JP2006216817A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Yasuhiro Akeo
泰裕 明尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ケースとカバーガラスの密閉性が格段に向上し、外部の雰囲気による影響を受けにくいため、半導体レーザ装置の寿命を飛躍的に延ばすことができる。
【解決手段】半導体レーザ装置は前記缶と前記カバーガラスを融着ガラスで接着したものと、半導体レーザチップが実装されたプレートを溶接などで固着すると同時に、前記複数のリード端子穴根元を樹脂シールしたものに、前記ケースの周方向に溝と複数の穴を備え、この穴の一方から着色した接着剤を流し込み、もう一方の穴に接着剤が現れるまで注入することで全周に接着剤がまわったことを容易に確認できる構成を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明はDVDレコーダや光ディスク記録再生装置の光ヘッドに用いることができる半導体レーザ装置に関するものである。
近年DVDプレーヤやDVDレコーダは、より高画質、高密度記録を要望されており特に、光ヘッド装置は多くの構成部品で成り立っているが、機械及び電気両面の特性において、より高精度で信頼性の高い構造が要求されてきている。
以下、図面を参照しながら従来の光ヘッド装置の一例について説明する。図2は、従来の半導体レーザ装置の断面図を示すものである。図2において1は缶で融着ガラス2によりカバーガラス3が接着されている。缶1は半導体チップ5が実装されたプレート4に溶接等で固定され複数端子9a〜9cが夫々の穴から引き出されている。かつ端子の貫通穴10a〜10cに樹脂11でシールして密閉する構造になっていた。
なお、これに関連する文献として以下のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−75015号公報
しかしながら、上記のような構成では、缶1とカバーガラス3の接着が融着ガラス2の接着であり完全に密着しているかどうかの確認が困難でしばしば外気の雰囲気に影響され寿命の短命化につながっていた。また、融着ガラスを単純に接着剤に置き換えるとレーザ光8の出射有効範囲にまで接着剤が広がり光の欠けという問題点を有していた。
本発明は上記問題に鑑み缶に溝と複数の穴を設け接着剤又は、樹脂でシールしたカバーガラス固定法を用いた半導体レーザ装置を提供するものである。
上記問題点を解決するために本発明の半導体レーザ装置は前記缶と前記カバーガラスを融着ガラスで接着したものと半導体レーザチップが実装されたプレートを溶接などで固着すると同時に、前記複数のリード端子穴根元を樹脂シールしたものに、前記ケースの周方向に溝と複数の穴を備え、この穴の一方から接着剤を流し込み、もう一方の穴に接着剤が現れるまで注入することで全周に接着剤がまわったことを容易に確認できる構成を備えたものである。
本発明は上記した構成によって、ケースとカバーガラスの密閉性が格段に向上し、外部の雰囲気による影響を受けにくいため、半導体レーザ装置の寿命を飛躍的に延ばすことができる。さらに、缶の溝と穴はプレス加工等でも容易に設けることができ、大きな投資が不要でかつ効率的に作業ができるメリットがあり、信頼性の観点から見ても優れた効果を得ることができる。
以下本発明の一実施例の半導体レーザ装置について図面を参照にしながら説明する。図1において1は缶で周方向の溝8を埋めないように厚みを最適化した融着ガラス2によりカバーガラス3が接着されている。缶1は半導体チップ5が実装されたプレート4に溶接などで固着され複数のワイヤー6a〜6cを経由し、端子9a〜9cに夫々の穴から引き出されている。かつ端子の貫通穴10a〜10cに樹脂11でシールして密閉する構造になっている。缶1には複数の穴7a、7bと溝8が設けられており穴7a、7bは接着剤又は樹脂注入用で注入量の確認穴であると同時に空気の抜け道でもある。例えば、接着剤を穴7aから穴7bに現れるまで注入することで全周にわたって接着されているかを注入することで簡単に判断でき、又、缶内部と外部の密閉度を格段に高めることが出来、外部の雰囲気及び環境に左右されず、非常に信頼性の高い長寿命の半導体レーザ装置を提供することができる。接着剤及び樹脂を着色することで前記確認作業は更に容易となる。
なお、小型半導体レーザ装置の場合十分なスペースが取れないこともあり、前記半導体レーザ装置の缶1に前記周方向の溝8のみを設け余分な融着ガラス、接着剤又は樹脂をはみ出さなくさせることで、大幅な改善が可能である。また溝形状はV溝、U字形状等も同様の効果がある。
また、請求項3で記載した半導体レーザ装置を用いた光ヘッドアッセンブリ装置を図3から図5を用いて説明する。一般的に光ヘッドアッセンブリ装置90は半導体レーザ装置1´を第4図の半導体レーザ装置固定ホルダ41に装着し、半導体レーザ装置押さえバネ42と半導体レーザ装置押さえネジ43a,43bで固定している。次に半導体レーザホルダユニット45を図3の基台25に挿入し、図4の基台取付ビス44a、44bにてビス締めする。これは図5のレーザ光80を図3の光ヘッドアッセンブリ装置90の内部に設けられた光を伝達するための図5に記載の検出レンズA60、プリズム61、反射ミラー62、ホログラム63、を経由させ対物レンズ23の中心との光軸を精度良く調整する目的のためである。図5の受光素子66はディスク100から得られた光の信号81を対物レンズ23、ホログラム63、反射ミラー62、プリズム61、検出ホログラム64、検出レンズB65を経由し、電気信号に変換するための素子である。このような光ヘッドアッセンブリ装置90において半導体レーザ装置1´をホルダ41に挿入した際カバーガラス3が缶1から浮き上がり空隙ができるなどの問題があった。本発明によればこのような応力歪に対しても十分な強度が得られ、半導体レーザ装置の組み込み後、見えない部分でもあり、より確実に空隙の発生を防止できると同時に組立後の信頼性も格段に向上する。
本発明はDVDレコーダや光ディスク記録再生装置の光ヘッドに用いることができる半導体レーザ装置に適用できる。
本発明の半導体レーザ装置に係る一実施例の断面図と実施例の斜視図 従来の半導体レーザ装置の断面図 実施例の光ヘッドアッセンブリ装置の斜視図 実施例の半導体レーザホルダユニットの断面図 実施例の光ヘッドアッセンブリ装置の光学系のブロック図
符号の説明
1 缶
2 融着ガラス
3 カバーガラス
4 プレート
5 半導体レーザチップ
6a,6b,6c ワイヤー
7a,7b 接着剤注入用穴
8 接着溝
9a,9b,9c リード端子
10a,10b,10c 端子穴
11 樹脂シール
1´ 半導体レーザ装置
21 受光素子
22a,22b 受光素子固定ネジ
23 対物レンズ
24 アクチェータユニット
25 光学基台
26 主軸
27 副軸
28 入出力中継用FPC
29 入出力中継用FPC端子
41 半導体レーザ装置固定ホルダ
42 半導体レーザ装置押さえバネ
43a,43b 半導体レーザ装置押さえネジ
44a,44b 基台取付けビス
45 半導体レーザホルダユニット
60 検出レンズA
61 プリズム
62 反射ミラー
63 ホログラム
64 検出ホログラム
65 検出レンズB
66 受光素子
80 記録再生レーザ光
81 再生光
90 光ヘッドアッセンブリ装置
100 光ディスク

Claims (3)

  1. 缶とカバーガラスとリード端子と半導体レーザチップを実装したプレートでハウジングを構成し、かつ電流の授受を中継する端子の一部を外部にもった半導体レーザ装置において、カバーガラスと缶の接合部に注入用穴を複数個と周方向の溝を設けたことを特長とした半導体レーザ装置。
  2. 前記注入用穴から注入する密閉用接着剤または樹脂は着色されていることを特長とする、請求項1記載の半導体レーザ装置。
  3. 請求項1記載の半導体レーザ装置を用いた光ヘッドアッセンブリ装置。
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