JP2006215136A - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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康隆 田中
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Abstract

【課題】電源投入後に映像の画面表示が素早く、且つより簡易な構造の投射型映像表示装置を提供する。
【解決手段】 第1の光源1と、DMD4と、拡大投影する光学レンズとを備えるプロジェクタ100に、第1の光源1よりも点灯応答性のよい第2の光源2と、第1の光源1と第2の光源2との間に配置される回動可能なミラー3と、電源投入時に、第2の光源2から照射される光をDMD4に入射させるとともに、第1の光源1の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は第1の光源1に印加される電圧が所定電圧に達した後に、第1の光源1が点灯したと判断し、第1の光源1から照射される光をDMD4に入射させるようにミラー3を回動させ、第2の光源2を消灯する光源切替手段(CPU11,光源切替プログラム13a)と、投影画面を小さくする、光路Xの内と外とに出し入れ可能な集光レンズ7と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、投射型映像表示装置に関する。
従来、光源から照射された光をDMD等の表示デバイスにより変調した後、光学レンズを通してスクリーン上に投射することによって映像を表示するプロジェクタなどの投射型映像表示装置が知られている。
このような投射型映像表示装置における光源は、高輝度であるものの点灯するのに時間がかかるため、電源を入れてから実際に映像が表示されるまでに時間がかかってしまっていた。
このような問題を解決するため、光源として、高輝度だが点灯に時間がかかる第1の光源と輝度は低いが瞬時に点灯する第2の光源の二つの光源を反射鏡により同時に照射する投射型映像表示装置が知られている(特許文献1)。
また、投射型映像表示装置として、対向して配置された光源と予備光源との間に回動式反射ミラーを設け、光源が切れたことを検知して反射ミラーを回動させることにより、予備の光源に自動的に切り替えるものも知られている(特許文献2)。
特開平1−270038号公報 特開平3−050540号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明のように、電源投入時に二つの光源を同時に照射することとすると、第1の光源と第2の光源とを反射鏡の供役点に配置しないと効率が悪くなるため、配置位置の位置決めが難しいという問題がある。また、特許文献2に記載の発明では、投射型映像表示装置の電源を入れる際の光源が点灯するのに時間がかかることを解決することはできない。
本発明の課題は、電源投入後に映像の画面表示が素早く、且つより簡易な構造の投射型映像表示装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、第1の光源と、前記第1の光源から照射された光を変調する光学変調素子と、前記光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する光学レンズとを備える投射型映像表示装置において、電源投入時に前記第1の光源よりも点灯応答性のよい第2の光源と、前記第1の光源と前記第2の光源との間に配置される回動可能なミラーと、電源投入時に、前記第2の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるとともに、前記第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は前記第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、前記第1の光源が点灯したと判断して、前記第1の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるように前記ミラーを回動させる光源切替手段と、前記光学レンズにより投影される画面の大きさを小さくし、前記第1の光源から照射される光および前記第2の光源から照射されて前記ミラーに反射される光の光路の内と外とに出し入れ可能な集光レンズと、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、第1の光源と、前記第1の光源から照射された光を変調する光学変調素子と、前記光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する光学レンズとを備える投射型映像表示装置において、電源投入時に前記第1の光源よりも点灯応答
性のよい第2の光源と、前記第1の光源と前記第2の光源との間に配置される回動可能なミラーと、電源投入時に、前記第2の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるとともに、前記第1の光源が点灯したときに、前記第1の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるように前記ミラーを回動させる光源切替手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の投射型映像表示装置であって、前記光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する前記光学レンズにより投影される画面の大きさを小さくする光学機構を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の投射型映像表示装置であって、前記光学機構は、前記第1の光源から照射される光および前記第2の光源から照射されて前記ミラーに反射される光の光路の内と外とに出し入れ可能な集光レンズにより構成されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の投射型映像表示装置であって、前記第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は前記第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、前記第1の光源が点灯したと判断することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、光源切替手段により、電源投入時に、点灯応答性のよい第2の光源から照射される光を光学変調素子に入射させるとともに、第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、第1の光源が点灯したと判断して、第1の光源から照射される光を光学変調素子に入射させるようにミラーを回動させるので、電源投入後であって第1の光源が十分点灯していない場合であっても、点灯応答性のよい第2の光源から照射される光が光学変調素子に入射されることとなって、電源投入後、素早く映像を画面表示できる。
また、第2の光源から第1の光源への切替は、ミラーの回動のみにより行えるので、より簡易な構造の投射型映像表示装置を提供することができる。
また、出し入れ可能な集光レンズにより、光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する光学レンズにより投影される画面の大きさを小さくするので、第2の光源から照射される光が弱い場合であっても、画面の大きさを小さくおさえて、画面を明るく表示するように調節することができる。
また、光源切替手段により、第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、第1の光源が点灯したと判断されるので、第1の光源が十分明るく点灯したか否かをより確実に判断できることとなって、より適切に第2の光源から第1の光源への切替を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、光源切替手段により、電源投入時に、点灯応答性の良い第2の光源から照射される光を光学変調素子に入射させるとともに、第1の光源が点灯したときに、第1の光源から照射される光を光学変調素子に入射させるようにミラーを回動させるので、電源投入後であって第1の光源が十分点灯していない場合であっても、点灯応答性のよい第2の光源から照射される光が光学変調素子に入射されることとなって、電源投入後、素早く映像を画面表示できる。
また、第2の光源から第1の光源への切替は、ミラーの回動のみにより行えるので、より簡易な構造の投射型映像表示装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、光学機構により、光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影
する光学レンズにより投影される画面の大きさを小さくするので、第2の光源から照射される光が弱い場合であっても、画面の大きさを小さくおさえて、画面を明るく表示するように調節することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、光学機構が、第1の光源から照射される光および第2の光源から照射されてミラーに反射される光の光路の内と外とに出し入れ可能な集光レンズにより構成されるので、光学機構を簡易な構造で構成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、光源切替手段により、第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、第1の光源が点灯したと判断されるので、第1の光源が十分明るく点灯したか否かをより確実に判断できることとなって、より適切に第2の光源から第1の光源への切替を行うことができる。
以下、図を参照して本発明に係る投射型映像表示装置を実施するための最良の形態を詳細に説明する。本実施形態では、投射型映像表示装置としてプロジェクタ100を例示して説明する。なお、本発明に係る投射型映像表示装置は、プロジェクタ100に限定されるものではない。
<プロジェクタの光学系>
本実施形態に係るプロジェクタ100の光学系9の概略を、図1に示す。
プロジェクタ100の光学系9は、図1に示すように、第1の光源1と、第2の光源2と、第1の光源1と第2の光源2との間に配置される回動可能なミラー3と、第1の光源1又は第2の光源2から照射される光を変調するDMD(digital micromirror device)4と、第1の光源1及び第2の光源2とDMD4との間に配置されるカラーホイール5と、DMD4により変調された光を集光してスクリーン8に拡大投影する光学レンズ6と、DMD4と光学レンズ6との間に出し入れ可能に配置される集光レンズ7等を備えて構成される。
第1の光源1は、例えば、メタルハライドランプや超高圧水銀ランプ等の点灯応答性は良くないが、高輝度,高効率な光源ランプ等から構成される。
第2の光源2は、例えば、白熱灯やハロゲンランプ等の点灯応答性は良いが、低輝度、低効率な光源ランプ等から構成される。また、第2の光源2は、第1の光源1から照射される光の光路Xに対して略垂直に光を照射するように配置される。
ミラー3は、第1の光源1と第2の光源2との間に回動可能に配置されている。そして、ミラー3は、例えば、プロジェクタ100の電源(図示省略)が投入された際に、第1の光源1からの照射光を遮るとともに、第2の光源2からの照射光がカラーホイール5及びDMD4に入射させるような角度(以下、初期角度)になっており、初期角度から、例えば、時計回りに回動することにより第1の光源1からの照射光がカラーホイール5及びDMD4に入射させるとともに、第2の光源2からの照射光を遮るようになる。
より具体的には、ミラー3には、例えば、付勢ばね(図示省略)と、ミラー用モータ15(後述)に接続されたギア(図示省略)等が取り付けられている。そして、ミラー3は、付勢ばねにより付勢されて初期角度となっている状態から、ミラー用モータ15が回転することにより、第1の光源1からの照射光がカラーホイール5及びDMD4に入射させるとともに、第2の光源2からの照射光を遮るように回動するようになっている。
DMD4は、第1の光源1から照射される光および第2の光源2から照射されてミラー3に反射される光の光路X(以下、光学系9の光路Xという。)上に配置され、当該第1の光源1又は第2の光源2からの照射光を画像情報に応じて変調することにより光学像を形成する光学変調素子として機能する。なお、本発明に係る光学変調素子は、DMD4に限定されるものではなく、液晶等の光学素子により構成されても良い。
カラーホイール5は、光学系9の光路X上に配置され、第1の光源1又は第2の光源2から照射される光を、R(赤),G(緑),B(青)の何れかの単色光に切り替える回転式の分割カラーフィルタである。カラーホイール5には、同期回路(図示省略)が接続されており、この同期回路によりカラーホイール5は回転制御されるように構成されている。
光学レンズ6は、ズームレンズ(図示省略)等により構成され、DMD4によって変調された光(光学像)を集光してスクリーン8に拡大投影する。
集光レンズ7は、光学機構として、光学レンズ6とDMD4との間の光学系9の光路Xの内と外とに出し入れ可能に配置され、光学レンズ6により投影される画面の大きさを小さくする。
集光レンズ7は、当該集光レンズ7を支持するとともに移動させる移動機構部16(後述)に取り付けられ、当該移動機構部16が後述するCPU11により制御されて、集光レンズ7の移動が制御される。
<プロジェクタの光源点灯動作に係る主要構成>
図2に、本実施形態に係るプロジェクタ100の光源点灯動作に係る主要構成を示す。プロジェクタ100は、上述の光学系9を構成するものの他に、CPU(Central Processing Unit)11,RAM(Random Access Memory)12,記憶部13,ランプ信号
出力部14,ミラー用モータ15,集光レンズ7を移動させる移動機構部16、第1の光源1および第2の光源2を点灯させる光源駆動部17等を備えて構成される。
CPU11は、記憶部13に格納された各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。より具体的には、CPU11は、例えば、プロジェクタ100の電源が投入されてから第1の光源1が十分明るく点灯するまでの間において、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させて光学系9の光路X上に位置させるとともに、第1の光源1が十分明るく点灯した後において、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させて光学系9の光路X上から出し、ミラー用モータ15を駆動してミラー3を回動させ、第1の光源1から照射される光をカラーホイール5及びDMD4に入射させるとともに第2の光源2を消灯するという、プロジェクタ100全体の制御を行う。
RAM12は、CPU11により実行された処理プログラム等を、RAM12内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をワークエリアに格納する。
記憶部13は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。記憶部13は、例えば、図2に示すように、光源切替プログラム13a,集光レンズ移動プログラム13b等を記憶する。
光源切替プログラム13aは、例えば、CPU11に、ミラー用モータ15を制御してミラー3の回動を制御することにより、カラーホイール5及びDMD4に入射する光を、
第2の光源2から照射される光から第1の光源1から照射される光へ切り替える機能を実現させるプログラムである。より具体的には、CPU11に、ランプ信号出力部14からの所定のランプ信号の入力に基づいて、第1の光源1が十分明るくなったか否かを判断し、第1の光源1が十分明るくなったと判断した場合に、ミラー用モータ15を駆動してミラー3を回動させて、第1の光源1から照射される光をカラーホイール5及びDMD4に入射させるとともに第2の光源2を消灯する機能を実現させるプログラムである。CPU11は、かかる光源切替プログラム13aを実行することにより、光源切替手段として機能する。
集光レンズ移動プログラム13bは、例えば、CPU11に、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させる機能を実現するプログラムである。より具体的には、CPU11に、プロジェクタ100の電源が投入されてから、ランプ信号出力部14を制御して第1の光源1が十分明るくなったと判断するまでの間において、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させて光学系9の光路X上に位置させ、第1の光源1が十分明るくなったと判断した後において、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させて光学系9の光路Xの外に出す機能を実現させるプログラムである。
ランプ信号出力部14は、第1の光源1が十分明るくなった際に、所定のランプ信号をCPU11に出力する。第1の光源1が十分明るくなったか否かは、プロジェクタ100の電源が投入されてから所定時間が経過したか否か、第1の光源1に印加される電圧が所定電圧に達したか否か、第1の光源1の光量を直接測定して所定光量に達したか否か、の何れかにより判断される。
ミラー用モータ15は、CPU11からの制御信号に基づいて、ミラー3を回動させる。
移動機構部16は、例えば、ラックアンドピニオン等のスライド機構などにより構成され、集光レンズ7をスライド移動可能に支持し、CPU11からの制御信号に基づいて、集光レンズ7をスライド移動させて、光学系9の光路Xの内と外との間を出し入れする。
光源駆動部17は、図示しない電源に接続され、CPU11からの制御信号に基づいて、第1の光源1および第2の光源2を点灯させる。
<動作>
次に、上述のような構成のプロジェクタ100の動作を図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、プロジェクタ100の電源が投入されると、光源駆動部17を介して第1の光源1及び第2の光源2に電流が供給され始める。ここで、第1の光源1は点灯応答性が良くないためすぐには明るくならないが、第2の光源2は、点灯応答性が良いためすぐに安定して明るく点灯する。また、この時、ミラー3は付勢ばね(図示省略)により付勢されており、第1の光源1から照射される光はミラー3により遮断され、第2の光源2から照射される光はミラー3により反射されてカラーホイール5及びDMD4に入射するようになっている。そして、CPU11は、集光レンズ移動プログラム13bを実行することにより、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させ、光学系9の光路X上に位置させる(ステップS1)。これにより、スクリーン8に投影される画面の大きさが小さくおさえられ、第2の光源2の光が弱くても画面が明るくなるようになっている。
次に、CPU11は、光源切替プログラム13aを実行することにより、ランプ信号出力部14からのランプ信号の有無から、第1の光源1が十分明るくなったか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2において、ランプ信号出力部14からのランプ信号が出力されず、第1の光源1が十分明るくなっていないと判断した場合には(ステップS2;No)、ステップS2の前に戻って、第1の光源1が十分明るく点灯するまで待機する。
ステップS2において、ランプ信号出力部14からランプ信号が出力されて、第1の光源1が十分明るくなったと判断した場合には(ステップS2;Yes)、CPU11は、ミラー用モータ15を制御してミラー3を回動させ(ステップS3)、第2の光源2を消灯させる(ステップS4)。これにより、第1の光源1から照射される光がミラー3により遮断されなくなり、カラーホイール5及びDMD4に入射することとなる。
また、CPU11は、集光レンズ移動プログラム13bを実行することにより、移動機構部16を制御して集光レンズ7を移動させ、光学系9の光路Xの外に出す(ステップS5)。これにより、スクリーン8に投影される画面の大きさは通常通りに拡大されたものとなる。
以上に説明した、本実施形態に係るプロジェクタ100によれば、CPU11は、光源切替プログラム13aを実行することにより、電源投入時に、点灯応答性のよい第2の光源2から照射される光をDMD4に入射させるとともに、第1の光源1の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は第1の光源1に印加される電圧が所定電圧に達した後に、第1の光源1が点灯したと判断し、第1の光源1から照射される光をDMD4に入射させるようにミラー3を回動させ、第2の光源2を消灯するので、電源投入後であって第1の光源1が十分点灯していない場合であっても、点灯応答性のよい第2の光源2から照射される光がDMD4に入射されることとなって、電源投入後、素早く映像を画面表示できる。
また、第2の光源2から第1の光源1への切替は、ミラー3の回動のみにより行えるので、より簡易な構造のプロジェクタ100を提供することができる。
また、光学系9の光路Xの内と外とに出し入れ可能な集光レンズ7により、光学レンズ6によって投影される画面の大きさを小さくするので、第2の光源2から照射される光が弱い場合であっても、画面の大きさを小さくおさえて、画面を明るく表示するように調節することができる。
また、CPU11は、光源切替プログラム13aを実行することにより、第1の光源1の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は第1の光源1に印加される電圧が所定電圧に達した後に、第1の光源1が点灯したと判断され、第2の光源2が消灯されるので、第1の光源1が十分明るく点灯したか否かをより確実に判断できることとなって、より適切に第2の光源2から第1の光源1への切替を行うことができる。
なお、ミラー3は、第1の光源1から照射される光を透過し、第2の光源2から照射される光を反射するハーフミラー等により構成されても良い。この場合、ミラー3を回動させるミラー用モータ15及び当該ミラー用モータ15の駆動制御は省略されることとなって、より簡易な構造のプロジェクタ100を実現することができる。
また、集光レンズ7は必ずしも設ける必要はなく、光学機構として、光学レンズ6のズームレンズにより、投影される画面を小さくしても良い。
本発明に係るプロジェクタの光学系の構成を示す図である。 本発明に係るプロジェクタの光源点灯動作に係る主要構成を示すブロック図である。 本発明に係るプロジェクタの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 第1の光源
2 第2の光源
3 ミラー
4 DMD(光学変調素子)
6 光学レンズ
7 集光レンズ(光学機構)
11 CPU(光源切替手段)
13a 光源切替プログラム(光源切替手段)
100 プロジェクタ(投射型映像表示装置)
X 光路

Claims (5)

  1. 第1の光源と、前記第1の光源から照射された光を変調する光学変調素子と、前記光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する光学レンズとを備える投射型映像表示装置において、
    電源投入時に前記第1の光源よりも点灯応答性のよい第2の光源と、
    前記第1の光源と前記第2の光源との間に配置される回動可能なミラーと、
    電源投入時に、前記第2の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるとともに、前記第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は前記第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、前記第1の光源が点灯したと判断して、前記第1の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるように前記ミラーを回動させる光源切替手段と、
    前記光学レンズにより投影される画面の大きさを小さくし、前記第1の光源から照射される光および前記第2の光源から照射されて前記ミラーに反射される光の光路の内と外とに出し入れ可能な集光レンズと、
    を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 第1の光源と、前記第1の光源から照射された光を変調する光学変調素子と、前記光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する光学レンズとを備える投射型映像表示装置において、
    電源投入時に前記第1の光源よりも点灯応答性のよい第2の光源と、
    前記第1の光源と前記第2の光源との間に配置される回動可能なミラーと、
    電源投入時に、前記第2の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるとともに、前記第1の光源が点灯したときに、前記第1の光源から照射される光を前記光学変調素子に入射させるように前記ミラーを回動させる光源切替手段と、
    を備えることを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 前記光学変調素子により変調された光を集光して拡大投影する前記光学レンズにより投影される画面の大きさを小さくする光学機構を備えることを特徴とする請求項2に記載の投射型映像表示装置。
  4. 前記光学機構は、前記第1の光源から照射される光および前記第2の光源から照射されて前記ミラーに反射される光の光路の内と外とに出し入れ可能な集光レンズにより構成されることを特徴とする請求項3に記載の投射型映像表示装置。
  5. 前記光源切替手段は、
    前記第1の光源の立ち上げが開始されてから、所定時間経過後、又は前記第1の光源に印加される電圧が所定電圧に達した後に、前記第1の光源が点灯したと判断することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の投射型映像表示装置。
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