JP2006216168A - 光ディスク装置のディスク振動抑制装置 - Google Patents

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三千義 沢田
Kazuya Kogure
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Abstract

【課題】 光学式ピックアップにより信号の再生動作が行われる光ディスクの面振れを抑制するディスク振動抑制装置を提供する。
【解決手段】 光ディスク1の面に対向する位置に音響振動体14を設け、光学式ピックアップ4のフォーカス制御動作を行うフォーカスサーボ回路11に入力されるフォーカスエラー信号のレベルに応じた振動抑制信号を前記音響振動体14に供給し、該音響振動体14から放音される信号により光ディスクの振動を抑制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学式ピックアップに組み込まれているレーザーダイオードから照射されるレーザー光にて光ディスクに記録されている信号の再生動作や該ディスクへの信号の記録動作を行う光ディスク装置の冠する。
レーザーダイオードから照射されるレーザー光によって光ディスクに記録されている信号の再生動作や信号の記録動作を行う光ディスク装置が普及している。光ディスク装置としては、CDと呼ばれる光ディスクを使用するものやDVDと呼ばれる光ディスクを使用するものが一般的である。
光ディスクに記録されている信号の再生動作や該光ディスクへの信号の記録動作は、光ディスクをスピンドルモーターにより線速度一定又は角速度一定にて回転駆動することによって行うように構成されている。最近では、光ディスクに記録されている信号の再生動作や信号の記録動作を短時間にて行うことが要求されており、そのため光ディスクの回転速度を規定の線速度の24倍や12倍の速度にした状態で再生動作や記録動作を行うように構成されている。
光ディスクを高速にて回転駆動すると光ディスクの偏心や反り等の影響によって回転特性が悪化するという問題、特に光ディスクの信号面が振れるという面振れという問題がある。光ディスクの回転特性に面振れが発生すると光ディスクの信号面と光学式ピックアップとの距離が変化するため、フォーカス制御を行うフォーカスサーボ回路のサーボ動作に悪影響を与えるという問題がある。
斯かる問題を解決するために光ディスクの面上にディスクカバーと呼ばれる被いを設けて光ディスクの面振れを抑制する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−303483号公報
ディスクカバーによって光ディスクの上面を被う構成によれば、確かに面振れを抑制する効果は得られるものの光ディスクの回転速度の変化によって振動する周波数が変化するため、光ディスクの回転速度に対応させた振動抑制動作を行うことが出来ないという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来るディスク振動抑制装置を提供しようとするものである。
本発明は、スピンドルモーターによって回転駆動される光ディスクの面に対向する位置に音響振動体を設け、光学式ピックアップのフォーカス制御動作を行うフォーカスサーボ回路に入力されるフォーカスエラー信号のレベルに応じた振動抑制信号を前記音響振動体に供給し、該音響振動体から放音される信号により光ディスクの振動を抑制するように構成されている。
また、本発明は、振動抑制信号の周波数を制御する周波数制御回路を設け、光ディスク
の回転速度応じて振動抑制信号の周波数を変更するように構成されている。
そして、本発明は、振動抑制信号の位相を制御する位相制御回路を設け、ディスクの振動に応じて振動抑制信号の位相を制御するように構成されている。
また、本発明は、音響振動体をディスクの信号面の反対側に配置するように構成されている。
そして、本発明は、音響振動体を光学式ピックアップから照射されるレーザー光の移動路に対向する位置に配置するように構成されている。
また、本発明は、音響振動体を光ディスク面の面振れが大きくなる外周側に配置するように構成されている。
そして、本発明は、音響振動体を光ディスク面の複数箇所に配置するように構成されている。
本発明は、スピンドルモーターによって回転駆動される光ディスクの面に対向する位置に音響振動体を設け、光学式ピックアップのフォーカス制御動作を行うフォーカスサーボ回路に入力されるフォーカスエラー信号のレベルに応じた振動抑制信号を前記音響振動体に供給し、該音響振動体から放音される信号により光ディスクの振動を抑制するようにしたので、即ちフォーカスサーボ動作を行うフォーカスエラー信号に基づいて音響振動体の動作を制御するようにしたので、光ディスクの振動を抑えることが出来る。
また、本発明は、振動抑制信号の周波数を制御する周波数制御回路を設け、光ディスクの回転速度応じて振動抑制信号の周波数を変更するようにしたので、光ディスクの回転速度に対応した周波数に設定することによって各速度に対する振動抑制効果を最良にすることが出来る。
そして、本発明は、振動抑制信号の位相を制御する位相制御回路を設け、光ディスクの振動に応じて振動抑制信号の位相を制御するようにしたので、光ディスクの振動抑制動作を正確に行うことが出来る。
また、本発明は、音響振動体をディスクの信号面の反対側に配置するようにしたので、即ち光学式ピックアップが設けられている面の反対側に音響振動体を設けたので、光学式ピックアップの駆動機構による取付位置に対する規制を受けることがない。
そして、本発明は、音響振動体を光学式ピックアップから照射されるレーザー光の移動路に対向する位置に配置するようにしたので、光学式ピックアップによる読み取り動作や信号の記録動作を行う位置における振動を抑制することが出来、その結果フォーカス制御動作を正確に行うことが出来る。
また、本発明は、音響振動体を光ディスク面の外周側に配置するようにしたので、即ち面振れが大きくなる位置に配置したので、抑制効果を大きくすることが出来る。
そして、本発明は、音響振動体を光ディスク面の複数箇所に配置するようしたので、光ディスクの面振れを複数箇所にて抑制することが出来、光ディスクの回転特性を向上させることが出来る。
本発明は、光ディスクを規定の速度ではなく高速の線速度一定や角速度一定にて回転させることによって信号の再生動作や記録動作を行う光ディスク装置に採用される。
図1は、本発明のディスク振動抑制装置の一実施例を示すブロック回路図である。同図において、1はスピンドルモーター2によって回転駆動されるターンテーブル3上に載置される光ディスクであり、クランプ手段(図示せず)により前記ターンテーブル3に固定するようにされている。
4は前記光ディスク1の信号面1A側に設けられている光学式ピックアップであり、レーザー光を照射するレーザーダイオード(図示せず)、レーザー光を信号面1Aに集光させる対物レンズ5、信号面1Aから反射されたレーザー光を受ける光検出器6、対物レンズ5を光ディスク1の径方向へ変位させるトラッキングコイル7及び該対物レンズ5を光ディスク1の信号面1Aに対して直角方向へ変位させるフォーカシングコイル8が組み込まれている。また、前記光学式ピックアップ4はピックアップ送り用モーター(図示せず)によって光ディスク1の径方向へ移動されるように構成されている。斯かる光学式ピックアップ4を移動させるピックアップ送り構成及び光学式ピックアップ4の内部の構成は周知であるので、その説明は省略する。
9は前記光学式ピックアップ4に組み込まれている光検出器6から得られる電気信号が光信号として入力される光出力信号処理回路であり、レーザー光の信号トラックに対するズレを示すトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成回路(図示せず)が組み込まれているとともに生成されたトラッキングエラー信号が出力されるトラッキングエラー信号出力端子9Tが設けられている。
また、前記光出力信号処理回路9には、レーザー光の信号トラックが形成されている面に対するフォーカスのズレを示すフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成回路(図示せず)が組み込まれているとともに生成されたフォーカスエラー信号が出力されるフォーカスエラー信号出力端子9Fが設けられている。
10は前記光出力信号処理回路9に設けられているトラッキングエラー信号出力端子9Tから出力されるトラッキングエラー信号が入力されるトラッキングサーボ回路であり、入力されるトラッキングエラー信号に基づくトラッキングコイル駆動信号を前記トラッキングコイル7に供給することによってトラッキング制御動作、即ちトラッキングサーボと呼ばれる制御動作を行うように構成されている。
11は前記光出力信号処理回路9に設けられているフォーカスエラー信号出力端子9Fから出力されるフォーカスエラー信号が入力されるフォーカスサーボ回路であり、入力されるフォーカスエラー信号に基づくフォーカシングコイル駆動信号を前記フォーカシングコイル8に供給することによってフォーカス制御動作、即ちフォーカスサーボと呼ばれる制御動作を行うように構成されている。
12は光ディスク装置の各動作を制御するシステム制御回路であり、図示していないが光検出器6から得られる信号のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理回路によって抽出される同期信号や位置情報データ等が入力されるとともに各種の信号に基づいて種々な制御動作を行うように構成されている。斯かるシステム制御回路12はマイクロコンピューターにて構成されているとともにフラッシュROM(図示せず)に記憶されている各種の制御動作を行うプログラムソフトに基づいて各動作のための制御動作を行うように構成されている。
13は前記スピンドルモーター2の回転動作を制御するスピンドルモーター駆動回路であり、前記システム制御回路12によって駆動動作が制御されるように構成されている。光ディスク1を線速度一定にて回転駆動する制御動作には、光ディスク1から得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せず)より得られる同期信号とが同期するように行われるが、斯かる動作は周知であるのでその説明は省略する。
14は光ディスク1の信号面1A側、即ち光学式ピックアップ4が配置されている側の反対側の面に近接するように配置されているとともにスピーカーのように音響信号を生成する音響振動体である。15は前記音響振動体14に駆動信号を供給する音響振動体駆動回路、16は前記音響振動体14に供給する振動抑制信号を生成する振動抑制信号生成回路であり、生成される振動抑制信号は前記音響振動体駆動回路15に対して出力されるように接続されている。
17は前記振動抑制信号生成回路16より生成される振動抑制信号の周波数を制御するとともに前記システム制御回路12によって動作が制御される周波数制御回路であり、スピンドルモーター駆動回路13から得られる信号、即ち光ディスク1の回転速度に応じて得られる回転速度表示信号に基づいて振動抑制信号の周波数を変更制御するように構成されている。
18は前記振動抑制信号生成回路16より生成される振動抑制信号のレベルを制御するとともに前記システム制御回路12によって動作が制御されるレベル制御回路であり、光出力信号生成回路9に設けられているフォーカスエラー信号出力端子9Fから出力されるフォーカスエラー信号、即ち光ディスク1の面振れの大きさに基づいて振動抑制信号のレベルを変更制御するように構成されている。19は前記振動抑制信号生成回路16より生成される振動抑制信号の位相を制御する位相制御回路であり、前記システム制御回路12によって動作が制御されるように構成されている。
図2は、光ディスク1と音響振動体14との位置関係を説明するための平面図であり、該音響振動体14は光ディスク1の外周側に配置されている。また、図2に示す破線Lは光学式ピックアップ4から照射されるレーザー光が移動する経路を示すものである。
以上に説明したように本発明は構成されているが、次に動作について説明する。例えば、光ディスク1に記録されている信号を再生するための切換え動作が行われると、システム制御回路12によって各種の制御動作が開始される。
光学式ピックアップ4に組み込まれているレーザーダイオードに再生動作を行うためのレーザー光を照射させるために必要な駆動電流が供給され、該レーザーダイオードから再生動作を行うためのレーザー光が出力される。斯かるレーザー光の照射動作が行われると、レーザー光を光ディスク1の信号面1Aに合焦させるための制御動作、即ちフォーカス制御動作が行われる。
斯かるフォーカス制御動作は、フォーカスサーボ回路11からフォーカシングコイル8に対してフォーカシングコイル駆動信号が供給されてレーザー光を信号面1Aに合焦させる動作が行われる。斯かる動作が行われるとき、光ディスク1から反射されるレーザー光が光検出器6に照射されることになり、その照射に応じて光出力信号生成回路9に組み込まれているフォーカスエラー信号生成回路にて生成されるフォーカスエラー信号がフォーカスエラー信号出力端子9Fに出力される。
前記フォーカスエラー信号出力端子9Fに出力されるフォーカスエラー信号はフォーカ
スサーボ回路11に入力されるが、斯かるフォーカスエラー信号が該フォーカスサーボ回路11に入力されると、該フォーカスサーボ回路11からフォーカシングコイル8に対してフォーカシングコイル駆動信号が供給される。斯かるフォーカシングコイル駆動信号は、対物レンズ5をフォーカスエラー信号のレベルが小さくなる方向に変位させるように設定されており、斯かる動作を行うことによってレーザー光を信号面1Aに合焦させる動作、即ちフォーカスサーボ動作が行われることになる。
斯かるフォーカスサーボ回路11によるフォーカス制御動作が行われると、システム制御回路12からスピンドルモーター駆動回路13に対してスピンドルモーター2を回転駆動させるための制御信号が出力される。斯かる制御信号がスピンドルモーター駆動回路13に供給されると、該スピンドルモーター駆動回路13からスピンドルモーター2に対して駆動電流が供給される。
前記スピンドルモーター駆動回路13からスピンドルモーター2に対して駆動電流が供給されると、該スピンドルモーター2の回転動作によって光ディスク1が回転駆動されることになる。光ディスク1の回転駆動動作は、前もって設定されている回転速度になるように行われる。
斯かる回転駆動動作が行われると、光ディスク1の回転速度が設定されている回転速度まで上昇するが、斯かる動作が行われているとき、フォーカスサーボ回路11によるフォーカス制御動作及びトラッキングサーボ回路10によるトラッキング制御動作が行われる。斯かるトラッキングサーボ回路10によるトラッキング制御動作は、光検出器6より得られる信号に応じて光出力信号生成回路9に組み込まれているトラッキングエラー信号生成回路にて生成されるトラッキングエラー信号に基づいて行われる。
光出力信号生成回9に設けられているトラッキングエラー信号出力端子9Tに出力されるトラッキングエラー信号は、トラッキングサーボ回路10に入力されるが、斯かるトラッキングエラー信号が該トラッキングサーボ回路10に入力されると、該トラッキング゛サーボ回路10からトラッキングコイル7に対してトラッキングコイル駆動信号が供給される。斯かるトラッキングコイル駆動信号は、対物レンズ5をトラッキングエラー信号のレベルが小さくなる方向に変位させるように設定されており、斯かる動作を行うことによってレーザー光を信号面1Aに設けられている信号トラックに追従させる動作、即ちトラッキングサーボ動作が行われることになる。
前述したフォーカス制御動作及びトラッキング制御動作が行われると、光ディスク1に記録されている信号の再生動作を行うことが出来るので、再生信号に含まれている同期信号を抽出することが出来る。斯かる同期信号の抽出動作が行われると、抽出された同期信号と基準信号生成回路より生成される基準信号とを同期させるためのスピンドルモーター駆動回路13に対する制御動作が行われる。
スピンドルモーター駆動回路13に対する制御動作は、光ディスク1から得られる同期信号と基準信号生成回路より生成される基準信号とが同期するようにスピンドルモーター2の回転速度を制御することによって行われる。斯かる光ディスク1から得られる同期信号と基準信号生成回路より生成される基準信号とを同期させる制御動作を行うことによって光ディスク1の回転速度を線速度一定になるように制御することが出来る。
このようにして光ディスク1の回転速度を線速度一定にするための制御動作は行われるが、基準信号生成回路より生成される基準信号の周波数を変更することによって高速の線速度一定の状態にて該光ディスク1を回転制御することが出来る。前述した各制御動作が行われる結果、光ディスク1に記録されている信号の再生動作を行うことが出来る。
以上に説明したように再生動作は行われるが、次に本発明の要旨である振動抑制動作について説明する。光ディスク1を回転駆動させると面振れが発生し、光学式ピックアップ4と光ディスク1の信号面1Aとの距離が変化することになる。
光学式ピックアップ4と光ディスク1の信号面1Aとの距離が変化すると、レーザー光の合焦点が移動するため、光出力信号生成回路9に設けられているフォーカスエラー信号出力端子9Fから出力されるフォーカスエラー信号のレベルが大きく変動する。前記フォーカスエラー信号出力端子9Fから出力されるフォーカスエラー信号のレベルが大きく変動すると、前述したようにフォーカスサーボ回路11によるフォーカスサーボ動作が行われることになる。
また、前記フォーカスエラー信号出力端子9Fから出力されるフォーカスエラー信号のレベルが大きくなると、該フォーカスエラー信号が入力されるシステム制御回路12による振動抑制のための制御動作が行われる。斯かる動作は、前記振動抑制信号生成回路16を動作状態にすることによって行われる。
前記振動抑制信号生成回路16が動作状態になると、振動抑制信号が生成されることになるが、その周波数は周波数制御回路17によって変更設定されることになる。斯かる周波数は、光ディスク1の回転速度が低速から高速になるに従って信号面1Aの振動周波数が低い周波数から高くなるという特性があるので、その周波数変化に対応して変更設定されることになる。斯かる周波数は、例えば数10Hzから数KHzになるように設定される。
また、前記振動抑制信号生成回路16から出力される振動抑制信号のレベルは、フォーカスエラー信号のレベルに応じて変更されるように構成されている。即ち、フォーカスエラー信号のレベルが大きくなるということは、比較ディスク1の面振れが大きいので、振動抑制信号のレベルを大きくするという制御動作がレベル制御回路18によって行われることになる。
そして、前記振動抑制信号生成回路16から出力される振動抑制信号の位相を変更制御する動作が位相制御回路19によって行われる。即ち、光ディスク1の面振れを抑えるために音響振動体14から放音される音響信号が該面振れを抑える方向になるように調整設定される。
前述したように振動抑制信号生成回路16によって振動抑制信号が生成されるが、斯かる振動抑制信号は、音響振動体駆動回路15に対して出力されるので、該音響振動体駆動回路15から音響振動体14に対して振動抑制信号が供給される。斯かる振動抑制信号が音響振動体14に供給されると、該音響振動体14の振動による放音動作によって振動抑制信号が空気振動として光ディスク1の上面に加わることになる。
前記音響振動体14の放音動作によって発生する空気振動の圧力が光ディスク1の上面に加わるので、その圧力が面振れを抑える方向に作用するように制御すれば光ディスク1の面振れを抑えることが出来る。このように音響振動体14の放音動作によって発生する空気振動の圧力を利用することによって光ディスク1の面振れを抑えることが出来るが、振動抑制信号の周波数制御回路17による周波数制御動作、レベル制御回路18によるレベル制御動作及び位相制御回路19による位相制御動作はシステム制御回路12によって行われる。
前述したシステム制御回路12による周波数制御回路17、レベル制御回路18及び位
相制御回路19に対する制御動作は、光出力信号生成回路9のフォーカスエラー信号出力端子9Fに出力されるフォーカスエラー信号のレベルを小さくする方向に行われることになる。斯かる動作を行うことによって光ディスク1の面振れを抑制する動作を行うことが出来る。
本実施例では、音響振動体14を光学式ピックアップ4から照射されるレーザー光の移動路に対向する位置に配置したが、その位置を変更することは可能である。また、本実施例では、音響振動体14を光ディスク1の外周側に設けたが信号記録領域の中間部に配置することは可能である。そして、本実施例では、1つの音響振動体14を設けた場合について説明したが、光ディスク1の面上であれば複数個設けることは可能である。また、本実施例では、音響振動体14の形状を円形にしたが、方形や光ディスク1の形状に合わせた扇形にすることも出来る。
尚、音響振動体14から放音される信号は可聴信号であるが、光ディスク1の回転によって発生する騒音と逆位相の関係になる信号が音響振動体14から放音されるので、該騒音レベルを抑える効果がある。
本発明に係る光ディスク装置の一実施例を示すブロック回路図である。 本発明の一実施例を示す平面図である。
符号の説明
1 光ディスク
2 スピンドルモーター
4 光学式ピックアップ
6 光検出器
8 フォーカシングコイル
9 光出力信号生成回路
11 フォーカスサーボ回路
12 システム制御回路
13 スピンドルモーター駆動回路
14 音響振動体
15 音響振動体駆動回路
16 振動抑制信号生成回路
17 周波数制御回路
18 レベル制御回路
19 位相制御回路

Claims (7)

  1. スピンドルモーターによって回転駆動される光ディスクに記録されている信号を光学式ピックアップにより読み出すように構成された光ディスク装置のディスク振動抑制装置であり、前記光ディスクの面に対向する位置に音響振動体を設け、光学式ピックアップのフォーカス制御動作を行うフォーカスサーボ回路に入力されるフォーカスエラー信号のレベルに応じた振動抑制信号を前記音響振動体に供給し、該音響振動体から放音される信号により光ディスクの振動を抑制するようにしたことを特徴とする光ディスク装置のディスク振動抑制装置。
  2. 振動抑制信号の周波数を制御する周波数制御回路を設け、光ディスクの回転速度応じて振動抑制信号の周波数を変更するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のディスク振動抑制装置。
  3. 振動抑制信号の位相を制御する位相制御回路を設け、光ディスクの振動に応じて振動抑制信号の位相を制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のディスク振動抑制装置。
  4. 音響振動体を光ディスクの信号面の反対側に配置したことを特徴とする請求項1に記載のディスク振動抑制装置。
  5. 音響振動体を光学式ピックアップから照射されるレーザー光の移動路に対向する位置に配置したことを特徴とする請求項4に記載のディスク振動抑制装置。
  6. 音響振動体を光ディスク面の外周側に配置したことを特徴とする請求項4に記載のディスク振動抑制装置。
  7. 音響振動体を光ディスク面の複数箇所に配置したことを特徴とする請求項4に記載のディスク振動抑制装置。
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