JP3169834B2 - 照射角可変ストロボ装置 - Google Patents

照射角可変ストロボ装置

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    • G03B2215/0528Reflector movable reflector, e.g. change of illumination angle or illumination direction

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光部から射出さ
れる発光光の照射角度を可変できるストロボ装置に関
し、特に、広い発光照射角度を設定した場合に生じる配
光むらを防止できる照射角可変ストロボ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光源である閃光放電管、反射
傘および光学部材であるフレネルレンズ等から形成され
た発光部より射出される射出光の発光照射角度を、撮影
に使用する撮影レンズの焦点距離に応じて制御するよう
に構成されたいわゆる照射角可変ストロボ装置は、種
々、実用化、あるいは提案されている。
【0003】図10は、従来より周知の照射角可変スト
ロボ装置の要部略構成図を示し、該装置は、反射傘2と
該反射傘2の底部に配置された光源である閃光放電管3
とからなる発光ユニット1の前方に配置したフレネルレ
ンズ4を、実線位置Xから破線位置Yまで移動させてそ
の照射角度を可変するものである。なお、逆にフレネル
レンズ4を固定して発光ユニット1を移動させる構成の
装置も周知である(実開昭53−62330号,特開昭
60−83921号公報等)。
【0004】また、図11(a),(b)は、従来より
周知の他の照射角可変ストロボ装置の要部略構成図を示
し、閃光放電管3をワイド側状態である同図(a)のX
1位置からテレ側状態である同図(b)に示すY1位置
まで移動させることにより反射傘2に対する閃光放電管
3の位置関係を変化させることにより照射角度を可変さ
せるものである(特公昭62−51453号公報等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の照射角可変ストロボ装置は、以下のような
不都合点を有していた。例えば、図10に示した例、す
なわち基本的には発光ユニット1とフレネルレンズ4と
の相対位置関係を変化させて照射角度を可変する形式の
装置については、必要とする照射角変化を得るための上
記両者の相対移動量が、図11(a),(b)で説明し
た反射傘2に対する閃光放電管3の位置関係を変化させ
て照射角度を可変させる形式の装置における反射傘2あ
るいは閃光放電管3の移動量に比して比較的大きくなる
ことが知られており、このためストロボ装置形状が大型
化することになる不都合点を根本的に有していた。
【0006】これに対し、図11(a),(b)に示し
た例は、必要とする照射角変化を得るための閃光放電管
3の移動量を上述した従来例における発光ユニット1も
しくはフレネルレンズ4の移動量に比して少なくするこ
とができ、このためストロボ装置の形状については小型
化でき有利となる。しかしながら、その発光部の構成に
ついて見てみると、通常、閃光放電管3である棒状光源
と光学部材であるフレネルレンズ4とを組合せて構成さ
れ、さらにフレネルレンズ4は、周知のようにレンズ曲
面を同心状のレンズ曲面部に細分化し、この細分化した
レンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接することにより
全体として平板状に形成された構造を有し、またアクリ
ル系樹脂等のプラスチック材を射出成形あるいはプレス
成形することによって製造されており、よって形状を小
型化して実際に写真撮影を行った場合、配光むらとして
棒状光源Lの長手方向の端部に種々の色の細い線(以
下、虹むらと記す)が発生することになる。
【0007】図12は、棒状光源からフレネルレンズに
入射する光、および通過した光の状態例等を示す構成図
であり、例えばかかる構成図において、反射傘Kの長手
方向の間口Dが35mm、棒状光源Lの中心と反射傘K
の底面部との間隔D1が6mm、棒状光源Lの中心とフ
レネルレンズFの光入射面との間隔D2が11mm、棒
状光源Lの主電極間距離D3が28mm、フレネルレン
ズFの焦点距離が35mmとした一具体例について、実
際の写真撮影および現像、焼付処理を行ってみると、得
られた写真にはフレネルレンズFの中心から正面方向を
0度として棒状光源Lの長手方向の両側に対し約30度
前後傾いたZ方向に虹むらが発生していることが確認で
きた。
【0008】上述した虹むらの発生は、棒状光源Lとフ
レネルレンズFとを組合せてなる発光部の形状を小型化
すると必然的に棒状光源LとフレネルレンズFとの距離
が小さくなり、この結果、例えば先の図12中にL1で
示した棒状光源Lの右端部Lbから射出され、フレネル
レンズFの左端部領域Faに入射する射出光について見
てみると、その入射角Q1が、例えば破線で示した棒状
光源LとフレネルレンズFとの間隔D1が大きく、虹む
らが目立たない場合における上記右端部Lbから射出さ
れる射出光L2の上記左端部領域Faへの入射角Q2に
比して大きくなることに起因していると思われる。
【0009】なお、かかる状況は、図示はしないが棒状
光源Lの左端部Laからの射出光とフレネルレンズFの
右端部Fb間、あるいは上記棒状光源Lの左右端部L
a,Lb付近の反射傘Kによる反射光と上記フレネルレ
ンズFの左右端部領域Fa,Fb間においても生じるこ
とになる。換言すれば、フレネルレンズFは、入射角が
大きくなった棒状光源Lの左右端部La,Lb付近から
の入射光に対してはプリズムとしての作用がより強く働
くようになると思われ、このため、例えば先の入射角Q
1を有してフレネルレンズF内に入射する射出光L1
は、フレネルレンズFによる分光作用を含む屈折作用を
受けた後に、フレネルレンズFの中心から棒状光源Lの
長手方向の両側約30度前後の方向に分光された状態の
射出光L3として射出されることになると思われ、また
同様に、棒状光源Lの左右端部La,Lb付近の反射傘
Kによる反射光についてもフレネルレンズFにて分光さ
れてフレネルレンズF外に射出されることになると思わ
れる。
【0010】したがって、実際の撮影時に写真上に現れ
る虹むらは、上述したような射出光L3等の分光された
状態の光によって発生させられていると考えられる。一
方、ここで改めて先に述べた各従来例について見てみる
と、いずれの従来例も照射角度を可変するために移動さ
せる部材に多少の違いはあるものの、広角の撮影レンズ
に対応したいわゆるワイド側状態と望遠の撮影レンズに
対応したいわゆるテレ側状態において上記棒状光源とフ
レネルレンズの相対位置が変化させられており、具体的
にはワイド側状態において棒状光源である閃光放電管3
とフレネルレンズ4とは接近させられており、したがっ
て、いずれの従来例も装置の小型化のために発光部形状
を小型化する場合、特に上記ワイド側状態において上述
した虹むらが発生することになる不都合点を有してい
る。
【0011】本発明は上記のような不都合点を考慮して
なしたもので、発光部形状を小型化した場合のワイド側
状態においてもフレネルレンズのプリズム作用に基づく
虹むらの発生を防止できる照射角可変ストロボ装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の照射角可変スト
ロボ装置は、少なくとも反射傘内に配される棒状光源と
上記反射傘の前方に配される光制御部とを備え、上記棒
状光源を備えた上記反射傘と上記光制御部との相対距離
あるいは上記反射傘に対する上記棒状光源の位置を変化
させて発光照射角度を可変する照射角可変ストロボ装置
の上記光制御部を、上記棒状光源と対向する面に上記棒
状光源の長手方向に直交する方向に形成された凹状シリ
ンドリカルレンズからなり上記棒状光源の長手方向にの
み光拡散作用を有する拡散制御部と、他面に少なくとも
一つの頂点を有するレンズ曲面を同心状に細分化してな
る複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接して形
成された輪帯レンズからなり上記棒状光源から直接ある
いは上記反射傘を介して供給される光を全ての方向に対
して集光する集光作用を有する集光制御部とを含んで構
成したものである。
【0013】これにより、発光部形状を小型化した場合
のワイド側状態時においても虹むらの発生を防止できる
照射角可変ストロボ装置を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも反射傘内に配される棒状光源と上記反射
傘の前方に配される光制御部とを備え、上記棒状光源を
備えた上記反射傘と上記光制御部との相対距離あるいは
上記反射傘に対する上記棒状光源の位置を変化させて発
光照射角度を可変する照射角可変ストロボ装置であっ
て、上記光制御部は、上記棒状光源と対向する面に上記
棒状光源の長手方向に直交する方向に形成された凹状シ
リンドリカルレンズからなり上記棒状光源の長手方向に
のみ光拡散作用を有する拡散制御部と、他面に少なくと
も一つの頂点を有するレンズ曲面を同心状に細分化して
なる複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接して
形成された輪帯レンズからなり上記棒状光源から直接あ
るいは上記反射傘を介して供給される光を全ての方向に
対して集光する集光作用を有する集光制御部とを含んで
形成されるように照射角可変ストロボ装置を構成したも
のであり、棒状光源と光制御部とが接近した場合に、上
記棒状光源から上記光制御部に入射する光を拡散制御部
によって棒状光源の長手方向に対して拡散させることが
できるという作用を有する。
【0015】
【0016】本発明の請求項に記載の発明は、請求項
に記載の照射角可変ストロボ装置における輪帯レンズ
を、棒状光源の長手方向の中心を直交して横切る基準線
を中心として対称に形成された第1集光制御部と第2集
光制御部とから構成し、さらに上記第1集光制御部と第
2集光制御部を、各々、1個の頂点およびそれに連なる
輪帯レンズ曲面を有し、上記第1集光制御部の頂点と第
2集光制御部の頂点が広角撮影時における反射傘の長手
方向開口寸法の1/2以下の離間距離を有して配置され
るように構成したものであり、上記請求項に記載の発
明と同様の作用を有する。
【0017】本発明の請求項に記載の発明は、少なく
とも反射傘内に配される棒状光源と上記反射傘の前方に
配される光制御部とを備え、上記棒状光源を備えた上記
反射傘と上記光制御部との相対距離あるいは上記反射傘
に対する上記棒状光源の位置を変化させて発光照射角度
を可変する照射角可変ストロボ装置であって、光制御部
は、上記反射傘の前方に上記棒状光源側から順に設けら
れた第1光制御部材と第2光制御部材とからなり、上記
第1光制御部材は、上記棒状光源と対向する面に上記棒
状光源の長手方向に一致する方向に形成され、上記棒状
光源の長手方向に直交する方向に対して光拡散作用を有
する第1凹状シリンドリカルレンズを備え、他面に少な
くとも1つの頂点を有し、上記棒状光源から直接あるい
は上記反射傘を介して供給される光を全ての方向に対し
て集光する集光作用を有するレンズ曲面を同心状に細分
化してなる複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連
して形成された輪帯レンズを備えたフレネルレンズか
らなり、上記第2光制御部材は、上記輪帯レンズと対向
する一面に上記第1凹状シリンドリカルレンズと直交す
る方向に形成される第2凹状シリンドリカルレンズを備
えた板状部材から形成されるように照射角可変ストロボ
装置を構成したものであり、棒状光源と光制御部とが接
近した場合に、棒状光源から光制御部に入射する光を第
2光制御部材によって棒状光源の長手方向に拡散させる
ことができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項に記載の発明は、少なく
とも反射傘内に配される棒状光源と上記反射傘の前方に
配される光制御部とを備え、上記棒状光源を備えた上記
反射傘と上記光制御部との相対距離あるいは上記反射傘
に対する上記棒状光源の位置を変化させると同時に上記
棒状光源の長手方向における上記反射傘の開口寸法を、
上記棒状光源と光制御部とが接近する時に狭くなるよう
に可変することにより発光照射角度を可変する照射角可
変ストロボ装置であって、上記光制御部は、上記棒状光
源と対向する面に上記棒状光源の長手方向に直交する方
向に形成され、上記棒状光源の長手方向に対してのみ光
拡散作用を有する凹状シリンドリカルレンズを備え、他
面に少なくとも1つの頂点を有し、上記棒状光源から直
接あるいは上記反射傘を介して供給される光を全ての方
向に対して集光する集光作用を有するレンズ曲面を同心
状に細分化してなる複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁
面部で連接して形成された輪帯レンズと、上記反射傘の
狭くされた開口寸法を覆わないように形成された上記棒
状光源の長手方向に対して集光作用を有する集光レンズ
とを備えたフレネルレンズから形成されるように照射角
可変ストロボ装置を構成したものであり、上記棒状光源
と上記光制御部が接近し、かつ反射傘の開口寸法が狭く
設定された広角側において、上記棒状光源から上記狭い
開口寸法に対応した上記光制御部に入射する光を、集光
レンズの影響を受けることなく凹状シリンドリカルレン
ズによって棒状光源の長手方向に対して拡散させること
ができ、また上記棒状光源と上記光制御部が離反し、か
つ反射傘の開口寸法が広く設定された望遠側において、
集光レンズにより上記広い開口寸法に対応した上記光制
御部に入射し上記凹状シリンドリカルレンズにて拡散さ
れる光を、再び集光できることになる作用を有する。
【0019】本発明の請求項に記載の発明は、少なく
とも反射傘内に配される棒状光源と上記反射傘の前方に
配される光制御部とを備え、上記棒状光源を備えた上記
反射傘と上記光制御部との相対距離あるいは上記反射傘
に対する上記棒状光源の位置を変化させると同時に上記
棒状光源の長手方向における上記反射傘の開口寸法を、
上記棒状光源と光制御部とが接近する時に狭くなるよう
に可変することにより発光照射角度を可変する照射角可
変ストロボ装置であって、光制御部は、上記反射傘の前
方に上記棒状光源側から順に設けられた第1光制御部材
と第2光制御部材とからなり、上記第1光制御部材は、
上記棒状光源と対向する面に上記棒状光源の長手方向に
一致する方向に形成され、上記棒状光源の長手方向に直
交する方向に対して光拡散作用を有する第1凹状シリン
ドリカルレンズを備え、他面に少なくとも1つの頂点を
有し、上記棒状光源から直接あるいは上記反射傘を介し
て供給される光を全ての方向に対して集光する集光作用
を有するレンズ曲面を同心状に細分化してなる複数のレ
ンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接して形成された輪
帯レンズを備えたフレネルレンズからなり、上記第2光
制御部材は、上記輪帯レンズと対向する一面に上記第1
凹状シリンドリカルレンズと直交する方向に形成される
第2凹状シリンドリカルレンズを備え、他面に上記反射
傘の狭くされた開口寸法を覆わないように形成された上
記棒状光源の長手方向に対して集光作用を有する集光レ
ンズとを備えた板状光学部材から形成されるように照射
角可変ストロボ装置を構成したものであり、上記請求項
に記載の発明と同様の作用はもちろん、さらに第1凹
状シリンドリカルレンズにより、上記棒状光源から上記
光制御部に入射する光を上記棒状光源の長手方向に直交
する方向に対して拡散させることができるという作用を
有する。
【0020】本発明の請求項に記載の発明は、請求項
4または5記載の照射角可変ストロボ装置における集光
レンズを、棒状光源の長手方向に対してのみ集光作用を
有するレンズ曲面を上記棒状光源の長手方向に直交する
方向の複数のレンズ曲面部に細分化し、かつこの細分化
した複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接する
ことにより形成される帯レンズにて構成したものであ
り、上記請求項4または5に記載の発明と同様の作用を
有する。
【0021】本発明の請求項に記載の発明は、請求項
ないし記載の照射角可変ストロボ装置における輪帯
レンズを、棒状光源の長手方向の中心を直交して横切る
基準線を中心として対称に形成された第1集光制御部と
第2集光制御部とから構成し、さらに前記第1集光制御
部と第2集光制御部を、各々、1個の頂点およびそれに
連なる輪帯レンズ曲面を有し、前記第1集光制御部の頂
点と第2集光制御部の頂点が広角撮影時における反射傘
の長手方向開口寸法の1/2以下の離間距離を有して配
置されているように構成したものであり、上記請求項
ないしに記載の発明と同様の作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
ないし図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1と図2(a),(b),(c)は
本発明の実施の形態1による照射角可変ストロボ装置の
要部構成を模式的に示した図であり、図1は上記実施の
形態1の要部の略分解斜視図であり、また図2(a)は
図1に示した実施の形態1を組立てた状態における略水
平断面図、同図(b)は同略垂直断面図、同図(c)は
図1中に図番5で示した光制御部の略正面図を夫々示
し、また図中、図10等と同符号のものは同機能要素で
ある。
【0023】本実施の形態1は、図1、図2からも明ら
かなように、反射傘2に対する棒状光源である閃光放電
管3の位置を変化させて発光照射角度を可変する照射角
可変ストロボ装置であると共に、上記反射傘2の前方
に、供給される光を拡散および集光制御する光制御部5
を備えている。本実施の形態1における光制御部5は、
上記反射傘2の前方に閃光放電管3の長手方向に対して
のみ光拡散作用を有する拡散制御部6と、閃光放電管3
から直接あるいは反射傘2を介して供給される光を全て
の方向に対して集光する集光制御部7とを含んで配置さ
れ、具体的には、上記拡散制御部6として、閃光放電管
3と対向する面に閃光放電管3の長手方向に直交する方
向に形成された凹状シリンドリカルレンズを備え、他面
に集光制御部7として、一つの頂点7aを有するレンズ
曲面を同心状に細分化してなる複数のレンズ曲面部の夫
々の間を壁面部で連接してなる輪帯レンズを備えたフレ
ネルレンズとして構成されている。
【0024】なお、図2中に実線で示した閃光放電管3
は、当該放電管3と光制御部5とが離反した位置関係に
ある望遠レンズに対応したいわゆるテレ側状態を示し、
また破線で示した閃光放電管3は、当該放電管3と光制
御部5とが接近した位置関係にある広角レンズに対応し
たいわゆるワイド側状態を示している。よって、閃光放
電管3から直接あるいは反射傘2を介して光制御部5で
あるフレネルレンズに供給される光は、拡散制御部6で
ある凹状シリンドリカルレンズにて閃光放電管3の長手
方向に対して拡散され、さらに集光制御部7である輪帯
レンズにて全方向に対して集光された後に外部に射出さ
れることになる。
【0025】さらに詳細にみてみると、本実施の形態1
においては、閃光放電管3等からの光は、拡散制御部6
である凹状シリンドリカルレンズの凹状面に入射するこ
とになり、このことは、上記凹状面に入射する光に占め
る先に図12においてQ2等で説明した入射角の大きな
光の割合を大幅に減少させることに他ならず、この結
果、冒頭に説明したプリズム作用の発生を大きく制限で
きることになる。
【0026】換言すると、本実施の形態1における上記
拡散制御部6による閃光放電管3等から入射される光を
閃光放電管3の長手方向に拡散する作用は、上記閃光放
電管3等からの光が平面部を介して入射していたフレネ
ルレンズの場合に比して、プリズム作用を事実上無視で
きるくらいまで大きく抑制することになる。このため、
光制御部5であるフレネルレンズに入射する光は、プリ
ズム作用を受けることなく上記光制御部5の外部に射出
されることに、すなわち分光されることなく上記光制御
部5の外部に射出されることになり、この結果、実際の
写真撮影時に得られる写真上に虹むらとして現れること
が防止されることになる。
【0027】以上述べたように、図1、図2(a),
(b),(c)に示した本発明の実施の形態1による照
射角可変ストロボ装置は、棒状光源である閃光放電管3
の長手方向に対してのみ光拡散作用を有する拡散制御部
6と、上記閃光放電管3から直接あるいは反射傘2を介
して供給される光を全ての方向に対して集光する集光作
用を有する集光制御部7とを含んでなる光制御部5を、
反射傘2の前方に配置して照射角可変ストロボ装置を構
成したものであり、上記閃光放電管3から上記光制御部
5に入射しようとする光の入射角を拡散制御部6の作用
により制御することによりプリズム作用を制限すること
ができ、これにより、特に発光部形状を小型化した場合
のワイド側状態時においても虹むらの発生を防止できた
照射角可変ストロボ装置を得ることができる。
【0028】なお、本実施の形態1においては、集光制
御部7として、図2(c)からも明らかなように、一つ
の頂点7aを有するレンズ曲面を同心状に細分化してな
る複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接して形
成された輪帯レンズを採用していたが、例えば図3
(a),(b)に示すように、二つの頂点8a,9aお
よびそれに連なる輪帯レンズ曲面8b,9bを有する第
1集光制御部8と第2集光制御部9とからなる輪帯レン
ズを採用しても良いことはもちろんである。
【0029】なお、かかる第1集光制御部8と第2集光
制御部9は、図3(a),(b)からも明らかなよう
に、棒状光源である閃光放電管3の長手方向の中心を同
方向に直交して横切る、すなわち反射傘2の開口の長手
方向における中心線である基準線Rを中心として対称に
設けられ、また夫々の頂点8a,9aは、反射傘2開口
の短手方向の中心線である基準線R1上で、かつ広角撮
影時における反射傘2の長手方向の開口寸法、本実施の
形態1の場合には発光照射角度の可変を反射傘2に対す
る棒状光源である閃光放電管3の位置を変化させて行う
ものであることから図2(a)中に符号Hで示した反射
傘2自体の長手方向の開口寸法となる長手方向開口寸法
の1/2以下の離間距離、好ましくは上記開口寸法Hを
1として0.2〜0.4の範囲の離間距離を有して配置
されている。
【0030】さらに、図3(a)の輪帯レンズ曲面8
b,9bは、等しい集光特性を有する例えば非球面レン
ズ曲面にて形成されているのに対し、同図(b)の輪帯
レンズ曲面8b,9bは、図中に異なる角度の破線を施
したように、第1集光特性を有すると共に頂点8a,9
aを含む第1光学部8A、9Aと、この第1光学部8
A,9Aに連接して設けられると共に第1集光特性とは
異なる第2集光特性を有する第2光学部8B,9Bと
が、例えば非球面レンズ曲面にて形成されることにより
構成されている。
【0031】かかる場合、前述した場合と同様に、プリ
ズム作用の発生を抑制でき、よって虹むらの発生を防止
できる作用、効果を期待できると共に、集光制御部7を
構成する輪帯レンズの頂点を二つにしたことにより、広
角撮影時により広い発光照射角度を設定することができ
る作用を期待できることが確認できている。 (実施の形態2)図4および図5(a),(b)は、本
発明の実施の形態2による照射角可変ストロボ装置の要
部構成を模式的に示した図であり、図4は上記実施の形
態2の要部の略分解斜視図であり、また図5(a)は図
4に示した実施の形態2を組立てた状態における略水平
断面図、同図(b)は同略垂直断面図を夫々示し、また
図中、図1と同符号のものは同機能要素である。
【0032】本実施の形態2は、図4等からも明らかで
はあるが、先の実施の形態1と同様に反射傘2に対する
棒状光源である閃光放電管3の位置を変化させて発光照
射角度を可変する照射角可変ストロボ装置であると共
に、上記反射傘2の前方に、供給される光を拡散および
集光制御する光制御部5を備えている。本実施の形態2
における光制御部5は、反射傘2の前方に閃光放電管3
側から順に配置された第1光制御部材10と第2光制御
部材11とからなり、さらに上記第1光制御部材10
は、上記閃光放電管3と対向する面に上記閃光放電管3
の長手方向に一致する方向に形成され、上記閃光放電管
3の長手方向に直交する方向に対して光拡散作用を有す
る第1凹状シリンドリカルレンズ10aを備え、他面に
少なくとも一つの頂点を有し、上記閃光放電管3から直
接あるいは上記反射傘2を介して供給される光を全ての
方向に対して集光する集光作用を有するレンズ曲面を同
心状に細分化してなる複数のレンズ曲面部の夫々の間を
壁面部で連接して形成した輪帯レンズ10bを備えたフ
レネルレンズから形成され、また上記第2光制御部材1
1は、上記輪帯レンズ10bと対向する一面に上記第1
凹状シリンドリカルレンズ10aと直交する方向に形成
される第2凹状シリンドリカルレンズ11aを備えた板
状部材から形成されている。
【0033】よって、閃光放電管3から直接あるいは反
射傘2を介して光制御部5を構成する第1、第2光制御
部材10、11であるフレネルレンズおよび板状部材に
供給される光は、第1凹状シリンドリカルレンズ10a
にて閃光放電管3の長手方向に直交する方向に対して拡
散され、さらに輪帯レンズ10bにて全方向に対して集
光され、次いで第2凹状シリンドリカルレンズ11aに
て閃光放電管3の長手方向に対して拡散された後に外部
に射出されることになる。
【0034】すなわち、本実施の形態2においても先の
実施の形態1と同様に、閃光放電管3等からの光は、閃
光放電管3の長手方向に対して拡散作用を有する第2凹
状シリンドリカルレンズ11aの凹状面に入射すること
になることから、冒頭に説明したプリズム作用の発生を
事実上無視できる程度まで制限できることになる。この
ため、光制御部5を構成する第1、第2光制御部材1
0、11に入射した光は、先の実施の形態1と同様、プ
リズム作用を受けることなく上記光制御部5の外部に射
出されることに、すなわち分光されることなく上記光制
御部5の外部に射出されることになり、この結果、先の
実施の形態1と同様、特に発光部形状を小型化した場合
のワイド側状態時においても実際の写真撮影時に得られ
る写真上に虹むらとして現れることが防止されることに
なる。
【0035】また、光制御部5を先の実施の形態1とは
異なり、フレネルレンズ,板状部材で形成される第1、
第2光制御部材10、11に分離して3種の光制御作用
部を形成したことから、上述したプリズム作用の抑制に
加えて、当該第1、第2光制御部材10、11からなる
光制御部5を介して外部に射出されることになる光の配
光特性の内、特に閃光放電管3の長手方向に直交する方
向の配光特性を滑らかに制御できることになり、これに
より実写時の同方向における輝度むらの発生する可能性
を低減できることも本願出願人により確認できている。
【0036】なお、本実施の形態2における第1光制御
部材10を形成するフレネルレンズの輪帯レンズ10b
として、先の実施の形態1で説明した図2(c)に示し
たような輪帯レンズ、もしくは図3(a),(b)で説
明したような輪帯レンズを採用できることはもちろんで
あり、特に図3(a),(b)に示したような輪帯レン
ズを採用した場合、先にも説明したように、プリズム作
用の発生を抑制して虹むらの発生を防止できると共に広
角撮影時により広い発光照射角度を設定することができ
ることになる。
【0037】(実施の形態3)図6および図7(a),
(b)は本発明の実施の形態3による照射角可変ストロ
ボ装置の要部構成を模式的に示した図であり、図6は上
記実施の形態3の要部の略分解斜視図、図7(a)は図
6に示した実施の形態3を組立てた状態における略水平
断面図、同図(b)は同図(a)中に図番5で示した光
制御部の略正面図を夫々示し、図中、図1等と同符号の
ものは同機能要素である。
【0038】本実施の形態3は、特に図7(a)からも
明らかなように、反射傘2の前方に、供給される光を拡
散および集光制御する光制御部5を備えていると共に、
発光照射角度の可変を、上記反射傘2に対する棒状光源
である閃光放電管3の位置を変化させると同時に上記閃
光放電管3の長手方向における上記反射傘2の開口寸法
を、上記閃光放電管3と光制御部5とが接近する時に狭
くなるように可変することにより行う照射角可変ストロ
ボ装置である。
【0039】すなわち、本実施の形態3は、図7(a)
中に符号12で示した反射傘2の閃光放電管3の長手方
向両端部に位置する一対の側方反射部の一部12aを閃
光放電管3の移動に応答して、例えば反射傘2の底面部
の適宜点を支点0として移動できるようになし、その開
口寸法を、図7(a)中に実線で示した閃光放電管3と
光制御部5とが離反しているテレ側状態に対応した最も
広い開口寸法H1を設定する状態から、同図中に破線で
示した閃光放電管3と光制御部5とが接近しているワイ
ド側状態に対応した最も狭い開口寸法H2を設定する状
態までの間で可変できるように構成した例である。
【0040】また、本実施の形態3における光制御部5
は、閃光放電管3と対向する面に上記閃光放電管3の長
手方向に対してのみ光拡散作用を有する凹状シリンドリ
カルレンズ13を備え、また他面の反射傘2の狭くされ
た開口寸法H2を覆う中央領域に、一つの頂点14aを
有し供給される光を全ての方向に対して集光する集光作
用を有する輪帯レンズ14を、同面の上記中央領域以外
の端部領域に上記輪帯レンズ14とは異なる集光特性を
有する集光レンズ15を備えたフレネルレンズから形成
され、反射傘2の前方に配置されている。
【0041】加えて集光レンズ15は、本実施の形態3
においては、例えば上記輪帯レンズ14の集光特性より
強く、かつ上記閃光放電管3の長手方向に対してのみ集
光作用を有するレンズ曲面を、上記閃光放電管3の長手
方向に直交する方向の複数のレンズ曲面部に細分化し、
かつ上記複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接
して形成した帯レンズにて構成している。
【0042】本実施の形態3は、以上のように構成され
ることから、閃光放電管3と光制御部5が接近し、かつ
反射傘2の開口寸法が狭い寸法H2に設定されたワイド
側状態においては、上記閃光放電管3から直接あるいは
上記反射傘2を介して上記光制御部5であるフレネルレ
ンズに供給される光は、上記凹状シリンドリカルレンズ
13にて閃光放電管3の長手方向に対して拡散され、さ
らに集光レンズ15の影響を受けることなく輪帯レンズ
14にて全方向に対して集光された後に外部に射出され
ることになる。
【0043】一方、閃光放電管3と光制御部5が離反
し、かつ反射傘2の開口寸法が広い寸法H1に設定され
たテレ側状態においては、上記閃光放電管3から直接あ
るいは上記反射傘2を介して上記光制御部5であるフレ
ネルレンズに供給される光は、上記凹状シリンドリカル
レンズ13にて閃光放電管3の長手方向に対して拡散さ
れ、さらに輪帯レンズ14および集光レンズ15にて全
方向および上記閃光放電管3の長手方向に対して集光さ
れた後に外部に射出されることになる。
【0044】したがって、本発明の実施の形態3も先の
実施の形態1等と同様、ワイド側状態においては、閃光
放電管3等から光制御部5に入射する光は凹状シリンド
リカルレンズ13の凹状面に入射し、よってフレネルレ
ンズにおける大きなプリズム作用を受けることなく上記
光制御部5の外部に射出される、すなわち分光されるこ
となく上記光制御部5の外部に射出されることになり、
この結果、発光部形状を小型化した場合のワイド側状態
時においても実際の写真撮影によって得られる写真上に
おける虹むらの発生を防止できることになる。
【0045】さらに、テレ側状態においては、集光レン
ズ15により閃光放電管3から直接あるいは反射傘2を
介して凹状シリンドリカルレンズ13の端部領域に供給
されて拡散された光を特に閃光放電管3の長手方向に対
して集光することから、一般的な輪帯レンズのみを形成
していた実施の形態1の装置に比して、上記凹状シリン
ドリカルレンズ13の端部領域に供給される光を、集光
不足を生じることなくより良好な集光特性にて外部に射
出できることになる。
【0046】なお、本実施の形態3における輪帯レンズ
14として図3(a),(b)で説明した輪帯レンズ、
すなわち、ワイド側状態時における反射傘2の長手方向
の開口寸法である狭い寸法H2の1/2以下の離間距
離、より好ましくは上記開口寸法H2を1として0.2
〜0.4の範囲の離間距離を有して配置される二つの頂
点、およびそれに連なる輪帯レンズ曲面を有する輪帯レ
ンズを採用できることはもちろんであり、その場合、先
の実施の形態1の場合と同様、プリズム作用の発生を抑
制して虹むらの発生を防止できると共に広角撮影時によ
り広い発光照射角度を設定することができることにな
る。
【0047】また、集光レンズ15についても、本実施
の形態3においては帯レンズを採用しているが、かかる
帯レンズに限定されることはなく、例えば反射傘2の狭
くされた開口寸法H2を覆う中央領域に形成した輪帯レ
ンズ14より強い集光特性を有する輪帯レンズを、上記
中央領域以外の端部領域に形成することにより集光レン
ズ15を構成できることはいうまでもない。
【0048】(実施の形態4)図8および図9(a),
(b),(c)は、本発明の実施の形態4による照射角
可変ストロボ装置の要部構成を模式的に示した図であ
り、図8は上記実施の形態4の要部の略分解斜視図、図
9(a)は図8に示した実施の形態4を組立てた状態に
おける略水平断面図、同図(b)は図8中に図番16で
示した第1光制御部材の略正面図、同図(c)は図8中
に図番17で示した第2光制御部材の略正面図を夫々示
し、図中、図4等と同符号のものは同機能要素である。
【0049】本実施の形態4は、特に図9(a)からも
明らかなように、先の実施の形態3と同様に、反射傘2
の前方に、供給される光を拡散および集光制御する光制
御部5を備えていると共に、発光照射角度の可変を、上
記反射傘2に対する棒状光源である閃光放電管3の位置
を変化させると同時に上記閃光放電管3の長手方向にお
ける上記反射傘2の開口寸法を、上記閃光放電管3と光
制御部5とが接近する時に狭くなるように可変すること
により行う照射角可変ストロボ装置である。
【0050】本実施の形態4における光制御部5は、図
8等に図示しているように、反射傘2の前方に閃光放電
管3側から順に配置された第1光制御部材16と第2光
制御部材17とから形成されている。第1光制御部材1
6は、閃光放電管3と対向する面に上記閃光放電管3の
長手方向に一致する方向に形成され、上記閃光放電管3
の長手方向に直交する方向に対して光拡散作用を有する
第1凹状シリンドリカルレンズ16aを備え、他面に先
に図3(a)に示したような二つの頂点16ba,16
baを有し、上記閃光放電管3から直接あるいは上記反
射傘2を介して供給される光を全ての方向に対して集光
する集光作用を有するレンズ曲面を同心状に細分化して
なる複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連接して
形成した輪帯レンズ16bを備えたフレネルレンズから
形成されている。
【0051】第2光制御部材17は、輪帯レンズ16b
と対向する一面に上記第1凹状シリンドリカルレンズ1
6aと直交する方向に形成される第2凹状シリンドリカ
ルレンズ17aを備え、他面に上記反射傘2の狭くされ
た開口寸法H2を覆わないように形成され、かつ上記輪
帯レンズ16bとは異なる集光作用を有する集光レンズ
17bを備えた板状光学部材から形成されている。
【0052】集光レンズ17bは、本実施の形態4にお
いても先の実施の形態3と同様、例えば上記輪帯レンズ
16bの集光特性より強く、かつ上記閃光放電管3の長
手方向に対してのみ集光作用を有するレンズ曲面を、上
記閃光放電管3の長手方向に直交する方向の複数のレン
ズ曲面部に細分化し、かつ上記複数のレンズ曲面部の夫
々の間を壁面部で連接して形成した帯レンズにて構成し
ている。
【0053】本実施の形態4は、以上のように構成され
ることから、閃光放電管3と光制御部5が接近し、かつ
反射傘2の開口寸法が狭い寸法H2に設定されたワイド
側状態においては、上記閃光放電管3から直接あるいは
上記反射傘2を介して上記光制御部5を構成する第1、
第2光制御部材16、17であるフレネルレンズおよび
板状光学部材に供給される光は、第1凹状シリンドリカ
ルレンズ16aにて閃光放電管3の長手方向に直交する
方向に対して拡散され、さらに輪帯レンズ16bにて全
方向に対して集光され、次いで集光レンズ17bの影響
を受けることなく第2凹状シリンドリカルレンズ17a
にて閃光放電管3の長手方向に対して拡散された後に外
部に射出されることになる。
【0054】一方、閃光放電管3と光制御部5が離反
し、かつ反射傘2の開口寸法が広い寸法H1に設定され
たテレ側状態においては、上記閃光放電管3から直接あ
るいは上記反射傘2を介して上記光制御部5を構成する
第1、第2光制御部材16、17であるフレネルレンズ
および板状光学部材に供給される光は、第1凹状シリン
ドリカルレンズ16aにて閃光放電管3の長手方向に直
交する方向に対して拡散され、さらに輪帯レンズ16b
にて全方向に対して集光され、次いで第2凹状シリンド
リカルレンズ17aにて閃光放電管3の長手方向に対し
て拡散されて外部に、あるいは拡散された光の内の反射
傘2の狭くされた開口寸法H2を覆わない領域内の光に
ついては集光レンズ17bにて上記閃光放電管3の長手
方向に対して集光された後に外部に射出されることにな
る。
【0055】すなわち、本実施の形態4においても先の
実施の形態2と同様に、閃光放電管3等からの光は、フ
レネルレンズの第1凹状シリンドリカルレンズ16aお
よび輪帯レンズ16bを介して板状光学部材の第2凹状
シリンドリカルレンズ17aの凹状面に入射し、よって
フレネルレンズにおける大きなプリズム作用を受けるこ
となく、すなわち分光されることなく外部に射出され、
この結果発光部形状を小型化した場合のワイド側状態時
においても実際の写真撮影によって得られる写真上にお
ける虹むらの発生を防止できることになる。
【0056】また、テレ側状態においては、集光レンズ
17bにより閃光放電管3から直接あるいは反射傘2を
介して反射傘2の狭くされた開口寸法H2を覆わない領
域内に供給される光を特に閃光放電管3の長手方向に対
して集光することから、一般的な輪帯レンズのみを形成
していた実施の形態2の装置に比して、先の光を集光不
足を生じることなくより良好な集光特性にて外部に射出
できることになる。
【0057】さらに、光制御部5を先の実施の形態3と
は異なり、フレネルレンズおよび板状光学部材で形成さ
れる第1、第2光制御部材16、17に分離して3種の
光制御作用部を形成したことから、上述したプリズム作
用の抑制等に加えて、当該第1、第2光制御部材16、
17からなる光制御部5を介して外部に射出されること
になる光の配光特性の内、特に閃光放電管3の長手方向
に直交する方向の配光特性を滑らかに制御できることに
なり、これにより実写時の同方向における輝度むらの発
生する可能性を低減できることも本願出願人により確認
できている。
【0058】なお、本実施の形態4は、第1光制御部材
16を形成する第1フレネルレンズの輪帯レンズ16b
として二つの頂点16ba,16baおよびそれに連な
る輪帯レンズ曲面を有する輪帯レンズを採用していた
が、例えば図2(c)あるいは図3(b)で説明したよ
うな輪帯レンズを採用できることはもちろんである。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、反射傘の
前方に備えられ、供給される光を拡散あるいは集光する
光制御部を、少なくとも棒状光源の長手方向に対しての
み光拡散作用を有する拡散制御部と供給される光を全て
の方向に対して集光する集光制御部とを含んで構成し、
上記棒状光源からの射出光を上記棒状光源の長手方向に
対して拡散できるように照射角可変ストロボ装置を構成
したことから、上記棒状光源と上記光制御部とが接近し
た場合においても上記光制御部におけるプリズム作用を
抑制・制限することができ、この結果、特に発光部形状
を小型化した場合のワイド側状態においても上記光制御
部のプリズム作用に基づく虹むらの発生を防止できた照
射角可変ストロボ装置を提供できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照射角可変ストロボ装置の実施の
形態1の要部の略分解斜視図
【図2】(a)図1に示した実施の形態1を組立てた状
態における略水平断面図 (b)図1に示した実施の形態1を組立てた状態におけ
る略垂直断面図 (c)図1中に図番5で示した光制御部の略正面図
【図3】(a)図1中に図番7で示した集光制御部の他
例を示す略正面図 (b)図1中に図番7で示した集光制御部のさらに別の
例を示す略正面図
【図4】本発明による照射角可変ストロボ装置の実施の
形態2の要部の略分解斜視図
【図5】(a)図4に示した実施の形態2を組立てた状
態における略水平断面図 (b)図4に示した実施の形態2を組立てた状態におけ
る略垂直断面図
【図6】本発明による照射角可変ストロボ装置の実施の
形態3の要部の略分解斜視図
【図7】(a)図6に示した実施の形態3を組立てた状
態における略水平断面図 (b)図6中に図番5で示した光制御部の略正面図
【図8】本発明による照射角可変ストロボ装置の実施の
形態4の要部の略分解斜視図
【図9】(a)図8に示した実施の形態4を組立てた状
態における略水平断面図 (b)図8中に図番16で示した第1光制御部材の略正
面図 (c)図8中に図番17で示した第2光制御部材の略正
面図
【図10】従来より周知の照射角可変ストロボ装置の要
部略構成図
【図11】(a)特公昭62−51453号公報に開示
された装置の要部のワイド側状態を示す要部略構成図 (b)特公昭62−51453号公報に開示された装置
の要部のテレ側状態を示す要部略構成図
【図12】棒状光源からフレネルレンズに入射する光、
および通過した光の状態例等を示す構成図
【符号の説明】 2 反射傘 3 閃光放電管 5 光制御部 6 拡散制御部 7 集光制御部 8 第1集光制御部 9 第2集光制御部 10 第1光制御部材 11 第2光制御部材 12 側方反射部 13 凹状シリンドリカルレンズ 14 輪帯レンズ 15 集光レンズ 16 第1光制御部材 17 第2光制御部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−98034(JP,A) 特開 平6−301085(JP,A) 特開 昭62−94834(JP,A) 実開 昭59−73728(JP,U) 実開 昭47−5643(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/05

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも反射傘内に配される棒状光源と
    前記反射傘の前方に配される光制御部とを備え、前記棒
    状光源を備えた前記反射傘と前記光制御部との相対距離
    あるいは前記反射傘に対する前記棒状光源の位置を変化
    させて発光照射角度を可変する照射角可変ストロボ装置
    であって、前記光制御部は、前記棒状光源と対向する面
    前記棒状光源の長手方向に直交する方向に形成された
    凹状シリンドリカルレンズからなり前記棒状光源の長手
    方向にのみ光拡散作用を有する拡散制御部と、他面に少
    なくとも一つの頂点を有するレンズ曲面を同心状に細分
    化してなる複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連
    接して形成された輪帯レンズからなり前記棒状光源から
    直接あるいは前記反射傘を介して供給される光を全ての
    方向に対して集光する集光作用を有する集光制御部とを
    含んでなる照射角可変ストロボ装置。
  2. 【請求項2】輪帯レンズは、棒状光源の長手方向の中心
    を直交して横切る基準線を中心として対称に形成された
    第1集光制御部と第2集光制御部とからなり、前記第1
    集光制御部と第2集光制御部は、各々、1個の頂点およ
    びそれに連なる輪帯レンズ曲面を有し、前記第1集光制
    御部の頂点と第2集光制御部の頂点は広角撮影時におけ
    る反射傘の長手方向開口寸法の1/2以下の離間距離を
    有して配置されている請求項1記載の照射角可変ストロ
    ボ装置。
  3. 【請求項3】少なくとも反射傘内に配される棒状光源と
    前記反射傘の前方に配される光制御部とを備え、前記棒
    状光源を備えた前記反射傘と前記光制御部との相対距離
    あるいは前記反射傘に対する前記棒状光源の位置を変化
    させて発光照射角度を可変する照射角可変ストロボ装置
    であって、光制御部は、前記反射傘の前方に前記棒状光
    源側から順に設けられた第1光制御部材と第2光制御部
    材とからなり、前記第1光制御部材は、前記棒状光源と
    対向する面に前記棒状光源の長手方向に一致する方向に
    形成され、前記棒状光源の長手方向に直交する方向に対
    して光拡散作用を有する第1凹状シリンドリカルレンズ
    を備え、他面に少なくとも1つの頂点を有し、前記棒状
    光源から直接あるいは前記反射傘を介して供給される光
    を全ての方向に対して集光する集光作用を有するレンズ
    曲面を同心状に細分化してなる複数のレンズ曲面部の夫
    々の間を壁面部で連接して形成された輪帯レ ンズを備え
    たフレネルレンズからなり、前記第2光制御部材は、前
    記輪帯レンズと対向する一面に前記第1凹状シリンドリ
    カルレンズと直交する方向に形成される第2凹状シリン
    ドリカルレンズを備えた板状部材からなる照射角可変ス
    トロボ装置。
  4. 【請求項4】少なくとも反射傘内に配される棒状光源と
    前記反射傘の前方に配される光制御部とを備え、前記棒
    状光源を備えた前記反射傘と前記光制御部との相対距離
    あるいは前記反射傘に対する前記棒状光源の位置を変化
    させると同時に前記棒状光源の長手方向における前記反
    射傘の開口寸法を、前記棒状光源と光制御部とが接近す
    る時に狭くなるように可変することにより発光照射角度
    を可変する照射角可変ストロボ装置であって、前記光制
    御部は、前記棒状光源と対向する面に前記棒状光源の長
    手方向に直交する方向に形成され、前記棒状光源の長手
    方向に対してのみ光拡散作用を有する凹状シリンドリカ
    ルレンズを備え、他面に少なくとも1つの頂点を有し、
    前記棒状光源から直接あるいは前記反射傘を介して供給
    される光を全ての方向に対して集光する集光作用を有す
    るレンズ曲面を同心状に細分化してなる複数のレンズ曲
    面部の夫々の間を壁面部で連接して形成された輪帯レン
    ズと、前記狭くされた開口寸法を覆わないように形成さ
    れた前記棒状光源の長手方向に対して集光作用を有する
    集光レンズとを備えたフレネルレンズからなる照射角可
    変ストロボ装置。
  5. 【請求項5】少なくとも反射傘内に配される棒状光源と
    前記反射傘の前方に配される光制御部とを備え、前記棒
    状光源を備えた前記反射傘と前記光制御部との相対距離
    あるいは前記反射傘に対する前記棒状光源の位置を変化
    させると同時に前記棒状光源の長手方向における前記反
    射傘の開口寸法を、前記棒状光源と光制御部とが接近す
    る時に狭くなるように可変することにより発光照射角度
    を可変する照射角可変ストロボ装置であって、光制御部
    は、前記反射傘の前方に前記棒状光源側から順に設けら
    れた第1光制御部材と第2光制御部材とからなり、前記
    第1光制御部材は、前記棒状光源と対向する面に前記棒
    状光源の長手方向に一致する方向に形成され、前記棒状
    光源の長手方向に直交する方向に対して光拡散作用を有
    する第1凹状シリンドリカルレンズを備え、他面に少な
    くとも1つの頂点を有し、前記棒状光源から直接あるい
    は前記反射傘を介して供給される光を全ての 方向に対し
    て集光する集光作用を有するレンズ曲面を同心状に細分
    化してなる複数のレンズ曲面部の夫々の間を壁面部で連
    接して形成された輪帯レンズを備えたフレネルレンズか
    らなり、前記第2光制御部材は、前記輪帯レンズと対向
    する一面に前記第1凹状シリンドリカルレンズと直交す
    る方向に形成される第2凹状シリンドリカルレンズを備
    え、他面に前記狭くされた開口寸法を覆わないように形
    成された前記棒状光源の長手方向に対して集光作用を有
    する集光レンズとを備えた板状光学部材からなる照射角
    可変ストロボ装置。
  6. 【請求項6】集光レンズは、棒状光源の長手方向に対し
    てのみ集光作用を有するレンズ曲面を前記棒状光源の長
    手方向に直交する方向の複数のレンズ曲面部に細分化
    し、かつこの細分化した複数のレンズ曲面部の夫々の間
    を壁面部で連接することにより形成される帯レンズから
    なる請求項4または5記載の照射角可変ストロボ装置。
  7. 【請求項7】輪帯レンズは、棒状光源の長手方向の中心
    を直交して横切る基準線を中心として対称に形成された
    第1集光制御部と第2集光制御部とからなり、前記第1
    集光制御部と第2集光制御部は、各々、1個の頂点およ
    びそれに連なる輪帯レンズ曲面を有し、前記第1集光制
    御部の頂点と第2集光制御部の頂点は広角撮影時におけ
    る反射傘の長手方向開口寸法の1/2以下の離間距離を
    有して配置されている請求項3ないし6記載の照射角可
    変ストロボ装置。
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