh) 2009-11-25
JP4555108B2 (ja) 2010-09-29
MY142096A (en) 2010-09-15
CN1817723A (zh) 2006-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5399168B2 (ja) 自動二輪車
JP2012136124A (ja) 自動二輪車における車両装備品の搭載構造
US10227957B2 (en) Air cleaner structure in saddle-ride type vehicle
EP1138932A2 (en) An air cleaner fitting structure for a motorcycle
JP4555108B2 (ja) 自動二輪車のラゲッジボックス構造
JP4776375B2 (ja) 自動2輪車のカバー構造
JP5250906B2 (ja) 自動二輪車
JP5411241B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2010247816A (ja) 自動二輪車
KR101114080B1 (ko) 자동 이륜차의 배선 유지 구조
JP2000087817A (ja) 自動2輪車のエアクリーナ構造
JP5499666B2 (ja) 自動二輪車の物品収納箱
JP2011047346A (ja) 鞍乗り型車両
JP2009179235A (ja) 自動2輪車のリアフレーム取付構造
JP2007022257A (ja) スクータ型車両の車体カバー構造
KR100628803B1 (ko) 자동 이륜차에서의 사이드 커버 구조
JP4875053B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP3901904B2 (ja) 自動二輪車の吸気チャンバ構造
JP4398357B2 (ja) 自動二輪車の収納ボックス配置構造
JP2009190576A (ja) 自動二輪車
JP4459189B2 (ja) 自動二輪車の吸気構造
JP5778947B2 (ja) 鞍乗り型車両の排気浄化装置
JP2003205877A (ja) スクータ型自動二輪車の収納ボックス構造
JP5004098B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気構造
JP4602244B2 (ja) 自動二輪車の燃料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4555108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140723

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees