JP2006210513A - 光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ - Google Patents

光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2006210513A
JP2006210513A JP2005018416A JP2005018416A JP2006210513A JP 2006210513 A JP2006210513 A JP 2006210513A JP 2005018416 A JP2005018416 A JP 2005018416A JP 2005018416 A JP2005018416 A JP 2005018416A JP 2006210513 A JP2006210513 A JP 2006210513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
module
light emitting
transmission module
optical transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005018416A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Niitsu
岳洋 新津
Masao Funada
雅夫 舟田
Hisayoshi Mori
久佳 森
Hidenori Yamada
秀則 山田
Shinya Kyozuka
信也 経塚
Kazuhiro Suzuki
一広 鈴木
Tomoo Baba
智夫 馬場
Shinobu Koseki
忍 小関
Koichiro Yoshimura
宏一郎 吉村
Atsunobu Sugimoto
篤信 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Honda Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005018416A priority Critical patent/JP2006210513A/ja
Publication of JP2006210513A publication Critical patent/JP2006210513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

【課題】 高速伝送性能に影響が出ることを防止した光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタを提供することを課題とする。
【解決手段】 光伝送モジュール14は、発光素子18を筒状のモジュール本体16内に保持している光信号伝送部22と、支持部材34と、小型接続基板38とで構成される。支持部材34には、一方側の開口32Uから光信号伝送部22がピン20側から入れられて他方側の開口32Kからピン20が突出する円筒状ホルダ32が形成されており、位置決めストッパ30が当接する位置決め部36が円筒状ホルダ32内に形成されている。小型接続基板38は、支持部材34に、他方側の開口32Lが形成されている側から当接してモジュール本体16に対して直交しており、円筒状ホルダ32から突出したピン20が電気接続される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光素子又は受光素子を有する光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタに関する。
光コネクタ等を構成し光信号を伝送する光信号伝送部は、発光素子又は受光素子と、これを保持するモジュール本体とを備えており、この光信号伝送部は、一般に、回路基板のサイド側に配置されている(例えば特許文献1、2参照)。以下、従来の技術について例を挙げて説明する。
例えば特許文献1では、図16に示すように、光信号伝送部82は、発光素子88と、この発光素子88を保持する筒状のモジュール本体86と、を備えている。モジュール本体86は、一方の端部側が発光側で、発光素子88に接続しているピンが他方の端部側から突出するように発光素子88を保持している。モジュール本体86の上記一方の端部側には、フェルールが挿抜可能なようにスリーブ83が装着されている。
モジュール本体86の外壁側にはフランジ部84が設けられ、フランジ部84の外径は、モジュール本体86を構成するデバイスホルダ87の外径以下に設定されている。
光信号伝送部82を光コネクタに固定する構造については、光コネクタを構成するハウジングの収容溝に設けられた弾性爪(図示せず)を、フランジ部84とデバイスホルダ87との間の溝で挟み込んで固定する構造となっている。その際、光信号伝送部82を回路基板に実装するために、光信号伝送部82のフェルール差し込み方向と回路基板92の基板面92S(図17、図18参照)とを平行状態にして、ハウジングの収容溝にモジュール本体86を差し込む。
発光素子88を複数実装する場合、すなわち光信号伝送部82を複数実装する場合には、横方向に、すなわち回路基板に沿って光信号伝送部82を配列させるのが一般的であり、例えば発光素子88を4つ実装する場合は、4つの光信号伝送部82を回路基板に対して平行に1列に並べて実装する。
特開平10−300994号公報 特開2001−296457号公報
ところで、従来では、このように光信号伝送部82のフェルール差し込み方向と回路基板の基板面とを平行の状態にして実装しなければならないので、図17に示すように、モジュール本体86の底部から出ているピン90を90°に曲げて回路基板92のスルーホールに差し込んでハンダ付けするか、あるいは、図18に示すように、回路基板92の表面にパッドを設けてピン90の側面でハンダ付けしなければならない。いずれの場合にも回路基板92の側面に沿って1列配置で実装することになる。
図10示したように、ピン90を90°に曲げる場合にはピン長が長くなり、また、各ピンによってピン長が異なるため、高速伝送性能に影響が出やすい。
図18に示したように、ピンを回路基板92の側面にハンダ付けして実装する場合には、周辺回路への線の引き回しが長くなり、やはり高速伝送性能に影響が出やすい。また、光信号伝送部82のレイアウトの自由度の制約が大きい。
なお、受光素子が設けられている光信号伝送部であっても発光素子の場合と同様の問題生じている。
本発明は、上記事実を考慮して、高速伝送性能に影響が出ることを防止した光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、筒状のモジュール本体内に発光素子又は受光素子を保持し、一方の端部側を発光側又は受光側とし、前記発光素子又は前記受光素子に電気接続しているピンを他方の端部側から突出させている光信号伝送部と、前記モジュール本体の外側に設けられた位置決めストッパ部と、一方側の開口から前記光信号伝送部が前記ピン側から入れられて他方側から前記ピンが突出する貫通孔が形成され、前記位置決めストッパ部が当接する位置決め部が前記円筒状ホルダ内に形成されている支持部材と、前記支持部材に前記貫通孔の前記他方側から当接し、前記貫通孔から突出した前記ピンが電気接続される小型接続基板と、を備えたことを特徴とする、を備えたことを特徴とする。
上記ピンが突出する貫通孔は、複数あるそれぞれのピン位置に応じて各々貫通孔を形成していてもよいし、円筒状ホルダの開口側と、上記ピンが突出する他方側まで円柱状にくり抜いて貫通させたものであってもよい。
位置決めストッパは、モジュール本体に一体的に形成されていてもよいし、モジュール本体に装着される別部材であってもよい。
請求項1に記載の光伝送モジュールを製造するには、支持部材の円筒状ホルダの開口に、光信号伝送部をピン側から入れ、位置決めストッパを支持部材の位置決め部に当接させる。この結果、光伝送モジュールは支持部材に対して向きがずれることなく、しかも円筒状ホルダ内に入り過ぎることなく位置決めされ、また、他方側の貫通孔からピンが突出する。
そして、このピンの端部は、小型接続基板に電気接続される端部である。従って、このようにして製造された光伝送モジュールは、光コネクタを構成する回路基板等に対して任意の向きで実装され得る。例えば、小型接続基板が回路基板の基板面に対して直交向きであるように実装することが可能である。一方、発光素子を基板に対して垂直に実装すると、足の長さを短くすることができ、周辺回路部分へのアートワークの設計自由度が増すことで配線長を短く設計することも容易となり、高速伝送性能を向上させることが可能となる。
従って、従来に比べてピン長さを大幅に短くすると共に均一長さにして高速伝送性能に影響が出ないようにしても、発光素子や受光素子を任意の方向に向けることが可能な光伝送モジュールを実現させることができる。
なお、支持部材に光伝送モジュールを装着する際、支持部材の円筒状ホルダに受光素子や発光素子を垂直に落とし込んで固定することもできる。従って、支持部材へ装着し易い。
請求項2に記載の発明は、前記モジュール本体にはリング状の溝部が形成され、前記位置決めストッパ部は前記溝部に係合するC型リング状部材あるいはU型リング状部材であることを特徴とする。
このように、請求項2に記載の発明では、モジュール本体と位置決めストッパ部とを別部材で構成させる。位置決めストッパ部の径が円筒状ホルダの径よりも大きくされて、円筒状ホルダの端部側が位置決め部とされ、光伝送モジュールが円筒状ホルダに入りすぎることを防止していることが多い。
請求項2に記載の発明により、モジュール本体の円筒外側面に突起状の部位を形成する必要がない。従って、モジュール本体の製造が容易になる。また、位置決めストッパ部を用いることで、市販されているTOSA(Transmitter Optical Sub-Assembly)やROSA(Receiver Optical Sub-Assembly)を使うことができ、光伝送モジュールのコストを下げることができる。
請求項3に記載の発明は、前記位置決めストッパ部が複数設けられていることにより、前記モジュール本体が2カ所以上で位置決めされて支持される構造であることを特徴とする。
上記複数のストッパは、例えば2つの棒状のものでフランジの両側を支える構造とすれば、長い棒状ストッパの間に複数のモジュールを挟み込んで一括して位置決めすることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、前記位置決めストッパ部が前記モジュール本体に一体的に形成されていることを特徴とする。
これにより、別部材である位置決めストッパ部をモジュール本体のリング状溝部に係合させる工程が簡略化され、生産性を向上させることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、前記支持部材に、前記位置決め部が形成された前記円筒状ホルダが複数形成され、前記円筒状ホルダに前記光信号伝送部がそれぞれ入れられて位置決めされていることを特徴とする。
これにより、複数ビット、特に3つ以上の発光素子または受光素子を実装する光伝送モジュールの場合、回路基板等に対して垂直に実装することで同一の回路基板に対して複数の素子を自由なレイアウトで実装することができる。
請求項6に記載の発明は、前記光信号伝送部が2次元配置となっていることを特徴とする。
これにより、レイアウトの自由度をより高めることができ、コネクタ形状に応じた発光素子又は受光素子の配列が可能となる。
請求項7に記載の発明は、前記光信号伝送部を前記支持部材との間で挟持する補助支持部材が更に設けられたことを特徴とする。
これにより、光信号伝送部をより安定した状態で保持することができる。
請求項8に記載の発明は、回路基板と、前記発光素子の発光方向又は前記受光素子の受光方向が前記回路基板の基板面に対して平行であるように配置されて前記回路基板に電気接続された請求項1〜7のうち何れか1項に記載の光伝送モジュールと、を備えたことを特徴とする。
これにより、従来に比べてピン長さを大幅に短くすると共に均一長さにして高速伝送性能に影響が出ないようにしても、発光素子の発光方向や受光素子の受光方向を回路基板の基板面に対して平行にすることができる。従って、発光素子や受光素子のレイアウトを高めた高速伝送性能の高い光コネクタを実現させることができる。なお、発光素子の発光方向や受光素子の受光方向を回路基板の基板面に対して平行でない方向(例えば直交方向)にすることも可能である。
本発明は上記構成としたので、以下の効果を奏することができる。
請求項1に記載の発明によれば、従来に比べてピン長さを大幅に短くすると共に均一長さにして高速伝送性能に影響が出ないようにしても、発光素子や受光素子を任意の方向に向けることが可能な光伝送モジュールを実現させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、モジュール本体の円筒外側面に突起状の部位を形成する必要がない。従って、モジュール本体の製造が容易になる。また、光伝送モジュールのコストを下げることができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数のモジュールを一括して位置決めすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、生産性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、複数ビット、特に3つ以上の発光素子または受光素子を実装する光伝送モジュールの場合、回路基板等に対して垂直に実装することで同一の回路基板に対して複数の素子を自由なレイアウトで実装することができる。
請求項6に記載の発明によれば、レイアウトの自由度をより高めることができ、コネクタ形状に応じた発光素子又は受光素子の配列が可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、光信号伝送部をより安定した状態で保持することができる。
請求項8に記載の発明によれば、従来に比べてピン長さを大幅に短くすると共に均一長さにして高速伝送性能に影響が出ないようにしても、発光素子の発光方向や受光素子の受光方向の向きを回路基板の基板面に対して平行にすることができる。従って、発光素子や受光素子のレイアウトを高めた高速伝送性能の高い光コネクタを実現させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付してその説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。本実施形態では発光素子が設けられた光伝送モジュールを有する光コネクタを説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る光コネクタ10は、回路基板12と、回路基板12のサイド側に設けられた光伝送モジュール14と、を備えている。
図2〜図4に示すように、光伝送モジュール14は、筒状のモジュール本体16と、モジュール本体16の一方の端部側が発光側となるようにモジュール本体16内に設けられている発光素子(例えばVCSEL)18と、発光素子18に接続し、モジュール本体16の他方の端部から突出している複数本のピン20と、で構成される光信号伝送部22を備えている。また、光信号伝送部22は、プラグ(フェルール)23が挿抜可能なように、モジュール本体16の発光側の端部から入れられて装着されているスリーブ(図示せず)を備えている。
また、モジュール本体16の円筒状側壁面にはフランジ部24が形成され、フランジ部24と、モジュール本体16を構成するデバイスホルダ26と、によってリング状の溝部28が形成されている。溝部28には、平面視でCリング状の位置決めストッパ30(図5参照)が係合している。位置決めストッパ30の外径は、後述の円筒状ホルダ32の孔径やフランジ部24の外径よりも大きい。
また、光伝送モジュール14は、位置決めストッパ30を位置決めしてモジュール本体16を支える平板状の支持部材34を備えている。支持部材34には、円筒状ホルダ32が形成されており、また、円筒状ホルダ32内には、位置決めストッパ30が当接する位置決め部36が形成されている。この位置決めストッパ30は、円筒状ホルダ32の一方側の開口32Uから光信号伝送部22がピン20の側から入れられると、位置決めストッパ30が位置決め部36に当接してモジュール本体16が位置決めされるようになっている。この位置決めされた状態では、モジュール本体16及びピン20の向きが支持部材34及び後述の小型接続基板38に対して直交向きとなっており、また、円筒状ホルダ32の他方側の開口32Lからピン20が若干突出している。ここで、従来に比べ、ピン20の長さは遥かに短い。また、複数本のピン20の長さは均一にされている。
更に、光伝送モジュール14は、支持部材34に、上記の他方側の開口32Lが形成されている側から当接し、円筒状ホルダ32から突出したピン20が電気接続する小型接続基板38(図1、2参照)を備えている。図1に示すように、小型接続基板38は電気配線40によって回路基板12に接続されている。
光伝送モジュール14を製造するには、小型接続基板38を作業台等の上に載置し、更に、小型接続基板38の所定位置に支持部材34を載置する。
次に、支持部材34の円筒状ホルダ32の上側の開口32Uに、光信号伝送部22をピン20側から落とし込み、位置決めストッパ30を支持部材34の位置決め部36に当接させる。この結果、光伝送モジュール14は支持部材34に対して向きがずれることなく、また、円筒状ホルダ32内に入りすぎることなく位置決めされ、また、円筒状ホルダ32の下側の貫通孔32Kからピン20が突出する。
そして、このピン20の端部は、小型接続基板38に電気接続される。接続の形態は、例えば、小型接続基板38にピン20の端部を挿入する差込口が形成されていて、モジュール本体16を支持部材34に位置決めするとピン20の端部が差込口に挿入されて挟持される構造であってもよい。
図2〜図4に示したように、円筒状ホルダ32の下側に複数あるそれぞれのピン位置に応じて各々貫通孔32Kを形成したものについて説明したが、図5〜図7に示すように円筒状ホルダの開口側からピンが突出する他方側まで円柱状にくり抜いて貫通させたものであってもよい。
そして、本実施形態では、このようにして製造された光伝送モジュール14を、光コネクタ10を構成する回路基板12の基板面12Sに対して支持部材34が直交する向きに実装する。この実装は、例えば、光コネクタ10のハウジング11に回路基板12及び小型接続基板38の装着溝を形成しておくことにより容易に行うことができる。
このように実装されることにより、発光素子18の発光方向の中心線は回路基板12の基板面12Sに対して平行となる。
本実施形態では、発光素子18を小型接続基板38に対して直交向きに実装することができる。従って、小型接続基板38に接続する際にピン20を引き回す必要がないので、
ピン20の長さを従来に比べて大幅に短くすることができ、光伝送モジュール14の高速伝送性能を大幅に向上させることができる。また、周辺回路部分へのアートワークの設計自由度が増すことで配線長を短く設計することが容易となり、高速伝送性能を更に向上させることができる。
また、光伝送モジュール14として、市販のTOSAやROSAを使うことができ、光伝送モジュール14の低コスト化を図ることができる。
また、この光伝送モジュール14が実装された光コネクタ10では、従来に比べ、発光素子18のレイアウトを大幅に高めた性能の高い光コネクタとすることができる。
なお、位置決めストッパ30は、円筒状ホルダ32の上端部で引っ掛かる構造のものであればよく、図9に示すようにUリング状の位置決めストッパ42であってもよいし、図10に示すように複数の板状部材で構成される位置決めストッパ44であってもよい。また、これらの位置決めストッパに対してモジュール本体16が回転可能なように嵌め合い状態を調整し、小型接続基板38のスルーホールに合わせて足の位置、すなわちピン20の端部位置を調整できるようにすると、作業性が向上する。また、位置決めストッパの抜け落ち防止のために、位置決めストッパ30の開放部30C(図8参照)をモジュール本体外径よりも小さくするか、あるいは爪を設けるなどしてもよい。
図2〜図7に示したように、位置決めストッパをモジュール本体に装着される別部材としたが、図11〜図13に示すように、位置決めストッパをモジュール本体に一体的に形成したものであっても構わない。この場合には、モジュール本体が円筒状ホルダ32の上端部で引っ掛かるようにフランジ部24aの径を円筒状ホルダ32の外径よりも大きく形成することが好ましい。この構成により、別部材である位置決めストッパ部をモジュール本体のリング状溝部に係合する工程が簡略化され、生産量が非常に多くなる場合において生産性が向上し、量産効果によって光伝送モジュール14の低コスト化を図ることができる。
以上の説明では、発光素子18を有する光伝送モジュール14で説明したが、発光素子18に代えて、フォトダイオードなどの受光素子19(図2参照)が設けられていても同様の作用、効果を奏する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は、1つの光伝送モジュールに複数の光信号伝送部が設けられている例である。
図14に示すように、本実施形態に係る光コネクタ50は、回路基板52と、回路基板52のサイド側に設けられた光伝送モジュール54と、を備えている。
図15に示すように、光伝送モジュール54には、光信号伝送部22に係合して位置決めストッパを位置決めしモジュール本体16を支える平板状の支持部材64を備えている。支持部材64には、円筒状ホルダ32が2×2の配列状態で形成されている。各円筒状ホルダ32にはそれぞれ光信号伝送部22が位置決めされている。
また、光伝送モジュール54は、円筒状ホルダ32からピン20が突出する側から支持部材64に当接し、ピン20が電気接続される小型接続基板78を備えている。小型接続基板78は、回路基板52に電気配線40で接続されている。
更に、光伝送モジュール54には、フランジ部24に当接して光信号伝送部22を支持部材64との間で挟持する補助支持部材66が設けられている。補助支持部材66には、貫通孔68が2×2の配列状態で形成されている。貫通孔68の内径はフランジ部24の外径よりも小さく、モジュール本体16の発光側に延びだしている筒部17の外径よりも大きい。本実施形態では、位置決めストッパによってモジュール本体16が位置決めされた後、補助支持部材66でモジュール本体16を、すなわち光信号伝送部22を固定している。
以上説明したように、本実施形態では、複数の光信号伝送部22を備えた光伝送モジュール54としている。これにより、回路基板52に対して複数の発光素子を自由なレイアウトで実装することができる。更に、本実施形態では、光信号伝送部22を支持部材64との間で挟持する補助支持部材66が設けられている。これにより、光信号伝送部22をより安定した状態で保持することができる。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態に係る光コネクタの構成を示す模式的な側面図である。 第1実施形態に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す斜視図である。 第1実施形態に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す側面断面図である。 第1実施形態に係る光伝送モジュールの側面断面図である。 第1実施形態の変形例1に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す斜視図である。 第1実施形態の変形例1に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す側面断面図である。 第1実施形態の変形例1に係る光伝送モジュールの側面断面図である。 第1実施形態に係る光伝送モジュールのモジュール本体に位置決めストッパが取付けられていることを示す平面図である。 第1実施形態で、位置決めストッパの変形例を示す平面図である。 第1実施形態で、位置決めストッパの変形例を示す平面図である。 第1実施形態の変形例2に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す斜視図である。 第1実施形態の変形例2に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す側面断面図である。 第1実施形態の変形例2に係る光伝送モジュールの側面断面図である。 第2実施形態に係る光コネクタの構成を示す模式的な側面図図である。 第2実施形態に係る光伝送モジュールを組み立てることを示す斜視図である。 図16(A)及び(B)は、それぞれ、従来の光伝送モジュールの一例の側面断面図及び斜視図である。 従来の光コネクタの構成を示す模式的な側面図である。 従来の光コネクタの構成を示す模式的な側面図である。
符号の説明
10 光コネクタ
12 回路基板
12S 基板面
14 光伝送モジュール
16 モジュール本体
18 発光素子
20 ピン
22 光信号伝送部
28 溝部
30 位置決めストッパ(位置決めストッパ部)
32 円筒状ホルダ
34 支持部材
36 位置決め部
38 小型接続基板
42 位置決めストッパ(位置決めストッパ部)
44 位置決めストッパ(位置決めストッパ部)
50 光コネクタ
52 回路基板
54 光伝送モジュール
64 支持部材
66 補助支持部材
78 小型接続基板
82 光信号伝送部
86 モジュール本体
88 発光素子
90 ピン
92 回路基板
92S 基板面

Claims (8)

  1. 筒状のモジュール本体内に発光素子又は受光素子を保持し、一方の端部側を発光側又は受光側とし、前記発光素子又は前記受光素子に電気接続しているピンを他方の端部側から突出させている光信号伝送部と、
    前記モジュール本体の外側に設けられた位置決めストッパ部と、
    一方側の開口から前記光信号伝送部が前記ピン側から入れられて他方側から前記ピンが突出する貫通孔が形成され、前記位置決めストッパ部が当接する位置決め部が前記円筒状ホルダ内に形成されている支持部材と、
    前記支持部材に前記貫通孔の前記他方側から当接し、前記貫通孔から突出した前記ピンが電気接続される小型接続基板と、
    を備えたことを特徴とする光伝送モジュール。
  2. 前記モジュール本体にはリング状の溝部が形成され、前記位置決めストッパ部は前記溝部に係合するC型リング状部材あるいはU型リング状部材であることを特徴とする請求項1に記載の光伝送モジュール。
  3. 前記位置決めストッパ部が複数設けられていることにより、前記モジュール本体が2カ所以上で位置決めされて支持される構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送モジュール。
  4. 前記位置決めストッパ部が前記モジュール本体に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光伝送モジュール。
  5. 前記支持部材に、前記位置決め部が形成された円筒状ホルダが複数形成され、前記円筒状ホルダに前記光信号伝送部がそれぞれ入れられて位置決めされていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項に記載の光伝送モジュール。
  6. 前記光信号伝送部が2次元配置となっていることを特徴とする請求項5に記載の光伝送モジュール。
  7. 前記光信号伝送部を前記支持部材との間で挟持する補助支持部材が更に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のうち何れか1項に記載の光伝送モジュール。
  8. 回路基板と、
    前記発光素子の発光方向又は前記受光素子の受光方向が前記回路基板の基板面に対して平行であるように配置されて前記回路基板に電気接続された請求項1〜7のうち何れか1項に記載の光伝送モジュールと、
    を備えたことを特徴とする光コネクタ。
JP2005018416A 2005-01-26 2005-01-26 光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ Pending JP2006210513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005018416A JP2006210513A (ja) 2005-01-26 2005-01-26 光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005018416A JP2006210513A (ja) 2005-01-26 2005-01-26 光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006210513A true JP2006210513A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36967034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005018416A Pending JP2006210513A (ja) 2005-01-26 2005-01-26 光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006210513A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013138086A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nichia Chem Ind Ltd 光源装置
US11202400B2 (en) 2016-09-07 2021-12-14 Fuji Corporation Recognition device

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142958A (ja) * 1982-02-19 1983-08-25 Asahi Glass Co Ltd ガラス表面の撥水撥油剤
JPS61168882A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 富士通株式会社 同軸コネクタの係止構造
JPH06174981A (ja) * 1992-12-10 1994-06-24 Hitachi Ltd 光アクティブレセプタクルおよび組立方法
JPH08136766A (ja) * 1994-11-09 1996-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 光モジュール
JPH08211254A (ja) * 1995-02-07 1996-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学スリーブ
JPH0915459A (ja) * 1995-06-27 1997-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レーザ実装体およびその製造方法
JPH11261164A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Hitachi Ltd レーザダイオード・モジュールおよびその製造方法ならびにレーザダイオード
JPH11299850A (ja) * 1998-04-22 1999-11-02 Takagi Ind Co Ltd 送水ユニット
JP2001185754A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Mitsubishi Electric Corp 光電子機器
JP2004325922A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Kyocera Mita Corp 光学走査装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142958A (ja) * 1982-02-19 1983-08-25 Asahi Glass Co Ltd ガラス表面の撥水撥油剤
JPS61168882A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 富士通株式会社 同軸コネクタの係止構造
JPH06174981A (ja) * 1992-12-10 1994-06-24 Hitachi Ltd 光アクティブレセプタクルおよび組立方法
JPH08136766A (ja) * 1994-11-09 1996-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 光モジュール
JPH08211254A (ja) * 1995-02-07 1996-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学スリーブ
JPH0915459A (ja) * 1995-06-27 1997-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レーザ実装体およびその製造方法
JPH11261164A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Hitachi Ltd レーザダイオード・モジュールおよびその製造方法ならびにレーザダイオード
JPH11299850A (ja) * 1998-04-22 1999-11-02 Takagi Ind Co Ltd 送水ユニット
JP2001185754A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Mitsubishi Electric Corp 光電子機器
JP2004325922A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Kyocera Mita Corp 光学走査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013138086A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nichia Chem Ind Ltd 光源装置
US11202400B2 (en) 2016-09-07 2021-12-14 Fuji Corporation Recognition device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4395036B2 (ja) 光モジュール
JP2006004921A (ja) リジッドプリント基板及びフレキシブルプリント基板を有する光ファイバー送受信器モジュール
US20130115786A1 (en) Connector module
JP2006030868A (ja) 光電気複合型コネクタ及びそれを用いた基板
US20100158062A1 (en) Adapted Semiconductor Laser Package
JP2007199461A (ja) 光モジュール
JP2011099930A (ja) 光送受信器
JP6775783B2 (ja) 光コネクタ装置
JP2006210513A (ja) 光伝送モジュール及びそれを有する光コネクタ
JP2005266130A (ja) Fotとシールドケースとの取付補助具、光コネクタ、及びハイブリッドコネクタ
JP2010212138A (ja) 中継組立体
JP3784283B2 (ja) 光伝送装置
JP2007187742A (ja) 光コネクタおよび基板
JP4860997B2 (ja) 光伝送モジュール
JP6589345B2 (ja) 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル
US7442048B2 (en) Connector and portable electronic device using the same
US7503789B2 (en) Optical package alignment and test module
JP6421557B2 (ja) 光モジュール及び光ケーブル
JP2010062087A (ja) 光電気モジュール
JP6497644B2 (ja) 光電気変換装置、およびそれを用いた信号伝送装置
WO2023058636A1 (ja) 光-電気複合コネクタ
JP2007134992A (ja) 光送受信器
JP2008208852A (ja) 取付部材および組立体
JP3741015B2 (ja) コネクタ端子付き光モジュール
JP6294736B2 (ja) 集合光モジュール、光配線基板およびそれを用いた情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111004