JP2006217201A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原稿により近い画像を出力することを可能とする。
【解決手段】 画像形成装置内で決定される画像処理に必要な項目、ユーザから設定される画像処理に必要な項目を、電子透かしやICチップに対して情報を埋め込んで画像データに付加する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置内で決定される画像処理に必要な項目、ユーザから設定される画像処理に必要な項目を、電子透かしやICチップに対して情報を埋め込んで画像データに付加する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷する画像が劣化しないように画像データを処理する、画像形成装置に関する。
従来の技術としては、特開2000−278533号公報に記載の発明が公知である。この発明は、コピーを原稿としてさらにコピーを行う場合に、その画像の劣化を防止することを目的としたものであり、原稿の画像データを複数の領域に分割し、その分割した領域ごとに濃度情報を分析して、文字画像か写真画像か、画質はどのようなものか、という点を基準に再現情報を生成、その情報を電子透かし情報に変換して画像データに埋め込む、というものであった。
特開2000−278533号公報
しかしながら、上述した発明では、読み込んだ画像を複数の領域に分割して濃度のみを分析し、文字画像か写真画像か、画質はどのようなものか、という点を基準に再現情報を生成しており、原稿を十分に再現できるものではなかった。また、読み込んだ画像のみを基準として判断しており、ユーザからの設定を反映したものではなかった。
本発明に関わる画像形成装置は、前記の課題を解決するため、電子透かし情報もしくはICチップ情報を埋め込むことが可能な画像形成装置において、画像データに対して行われる画像処理に関して、ユーザから指示された第1の画像構成情報と、画像形成装置内で決定された第2の画像構成情報と、原稿に関する情報を電子透かし情報もしくはICチップ情報に埋め込み、その情報を画像データに画像再現情報として付加する画像再現情報付加手段と、前記画像構成情報付加手段により画像構成情報が付加された画像データを出力する画像データ出力手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置と、電子透かし情報もしくはICチップ情報を読み込むことが可能な画像形成装置において、画像データに埋め込まれた電子透かし情報もしくはICチップ情報を元に、画像再現情報を検出する画像再現情報検出手段と、前記画像再現情報検出手段により検出された画像再現情報に基づき、画像データに対し画像処理を行うデータ処理手段と、前記データ処理手段により処理された画像データを出力する画像データ出力手段と、を備えることを特徴とするの画像形成装置と、電子透かし情報もしくはICチップ情報を読み込むことが可能で、電子透かし情報もしくはICチップ情報を埋め込むことが可能な画像形成装置において、画像データに埋め込まれた電子透かし情報もしくはICチップ情報を元に、画像再現情報を検出する画像再現情報検出手段と、前記画像再現情報検出手段により検出された画像再現情報に基づき、画像データに対し画像処理を行うデータ処理手段と、前記データ処理手段によって行なわれた画像処理に関して、ユーザから指示された第1の画像構成情報と、画像形成装置内で決定された第2の画像構成情報と、原稿に関する情報を電子透かし情報もしくはICチップ情報に埋め込み、その情報を画像データに画像再現情報として付加する画像再現情報付加手段と、前記画像構成情報付加手段により画像構成情報が付加された画像データを出力する画像データ出力手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置、とで構成される。
本発明では、画像形成装置内で決定される画像処理に必要な項目、ユーザから設定される画像処理に必要な項目を、電子透かしやICチップに対して情報を埋め込んで画像データに付加するため、原稿により近い画像を出力することが可能となる。
(実施例1)
第1の実施例を説明する。この実施例は、再現情報を電子透かし情報として記憶、抽出する場合に関しての例である。なお、ここで示す構成は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
第1の実施例を説明する。この実施例は、再現情報を電子透かし情報として記憶、抽出する場合に関しての例である。なお、ここで示す構成は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
まず本実施例にかかわる画像入出力システムの全体構成を、図1を参照しながら説明する。
リーダー部(画像入力装置)200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダー部200は、原稿を読取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成される。
プリンタ部(画像出力装置)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット360と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット310と、印字された記録紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ排紙ユニット370とで構成される。
制御装置110は、リーダー部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにネットワーク400を介して、ホストコンピュータ401,402と接続されている。
制御装置110は、リーダー部200を制御して、原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録用紙に出力してコピー機能を提供する。また、リーダー部200から読取った画像データを、コードデータに変換し、ネットワーク400を介してホストコンピュータへ送信するスキャナ機能、ホストコンピュータからネットワーク400を介して受信したコードデータを画像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリンタ機能を提供する。
操作部150は、制御装置110に接続され、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/Fを提供する。
<リーダー画像処理部の説明>
図2はリーダ装置200内に備えられたリーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
図2はリーダ装置200内に備えられたリーダー画像処理部222の詳細な構成を示すブロック図である。
このリーダー画像処理部222では、原稿はCCD218に読み取られて電気信号に変換される(CCD218はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部222に入力され、クランプ&Amp.&S/H&A/D部451でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部452で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、制御装置110へと出力される。
<制御装置の説明>
制御装置110の機能を、図3に示すブロック図をもとに説明する。
制御装置110の機能を、図3に示すブロック図をもとに説明する。
メインコントローラ111は、主にCPU112と、バスコントローラ113、各種I/Fコントローラ回路とから構成される。
CPU112とバスコントローラ113は制御装置110全体の動作を制御するものであり、CPU112はROM114からROM I/F115を経由して読込んだプログラムに基いて動作する。また、ホストコンピュータから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM116はDRAM I/F117によってメインコントローラ111と接続されており、CPU112が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
Codec118は、DRAM116に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM119はCodec118の一時的なワーク領域として使用される。Codec118はI/F120を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
Graphic Processor135は、本発明に関わる、透かし情報の抽出や埋め込み、また、ユーザからの指定による画像処理、機器内で決定された画像処理等が行われる。ユーザからの指定による画像処理とは下地とばしやカラーバランスなどがあげられ、機器内で決定された画像処理とはキャリブレーションやスクリーン処理などがあげられる。ただし、機器内で決定される画像処理に関して、そのデータをユーザが機器に対してダウンロードすることも有り得る。
Network Controller121はI/F122によってメインコントローラ111と接続され、コネクタ122によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
汎用高速バス125には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。
I/O制御部126には、リーダー部200、プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2チャンネル装備されており、I/Oバス128によって外部I/F回路140,145に接続されている。
パネルI/F132は、LCDコントローラ131に接続され、操作部150上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/F130とから構成される。
操作部150は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F132を介してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F520から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。
リアルタイムクロックモジュール133は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池134によってバックアップされている。
E-IDEインタフェース161は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ160を接続し、ハードディスク162へ画像データを記憶させたり、ハードディスク162から画像データを読み込む動作を行う。
コネクタ142と147は、それぞれリーダー部200とプリンタ部300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(143,148)とビデオI/F(144,149)とから構成される。
スキャナI/F140は、コネクタ142を介してリーダー部200と接続され、また、スキャナバス141によってメインコントローラ111と接続されており、リーダー部200から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダー部200から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス141に出力する機能も有する。
スキャナバス141からDRAM116へのデータ転送は、バスコントローラ113によって制御される。
プリンタI/F145は、コネクタ147を介してプリンタ部300と接続され、また、プリンタバス146によってメインコントローラ111と接続されており、メインコントローラ111から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス146に出力する機能も有する。
DRAM116上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ113によって制御され、プリンタバス146、ビデオI/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転送される。
<スキャナI/Fの画像処理部の説明>
スキャナI/F140の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。図4はスキャナI/F140の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
スキャナI/F140の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。図4はスキャナI/F140の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
リーダー部200から、コネクタ142を介して送られる画像信号に対して、つなぎ&MTF補正部601で、CCD218が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度によって読取のMTFが変るため、その変化を補正する。読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部602によって、CCD218の分光特性及び図示しないランプ及びミラーの分光特性を補正する。入力マスキング部602の出力はACSカウント部405及びメインコントローラ111へと送られる。
<プリンタI/Fの画像処理部の説明>
プリンタI/F145の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。図5はプリンタI/F145の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
プリンタI/F145の画像処理を担う部分についての詳細な説明を行う。図5はプリンタI/F145の画像処理を担う部分の詳細な構成を示すブロック図である。
メインコントローラ111から、プリンタバス146を介して送られる画像信号は、まずLOG変換部701に入力される。LOG変換部701では、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。次にモアレ除去部702でモアレが除去される。703はUCR&マスキング部で、モアレ除去処理されたCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正される。UCR&マスキング部703で処理された信号はγ補正部704で濃度調整された後フィルタ部705でスムージング又はエッジ処理される。これらの処理を経て、コネクタ147を介してプリンタ部300へと画像が送られる。
<Graphic Processorの説明>
Graphic Processor135についての詳細な説明を行う。図6はGraphic Processor135の詳細な構成を示すブロック図である。
Graphic Processor135についての詳細な説明を行う。図6はGraphic Processor135の詳細な構成を示すブロック図である。
Graphic Processor135では、本発明に関わる、透かし情報の抽出や埋め込み、また、ユーザからの指定による画像処理、機器内で決定された画像処理等を行う。SRAM136はGraphic Processor135のモジュールの一時的なワーク領域として使用される。Graphic Processor135はI/F137を介してメインコントローラ111と接続され、DRAM116との間のデータの転送は、バスコントローラ113によって制御されDMA転送される。
バスコントローラ113は、GraphicProcessor135の各々のモジュールにモード等を設定する制御及び、各々のモジュールに画像データを転送するためのタイミング制御を行う。
透かし情報抽出部2100は、画像処理を行う前に、画像データに含まれている透かし情報を抽出する部分である。この透かし情報から、オリジナル原稿を再現するための情報である、下地とばしの情報、濃度微調整の情報、LUT、カラーバランスの情報、キャリブレーションのデータ、ディザ、などこれらの情報を抽出し、データ格納部900へデータを格納する。その後、データ格納部900に格納されたデータをもとに、写真画像や文字画像などのタイプを設定したり、写真画像と文字画像が混在する画像の場合、そのどちらを際立たせるかを設定する像域分離処理を行なう801イメージモード設定部、RGBごとの彩度の値を決定する802彩度調整部、下地の色を判定してRGBごとに白く下地をとばしたり、白黒画像のときに裏写りを防止するため下地をとばしたりする803下地とばし設定部、画像のやわらかさや固さを設定する804シャープネス処理部、LUT(ルックアップテーブル)を元にRGBデータをCMYKデータに色空間変換を行う805ダイレクトマッピング部、805ダイレクトマッピング部で変換された色空間CMYKの各色ごとの濃度調整、微調整(濃度域を高中低濃度域にわけて調整を行うこと)を行う806カラーバランス設定部、文字や色の角張りを滑らかにする807スムージング処理、色味調整を行う808キャリブレーション処理部、CMYKごとにディザマトリックスをもとに擬似中間調処理を行う809スクリーン処理部、出力時の濃度設定を行う810印刷濃度設定部にて処理が行われる。さらに、原稿サイズ設定部811や用紙タイプ設定部812を含めて、ここで出力すべき情報、再現すべき情報が確定するので、2200透かし情報埋め込み部でこれらの再現情報を埋め込み、出力することとなる。
次に、図7において電子透かし情報を埋め込む場合の処理に関して記載したフォローチャートを説明する。
S501では、操作部150からジョブ投入の指示を行う。S502では、S501での指示に従って、原稿のスキャンを開始する。スキャン後、S503で読み取った画像の解析を行い、S504にてその画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判断している。電子透かし情報が埋め込まれていた場合、S505にて電子透かし情報の抽出を行い、S506に移る。S506では、その抽出した情報をデータ格納部900に対して記憶を行い、S507にてデータ格納部900に格納されたそのデータを元に、画像処理が行なわれる。ここで、画像処理とは、イメージモードの設定や下地とばしの処理、スクリーン処理など、Graphic Processor135にて行われる処理である。画像処理を行った後、S508にて原稿サイズ、用紙タイプを参照し、出力するための用紙が給紙可能かどうかを判断し、給紙可能であればS511に進む。給紙できない場合はS509に進み、ユーザに対して該当する用紙がないことを警告メッセージとして伝達し、S510で現在給紙可能なものから出力すべき用紙を選択させる。その後S511に進む。S511では、画像処理の情報、用紙の情報を再現情報としてS511にて電子透かし情報として埋め込み、S513にてプリントを行って終了する。また、S504にて電子透かし情報が原稿に含まれていなかった場合は、S512にてユーザからの指示や機器内で予め持っているデータを元に画像処理を行い、その情報をS511にて電子透かし情報として埋め込みを行い、S513でプリントを行う。
(実施例2)
第2の実施例を説明する。この実施例は、再現情報をICチップ情報として記憶、抽出する場合に関しての例である。なお、ここで示す構成は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
第2の実施例を説明する。この実施例は、再現情報をICチップ情報として記憶、抽出する場合に関しての例である。なお、ここで示す構成は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
ここで、リーダ画像処理部とスキャナI/F、プリンタI/Fは実施例1と同様のため、説明は割愛する。さらに、他の説明でも実施例1と重複する部分があるため差分のみ記載することとする。
まず本実施例にかかわる画像入出力システムの全体構成を、図8を参照しながら説明するが、概ね実施例1の図1のものと同様のため、差分のみ説明する。
図8における図1との違いはICリーダライタ3000が接続されているか否かである。ICリーダライタ3000は、原稿に埋め込まれたICチップの情報を読み出すことが可能であり、さらに出力時に用紙に埋め込まれたICチップに対して情報を書き込むことが可能である。
次に図9において制御装置110に関して説明をする。制御装置110に関しても概ね実施例1の図3のものと同様のため差分のみ説明するが、差分は前述したICリーダライタ3000とのI/Fが設けられているところである。ICリーダライタI/F3100はメインコントローラ111とICリーダライタバス3050によって接続されており、ICリーダライタ3000によって読み取られたICチップの情報をメインコントローラ111に対して渡す役割を果たす。この際コネクタ3200はICリーダライタ3000に接続され、同調歩同期シリアルI/F3010とビデオI/F3020とから構成されている。
次に図10においてGraphic Processor135に関して説明をする。Graphic Processorに関しても概ね実施例1の図6のものと同様のため差分のみ説明する。差分は透かし情報抽出部2100がICチップ情報抽出部3300に、透かし情報埋め込み部2200がICチップ情報埋め込み部3400に変わっているだけであるが、ここではICチップの抽出、埋め込みの実動作自体はICリーダライタ3000で行うため、ICリーダライタ3000からのデータの授受のみがここでの処理となる。
次に、図7において電子透かし情報を埋め込む場合の処理に関して記載したフォローチャートを説明する。
S701では、操作部150からジョブ投入の指示を行う。S702では、S701での指示に従って、原稿のスキャンを開始する。スキャン後、S703でICリーダライタ3000にてICチップをスキャンし、S704にてその原稿にICチップ情報が埋め込まれているか否かを判断している。ICチップ情報が埋め込まれていた場合、S705にてICチップ情報の抽出を行い、S706に移る。S706では、その抽出した情報をデータ格納部900に対して記憶を行い、S707にてデータ格納部900に格納されたそのデータを元に、画像処理が行なわれる。ここで、画像処理とは、イメージモードの設定や下地とばしの処理、スクリーン処理など、Graphic Processor135にて行われる処理である。画像処理を行った後、S708にて原稿サイズ、用紙タイプを参照し、出力するための用紙が給紙可能かどうかを判断し、給紙可能であればS711に進む。給紙できない場合はS709に進み、ユーザに対して該当する用紙がないことを警告メッセージとして伝達し、S710で現在給紙可能なものから出力すべき用紙を選択させる。その後S711に進む。S711では、画像処理の情報、用紙の情報を再現情報としてS711にてICリーダライタ3000によってICチップ情報として埋め込み、S713にてプリントを行って終了する。また、S704にてICチップ情報が原稿に含まれていなかった場合は、S712にてユーザからの指示や機器内で予め持っているデータを元に画像処理を行い、その情報をS711にてICチップ情報として埋め込みを行い、S713でプリントを行う。
なお、図11は、実施例1における、コピー動作においてICチップ情報を埋め込む際のフローチャートである。
110 制御装置
111 メインコントローラ
112 CPU
113 バスコントローラ
114 ROM
115 ROMI/F
116 DRAM
117 DRAMI/F
118 Codec
119 SRAM
121 NetworkController
122 I/F
125 汎用高速バス
126 I/O制御部
127 調歩同期シリアル通信コントローラ
128 I/Oバス
130 キー入力I/F
131 LCDコントローラ
132 パネルI/F
133 リアルタイムクロックモジュール
134 バックアップ電池
135 GraphicProcessor
136 SRAM
137 I/F
140 スキャナI/F
141 スキャナバス
142 コネクタ
143 同調歩同期シリアルI/F
144 ビデオI/F
145 プリンタI/F
146 プリンタバス
147 コネクタ
148 同調歩同期シリアルI/F
149 ビデオI/F
150 操作部
160 ハードディスクドライブ
161 E-IDEインタフェース
162 ハードディスク
200 リーダ部
210 スキャナユニット
218 CCDイメージセンサ
222 リーダ画像処理回路部
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ部
310 マーキングユニット
360 給紙ユニット
370 排紙ユニット
352 プリンタ画像処理回路部
400 ネットワーク
401 ホストコンピュータ
402 ホストコンピュータ
405 ACSカウント部
451 クランプ&Amp.&S/H&A/D部
452 シェーディング部
520 パネルI/F
601 つなぎ&MTF補正部
602 入力マスキング部
701 LOG変換部
702 モアレ除去部
703 UCR&マスキング部
704 γ補正部
705 フィルタ部
801 イメージモード設定部
802 彩度調整部
803 下地とばし設定部
804 シャープネス処理部
805 ダイレクトマッピング部
806 カラーバランス設定部
807 スムージング処理部
808 キャリブレーション処理部
809 スクリーン処理部
810 印刷濃度設定部
811 原稿サイズ設定部
812 用紙タイプ設定部
900 データ格納部
2100 透かし情報抽出部
2200 透かし情報埋め込み部
3000 ICリーダライタ
3010 同調歩同期シリアルI/F
3020 ビデオI/F
3050 ICリーダライタバス
3100 ICリーダライタI/F
3200 コネクタ
3300 ICチップ情報抽出部
3400 ICチップ情報埋め込み部
111 メインコントローラ
112 CPU
113 バスコントローラ
114 ROM
115 ROMI/F
116 DRAM
117 DRAMI/F
118 Codec
119 SRAM
121 NetworkController
122 I/F
125 汎用高速バス
126 I/O制御部
127 調歩同期シリアル通信コントローラ
128 I/Oバス
130 キー入力I/F
131 LCDコントローラ
132 パネルI/F
133 リアルタイムクロックモジュール
134 バックアップ電池
135 GraphicProcessor
136 SRAM
137 I/F
140 スキャナI/F
141 スキャナバス
142 コネクタ
143 同調歩同期シリアルI/F
144 ビデオI/F
145 プリンタI/F
146 プリンタバス
147 コネクタ
148 同調歩同期シリアルI/F
149 ビデオI/F
150 操作部
160 ハードディスクドライブ
161 E-IDEインタフェース
162 ハードディスク
200 リーダ部
210 スキャナユニット
218 CCDイメージセンサ
222 リーダ画像処理回路部
250 原稿給紙ユニット
300 プリンタ部
310 マーキングユニット
360 給紙ユニット
370 排紙ユニット
352 プリンタ画像処理回路部
400 ネットワーク
401 ホストコンピュータ
402 ホストコンピュータ
405 ACSカウント部
451 クランプ&Amp.&S/H&A/D部
452 シェーディング部
520 パネルI/F
601 つなぎ&MTF補正部
602 入力マスキング部
701 LOG変換部
702 モアレ除去部
703 UCR&マスキング部
704 γ補正部
705 フィルタ部
801 イメージモード設定部
802 彩度調整部
803 下地とばし設定部
804 シャープネス処理部
805 ダイレクトマッピング部
806 カラーバランス設定部
807 スムージング処理部
808 キャリブレーション処理部
809 スクリーン処理部
810 印刷濃度設定部
811 原稿サイズ設定部
812 用紙タイプ設定部
900 データ格納部
2100 透かし情報抽出部
2200 透かし情報埋め込み部
3000 ICリーダライタ
3010 同調歩同期シリアルI/F
3020 ビデオI/F
3050 ICリーダライタバス
3100 ICリーダライタI/F
3200 コネクタ
3300 ICチップ情報抽出部
3400 ICチップ情報埋め込み部
Claims (18)
- 電子透かし情報もしくはICチップ情報を埋め込むことが可能な画像形成装置において、
画像データに対して行われる画像処理に関して、ユーザから指示された第1の画像構成情報と、
画像形成装置内で決定された第2の画像構成情報と、
原稿に関する情報を電子透かし情報もしくはICチップ情報に埋め込み、その情報を画像データに画像再現情報として付加する画像再現情報付加手段と、
前記画像構成情報付加手段により画像構成情報が付加された画像データを出力する画像データ出力手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、イメージモードの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、像域分離の情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、彩度調整の情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、下地とばしの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、裏写り防止の情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、シャープネスの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、カラーバランスの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、カラー濃度微調整の情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
ユーザが指示することによって決定された前記第1の画像構成情報は、印刷濃度の情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
画像形成装置内で決定された前記第2の画像構成情報は、ルックアップテーブルの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
画像形成装置内で決定された前記第2の画像構成情報は、スムージングの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
画像形成装置内で決定された前記第2の画像構成情報は、キャリブレーションの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
画像形成装置内で決定された前記第2の画像構成情報は、ディザパターンの情報であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
原稿に関する情報は、原稿のメディアタイプであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
原稿に関する情報は、原稿のサイズであることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 電子透かし情報もしくはICチップ情報を読み込むことが可能な画像形成装置において、
画像データに埋め込まれた電子透かし情報もしくはICチップ情報を元に、画像再現情報を検出する画像再現情報検出手段と、
前記画像再現情報検出手段により検出された画像再現情報に基づき、画像データに対し画像処理を行うデータ処理手段と、
前記データ処理手段により処理された画像データを出力する画像データ出力手段と、
を備えることを特徴とするの画像形成装置。 - 電子透かし情報もしくはICチップ情報を読み込むことが可能で、電子透かし情報もしくはICチップ情報を埋め込むことが可能な画像形成装置において、
画像データに埋め込まれた電子透かし情報もしくはICチップ情報を元に、画像再現情報を検出する画像再現情報検出手段と、
前記画像再現情報検出手段により検出された画像再現情報に基づき、画像データに対し画像処理を行うデータ処理手段と、
前記データ処理手段によって行なわれた画像処理に関して、ユーザから指示された第1の画像構成情報と、
画像形成装置内で決定された第2の画像構成情報と、
原稿に関する情報を電子透かし情報もしくはICチップ情報に埋め込み、その情報を画像データに画像再現情報として付加する画像再現情報付加手段と、
前記画像構成情報付加手段により画像構成情報が付加された画像データを出力する画像データ出力手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027226A JP2006217201A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | 画像形成装置 |
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JP2005027226A JP2006217201A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006217201A true JP2006217201A (ja) | 2006-08-17 |
Family
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2006217201A (ja) |
-
2005
- 2005-02-03 JP JP2005027226A patent/JP2006217201A/ja not_active Withdrawn
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