JP2006215090A - 写真プリント注文処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動的に設定されているプリント処理情報をプレジャッジ作業においてオペレータが誤って書き換えるといった不都合をできるだけ回避するとともにそのような不都合が生じても簡単に回復することが可能な写真プリント注文処理技術を提供する。
【解決手段】複数コマの撮影画像とそのプリント処理情報をプリントソースとして入力し、撮影画像とプリント処理情報に対する修正指令を受け付けるプレジャッジ作業時において、入力されたプリント処理情報がプリント情報記憶部41によって記憶され、プリント処理情報修正認識部42aによって修正指令を受け付けたかどうかが認識される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数コマの撮影画像とそのプリント処理情報をプリントソースとして入力するプリントソース入力部と、前記撮影画像とそのプリント処理情報に対する修正指令を受け付けるプレジャッジ処理部とを備えた写真プリント注文処理装置に関する。
複数コマの撮影画像とそのプリント処理情報を記録可能な写真記録メディアとして、従来の銀塩フィルムから派生したAPS(アドバンスフォトシステム)フィルムが以前から存在しているが、このフィルムには磁気記録層が形成されており、撮影時データ(撮影日時、タイトル、レンズの焦点距離、シャッター速度、絞り値、露光補正値など)とともにコマ毎の同時プリント時のプリント枚数、さらにはトリミングデータなどを記録することが可能である。このようにAPSフィルムの磁気記録層に記録可能な情報の内プリント作製時に利用されるものが本出願におけるプリント処理情報に属することになる。
また、現在急速に普及されている多くのデジタルカメラにおいては撮影画像はフラッシュメモリ製写真記録メディアとしてのメモリカードに記録されるが、このメモリカードに撮影画像ファイルに加えてそれらの撮影画像コマに対するプリント処理情報も記録される、いわゆるDPOF(Digital Print Order Format)と呼ばれるフォーマットが採用されており、各コマ毎にプリント枚数やプリント差し込み文字列(日時やメッセージ)やトリミングデータといった情報を設定することが可能になっている。このようなDPOFに基づいてメモリカードに記録された情報も本出願におけるプリント処理情報に属することになる。
撮影画像とプリント処理情報をプリントソースとして写真プリントを作製する際、プリント枚数などのプリント処理情報、例えばプリントすべきコマ番号やプリント枚数、を写真プリント注文処理装置に自動的に取り込むことができるので好都合であるが、顧客からDP店に提出されるプリントソースの全てにプリント処理情報が含まれているわけではないので、プリント注文受け時にプリントすべきコマ番号やプリント枚数といったプリント処理情報を手書きした注文票を作成し、写真プリント注文処理装置のオペレータがその注文票を見ながらプリント処理情報をキーボード等を通じて外部入力する必要もあり、それゆえ写真プリント注文処理装置にはプリント処理情報の自動入力機能と手動外部入力機能が備えられている。
従来の写真プリント技術の1つでは、プリント注文受け時に提示されたプリント枚数等の情報を一旦DPOFファイルに変換しておき、同時に受け取ったプリントソースとともに写真プリント注文処理装置に送り、写真プリント注文処理装置側では、受け取ったプリントソースにもDPOFファイルが含まれておりプリント枚数が設定されている場合には、そのプリント枚数を新しいDPOFファイルの内容で強制的に書き換えている(例えば、特許文献1参照。)。これは、写真記録メディアに既に付加されていたプリント枚数より今回注文を受けたプリント枚数のほうが顧客の希望する枚数である可能性が高いという考察に基づいているが、もし、ある特定のコマだけ既に設定付加されていたプリント枚数とは異なる枚数が希望されているといったプリント注文にスムーズに対応することが難しいという問題がある。
また、別な従来の写真プリント技術の1つでは、写真記録メディアが装填された状態でDPOFプリントモードが設定されると、DPOFモードが選択されていることを示す“DPOF”が表示されるとともに、撮影画像コマとともにプリント制御情報(プリント処理情報)が書き込まれているコマがあるか否かを判定し、全てのコマに前記プリント制御情報が設定されていないと判定した場合には、設定されていないことを意味する表示、例えば7セグメント表示法を用いた“non”の表示を表示部に表示させる(例えば、特許文献2参照。)。これにより、装填された写真記録メディアにプリント処理情報が書き込まれているコマが存在しない旨を確実にユーザに知らしめることができるが、コマ単位でプリント処理情報がどのような内容に設定されているかといった情報を与えることができないので、写真プリント注文処理装置に写真プリント作製のためのプリント処理情報を利用するようなケースにこの技術を利用することはできない。
さらには、撮影画像をモニタに表示しながら各コマの撮影画像に対してプリント枚数などのプリント処理情報を付与する作業(一般にこの作業をプレジャッジ作業と呼び、その作業モニタ画面をプレジャッジ画面と呼んでいる)に、写真記録メディアにプリント処理情報が記録されていた場合モニタに表示される各コマの撮影画像に対応付けてそのプリント処理情報の内容種別を意味するマークを表示する技術も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。この従来技術によれば、プレジャッジ作業において、どの撮影画像には予めプリント処理情報が付随しているかどうかをそのマーク表示で知ることができて便利であるが、前述したようにプレジャッジ作業ではキーボード操作等によりプリント処理情報を外部入力することも可能となっていることから、オペレータが誤ってプリント枚数等のプリント処理情報を外部入力した場合元のプリント処理情報が分からないため、プリント処理情報を含むプリントソースを再度入力し直すといった処理が必要となり、作業効率を悪くしていた。
特開2001−265553号公報(段落番号0079−0082、図10)
特開2002−059612号公報(段落番号0075−0088、図5)
特開2004−164306号公報(段落番号0009−0013、図9)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、複数コマの撮影画像とそのプリント処理情報をプリントソースとして写真プリントを作製する際に、自動的に設定されているプリント処理情報をプレジャッジ作業においてオペレータが誤って書き換えるといった不都合をできるだけ回避するとともにそのような不都合が生じても簡単に回復することが可能な写真プリント注文処理技術を提供することである。
上記課題を解決するため、複数コマの撮影画像とそのプリント処理情報をプリントソースとして入力するプリントソース入力部と、前記撮影画像とそのプリント処理情報に対する修正指令を受け付けるプレジャッジ処理部とを備えた写真プリント注文処理装置において、本発明では、前記入力されたプリント処理情報を記憶するプリント情報記憶部と、前記プレジャッジ処理部において前記修正指令を受け付けたかどうかを認識するプリント処理情報修正認識部とを備えることが提案される。
この発明の技術によれば、プリントソース入力部を通じて入力されたプリント処理情報はプリント情報記憶部に記憶されており、かつ、モニタ表示されたプリント処理情報がオペレータの無意識での修正あるいは意志をもっての修正のいずれかにかかわらずそのような修正指令を受け付けたかどうかをプリント処理情報修正認識部を認識チェックしているので、もしオペレータが無意識で誤ってプリント処理情報を書き換えた場合、プリント情報記憶部に記憶されている元のプリント処理情報を利用して回復させることが可能となる。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記修正指令に基づいて前記モニタ表示されたプリント処理情報が修正された場合修正されたことを報知する報知部が設けられており、これによりオペレータの無意識での修正あるいは意志をもっての修正のいずれかにかかわらずそのような修正指令に基づいてモニタ表示されたプリント処理情報を修正したことが報知され、オペレータの注意を促すことができる。
上述した報知部による報知の形態として、ブザーなどの警告音を鳴らすことが簡単であるが、オペレータはプレジャッジ作業の間プレジャッジ画面を注視していることを考慮して、プリント処理情報が修正された場合、その修正されたプリント処理情報を特定色でモニタ表示することが好適である。例えば、通常黒色で表示されているプリント枚数などのプリント処理情報がオペレータにより修正された段階で赤色で表示されるようにすると修正されたことが一目瞭然となり、オペレータに確実に修正の事実を報知することができる。
オペレータの誤操作によってプリント処理情報が書き換えられたり、新たに書き加えられたりした場合に備えて、前記修正指令に基づいて修正されたプリント処理情報を前記プリント情報記憶部に記憶されている元のプリント処理情報に戻す強制回復部が設けられていると、例えばハードウエアボタンやソフトウエアボタンを用いたボタン操作などで修正されたプリント処理情報を簡単に元のプリント処理情報に戻すことが可能となる。
また、オペレータが装置に不慣れなことを想定して、余計な修正をしないように、前記修正指令に基づくプリント処理情報の修正を禁止する修正禁止モード設定部が設けられていると好都合である。
さらに、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記モニタ表示されている撮影画像に対応するプリント処理情報が前記プリント情報記憶部に記録されている場合その該当する撮影画像に対応付けてプリント処理情報入力済みを意味するマークがモニタ表示される。これにより、プレジャッジ画面において表示されているプリント処理情報が撮影画像とともにプリントソースから取得した情報であるか、それともプレジャッジ作業においてオペレータによって入力された情報であるかが一目瞭然であり、プレジャッジ作業の容易化に結びつく。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
図1に、本発明による写真プリント注文処理技術を中核とした、写真プリントシステムの模式図が示されている。この写真プリントシステムで処理される撮影画像データ(以後単に撮影画像と略称する)は、デジタルカメラや銀塩式カメラによって取得され、入力されるが、撮影画像はデジタルデータとして取り扱われるので銀塩式カメラを使用する場合には予めフィルムスキャナを通じてデジタル画像化される。プリントソースがデジタルカメラで用いられているメモリカードの記録データである場合、プリント処理情報は、この実施形態では、DPOFと呼ばれるフォーマットで撮影画像に付随して作成されるものであり、撮影画像とプリント処理情報を一体化して出力するソフトウエアは一部のデジタルカメラにプリント枚数設定機能として組み込まれているし、撮影画像を保管管理するほとんどのパソコン用ソフトウエアにも含まれている。また、プリントソースが銀塩式カメラで用いられているAPS写真フィルムの記録データである場合、プリント処理情報は、写真フィルムに形成されている磁気記録層に記録される情報であり、フィルムスキャナに付加的に設けられた磁気リーダによって読み取られ、DPOFデータと類似するプリント処理データとして取り扱われて写真プリントシステムで利用される。DPOFに基づくプリント処理情報の典型的な内容を簡単化したものが図1に参考的に示されている。なお、以下の説明では、プリント処理情報としてDPOFに基づくプリント枚数を取り扱っているが、その他のプリント処理情報の取り扱いや、APS規格に基づくプリント処理情報の取り扱いも同様に処理でき、本発明の枠内に含まれるものである。
いずれにせよ、この写真プリントシステムに撮影画像とともに入力されたプリント処理情報は、プリント枚数の設定を行うプレジャッジ作業に利用される。プリント枚数の設定は撮影画像とともに入力されたDPOFデータ(DPOFに類似するフォーマットで規定されたプリント処理情報も含まれる)を用いて自動設定する方法と、プレジャッジ画面を見ながらオペレータが手動で設定する方法とで行われるが、本発明による写真プリント注文処理技術に基づき、撮影画像とともに入力されたプリント処理情報はシステム内に記憶されるので、どの時点でもそのプリント処理情報を利用することができる。このことは、プレジャッジ作業においてオペレータが手動で意識して或いは不測にプリント枚数を書き込んだ後DPOFに基づくプリント処理情報に戻す場合に特に好都合となる。そのようなプリント枚数の設定や必要に応じての色補正の設定を行うプレジャッジ作業が完了すると、撮影画像は最終的な画像処理を施され、さらに印画紙露光といったプリント処理を通じて、所定コマの写真プリントPを所定枚数だけ出力する。
具体的な実施形態例として、本発明による写真プリント注文処理装置を組み込んだ写真プリント装置1が、図2に示されている。この写真プリント装置1は、印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、現像済み写真フィルム2aやデジタルカメラ用メモリカード2bなどの画像記録メディアから取り込んだ撮影画像を適当なテンプレートに嵌め込んで合成処理してプリントステーション1Bに転送する操作ステーション1Aとから構成されている。
この写真プリント装置1はデジタルミニラボとも称せられるものであり、特に図3からよく理解できるように、プリントステーション1Bは2つの印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを引き出してシートカッター12でプリントサイズに切断し、このように切断された印画紙Pに対し、バックプリント部13でプリント処理情報を印画紙Pの裏面に印字するとともに、プリント露光部14で印画紙Pの表面に画像露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した処理槽ユニット15に送り込んで現像処理する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア16からソータ17に送られた印画紙P、つまり写真プリントないしはアルバムシートはこのソータ17の複数のトレイにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される(図2参照)。
上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために印画紙搬送機構18が敷設されている。印画紙搬送機構18は、印画紙搬送方向に関してプリント露光部14の前後に配置されたチャッカー式印画紙搬送ユニット18aを含む複数の挟持搬送ローラ対から構成されている。
プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して、主走査方向に沿って操作ステーション1Aからのプリントデータに基づいてR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色のレーザ光線の照射を行うライン露光ヘッドが設けられている。処理槽ユニット15は、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15aと、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15bと、安定処理液を貯留する安定槽15cを備えている。
前記操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、写真フィルム2aの撮影画像コマから撮影画像データ(=撮影画像)を取得することができるフィルムスキャナ20が配置されており、デジタルカメラ等に装着される撮影画像記録メディア2bとして用いられている各種メモリカードやCD−Rなどから撮影画像を取得するメディアリーダ21は、この写真プリント装置1のコントローラ3として機能する汎用パソコンに組み込まれている。この汎用パソコンには、さらに画像出力手段としてのメディア記録装置26、各種情報を表示するモニタ23、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用される操作入力デバイスとしてのキーボード24やマウス25も接続されており、図示はされていないが、デジタルカメラ等から直接撮影画像を転送するためのインターフェースとしてUSBやIEEE1394の接続口やその専用ケーブルも備えられている。
この写真プリント装置1に入力される撮影画像ファイルがDPOFのようにプリント処理情報の記録されたフォーマットの場合、このプリント処理情報も撮影画像とともにそのリンク関係を維持した形で入力される。なお、プリント処理情報には、プリント枚数以外にトリミングデータやプリントメッセージなども含まれることがあるが、ここでは説明を簡単にするためプリント枚数だけが取り扱われている。
この写真プリント装置1のコントローラ3は、CPUを中核部材として、写真プリント装置1の種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図4と図5に示されているように、本発明に特に関係する入出力インターフェース系の機能部としては、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21によって読み取られた撮影画像とプリント処理情報に次の処理のために必要な前処理を施してメモリ30やその他の機能要素に転送するプリントソース入力部31と、キーボード24やマウス25からのユーザ操作入力を処理して適当な内部処理コマンドに変換する操作入力処理部32と、種々の画像情報を最終的にモニタ23に表示させるためのビデオ信号を生成するビデオ制御部33と、処理が完了した処理済み撮影画像に基づいてプリントステーション1Bに装備されているプリント露光部14に適したプリントデータを生成するプリントデータ生成部34と、顧客の要望に応じて生の撮影画像や編集済みの撮影画像などをCDやDVDに書き込むための形式にフォーマットするフォーマッタ部35と、プレジャッジ画面などのグラフィック操作画面の作成やそのようなグラフィック操作画面を通じてのユーザ操作入力から変換された内部処理コマンドを管理するグラフィックユーザインターフェース(以下GUIと略称する)を構築するGUI部36などが挙げられる。
さらに、処理系の機能部としては、プリントソース入力部31から転送されてきたプリント処理情報をメモリ30に展開されている撮影画像のコマ番号に対応付けて記憶するプリント処理情報記憶部41、メモリ30に展開されている撮影画像の縮小画像を用いた撮影画像の多数コマ表示画面を用いたプレジャッジ作業を制御するプレジャッジ処理部42、メモリ30に展開されている撮影画像に対してプレジャッジ作業で設定された補正指令に基づいて画像処理を施してプリントデータ生成部34に転送する画像処理部43などが挙げられる。なお、画像処理部43には、プレジャッジ作業時に用いられる各撮影画像の予想仕上がりプリント画像であるシミュレート画像を生成するシミュレート画像生成部43aが組み込まれている。
GUI部36は、図6に例示するようなプレジャッジ画面50を生成するプレジャッジ画面生成部36aと、プレジャッジ画面50に一覧表示された撮影画像から処理対象の撮影画像をオペレータによる指令に基づいて選択する撮影画像選択部36bと、プレジャッジ画面50に一覧表示された撮影画像の内DPOFに基づくプリント処理情報が付随している撮影画像に対してそのプリント処理情報が入力されてプリント処理情報記憶部41に記憶されていることを意味するマーク56を割り当てるプリント処理情報マーク割当部36cと、プレジャッジ画面50を含む種々の操作画面を通じて取得した内部処理コマンドを管理する処理コマンド管理部36dとを備えている。
プレジャッジ処理部42はGUI部36の特に処理コマンド管理部36dと連係しており、プレジャッジ画面50を用いたプレジャッジ作業を制御するための種々な機能を備えているが、特に本発明の特徴であるプリント処理情報の自在な利用を可能にする機能要素として、プレジャッジ画面50に示されたプリント処理情報としてのプリント枚数がDPOFに基づく自動入力された値からオペレータによる修正指令としてマニュアル入力された値に修正されたかどうかをプリント枚数入力値とプリント処理情報記憶部41に記憶されているプリント枚数との比較により認識するプリント処理情報修正認識部42aと、このプリント処理情報修正認識部42aがプリント枚数の修正を認識した際にプリント枚数が修正されたことを報知する報知部42bと、修正指令(例えばオペレータによるマニュアル入力)に基づいて修正されたプリント枚数をプリント情報記憶部41に記憶されている元のプリント枚数(DPOFに基づく自動入力された値)に戻す強制回復部42cと、修正指令に基づくプリント枚数(プリント処理情報の一種)の修正を禁止する修正禁止モード設定部42dが挙げられる。なお、報知部42bの具体的な形態として、修正されたプリント枚数(プリント処理情報の一種)を特定色で、例えば標準色が黒の場合赤色でモニタ表示させたり、警告音を鳴らしたり、それらの両方を行うような構成が好ましい。
一般的なプレジャッジ画面50では、フィルム1本分やメモリカード1枚分の撮影画像がその画像チェックのために撮影画像表示枠51に順次表示される。この撮影画像表示枠51は前設定された表示コマ数だけ配置されるが、図6では、6コマ表示となっている。各撮影画像表示枠51の下側には色濃度補正設定エリア52とプリント枚数設定エリア53が配置されている。色濃度補正設定エリア52には「イエロー」、「マゼンタ」、「シアン」、「濃度」の設定枠が設けられており、補正量の「N」はニュートラルを表し補正なしを意味している。撮影画像の色濃度補正は、この色濃度補正設定エリア52を用いて行うことができるし、さらには各撮影コマをダブルクリックすることによって表示される1コマ拡大表示画面を通じてさらに細やかな画像補正を行うことも可能である。プリント枚数設定エリア53にはプリント枚数を入力する入力枠が設けられており、この入力枠に「PASS」が表示された場合その撮影画像はプリント対象外となっていることを意味している。プレジャッジ画面50の下方にはプリント条件表示欄54が配置されており、この写真プリント出力に適用されたプリントチャンネル名称の表示や、このプリントチャンネルに含まれているプリントサイズやインデックスプリントの要否やメディア出力の要否などが示されている。プリントサイズは仕上がり写真プリントPの大きさを示すものであり、印画紙幅と送り長さでプリントサイズが決定される。各撮影画像表示枠51の上側にはこの撮影画像表示枠51に表示されている撮影画像のコマ番号又は撮影画像ファイル名を表示するコマ識別コード表示欄55が配置されている。
さらに、コマ識別コード表示欄55の横には、撮影画像表示枠51に表示されている撮影画像にDPOFなどに基づくプリント枚数(プリント処理情報)が付随している場合そのようなプリント処理情報入力済みを意味するマーク56が表示され、そのプリント枚数がプリント枚数設定エリア53に通常色(一般には黒色)で示される。このプリント枚数はオペレータによる入力操作(誤操作も含め)を通じて上書きすることが可能であり、もし上書きされた場合にはその修正されたプリント枚数は特殊色(一般には赤色)で示される。
プレジャッジ画面50の左下にはプリント処理情報を回復させる回復ボタン57と、入力されたプリント処理情報を一覧表示させる一覧表示ボタン58が配置されている。回復ボタン57の操作は強制回復部42cの動作トリガーとなっているので、プリント枚数が上書きされるとともにプリント枚数設定エリア53に赤色の数値や文字が表示された段階で回復ボタン57がクリックされると、上書きされているプリント枚数設定エリア53は、プリント処理情報記憶部41に記憶されている情報に基づいて書き換えられ、表示色も特殊色から通常色に戻される。また、一覧表示ボタン58をクリックすると、図8で示すような、撮影コマ番号とファイル名とともにその撮影画像に付随しているプリント処理情報としてのプリント枚数が一覧表示されたフローティングウインドウが表示される。この一覧表示により、オペレータはプレジャッジ作業中の撮影画像に付随しているプリント処理情報をいつでも知ることができる。
上述した写真プリント装置1を用いて、所定枚数の写真プリントを出力する典型的な処理手順を図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、メディアリーダ21にメモリカード2bを装着すると(#01)、プリントソース入力部31を介して撮影画像ファイル、詳しくは撮影画像のデジタル画像データと各撮影コマのプリント枚数(プリント処理情報)を記録しているDPOFデータとが取り込まれ、撮影画像はメモリ30に展開され(#02)、プリント枚数は撮影画像とリンクされた形でプリント処理情報記憶部41に記憶される(#03)。入力された撮影画像に対してシミュレート画像生成部43aが低解像度撮影画像のシミュレート画像を作成する(#04)。プレジャッジ画面生成部36aによって作成された図6に示すようなプレジャッジ画面50がモニタ23に表示される(#05)。その際、DPOFに基づくプリント枚数(プリント処理情報)が表示されている撮影画像に対してはプリント処理情報入力済みマーク56が表示される。
モニタ23に表示されたプレジャッジ画面50を通じて、オペレータは撮影画像の色補正入力やプリント枚数入力を行うことができる(#06)。例えば、撮影に失敗したような不良画像が見出されると、プリント枚数設定エリア53で「PASS」が選択され、この撮影画像はプリント対象から除外され、その撮影画像にDPOFに基づくプリント枚数が設定されていた場合、「PASS」は赤色で表示される。同様に、オペレータが不測にプリント枚数設定エリア53の値を書き換えた場合にもその修正されたプリント枚数値は赤色で表示される。また、色合いの悪い不調画像が見出されると、色濃度補正設定エリア52に配置された各種色補正ボタンを操作して色補正を指示することもできる。このようなプレジャッジ画面50を通じてのプリント枚数の設定や撮影画像の色補正設定といったプレジャッジ作業が、入力された全ての撮影画像に対してプレジャッジ画面50を更新しながら行われる(#07)。
プレジャッジ作業が完了すると、プリント処理の対象となっている高解像度撮影画像が順次選択され、必要な補正のための画像処理(無補正の場合もある)が行われる(#08)。画像処理の終えた撮影画像はプリントデータに変換され(#09)、プリントステーション1B(プリント露光部14)に転送されることで、写真プリントPとして出力される(#10)。
なお、プレジャッジ作業に入る前に、図示されていない操作モード選択画面から修正禁止モードを選択すると、修正禁止モード設定部42dの働きで、プレジャッジ画面50を用いたプレジャッジ作業においてDPOF等で規定された撮影画像に付随するプリント処理情報(プリント枚数)の書き換えが禁止される。
上述した実施形態の説明では、本発明による写真プリント注文処理装置が、DPショップに設置されているミニラボと呼ばれている写真プリント装置に組み込まれた例を取り上げたが、コンビニやDPショップの店頭に設置されているセルフサービス式の写真プリント装置や写真プリント注文受付機など、種々の写真プリント装置に組み込んでもよい。さらに、プリント処理情報としてプリント枚数だけでなく、撮影日時やメッセージなどの他のプリント処理情報を取り扱うようにしてもよい。
上述した実施の形態では、画像出力手段としてのプリントステーション1Bは、印画紙Pに対し、レーザ式露光エンジンを備えたプリント露光部14で撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理する、いわゆる銀塩写真プリント方式を採用していたが、もちろん、本発明におけるプリントステーション1Bは、このような方式に限定されるわけではなく、例えば、フィルムや紙にインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリント方式や感熱転写シートを用いた熱転写方式など、種々の写真プリント方式を採用することができる。
本発明による写真プリント処理装置は、撮影画像を写真プリントとして出力するための注文処理機能を有する種々の写真プリント用装置に利用することができる。
本発明による写真プリント注文処理技術を用いた写真プリントシステムの模式図 本発明による写真プリント注文処理装置を組み込んだ写真プリント装置の一例を示す外観図 図2による写真プリント装置を構成するプリントステーションの説明図 図2による写真プリント装置のコントローラの機能を示す機能ブロック図 コントローラの画像処理系の機能ダイヤグラムを示すブロック図 プレジャッジ画面の一例を示す画面図 メモリカードを用いて所定枚数の写真プリントを出力する一連の処理手順を示すフローチャート図 プリント処理情報(プリント枚数)一覧表示の画面図
符号の説明
1:写真プリント装置
1A:操作ステーション
1B:プリントステーション
4:コントローラ
23:モニタ
30:メモリ
31:プリントソース入力部
34:プリントデータ生成部
36:GUI部
36a:プレジャッジ画面作成部
36b:撮影画像選択部
36c:プリント処理情報割当部
41:プリント処理情報記憶部
42:プレジャッジ処理部
42a:プリント処理情報修正認識部
42b:報知部
42c:強制回復部
42d:修正禁止モード設定部
43:画像処理部

Claims (6)

  1. 複数コマの撮影画像とそのプリント処理情報をプリントソースとして入力するプリントソース入力部と、前記撮影画像とそのプリント処理情報に対する修正指令を受け付けるプレジャッジ処理部とを備えた写真プリント注文処理装置において、
    前記入力されたプリント処理情報を記憶するプリント情報記憶部と、前記プレジャッジ処理部において前記修正指令を受け付けたかどうかを認識するプリント処理情報修正認識部とが備えられていることを特徴とする写真プリント注文処理装置。
  2. 前記修正指令に基づいて前記モニタ表示されたプリント処理情報が修正された場合修正されたことを報知する報知部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の写真プリント注文処理装置。
  3. 前記報知部は修正されたプリント処理情報を特定色でモニタ表示することを特徴とする請求項2に記載の写真プリント注文処理装置。
  4. 前記修正指令に基づいて修正されたプリント処理情報を前記プリント情報記憶部に記憶されている元のプリント処理情報に戻す強制回復部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の写真プリント注文処理装置。
  5. 前記修正指令に基づくプリント処理情報の修正を禁止する修正禁止モード設定部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の写真プリント注文処理装置。
  6. 前記モニタ表示されている撮影画像に対応するプリント処理情報が前記プリント情報記憶部に記録されている場合その該当する撮影画像に対応付けてプリント処理情報入力済みを意味するマークがモニタ表示されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の写真プリント注文処理装置。
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