JP2006065943A - 光ピックアップ装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ピックアップケースに対して光学部品モジュールを、高い位置精度で接着固定でき、且つ、フレキシブルプリント基板による応力に対して十分な接着強度を得ることができる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】光学部品モジュール10a〜10cは、光軸Cを挟む少なくとも2箇所に光ピックアップケース20との接着面を有し、光ピックアップケース20は、光学部品モジュール10a〜10cの接着面と対向する位置に、光学部品モジュールとの接着面を有する。光学部品モジュール10a〜10cおよび光ピックアップケース20各々の接着面は、それぞれ溝部104、207を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルバーサタイルディスク)等の光ディスクの記録、再生に用いられる光ピックアップ装置、もしくは、光ピックアップ装置を組み込んだ光ディスクドライブ装置に関する。
特許文献1には、受光素子を実装した回路基板などの光学素子をやや浮かせた状態でフレームに対して接着固定するにあたって、光学素子をフレームから間隔をあけて高い位置精度をもって接着する機能を、チクソ性の高い富フィラー型接着剤に担わせる一方、接着力が弱く、かつ、浮きが発生しやすいという富フィラー型接着剤の欠点を、粘度の低い貧フィラー型接着剤で補う光ヘッド装置の製造方法が開示されている。
また、特許文献2には、フレームと光検出器との接着固定部分において、フレームの側面に接着剤を溜める接着剤保持用凹部が形成された光ヘッド装置が開示されている。この光ヘッド装置では、接着剤保持用凹部の内部に未硬化の光硬化性の接着剤を所定量だけ突出すると、接着剤は形が揃った状態になるので、光検出器を正確な位置に固定することができる。
また、特許文献3には、光学検出器を装着する装着板の両端からそれぞれ切り込まれるべく設けられた切り込み部と、光学ハウジングの側壁に設けられ、各切り込み部に挿入される各突部とを備え、各切り込み部に各突部を挿入して接着することにより、装着板が光学ハウジングに固定される光ヘッドの光学検出器取付装置が開示されている。ここで、各突部の各切込部と接着される面に、装着板の面方向に平行な溝が形成されている。この溝により接着剤のズレ方向を溝の向きに設定する。
特開2004-10758号公報 特開2001-291272号公報 特開2002-251776号公報
一般に、光ピックアップ装置は、限られたスペースに収められて使用される。このため、光学部品モジュールとの信号送受には、自在に曲げて使用できるフレキシブルプリント基板が用いられることが多い。このため、光学部品モジュールには、フレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態となる。
さて、特許文献1に記載の技術は、富フィラー型接着剤の周囲を貧フィラー型接着剤で補強接着するこにより、接着力が弱く、かつ、浮きが発生しやすいという富フィラー型接着剤の欠点を補うものである。しかし、光学素子とフレームとの接着面の多くを接着力の低い富フィラー型接着剤が占有するため、上述したようなフレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態では、十分な接着強度を得ることができない。この結果、光学素子に位置ずれが生じて、性能が劣化する場合がある。また、富フィラー型接着剤の硬化後に貧フィラー型接着剤を塗布する必要があるため、作業性が悪い。
また、特許文献2に記載の技術も、光検出器の接着剤との接着面が平坦であるため、特許文献1に記載の技術と同様に、上述したようなフレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態では、十分な接着強度を得ることができない。この結果、光検出器に位置ずれが生じて、性能が劣化する場合がある。
なお、特許文献3に記載の技術では、光学検出器を装着する装着板の両端に設けられた切り込み部に、光学ハウジングの側壁に設けられた突部を挿入して接着することにより装着板を光学ハウジングに固定するため、上述したようなフレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態でも、十分な接着強度を得ることができる。しかし、切り込み部に突部を挿入して接着する構造であるため、装着板(光学検出器)の光学ハウジングに対する位置調整の自由度が小さい。このため、光学検出器を適切な位置に調整することができない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、光ピックアップケースに対して光学部品モジュールを、高い位置精度で接着固定でき、且つ、フレキシブルプリント基板による応力に対して十分な接着強度を得ることができる光ピックアップ装置および当該光ピックアップ装置を組み込んだ光ドライブ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、光学部品モジュールの光軸を挟む少なくとも2箇所において、光学部品モジュールおよび光ピックアップケースのそれぞれに、凹部および/または凸部を有する接着面を設ける。そして、光学部品モジュールおよび光ピックアップケース各々の対向する接着面間に接着剤を介在させることにより、光学部品モジュールを光ピックアップケースに固定する。
例えば、本発明の光ピックアップ装置は、少なくとも1つの光学部品モジュールと、接着剤を介在させて前記光学部品モジュールが固定された光ピックアップケースと、前記光学部品モジュールに接続されたフレキシブルプリント基板と、を有する光ピックアップ装置であって、前記光学部品モジュールは、前記光学部品モジュールの光軸を挟む少なくとも2箇所に前記光ピックアップケースとの接着面を有し、前記光ピックアップケースは、前記光学部品モジュールの接着面と対向する位置に前記光学部品モジュールとの接着面を有し、前記接着面は、凹部および/または凸部を有する。
本発明によれば、光学部品モジュールの光軸を挟む少なくとも2箇所において、光学部品モジュールおよび光ピックアップケースのそれぞれに接着面が設けられ、光学部品モジュールおよび光ピックアップケース各々の対向する接着面間に接着剤を介在させて、光学部品モジュールを光ピックアップケースに固定するので、光学部品モジュールの光ピックアップケースに対する位置調整の自由度が大きい。このため、光学部品モジュールを適切な位置に調整することができる。また、光学部品モジュールおよび光ピックアップケースのそれぞれの接着面に凹部および/または凸部を設けているので、光学部品モジュールおよび光ピックアップケースそれぞれの接着剤との接着面積を大きくすることができる。このため、フレキシブルプリント基板による応力が常に加えられた状態でも、十分な接着強度を得ることができる。








<第1実施形態>
先ず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態が適用された光ピックアップ装置1の概略斜視図、図2は図1に示す光ピックアップ装置1の構成部品の展開斜視図である。
図示するように、本実施形態の光ピックアップ装置1は、光学部品モジュール10a〜10cと、光ピックアップケース20と、対物レンズ30と、反射ミラー40と、プリズム50と、レンズ60と、フレキシブルプリント基板70a〜70cと、を有する。
光学部品モジュール10a〜10cには、それぞれフレキシブルプリント基板70a〜70bが接続されている。光学部品モジュール10aは、受光用の光学部品モジュールであり、受光した光信号を電気信号に変換し、フレキシブルプリント基板70aを介して、光ピックアップ装置1が組み込まれる光ディスク装置(不図示)の本体に送信する。一方、光学部品モジュール10b、10cは、発光用の光学部品モジュールであり、フレキシブルプリント基板70b、70cを介して、光ピックアップ装置1が組み込まれる光ディスク装置の本体から受信した電気信号を光信号に変換して発光する。
光ピックアップケース20は、Zn、Mg、AlおよびPPS(poly phenylene sulfide)樹脂のいずれかを主成分とし、ダイカストにより作製される。光ピックアップケース20は、第1のシャフト保持部201、第2のシャフト保持部202と、第1の収容部203と、第2の収容部204と、光学部品接着面205a〜205cと、を有する。
第1のシャフト保持部201および第2のシャフト保持部202は、それぞれ光ピックアップ装置1が組み込まれる光ディスク装置のシャフト(不図示)を保持する。光ピックアップ装置1は、光ピックアップ装置1が組み込まれる光ディスク装置の制御により、シャフトに沿って移動する。第1の収容部203には、プリズム50およびレンズ60が収容される。第2の収容部204には、対物レンズ30および反射ミラー40が収容される。そして、光学部品接着面205a〜205cには、光学部品モジュール10a〜10cが接着固定される。また、光学部品接着面205a〜205cには、光学部品モジュール10a〜10cのための光路用孔206a〜206cが形成されている。
上記構成の光ピックアップ装置1において、光学部品モジュール10b、10cからの出射光は、光路用孔206b、206cを通過し、プリズム50で屈折し、反射ミラー40で反射して、対物レンズ30に到達する。そして、この対物レンズ30で収束され、対物レンズ50上に配置されるCD、DVD等の光ディスク(不図示)の情報記録面に光スポットを形成する(送光用光学系)。また、光ディスクの情報記録面に形成された光スポットからの戻り光は、対物レンズ30、反射ミラー40、プリズム50、レンズ60、および、光路用孔206aを介して、光学部品モジュール10aに到達し受光される(受光用光学系)。
図3(A)は、図1において断面Aを方向aから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図であり、図3(B)は、図1において断面Bを方向bから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図である。
図示するように、光学部品モジュール10a〜10cは、光学素子がステム上のサブマウントに実装されたカン構造またはフレーム構造(不図示)の光学部品101と、光学部品101を保持するホルダ102と、を有する。
光学部品101の光学素子として、光学部品モジュール10aではモニタ用のフォトダイオードがサブマウントに実装され、光学部品モジュール10b、10cでは光源用のレーザダイオードがサブマウントに実装される。
ホルダ102も、光ピックアップケース20と同様に、Zn、Mg、AlおよびPPS樹脂のいずれかを主成分とし、ダイカストにより作製される。また、ホルダ102は、光学部品接着面205a〜205cと対向する面側であって、光学部品101の光軸C(または光路用孔206a〜206c)を挟む少なくとも2箇所に、溝部104を有するケース接着面が形成されている。また、光学部品接着面205a〜205cにおいて、ケース接着面の溝部104と対向する位置にも、溝部207が形成されている。ケース接着面の溝部104と、光学部品接着面205a〜205cの溝部207とは、次のようにして接着固定される。すなわち、先ず、両者の間に間隔を設けてそこに接着剤103を充填する。次に、光学部品101が光学的特性から最適となる位置となるように、精度よく光学部品モジュール10a〜10cの3次元位置調整を行う。その後に、充填した接着剤103を硬化することで両者を接着固定する。なお、接着剤103は、アクリル系またはエポキシ系の紫外線硬化型接着剤であることが望ましいが、接着強度が比較的低下し易いガラス転移温度の高い接着剤の使用も可能である。
図4(A)はホルダ102のケース接着面の溝部104を示す図であり、図4(B)は光学部品接着面205a〜205cの溝部207を示す図である。図4(A)において、符号107は光学部品101の光路用孔である。図示するように、ホルダ102のケース接着面および光学部品接着面205a〜205cのそれぞれに、同一形状の溝が少なくとも1本形成されている。ここで、溝の方向は、ケース接着面の溝部104と光学部品接着面205a〜205cの溝部207との間に充填される紫外線硬化型の接着剤103を、硬化させるために照射される紫外線Eの照射方向と、並行となるように形成されている。このようにすることで、より紫外線Eが接着剤103の隅々まで届くようにすることができ、これにより、接着剤103の硬化をより完全ならしめることが可能となる。なお、ケース接着面および光学部品用接着面205a〜205cに、ブラスト処理を施して、数μm程度の小さな凹凸を多数形成してもよい。このようにすることで、接着剤103の接着強度をさらに高めることができる。
図3に戻って説明を続ける。図3(B)に示すように、光学部品101(あるいは光学部品101と接続するプリント基板(不図示))の電極105には、はんだ106によってフレキシブルプリント基板70a〜70cが接続されている。ここで、フレキシブルプリント基板70a〜70cは、フレキシブル基板の配線の引き回しや折り曲げ等により発生した応力Dがホルダ102のケース接着面を光学部品接着面205a〜205cに押し付ける方向に働くように折り曲げて使用することが好ましい。図3(B)に示す例では、フレキシブルプリント基板70a〜70cをL字型に折り曲げ、さらにそのL字型部分の先端部分を開口部がL字の底辺と対向するように逆U字型に折り曲げている。そして、その逆U字部分の先端部分に光学部品モジュール10a〜10bを取り付けている。
以上、本発明の第1実施形態を説明した。
本実施形態では、光学部品モジュール10a〜10cの光軸Cを挟む少なくとも2箇所において、光学部品モジュール10a〜10cおよび光ピックアップケース20のそれぞれに接着面(ケース接着面、光学部品接着面)が設けられる。そして、光学部品モジュール10a〜10cおよび光ピックアップケース20各々の対向する接着面間に接着剤103を介在させて、光学部品モジュール10a〜10cが光ピックアップケース20に固定される。このため、光学部品モジュール10a〜10cの光ピックアップケース20に対する位置調整の自由度を大きくすることができ、したがって、光学部品モジュール10a〜10cを適切な位置に調整することができる。また、光ピックアップ装置1の歩留まり向上による低コスト化を図ることができる。
また、光学部品モジュール10a〜10cおよび光ピックアップケース20のそれぞれの接着面に溝部を設けているので、光学部品モジュール10a〜10cおよび光ピックアップケース20それぞれの接着剤103との接着面積を大きくすることができる。このため、フレキシブルプリント基板70a〜70cによる応力が常に加えられた状態でも、十分な接着強度を得ることができる。これにより、接着剥離や接着強度低下に起因した光学部品モジュール10a〜10cの位置ずれが生じることなく、良好な接着固定を実現できる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
本発明の第2実施形態が適用された光ピックアップ装置1の概略斜視図および構成部品の展開斜視図は、基本的に図1、図2に示す第1実施形態のものと同様である。図5(A)は、本発明の第2実施形態が適用された光ピックアップ装置1において、図1に示す断面Aを方向aから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図であり、第1実施形態の図3(A)に相当する図である。また、図5(B)は、本発明の第2実施形態が適用された光ピックアップ装置1において、図1に示す断面Bを方向bから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図であり、第1実施形態の図3(B)に相当する図である。
本実施形態では、図5(A)、(B)に示すように、接着剤103を介在させて光ピックアップケース20に接着固定された光学部品モジュール10a〜10cと、光学部品モジュール10a〜10cの周囲に位置する光ピックアップケース20の部分とに、高熱伝導性接着剤108を塗布している。高熱伝導性接着剤108を塗布することにより、光学部品モジュール10a〜10cで発生した熱が光ピックアップケース20側に放熱される。なお、高熱伝導性接着剤108は、接着剤103による光学部品モジュール10a〜10cおよび光ピックアップケース20間の接着固定に影響を与えないようにするために、接着剤103のヤング率(例えばGPaクラス)に対し、十分に小さいヤング率(例えばMPaクラス)を持つもの(例えばシリコーン接着剤)を利用することが好ましい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態として、上述の第1、2実施形態が適用された光ピックアップ装置1を組み込んだ光ディスク装置を説明する。
図6は、本発明の第3実施形態が適用された光ディスク装置の概略構成図である。図示するように、本実施形態の光ディスク装置は、上述の第1、2実施形態が適用された光ピックアップ装置1と、光ピックアップ装置1をスライド移動させるためのシャフト2と、CD、DVD等の光ディスクを保持して回転させるターンテーブル3と、サーボ制御部4と、信号処理部5と、を有する。
サーボ制御部4は、ターンテーブル3を回転させることにより、ターンテーブル3上に載置された光ディスクを回転させる。また、光ピックアップ装置1をシャフト2に沿ってスライド移動させる。これにより、光ピックアップ装置1からの出射光を光ディスクの情報記録面の所望の位置に当てる。信号処理部5は、光ピックアップ装置1で光電変換された電気信号を再生処理する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態では、光ピックアップケース20、および、光学部品モジュール10a〜10cのホルダ102に、Zn、Mg、AlおよびPPS樹脂のいずれかを主成分とするものを用い、接着剤103に紫外線硬化型接着剤を用いる場合を例にとり説明したが、本発明は、その他の材料(例えば金属材料)、接着剤を用いた場合にも適用可能である。
また、上記の実施形態では、光ピックアップケース20の光学部品接着面205a〜205c、および、光学部品モジュール10a〜10cのケース接着面のそれぞれに、少なくとも1本の溝を形成した場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。光学部品接着面205a〜205cおよびケース接着面のそれぞれに凹凸を形成したものであればよい。
図7(A)〜(D)は、本発明の第1実施形態の変形例が適用された光ピックアップ装置1において、図1に示す断面Aを方向aから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図であり、第1実施形態の図3(A)に相当する図である。
例えば、図7(A)に示すように、互いに向き合う光学部品モジュール10a〜10cのケース接着面と光学部品接着面205a〜205cとの間で、一方が凸部の場合は他方が凹部となるように形成してもよい。
あるいは、図7(B)に示すように、互いに向き合う光学部品モジュール10a〜10cのケース接着面と光学部品接着面205a〜205cとの間で、両者とも凸部となるように形成してもよい。
あるいは、図7(C)に示すように、互いに向き合う光学部品モジュール10a〜10cのケース接着面と光学部品接着面205a〜205cとの間で、両者とも凹部となるように形成してもよい。
さらには、図7(D)に示すように、光ピックアップケース20に窪みを設け、この窪みに光学部品接着面205a〜205cを形成するようにしてもよい。このようにすることで、光ピックアップケース20と接着剤103との接着面積を該窪みの側面にまで広げることができ、より高い接着強度を期待できる。
図1は本発明の第1実施形態が適用された光ピックアップ装置1の概略斜視図である。 図2は図1に示す光ピックアップ装置1の構成部品の展開斜視図である。 図3(A)は図1において断面Aを方向aから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図である。図3(B)は、図1において断面Bを方向bから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図である。 図4(A)はホルダ102のケース接着面の溝部104を示す図である。図4(B)は光学部品接着面205a〜205cの溝部207を示す図である。 図5(A)は、本発明の第2実施形態が適用された光ピックアップ装置1において、図1に示す断面Aを方向aから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図である。図5(B)は、本発明の第2実施形態が適用された光ピックアップ装置1において、図1に示す断面Bを方向bから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図である。 図6は本発明の第3実施形態が適用された光ディスク装置の概略図である。 図7(A)〜(D)は本発明の第1実施形態の変形例が適用された光ピックアップ装置1において、図1に示す断面Aを方向aから見た場合における光学部品モジュール10a〜10cおよび光学部品接着面205a〜205cの断面図である。
符号の説明
1:光ピックアップ装置、10a〜10c:光学部品モジュール、20:光ピックアップケース、30:対物レンズ、40:反射ミラー、50:プリズム、60:レンズ、70a〜70c:フレキシブルプリント基板、101:光学部品、102:ホルダ、103:接着剤、104:溝部、205a〜205c:光学部品接着面

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの光学部品モジュールと、接着剤を介在させて前記光学部品モジュールが固定された光ピックアップケースと、前記光学部品モジュールに接続されたフレキシブルプリント基板と、を有する光ピックアップ装置であって、
    前記光学部品モジュールは、前記光学部品モジュールの光軸を挟む少なくとも2箇所に、前記光ピックアップケースとの接着面を有し、
    前記光ピックアップケースは、前記光学部品モジュールの接着面と対向する位置に、前記光学部品モジュールとの接着面を有し、
    前記接着面は、凹部および/または凸部を有すること
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 請求項1に記載の光ピックアップ装置であって、
    前記接着剤は紫外線硬化型接着剤であり、
    前記接着面が有する凹部および/または凸部は、前記接着剤を硬化する紫外線の照射方向に沿って形成された少なくとも1つの溝であること
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 請求項1または2に記載の光ピックアップ装置であって、
    前記光学部品モジュールは、前記光学部品モジュールの接着面を除く少なくとも1部に、熱伝導性接着剤が塗布されていること
    を特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置を備えたこと
    を特徴とする光ドライブ装置。
  5. 少なくとも1つの光学部品モジュールと、前記光学部品モジュールが固定された光ピックアップケースと、前記光学部品モジュールに接続されたフレキシブルプリント基板と、を有する光ピックアップ装置の製造方法であって、
    前記光学部品モジュールの光軸を挟む少なくとも2箇所において、前記光学部品モジュールおよび前記光ピックアップケースのそれぞれに、凹部および/または凸部を有する接着面を設け、
    前記光学部品モジュールの接着面と、当該接着面と対向する前記光ピックアップケースの接着面との間に接着剤を介在させ、前記光学部品モジュールの位置を調整した後に、前記接着剤を硬化させること
    を特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の光ピックアップ装置の製造方法であって、
    前記接着剤を介在させて前記光ピックアップケースに固定された前記光学部品モジュールに、熱伝導性接着剤を塗布すること
    を特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。
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