JP2006107634A - 光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006107634A
JP2006107634A JP2004293548A JP2004293548A JP2006107634A JP 2006107634 A JP2006107634 A JP 2006107634A JP 2004293548 A JP2004293548 A JP 2004293548A JP 2004293548 A JP2004293548 A JP 2004293548A JP 2006107634 A JP2006107634 A JP 2006107634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
buffer memory
optical disc
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004293548A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Suenaga
清幸 末永
Koichi Yamamura
孝一 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004293548A priority Critical patent/JP2006107634A/ja
Publication of JP2006107634A publication Critical patent/JP2006107634A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】装置外部からの衝撃等によってサーボはずれが発生した場合であっても、記録動作の再開を早期に行うことができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】バッファリングポインタWpとデータ読み出しのポインタRpとは、光ディスクの記録位置近傍におけるNトラック分のデータDnに相当する領域分常に隔たっており、この記録済みデータを保持しながら、ホストからのデータをバッファメモリ17上に書き込む。記録動作中に記録エラーが発生すると、図3(e)のように、エラーが発生したポインタEpよりNトラック分手前のアドレスからデータ記録を再開し、図3(f)、図3(g)のように、WpとRpとをNトラック分隔てて、この記録済みデータを保持しながら、データをバッファメモリ17上に記録する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスクのデータ記録方法と、このデータ記録方法を用いた光ディスク装置に関する。
光ディスク装置は、オーディオ用CDをはじめとして、CD−ROM、CD−R/RW、DVDなどがすでに実用化されており、各方面への応用と高性能化への開発が活発に行われている。特に最近では、パーソナルコンピュータの急速な市場拡大に伴い光ディスク装置のパーソナルコンピュータへの内蔵普及率も高くなっている。
ここで、光ディスク装置の構成を図1を用いて説明する。
図1は光ディスク装置のピックアップ制御部のブロック図である。図1において、1はピックアップモジュール、2は光ピックアップ、3はスピンドルモータ、7は光ディスク、8はキャリッジ、9はフィード部、10はフィードモータ、11はアナログ信号処理部、12はサーボ処理部、13はモータ駆動部、14はディジタル信号処理部、15はレーザ駆動部、16はコントローラ、17はバッファメモリである。
以上のように構成された従来の技術におけるピックアップ制御部の動作について説明する。図1において、ピックアップモジュール1は、光ディスク7を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク7の情報信号を読み取るための光ピックアップ2と、光ピックアップ2が搭載されたキャリッジ8を光ディスクの半径方向に移動させるためのフィード部9とによって構成されたものである。アナログ信号処理部11はピックアップモジュール1の内部に設けられたキャリッジ8中の光ピックアップ2内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成し、サーボ処理部12に出力する。
フォーカスエラー信号とは、光ピックアップ2に備えられた対物レンズ(図示せず)より出射される光ビームスポットと光ディスク7の記録面との焦点方向のずれを示す。トラッキングエラー信号とは、前記光スポットと光ディスク7の情報トラックの光ディスク半径方向のずれを示す。また、アナログ信号処理部11はトラッキングエラー信号の低域成分を取り出す事により、対物レンズとキャリッジ8との相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、サーボ処理部12に出力する。
サーボ処理部12はON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク7の情報トラックに追従するように対物レンズをフォーカス/トラッキング制御し、さらにトラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。フィード部9はフィードモータ10、ギヤ(図示せず)、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータ10を回転させることによってキャリッジ8が移動するようになっている。
ディジタル信号処理部14はデータスライサ、データPLL回路、ジッタ測定回路、エラー訂正部、変/復調部、レーザ制御部等から構成されており、ホスト(図中のHOST)側へ有効なデータとして転送される。
記録動作時は、ディジタル信号処理部14によってホストから送られてきたデータを変調し、レーザ制御部によってレーザ駆動部15を介して光ピックアップ2内のレーザ(図
示せず)等の光源に所定の電流を供給し、光源を例えばパルス状に発光させ、光ディスク7の情報トラックに記録を行う。コントローラ16はこのように構成されたサーボ部の全体のコントロールを行うものである。
バッファメモリ17には、ホストから送られる記録用データが保存されており、この記録用データは、光ディスクに対する記録が終了すると逐次ホストから送られる新しいデータに置き換わり、廃棄される。
図8は、従来の光ディスク装置における記録動作の手順を示す図である。記録開始の指示がなされると、バッファメモリ17におけるバッファリング、すなわち、ホストからバッファメモリ17への書き込みが開始され(S71)、データ記録、すなわち、バッファメモリ17からデータの送出が開始される(S72)。データ記録中に記録エラーが発生すると(S73)記録を終了する。記録エラーが発生しなければ、バッファメモリ17にデータが有るか否かの判定を行い(S74)、データがないときは、データ記録を一時停止する処理を行う(S76)。データがあるときは、データ記録完了か否かの判定を行い(S75)、データ記録完了であれば記録を終了する。データ記録完了でなければ、上記の処理を繰り返す。
図9は、上記の記録動作についてバッファメモリ17の状態を模式的に図示したものである。Wpはホストから受信したデータをバッファメモリに対するデータ書き込みのポインタを示し、Rpはディスクに記録するデータをバッファメモリから読み出すポインタを示す。(a)でバッファリング、すなわち、ホストからバッファメモリ17への書き込みが開始され、その後、(b)に示すWpまでバッファメモリにデータが記録されて、ディスクにデータを記録するためにRpよりデータの送出が開始され、(c)、(d)のようにディスクへのデータ記録中においては、データの読み出しがなされた領域にはホストから受信された新たなデータが逐次読み込まれる。
図10に、バッファリング処理の手順を示す。バッファリングが開始されると、ポインタの初期化がなされ(S91)、バッファ空き領域があるか否かの判定を行う(S92)。その結果、バッファ空き領域がある場合には、Rpの一つ前の領域であるRp−1までデータ書き込みを行い(S93)、Wpを更新して設定する(S94)。次に、ディスクにデータを記録するためのデータ読み出し要求が有るか否かの判定を行う(S95)。その結果、データ読み出しが有る場合には、Rpからデータの読み出しを行い(S96)、Rpを更新して設定する(S97)。その後、次の書き込みデータが有るか否かの判定を行い(S98)、次の書き込みデータがなければバッファリングを終了する。次の書き込みデータがあれば、上記の処理を繰り返す。
バッファ空き領域がない場合には、直ちにデータ読み出しが有るか否かの判定を行い(S95)、データ読み出しがない場合には、直ちに次の書き込みデータが有るか否かの判定を行う(S98)。
光ディスク装置における記録動作の異常を発見したときに、記録データの連続性を確保することを目的とした技術が、(特許文献1)に記載されている。
特開2000−149268号公報
しかし、光ディスクに対する記録動作中に、装置外部からの衝撃等によりサーボはずれが生じることによって記録エラーが発生したときに、従来の光ディスク装置では、記録動作をはじめからやり直すことが必要であり、操作に手間がかかり不便であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、装置外部からの衝撃等によってサーボはずれが発生した場合であっても、記録動作の再開を早期に行うことができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、光ディスクに記録されるデータを一時的にバッファメモリに蓄積してデータ記録を行う光ディスクのデータ記録方法において、光ディスクに対して既に記録されたデータの一部をバッファメモリに保持し、記録動作中に記録エラーが発生したときに、バッファメモリに保持された記録済みのデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録することを特徴とする光ディスクのデータ記録方法である。
本発明によると、記録エラーが発生すると、バッファメモリに保持された記録済みのデータを送出して光ディスクに記録することによって記録を再開することができるため、記録動作をはじめからやり直す必要がない。そのため、記録エラーが発生しても迅速に記録動作を続行でき、操作性に優れた光ディスク装置を実現できる。
本願の第1の発明は、光ディスクに記録されるデータを一時的にバッファメモリに蓄積してデータ記録を行う光ディスクのデータ記録方法において、光ディスクに対して既に記録されたデータの一部をバッファメモリに保持し、記録動作中に記録エラーが発生したときに、バッファメモリに保持された記録済みのデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録することを特徴とする光ディスクのデータ記録方法である。
光ディスクに対して既に記録されたデータの一部をバッファメモリに保持しているため、記録エラーが発生すると、この保持されたデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録することによって記録を再開することができる。そのため、記録動作をはじめからやり直す必要がなく、記録エラーが発生しても迅速に記録動作を続行できる。
本願の第2の発明は、光ディスクに記録されるデータを一時的に蓄積するバッファメモリを有する光ディスク装置において、前記バッファメモリは光ディスクに対して既に記録されたデータの一部を保持しており、記録動作中に記録エラーが発生したときに、バッファメモリに保持された記録済みのデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録する手段を有することを特徴とする光ディスク装置である。
光ディスクに対して既に記録されたデータの一部をバッファメモリに保持しているため、記録エラーが発生すると、この保持されたデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録することによって記録を再開することができる。そのため、記録動作をはじめからやり直す必要がなく、記録エラーが発生しても迅速に記録動作を続行できる、操作性に優れた光ディスク装置を実現できる。
(実施の形態)
以下、本発明の光ディスク装置をその実施の形態に基づいて説明する。
本発明の実施の形態に係る光ディスク装置の構成を図1を用いて説明する。
図1は光ディスク装置のピックアップ制御部のブロック図である。図1において、1はピックアップモジュール、2は光ピックアップ、3はスピンドルモータ、7は光ディスク
、8はキャリッジ、9はフィード部、10はフィードモータ、11はアナログ信号処理部、12はサーボ処理部、13はモータ駆動部、14はディジタル信号処理部、15はレーザ駆動部、16はコントローラ、17はバッファメモリである。
以上のように構成されたピックアップ制御部の動作について説明する。図1において、ピックアップモジュール1は、光ディスク7を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク7の情報信号を読み取るための光ピックアップ2と、光ピックアップ2が搭載されたキャリッジ8を光ディスクの半径方向に移動させるためのフィード部9とによって構成されたものである。アナログ信号処理部11はピックアップモジュール1の内部に設けられたキャリッジ8中の光ピックアップ2内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成し、サーボ処理部12に出力する。
アナログ信号処理部11はトラッキングエラー信号の低域成分を取り出す事により、対物レンズとキャリッジ8との相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、サーボ処理部12に出力する。
サーボ処理部12はON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク7の情報トラックに追従するように対物レンズをフォーカス/トラッキング制御し、さらにトラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。フィード部9はフィードモータ10、ギヤ(図示せず)、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータ10を回転させることによってキャリッジ8が移動するようになっている。
ディジタル信号処理部14はデータスライサ、データPLL回路、ジッタ測定回路、エラー訂正部、変/復調部、レーザ制御部等から構成されており、ホスト(図中のHOST)側へ有効なデータとして転送される。
記録動作時は、ディジタル信号処理部14によってホストから送られてきたデータを変調し、レーザ制御部によってレーザ駆動部15を介して光ピックアップ2内のレーザ(図示せず)等の光源に所定の電流を供給し、光源を例えばパルス状に発光させ、光ディスク7の情報トラックに記録を行う。コントローラ16はこのように構成されたサーボ部の全体のコントロールを行うものである。バッファメモリ17は、以下に説明する記録動作に必要なデータを蓄積するものである。
図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置における記録動作の手順を示す図である。記録開始の指示がなされると、バッファメモリ17におけるバッファリングが開始され(S11)、データ記録が開始される(S12)。記録エラーが発生していなければ(S13)、バッファメモリ17にデータが有るか否かの判定を行う(S14)。
バッファメモリ17にデータがないときは、データ記録を一時停止する処理を行う(S16)。データがあるときは、データ記録完了か否かの判定を行い(S15)、データ記録完了であれば記録を終了する。データ記録完了でなければ、上記の処理を繰り返す。
データ記録中に記録エラーが発生すると(S13)、データ記録を停止し(S17)、記録リトライ中であるか否かをフラグによって判定する(S18)。このフラグについては後に図5を用いて詳しく説明する。判定の結果、記録リトライ中である場合には、バッファメモリ17には記録すべきデータの一部しか残っていないので記録を終了する。この場合は記録動作がエラー終了となる。記録リトライ中でない場合においては、バッファメモリ17にNトラック分に相当する記録済みデータが残っている場合は、エラーが発生し
たディスクのアドレス位置よりNトラック手前にピックアップを移動し(S19)、バッファメモリ17に残っているデータを用いて前記録動作をリトライする(S20)。
図3は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置における記録動作中のバッファメモリ17の状態を模式的に図示した図である。Wpはホストから受信したデータをバッファメモリに対するデータ書き込みのポインタを示し、Rpはディスクに記録するデータをバッファメモリから読み出すポインタを示し、Kpはバッファメモリから送出済みのデータにおいてデータを保持するポインタを示し、Dnは記録済みのNトラック分のデータ量を示し、Epは記録エラーが発生したポインタを示す。図3(a)でバッファリング、すなわち、ホストからバッファメモリ17への書き込みが開始され、その後、図3(b)に示すWpまでバッファメモリにデータが記録されて、ディスクにデータを記録するためにRpよりデータの送出が開始され、図3(c)、図3(d)のようにRpよりKp−1まで読み出し済みデータDnのデータを保持しつつ、新しいデータの書き込みがなされる。このように、バッファリングポインタWpとデータ読み出しのポインタRpとは、光ディスクの記録位置近傍におけるNトラック分のデータDnに相当する領域分常に隔たっており、この記録済みデータを保持しながら、ホストからのデータをバッファメモリ17上に書き込む。
例えば、線速度一定(CLV)のフォーマットで記録するようなディスクに対しては、記録する位置によってNトラック分のデータ量が変化するので、内周側ではDnが小さく、外周側ではDnが大きくなるようにKpの設定は記録する位置に応じて変化させる。
図4に、CLVフォーマットディスクに記録する際のディスク半径位置に対するKpの設定方法を示す。Kpはバッファメモリ上におけるRpとKpの両ポインタ間のデータ量が常にディスクの現在記録位置におけるNトラック分のデータ量に相当するように設定する。よって図4に示すように、RpとKpの差分がディスク半径位置に比例して変化するようにKpを設定する。
角速度一定(CAV)のフォーマットで記録するようなディスクに対しては、記録する位置によってNトラック分のデータ量が変化しないので、Dnが一定になるようにKpを設定する。
以上のように、データの記録速度とディスク半径位置に応じてKpの設定を変化させることによって、記録済みデータを必要以上にバッファメモリに残さないで効率良くバッファメモリを使用することが出来る。
記録動作中に記録エラーが発生すると、図3(e)のように、エラーが発生した位置をEpとして設定し、RpをKpに設定してディスクへのデータ記録をリトライする。その後、図3(f)のようにEpのところまでRpが来るとデータ記録のリトライが終了し、その後は図3(g)のように、バッファリングポインタWpとデータ記録のポインタRpとをNトラック分隔てて、このNトラック分の記録済みデータを保持しながら、ホストからの受信データをバッファメモリ17上に記録する。
図5は、図3に示す処理の手順の詳細を示す図である。バッファリングが開始されると、ポインタの初期化がなされ(S41)、バッファ空き領域があるか否かの判定を行う(S42)。その結果、バッファ空き領域がある場合には、WpよりKp−1までデータ書き込みを行い(S43)、Wpを設定する(S44)。次に、データ読み出し要求が有るか否かの判定を行う(S45)。バッファ空き領域がない場合には、直ちにデータ読み出しが有るか否かの判定を行う(S45)。
その結果、データ読み出し要求が有る場合には、ライトリトライするかどうかの判定を行い(S46)、ライトリトライする場合には、リトライ中フラグをセットし(S51)、Ep=Rpと設定し(S52)、Rp=Kpと設定した後(S53)、RpよりEpまでデータ読み出しを行い(S54)、リトライ中フラグをリセットする(S55)。
ライトリトライしない場合には、Rpよりデータ読み出しを行い(S47)、Rpを設定し(S48)、Kpを設定する(S49)。その後、次の書き込みデータが有るか否かの判定を行い(S50)、次の書き込みデータがなければバッファリングを終了する。次の書き込みデータがあれば、上記の処理を繰り返す。データ読み出し要求がない場合には、直ちに次の書き込みデータが有るか否かの判定を行い(S50)、次の書き込みデータがなければバッファリングを終了する。次の書き込みデータがあれば、上記の処理を繰り返す。
図6は、記録エラー発生を検知するための異常検出手段の一例を示す図である。トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、メディアアドレス、メディアウォブルのそれぞれが、検出器18、検出器19、検出器20、検出器21によって検出され、合成器22によって、検出結果のいずれかに異常があるときに異常検出信号が送出される。
図7は、トラッキングエラー信号に基づいて記録エラー発生を検出する方法を示す図である。図7において、時刻t1においてサーボはずれが生じ、光スポットがディスクのトラックを横断する際に図7(a)のトラッキングエラー信号が閾値Vthを超える状態が発生する。図7(b)はこれに対応するコンパレータの波形であり、サーボが外れている状態においてパルス信号が生成される。図7(c)はこれに対応するカウンタの出力波形であり、コンパレータの出力パルスをn個カウントした時点(時刻t2)で出力がLからHに変わり、記録エラーが発生したと認識してその旨の信号を送出し、上述したデータ記録処理がなされる。
なお、バッファメモリにNトラック分のデータが残っている場合は、前記カウンタのn(整数)は(1)式のように設定する。
1≦n≦N−1・・・・・(1)
このようにnを設定することによって、記録エラーが発生してもバッファメモリに残っているデータを用いて記録のリトライを行うことが可能となる。
本発明は、記録エラーが発生しても迅速に記録動作を続行でき、操作性に優れた光ディスク装置として利用することができる。
光ディスク装置のピックアップ制御部のブロック図 本発明の実施の形態に係る光ディスク装置における記録動作の手順を示す図 本発明の実施の形態に係る光ディスク装置における記録動作中のバッファメモリの状態を模式的に図示した図 図3に示す処理のポインタの設定方法の詳細を示す図 図3に示す処理の手順の詳細を示す図 記録エラー発生を検知するための異常検出手段の一例を示す図 トラッキングエラー信号に基づいて記録エラー発生を検出する方法を示す図 従来の光ディスク装置における記録動作の手順を示す図 従来の光ディスク装置における記録動作を模式的に示す図 従来の光ディスク装置におけるバッファリング処理の手順を示す図
符号の説明
1 ピックアップモジュール
2 光ピックアップ
3 スピンドルモータ
7 光ディスク
8 キャリッジ
9 フィード部
10 フィードモータ
11 アナログ信号処理部
12 サーボ処理部
13 モータ駆動部
14 ディジタル信号処理部
15 レーザ駆動部
16 コントローラ
17 バッファメモリ
18 検出器
19 検出器
20 検出器
21 検出器
22 合成器

Claims (2)

  1. 光ディスクに記録されるデータを一時的にバッファメモリに蓄積してデータ記録を行う光ディスクのデータ記録方法において、光ディスクに対して既に記録されたデータの一部をバッファメモリに保持し、記録動作中に記録エラーが発生したときに、バッファメモリに保持された記録済みのデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録することを特徴とする光ディスクのデータ記録方法。
  2. 光ディスクに記録されるデータを一時的に蓄積するバッファメモリを有する光ディスク装置において、前記バッファメモリは光ディスクに対して既に記録されたデータの一部を保持しており、記録動作中に記録エラーが発生したときに、バッファメモリに保持された記録済みのデータをバッファメモリから送出して光ディスクに記録する手段を有することを特徴とする光ディスク装置。
JP2004293548A 2004-10-06 2004-10-06 光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置 Pending JP2006107634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004293548A JP2006107634A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004293548A JP2006107634A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006107634A true JP2006107634A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36377137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004293548A Pending JP2006107634A (ja) 2004-10-06 2004-10-06 光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006107634A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7796158B2 (en) * 2006-02-01 2010-09-14 Sony Corporation Disk type image pickup apparatus
US7952973B2 (en) 2007-09-05 2011-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of controlling recording of optical disc device and optical disc device using the method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7796158B2 (en) * 2006-02-01 2010-09-14 Sony Corporation Disk type image pickup apparatus
US7952973B2 (en) 2007-09-05 2011-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of controlling recording of optical disc device and optical disc device using the method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3858772B2 (ja) 光ディスク記録装置
JP2009026371A (ja) 光ディスク状態検出方法及びその装置
JP2006107634A (ja) 光ディスクのデータ記録方法および光ディスク装置
JP2005174383A (ja) 迷光オフセットの除去方法及び光ディスク装置
JP2004241060A (ja) 光ディスク装置及びリードリトライ回数制御方法
JP2006252767A (ja) ディスク装置及びディスク制御方法
JP4429220B2 (ja) 光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法
JP2005332501A (ja) 情報再生装置、情報再生方法、情報再生プログラム及び情報記録媒体
JP3831655B2 (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2003242642A (ja) 光ディスク記録再生装置
JP4202874B2 (ja) 光記録装置および方法
JP2011108318A (ja) 光記録媒体、光記録媒体再生装置、及び光記録媒体記録装置
JP2005243137A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2005018888A (ja) 光ディスク記録再生装置のチルト制御方法
JP2007026585A (ja) 光ディスク装置のコマ収差補正方法
JP2005166191A (ja) 光ディスク記録再生装置のチルト制御方法
JP2004253041A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2005339598A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2005267764A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置の書込速度決定方法
JP2005293674A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2005332517A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2004030712A (ja) 光ディスク記録再生装置のピックアップ制御回路
JP2005004873A (ja) 光ディスク記録再生装置のチルト制御方法
JP2005196911A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法
JP2002342932A (ja) 光ディスク記録再生装置の記録制御方法