JP2006213036A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー画像の色むらの発生が抑制されたプリンタおよびそのプリンタに配備され、カラー画像の色むらの発生を抑制することに貢献する光照射装置を提供する。
【解決手段】 循環的に照射される奇数色の色光ごとに、極性の異なる電圧を液晶シャッタの電極間に印加するようにした後、次の書込指示パルス(図11ではエンコード信号P2の+エッジ)がくるまでの待機期間中に液晶のダミー駆動を行う。このダミー駆動のときには各色光を発光する各LEDを消灯させた状態にして駆動を行なうようにする。絶えず液晶の駆動を行い続けるようにして液晶の応答遅れを抑制するとともに、偶数回の駆動にして同じ色光においては同じ極性の電圧で液晶を駆動するようにして液晶内の分子配列をできるだけ同じ状態に保つようにする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、画像が記録される記録媒体をモータで所定の副走査方向に送りながらその記録媒体上に複数の色を循環的に照射することによりその記録媒体上にカラー画像を記録するプリンタに関する。
上記のようなプリンタとして、インスタントフィルムシート上にカラー画像を記録するプリンタがある。このプリンタは、インスタントフィルムシートをモータで所定の副走査方向に送りながら、そのモータの回転に同期した書込指示パルスでその副走査方向に関して、レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の発光色を持つ発光素子からの、画像データに応じた光量をインスタントフィルムシート上に循環的に照射することにより、そのインスタントフィルムシート上にカラー画像を記録する。このような記録を搬送されているインスタントフィルムシート上に行うときには、負荷変動によりインスタントフィルムシートの搬送スピードに変動が生じることもあるため、インスタントフィルムシートの搬送スピードをエンコーダで検出してそのエンコーダが出力するエンコード信号を用いて上記変動が生じたときにも好適な照射を行うことができるような光照射装置を配備しているものもある(例えば特願2004−070317号参照)。
この特願2004−070317号のものでは、発光素子からの、画像データに応じた光量をインスタントフィルムシート上に循環的に照射するにあたって、副走査方向に対して直交する主走査方向に液晶シャッタを並べて各色光の光量をそれらの液晶シャッタのシャッタスピードを調節しながらインスタントフィルムシート上へ照射するようなことが行われている。
ところで、上記のような液晶シャッタを用いてインスタントフィルムシートへシャッタスピードに応じた光量を照射する光照射装置を構成する場合にはその光照射装置の中に液晶シャッタを閉状態から開状態にする、または開状態から閉状態にするための駆動部を配備する必要がある。この駆動部によりシャッタスピードに応じて液晶シャッタを開閉駆動することによってインスタントフィルムシート上に画像データに応じた光量で各色光を照射することができるようになる。このような液晶シャッタの中には、液晶シャッタとともに液晶シャッタの開閉制御を行なうような制御回路が一体的に形成されているものもある(例えば特許文献1参照)。また、液晶には様々な種類があってそれらの種類によって液晶の駆動の仕方を変えないと液晶の能力を引き出すことができないので、液晶の能力を最大限に引き出すことができるように駆動部から液晶シャッタの電極間に加える信号(2つの異なる周波数の駆動信号を用いて液晶を駆動するであるとか、バイアス電界を加えておいて駆動するであるとか)に工夫を凝らしたもの等がある(例えば特許文献2〜特許文献4参照)。
また、これらの特許文献に記載されている駆動部によっても行なわれているが、液晶の電極間に電圧を加えてシャッタの開閉を行おうとして同じ極性の電圧を電極間に印加し続けるようなことを行なうと、直流的な電界が液晶内に累積されてしまうようなことが起こって電極間に電圧を印加しない状態(つまり無電界)にした後においても液晶内部の分子配列が、電極間に電圧を印加する前の初期の無電界状態の分子配列にならずに初期の無電界状態に比べてやや傾きを持ってしまうことがある。
そこで、特願2004−070317号などでは液晶シャッタの電極間に順次、正・負極性の電圧を加えることにより交流的な電界を液晶内に形成し続けるようなことを行なって、無電界時の液晶内の分子配列に上記傾きを持たせないようにして駆動を行なっている。
ここで、いままでの液晶シャッタの駆動が光照射装置内の駆動部によりどのように行なわれていたかを図1を参照して説明しておく。
図1は、特願2004−070317号の図面の抜粋である。図1には、特願2004−070317号のプリンタが備える光照射装置が、1つのパルスの入力を受けるごとに、R,G,Bの3色の色光の照射を一巡させるように光を照射させるときの、エンコード信号ENCと液晶の駆動信号とのタイミング関係が示されている。なお、図1には、設計の中心値である理想的なエンコード信号ENCが示されている。
図1に示すエンコード信号ENCは、パルスP1,P2,…のパルス列から構成されている。これらパルスP1,P2,…は、設計の中心値である理想的パルス間隔を有する。なお、図1にはこの理想的なパルス間隔に応じてRについての書込を行う時間TR,Gについての書込を行う時間TG、Bについての書込を行う時間TBは、それぞれ一巡の書込を行うのに必要な露光時間の最大値が示されている。
ここで、この特願2004−070317号のプリンタが備える光照射装置は、1つのパルスの入力を受けるごとに、R,G,Bの3つの色の色光の照射を一巡させるものである。詳細には、この図1に示すように、パルスP1の立ち上がりエッジを起点にして時間TRだけRの色光の照射を行ない、次いで時間TGだけGの色光の照射を行ない、さらに時間TBだけBの色の照射をそれぞれ行なう。
このときには、光照射装置内の駆動部により、図1(c)に示すように、正(+)・負(−)の極性の電圧が交流的に液晶の電極間に印加され、直流電界ではなく、交流電界が液晶内に形成されるように駆動されているので、上記のように無電界状態における液晶内の分子配列に傾きを持たせるようなことが回避される。
しかし、このプリンタでは、負荷変動に対応することができるように各色光の照射が一巡した後に待機期間(図1にはブランク期間TBLとしてあるが、以降の明細書中の説明においてはそのブランク期間をすべて待機期間という)を設けて、次の照射の開始タイミング(書込指示パルスP2の立ち上がりのエッジ)を合わせるようなことを行なっているため、搬送スピードが遅くなったときには、相当待機期間が長くなってしまう。
図2は、インスタントフィルムシートの搬送スピードが遅くなったときの駆動状態を説明する図である。
図2(c)に示すようにインスタントフィルムシートの搬送スピードが遅くなるとエンコーダパルスの繰り返し周期が長くなり、一巡の書込を終えた後の待機期間(図2(d)中のTBL)が長くなってしまう。このように待機期間が長くなってしまうと、待機期間後に液晶シャッタを駆動したときの液晶シャッタの応答が待機期間前と比べて変わってしまう。
図3は、待機期間の長さに応じて液晶シャッタの応答がどのように変化するかを示した図である。図3の縦軸は液晶シャッタ内を透過する光量であり、横軸は時間である。なお図3には電極間に電圧を加えると閉状態になる液晶シャッタの例が示されている。
図3には、待機期間が時間にして4msec続いた後で液晶の電極間に液晶シャッタを開状態から閉状態に変化させるためのステップ状の電圧Aが印加されたときの液晶シャッタの応答波形と、待機期間が時間にして10sec続いた後で液晶の電極間に液晶シャッタを開状態から閉状態に変化させるためのステップ状の電圧Aが印加されたときの液晶シャッタの応答波形とがそれぞれ示されている。
図3に示すように待機期間が長くなるにつれて開状態から閉状態に至るときの過渡応答波形が遅れる方向へと変化していることがわかる。このように液晶シャッタの開(閉)状態から閉(開)状態に至るときの応答波形が変化するようなことが起こると、インスタントフィルムシートの搬送中に負荷変動が発生した場合、その負荷変動により露光量が変化してしまってインスタントフィルムシート上のカラー画像に色むらが生じてしまうという問題が発生する。
また、液晶は、電極間に正極性の電圧を印加しても負極性の電圧を印加しても同様の開状態(もしくは閉状態)にすることができるが、正極性と負極性との双方で液晶内の分子配列を全く同一状態にするということができる訳ではない。図1を見ると、光照射装置内の駆動部により正(+)・負(−)の極性を持つ電圧を交流的に印加するようにして液晶内に交流電界を発生させるようにしてはいるものの、発光体の個数が3個と奇数になっているため、一つの色光について1周期置きに正・負の電圧で交互に駆動するようになってしまっている。
このため、液晶内の物性により、一つの色光についてプラスの電圧を印加した場合の液晶内の分子配列とマイナスの電圧を印加した場合の分子配列との間に差が出て、液晶内を透過する光量に差が現われてしまうようなことが起こることがある。
そうすると、インスタントフィルムシートが搬送されている最中の書込ラインごとの露光量が変化してしまってインスタントフィルムシート上のカラー画像に色むらが生じてしまうという問題が発生する。
このように次の書込までの待機期間が長くなってしまったり、同じ色光についての液晶の開閉駆動を異なる極性の電圧で交互に行なったりすると、インスタントフィルムシート上のカラー画像に色むらが生じてしまうという問題が発生する。
特公平07−9509号公報 特公平06−52469号公報 特許第2503464号公報 特公平04−39648号公報
本発明は、上記事情に鑑み、カラー画像の色むらの発生が抑制されたプリンタおよびそのプリンタに配備され、カラー画像の色むらの発生を抑制することに貢献する光照射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のプリンタは、画像が記録される記録媒体をモータで所定方向に相対的に送りながらその記録媒体上にその副走査方向に関し複数の色について循環的に書き込むことによりその記録媒体上にカラー画像を記録するプリンタにおいて、
異なる複数色の色光を発光する発光体と、
上記発光体から発せられた複数色の色光に共通の光路上に配置され、電圧の印加により開閉してその色光の上記記録媒体への照射を制御する液晶シャッタと、
上記モータの回転に同期した書込指示パルスを生成するパルス生成部と、
上記パルス生成部で生成された書込指示パルスを受けてその書込指示パルス一つにつき上記発光体を複数色の色光それぞれで順次点灯させその複数色の色光での点灯が一巡した後の、次の書込指示パルスまでの待機期間は、その発光体に消灯状態を維持させる発光制御部と、
上記発光体の複数色の色光での順次点灯に同期させて各色光での点灯ごとに画像信号に応じた時間だけ開状態となるように上記液晶シャッタの開閉を制御するとともに、上記待機期間においてもその液晶シャッタを開閉させるシャッタ制御部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明のプリンタによれば、上記シャッタ制御部によって、上記待機期間中に上記発光体を点灯させない状態で上記液晶シャッタの開閉駆動が必ず行われるようになるため、待機期間が長くなったとしても液晶シャッタが駆動されない状態が長く続くといった状況が回避される。
すなわち待機期間であっても液晶シャッタが駆動されるようになってインスタントフィルムシートが搬送されている間は液晶シャッタが駆動され続けるため、液晶の応答遅れ(図2参照)が発生する確率が著しく低減される。
また、上記本発明のプリンタによれば、上記発光体が偶数個であった場合には、待機期間中に上記発光体すべてを消灯状態にしておいて液晶シャッタを偶数回駆動するようなことが行なえて、いままでのプリンタのように色光が3色であった場合には、待機期間中に上記発光体すべてを消灯状態にしておいて液晶シャッタをもう一回駆動することにより偶数回、駆動するようなことが行なえる。つまり、発光体が奇数であっても、駆動電圧の極性を、正(R)・負(G)・正(B)・負(ダミー)としておくとで一つの色光における液晶の開閉駆動を、偶数色の色光の場合と同様、同じ極性の電圧でいつでも行うことができるようになる。
そうすると、いままでのように3色の色光で画像を生成するようなものであっても、一つの色光について正極性の電圧を印加した場合の液晶内の分子配列と負極性の電圧を印加した場合の分子配列との間に差が出て、液晶内を透過する光量に差が現われてしまうようなことが防止される。
このようにインスタントフィルムシートの搬送中に、液晶を駆動し続けることにより応答の遅れを抑制し、さらに一つの色光についての駆動電圧の極性を同極性にして液晶内の状態をいつも同一の状態に保つようにすることで、カラー画像の色むらの発生が抑制されたプリンタが実現される。
上記発光体は、奇数個(もしくは偶数個)の色の色光を発光するものであることを特徴とし、上記発光体は、一つの発光体が奇数個(もしくは偶数個)の色の色光をそれぞれ発光するものであっても、奇数個の発光体それぞれが奇数個(もしくは偶数個)の色をそれぞれ発光するものであっても良い。
また、上記発光体が、奇数個であって、赤、緑、青からなる3色の色光を発光するものであった場合には上記発光体が、それぞれ赤、緑、青の色光を発光する3つのLEDからなるものであることが好ましい。
従来例の中にも記載したように液晶シャッタの中には、電圧を印加するとシャッタが閉じるものと、電圧を印加するとシャッタが開くものとがあり、前者をノーマリホワイトと呼び、後者をノーマリブラックと呼んでいる。
このような液晶シャッタの種類を考えると、上記シャッタ制御部が、上記2つの種類の液晶シャッタに応じて、それぞれ、異なる駆動を行うことができるようになっていることが望まれる。
例えばノーマリホワイトの液晶シャッタであれば、上記シャッタ制御部は、上記待機期間において上記液晶シャッタが開状態にある間に次の書込指示パルスを受けたときは、その次の書込指示パルスに応じてその液晶シャッタを閉状態に制御するものあることが好ましい。
通常、ノーマリホワイトの液晶シャッタの場合には電圧が印加されるとシャッタが閉状態になって電圧が印加されないと開状態になるものであるため、上記待機期間中に開状態にあるときには液晶の電極間に電圧が印加されない状態、つまり無電界状態になっている。
よってノーマリホワイトの液晶シャッタの場合には、次の書込指示パルスを受けたときに書込指示を受けたらすぐに一つ前の駆動時に印加された電圧の極性とは異なる極性の電圧を印加して液晶の電極間に一つ前の駆動時に形成された電界の向きとは異なる向きの電界を形成させるようにした方が良い。
すなわち、ノーマリホワイトの液晶シャッタを駆動する場合には、上記のように待機期間において液晶シャッタが開状態にある間に次の書込指示パルスを受けたときは、液晶シャッタを閉状態に制御するものであった方が良い。
これに対し、ノーマリブラックの液晶シャッタであった場合には、
上記シャッタ制御部は、上記待機期間において前記液晶シャッタが開状態にある間に次の書込指示パルスを受けたときであっても、その液晶シャッタを、上記開状態を所定時間維持した後にその液晶シャッタを閉状態に制御するものであることが望まれる。
上記ノーマリブラックの液晶シャッタであった場合には、液晶シャッタを開状態にするために液晶シャッタの電極間に電圧を加える駆動を行っているため、次の書込パルスを受けたときであっても、開状態を所定時間維持した後にその液晶シャッタを閉状態に制御するようなことを行わないと、一つ前の駆動状況によっては液晶内の分子配列に上記傾きを持たせてしまうようなことが起こり得る。
ここではそのような傾きを持たせることを防止しようと考えているので、ノーマリブラックの液晶シャッタであった場合には、開状態を所定時間維持した後に液晶シャッタを閉状態に制御するようにしている。
また、上記発光制御部は、上記次の書込指示パルスを受けたときは、上記液晶シャッタが閉じられた後に、上記発光体の順次点灯を開始するものであることが好ましい。
そうすると、上記液晶シャッタが閉じられた後に、上記発光体の順次点灯が上記発光制御部によって開始される。上記したように上記待機期間においては、上記発光体を消灯させた状態にしておいて、液晶シャッタを開状態に制御することが行なわれている。このようなときに、いきなり上記発光体の点灯が開始されてしまうと、液晶シャッタの開閉によるシャッタスピードの制御が正確に行われなくなってしまう。
上記のように液晶シャッタが閉じられた後に、上記発光体の順次点灯が上記発光制御部により開始されると、シャッタスピードが正確に制御されるようになって色味不良がかなり軽減される。
また、上記シャッタ制御部は、上記待機期間における上記液晶シャッタの開時間を、その待機期間直前のその液晶シャッタの開時間と同一の開時間に制御するものであることが好ましい。
上記したようにノーマリブラックの液晶シャッタの場合には、次の書込パルスを受けたときであっても、そのまま開状態を所定時間維持した後にその液晶シャッタを閉状態に制御するようなことを行った方が良く、さらに待機期間直前の液晶シャッタの開時間と同一の時間、液晶シャッタに極性の異なる電圧を印加するようなことを行うようにすると、待機期間直前の開駆動により液晶内に形成された電界の強さと同じ強さの電界であってしかも全く逆向きの電界が液晶内部に形成されるようになるので、上記無電界状態における液晶内の分子配列に傾きを持たせるような駆動が防止される。
また、上記シャッタ制御部は、上記待機期間における上記液晶シャッタの開時間を、その待機期間直前の、各色光での発光が一巡した間における、奇数番目に発光した色光に対する開時間の合計から偶数番目に発光した色光に対する開時間の合計を差し引いた差分の時間と同一の開時間に制御するものであっても良い。
本発明のプリンタにおいては、ノーマリブラックの液晶シャッタであっても、ノーマリホワイトの液晶シャッタであっても、正極性の電圧を加えて液晶シャッタを駆動する時間と負極性の電圧を加えて液晶シャッタを駆動する時間とが同一となるように液晶シャッタを駆動するようにすると、液晶内にバランスよく電界が形成されるようになるので上記傾きの発生が抑制される。
以上説明したように、複数の色光それぞれの光量を調節するにあたって、同一色については同じ極性の電圧にして液晶を駆動し続けることによっていつも液晶内の分子配列を同一状態にするとともに上記応答の遅れを発生させないようにすることでカラー画像の色むらの発生が抑制されたプリンタが提供される。
また、上記プリンタ内に配備された、カラー画像の色むらの発生を抑制することに貢献する光照射装置は、
被照射体上に複数の色について循環的に照射する光照射装置であって、
異なる複数色の色光を発光する発光体と、
上記発光体から発せられた複数色の色光に共通の光路上に配置され、電圧の印加により開閉して該色光の被照射体への照射を制御する液晶シャッタと、
所定のタイミングパルスを受けてそのタイミングパルス一つにつき上記発光体を複数色の色それぞれで順次点灯させその複数色の色光での点灯が一巡した後の、次の書込指示までの待機期間は、その発光体に消灯状態を維持させる発光制御部と、
上記発光体の複数色の色光での順次点灯に同期させて各色光での点灯ごとに画像信号に上記液晶シャッタの開閉を制御するとともに、上記待機期間においてもその液晶シャッタを開閉させるシャッタ制御部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の光照射装置によって各色光それぞれを好適な光量で上記被照射体上に照射することができるようになると、所望の色味を持つ、鮮明なカラー画像が被照射体上に得られるようになる。
このような上記光照射装置は、液晶を備えその液晶を駆動して画像を形成するような装置(例えば液晶表示パネル等)であれば、どのようなものにでも適用可能である。
本発明によれば、カラー画像の色むらの発生が抑制されたプリンタおよびそのプリンタに配備され、カラー画像の色むらの発生を抑制することに貢献する光照射装置が実現される。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図4は、本発明の一実施形態のプリンタ1を、斜め前方から見た斜視図である。
このプリンタ1は、携帯電話などと組み合わされて使用されるものであって、露光により潜像が記録され送り出しの際に現像剤が展開されて顕像化されるインスタントフィルムシートが複数枚(ここでは10枚として説明する)積層されたインスタントフィルムパックが媒体装填室に装填され、そのインスタントフィルムシートを画像データに応じて露光して外部に送り出しながらそのインスタントフィルムシートに現像剤を展開するものである。このインスタントフィルムシートが本発明にいう記録媒体の一例に相当する。ここでは記録媒体としてインスタントフィルムシートを使用しているが、発光体と感光ドラムとトナーなどを使用するプリンタであっても良い。
携帯電話にはIRDA(InfRared Data Association)に準拠した赤外線通信を行なえるものがあり、この赤外線通信を使用して自分の持つ情報を他の情報機器へ送信することができ、カメラ付き携帯電話であれば、画像データをこのプリンタ1に送信することができる。
このプリンタ1は、そのカメラ付き携帯電話で撮影された画像を表わす画像データまたはメールなどで携帯電話に送信されてきた画像データが赤外線通信を用いてこのプリンタ1に送信されてきたときに、その画像データに基づいてインスタントフィルムシート上に画像の記録を行なうものであり、さらにその送信された画像データに基づく画像の再記録を、携帯電話から再送信をわざわざ行なわなくても、後述するリピートスイッチを操作するという簡単な操作で別のインスタントフィルムシート上に行なえるものである。
このプリンタ1は、図4に示すように薄型で軽量かつ小型の構造を有する可搬型のプリンタであり、3V用の一次電池が2個内蔵される。このプリンタ1の筐体1a内にインスタントフィルムパックが装填され、そのインスタントフィルムパック内の、積層された10枚のインスタントフィルムシート一枚一枚に画像の記録が行なわれる。
プリンタ1の筐体1aの上面には操作ボタンとして、このプリンタ1の電源の投入および遮断を指示する電源スイッチ(以下、電源SWと記述する)11と、送信された画像データに基づく画像の再記録を行なうためのリピートスイッチ(以下、リピートSWと記述する)12が設けられている。また、筐体1aの上面には、インスタンフイルムシートの残り枚数を示すカウンタ13が設けられている。このカウンタ13は機械式のカウンタであり、未使用のインスタントフィルムパックが装填されると残り枚数が10枚であることを示す数値‘10’が表示される。以下、インスタントフィルムシートに画像の記録が行なわれる度に枚数が減算された残り枚数を示す数値が表示され、10枚目のインスタントフィルムシートに画像の記録が行なわれると残り枚数が0枚であることを示す数値‘0’が表示される。尚、インスタントフィルムパックが抜かれた場合は、何も表示されないブランク状態となる。
また、このプリンタ1の端部には、前述した赤外線通信により送信されてきた画像データを受信するとともに受信された旨を相手側に知らせるための信号を送信する送受信部14が備えられている。
さらに、このプリンタ1の筐体1aには、電源が投入されると点灯するとともに赤外線通信時に点滅する電源用LED15、赤外線通信においてエラーが発生すると点灯する通信エラー用LED16、および内蔵された電池電圧が低下するとユーザに電池交換を促すために点灯するローバッテリ表示用のLED17が設けられている。
また、プリンタ1の側面には、そのプリンタ1の下面側に設けられた後述するフイルムドアを開放するためのフイルムドア開放スイッチ18が備えられており、コーナー部にはストラップ取付部19が備えられている。
図5は、図4に示すプリンタにおいて、カメラ付き携帯電話からの画像データに基づいて画像が記録されたインスタントフィルムシートが排出される様子を示す図である。
カメラ付き携帯電話2の赤外線通信部をプリンタ1の送受信部14に向けた状態で、そのカメラ付き携帯電話2を操作して、カメラ付き携帯電話2で撮影された画像を表わす画像データを赤外線通信を用いてこのプリンタ1に送信する。プリンタ1は、赤外線通信により送信されてきた画像データを受信し、その受信した画像データに基づく潜像の記録を露光によりインスタントフィルムシート1001上に行ないながら、そのインスタントフィルムシート1001を顕像しつつ、プリンタ1の送出口19から外部へ徐々に排出する。その後、リピートSW12(図4参照)が操作されたときにも、その画像と同じ画像の再記録が別のインスタントフィルムシート上に行なわれる。
図6は、図3に示すプリンタの下面側を斜め上方から見た斜視図である。
このプリンタ1の下面側には、図2に示すフイルムドア開放スイッチ18(図4参照)の操作により開放されるフイルムドア20が設けられており、このフイルムドア20が開けられ、インスタントフィルムパックが媒体装填室に装填される。また、フイルムドア20には、インスタントフィルムパックが装填されているか否かを確認するためのパック在否確認窓20aが設けられている。さらに、フイルムドア20に隣接して、このプリンタ1の電源となる電池を実装するために開放される電池蓋21も設けられている。
図7は、図7に示すプリンタの、フイルムドア20が開けられた状態の斜視図である。
フイルムドア20の内側には、前述したパック在否確認窓20aと、バネ部材20b,20cが設けられており、これらのバネ部材20b,20cによってインスタントフィルムパック内に積層されたインスタントフィルムシートがプリンタ1の上面側に押圧される。
また、プリンタ1には、インスタントフィルムパックを装填するための媒体装填室22が設けられている。媒体装填室22外の、図7における右側には、後述する画像書込部300およびインスタントフィルムシートを搬送する搬送機構を構成する搬送ローラ23が設けられている。また、媒体装填室22内の、図4における下方には、インスタントフィルムシートを画像書込部300および搬送ローラ23側に送り出させるための爪(クロー)24が設けられている。このような構成によって、インスタントフィルムパック内のインスタントフィルムシートのうちの、プリンタ1の一番上面側にあるインスタントフィルムシートが爪24で押し上げられて搬送ローラ23で搬送されながら画像書込部300で記録される。
図8は、プリンタ内部の制御系統を示す構成ブロック図である。
図8の右端側には、図4に示すプリンタ1の模式図が示されており、この右端部を除く全域に、このプリンタ1の制御系統を示す構成が示されている。尚、図8に示す矢印は、このプリンタ1における、制御系統を示す構成要素それぞれの配置関係を示す。
このプリンタ1には、メイン基板部100と、サブ基板部200と、画像書込部300と、FPI部401と、ENCPI部402と、COUNTPI部403と、カムスイッチ404と、前述した送受信部14に設けられたIrDA送受信部405と、モータ406とが備えられている。モータ406には直流モータが用いられる。
サブ基板部200には、前述した電源SW11,リピートSW12、および表示用LED部201が備えられている。表示用LED部201には、図4に示す電源用LED15,通信エラー用LED16,ローバッテリ表示用のLED17、およびカウンタ13の裏側に設けられたカウンタバックライト用のLED(不図示)が備えられている。
画像書込部300には、光ガイドや液晶シャッタ(LCS)等を有する光ヘッド部301と、その光ヘッド部301とメイン基板部100とを接続するフレキシブルケーブル302,303と、フレキシブルケーブル303に実装されたレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の発光色を持つ発光素子(LED)304,305,306とが備えられている。この画像書込部300は、詳細は後述するが、搬送途中のインスタントフィルムシートに、後述する書込指示パルスに同期してLED304,305,306からのR,G,Bの3つの色光を循環的に照射することにより、そのインスタントフィルムシートに潜像を書き込む。また、プリンタ1には、3V用の一次電池407が2個内蔵される。
以下、メイン基板部100について説明する。メイン基板部100には、直列接続された一次電池407からの6Vの電源電圧VBが印加される。このメイン基板部100には、MPU(Micro Processor Unit)101と、発振子102と、リセット回路103と、フラッシュメモリ(図8にはFLASHと記載してある)104と、SDRAM105とが備えられている。
MPU101は、このプリンタ1の動作を統括的に制御する。
発振子102は、所定の周波数の発振信号を生成してMPU101に動作用のクロック信号として供給する。
リセット回路103は、MPU101の初期化を行なうためのリセット信号を出力する。
フラッシュメモリ104は、不揮発性のメモリであり、このフラッシュメモリ104には、プリンタ1固有の機構等に依存して定まる個体差調整用の調整値等が記憶される。
SDRAM105は、揮発性のメモリであり、このSDRAM105には、カメラ付き携帯電話2からの画像データ等が記憶される。
また、このメイン基板部100には、6Vの電源電圧VBを入力して、2.5Vの電圧を出力する電源部106、3.3Vの電圧を出力する電源部107、および15Vの電圧を出力するDC/DCコンバータ108が備えられている。さらに、MPU101からの指示を受けてこれら電源部106,107,DC/DCコンバータ108を制御する電源制御部109も備えられている。ここで、2.5Vの電圧はMPU101に供給されるとともに3.3Vの電圧はMPU101以外の周辺回路に供給される。また、15Vの電圧は、後述するLCD駆動用として用いられる。
このプリンタ1では、一次電池407の長寿命化を図るために、低消費電力モードであるスタンバイモードを有するMPU101を備え、電源SW12が押された場合であっても、MPU101は、初期処理が終了した時点でスタンバイモードとなる。この状態で外部から赤外線通信が行なわれると、スタンバイモードから通常の動作モードに移行してインスタントフィルムシートに画像を記録し、速やかに通常の動作モードからスタンバイモードに移行する。また、リピートSW12が押された場合もインスタントフィルムシートに画像を記録した後はスタンバイモードになる。さらに、MPU101が、各部に対して必要な動作時のみ電力を供給するように、電源制御部109を介して電源部106,107,DC/DCコンバータ108を制御する。このようにすることにより、内蔵された一次電池407で長期に渡ってこのプリンタ1を使用することができる。
さらに、メイン基板部100には、BC部110と、TPG部111と、温度検出部112と、発振子113と、IrDA/LCS制御部114と、ヘッドLED駆動部115とが備えられている。
BC部110は、一次電池407の電源電圧VBが所定の値よりも低下したか否かをチェックする。MPU101は、このチェック結果を参照して一次電池407の電源電圧VBが所定の値よりも低下していると判定した場合は、ユーザに電池交換を促すためにローバッテリ表示用のLED17を点灯する。
TPG部111は、DC/DCコンバータ108から出力される15Vの電圧をオン,オフする。
温度検出部112は、画像書込部300の温度を検出する。MPU101は、この温度検出部112からの検出信号に応じて光学ヘッド部301内の液晶シャッタアレイ3010の各液晶シャッタのシャッタスピード等を制御する。
この液晶シャッタ3010は、前述したフレキシブルケーブル303に実装された発光体である3つのLED304,305,306から発せられた複数色の色光に共通の光路上に配置され、MPU101からの指示に応じてIrDA/LCS制御部114の制御の基、上記とは別のフレキシブルケーブル302を通って液晶シャッタ3010の電極間に印加される電圧により開閉してその色光のインスタントフィルムシートへの照射を制御するものである。また、上記フレキシブルケーブル303に実装された3つのLED304,305,306それぞれを駆動するヘッドLED駆動部115は、MPU101の指示に基づいた電流を、フレキシブルケーブル303を経由してLED304,305,306に流すことにより、それらLED304,305,306を駆動する。
また、上記液晶シャッタ(LCS)3010の制御を行なうIrDA/LCS制御部114は、発振子113からの発振信号に基づいてIrDA送受信部405および光ヘッド部301を制御する。そのIrDA送受信部405には赤外線通信を行なうための投光素子および受光素子が備えられており、IrDA/LCS制御部114は、受光素子で光電変換されたデータをMPU101に送ったり、MPU101からその旨を外部の機器に知らせるためのデータを投光素子経由で外部に送信したりする。また、IrDA/LCS制御部114は、MPU101からの指示に基づいて、フレキシブルケーブル302を介して光ヘッド部301に備えられた液晶シャッタ3010の電極間に電圧を加えて画像データに応じて液晶シャッタの開閉を制御する。
この液晶シャッタ(LCS)3010の開閉をIrDA/LCS制御部114に制御させるにあたってMPU101は、ENCPI部402からのエンコーダ信号を受けて、そのエンコーダ信号をそのままIrDA/LCS制御部114に供給して液晶シャッタ3010の開閉を制御させるようにしている。この液晶シャッタの開閉をIrDA/LCS制御部に制御させているときにMPU101は、ヘッドLED駆動部115に、その書込指示パルス一つにつき複数色の色それぞれで各LED304,305,306を順次点灯させそれら複数色の色光での点灯が一巡した後の、次の書込指示パルスまでの待機期間は、各LED304,305,306に消灯状態を維持させる制御を行なわせている。
つまり、MPU101は、IrDA/LCS制御部114に、各LED304,305,306の複数色の色光での順次点灯に同期させて各色光での点灯ごとに画像信号に応じた時間だけ開状態となるように液晶シャッタ3010の開閉を制御させるとともに、待機期間においてもその液晶シャッタ3010を開閉させる制御を行なわせているのである。
上記MPU101とIrDA/LCS制御部が本発明にいうシャッタ制御部に相当し、また上記MPUとヘッドLED駆動部115が本発明にいう発光制御部に相当する。
また、これらのMPU101とIrDA/LCS制御部114とヘッドLED駆動部115と画像書込部300とで本発明にいう光照射装置が構成される。本実施形態においては液晶を好適に駆動することができる光照射装置を、インスタントフィルムシートを記録媒体とするプリンタに適用した場合の例を掲げている。
以上説明したように本実施形態のプリンタ1は、インスタントフィルムシートをモータ406で所定の副走査方向(インスタントフィルムシートが送り出される方向)に送りながら、そのインスタントフィルムシート上にR,G,Bの3色の色光を循環的に照射するとともに、その副走査方向に交わる主走査方向については、その主走査方向に並ぶ全画素について、同時に同じ色の書込を行なうことにより、画像データに基づく潜像の記録を露光によりインスタントフィルムシート1001上に行ないながら、そのインスタントフィルムシート1001を顕像しつつ、プリンタ1の送出口19から外部へ徐々に排出する。
その潜像をインスタントフィルムシート上に記録する際、前述したようにMPU101が、LED駆動制御部115に、フレキシブルケーブル303に備えられたLED304,305,306それぞれの点灯を制御させながら、同時にIrDA/LCS制御部114に、液晶シャッタ3010の開閉を行なわせつつ、各色光を順次インスタントフィルムシート上に照射させることによりインスタントフィルムシート全体に潜像を記録させている。
ここで、本発明の特徴部分である待機期間中の液晶の開閉駆動についての詳細を説明する。
その液晶の開閉駆動についての詳細を説明するに前に、本発明の特徴部分を説明するために上記待機期間が発生する理由にもなるフィードバック制御の構成および動作を説明しておく。
ここでは、インスタントフィルムシートを一定速度で搬送することができるようにフィードバック制御を行なっているので、そのフィードバック制御に必要な構成要素である検出部の構成、およびその検出部の検出結果に応じてモータの回転を制御するMPU101およびモータ駆動部117の構成を、図8を参照して説明しておく。
図8に示すようにメイン基板部100には、PI駆動部116が備えられており、そのPI駆動部116によって検出部にあたるFPI部401,ENCPI部402,COUNTPI部403それぞれが制御されている。
FPI部401は、インスタントフィルムシートの搬送状態を検出して、後述するフイルム信号FILM_PIを出力するためのフォトインタラプタであり、このFPI部401は、インスタントフィルムシートがインスタントフィルムパックに収容されている初期状態では、フイルム信号FILM_PIとして‘H’レベルの信号を出力する。このHレベル状態にあるときにモータ406が回転してインスタントフィルムシートが搬送されてその先端がFPI部401に検出されるとフイルム信号FILM_PIは‘H’レベルから‘L’レベルに変化する。さらに、そのインスタントフィルムシートが搬送され続けて後端が検出されるとフイルム信号FILM_PIは‘L’レベルから‘H’レベルに変化する。
またENCPI部402は、モータ406の回転に同期したパルス列からなる、後述するエンコード信号ENCを出力するためのフォトインタラプタである。このENCPI部402は、モータの回転速度に同期したパルス列を出力するものであって負荷変動により搬送中のインスタントフィルムシートの搬送スピードが速くなったらその速さに同期して周期の短いパルス列を出力し、遅くなったら、遅さに同期して周期の長いパルス列を出力する。
なお、COUNTPI部403は、カウンタ13がリセット状態(インスタントフィルムパックが抜かれた状態)を検知するためのフォトインタラプタであって、搬送制御には直接関与しない。
さらにインスタントフィルムシートの搬送スピードの速度一定制御を行なうにあたって、カムスイッチ404が設けられている。このカムスイッチ404は、メイン基板部100に接続されており、このプリンタ1の搬送機構における初期位置をモニタするためのスイッチになる。初期位置ではこのカムスイッチ404からカムスイッチ信号CAMSWとして‘H’レベルが出力され、モータ406の回転に伴い搬送機構が初期位置から外れるとカムスイッチ信号CAMSWは‘H’レベルから‘L’レベルに変化してMPUは搬送状態にあることを検知することとなる。
図9は、図8に示すモータ駆動部115の回路を示す図、図10は、図9に示すモータ駆動部の回路におけるタイミングチャートである。
図9に示すモータ駆動部117には、制御部117_1と、抵抗素子117_2a,コンデンサ素子117_2bからなる積分回路117_2と、接点117_3a,117_3b,117_3cを有するスイッチ回路117_3とが備えられている。スイッチ回路117_3は、MPU101からのモータ制御信号CONT_MTVにより切り換えられる。
制御部117_1の入力IN1には、MPU101からモータ駆動信号DMDRVが入力される。また、積分回路117_2には、MPU101からモータ406の回転を一定に制御するためのパルス信号SET_MTVDMDRV信号が入力される。さらに、スイッチ回路117_3の接点117_3bには、一次電池407からの6Vの電源電圧VBが印加される。
図10に示すように、初期状態では、MPU101からのモータ駆動信号DMDRVは‘L’レベルにある。また、カムスイッチ404からのカムスイッチ信号CAMSWは‘H’レベルにある。さらに、FPI部401からのフイルム信号FILM_PIは、‘H’レベルにある。また、MPU101からのモータ制御信号CONT_MTVは‘H’レベルにある。これにより、スイッチ回路117_3の接点117_3bと接点117_3cが接続されており、制御部117_1の入力IN2には、6Vの電源電圧VBが入力されている。
ここで、MPU101によりモータ駆動信号DMDRVが‘L’レベルから‘H’レベルに変化する。制御部117_1は、この‘H’レベルを受けて、入力IN2に入力されている6Vの電源電圧VBを出力OUTからモータ406に向けて出力する。モータ406には、この6Vの電源電圧VBが印加されるため、高速に回転する。これにより、インスタントフィルムシートが高速に搬送される。また、モータ406の回転に同期してエンコード信号ENCが出力される。さらに、MPU101から所定のデューティ比を有するパルス信号SET_MTVが積分回路117_2に入力される。積分回路117_2は、このパルス信号SET_MTVのデューティ比に応じた制御電圧を生成する。
モータ駆動信号DMDRVが‘L’レベルから‘H’レベルに変化した時点から時間t1経過後、カムスイッチ信号CAMSWが‘H’レベルから‘L’レベルに変化する。また、モータ406が高速に回転しているため、このモータ406の回転に同期して出力されるエンコード信号ENCのパルス幅は比較的短い。
時間t1よりも長い時間t2経過後、インスタントフィルムシートの先端が検出されてフイルム信号FILM_PIが‘H’レベルから‘L’レベルに変化する。これを受けて、MPU101は、モータ406の回転をモニタして、そのモータ406の回転を一定に制御するためにパルス信号SET_MTVのデューティ比を変更するというフィードバック制御を行なう。このフィードバック制御されたパルス信号SET_MTVが積分回路117_2に入力される。積分回路117_2は、このデューティ比に応じた制御電圧を生成する。また、MPU101は、時間t2が経過した時点から、フイルム信号FILM_PIが有するチャタリング時間t3よりも長い時間t4経過後、モータ制御信号CONT_MTVを‘H’レベルから‘L’レベルに変化させる。これにより、スイッチ回路117_3の接点117_3aと接点117_3cが接続されて、制御部117_1の入力IN2には、積分回路117_2により定まる6Vの電源電圧VBよりも低い制御電圧が入力される。制御部117_1は、この制御電圧を出力OUTからモータ406に向けて出力する。モータ406には、この制御電圧が印加されるため、モータ406は一定の速度で回転する。従って、インスタントフィルムシートも一定の速度で搬送される。
上記時間t2経過した時点から上記時間t4よりも長い時間t6経過後、液晶シャッタ制御(LCS制御)が行なわれて、上述したようにしてインスタントフィルムシート上に各色光の照射が行なわれて画像の記録が行なわれる。LCS制御が終了すると、MPU101は、パルス信号SET_MTVの出力を停止する。また、MPU101は、モータ制御信号CONT_MTVを‘L’レベルから‘H’レベルに変化させる。これにより、モータ406に6Vの電源電圧VBが印加されてモータ406が高速に回転する。これにより、インスタントフィルムシートが高速に搬送される。さらに、インスタントフィルムシートの後端が検出されてフイルム信号FILM_PIが‘L’レベルから‘H’レベルに変化する。その後、カムスイッチ信号CAMSWが‘L’レベルから‘H’レベルに変化する。MPU101は、このカムスイッチ信号CAMSWが有するチャタリング時間t7経過後、モータ駆動信号DMDRVを‘H’レベルから‘L’レベルに変化させる。このようにして、プリンタ1の一連の動作が終了する。
図11、図12は、ノーマリブラックの液晶シャッタが用いられているときの、IrDA/LCS制御部114からフレキシブルケーブル302を通って液晶シャッタ3010に印加される駆動信号を示す図である。図11、図12には、図1、図2と同様、エンコーダ信号1つのパルスの入力を受けるごとに、R,G,Bの3色についての書込を一巡させる画像書込部300を備えた場合の、エンコード信号ENCとIrDA/LCS制御部114および画像書込部300による書込との関係が示されている。この図11、図12は従来の図1、図2と対応する図であり、図11、図12ではブランク期間中つまり次の書込指示パルスが来るまでの待機期間中に所定の時間だけ(図中TDで示す時間)ダミー駆動D1が行われていることが示されている。
ここでは、MPU101が、図1、図2と同様、IrDA/LCS制御部115に、液晶シャッタ3010を開閉させ、R,G,Bの各色を画像データに応じた光量で照射させた後、LED駆動制御部114に、3つのLED304,305,306を消灯させておいて、時間TDの間、ダミー駆動(ここでは開状態にする)を行わせるようにしている。このときのダミー駆動の駆動時間TDは、そのダミー駆動が行われる直前の駆動時間TBと同じだけの時間であり、さらに正極性の電圧(B1)とは逆の極性の電圧(D1)を印加するようにしてあるので、いままでのように一方の極性側の影響が液晶シャッタ内に強く現れるような駆動が行なわれなくなる。
また、図12に示すように、インスタントフィルムシートの搬送スピードが遅くなったときには、シャッタ制御部であるMPU101とIrDA/LCS制御部114とが、上記待機期間において液晶シャッタ3010が開状態にある間に次の書込指示パルスを受けたときであっても、その液晶シャッタ3010の開状態を所定時間維持した後に閉状態に制御するようにしていることが示されている。
このようにしておくと、待機期間中に必ず駆動が行われるようになるので、液晶の応答遅れの発生を軽減することができるようになる。さらに、3つのLED304,305,306が発光する各色光を照射する駆動を循環的に行なうことに加えて、全体として駆動回数が偶数回となるようにダミー駆動が行なわれるようになって同一色の駆動電圧の極性(Rは常に正極性、Gは常に負極性、Bは常に正極性)が一致するようにもなるので、いつも液晶内の分子配列を同じ状態にするようにして色光それぞれの照射を行なうことができるようになる。
こうして、液晶内の分子配列を同じ状態に保つようにしておくと、いつでも液晶の駆動を同じ状態で行なうことができる。また液晶が駆動され続けるので、待機期間が長くなってしまって液晶の応答が遅れてしまうようなことも回避される。
このようにしてインスタントフィルムシートの搬送中に負荷変動により搬送速度が変化しても、露光量が一定に保たれるようになるので、カラー画像に色むらが発生しなくなる。
ここで、ダミー駆動の時間TDを、上記のように直前一回の駆動時間TBと同じ時間とした場合には、直前一回の駆動が閉状態のままであったりすると駆動されなくなってしまうこともあるので、このようなことを考えて奇数番目の駆動時間の合計(TR+TB)から偶数番目の駆動時間TGを減算して求めた時間(TR+TB−TG)をTDとしてダミー駆動を行なうようにしておくと良い。
このようにすると、待機期間(ブランク期間)中に必ず液晶シャッタが駆動されるようになるため、液晶の応答遅れが発生するようなことがほぼなくなるとともに、同じ色光については同じ極性の電圧で駆動が行なわれるようになるので、同じ色光については液晶内の分子配列を常に同じ状態にして液晶シャッタを駆動することができるようになる。
図13、図14は、ノーマリホワイトの液晶シャッタが用いられているときの、IrDA/LCS制御部114からフレキシブルケーブル302を通って液晶シャッタ3010に印加される駆動信号を示す図である。図13、図14は、図1、図2および図11、図12に対応するものである。
図11,図12のノーマリブラックの液晶シャッタとは異なり、図13、図14に示すノーマリホワイトの液晶シャッタの場合には電圧が印加されるとシャッタが閉状態になって電圧が印加されないと開状態になる。
したがって上記待機期間中に開状態にあるときには液晶の電極間に電圧が印加されていない、いわゆる無電界状態になっている。
このようなノーマリホワイトの液晶シャッタの場合には、図13と同様、搬送スピードが速く(または遅く)なってきたときにはフィードバック制御を行なっているので次には搬送スピードが遅く(速く)なることを考えて開状態に維持した後に閉駆動を行う(図14中、点線で示してある部分)こともできるが、図14中の実線で示すように即座に電圧を印加して電極間に電界を形成することにより液晶シャッタ内の分子配列を整えるために液晶シャッタを閉状態にしても良い。
このように液晶シャッタの種類に応じて駆動することができるようにしておくと、例えば液晶シャッタがノーマリホワイトであるか、ノーマリブラックであるかに応じた駆動を適宜、MPU101とIrDA/LCS制御部114に行なわせることができるようになる。
尚、1つのプリンタで双方の液晶を使用する可能性がある場合には、例えば、フラッシュメモリ内に、ノーマリホワイト用の液晶を駆動するプログラムとノーマリブラック用の液晶を駆動するプログラムとの双方を記憶しておき、さらにそれらのプログラムを切り替えるための切替部(例えばジャンパなどによる)を設けておけば、ジャンパにより切替を行なうことでプリンタ内にマウントした液晶の種類に応じて、好適な駆動をいつでも行わせることができるようになる。
また、本実施形態では、本発明を、インスタントフィルムシートを用いたプリンタに適用した例で説明したが、これに限られるものではなく、本発明は、画像が記録される記録媒体をモータで所定の副走査方向に相対的に送りながらその記録媒体上にその副走査方向に関し複数の色について循環的に書き込むことによりその記録媒体上にカラー画像を記録するプリンタであればよい。また、液晶を用いたものであれば、例えば表示装置のようなものにでも適用可能である。
特願2004−070317号の図面の抜粋である。 インスタントフィルムシートの搬送スピードが遅くなったときの駆動状態を説明する図である。 待機期間の長さに応じて液晶シャッタの応答がどのように変化するかを示した図である。 本発明の一実施形態のプリンタを、斜め前方から見た斜視図である。 図4に示すプリンタにおいて、カメラ付き携帯電話からの画像データに基づいて画像が記録されたインスタントフィルムシートが排出される様子を示す図である。 図4に示すプリンタの下面側を斜め上方から見た斜視図である。 図4に示すプリンタの、フイルムドアが開けられた状態の斜視図である。 プリンタ内部の制御系統を示す構成ブロック図である。 図8に示すモータ駆動部の回路を示す図である。 図9に示すモータ駆動部の回路におけるタイミングチャートである。 図8に示すENCPI部から出力されるエンコード信号ENCと、画像書込部による書込との関係を示す図である。 1つのパルスの入力を受けるごとに、R,G,Bの3色の中から循環的に選択したいずれか1色について書込を行なう画像書込部とノーマリブラックの液晶シャッタとを備えた場合の、エンコード信号ENCと画像書込部による書込との関係を示す図である。 図8に示すENCPI部から出力されるエンコード信号ENCと、画像書込部による書込との関係を示す図である。 1つのパルスの入力を受けるごとに、R,G,Bの3色の中から循環的に選択したいずれか1色について書込を行なう画像書込部とノーマリホワイトの液晶シャッタを備えた場合の、エンコード信号ENCと画像書込部による書込との関係を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
1a 筐体
2 カメラ付き携帯電話
11 電源スイッチ(電源SW)
12 リピートスイッチ(リピートSW)
13 カウンタ
14 送受信部
15 電源用LED
16 通信エラー用LED
17 ローバッテリ表示用のLED
18 フイルムドア開放スイッチ
19 ストラップ取付部
19 送出口
20 フイルムドア
20a パック在否確認窓
20b,20c バネ部材
21 電池蓋
22 媒体装填室
23 搬送ローラ
24 爪(クロー)
100 メイン基板部
101 MPU
102,113 発振子
103 リセット回路
104 フラッシュメモリ
105 SDRAM
106,107 電源部
108 DC/DCコンバータ
109 電源制御部
110 BC部
111 TPG部
112 温度検出部
114 IrDA/LCS制御部
115 ヘッドLED駆動部
116 PI駆動部
117 モータ駆動部
117_1 制御部
117_2 積分回路
117_2a 抵抗素子
117_2b コンデンサ素子
117_3 スイッチ回路
117_3a,117_3b,117_3c 接点
200 サブ基板部
201 表示用LED部
300 画像書込部
301 光ヘッド部
3010 液晶シャッタ
302,303 フレキシブルケーブル
304,305,306 発光素子(LED)
401 FPI部
402 ENCPI部
403 COUNTPI部
404 カムスイッチ
405 IrDA送受信部
406 モータ
407 一次電池
1001 インスタントフィルムシート

Claims (10)

  1. 画像が記録される記録媒体をモータで所定方向に相対的に送りながら該記録媒体上に複数の色を循環的に照射することにより該記録媒体上にカラー画像を記録するプリンタにおいて、
    異なる複数色の色光を発光する発光体と、
    前記発光体から発せられた複数色の色光に共通の光路上に配置され、電圧の印加により開閉して該色光の前記記録媒体への照射を制御する液晶シャッタと、
    前記モータの回転に同期した書込指示パルスを生成するパルス生成部と、
    前記パルス生成部で生成された書込指示パルスを受けて該書込指示パルス一つにつき前記発光体を複数色の色光それぞれで順次点灯させ該複数色の色光での点灯が一巡した後の、次の書込指示パルスまでの待機期間は、該発光体に消灯状態を維持させる発光制御部と、
    前記発光体の複数色の色光での順次点灯に同期させて各色光での点灯ごとに画像信号に応じた時間だけ開状態となるように前記液晶シャッタの開閉を制御するとともに、前記待機期間においても該液晶シャッタを開閉させるシャッタ制御部とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記発光体は、奇数個の色の色光を発光するものであることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記発光体は、赤、緑、青からなる3色の色光を発光するものであることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  4. 前記発光体は、それぞれ赤、緑、青の色光を発光する3つのLEDからなるものであることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 前記シャッタ制御部は、前記待機期間において前記液晶シャッタが開状態にある間に次の書込指示パルスを受けたときは、該次の書込指示パルスに応じて該液晶シャッタを閉状態に制御するものであることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  6. 前記シャッタ制御部は、前記待機期間において前記液晶シャッタが開状態にある間に次の書込指示パルスを受けたときであっても、該液晶シャッタを、開状態を所定時間維持した後に該液晶シャッタを閉状態に制御するものであることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  7. 前記発光制御部は、前記次の書込指示パルスを受けたときは、前記液晶シャッタが閉じられた後に、前記発光体の順次点灯を開始するものであることを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  8. 前記シャッタ制御部は、前記待機期間における前記液晶シャッタの開時間を、該待機期間直前一回の該液晶シャッタの開時間と同一の開時間に制御するものであることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  9. 前記シャッタ制御部は、前記待機期間における前記液晶シャッタの開時間を、該待機期間直前の、各色光での発光が一巡した間における、奇数番目に発光した色光に対する開時間の合計から偶数番目に発光した色光に対する開時間の合計を差し引いた差分の時間と同一の開時間に制御するものであることを特徴とする請求項4記載のプリンタ。
  10. 被照射体上に複数の色について循環的に照射する光照射装置において、
    異なる複数色の色光を発光する発光体と、
    前記発光体から発せられた複数色の色光に共通の光路上に配置され、電圧の印加により開閉して該色光の被照射体への照射を制御する液晶シャッタと、
    所定のタイミングパルスを受けて該タイミングパルス一つにつき前記発光体を複数色の色それぞれで順次点灯させ該複数色の色光での点灯が一巡した後の、次の書込指示までの待機期間は、該発光体に消灯状態を維持させる発光制御部と、
    前記発光体の複数色の色光での順次点灯に同期させて各色光での点灯ごとに前記液晶シャッタの開閉を制御するとともに、前記待機期間においても該液晶シャッタを開閉させるシャッタ制御部とを備えたことを特徴とする光照射装置。
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