JP2006213470A - 乗客コンベアの搬送方法および乗客コンベアの搬送装置 - Google Patents

乗客コンベアの搬送方法および乗客コンベアの搬送装置 Download PDF

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Hitoshi Kawamoto
斉 河本
Koji Sugiura
耕二 杉浦
Nobuhiro Oku
伸弘 奥
Yasuhiko Honjo
康彦 本庄
Nobuaki Asada
宣昭 浅田
Masahito Yoshida
雅人 吉田
Hidehiro Horiai
英洋 堀合
Seiji Yokoe
誠司 横江
Takayuki Kikuchi
孝幸 菊池
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Abstract

【課題】乗客コンベアを設置する建屋における分割トラスの搬送経路の途中に在る段差や隙間の事前調査を軽減する乗客コンベアの搬送装置の提供。
【解決手段】乗客コンベアの搬送装置22は、台22aに上階側トラス傾斜部トラス12を搭載する。脚部32,33は、台の周囲に設けられ、床面から台までの高さを変化させるためにそれぞれ個別に伸縮する油圧ジャッキ(第1の揚重機構)を有する。補助脚41は、各トラスを搭載する状態での重心を、少なくとも2つの脚部とともに囲む位置に配置され、床面から台までの高さを変化させるために独立して伸縮する油圧ジャッキ(第2の揚重機構)を有する。車輪50は、脚部32,33の先端に設けられ床面に転接する。
【選択図】図8

Description

本発明は、乗客コンベアを複数に分割して生産工場から据付現場まで搬送し、現地で組合せる乗客コンベアの搬送方法、およびこのとき使用される乗客コンベアの搬送装置に関する。
既設の建屋に乗客コンベアを設置する場合、新設建屋建設時に乗客コンベアを設置する場合と異なり、既設の屋根や柱など搬入の障害となる構造物が多く存在する。そのため、鉄道の駅舎内に乗客コンベアを設置する場合など、乗客コンベアを構成するトラスは、搬入できる大きさまで複数個に分割して搬送される。
分割されたトラスは、据付現場において、クレーンを使用して建屋の外部から釣り込まれる。トラスは、専用台車などによって建屋内を設置場所まで移送され、チェーンブロックを用いて天井などの梁から吊り下げられた状態で、組み合わされる。
また、移送するためのローラと据付状態での支持部とを兼ねるキャスターをトラスに設けた乗客コンベアが、特許文献1に開示されている。この特許文献1において、乗客コンベアは、キャスターを用いて床の上を設置場所まで運搬される。
特許第3583046号公報
ところが特許文献1に記載のトラスは、設置された状態で受ける荷重と異なる負荷を直付けされたローラから受ける。そのため、トラスは、分割される単位ごとに、搬送の負荷に耐えられる十分な強度を備える特殊な設計が必要である。
また、乗客コンベアの設置場所が駅舎の場合は、線路上に架線があるため、クレーンで釣り込むことがより困難である。このような場合は、分割されたトラスは、専用台車に載せられ、線路伝いに貨車で現地の駅舎まで移送される。ところが、貨車の搭載面と横付けしたプラットホームとの間には、段差および隙間が生じている。
したがって、貨車からプラットホームに乗客コンベアを移す場合、プラットホームと貨車の高さを合わせる調整台や、現地で横付けしたプラットホームと調整台との間に渡すタラップなどが必要である。また、プラットホームがカーブしていたり、プラットホームごとに貨車の搭載面との段差が異なったりする。さらに、既設の駅舎においてトラスを設置場所の仮囲いの中へ移送するまでに確保できる時間は、終電後から始発までの非常に限られた時間である。そのため、駅舎に合わせて調整台やタラップなどを作らなければならないとともに、詳細な事前調査や準備が必要不可欠である。
そこで、本発明は、搬送経路の途中に在る段差や隙間によらず乗客コンベアを設置する建屋の事前調査を軽減する乗客コンベアの搬送方法、およびこの搬送作業に用いられる乗客コンベアの搬送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る乗客コンベアの搬入方法は、乗客コンベアの踏段の移動方向と交差する面に沿ってトラスに接合部を設け、この接合部でトラスを複数の分割トラスに分割し、各分割トラスをそれぞれ搬送装置に搭載し、乗客コンベアを据付ける設置場所まで移送する。この場合、搬送装置は、少なくとも3つの脚部を供える。各脚部は、床面を走行するための車輪が先端に設けられ、床面からの高さを変えるためにそれぞれ独立して作動する揚重機構を有する。
分割トラスを設置場所まで搬送する経路の途中に移動先側が高くなる段差部が在る場合、以下の第1〜第8上りステップを順に実施して段差部を越える。第1上りステップでは、揚重機構を縮めた状態で車輪が段差部の上段側に乗る高さまで各脚部の揚重機構を伸張させる。第2上りステップでは、段差部の下段側に残る脚部よりも張り出させて、上段補助脚を搬送装置に装着する。上段補助脚は、先端に設けられた車輪が段差部の上段側に乗る状態に調整されている。第3上りステップでは、分割トラスを搭載した搬送装置の重心を、上段補助脚とともに囲う少なくとも2つの脚部を伸張させた状態に維持して、残りの脚部を段差部の上段側に乗る高さまで収縮させる。第4上りステップでは、収縮させた少なくとも2つの脚部の車輪が段差部の上段側に乗る位置まで搬送装置を移動させる。第5上りステップでは、段差部の下段側に残る脚部よりも下段側に張り出させて、下段補助脚を搬送装置に装着する。下段補助脚は、先端に設けられた車輪が段差部の下段側に着地する状態に調整されている。第6上りステップでは、分割トラスを搭載した搬送装置の重心を、下段補助脚とともに囲う位置に配置される少なくとも2つの脚部を段差部の上段側に着地させる。第7上りステップでは、段差部の下段側に残る全ての脚部の車輪が段差部の上段側に乗る高さまでこれらの脚部の揚重機構を縮める。第8上りステップでは、全ての脚部の揚重機構が収縮された状態を維持したまま搬送装置を段差部の上段側に移動する。
分割トラスを設置場所まで搬送する経路の途中に移動先側が低くなる段差部が在る場合、以下の第1から第7下りステップを順に実施して段差部を越える。第1下りステップでは、段差部の上段側よりも張り出させて、下段補助脚を搬送装置に装着する。下段補助脚は、先端に設けられた車輪が段差部の下段側に着地する状態に調整されている。第2下りステップでは、分割トラスを搭載した搬送装置の重心を、下段補助脚とともに囲う位置に配置される脚部を少なくとも2つ残して、搬送装置を段差部の下段側に移動させる。第3下りステップでは、段差部の下段側の上方に位置する少なくとも1つの脚部の揚重装置を伸張させて、その車輪を段差部の下段側に着地させる。第4下りステップでは、段差部の上段側に着地する上段補助脚を搬送装置に装着する。この場合上段補助脚は、分割トラスを搭載した搬送装置の重心を、下段補助脚および段差部の下段側に着地させた少なくとも1つの脚部とともに囲う位置で段差部の上段側に着地する。第5下りステップは、全ての脚部が段差部の上段側から外れる位置まで搬送装置を段差部の下段側に移動させる。第6下りステップでは、段差部の下段側に全ての車輪が着地するまで脚部を伸張させる。第7下りステップでは、上段補助脚を取外した後、全ての脚部を収縮させる。
分割トラスを設置場所まで搬送する経路に隙間が在る場合、以下の第1渡りステップと第2渡りステップとを実施することで隙間を越える。第1渡りステップは、先端に設けられた車輪が隙間を越え、かつ、分割トラスを搭載する搬送装置の重心を少なくとも2つの脚部とともに囲む位置に、着地した状態の補助脚を搬送装置に設ける。第2渡りステップは、補助脚とともに脚部のうちの少なくとも2つの脚部で常に重心を囲む状態を維持しつつ搬送装置を移動させ、残りの脚部が床面に着地する位置を隙間の一方側から他方側へと順に切り替える。
また、設置場所まで搬送された分割トラスは、各分割トラスを搬送装置に搭載したまま設置場所で脚部の長さを個別に変化させ、接合部を組合せる。また、分割トラスは、踏段を案内するガイドレール、踏段が取付けられる無端状の踏段チェーンが捲き掛けられる回転系、踏段を循環移動させる駆動系のいずれかを少なくとも内蔵する状態で搬送装置に搭載する。トラスは、両端に組み付けられて回転系が搭載される一対の端部トラスと、これら端部トラスの間に連結される中間トラストとの少なくとも3つに分割した状態で搬送される。
本発明に係る乗客コンベアの搬送装置は、台と脚部と補助脚と車輪とを備える。台は、乗客コンベアのトラスに設けられる接合部で複数に分けられた分割トラスを搭載する。接合部は、踏段が移動する方向と交差する面に沿って設けられる。脚部は、台の周囲に複数設けられ、床面から台までの高さを変化させるためにそれぞれ個別に伸縮する揚重機構を有する。補助脚は、分割トラスを搭載する状態での重心を、少なくとも2つの脚部とともに囲む位置に配置され、床面から台までの高さを変化させるために第1の揚重機構と独立して伸縮する第2の揚重機構を有する。車輪は、脚部の先端に設けられ床面に転接する。
この場合、補助脚は、適宜台から取外してこのましい位置に装着できることが望ましい。車輪は、進行方向に沿って少なくとも2つ並べて配置され、旋回軸と傾倒軸とを介して脚部の先端に連結される。旋回軸は、鉛直方向を中心に車輪を回動させる。傾倒軸は、この旋回軸と交差する向きに配置されて脚部の変位方向を傾ける。また、台は、分割トラスの接合部が縁から張り出す状態に分割トラスを搭載する。
本発明に係る乗客コンベアの搬送方法によれば、トラスを複数の分割トラスに分けて生産工場から設置場所まで搬送装置に搭載して移送する。このとき使用される乗客コンベアの搬送装置は、脚部の先端に車輪を備える。また、脚部は、床面から台までの高さを個別に変化させる第1の揚重機構をそれぞれ備える。搬送装置は、この脚部とは別に第2の揚重機構を備える補助脚を有している。脚部と補助脚とを活用することで、専用治具や器具を用いることなく、分割トラスを乗客コンベアの設置場所まで搬送する経路の途中にある段差や隙間を越えて搬送することができる。
したがって、乗客コンベアの設置場所となる建屋ごとに必要となる事前調査を軽減することができる。特に、建屋内を移送する横引き作業において、搬送装置を利用するので、段差や隙間を解消するための段取りが不要である。さらに、設置場所において分割トラスどうしを結合させる場合も、搬送装置を使用して行うことができる。したがって、乗客コンベアを現地で搬送および据付するために要する作業時間を短縮することができ、工事費用が安価になる。
この乗客コンベアの搬送方法およびこれに使用される乗客コンベアの搬送装置は、搬送経路を占有できる時間がわずかな時間に限られている鉄道の駅舎に乗客コンベアを設置する場合に効果的である。
本発明に係る一実施形態の乗客コンベアの搬送装置は、図1から図15を参照して説明する。特に、本実施形態では、乗客コンベアの一例であるエスカレータ1を設置場所となる鉄道の駅舎のプラットホームPに据付ける場合を例に、搬送装置21,22,23の動作を説明する。
エスカレータ1は、踏段2、踏段チェーン3、ガイドレール4a,4b,4c、駆動系である駆動装置5、回転系となる駆動スプロケット6及び従動スプロケット7が内部品として組み付けられるトラス10を備える。トラス10は、踏段2の移動方向と交差する面に沿って接合部11a,12a,12b,13aが設けられ、上階側トラス11と傾斜部トラス12と下階側トラス13との3つの分割トラスに分割されている。なお、エスカレータ1が長い場合は、中間部トラスとして、さらに傾斜部トラス12を搬送しやすい単位に複数に分割すればよい。
上階側トラス11は、端部トラスの一形態であり、図1及び図5に示すように、駆動装置5と駆動スプロケット6と上階側のガイドレール4aとが組み込まれている。また、上階側トラス11は、この区間に納まる複数の踏段2及びこれら踏段2を連結する踏段チェーン3も挿入し、仮固定される。この上階側トラス11は、上階側トラス専用の搬送装置21に搭載されている。
傾斜部トラス12は、中間部トラスの一形態であり、図1−図3に示すように、エスカレータ1の傾斜部に配置されるガイドレール4bが組み込まれている。また、傾斜部トラス12は、この区間に納まる複数の踏段2及びこれらを連結する踏段チェーン3が挿入され、仮固定されている。この傾斜部トラス12は、傾斜部トラス専用の搬送装置22に搭載されている。
下階側トラス13は、端部トラスの一形態であり、図1及び図4に示すように、従動スプロケット7と下階側のガイドレール4cとが組み込まれている。また、下階側トラス13は、この区間に収まる複数の踏段2及びこれらを連結する踏段チェーン3が挿入され、仮固定される。この下階側トラス13は、下階側トラス専用の搬送装置23に搭載されている。
搬送装置21,22,23は、台21a,22a,23aと、脚部31,32,33,34と補助脚41,42と、車輪50とを備える。台21a,22a,23aは、それぞれ分割トラスの形状に合わせた専用の形に設けられている。それぞれの台21a,22a,23aは、図3〜図5に示すように角形鋼管、H形鋼、L形鋼(山形鋼)、みぞ形鋼などを組合せて構成されている。
台21a,22a,23aは、搭載する分割トラスの据わりをよくするために緩衝材として例えば角材W、いわゆる板木が上面の数か所に配置されている。特に、上階側トラス専用の搬送装置21及び下階側トラス専用の搬送装置23の場合は、角材WがずれないようにストッパSが取付けられている。
次に、脚部31,32,33,34と補助脚41,42と車輪50の構造について説明する。脚部31,32,33,34は、それぞれ分割トラスを搭載する搬送装置21,22,23の重心を囲むように、台21a,22a,23aの周囲に図1〜図5に示すように配置される。具体的には、後述するように分割トラスを組合せる工程で互いに邪魔にならない角部の4か所に取付けられる。
補助脚41,42は、少なくとも2つの脚部31,32,33,34とともに搬送装置21,22,23の重心を囲む位置にそれぞれ配置される。本実施形態において、補助脚41は、脚部31,33の間に、補助脚42は、脚部32,34の間にそれぞれ取外し可能に装着される。各補助脚41,42は、図7〜10に示すようにアーム41a,42aを備えている。アーム41a,42aは、それぞれ台21a,22a,23aに設けられる角形鋼管21b,22b,23bに挿入される。したがって、差込代を変化させることにより、補助脚41,42の位置をアーム41a,42aの長さの範囲で変化させることができる。
脚部31,32,33,34は、それぞれ第1の揚重機構として油圧ジャッキ31b,32b,33b,34bを備え、補助脚41,42は、それぞれ第2の揚重機構として油圧ジャッキ41b,42bを備える。各油圧ジャッキ31b,32b,33b,34b,41b,42bは、台21a,22a,23aより下方に向かって伸張し、床面からこの台21a,22a,23aまでの高さを調節する。
車輪50は、脚部31,32,33,34および補助脚41,42のそれぞれ先端に設けられている。車輪50は、転がる方向に沿って2つ並べて配置されている。これらの車輪50は、ハウジング51によって並行に保持されている。ハウジング51は、旋回軸52と傾倒軸53とを介して脚部31,32,33,34及び補助脚41,42のそれぞれの先端に連結される。
旋回軸52は、鉛直方向に配置され鉛直方向を中心にハウジング51ごと車輪50を回動させる。傾倒軸53は、旋回軸52と交差する向きに配置されて、脚部31,32,33,34及び補助脚41,42の変位方向を傾ける。つまり、脚部31,32,33,34及び補助脚41,42が鉛直方向に対して傾いた場合にも、旋回軸52は、鉛直方向に維持することができる。
このように車輪50が脚部31,32,33,34及び補助脚41,42に連結されることにより、脚部31,32,33,34及び補助脚41,42が多少傾いていても車輪50は、ハウジング51ごと設置している床面に沿って旋回することができる。
次に、分割トラスを搬送する経路の途中に段差や隙間がある場合にその段差や隙間を越えて移送する搬送方法の一例は、図2、図6〜図11を参照して説明する。駅舎のプラットホームPに設置されるエスカレータ1は、貨車60に乗せて生産工場から当該プラットホームPまで運ばれてくる。一般に貨車60が乗客用のプラットホームPに横付けされた図2に示す状態において、貨車60の床面は、プラットホームPの床面よりも低く、互いの縁も離れている。したがって、貨車60からプラットホームPへ分割トラスを搭載する搬送装置21,22,23を移動させる場合、段差を上り、かつ、隙間を越えなければならない。
このような場合、図6〜図11とともに以下に示す第1上りステップから第8上りステップを順に実施することにより、搬送装置21,22,23は、移動させられる。なお、搬送装置21,22,23のいずれでも、同じ手順を適用することができる。そこで本実施形態は、傾斜部トラス12を搭載した状態の搬送装置22を貨車60からプラットホームPに移動させる手順について説明し、搬送装置21,23についての説明は、省略する。
まず、第1上りステップでは、図6に示すように、油圧ジャッキ31b,32b,33b,34bを縮めた状態で車輪50が段差部の上段側となるプラットホームPの床面上に乗る高さまで、各脚部31,32,33,34の油圧ジャッキ31b,32b,33b,34bを伸張させる。第2上りステップでは、図7に示すように、段差部の下段側となる貨車60の床面上に残る脚部31,32,33,34よりも張り出させて、上段補助脚となる補助脚41を搬送装置22に装着する。この場合、補助脚41の油圧ジャッキ41bは、先端に設けられた車輪50がプラットホームPの上に乗る状態に調整されている。
第3上りステップでは、図8に示すように、傾斜部トラス12を搭載した搬送装置22の重心を、補助脚41とともに囲う少なくとも2つの脚部32,34を伸張させた状態に維持して、残りの脚部31,33をプラットホームPの上に乗る高さまで収縮させる。
第4上りステップでは、図9に示すように、搬送装置22がプラットホームP側に向かって移動できるように、旋回軸52を中心に少なくとも補助脚41及び脚部32,34の車輪50を回動させ、収縮させた少なくとも2つの脚部31,33の車輪50がプラットホームの上に乗る上方の位置まで搬送装置22を移動させる。第5上りステップでは、貨車60の上に残る脚部32,34よりもプラットホームPから離れる側に張り出させて、下段補助脚となる補助脚42を搬送装置22に装着する。補助脚42は、先端に設けられた車輪50が貨車60の上に着地する状態に調整されている。このとき車輪50は、搬送装置22がプラットホームPに向かって移動できる方向に向けておく。
第6上りステップでは、傾斜部トラス12を搭載した搬送装置22の重心を、補助脚42とともに囲う位置に配置される少なくとも2つの脚部31,33をプラットホームPの上に着地させる。このとき、脚部31,33の車輪は、ほかの車輪50と同じむきに揃えておく。第7上りステップでは、図10に示すように、貨車60の上に残る全ての脚部32,34の車輪50がプラットホームPの上に乗る高さまでこれらの脚部32,34の油圧ジャッキ32b,34bを縮める。
第8上りステップでは、図11に示すように、全ての脚部31,32,33,34の油圧ジャッキ31b,32b,33b,34bが収縮された状態を維持したまま搬送装置22をプラットホームPの上に移動する。そして、最後に補助脚42が取り外される。なお、補助脚41,42は、装着したまま取り外さずに、アーム41a,42aを縮めたように角形鋼管22bに深く差し込んでもよい。
この場合、補助脚41,42で台22aを突き上げないように脚部31,32,33,34が着地した状態で、やや浮かせた状態にすることが好ましい。あるいは、適宜、油圧ジャッキ41b,42bを調整して、脚部31,32,33,34及び補助脚41,42が接地するようにしてもよい。
また、段差を上る場合とは逆に段差を下る場合について、説明する。分割トラスを設置場所まで搬送する経路の途中に移動先側が低くなる段差部が在る場合、以下の第1から第7下りステップを順に実施して段差部を越える。この手順は、先の段差を上る手順のほぼ逆をたどるので、図6〜図11を参照する。実際には、エスカレータを設置し終えた後、搬送装置21,22,23を回収する場合に相当し、段差部として、プラットホームPから貨車60に降りることとなる。
まず、第1下りステップでは、図10に示すように段差部の上段側となるプラットホームPよりも張り出させて、下段補助脚となる補助脚42を搬送装置22に装着する。アーム42aを縮めた状態であるのであれば、アーム42aを伸ばすように角形鋼管22bから引き出す。補助脚42は、先端に設けられた車輪50が段差部の下段側となる貨車60の床面に着地する状態に油圧ジャッキ42bが調整されている。
第2下りステップでは、搬送装置22の重心を、補助脚42とともに囲う位置に配置される脚部31,33を少なくとも2つ残して、搬送装置22を貨車60の上方に移動させる。分割トラスを搭載しない代わりに、据付工事で使用した機材や回収すべき廃材を載せてもよい。第3下りステップでは、図9に示すように、貨車60の上方に位置する少なくとも1つの脚部32,34の油圧ジャッキ32b,34bを伸張させて、その車輪50を貨車60の床面に着地させる。
第4下りステップでは、プラットホームPの上に着地する上段補助脚となる補助脚41を搬送装置22に装着する。この場合、補助脚41は、搬送装置の重心を、補助脚42および貨車60の上に着地させた少なくとも1つの脚部32,34とともに囲う位置でプラットホームPの上に着地する。第5下りステップは、図8に示すように、全ての脚部31,32,33,34がプラットホームPの上から外れる位置まで搬送装置22を貨車60の上方に移動させる。
第6下りステップでは、図7に示すように貨車60の上に全ての車輪50が着地するまで脚部31,33を伸張させる。第7下りステップでは、図6に示すように、補助脚41を取外した後、全ての脚部31,32,33,34を図2に示すように収縮させる。
さらに、分割トラスを設置場所まで搬送する経路に隙間が在る場合、以下の第1渡りステップと第2渡りステップとを実施することでこの隙間を越える。実際に搬送経路に段差を伴わずに車輪50が脱輪する程度の溝があることは少ないし、そのような場合は、蓋またはタラップを隙間に渡せばよいので、図示していない。
第1渡りステップは、先端に設けられた車輪50が隙間を越え、かつ、分割トラスを搭載する搬送装置21,22,23の重心を少なくとも2つの脚部32,34とともに囲む位置に、着地した状態の補助脚41を搬送装置21,22,23に設ける。第2渡りステップは、補助脚41とともに脚部31,32,33,34のうちの少なくとも2つの脚部32,34で常に重心を囲む状態を維持した状態で、搬送装置21,22,23を移動させる。そして、残りの脚部31,33が床面に着地する位置は、隙間の一方側から他方側へと順に切り替えられる。
次に、設置場所まで搬送された各分割トラスを搬送装置21,22,23に搭載したままそれぞれ組合せる手順は、図12〜図15を参照して説明する。図12に示すように、搬送装置21,22,23は、接合部11aと接合部12a、接合部12bと接合部13aが向き合うように並べられる。この実施形態では、下階側トラス13と傾斜部トラス12を組合せた後、上階側トラス11と傾斜部トラス12とを接合する。
そこで、図13に示すように、下階側トラス13の接合部13aの側の搬送装置23の脚部31,32を縮め、これと反対側の脚部33,34を伸張させる。傾斜部トラス12の接合部12bと下階側トラス13の接合部13aは、それぞれ搬送装置22,23の縁から張り出している。したがって、傾斜部トラス12と下階側トラス13は、搬送装置22,23に乗せたまま、接合部12b,13aを容易に合わせて固定することができる。このとき、搬送装置21の脚部33,34を予め伸張させておいてもよい。
次に、図14に示すように、搬送装置23の脚部33,34を縮めるとともに、傾斜部トラス12と下階側トラス13とが一体に動くように、搬送装置23の脚部31,32、及び搬送装置22の脚部31,32,33,34を伸張させる。傾斜部トラス12の接合部12aと上階側トラス11の接合部11aとが平行になるように、搬送装置21,22,23のそれぞれの脚部31,32,33,34の長さを油圧ジャッキ31b,21b,33b,34bを用いて個別に変化させる。
上階側トラス11の接合部11aは、搬送装置21の縁から張り出しており、傾斜部トラス12の接合部12aは、搬送装置22の縁から突出している。したがって、図15に示すように接合部11aと接合部12aとを容易に組合せることができる。
また、車輪50は、旋回軸52と傾倒軸53を介して脚部31,32,33,34および補助脚41,42に取り付けられている。上階側トラス11、傾斜部トラス12、下階側トラス13を互いに組合せるために、搬送装置21,22,23を傾けた場合にも、旋回軸52が鉛直方向に保たれる。したがって、接合部11a,12a,12b,13aを合わせるために水平方向に微動させる場合にも、車輪50の向きを容易に回動させることができる。
このようにして組み合わされたトラス10は、別途設置場所に設けられた吊具で、搬送装置21,22,23から吊り上げられ上階と下階とに掛け渡される。
また、油圧ジャッキ31b,32b,33b,34b,41b,42bに供給される油を貯留するタンクや油を繰出すポンプ、及び各油圧ジャッキ31b,32b,33b,34b,41b,42bに対する油の流量を調整する制御装置などは、上述の動作を満足できる用に各搬送装置21,22,23に設けられる。
なお、揚重機構として油圧ジャッキ31b,32b,33b,34b,41b,42bを適用した。この他に揚重基項として、ボールスクリューやラックアンドピニオンなどの直動機構、パンタグラフなどの機構を組合せて使用してもよい。また、車輪に駆動力を伝達し、自立走行できるようにしても良い。
本発明に係る第1の実施形態のエスカレータを結合部で3つに分けた分割トラスをそれぞれ搭載する搬送装置を示す斜視図。 図1に示した傾斜部トラスを搬送装置に搭載したものを貨車に載せて駅舎のプラットホームに横付けした状態を搬送装置の一方の端から見た正面図。 図2に示した傾斜部トラス及びその搬送装置を貨車に載せた状態の側面図。 図1に示した下階側トラス及びその搬送装置を貨車に載せた状態の側面図。 図1に示した上階側トラス及びその搬送装置を貨車に乗せた状態の側面図。 図2に示した傾斜部トラスと搬送装置を貨車からプラットホームに移す工程を示す正面図。 図2に示した傾斜部トラスと搬送装置を貨車からプラットホームに移す工程を示す正面図。 図2に示した傾斜部トラスと搬送装置を貨車からプラットホームに移す工程を示す正面図。 図2に示した傾斜部トラスと搬送装置を貨車からプラットホームに移す工程を示す正面図。 図2に示した傾斜部トラスと搬送装置を貨車からプラットホームに移す工程を示す正面図。 図2に示した傾斜部トラスと搬送装置を貨車からプラットホームに移す工程を示す正面図。 図1に示した下階側トラスと傾斜部トラスと上階側トラスとをそれぞれ搬送装置に搭載したまま組合せる工程を示す側面図。 図1に示した下階側トラスと傾斜部トラスと上階側トラスとをそれぞれ搬送装置に搭載したまま組合せる工程を示す側面図。 図1に示した下階側トラスと傾斜部トラスと上階側トラスとをそれぞれ搬送装置に搭載したまま組合せる工程を示す側面図。 図1に示した下階側トラスと傾斜部トラスと上階側トラスとをそれぞれ搬送装置に搭載したまま組合せる工程を示す側面図。
符号の説明
1…エスカレータ、2…踏段、3…踏段チェーン、4a,4b,4c…ガイドレール、5…駆動装置、6…駆動スプロケット、7…従動スプロケット、10…トラス、11…上階側トラス(分割トラス)、11a…接合部、12…傾斜部トラス(分割トラス)、12a,12b…接合部、13…下階側トラス(分割トラス)、13a…接合部、21,22,23…搬送装置、21a,22a,23a…台、31,32,33,34…脚部、31b,32b,33b,34b…油圧ジャッキ、41…補助脚(上段補助脚)、42…補助脚(下段補助脚)、41b,42b…油圧ジャッキ、50…車輪、52…旋回軸、53…傾倒軸、60…貨車(段差部の下段側)、P…プラットホーム(段差部の上段側)。

Claims (10)

  1. 乗客コンベアの踏段の移動方向と交差する面に沿ってトラスに接合部を設け、
    前記トラスを前記接合部で複数の分割トラスに分割し、
    床面を走行するための車輪が先端に設けられ前記床面からの高さを変えるためにそれぞれ独立して作動する揚重機構を有する脚部を少なくとも3つ備える搬送装置に前記分割トラスを搭載し、
    前記乗客コンベアを据付ける設置場所まで移送する
    ことを特徴とする乗客コンベアの搬送方法。
  2. 前記設置場所まで前記分割トラスを搬送する経路の途中に高くなる段差部が在る場合、
    前記揚重機構を縮めた状態で前記車輪が前記段差部の上段側に乗る高さまで各前記脚部の前記揚重機構を伸張させる第1上りステップと、
    先端に設けられた車輪が前記段差部の上段側に乗る状態に調整された上段補助脚を前記段差部の下段側に残る脚部よりも張り出させて前記搬送装置に装着する第2上りステップと、
    前記分割トラスを搭載した前記搬送装置の重心を、前記上段補助脚とともに囲う少なくとも2つの前記脚部を伸張させた状態に維持して、残りの脚部を前記段差部の上段側に乗る高さまで収縮させる第3上りステップと、
    この収縮させた少なくとも2つの脚部の車輪が前記段差部の上段側に乗る位置まで前記搬送装置を移動させる第4上りステップと、
    先端に設けられた車輪が前記段差部の下段側に着地する状態に調整された下段補助脚を前記段差部の下段側に残る脚部よりも前記下段側に張り出させて前記搬送装置に装着する第5上りステップと、
    前記分割トラスを搭載した前記搬送装置の重心を前記下段補助脚とともに囲う位置に配置される、少なくとも2つの脚部を前記段差部の上段側に着地させる第6上りステップと、
    前記段差部の下段側に残る全ての脚部の車輪が前記段差部の上段側に乗る高さまでこれらの脚部の前記揚重機構を縮める第7上りステップと、
    全ての脚部の揚重機構が収縮された状態を維持したまま前記搬送装置を前記段差部の上段側に移動する第8上りステップと
    を順に行い、前記段差部を越えることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの搬送方法。
  3. 前記設置場所まで前記分割トラスを搬送する経路の途中に低くなる段差部が在る場合、
    先端に設けられた車輪が前記段差部の下段側に着地する状態に調整された下段補助脚を前記段差部の上段側よりも張り出させて前記搬送装置に装着する第1下りステップと、
    前記分割トラスを搭載した前記搬送装置の重心を、前記下段補助脚とともに囲う位置に配置される前記脚部を少なくとも2つ残して前記搬送装置を前記段差部の下段側に移動させる第2下りステップと、
    前記段差部の下段側上に位置する少なくとも1つの前記脚部の揚重装置を伸張させて前記車輪を前記段差部の下段側に着地させる第3下りステップと、
    前記分割トラスを搭載した前記搬送装置の重心を、前記下段補助脚および前記段差部の下段側に着地させた少なくとも1つの前記脚部とともに囲う位置で前記段差部の上段側に着地する上段補助脚を前記搬送装置に装着する第4下りステップと、
    全ての前記脚部が前記段差部の上段側から外れる位置まで前記搬送装置を前記段差部の下段側に移動させる第5下りステップと、
    前記段差部の下段側に全ての前記車輪が着地するまで前記脚部を伸張させる第6下りステップと、
    前記上段補助脚を取外した後、全ての前記脚部を収縮させる第7下りステップと
    を順に行い、前記段差部を越えることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの搬送方法。
  4. 前記設置場所まで前記分割トラスを搬送する経路に隙間が在る場合、
    先端に設けられた車輪が前記隙間を越え、かつ、前記分割トラスを搭載する搬送装置の重心を少なくとも2つの前記脚部とともに囲む位置に、着地した状態の補助脚を前記搬送装置に設ける第1渡りステップと、
    この補助脚とともに前記脚部のうちの少なくとも2つの脚部で常に前記重心を囲む状態を維持しつつ、残りの脚部が床面に着地する位置を前記隙間の一方側から他方側へと順に切り替える第2渡りステップと
    を行うことで、前記隙間を越えることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの搬送方法。
  5. 前記分割トラスを前記設置場所まで搬送した後、前記設置場所で各分割トラスを前記搬送装置に搭載したまま前記脚部の長さを個別に変化させて前記接合部どうしを組合せることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの搬送方法。
  6. 前記分割トラスは、前記踏段を案内するガイドレール、前記踏段が取付けられる無端状の踏段チェーンが捲き掛けられる回転系、前記踏段を循環移動させる駆動系のいずれかを少なくとも内蔵する状態で前記搬送装置に搭載されることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの搬送方法。
  7. 前記トラスは、
    両端に組み付けられて、踏段が取付けられた踏段チェーンが捲き掛けられる回転系を内蔵する一対の端部トラスと、
    この端部トラスの間を連結する中間部トラスと
    の少なくとも3つに分割した状態で搬送されることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの搬送方法。
  8. 乗客コンベアのトラスを踏段が移動する方向と交差する面に沿って設けられる接合部で複数に分けられた分割トラスを搭載する台と、
    前記台の周囲に複数設けられて床面から前記台までの高さを変化させるためにそれぞれ個別に作動する第1の揚重機構を有する脚部と、
    前記分割トラスを搭載する状態での重心を、少なくとも2つの前記脚部とともに囲む位置に配置され前記床面から前記台までの高さを変化させるために前記第1の揚重機構と独立して伸縮する第2の揚重機構を有する補助脚と、
    前記脚部および前記補助脚の先端にそれぞれ設けられて前記床面に転接する車輪と
    を備えることを特徴とする乗客コンベアの搬送装置。
  9. 前記車輪は、
    進行方向に沿って少なくとも2つ並べて配置され、
    鉛直方向を中心に回動する旋回軸と、前記旋回軸と交差する向きに配置されて前記脚部の変位方向を傾ける傾倒軸とを介して前記脚部の先端に連結される
    ことを特徴とする請求項8に記載の乗客コンベアの搬送装置。
  10. 前記分割トラスの前記接合部が前記台の縁から張り出す状態に前記分割トラスを搭載することを特徴とする請求項8に記載の乗客コンベアの搬送装置。
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