JP2006215219A - 照明装置および撮影装置 - Google Patents

照明装置および撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006215219A
JP2006215219A JP2005027171A JP2005027171A JP2006215219A JP 2006215219 A JP2006215219 A JP 2006215219A JP 2005027171 A JP2005027171 A JP 2005027171A JP 2005027171 A JP2005027171 A JP 2005027171A JP 2006215219 A JP2006215219 A JP 2006215219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical member
lighting device
light
light source
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005027171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4652836B2 (ja
Inventor
Ryoji Tenmyo
良治 天明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005027171A priority Critical patent/JP4652836B2/ja
Priority to US11/338,073 priority patent/US7506988B2/en
Priority to CN200610002441.0A priority patent/CN1815342B/zh
Publication of JP2006215219A publication Critical patent/JP2006215219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4652836B2 publication Critical patent/JP4652836B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0503Built-in units

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 光源からの光の利用効率を向上させ、かつ照明装置を構成する部材間の位置関係を設計値に近い状態に維持する。
【解決手段】 照明装置1は、光源2と、該光源よりも光照射側に屈折面を備えた光学部材4とを有し、該光学部材は、光源を保持する保持部4p,4p’を有する。
保持部は、弾性を有することが望ましく、また光源からの光束を光照射側に導く導光領域を有することが望ましい。保持部が弾性を持つことにより、光学部材に加わった外力が光源にそのまま伝わることを緩和でき、導光領域を有することにより、光の利用効率が向上する。


【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影に用いられるフラッシュユニット等に好適な照明装置に関し、特に光源からの光の配光特性を、集光作用を有する光学部材によって制御する照明装置に関するものである。
この種の照明装置では、光源である閃光放電管における両端子部付近のガラス管部を、弾性と耐熱性を備えた白色又は乳白色のシリコーン(silicone)ゴム等の材料を用いて保持する構成が採られている。これは、仮に光源を弾性体ではなく剛体で保持した場合に、この照明装置に外力(衝撃力)が加わるとその外力が閃光放電管に直接伝わり、閃光放電管が破損するおそれがあるため、これを防止する理由からである。また、光源を保持する部材を耐熱性の低い材料で構成した場合、連続的に発光させることによって光源の端子部付近が高温の状態になり、該保持部材の変形や変質による不具合が生じるので、これを未然に防止するためでもある。
一方、照明光学系としては、姿勢が変化したり外部から衝撃力を受けたりしても光学特性を維持する必要がある。このためには、いかなる条件下でも光源と光学部材間の位置関係を正確に維持できることが必要であり、この位置関係を正確に決めるためにも保持部材の弾性が重要な役割を果たす。すなわち、通常、該位置関係の保持は、反射傘に設けた位置決め用のダボに閃光放電管を当接させ、シリコーンゴムの押圧力もしくは反発力を利用して行っている。これは、シリコーンゴム材料の持つ弾性力を用いて光源と光学部材間の位置を適正に保ち、光学特性を維持しようとするものである(例えば、特許文献1参照)。
このように、従来の照明装置における光源の保持方法は、光源を破損させないための保持構造、光源から発生する熱への対策、光源と光学部材間の正確な位置決めといった機械的な要求を満足するために工夫されている。
特開2003−222941号公報(段落0024〜0026、図1等)
しかしながら、従来の照明装置においては、光源を保持する部材にも光源からの光線が直接当たる(入射する)にもかかわらず、この光線を照明光として積極的に利用する工夫はなされていない。つまり、従来の照明装置では、光源からの光束に有効に利用されない光束部分を多く含み、必ずしも効率が良いとは言えない。
また、光源と光学部品との位置関係は、これらを直接当接させて行うものではなく、保持部材を介して位置関係を決めているため、部品公差によっては必ずしも正確な位置関係の設定ができているとは言えない。
さらに、光源を保持するために光学部材とは別の部材を必要とし、部品点数の増加を招いている。
本発明は、従来利用していなかった光束をも有効利用して、光学系としての効率を改善し、また、光源と光学部材との位置関係を正確に設定でき、さらには部品点数や組み立て工数を削減できるようにした照明装置を提供することを目的の1つとしている。
一つの側面としての本発明の照明装置は、光源と、該光源よりも光照射側に配置された光学部材とを有し、該光学部材に、光源を保持する保持部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、光学部材自体に、光源を保持する保持部を設けたので、該保持部に入射した光束も有効に利用することが可能となり、効率の高い照明装置を実現することができる。また、光源と光学部材との位置関係を、中間部材を介さずに設定することができるため、部材の寸法誤差の影響を最小限に抑えた照明装置を構成することができる。さらに、光学部材と光源とを一体的に取り扱うことが可能になり、部品点数の削減および組み立て性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1〜図4には、本発明の実施例1である照明装置の構成を示している。本実施例および後述する他の実施例の照明装置は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、一眼レフカメラ、フィルムカメラ等の撮影装置に内蔵されるフラッシュユニットとして使用される。また、本発明は、撮影装置に外付けで装着される照明装置にも適用することが可能である。
なお、図1は、照明装置を放電管の中心軸を含む平面で切断した場合の横断面図、図2は、該照明装置の断面図に光源中心から発した代表光線を追記した光線トレース図である。図3は、該照明装置を放電管の中心軸に対して垂直な平面で切断した場合の縦断面図である。
また、図4は、該照明装置の光学系の要部を分解して示した斜視図である。さらに、図5には、該照明装置を搭載したカメラを示している。
まず、図5を用いて、本実施例(および他の実施例)の照明装置を内蔵したいわゆるコンパクトデジタルカメラについて説明する。
この図において、11はカメラ本体であり、12はカメラ本体11の前面のほぼ中央に設けられた撮影レンズ鏡筒である。また、1はカメラ本体11の正面から向かって右側の上部に配置された本実施例の照明装置である。
また、13はレリーズボタン、14は撮影レンズをズーミングするための操作部材であるズームスイッチである。ズームスイッチ13を前側に操作するとテレ方向に、後側に操作するとワイド方向にそれぞれ撮影レンズをズームさせることができる。
さらに、15はカメラの各種動作モードを設定するための操作ボタン、16は該カメラの動作状態をユーザに対して表示するための液晶表示パネルである。
また、17は被写体の明るさを測定する測光ユニットの光取り込み窓、18はファインダーの覗き窓である。
19は撮影レンズにより形成された被写体像を光電変換する撮像素子であり、CCDセンサやCMOSセンサ等により構成されている。
次に、本実施例の照明装置について、図1〜図4を用いて説明する。これらの図において、2は光源である円筒直管形状の発光放電管(キセノン管:以下、単に放電管という)である。3は放電管2から射出した光束のうち照射光軸L方向における後方(図3における左方向)、および図3における上下方向に向かう成分を、照射光軸L方向における前方(図3における右方向:被写体側)に反射する反射部材である。該反射部材は、光源側の面を高反射率のアルミ材料で形成した部材、若しくは樹脂材料に高反射率の金属を蒸着した部材などで構成されている。
4は放電管2の前側(光照射側)に配置された光学部材であり、透明体として一体形成されている。図1に示すように、この光学部材4の入射面側のうち照射光軸Lに近い中心部分には、放電管2の長手方向において正の屈折力を有するシリンドリカルレンズ面(正屈折部)4aが形成され、また左右の周辺部には、それぞれ屈折面(入射面)4b,4b’と反射面4c,4c’を有するプリズム部4i,4i’が形成されている。そして、両プリズム部4i,4i’の後部には、放電管2のガラス管の両端部を保持するための凹部4d,4d’が形成されている。これにより、両プリズム部4i,4i’の後部、すなわち凹部4d,4d’とその周辺部分は、放電管2を直接保持するための保持部4p,4p’として機能するとともに、放電管2から射出したプリズム部4i,4i’内に入射した光束を反射面4c,4c’で反射して前方に導くように機能する。
また、光学部材4の前面は射出面4hである。
ここで、上記のような光学部材の材料としては、従来、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等の透過率の高い光学用有機高分子材料が用いられてきた。これは、ガラスやセラミックよりも低コストで軽量かつ成形が容易なためである。
但し、本実施例では、光源保持構造の改善を図るため、透明シリコーン(silicone)ゴムや透明シリコーンレジン等の樹脂材料を用いる。特にシリコーンレジンは、一般に、耐熱性・耐候性・電気絶縁性・撥水性・適度な弾性と硬度(機械的強度)を有する点から、本実施例の用途である、高温化する光源の保持部材の材料として最適である。
さらに、このような基本的な機械的な特性に加えて、本実施例では、シリコーンレジンに透明性を持たせることにより、光透過率を高め、光学材料としても有効に機能させるようにしている。
上記のように構成された照明装置を備えたカメラにおいて、動作モードが、例えば「フラッシュオートモード」にセットされている場合には、レリーズボタン13がユーザによって操作されると、不図示の測光ユニットで測定された被写体の明るさと撮像素子19の感度とに応じて、照明装置1を発光させるか否かを不図示の中央演算装置が判断する。中央演算装置は、「照明装置を発光させる」と判定した場合には、発光信号を不図示の発光制御回路に出力し、該発光制御回路は不図示のトリガーリード線を介して放電管2に高電圧を印加することで微細な火花放電を生じさせるトリガー信号を供給する。これにより、放電管2が発光する。
発光放電管2から射出した光束のうち、図3の後方および上下方向に射出した光束は、反射部材3で反射された後、また前方に射出した光束は、直接、光学部材4に入射して所定の配光特性に変換された後、被写体側に照射される。
次に、図1から図3を用いて、本実施例の照明装置の詳細構成について説明する。図1および図2には、本実施例において、放電管2から射出した光束のうち、該放電管2の長手方向である左右方向に向かう成分を、効率良く所定の照射角度内に照射するための基本的な考え方を示している。なお、図1および図2は同一の断面における照明装置の形状を示している。
まず、図1を用いて、光学部材4による放電管2および反射部材3の保持方法について説明する。
前述したように、光学部材4のプリズム部4i,4i’の後部には、放電管2のガラス管端部2a,2a’を包み込む(外周を囲む)ような凹部4d,4d’と、ガラス管端部2a,2a’から延出した端子部2b,2b’を貫通させるための貫通穴4e,4e’が形成されており、この貫通穴4e,4e’を通った端子部2b,2b’の先端には、不図示の主コンデンサの両極に繋がるリード線が接続される。
ここで、光学部材4は、前述した材料の特性や該光学部材4の形状によって弾性変形し易い。このため、光学部材4を弾性変形させながらプリズム部4i,4i’の凹部4d,4d’にガラス管端部2a,2a’を圧入又は密着するように挿入することによって、放電管2は光学部材4に対して一体的に、かつ所定の位置関係を満たすように保持される。
なお、プリズム部4i,4i’を構成する反射面4c,4c’は、ガラス管端部2a,2a’よりも左右方向の外側まで延びるように、すなわちガラス管端部2a,2a’の端面を覆うように形成されている。これは、ガラス管端部2a,2a’から側方に射出する光束成分も利用して照射効率を向上させるためである。
また、光学部材4は反射部材3も保持している。図3に示すように、反射部材3は、放電管2の後側外周面にほぼ接する、放電管22と略同心の半円筒面3aと、この半円筒面3aから光学部材4の上下面4g,4g’の略中間部まで延びる上面3bおよび下面3b’とを有する。光学部材4の上下面4g,4g’は、後述するように放電管2からの光束のほとんどすべてが全反射条件を満たすように設定されているが、反射部材3の上面3bおよび下面3b’は、光学部材4の上下面4g,4g’から抜け出た光束(上下面4g,4g’に対する全反射条件を満たさない光束)を再び光学部材4内に戻す光学的作用と、反射部材3の放電管2回りでの回転を阻止する機械的作用とを有する。
なお、反射部材3は、プリズム部4i,4i’の後端に形成された抜け止め部4f,4f’によって係止されることにより、光学部材4に一体的に保持されている。
また、反射部材3の上下面3b,3b’は、放電管2と光学部材4の入射面4a,4b,4b’とに面する空間をほぼ覆うように延びており、放電管2から射出した光束のほぼすべての光束(反射部材3により反射した光束も含む)が該入射面4a,4b,4b’から光学部材4内に入射するように構成されている。
本実施例の光学部材4は、前述したように、光学的に有効な特性を持つように透明な部材で構成されているとともに、放電管2および反射部材3の保持に適した特性も兼ね備えている。具体的には、光学部材4のプリズム部4i,4i’は、光学部材4に作用した外力をそのまま放電管2に伝達しないように適度な弾性を有するとともに、耐熱性にも優れている。また、本実施例は、このような放電管2等の保持や光学特性の向上だけでなく、照明装置1の組立て性の改善にも有効である。すなわち、まず光学部材4を弾性変形させて放電管2を保持させた後、反射部材3を組み込むことができ、組み立てにおいて光学部材4の材料の特性を最大限に利用できる構成になっている。
このように、本実施例の光学部材4は、その光学的作用によって放電管2から射出した光束を効率良く利用できるようにするとともに、放電管2と反射部材3とを正確な位置に保持できる。
次に、このように構成された照明装置1における特徴的な光学的作用について、図2の光線トレース図を用いて説明する。
図2に示す断面において、光源中心から射出した光束は、照射光軸L付近(中心部)に形成されたシリンドリカルレンズ面4aに向かう光束成分と、照射光軸Lに対して該光束成分よりも大きな角度で射出して周辺部に形成された入射面4b,4b’に向かう光束成分とに大別することができる。光源から反射部材3に向かった光束成分は、該反射部材3で反射して光源に戻されて光学部材4に向かうため、上記2つのうちいずれかの光束成分と同様に扱うことができる。
従来のこの種の照明装置では、周辺部に向かう光束成分に関して十分に考慮されることなく、照明装置から射出されずにこもってしまったり、射出面4hから射出されるものの所定の照射範囲外の光となってしまう成分が多かった。これに対し、本実施例では、周辺部に向かう光束成分をも有効に利用するように光学部材4を構成した点を最大の特徴としている。
図2に示すように、光源中心から周辺部に向かった光束成分は、入射面4b,4b’から光学部材4のプリズム部4i,4i’に入射し、放電管2のガラス管端部2a,2a’や端子部2b,2b’に沿うように該プリズム部4i,4i’内を進む。この光束には、ガラス管端部2a,2a’から射出して凹部4d,4d’の内面からプリズム部4i,4i’内に入射するものも含まれる。
従来の照明装置では、この端子部付近に、放電管を保持することを目的とする、光学部材とは別の、しかも光学的な配慮がなされていない保持部材が配置されていたため、該保持部材に到達した光束成分は、射出面から射出することなく照明装置内で吸収されていた。
これに対し、本実施例では、光学部材4自体に放電管2を保持するための保持部4p,4p’(プリズム部4i,4i’の後部)を設けるとともに、ここに入射した光束も導光領域としての反射面4c,4c’での全反射作用によって射出面4hの方向、つまりは前方に導く。そして、反射面4c,4c’の形状を最適化することで、従来利用されていなかった光束成分をも所定の照射範囲に集光させることができ、光の利用効率を向上させることができる。
ここで、反射面4c,4c’は、本実施例では、照射光軸Lに対して約45°をなす平面で構成しているが、必ずしもこれに限らず、曲面やトーリック面等で構成してもよい。むしろこのような曲面で構成することによって、より効率の良い照明装置を構成することができる。
また、本実施例では、光源中心から射出した光束を、光学部材4の中心部から入射する光束成分と、左右の周辺部から入射する光束成分とに分離し、それぞれの光束成分がほぼ同様の照射角度分布を持つように光学部材4を構成している。これにより、光源から射出した光束を効率良く利用できるとともに、全体としてほぼ均一な配光特性を得ることができる。
このように、本実施例では、光学部材4の材料の特性を生かして、放電管2(および反射部材3)を光学部材4自体で直接保持し、従来用いられていた保持部材を不要とするため、照明装置を構成する部品数を最小限とすることができ、また、放電管2、反射部材3および光学部材4間の位置関係を正確に決めることができ、良好な光学特性を確保および維持することができる。
本実施例の構成を実現するための最低限の要素としては、光学部材4に放電管2を保持する機能を持たせることと、放電管2の端子部2b,2b’付近に向かう光束の利用および該光束に対する光学特性の向上を図ることである。このためには、少なくとも放電管2を保持する部分(プリズム部4i,4i’)に弾性を有する透明部材で光学部材4を構成することが必要となる。
一方、本実施例では、放電管2の両端子部2b,2b’を導電性のない光学部材4で覆う構成を採っている。これは、通常、放電管に発光を開始させるための高電圧のトリガー信号を、放電管2のガラス管部に塗布された透明導電体であるネサコートに与えているが、この高電圧の信号が両端子部に直接落ちることなく、絶縁性を確保するためである。すなわち、トリガー信号線は、反射部材3を介して放電管中央部に形成したネサコート部に接続される。そして、放電管2の両端子部2b,2b’とネサコート部とは直接放電が起こりにくいように光学部材4で絶縁するようにしている。本実施例で用いているシリコーンレジン又はシリコーンゴムはいずれもこの絶縁性を有しており、この観点からも有効な光学材料であると言える。
なお、本実施例では、光学部材4の射出面4hを平面としているが、曲面やフレネルレンズといった光学的パワー又は拡散作用を有する面で構成してもよい。
また、光学部材4の入射面側に関しても、本実施例では、中心部をシリンドリカルレンズ面としているが、フレネルレンズで構成してもよい。
さらに、本実施例では、光学部材4で放電管2ののガラス管端部2a,2a’を保持しているが、放電管2のうち保持される部分は必ずしもこの部分でなくてもよく、例えば放電管2の中央部を保持するようにしてもよい。
また、本実施例では、放電管2のガラス管端部2a,2a’を光学部材4に圧入することによって保持する場合について説明したが、必ずしも圧入等の挿入によって保持する必要はなく、別方式の保持方法、例えば押し付けのみで保持させるようにしてもよい。
また、本実施例では、光源から光学部材4の周辺部に向かった光束を、光学部材4の側面に形成された反射面4c,4c’での全反射作用によって前方に導く場合について説明したが、必ずしもこの構成に限定されることない。例えば、入射面側の形状を工夫して屈折のみで光束を導く構成としてもよい。
さらに、本実施例では、光学部材4の材料として、シリコーンレジンやシリコーンゴム等のシリコーン系の樹脂材料を用いることを述べたが、シリコーン系の樹脂材料以外の材料を用いてもよい。例えば、光学特性と放電管の保持機能の両方を満たすような光学材料や、複数の光学材料を組合せて同様な特性および機能を有する複合材料を用いてもよい。
また、本実施例では、光学部材4の入射面側の各面の構成および射出面の構成が、照射光軸Lに関してすべて対称形状となる場合について示したが、必ずしもこのような対称形状に限定されるものではない。例えば、実施例1では、光学部材4のプリズム部4i,4i’は照射光軸Lに対して対称形状であるが、これらを非対称形状にしてもよい。これは、プリズム部だけに言えることではなく、中央部のシリンドリカルレンズ面4aに関しても同様である。
図6〜図9には、本発明の実施例2である照明装置の構成を示している。なお、図6は、照明装置を放電管の中心軸を含む平面で切断した場合の横断面図、図7は、該照明装置の断面図に光源中心から発した代表光線を追記した光線トレース図である。図8は、該照明装置を放電管の中心軸に対して垂直な平面で切断した場合の縦断面図である。また、図9は、該照明装置の光学系の要部を分解して示した斜視図である。
まず、本実施例の照明装置における放電管および反射部材の保持方法および該照明装置の光学特性を決定する構成要素の形状について、図6〜図9を用いて説明する。
これらの図において、22は光源である円筒直管形状の発光放電管(キセノン管:以下、単に放電管という)である。23は放電管22から射出した光束のうち照射光軸L方向における後方(図8における左方向)および図8における上下方向に向かう成分を該放電管22の中心に戻すように反射する、放電管22と略同心の半円筒形状に形成された反射部材である。該反射部材は、放電管22の外周面にほぼ接する光源側の面を高反射率のアルミ材料で形成した部材、若しくは樹脂材料に高反射率の金属を蒸着した部材などで構成されている。
24は放電管2の前側(光照射側)に配置された光学部材であり、透明体として一体形成されている。
図8に示す断面において、光学部材24の入射面側のうち照射光軸Lに近い中心部分には、放電管22の長手方向に対して直交する方向において正の屈折力を有するシリンドリカルレンズ面(正屈折部)24aが形成され、また入射面側のうち上下の周辺部には、それぞれ屈折面(入射面)24b,24b’と反射面24c,24c’により形成された上下プリズム部24m,24m’が形成されている。これにより、上下プリズム部24m,24m’は、放電管22から射出して上下プリズム部24m,24m’内に入射した光束を、反射面24c,24c’によりほぼ全反射して前方に導くように機能する。
さらに、図6に示すように、光学部材24のうち左右の周辺部には、屈折面(入射面)24g,24g’と反射面24h,24h’とにより構成される左右プリズム部24k,24k’が形成されている。そして、左右プリズム部24k,24k’の後部には、放電管22のガラス管端部22a,22a’を保持するための貫通孔24d,24d’が形成されている。これにより、左右プリズム部24k,24k’の後部は、放電管22を直接保持するための保持部24p,24p’として機能するとともに、放電管22から射出して左右プリズム部24k,24k’内に入射した光束を反射面24h,24h’により反射して前方に導くように機能する。
また、光学部材24の前面は射出面であり、その中心部には複数のプリズム部24iが形成され、左右の周辺部にはフレネルレンズ部24j,24j’が形成されている。また、フレネルレンズ部24j,24j’よりもさらに外側の左右の周辺部には、平面部24n,24n’が形成されている。
ここで、光学部材24の材料としては、実施例1と同様に、適度な弾性を有し、耐熱性が高く、光学特性も優れた透明シリコーンゴム又は透明シリコーンレジン等の光学樹脂材料を用いている。
次に、図6から図8を用いて、本実施例の照明装置の詳細構成について説明する。図6および図7には、本実施例の照明装置において、光源から射出した光束のうち左右方向の周辺部に向かう光束成分を効率良く所定の照射角度範囲に照射するための基本的な考え方を示している。なお、図6および図7は同一の断面での照明装置の形状を示している。
まず、図6を用いて、光学部材24による放電管22と反射部材23の保持方法について説明する。
図6に示すように、光学部材24の左右プリズム部24k,24k’の後部(貫通孔24d,24d’)には、放電管22のガラス管端部22a,22a’が圧入等の挿入によって保持されている。このように保持させるためには、光学部材24を弾性変形させながら、ガラス管端部22a,22a’を貫通孔24d,24d’に圧入又は密着するように挿入する。これにより、放電管22が光学部材24に対して所定位置に安定的に保持される。但し、本実施例では、ガラス管端部22a,22a’のうち最も外側の部分が、光学部材24の側方に露出した形となっている。
また、光学部材24は、実施例1と同様に、反射部材23も保持している。反射部材23は、左右プリズム部24k,24k’の後端に形成された抜け止め部24e,24e’によって係止されることにより、光学部材24に一体的に保持されている。また、図8に示すように、反射部材23の前端部上下には回転止め部23b,23b’が形成されており、これら回転止め部23b,23b’が上下プリズム部24m,24m’の後端24f,24f’に当接することによって、反射部材23の放電管22回りの回転が防止される。
また、反射部材23の上下面23b,23b’は、放電管22と光学部材24の入射面24a,24b,24b’とに面する空間をほぼ覆うように延びており、放電管22から射出した光束のほぼすべての光束(反射部材23により反射した光束も含む)が該入射面24a,24b,24b’から光学部材24内に入射するように構成されている。
本実施例の光学部材24も、実施例1と同様に、光学的に有効な特性を持つように透明な部材で構成されているとともに、放電管22および反射部材23の保持に適した特性も兼ね備えている。具体的には、光学部材24の左右プリズム部24k,24k’は、光学部材24に作用した外力をそのまま放電管22に伝達しないように適度な弾性を有するとともに、耐熱性にも優れている。
また、本実施例は、このような放電管22等の保持や光学特性の向上だけでなく、照明装置の組立て性の改善にも有効である。すなわち、まず光学部材24を弾性変形させて放電管22を保持させた後、反射部材23を組み込むことができ、組み立てにおいて光学部材24の材料の特性を最大限に利用できる構成になっている。
次に、このように構成された照明装置の光学作用について図7を用いて説明する。図示のように、光源中心から射出した光束は、光学部材24における照射光軸L付近の中心部の入射面(図8のシリンドリカルレンズ面)24aに向かう光束成分と、照射光軸Lに対して該光束成分よりも大きな角度で射出して周辺部に形成された入射面24g,24g’に向かう2つの光束成分とに大別することができる。光源から反射部材23に向かった光束成分は、該反射部材23で反射して光源に戻されて光学部材24に向かうため、上記3つのうちいずれかの光束成分と同様に扱うことができる。
そして本実施例でも、実施例1と同様に、従来利用されていなかった周辺部に向かう光束成分を有効に利用するように光学部材24を構成している。
まず、中心部に向かった光束成分は、光学部材24の入射面24aに入射し、この入射面面24aで屈折した後、射出面に形成された複数のプリズム部24i若しくはフレネルレンズ部24j,24j’で集光制御されて射出する。
各プリズム部24iは、その頂角が鈍角に形成されている。このプリズム部24iは、光源に対して光学部材24を至近距離に配置した場合に、ある一定の角度範囲に集光させるのに有効な形状である。この形状を採用することによって、プリズム部24iに入射した大部分の光束成分を、屈折によって、左右方向に約80°の照射角度に照射することができるとともに、プリズム部24iで全反射した光束を光源側に戻し、反射部材23で反射させた後再利用することができる。したがって、光源からの射出光束を効率良く利用することができる。
また、フレネルレンズ部24j,24j’は、光源に対して周辺側に位置しているため、光束の射出方向をある程度制限でき、ここに比較的強い屈折力を持つフレネルレンズ面を配置することによって、効率の良い集光作用を持たせることができる。
光源から左右の入射面24g,24g’に入射した光束成分は、放電管22のガラス管端部22a,22a’に沿うように左右プリズム部24k,24k’内を進む。この光束には、ガラス管端部22a,22a’から射出して貫通孔24d,24d’の内面からプリズム部24k,24k’内に入射するものも含まれる。
そして、これらの光束成分は、左右プリズム部24k,24k’に形成された反射面24h,24h’でほぼ全反射し、射出面の平面部24n,24n’から射出する。反射面24h,24h’の形状を最適化することで、従来利用されていなかった光束成分をも所定の照射範囲に集光させることができ、光の効率を向上させることができる。
ここで、反射面24h,24h’は、本実施例では、照射光軸Lに対して約45°をなす平面で構成しているが、必ずしもこれに限らず、曲面やトーリック面等で構成してもよい。むしろこのような曲面で構成することによって、より効率の良い照明装置を構成することができる。
一方、本実施例は、実施例1に比べて照明装置の小型化を重要視した実施例である。このため、光源から光学部材24の射出面までの厚みを最小とするとともに、光源の左右方向(長手方向)の幅についても許容される最小の幅となるように設定している。したがって、実施例1とは異なり、放電管22は、ガラス管端部22a,22a’のうち最も外側の部分が露出するように光学部材24によって保持されており、ガラス管端部22a,22a’における端子部22b,22b’付近に向かう光束のすべてを利用するような構成にはなっていない。しかし、本実施例の場合でも、従来利用していなかった光束の一部を利用するため、照明装置の小型化を図りつつ、光の利用効率を高くすることができる。
このように、本実施例でも、光学部材24の材料の特性を生かして、放電管22(および反射部材23)を光学部材24自体で直接保持し、従来用いられていた保持部材を不要とするため、照明装置を構成する部品数を最小限とすることができ、また、放電管22、反射部材23および光学部材24間の位置関係を正確に決めることができ、良好な光学特性を確保および維持することができる。
なお、本実施例では、光学部材24で放電管22のガラス管端部22a,22a’を保持しているが、放電管22のうち保持される部分は必ずしもこの部分でなくてもよく、例えば放電管の中央部を保持するようにしてもよい。
また、本実施例では、放電管22のガラス管端部22a,22a’を光学部材4に圧入することによって保持する場合について説明したが、必ずしも圧入等の挿入によって保持する必要はなく、別方式の保持方法、例えば押し付けのみで保持させるようにしてもよい。
また、本実施例では、光源から光学部材24の周辺部に向かった光束を、光学部材24の側面に形成された反射面24h,24h’での全反射作用によって前方に導く場合について説明したが、必ずしもこの構成に限定されることない。例えば、入射面側の形状を工夫して屈折のみで光束を導く構成としてもよい。
さらに、本実施例では、光学部材24の材料として、シリコーンレジンやシリコーンゴム等のシリコーン系の樹脂材料を用いることを述べたが、シリコーン系の樹脂材料以外の材料を用いてもよい。例えば、光学特性と放電管の保持機能の両方を満たすような光学材料や、複数の光学材料を組合せて同様な特性および機能を有する複合材料を用いてもよい。
また、本実施例では、光学部材24の入射面側の各面の構成および射出面の構成が、照射光軸Lに関してすべて対称形状となる場合について示したが、必ずしもこのような対称形状に限定されるものではない。例えば、本実施例では、光学部材24の射出面に形成した複数のプリズム部24iおよびフレネルレンズ部24j,24j’を照射光軸Lに対して対称形状としているが、非対称形状にしてもよい。これは、反射面24h,24h’関しても同様である。
図10〜図14は、本発明の実施例3である照明装置の構成を示している。なお、図10は、照明装置を放電管の中心軸を含む平面で切断した場合の横断面図、図11は、該照明装置の断面図に光源中心から発した代表光線を追記した光線トレース図である。図12は、該照明装置を放電管の中心軸に対して垂直な平面で切断した場合の縦断面図である。また、図13は、該照明装置の側面図である。
まず、本実施例の照明装置における放電管および反射部材の保持方法および該照明装置の光学特性を決定する構成要素の形状について、図10〜図14を用いて説明する。
これらの図において、32は円筒直管形状の発光放電管(キセノン管:以下、単に放電管という)である。
33は放電管32から射出した光束のうち照射光軸L方向における後方(図12における左方向)に射出した光束を反射する第1の反射部材である。該第1の反射部材33は、放電管32の後側外周面にほぼ接する、放電管32と略同心の半円筒面33aと、この半円筒面33aから光学部材34の上下面34g,34g’の後部まで延びる上面33bおよび下面33b’とを有する。
光学部材34の上下面34g,34g’は、後述するように放電管32からの光束のほとんどすべてが全反射条件を満たすように設定されているが、反射部材33の上面33bおよび下面33b’は、光学部材34の上下面34g,34g’から抜け出た光束(上下面34g,34g’に対する全反射条件を満たさない光束)を再び光学部材34内に戻す光学的作用と、反射部材33の放電管32回りでの回転を阻止する機械的作用とを有する。該反射部材33は、光源側の面を高反射率のアルミ材料で形成した部材、若しくは樹脂材料に高反射率の金属を蒸着した部材などで構成されている。
34は放電管32の前側(光照射側)に配置された光学部材であり、放電管32を保持する部分としての左右プリズム部34e,34e’を一体的に有する透明体として形成されている。
図10に示すように、光学部材34の入射面側のうち照射光軸Lに近い中心部には、放電管32の長手方向において正の屈折力を有するシリンドリカルレンズ面(正屈折部)34aが形成されている。また、左右の周辺部には、屈折面(入射面)34b,34b’と反射面34c,34c’とをそれぞれ有するプリズム部(反射部)が形成されている。さらに、光学部材34の射出面には、放電管32の長手方向において正の屈折力を有するシリンドリカルレンズ面34dが形成されている。
35は、カメラの外面に露出する発光窓部材であり、図14に示すように、光源側の面(入射面)には、配光むらを防止するために、放電管32の長手方向に延び、放電管32の長手方向に直交する方向において正の屈折力を有する複数のシリンドリカルレンズ面35aが形成されている。なお、発光窓部材35の射出面は平面であってもよいし、入射面と同様に複数のシリンドリカルレンズが形成された面やフレネルレンズが形成された面であってもよい。
36は光学部材34と発光窓部材35の間の周囲を覆う第2の反射部材であり、光学部材34から射出した光束が光学部材34と発光窓部材35の間から出てしまうことを防止するとともに、該光束を反射して発光窓部材35に導く。該第2の反射部材36は、高反射率を有するように表面処理されたアルミ板等の薄板状の部材を用いて構成されている。
ここで、光学部材34の材料としては、実施例1,2と同様に、適度な弾性を有し、耐熱性が高く、光学特性も優れた透明シリコーンゴム、透明シリコーンレジン等の光学樹脂材料が適している。
次に、図10から図13を用いて、本実施例の照明装置の詳細構成について説明する。図10および図11には、光源から射出した光束のうち左右方向の周辺部に向かう光束成分を効率良く所定の照射角度範囲に照射するための基本的な考え方を示している。なお、図10および図11は同一の断面における照明装置の形状を示している。
まず、図10および図13を用いて、光学部材34による放電管32の保持方法と、第1の反射部材33と光学部材34間の関係について説明する。
図13に詳しく示すように、光学部材34のプリズム部34e,34e’の後部には、後方に向かって開放された側面視において略C字形状をなす挟持部(保持部)34f,34f’が形成されており、ここに放電管32のガラス管端部32a,32a’が嵌め込まれることによって、放電管32が光学部材34により保持される。本実施例の光学部材34も、実施例1,2と同様に、光学的に有効な特性を持つように透明な部材で構成されているとともに、放電管32の保持に適した特性も兼ね備えている。具体的には、光学部材34のプリズム部34e,34e’は、光学部材34に作用した外力をそのまま放電管32に伝達しないように適度な弾性を有するとともに、耐熱性にも優れている。
ここで、本実施例では、光学部材34における放電管32を保持する部分(挟持部34f,34f’)が、実施例1,2のように放電管32の全周を囲む形状ではなく、その一部を開放した状態で保持する形状を有する。しかも、本実施例では、ガラス管端部32a,32a’のうち最も外側の部分が、光学部材34から露出した形となっている。
これは、放電管32を保持する部分ができるだけ小さいことが、光学部材ひいては照明装置の全体の小型化と効率向上に寄与するためである。また、組立て面から見た場合にも、本実施例では、放電管32を、挟持部34f,34f’に対して後方から、該挟持部34f,34f’を開くように弾性変形させながら押し込むことによって、光学部材34に組み込むことができるので、実施例1,2に比べてより容易に組み立てを行うことができる。
そして、挟持部34f,34f’に生じた弾性力によって放電管32を挟み込ませることにより、放電管32は光学部材34に対して所定の位置に安定的に保持される。
第1の反射部材33の上下面33b,33b’は、放電管32と光学部材34の入射面34a,34b,34b’とに面する空間をほぼ覆うように延びており、放電管32から射出した光束のほぼすべての光束(反射部材33により反射した光束も含む)が該入射面34a,34b,34b’から光学部材34内に入射するように構成されている。
次に、このように構成された照明装置における光学作用について、図11を用いて説明する。
図示のように、光源中心から射出した光束は、照射光軸L付近の中心部に形成されたシリンドリカルレンズ面34aに向かう光束成分と、左右の周辺部の入射面34b,34b’に向かう光束成分とに大別することができる。光源から第1の反射部材33に向かった光束成分は、該第1の反射部材33で反射して光源に戻されて光学部材34に向かうため、上記2つのうちいずれかの光束成分と同様に扱うことができる。
そして本実施例でも、実施例1,2と同様に、従来利用されていなかった周辺部に向かう光束成分を有効に利用するように光学部材34を構成している。
まず、光学部材34の中心部に向かった光束は、正の屈折力を持つ入射面であるシリンドリカルレンズ面34aに入射し、この面で屈折された後、さらに正の屈折力を持つ射出面であるシリンドリカルレンズ面34dで屈折して光学部材34から射出する。このように入射面と射出面のそれぞれにシリンドリカルレンズ面を配置した光学部材34で徐々に集光させることにより、屈折力を2箇所に分散させることができるため、集光作用を有する光学部材34を光軸方向に薄く構成することができる。また、入射時又は射出時における面への入射角度が大きくなり過ぎず、該面での表面反射による光量損失を少なく抑えることができ、効率の良い照明装置を構成することができる。
さらに、フレネルレンズを使用した場合のようなエッジ部による光量損失がなく、限られた大きさの中で最も効率の良い構成とすることができる。
左右の周辺部の入射面34b,34b’からプリズム部34e,34e’に入射した光束は、放電管32のガラス管端部32a,32a’に沿うようにプリズム部34e,34e’内を進む。そして、反射面34c,34c’でほぼ全反射して射出面(シリンドリカルレンズ面)34dから光学部材34を射出する。この光束には、ガラス管端部32a,32a’から射出して挟持部34f,34f’の内面からプリズム部34e,34e’内に入射するものも含まれる。
これらの入射面34b,34b’と反射面34c,34c’の形状を最適化することで、従来利用されていなかった光源から周辺部に向かう光束を、所定の照射角度範囲に集光させ、光の利用効率を向上させることができる。
なお、本実施例では、実施例2と同様に、放電管32は、ガラス管端部32a,32a’のうち最も外側の部分が露出するように光学部材34によって保持されており、ガラス管端部32a,32a’における端子部32b,32b’付近に向かう光束のすべてを利用するような構成にはなっていない。しかし、本実施例の場合でも、従来利用していなかった光束の一部を利用するため、照明装置の小型化を図りつつ、光の利用効率を高くすることができる。
光学部材34の射出面34dの中心部および周辺部の中心側領域を射出した光束は発光窓部材35を介して、射出面34dの最周辺領域を射出した光束は、第2の反射部材36および発光窓部材35を介して被写体側の所定の照射角度範囲に照射される。
ここで、本実施例では、反射面34c,34c’を照射光軸Lに対して約45°をなす平面で構成しているが、曲面やトーリック面等で構成してもよく、このような曲面で構成することによってより効率の良い照明装置を構成することができる。
また、本実施例は、実施例1に比べて照明装置のより小型化を図った実施例である。このため、光学部材34の射出面34dにもシリンドリカルレンズ面を形成している。しかし、その一方で、射出面34dは、全体が曲率の比較的大きな曲面形状であるため、カメラの外面に露出させる形状としてはあまり好ましくない。つまり、カメラの外面に露出させる形状としては、多くのコンパクトカメラが採用する平面的な前面デザインに合った形状であることが望ましい。このため、本実施例では、射出面34dの曲面による左右周辺部のカメラ前面からの退避が目立たないようにするため、射出面が平面等である発光窓部材35を射出面34dの前方に設けている。
さらに、発光窓部材35の開口を最小とし、光学部材34から射出した光束のうち該開口でけられてしまう光束成分が多くなるのを防止するために、上記第2の反射部材36を設け、該第2の反射部材36での反射を利用することによって、光の利用効率が低下することを防いでいる。
このように、本実施例でも、光学部材34の材料の特性を生かして、放電管32を光学部材34自体で直接保持し、従来用いられていた保持部材を不要とするため、照明装置を構成する部品数を最小限とすることができ、また、放電管32および光学部材34間の位置関係を正確に決めることができ、良好な光学特性を確保および維持することができる。
なお、本実施例では、光学部材34で放電管32のガラス管端部32a,32a’を保持しているが、中央部等を保持するようにしてもよい。
また、本実施例では、光源から光学部材34の周辺部に向かった光束を、光学部材34の側面に形成された反射面34c,34c’での全反射作用によって前方に導く場合について説明したが、必ずしもこの構成に限定されることない。例えば、入射面側の形状を工夫して屈折のみで光束を導く構成としてもよい。
さらに、本実施例では、光学部材34の材料として、シリコーンレジンやシリコーンゴム等のシリコーン系の樹脂材料を用いることを述べたが、シリコーン系の樹脂材料以外の材料を用いてもよい。例えば、光学特性と放電管の保持機能の両方を満たすような光学材料や、複数の光学材料を組合せて同様な特性および機能を有する複合材料を用いてもよい。
また、本実施例では、光学部材34の各面の構成が、照射光軸Lに関してすべて対称形状となる場合について示したが、必ずしもこのような対称形状に限定されるものではなく、非対称形状にしてもよい。
図15には、本発明の実施例4である照明装置の構成を示している。本実施例は、図1等に示した実施例1の変形例であり、照明装置を放電管の中心軸を含む平面で切断した場合の横断面図である。
実施例1では、光学部材4を単一材料により形成した場合について説明したが、本実施例では、光学部材を、弾性が異なる材料で形成した複数の部分を一体化することにより構成している。他の構成については、実施例1とほぼ同様である。
図15において、42は円筒直管形状の発光放電管(キセノン管:以下、単に放電管という)である。43は放電管42から射出した光束のうち、照射光軸L方向における後方に射出した光束成分を反射する反射部材である。該反射部材43は、光源側の面を高反射率のアルミ材料で形成した部材、若しくは樹脂材料に高反射率の金属を蒸着した部材などで構成されている。
44は光源である放電管42の前側に配置された光学部材である。本実施例では、光学部材44は、2種類の材料により構成されている。具体的には、放電管42から比較的離れた位置にあり、機械的強度が高い材料であり、かつ透明な第1の部分44aと、放電管42を直接保持し、弾性と透明性とを併せ持つ図中にハッチングで示した第2の部分(保持部)44b,44b’とにより構成されている。そして、これらの部分は、境界部44c,44c’で接着等の接合手段によって、空気層を介さずに密着した状態で固定されている。
第1の部分44aの材料としては、第2の部分44bに比べて、光学的な特性に優れ、表面の硬度が高い材料として、シリコーンレジン等の光学樹脂材料を利用することが望ましい。
一方、第2の部分44b,44b’の材料としては、第1の部分44aの材料に比べて、耐熱性が高く、弾性に優れたシリコーンゴムを利用することが望ましい。
次に、これらの部分の接合部(境界部44c,44c’)に関して説明する。本来、光学部材としては、単一の光学材料で構成し、接合部を持たないことが望ましい。すなわち、温度や湿度の変化が生じた場合に、接合した材料間で膨張率が異なることにより、境界部で大きな力が発生し、この境界部付近で破損や剥がれが発生して不要な空気層が生じ、光学的に不都合な現象が多々発生する可能性があるからである。しかし、実際の光学樹脂材料を考えた場合、必ずしも本発明で要求する光学特性と機械特性を併せ持つ材料を見つけることが困難である。したがって、光学部材を複数の光学材料で構成することを前提とし、互いの材料の不備な性質を補い合うようにすることが必要となる。
このためには、組成や物性面から似通った性質の材料を組み合せ、また接合に使用する接着剤としても接合する材料とほぼ一致した特性を有するものが望ましい。
本実施例では、第1の部分44aとしてシリコーンレジンを使用し、第2の部分44b,44b’としてシリコーンゴムを使用する。さらに、境界部44c、44c’には、シリコーン系の透明接着剤を使用する。これらの組成が近い材料を組み合わせることによって、環境変化に強い光学部材、つまりは照明装置を構成することができる。
次に、本実施例の照明装置の各部の構成について説明する。光学部材44の入射面側のうち照射光軸Lに近い中心部には、放電管42の長手方向において正の屈折力を有するシリンドリカルレンズ面が形成されている。また、左右の周辺部には、それぞれ屈折面(入射面)と反射面とを有するプリズム部(反射部)44i,44i’が形成されている。
プリズム部44i,44i’の後部には、実施例1と同様の凹部が形成されており、ここに放電管42のガラス管端部を圧入又は密着状態で挿入することにより、放電管42を光学部材44に対して所定の位置にて安定的に保持することができる。なお、本実施例では、実施例1と同様に、プリズム部44i,44iの反射面が、ガラス管端部の端面を覆う位置まで延びている。
そして、プリズム部44i,44iの入射面および反射面の形状を最適化することによって、従来利用されていなかった光束成分をも所定の照射範囲に集光させることができ、光の利用効率を向上させることができる。
このように構成された照明装置における光学作用は、実施例1とほぼ同様である。
なお、本実施例では、光源の前方に配置する光学部材のうち第1の部分の材料としてシリコーンレジンを使用する場合について説明したが、該第1の部分の材料はシリコーンレジンに限定されず、一般に光学特性と強度に優れたアクリル樹脂等の光学材料を用いてもよい。
また、本実施例では、2種類の光学材料を一体化して1つの光学部材を形成する場合について説明したが、3種類以上の光学材料を組み合わせて、各部分に要求される光学特性や機械特性を満たすための最適化を図るようにしてもよい。さらに、複数種の材料を接合して光学部材を構成するのではなく、部位によって連続的に光学特性や機械特性(機械的強度や耐熱性等)が変化するような材料(単一部材)を用いてもよい。
さらに、本実施例においては、異種材料の接合部(44c、44c’)を光源に近い位置で該光源と平行な面として構成したが、接合部の位置や形状は、これに限定されず、部品の機械的保持状態や光学的要件によって適宜変更が可能である。例えば、周辺部に設けられたプリズム部の後部だけでなく、その全体を中央部や射出面側に比べて弾性の高い材料で構成したり、光源に近い部分に関しては中央部も含めて入射面側のすべてを射出面側よりも耐熱性の高い材料により形成したりしてもよい。
以上説明したように、上記各実施例によれば、従来の照明装置では照明装置又は撮影装置内にこもってしまい十分に利用できなかった、主として光源の端子部付近からから発する光を有効に利用することができる。このため、照明装置の光利用効率の向上を図ることができる。
また、集光作用を有する光学部材に光源を保持させることにより、光学部材と光源との位置関係を中間部材を介さずに直接設定することができる。したがって、部材の寸法誤差による悪影響を最小限に抑え、光学設計値に近い光学特性を得ることができる。
さらに、光学部材と光源とを一体化させて取り扱うことが可能になり、組み立て性を改善することができる。また、部品点数を削減できるので、照明装置のコスト削減が可能になる。
また、部分的に光学特性や機械特性の異なる材料やこれらの特性が異なる複数の材料をを組み合わせて使用することにより、従来にはなかった小型の照明装置であって、高い光学性能、信頼性、安全性および良好な組立て性を備えた照明装置を実現することができる。
本発明の実施例1である照明装置の構成を示す横断面図。 実施例1の照明装置の光線トレース図。 実施例1の照明装置の構成を示す縦断面図。 実施例1の照明装置の分解斜視図。 実施例1の照明装置を搭載したカメラの斜視図。 本発明の実施例2である照明装置の構成を示す横断面図。 実施例2の照明装置の光線トレース図。 実施例2の照明装置の構成を示す縦断面図。 実施例2の照明装置の分解斜視図。 本発明の実施例3である照明装置の構成を示す横断面図。 実施例3の照明装置の光線トレース図。 実施例3の照明装置の構成を示す縦断面図。 実施例3の照明装置の側面図。 実施例3の照明装置の分解斜視図。 本発明の実施例4の照明装置の構成を示す横断面図。
符号の説明
1 照明装置
2、22、32、42 発光放電管
3、23、33、43 反射部材
4、24、34、44 光学部材
11 カメラ本体
12 撮影レンズ鏡筒
35 発光窓部材
36 第2の反射部材

Claims (17)

  1. 光源と、該光源よりも光照射側に屈折面を備えた光学部材とを有し、
    該光学部材は、前記光源を保持する保持部を有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記保持部が、前記光学部材に一体形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光学部材は、前記保持部とともに透光性材料により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記光学部材のうち少なくとも前記保持部が、弾性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の照明装置。
  5. 前記保持部が、耐熱性樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の照明装置。
  6. 前記保持部が、断熱性樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の照明装置。
  7. 前記保持部が、前記光源における端子部に近接した領域を保持することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに照明装置。
  8. 前記保持部は、前記光源からの光束を前記光照射側に導く導光領域を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の照明装置。
  9. 前記導光領域は、反射により前記光束を前記光照射側に導くことを特徴とする請求項8に記載の照明装置。
  10. 前記光学部材は、部位によって光学特性が異なる材料若しくは光学特性が異なる複数の材料により形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の照明装置。
  11. 前記光学部材は、部位によって弾性が異なる材料若しくは弾性が異なる複数の材料により形成されており、前記保持部は、該光学部材の光射出部よりも弾性が高いことを特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載の照明装置。
  12. 前記光学部材は、部位によって機械的強度が異なる材料若しくは機械的強度が異なる複数の材料により形成されており、該光学部材の光射出部は前記保持部よりも機械的強度が高いことを特徴とする請求項1から12のいずれか1つに記載の照明装置。
  13. 前記光学部材は、部位によって耐熱性が異なる材料若しくは耐熱性が異なる複数の材料により形成されており、前記保持部は、該光学部材の光射出部よりも耐熱性が高いことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  14. 前記光学部材は、複数の材料により構成されており、前記保持部が透明シリコーン樹脂材料で形成され、該光学部材の光射出部がアクリル樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1つに記載の照明装置。
  15. 前記光源は、円筒形状の放電管であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1つに記載の照明装置。
  16. 前記光源に対して前記光学部材とは反対側に配置された反射部材を有し、
    前記光学部材は、前記反射部材を保持することを特徴とする請求項1から15のいずれか1つに記載の照明装置。
  17. 請求項1から16のいずれか1つに記載の照明装置と、
    該照明装置により照明された被写体を撮影する撮影系とを有することを特徴とする撮影装置。
JP2005027171A 2005-02-03 2005-02-03 照明装置および撮影装置 Expired - Fee Related JP4652836B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005027171A JP4652836B2 (ja) 2005-02-03 2005-02-03 照明装置および撮影装置
US11/338,073 US7506988B2 (en) 2005-02-03 2006-01-24 Illumination apparatus and image-taking apparatus
CN200610002441.0A CN1815342B (zh) 2005-02-03 2006-01-27 照明设备和图像拍摄设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005027171A JP4652836B2 (ja) 2005-02-03 2005-02-03 照明装置および撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006215219A true JP2006215219A (ja) 2006-08-17
JP4652836B2 JP4652836B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=36756333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005027171A Expired - Fee Related JP4652836B2 (ja) 2005-02-03 2005-02-03 照明装置および撮影装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7506988B2 (ja)
JP (1) JP4652836B2 (ja)
CN (1) CN1815342B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058326A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Stanley Electric Co Ltd ストロボ発光装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4245014B2 (ja) * 2006-08-09 2009-03-25 ソニー株式会社 バックライト装置、光源装置、レンズ、電子機器及び導光板
JP2011102897A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Panasonic Corp ストロボ装置及び撮像装置
JP5573141B2 (ja) 2009-12-11 2014-08-20 パナソニック株式会社 ストロボ装置
US20120106200A1 (en) * 2010-10-28 2012-05-03 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Manifold for collimating light
JP2014134715A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Panasonic Corp ストロボ装置
WO2017026551A1 (ko) * 2015-08-10 2017-02-16 주식회사 고타 절전형 냉음극 형광램프의 점등 방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61272728A (ja) * 1985-05-28 1986-12-03 Canon Inc 照射角可変の閃光照明装置
JPH0996854A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Canon Inc ファインダー表示装置
JPH11242273A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Canon Inc 照明装置及びそれを用いた撮影装置
JP2001023406A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Asahi Rubber:Kk 文字盤照明用光源及び文字盤照明装置
JP2001154248A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 閃光装置および光学機器
JP2003302674A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Konica Minolta Holdings Inc 発光装置、カメラ及び発光装置の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5813743A (en) * 1995-03-27 1998-09-29 Fuji Photo Film Co., Ltd. Lighting unit
JP3169834B2 (ja) * 1996-07-29 2001-05-28 ウエスト電気株式会社 照射角可変ストロボ装置
EP1005619B1 (en) * 1997-08-12 2001-11-21 Decoma International Inc. Bireflective lens element
TW525034B (en) * 2001-05-10 2003-03-21 Canon Kk Lighting apparatus and image pickup apparatus
JP2003222941A (ja) 2002-01-29 2003-08-08 Minolta Co Ltd フラッシュ装置
DE10246368B4 (de) * 2002-09-30 2006-05-04 Institut Für Mikroelektronik Stuttgart Kameramodul und Verfahren zum elektronischen Aufnehmen von Bildern
JP3910171B2 (ja) * 2003-02-18 2007-04-25 シャープ株式会社 半導体発光装置、その製造方法および電子撮像装置
TWI255945B (en) * 2003-06-18 2006-06-01 Innolux Display Corp Backlight system and liquid crystal display device using the same

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61272728A (ja) * 1985-05-28 1986-12-03 Canon Inc 照射角可変の閃光照明装置
JPH0996854A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Canon Inc ファインダー表示装置
JPH11242273A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Canon Inc 照明装置及びそれを用いた撮影装置
JP2001023406A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Asahi Rubber:Kk 文字盤照明用光源及び文字盤照明装置
JP2001154248A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 閃光装置および光学機器
JP2003302674A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Konica Minolta Holdings Inc 発光装置、カメラ及び発光装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058326A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Stanley Electric Co Ltd ストロボ発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1815342A (zh) 2006-08-09
US7506988B2 (en) 2009-03-24
CN1815342B (zh) 2010-08-11
US20060171165A1 (en) 2006-08-03
JP4652836B2 (ja) 2011-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100549594B1 (ko) 조명장치
JP4652836B2 (ja) 照明装置および撮影装置
JP4636914B2 (ja) 発光装置
JP3437309B2 (ja) 撮影用照明装置
US20060209561A1 (en) Light-emitting device and apparatus having the same
JP3984910B2 (ja) 照明装置
JP2007163876A (ja) 照明装置及び撮影装置
US7499099B2 (en) Illumination apparatus and image-taking apparatus
JP4764088B2 (ja) 撮像装置
JP5224880B2 (ja) 照明装置及び撮像装置
JP4006375B2 (ja) 照明装置および電子機器
JP4587429B2 (ja) 照明装置および撮影装置
US7581842B2 (en) Illumination apparatus and image-taking apparatus
JP2006301586A (ja) 照明装置
JP3826078B2 (ja) 照明装置およびこれを備えた撮影装置
JP4585998B2 (ja) 照明装置及び撮像装置
US8147078B2 (en) Illumination apparatus and image pickup apparatus
JP3762306B2 (ja) 照明装置、及び照明装置を用いた撮影装置
US7204601B2 (en) Illumination apparatus and image-taking apparatus
JP4587159B2 (ja) 照明装置および撮影装置
JP2002139777A (ja) 閃光発光装置およびカメラ
JP2007140218A (ja) 照明装置および撮像装置
JP2006098939A (ja) ストロボ装置
JP2008122710A (ja) 照明装置及び撮像装置
JPS61165714A (ja) 自動焦点検出用照明光学系

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees