JP2006048896A - アクチュエータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型、薄型化が可能でありながら、外部から加わる衝撃の影響を受けにくいアクチュエータ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】記録媒体の記録/再生面に光を集光する対物レンズ1と、対物レンズ1を保持するレンズホルダ2と、レンズホルダ2を弾性支持するサスペンション8、9、10、11と、サスペンション8、9、10、11を支持するアクチュエータベースとを有するアクチュエータ装置であって、レンズホルダ2は、アクチュエータベースに関して対物レンズ光軸方向の反対側にレンズホルダ2の一部が存在する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスクにおける記録再生に使用されるアクチュエータ装置に関するものである。
光ディスク装置において、更なる装置の小型化、薄型化が要望されている。また光ディスクについても、小径化や、カートリッジ内蔵タイプが要望されており、光ディスクの信号読み取り部分であるアクチュエータ部の小型化、薄型化が要望されている。
アクチュエータには、可動部である対物レンズを搭載するレンズホルダが所定の可動範囲以上に動いてサスペンションワイヤ等を破損させないように、可動部の可動範囲を規制する規制手段を可動部上部から覆って構成していた。このような構成を有するアクチュエータに関する技術が、例えば、(特許文献1)に記載されている。
特開平8−339564号公報
しかしながら、上記規制手段は、アクチュエータの磁気回路の外側に構成する必要があり、装置の小型化を行う上で問題がある。また、カートリッジタイプのディスクに対しては、アクチュエータ部が、カートリッジの内部に挿入されるので、上記手段では構成するのが非常に困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、可動部を規制する規制手段を可動部下部に構成することにより、小型、薄型化が可能でありながら、外部から加わる衝撃の影響を受けにくいアクチュエータ装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明は、記録媒体の記録/再生面に光を集光する対物レンズと、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを弾性支持するサスペンションと、前記サスペンションを支持するアクチュエータベースとを有するアクチュエータ装置であって、前記レンズホルダは、前記アクチュエータベースに関して対物レンズ光軸方向の反対側に前記レンズホルダの一部が存在する。
本発明によると、外部から加わる衝撃の影響を受けにくいアクチュエータ装置を実現することができる。
第1の発明は、記録媒体の記録/再生面に光を集光する対物レンズと、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを弾性支持するサスペンションと、前記サスペンションを支持するアクチュエータベースとを有するアクチュエータ装置であって、前記レンズホルダは、前記アクチュエータベースに関して対物レンズ光軸方向の反対側に前記レンズホルダの一部が存在する。
これにより、外部から加わる衝撃の影響を受けにくいアクチュエータ装置を実現することができる。
第2の発明は、前記アクチュエータベースは、前記サスペンションを支持するサスペンションホルダと前記サスペンションホルダを保持するヨークとからなり、前記レンズホルダは、前記ヨークに関して対物レンズ光軸方向の反対側に前記レンズホルダの一部である係止部が存在することを特徴とし、小型化を実現できる。
第3の発明は、前記係止部は、第1係止部と第2係止部の2つの係止部から構成されることを特徴とし、レーザー光束を妨げることなく、良好なチルト特性を得ることができる。
第4の発明は、前記第1係止部と前記第2係止部が、前記対物レンズに入射するレーザー光の光軸に対して左右対称位置に配置されることを特徴とし、良好なチルト特性を得ることができる。
本願の第5の発明は、前記第1係止部と前記第2係止部が、同一形状であることを特徴とし、良好なチルト特性を得ることができる。
第6の発明は、前記第1係止部と前記第2係止部の間隔Lは、対物レンズへ入射する光の必要光束径Dと、トラッキング方向のレンズシフト量Sによって規定され、L≧D+2×Sであることを特徴とする。これにより、可動部がトラッキング方向にシフト移動した場合でも、レーザー光束を妨げることなく、良好なチルト特性を得ることができる。
第7の発明は、前記係止部は、前記ストッパーと接触する接触部と前記接触部を前記レンズホルダに支持させるアーム部とから構成され、前記接触部は、タンジェンシャル方向において、前記対物レンズの光軸よりもレーザー光を出射するレーザーダイオード側に配置され、前記ストッパーは、タンジェンシャル方向において、前記対物レンズの光軸よりもレーザー光を出射するレーザーダイオード側に配置されることを特徴とし、小型で、光学的に良好なアクチュエータ装置を実現できる。
第8の発明は、前記係止部で前記立上げミラーに一番近い部分の形状が、前記立上げミラーの反射面に略平行であることを特徴し、装置の小型化、薄型化を実現できる。
本願の第9の発明は、前記レンズホルダをフォーカス方向に駆動するフォーカス用コイルと前記ヨークに設けられたフォーカス用マグネットと前記ヨークとで構成される磁気回路の駆動中心と、前記対物レンズと前記レンズホルダと前記フォーカス用コイルと前記レンズホルダをトラッキング方向に駆動するトラッキング用コイルとからなる可動部の重心位置とが一致することを特徴とする。これにより、チルト特性の良好な装置を実現できる。
第10の発明は、前記レンズホルダをトラッキング方向に駆動するトラッキング用コイルと前記ヨークに設けられたトラッキング用マグネットと前記ヨークとで構成される磁気回路の駆動中心と、前記対物レンズと前記レンズホルダと前記フォーカス用コイルと前記レンズホルダをトラッキング方向に駆動するトラッキング用コイルとからなる可動部の重心位置とが一致することを特徴とする。これにより、チルト特性の良好な装置を実現できる。
第11の発明は、前記ストッパーは、前記係止部が係止する側の外縁形状が直線形状でかつトラッキング方向に略平行で、前記対物レンズの光軸からの距離をAとすると、A≧D/2の位置に配置されることを特徴とする。これにより、装置の単純化、小型化を実現できる。
第12の発明は、前記ストッパーは、前記アクチュエータベースに保持されることを特徴とし、装置の単純化、小型化を実現できる。
第13の発明は、記録媒体の記録・再生面にレーザー光を収束させる対物レンズと、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダをフォーカス方向およびこの方向に直交するトラッキング方向に対して可動な状態で支持するレンズホルダ支持手段と、前記レンズホルダを前記フォーカス方向に駆動するためのフォーカス用コイルと、前記レンズホルダを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用コイルと、前記フォーカス用コイルと前記トラッキングコイルヘの通電手段と、前記フォーカス用コイルを前記フォーカス方向へ駆動するためのフォーカス用マグネットと、前記トラッキング用コイルを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用マグネットと、前記フォーカス用マグネットと前記トラッキング用マグネットを保持し磁気回路構成するヨークと、前記レンズホルダ支持手段と前記ヨークを所定の位置に位置決めし固定するアクチュエータベースとを組み立てた後で、前記ストッパーは、前記アクチュエータベースに取付けられることを特徴とする。これにより、装置の組立性向上を実現できる。
第14の発明は、記録媒体の記録・再生面にレーザー光を収束させる対物レンズと、前記対物レンズを保持しストッパーと係止する係止部を有するレンズホルダと、前記レンズホルダをフォーカス方向およびこの方向に直交するトラッキング方向に対して可動な状態で支持するレンズホルダ支持手段と、前記レンズホルダを前記フォーカス方向に駆動するためのフォーカス用コイルと、前記レンズホルダを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用コイルと、前記フォーカス用コイルと前記トラッキングコイルへの通電手段と、前記フォーカス用コイルを前記フォーカス方向へ駆動するためのフォーカス用マグネットと、前記トラッキング用コイルを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用マグネットと、前記フォーカス用マグネットと前記トラッキング用マグネットを保持し磁気回路構成するヨークと、前記レンズホルダ支持手段と前記ヨークを所定の位置に位置決めして固定するアクチュエータベースと、前記レンズホルダのフォーカス方向の可動範囲を規制するストッパーとから構成されるアクチュエータ装置であって、前記ストッパーは、前記レーザー光に対して光学的に透過である材質で形成され、前記レンズホルダとレーザー光を前記対物レンズへ導く立上げミラーとの間に配置されることを特徴とするアクチュエータ装置である。これにより、装置の組立性向上を実現できる。
第15の発明は、前記ストッパーが、1/4波長板であることを特徴とし、部品点数削減と装置の小型化を実現できる。
第16の発明は、前記ストッパーがコリメータレンズであることを特徴とし、部品点数削減と装置の小型化を実現できる。
本願の第17の発明は、前記1/4波長板を前記レンズホルダに保持させることを特徴とし、部品点数削減と装置の小型化を実現できる。
第18の発明は、前記ヨークが、前記アクチュエータベースを兼ねることを特徴とし、部品点数削減と装置の小型化を実現できる。
第19の発明は、前記ヨークが、前記ストッパーの位置決め手段を有することを特徴とし、組立て性向上と部品点数削減と装置の小型化を実現できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるアクチュエータ装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるアクチュエータ装置の正面図、図2は本発明の実施の形態1におけるアクチュエータの側面図、図3は本発明の実施の形態1における対物レンズ光軸を含むタンジェンシャル方向のアクチュエータ装置の断面図、図4は本発明の実施の形態1に示すアケチュエータ装置を利用したピックアップ装置の断面図、図5は本発明の実施の形態1における対物レンズ光軸を含むトラッキング方向のアクチュエータ装置の側面図である。
図1、図2において、1は対物レンズであり、レーザーダイオード(以下「LD」と略記する)からのレーザー光を光ディスク22に集光させるとともに、光ディスク22で反射した光を光センサへ導く。2は対物レンズ1を接着等の手段で固定するレンズホルダである。3はフォーカスコイルであり、対物レンズ1の光軸を中心に略対称形状となるように、レンズホルダ2に接着剤等で固定される。4、5、6、7はトラッキングコイルであり、フォーカスコイル3と同様にそれぞれ略リング状に巻線されている。トラッキングコイル4、5、6、7は対物レンズ1の光軸を中心に略対称位置となるようにフォーカスコイル3に接着剤等で固定される。13、14はサスペンション基板であり、フォーカスコイル3に接着剤等で固定されている。サスペンション基板13にはフォーカスコイル3の端子が半田付け等で固定され、サスペンション基板14には電気的に直列に繋がれたトラッキングコイル4、5、6、7の端子が半田付け等で接続されている。
8、9、10、11はサスペンションワイヤであり、このうちサスペンションワイヤ8、9は、サスペンション基板13と、予めサスペンションホルダ12に接着剤等で接着された電気基板15とに、半田付け等で連結されており、また、サスペンションワイヤ10、11は、サスペンション基板14と、予めサスペンションホルダ12に按着剤等で接着された電気基板15とに、半田付け等で連結されており、少なくともレンズホルダ2は所定の範囲内でサスペンションホルダ10に対して変位可能となっている。
なお、本実施の形態においては、サスペンションワイヤ8、9、10、11は、レンズホルダ2に固定されたサスペンション基板13、14に半田付けされ、他端は電気基板15に半田付けされる構成としたが、レンズホルダ2とサスペンションホルダ12の両方または片方をインサート成型で固定させても構わない。
また、サスペンションワイヤ8、9、10、11はフォーカスコイル3と、直列に接合されたトラッキングコイル4、5、6、7に対し電力を供給できるように、丸ワイヤもしくは板バネ等で構成されている。
16、17はマグネットであり、それぞれヨーク18−1、18−2に接着剤等で固定されている。この実施の形態では、マグネット16とヨーク18−1と18−3と18で1つの磁気回路を構成し、マグネット17と18−2と18−4と18で1つの磁気回路を構成している。マグネット16とヨーク18−3の間にフォーカスコイル3とトラッキングコイル4、5を配置し、同様にマグネット17とヨーク18−4の間にフォーカスコイル3とトラッキングコイル6、7を配置してフォーカス方向とトラッキング方向の推力を得ている。サスペンションホルダ12はヨーク18に接着剤等で固定されている。なお、本実施の形態においては、2つの磁気回路でアクチェータを構成しているが、1つの磁気回路でアクチュエータを構成しても良い。以下、ヨーク18とサスペンションホルダ12とが組立てられたものをアクチュエータベースと称する。
突起部2−1及びストッパー19について図3、図4、図5を用いて説明する。対物レンズ1とレンズホルダ2とフォーカスコイル3とトラッキングコイル4、5、6、7とから構成される可動部は、前記磁気回路によりフォーカス方向(図3のA方向及びB方向)及び、トラッキング方向に所定量移動駆動されるように構成されている。そのため、外部から衝撃等が加わった揚合、可動部が所定のシフト量を超えて動くことが想定され、サスペンションワイヤ8、9、10、11が変形する可能性がある。そのため、外部から衝撃が加わってサーボが外れた場合でも、サスペンションワイヤ8、9、10、11が変形しないように、可動部が移動できる範囲を規制する必要がある。特にフォーカス方向のA方向の範囲規制において、本発明の実施の形態では、レンズホルダ2の対物レンズ取付け部と反対側に、ストッパー19に係止する係止部として機能する突起部2−1を設け、前記可動部がA方向に所定の可動範囲を超えて移動しようとした場合に、突起部2−1の先端部2−4が、ヨーク18に接着剤等で取付けられたストッパー19に係止して前記可動部の移動範囲を規制する構成となっている。本実施の形態において、ストッパー19はアルミニウム等の金属材料で構成されるが、これに限定するものではなく、樹脂などで構成することも同様に実施可能である。
また、図4に示すように、突起部2−1のタンジェンシャル方向の位置は、対物レンズ1の光軸CからLD側へずらしている。このように構成することにより、ストッパー19をヨーク18の裏面に配置し、レンズホルダ2の突起部2−1の先端部2−4を、ヨーク18と立上げミラー20の間に配置可能で、かつ立上げミラー20の反射面21の直前に突起部2−1を配置することが可能となり、光ピックアップモジュールの厚さを薄くすることが可能となっている。
さらに、対物レンズ1へ入射する光束の直径をdとし、光軸Cとストッパー19の先端部19−1間の距離をlとすると、l≧d/2関係になるようにストッパー19をヨーク18に保持させている。このように構成とすることにより、対物レンズ1へ入射する光束をストッパー19が遮ることなく、小型で、光学的に良好なアクチュエータ装置を実現できる。
さらに、レンズホルダ2の突起部2−1で立上げミラー20に対向する面2−2を、立上げミラー20の反射面21と略平行になるように構成している。このように構成することにより、小型で、光学的に良好なアクチュエータ装置を実現できる。
また、フォーカス方向のB方向における前記可動部の可動範囲規制は、レンズホルダ2の底面部2−3とストッパー19の先端部19−1の係止により実現している。
図5は本発明の実施の形態1における対物レンズ光軸を含むトラッキング方向のアクチュエータ装置の側面図であり、後述する光ディスク22とスピンドルモータ24も図示している。
本発明の実施の形態では、図5に示すように、レンズホルダ2の突起部は、突起部2−1と突起部2−5とから構成されている。突起部2−1と突起部2−5は、光軸に対して左右に分割して構成されているので、レーザー光23の光束を妨げずに突起部を構成することが可能となっている。さらに突起部2−1と突起部2−5を光軸Cに対して左右対称位置に配置しており、前記可動部のトラッキング方向における重心位置と光軸Cとを略一致させることが可能であり、チルト特性の良好なアクチュエー夕を構成することが可能である。さらに、突起部2−1と突起部2−5を同一形状で構成しており、前記可動部のトラッキング方向における重心位置と光軸Cとを略一致させることが可能で、チルト特性の良好なアクチュエータを構成することが可能となっている。さらに、突起部2−1と突起部2−5の間隔をL、立上げミラー20へ入射するレーザー光23あるいは立上げミラーからの反射光(図示せず)の光束直径をD、可動部のトラッキング方向のシフト移動量をSとすると、L≧D+2×Sとなるように構成しているので、可動部がトラッキング方向にシフト移動した場合でも、突起部2−1または突起部2−5がレーザー光23の光束を妨げることなく、良好な光学特性をもつアクチュエータ装置を実現できる。また、突起部2−1と突起部2−5の肉厚、幅、高さを調整することにより、可動部重心位置を調整し、磁気回路の駆動点と一致させることが可能で、チルト特性の良いアクチュエータ装置を実現している。
また、図5において、22は光ディスクであり、光ディスク22に光を照射することで、情報の再生かもしくは情報の記録の少なくとも一方を行うことができる。具体的に光ディスク22としては、情報の再生のみが行えるCD−ROMディスク、DVD−ROMディスク等、情報の再生に加えて情報の記録が行えるCD−Rディスク、DVD−Rディスク等、情報の再生に加えて情報の記録/消去が可能なCD−RWディスク、DVD−RWディスク、DVD−RAMディスク等が好適に用いられる。また、光ディスク22としては、略赤色の光で情報の記録もしくは再生の少なくとも一方が行える記録層を備えるもの、略赤外光で情報の記録もしくは再生が行える記録層を備えるもの、略青色〜略青紫の光で情報の記録あるいは再生が行える記録層を備えるものが使用可能である。更に光ディスク22の大きさとしては、様々な直径を有する円盤状のものを用いることが可能であるが、好ましくは3cm〜12cmの直径を有する円盤状のものを好適に用いられる。
図5において、24は光ディスク22を回転するためのスピンドルモータである。スピンドルモータ24には、光ディスク22を保持するチャッキング部(図示せず)が設けられている。スピンドルモータ24は光ディスク22を角速度一定で回転させたり或いは角速度を可変的に回転させたりすることが可能である。どのように角速度を一定或いは可変的に制御するかは、図示していないスピンドルモータ駆動手段及び光ディスク装置の制御部が状況に応じて切り替える。なお、本実施の形態では、光ディスク22の回転駆動手段としてスピンドルモータ24を用いたが、他の種類のモータや他の手段を用いて、回転駆動させても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2におけるアクチュエータ装置について図6〜図8を参照しながら説明する。
101は対物レンズであり、レーザーダイオード(以下「LD」と略記する)からのレーザー光をディスク(図示せず)に集光させるとともに、反射した光を光センサへ導く役目を持っている。102は対物レンズ101を接着等の手段で固定するレンズホルダである。
103はフォーカスコイルであり、対物レンズ101の光軸を中心に略対称形状となるようにレンズホルダ102に接着剤等で固定される。104、105、106、107はトラッキングコイルで、フォーカスコイル103と同様にそれぞれ略リング状に巻線されている。トラッキングコイル104、105、106、107は対物レンズ101の光軸を中心に略対称位置となるようにフォーカスコイル103に接着剤等で固定される。
113、114はサスペンション基板であり、フォーカスコイル103に接着剤等で固定されている。サスペンション基板113にはフォーカスコイル103の端子が半田付け等で固定され、サスペンション基板114には電気的に直列に繋がれたトラッキングコイル104、105、106、107の端子が半田付け等で接続されている。
108、109、110、111はサスペンションワイヤであり、このサスペンションワイヤ108、109はサスペンション基板113と予めサスペンションホルダ112に接着剤等で接着された電気基板115に半田付け等で連結されておリ、サスペンションワイヤ110、111はサスペンション基板114と予めサスペンションホルダ112に接着剤等で接着された電気基板115に半田付け等で連結されており、少なくともレンズホルダ102は所定の範囲内でサスペンションホルダ112に対して変位可能となっている。
なお、本実施の形態においては、サスペンションワイヤ108、109、110、111は、レンズホルダ102に固定されたサスペンション基板113、114に半田付けされ、他端は、電気基板115に半田付けされる構成としたが、レンズホルダ102とサスペジションホルダ112の両方または片方をインサート成型で固定させても構わない。また、サスペンションワイヤ108、109、110、111は、フォーカスコイル103と、直列に接合されたトラッキングコイル104、105、106、107に対し電力を供給できるように、丸ワイヤもしくは板バネ等で構成されている。
116、117はマグネットであり、それぞれヨーク118−1、118−2に接着剤等で固定されている。本実施の形態では、マグネット116とヨーク118−1と118−3と118で1つの磁気回路を構威し、マグネット117と118−2と118−4と118で1つの磁気回路を構成している。マグネット116とヨーク118−3の間にフォーカスコイル103とトラッキングコイル104、105を配置し、同様にマグネット117とヨーク118−4の間にフォーカスコイル113とトラッキングコイル106、107を配置してフォーカス方向とトラッキング方向の推力を得ている。サスペンションホルダ112はヨーク118に接着剤等で固定されている。尚、本実施の形態においては、2つの磁気回路でアクチュエータを構成しているが、1つの磁気回路でアクチュエータを構成しても良い。
次に、突起部102−1及びストッパー119について説明する。対物レンズ101とレンズホルダ102とフォーカスコイル103とトラッキングコイル104、105、106、107とから構成される可動部は、前記磁気回路によりフォーカス方向及び、トラッキング方向に所定量移動駆動されるように構威されている。そのため、外部から衝撃等が加わった場合、可動部が所定のシフト量を超えて動くことが想定され、サスペンションワイヤ108、109、110、111が変形する可能性がある。そのため、外部から衝撃が加わってサーボが外れた場合でも、サスペンションワイヤ108、109、110、111が変形しないように、可動部が移動できる範囲を規制する必要がある。特にフォーカス方向の範囲規制において、本発明の実施の形態では、レンズホルダ102に対物レンズ取付け部と反対側に突起部102−1を設け、前記可動部がフォーカス方向に所定の可動範囲を超えて移動しようとした場合に、突起部102−1の先端部102−4がヨーク118に接着剤等で取付けられたストッパー119に係止して前記可動部の移動範囲を規制する構成にしている。
本発明の実施の形態2においては、ストッパー119はガラス等のLD光を透過する材質で構成され、対物レンズ101に入射する光束がすべてストッパー119を透過するようにヨーク118に接着剤等で固定される。また、突起部102−1のタンジェンシャル方向の位置は、対物レンズ101の光軸CからLD側へずらして構成している。このように構成することにより、ストッパー119をヨーク118の裏面に配置し、レンズホルダ102の突起部102−1の先端部102−4をヨーク118と立上げミラー120の間に配置可能で、かつ立上げミラー120の反射面120−1の直前に突起部102−1を配置可能となり、光ピックアップモジュールの厚さを薄くすることが可能となっている。
図7は本発明の実施の形態2における対物レンズ光軸を含むトラッキング方向のアクチュエータ装置の側面図であり、後述する光ディスク122とスピンドルモータ124も図示している。
この実施の形態では、図7に示すように、レンズホルダ102の突起部は、突起部102−1と突起部102−5とから構成されている。突起部102−1と突起部102−5は、光軸に対して左右に分割して構成されているので、レーザー光123の光束を妨げずに突起部を構成することが可能となっている。さらに突起部102−1と突起部102−5を光軸Cに対して左右対称位置に構成しており、前記可動部のトラッキング方向における重心位置と光軸Cとを略一致させることが可能で、チルト特性の良好なアクチュエータを構成することが可能である。さらに、突起部102−1と突起部102−5を同一形状で構成しており、前記可動部のトラッキング方向における重心位置と光軸Cとを略一致させることが可能で、チルト特性の良好なアクチュエータを構成することが可能となっている。
さらに、突起部102−1と突起部102−5の間隔をL、立上げミラー120へ入射するレーザー光123あるいは立上げミラーからの反射光(図示せず)の光束直径をD、可動部のトラッキング方向のシフト移動量をSとすると、L≧D+2×Sとなるように構成しているので、可動部がトラッキング方向にシフト移動した場合でも、突起部102−1または突起部102−5がレーザー光23の光束を妨げることなく、良好な光学特性をもつアクチュエータ装置を実現している。また、突起部102−1と突起部102−5の肉厚、幅、高さを調整することにより、可動部重心位置を調整し、磁気回路の駆動点と一致させることが可能で、チルト特性の良いアクチュエータ装置を実現している。
なお、本発明の実施の形態2においては、ストッパー119をガラス等のLD光を透過する材質で構成したが、ストッパー119を1/4波長板やコリメータレンズで構成することも同様に実施可能である。また、ストッパー119をコリメータレンズで構成し、図8に示すようにレンズホルダ102に1/4波長板40を保持させる構成とすることも同様に実施可能である。これにより、部品を集積化することとなり本発明の実施の形態2のアクチュエータ装置を利用した光ピックアップ装置を小型化することが可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置について図9〜図19を参照して説明する。なお、図9〜図19に示す部材のうち、本発明の実施の形態1において図1〜図5を用いて説明した部材と同じ符号を付したものは、多少形状などが異なるものもあるが、ほぼ同じ構成・機能を有しており、ここでは説明を省略する。
図9は、アクチュエータ装置を搭載した光ピックアップモジュールを示す斜視図、図10は、図9の光ピックアップモジュールにおいてキャリッジ25とフレキシブルプリント基板(FPC)26とを省略して示す図であり、アクチュエータ装置の全体斜視図、図11は、図10のアクチュエータ装置においてヨーク18を省略して示す模式図、図12は、図10のアクチュエータ装置を示す側面図、図13は、図10のアクチュエータ装置を示す背面斜視図、図14は、図10のアクチュエータ装置を示す背面図、図15は、図10のヨーク18を示す背面斜視図、図16は、ストッパー19を設けたヨーク18を示す背面図、図17は、ストッパー19を設けたヨーク18とマグネット16、17も共に示す正面図、図18は、図10のヨーク18の変形例を示す背面図、図19は、ヨーク18の変形例を示す背面図である。
図9において、25はアクチュエータ装置を搭載するキャリッジであり、アクチュエータ装置をキャリッジ25に搭載することにより光ピックアップモジュールが構成される。キャリッジ25には、シャフトガイド25−1、シャフトガイド25−2が設けられており、リードスクリューシャフト(図示せず)がシャフトガイド25−1を通って設けられ、ガイドシャフト(図示せず)がシャフトガイド25−2を通って設けられており、リードスクリューシャフトが回転することにより、光ピックアップモジュールは、情報再生装置などの光ディスク装置内で光ディスクの半径方向に移動する。
また、26は光ピックアップモジュールへの電力の供給や信号の送受信を行うフレキシブルプリント基板(FPC)である。
また、サスペンションホルダ12のトラッキング方向の両側において、ヨーク18には、曲げ加工などにより立設部18−5、立設部18−6が設けられている。これにより、サスペンションホルダ12と立設部18−5との間にはサスペンションワイヤ8とサスペンションワイヤ9とを囲む空間、サスペンションホルダ12と立設部18−6との間にはサスペンションワイヤ10とサスペンションワイヤ10とを囲む空間をそれぞれ構成することができる。この空間に液状の、たとえばシリコンを主成分とする紫外線硬化性を持つ制動材を注入し紫外線を照射することによってゲル化させることにより、サスペンションワイヤ8、9、10、11がレンズホルダ2を支持して振動する場合に、不要な共振を抑制し、最適の制動効果を持たせることが可能となる。この制動材としては、ゲル状体のほかにゴムやエラストマー等の粘弾性体も考えられる。
サスペンションホルダ12には斜面12−1、斜面12−2、斜面12−3が設けられており、これらの斜面12−1、斜面12−2、斜面12−3に光硬化性樹脂などの接着剤の滴下や塗布を行うことにより、接着剤は自重でヨーク18とサスペンションホルダ12との間(特に、ヨーク18に立設されたヨーク18−2と斜面12−1との間、ヨーク18の平面部や側面部と斜面12−2との間、ヨーク18の平面部や側面部と斜面12−3との間)に入りこむので、ヨーク18とサスペンションホルダ12とを容易かつ強固に固定することが可能となる。
また、図10に示すように、サスペンションホルダ12には貫通孔12−4が設けられており、立設されたヨーク18−7をこの貫通孔12−4に挿入することにより、ヨーク18とサスペンションホルダ12との位置決めを容易に行うことが可能となり、また、この貫通孔12−4に接着剤の滴下や塗布を行うことにより、ヨーク18とサスペンションホルダ12とをさらに強固に固定することが可能となる。
また、サスペンションワイヤ8とサスペンションワイヤ9とそれぞれ電気的に接続され、フォーカスコイル3とトラッキングコイル4、5、6、7ともそれぞれ電気的に接続された、図10に示す2つの半田部27を、本実施の形態においてはサスペンションワイヤ8とサスペンションワイヤ9との延長線上とならない位置に設けた。これによりサスペンションワイヤ8、サスペンションワイヤ9とサスペンション基板13との組立て時の作業性と組立て精度を上げることが可能となる。
図11に示すように、レンズホルダ2には凸部面2−6が設けられている。凸部面2−6には硬化した状態で適当な硬さとを滑り性を有する光硬化性樹脂などの滴下や塗布が行われる。この凸部面2−6に設けられる樹脂などの緩衝材は、対物レンズ1が装着された状態のレンズホルダ2において、図示しない光ディスクに向って対物レンズ1からレーザー光が出射する向きであるフォーカス方向(図11に示すA方向)に最も凸となる。これにより、外部からの衝撃などでレンズホルダ2と光ディスクとが接触した際にも、対物レンズ1や光ディスクが傷つきにくくすることができる。
また、レンズホルダ2において、対物レンズ1が装着される基準面2−8と凸部面2−6との間には、図11に示すA方向に基準面2−8と凸部面2−6よりも凹となる溝部2−7が設けられている。この構成により、凸部面2−6に緩衝材となる樹脂の滴下や塗布を行う際に、基準面2−8に樹脂が到達しにくくなり、レンズホルダ2の対物レンズ装着部に樹脂が付着しにくくなるため、レンズホルダ2と対物レンズ1との組立てを精度良く行うことが可能となる。
また、図12〜図14に示すように、ヨーク18にはヨーク18の厚みを変えて構成した段差18−8が設けられている。ヨーク18とストッパー19とを固定する際には、この段差18−8にストッパー19の一辺を当てて保持し、接着やねじ止めなどの方法により固定を行う。このように、ヨーク18に段差18−8を設けることにより、容易にストッパー19を所定の位置に位置決めし、固定することが可能となる。このような構成により、ヨーク18に別途ピンなどの位置決め部材を設ける必要がなくなるので、部品点数を削減することができ、またアクチュエータ装置の組立て性向上と装置の小型化を実現することが可能となる。また本実施の形態においては、サスペンションホルダ12とヨーク18とストッパー19とが組立てられたものをアクチュエータベースと称する。
また、図15〜図17に示すように、ヨーク18には開口部18−9、開口部18−10が設けられている。アクチュエータ装置を組立てる際には、開口部18−9にレンズホルダ2の突起部2−1を通し、ヨーク18の主平面の延設面が、レンズホルダ2の底面部2−3と突起部2−1の先端部2−4との間となるようにした(図12に示される)状態で、ヨーク18にストッパー19を装着する。特に、図16、図17に示すように、段差18−8で位置決めされヨーク18に装着されたストッパー19が、開口部18−9の一部をふさぐので、組立てられたレンズホルダ2とヨーク18とストッパー19とは、レンズホルダ2の底面部2−3と突起部2−1の先端部2−4との間にストッパー19が存在する構成、言い換えると、ストッパー19とレンズホルダ2とが対物レンズ1の光軸方向に、レンズホルダ2の底面部2−3,ストッパー19,突起部2−1の先端部2−4の順に所定の間隔で存在する構成、さらに言い換えると、レンズホルダ2は、ヨーク18に装着されたストッパー19に関して対物レンズ1の光軸方向の反対側にレンズホルダ2の一部が存在する構成となっている。
なお、本実施の形態においてはヨーク18に開口部18−9と開口部18−10とを設ける構成としたが、図18に示すようにヨーク18に切り欠き部18−11と切り欠き部18−12とを設ける構成としても良い。これによりヨーク18を更に軽量化することが可能となり、アクチュエータ装置の軽量化につながる。
また、本実施の形態においてはストッパー19を設けたヨーク18を、サスペンションホルダ12を固定してアクチュエータベースとしたが、ヨーク18にストッパー19を設けることなく図18に示すようにヨーク18にストッパー部18−13とストッパー部18−14とを設けたものにサスペンションホルダ12を固定してアクチュエータベースとし、レンズホルダ2の底面部2−3と突起部2−1の先端部2−4との間にストッパー部18−13とストッパー部18−14とが存在する構成としても良い。これにより更に部品点数が減り、それに伴い工数を削減することが可能となる。また、ヨーク18とサスペンションホルダ12とを一体成型したり、ヨーク18のみでサスペンションホルダ12に該当する部分を構成したりしてアクチュエータベースとすることも同様に実施可能である。
本発明は、小型、薄型化が可能でありながら、外部から加わる衝撃の影響を受けにくいアクチュエータ装置として利用することができる。
木発明の実施の形態1におけるアクチュエータ装置を示す正面図 本発明の実施の形態1におけるアクチュエータ装置を示す側面図 本発明の実施の形態1における対物レンズ光軸を含むタンジェンシャル方向のアクチュエ一タ装置の断面図 本発明の実施の形態1におけるアクチュエータ装置を利用したピックアップ装置の断面図 本発明の実施の形態1における対物レンズ光軸を含むトラッキング方向のアクチュエータ装置の側面図 本発明の実施の形態2におけるアクチュエータ装置を示す側面図 本発明の実施の形態2における対物レンズ光軸を含むトラッキング方向のアクチュエータ装置の側面図 本発明の実施の形態2における対物レンズ光軸を含むタンジェンシャル方向のアクチュエータ装置の断面図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置を搭載した光ピックアップモジュールを示す斜視図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置を示す斜視図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置を示す模式図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置を示す側面図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置を示す斜視図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置を示す背面図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置の一部を示す斜視図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置の一部を示す背面図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置の一部を示す正面図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置の一部を示す背面図 本発明の実施の形態3におけるアクチュエータ装置の一部を示す背面図
符号の説明
1 対物レンズ
2 レンズホルダ
2−1 突起部
2−2 突起部2−1で立上げミラー20と対向する面
2−3 レンズホルダ2の底面部
2−4 突起部2−1の先端部
2−5 突起部
2−6 凸部面
2−7 溝部
2−8 基準面
3 フォーカスコイル
4、5、6、7 トラッキングコイル
8、9、10、11 サスペンションワイヤ
12 サスペンションホルダ
12−1、12−2、12−3 斜面
12−4 貫通孔
13、14 サスペンション基板
15 電気基板
16、17 マグネット
18、18−1、18−2、18−3、18−4 ヨーク
18−5、18−6 立設部
18−7 ヨーク
18−8 段差
18−9、18−10 開口部
18−11、18−12 切り欠き部
18−13、18−14 ストッパー部
19 ストッパー
19−1 ストッパー19の先端部
20 立上げミラー
21 反射面
22 光ディスク
23 レーザー光
24 スピンドルモータ
25 キャリッジ
25−1、25−2 シャフトガイド
26 フレキシブルプリント基板(FPC)
27 半田部
40 1/4波長板
101 対物レンズ
102 レンズホルダ
102−1 突起部
102−2 突起部で立上げミラーと対向する面
102−3 レンズホルダの底面部
102−4 突起部102−1の先端部
102−5 突起部
103 フォーカスコイル
104、105、106、107 トラッキングコイル
108、109、110、111 サスペンションワイヤ
112 サスペンションホルダ
113、114 サスペンション基板
115 電気基板
116、117 マグネット
118、118−1、118−2、118−3、118−4 ヨーク
119 ストッパー
120 立上げミラー
121 反射面
122 光ディスク
123 レーザー光
124 スピンドルモータ

Claims (19)

  1. 記録媒体の記録/再生面に光を集光する対物レンズと、
    前記対物レンズを保持するレンズホルダと、
    前記レンズホルダを弾性支持するサスペンションと、
    前記サスペンションを支持するアクチュエータベースと
    を有するアクチュエータ装置であって、
    前記レンズホルダは、
    前記アクチュエータベースに関して対物レンズ光軸方向の反対側に前記レンズホルダの一部が存在する
    ことを特徴とするアクチュエータ装置。
  2. 前記アクチュエータベースは、
    前記サスペンションを支持するサスペンションホルダと
    前記サスペンションホルダを保持するヨークと
    からなり、
    前記レンズホルダは、
    前記ヨークに関して対物レンズ光軸方向の反対側に前記レンズホルダの一部である係止部が存在する
    ことを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ装置。
  3. 前記係止部は、第1係止部と第2係止部の2つの係止部から構成されることを特徴とする請求項2記載のアクチュエータ装置。
  4. 前記第1係止部と前記第2係止部は、前記対物レンズに入射するレーザー光の光軸に対してトラッキング方向の左右略対称位置に配置されることを特徴とする請求項3記載のアクチュエータ装置。
  5. 前記第1係止部と前記第2係止部は略同一形状であることを特徴とする請求項3または4記載のアクチュエータ装置。
  6. 前記第1係止部と前記第2係止部の間隔Lは、前記対物レンズへ入射する光の必要光束径Dと、トラッキング方向の対物レンズシフト量Sとの関係が、L≧D+2×Sであることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  7. 前記係止部は、前記ヨークに設けたストッパーと接触する接触部と前記接触部を前記レンズホルダに支持させるアーム部とから構成され、前記接触部と前記ストッパーは、タンジェンシャル方向に前記対物レンズの光軸よりもレーザー光を出射するレーザーダイオード側に配置されることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  8. 前記係止部における、レーザー光を前記対物レンズへ導く立上げミラーに一番近い部分の形状が、前記立上げミラーの反射面に略平行であることを特徴とする請求項7記載のアクチュエータ装置。
  9. 前記レンズホルダをフォーカス方向に駆動するフォーカス用コイルと前記ヨークに設けられたフォーカス用マグネットと前記ヨークとで構成される磁気回路の駆動中心と、前記対物レンズと前記レンズホルダと前記フォーカス用コイルと前記レンズホルダをトラッキング方向に駆動するトラッキング用コイルとからなる可動部の重心位置とが一致することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  10. 前記レンズホルダをトラッキング方向に駆動するトラッキング用コイルと前記ヨークに設けられたトラッキング用マグネットと前記ヨークとで構成される磁気回路の駆動中心と、前記対物レンズと前記レンズホルダと前記フォーカス用コイルと前記レンズホルダをトラッキング方向に駆動するトラッキング用コイルとからなる可動部の重心位置とが一致することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  11. 前記ストッパーは、前記係止部が係止する側の外縁形状が直線形状でかつトラッキング方向に略平行で、前記対物レンズの光軸からの距離をAとすると、A≧D/2の位置に配置されることを特徴とする1から10のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  12. 前記ストッパーは、前記アクチュエータベースに保持されることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  13. 記録媒体の記録・再生面にレーザー光を収束させる対物レンズと、前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダをフォーカス方向およびこの方向に直交するトラッキング方向に対して可動な状態で支持するレンズホルダ支持手段と、前記レンズホルダを前記フォーカス方向に駆動するためのフォーカス用コイルと、前記レンズホルダを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用コイルと、前記フォーカス用コイルと前記トラッキングコイルヘの通電手段と、前記フォーカス用コイルを前記フォーカス方向へ駆動するためのフォーカス用マグネットと、前記トラッキング用コイルを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用マグネットと、前記フォーカス用マグネットと前記トラッキング用マグネットを保持し磁気回路構成するヨークと、前記レンズホルダ支持手段と前記ヨークを所定の位置に位置決めし固定するアクチュエータベースとを組み立てた後で、前記ストッパーは、前記アクチュエータベースに取付けられることを特徴とする請求項11記載のアクチュエータ装置。
  14. 記録媒体の記録・再生面にレーザー光を収束させる対物レンズと、前記対物レンズを保持しストッパーと係止する係止部を有するレンズホルダと、前記レンズホルダをフォーカス方向およびこの方向に直交するトラッキング方向に対して可動な状態で支持するレンズホルダ支持手段と、前記レンズホルダを前記フォーカス方向に駆動するためのフォーカス用コイルと、前記レンズホルダを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用コイルと、前記フォーカス用コイルと前記トラッキングコイルへの通電手段と、前記フォーカス用コイルを前記フォーカス方向へ駆動するためのフォーカス用マグネットと、前記トラッキング用コイルを前記トラッキング方向に駆動するためのトラッキング用マグネットと、前記フォーカス用マグネットと前記トラッキング用マグネットを保持し磁気回路構成するヨークと、前記レンズホルダ支持手段と前記ヨークを所定の位置に位置決めして固定するアクチュエータベースと、前記レンズホルダのフォーカス方向の可動範囲を規制するストッパーとから構成されるアクチュエータ装置であって、前記ストッパーは、前記レーザー光に対して光学的に透過である材質で形成され、前記レンズホルダとレーザー光を前記対物レンズへ導く立上げミラーとの間に配置されることを特徴とするアクチュエータ装置。
  15. 前記ストッパーが、1/4波長板であることを特徴とする請求項14記載のアクチュエータ装置。
  16. 前記ストッパーがコリメータレンズであることを特徴とする請求項14記載のアクチュエータ装置。
  17. 前記1/4波長板を前記レンズホルダに保持させることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  18. 前記ヨークは前記アクチュエータベースを兼ねることを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
  19. 前記ヨークは前記ストッパーの位置決め手段を有することを特徴とする請求項1から18
    のいずれかに記載のアクチュエータ装置。
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