JP2010212138A - 中継組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】嵌合誤差を許容することができるフローティング機能を有した、基板間接続用の中継装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第一基板に実装された第一基板コネクタと第二基板に実装された第二基板コネクタを中継する中継組立体であり、第一基板コネクタに接続される第一中継コネクタと、第二基板コネクタに接続される第二中継コネクタと、第一中継コネクタと第二中継コネクタを実装し、それらを電気的に接続するフレキシブル基板と、フレキシブル基板の第一中継コネクタ付近を支持する第一支持部材と、フレキシブル基板の第二中継コネクタ付近を支持する第二支持部材と、第一支持部材を第一基板コネクタ側に、第二支持部材を第二基板コネクタ側に、第一支持部材と第二支持部材が互いに接近若しくは離間し得るように支持するガイド部材を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、第一基板と第二基板を接続する際に、第一基板に実装された第一基板コネクタと第二基板に実装された第二基板コネクタとをフレキシブルに中継する中継組立体に関する。
例えば、特開平11−260494号公報に、コネクタ間のフレキシブルな中継を可能とする従来の組立体構造が開示されている。この公報に開示された組立構造体は、ラックアンドパネル接続用のフローティングコネクタ80である。図7に、この従来コネクタの一部断面側面図を示している。この従来コネクタ80では、フランジ81と取付パネル90の間に設けたコイルスプリング83によって、コネクタ80を取付パネル90とは反対方向に常に付勢するようになっており、また、取付パネル90に設けた貫通孔91をコネクタ80の外径よりも大きく設定することによって、取付パネル90に対するコネクタ80のXYZ軸方向へのフローティングを可能としている。
特開平11−260494号公報
しかしながら、このような従来構成では、コネクタパネル80と取付パネル90の間の距離(高さ方向の寸法)に関する設計の自由度が少なく、一旦、装置を組立てた後は容易には寸法変更できず、他装置への応用の自由度が低いといった問題がある。また、多数のコネクタ80を実装する必要がある場合、コネクタ自体の構成が複雑であり、コネクタ毎にコイルスプリングを設けなければならず、この結果、スペースがかさみ、装置が大型化するといあった問題もある。更に、この従来構成は、そもそも、ケーブル接続用の設計であって、基板間接続における基板間の嵌合誤差を許容できる構成ではなく、基板間接続への応用も困難である。
本発明は、これら従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、基板間接続における設計の自由度を増やし、また、自らはフローティング構造を有しない簡単な構成のコネクタを利用して嵌合誤差を許容することができるフローティング機能を有した、基板間接続用の中継装置を提供することを目的とする。
本発明は、第一基板と第二基板を接続する際に前記第一基板に実装された第一基板コネクタと前記第二基板に実装された第二基板コネクタを中継する中継組立体であって、前記第一基板コネクタに接続される第一中継コネクタと、前記第二基板コネクタに接続される第二中継コネクタと、前記第一中継コネクタと前記第二中継コネクタを実装し、それらを電気的に接続するフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の前記第一中継コネクタ付近を支持する第一支持部材と、前記フレキシブル基板の前記第二中継コネクタ付近を支持する第二支持部材と、前記第一支持部材を前記第一基板コネクタ側に、前記第二支持部材を前記第二基板コネクタ側に、前記第一支持部材と前記第二支持部材が互いに接近若しくは離間し得るように支持するガイド部材と、を備える中継組立体を特徴としている。
上記中継組立体において、前記接近若しくは離間する方向と略直交する方向において前記第一中継コネクタ及び前記第二中継コネクタを、前記第一支持部材及び前記第二支持部材にそれぞれ遊挿してもよい。
また、上記中継組立体において、前記フレキシブル基板と前記第一支持部材、又は、前記フレキシブル基板と前記第二支持部材が一体的に形成されていてもよい。
更に、上記中継組立体において、前記ガイド部材は棒状のガイドピンであってもよい。
また、上記中継組立体において、前記接近若しくは離間する方向と略直交する方向において前記第二支持部材に前記ガイドピンを遊挿してもよい。
更に、上記中継組立体において、更に、前記接近若しくは離間する方向において前記第一支持部材と前記第二支持部材に弾性作用を生じさせる弾性部材を備え、前記弾性部材は、前記ガイドピンの周囲を取り巻くコイルスプリングであってもよい。
更に、上記中継組立体において、前記第一基板側に設置された前記ガイドピンを利用して前記第二基板側の所定部位を誘い込むことにより、前記第二基板を前記第一基板に対して位置決めすることができる。
更にまた、上記中継組立体において、前記第一基板コネクタと前記第一中継コネクタ、又は、前記第二基板コネクタと前記第二中継コネクタが一体的に形成されていてもよい。
更にまた、上記中継組立体において、前記第一基板コネクタ、前記第二基板コネクタ、前記第一中継コネクタ、又は、前記第二中継コネクタが複数設けられていてもよい。
本発明によれば、基板間接続における位置ずれの許容度を増やして、安定した接続を達成することができる。また、高さのバリエーション対応を容易とし、コネクタ部分の自動実装も可能となる。
本発明の実施形態による中継組立体の使用状態を示す斜視図である。 使用状態とする前の中継組立体を周辺部材とともに示す斜視図である。 図2と略同じ状態を示す背面図である。 中継組立体だけの分解斜視図である。 使用状態とする前の本発明の他の実施形態による中継組立体を周辺部材とともに示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態による中継組立体30について説明する。
図1は、本発明の実施形態による中継組立体30の使用状態を示す斜視図、図2は、使用状態とする前の中継組立体30を周辺部材とともに示す斜視図、図3は、図2と略同じ状態を示す背面図、図4は、中継組立体30だけの分解斜視図である。尚、図2の状態と図3の状態は、中継組立体30にのみ着目した場合は同じであるが、図2は、中継組立体30によって接続されるメイン基板(第一基板)11や子基板(第二基板)12に支持板36、37を取り付ける前の状態を示しているのに対して、図3は、それらを取り付けた後の状態を示している点で両者は多少相違する。
中継組立体30は、メイン基板11側のレセプタクルコネクタ(第一基板コネクタ)21に接続されるプラグコネクタ(第一中継コネクタ)31と、子基板12側のレセプタクルコネクタ22(第二基板コネクタ)に接続されるプラグコネクタ(第二中継コネクタ)32と、これらプラグコネクタ31とプラグコネクタ32を実装してそれらを電気的に接続するフレキシブル基板34と、フレキシブル基板34を支持するフレーム(第一支持フレーム)41及びフレーム(第二支持フレーム)42と、これらフレーム41、42を支持するガイドピン(ガイド部材)35、35’、更に、フレーム41とフレーム42の間に弾性作用を生じさせるコイルスプリング(弾性部材)38、38’を含む。尚、図2と図3の相違点を説明する際に触れたように、メイン基板11側のレセプタクルコネクタ21は、レセプタクルコネクタ21が実装される支持板36を介して、一方、子基板12側のレセプタクルコネクタ22は、レセプタクルコネクタ22が実装される支持板37を介して、それぞれ、メイン基板11、子基板12に対して実装されるものである。尚、支持板37は、レセプタクルコネクタ22のハウジングと一体的に設けられていてもよい。
中継組立体30を用いてメイン基板11と子基板12を基板間接続することによって、メイン基板11に実装されたレセプタクルコネクタ21と、子基板12に実装されたレセプタクルコネクタ22は、フレキシブル基板34を介したレセプタクルコネクタ31、32と嵌合させることによって、ずれを許容した状態で接続させることができる。フレキシブルに接続される。更に言えば、レセプタクルコネクタ21、22は、それらを電気的に接続した後も、フレーム41とフレーム42が互いに接近若しくは離間する方向(レセプタクルコネクタ21とレセプタクルコネクタ22の接続方向に対応)(以下、「接近離間方向」と呼ぶ)、及び、この接近離間方向と略直交する方向において、互いに関してフローティングされ得る。これにより、基板間接続におけるずれを許容することができる。
明らかなように、本構成30では、レセプタクルコネクタ21とレセプタクルコネクタ22は直接的に接続されることはなく、中継組立体30を介して間接的(電気的)に接続されるだけである。実際、レセプタクルコネクタ21はプラグコネクタ31に接続され、レセプタクルコネクタ22はプラグコネクタ32に接続される。尚、レセプタクルコネクタ21、22、及び、プラグコネクタ31、32の構成は、従来から使用されているもので足りる。例えば、金属の薄板をプレス加工等することによっても製造できるため、切削品に比べて、安価に且つ短時間で大量生産することができる。尚、レセプタクルコネクタ21とプラグコネクタ31の間の接続、或いは、レセプタクルコネクタ22とプラグコネクタ32の間の接続を容易にするため、プラグコネクタ31、32の挿入口を拡げてレセプタクルコネクタ21、22のための誘込部33を形成してもよい。
プラグコネクタ31、32は、それぞれ、FPCのようなフレキシブル基板34に実装される。フレキシブル基板34に実装することにより、プラグコネクタ31とプラグコネクタ32は、互いに電気的に接続されるとともに、それらの間の相対運動の自由度が大きくされている。フレキシブル基板34は、容易に切断、折曲して形状を整えることができるため、設計の自由度も大きい。ここで使用するフレキシブル基板34は全体として略矩形であり、略左右対称形状である。フレキシブル基板34の対向する両端にはそれぞれ、複数のプラグコネクタ31、32が、フレキシブル基板34の幅方向に沿って装着される。尚、プラグコネクタ同士の間の運動の自由度を大きくするため、これら複数のプラグコネクタ31同士の間、或いは、複数のプラグコネクタ32同士の間に、切込み39を設けるのが好ましい。
フレキシブル基板34は、フレーム41、42によって支持される。各フレーム41、42は略平板状であるが、中央の幅広付近に折返部55、65を設けることによって、それぞれが、2枚構造として形成されている。2枚構造とすることにより、フレーム41については、第一板状体66と第二板状体67によって隙間64が、一方、フレーム42については、第一板状体56と第二板状体57によって隙間54(図3によく示されている)が、それぞれ形成され得る。更に、フレーム41の第一板状体66には、プラグコネクタ31が挿入され得る挿入部63が、一方、フレーム42の第一板状体56には、プラグコネクタ32が遊挿され得る遊挿部53が、それそれ設けられている。上述した接近離間方向と略直交する方向において、フレーム41の隙間64には、フレキシブル基板34のプラグコネクタ31側が、一方、フレーム42の隙間54には、フレキシブル基板34のプラグコネクタ32側が、それぞれ挿入される。また、これと同時に、フレーム41の第一板状体66に設けた挿入部63には、プラグコネクタ31が挿入され、一方、フレーム42の第一板状体56に設けた遊挿部53には、プラグコネクタ32が遊挿される。これらの作業によって、フレキシブル基板34を位置決めすることができ、また、このような構成とすることにより、コネクタ自体はフローティング構造を有していなくともよい。部品点数は減少する。特に、フレキシブル基板34のプラグコネクタ32については、比較的大きく設定された遊挿部53によって、プラグコネクタ32の周囲との間に遊びが形成される。この結果、特にプラグコネクタ32に関しては、フレキシブル基板34に加えて、遊挿部53の働きによっても、上述した接近離間方向と略直交する方向においても比較的大きなフローティングが可能とされ、嵌合誤差をより効果的に許容できる。尚、この場合、遊挿部53の入口付近には、プラグコネクタ32の抜け落ちを防止するため、幅狭部50を形成しておく必要がある。
フレーム41、42は、それぞれ、2本の棒状のガイドピン35、35’によって、互いに接近若しくは離間し得るように支持される。ガイドピン35、35’は、切削作業によって比較的安価に生産することができる。ガイドピン35、35’の中央付近には、コイルスプリング38、38’を配置するため、縮径部46、46’が形成される。
ガイドピン35、35’を利用してフレーム41を支持するため、フレーム41の第二板状体67の各両端部に、ガイドピン35、35’が挿通される貫通孔62、62’が設けてある。これらの貫通孔62、62’の孔径は、ガイドピン35、35’の先端側の外径と略同じ僅かに大きく、これらの貫通孔62,62’にガイドピン35、35’の先端側をそれぞれ挿入し、縮径部46、46’の下部終端位置付近に設けた拡径されたフランジ47によって第二板状体67を支持することによって、フレーム41をレセプタクルコネクタ21側に支持することができる。
同様に、ガイドピン35、35’を利用してフレーム42を支持するため、フレーム42の第二板状体57の各端部に、第一板状体56の遊挿部53と同様の遊挿部52、52’が設けてある。これらの遊挿部52、52’に、前述した接近離間方向と略直交する方向において、ガイドピン35、35’の縮径部46、46’をそれらの上部終端位置付近にて挿入することにより、フレーム42をレセプタクルコネクタ22側に支持することができる。これら遊挿部52、52’は、縮径部46、46’に、遊びをもって嵌められることから、フレーム41、42は、ガイドピン35、35’に対して移動可能となり、この結果、基板間接続におけるずれを吸収することができる。尚、この場合、遊挿部52、52’の入口付近には、遊挿部53、53’と同様に、ガイドピン35、35’の抜け落ちを防止するため幅狭部51を設けておく必要がある。
コイルスプリング38、38’は、ガイドピン35、35’の略中央領域に設けた縮径部46、46’付近に、ガイドピン35、35’の周囲を取り巻くように設置される。また、コイルスプリング38、38’は、ガイドピン35、35’によって支持されたフレーム41とフレーム42との間に挟み込むように設置され、これにより、フレーム41とフレーム42の間に、これらのコイルスプリング38、38’の働きによって、接近離間方向と略直交する方向(X、Y方向)のみならず、接近離間方向(Z方向)においても弾性作用を生じさせることができる。但し、コイルスプリング38、38’は、必ずしも必要なものではなく、省略することもできる。尚、コイルスプリング38、38’は、各ガイドピン35、35’に1つずつ、従って計2つ設けておけば足り、複数のコネクタ(21、22、31、32)のそれぞれに1つずつ(従って、3つ以上となることもある)設ける必要はない。この結果、装置の省スペース化、小型化が図られる。
中継組立体30の組立、実装手順を簡単に説明する。先ず、プラグコネクタ31、32をフレキシブル基板34に実装する。次いで、支持板36上に実装されたレセプタクルコネクタ21と、支持板37上に実装されたレセプタクルコネクタ22を、メイン基板11と子基板12にそれぞれ実装する。その後、プラグコネクタ31、32が実装されたフレキシブル基板34と、フレーム41を、ガイドピン35、35’に組み込み、更に、コイルスプリング38、38’とフレーム42をガイドピン35、35’に組み込む。次に、メイン基板11に中継組立体30を実装し、ネジ等の固定具15で固定する。最後に、子基板をガイドピンにガイドさせてプラグコネクタとレセプタクルコネクタ32を嵌合させる。尚、メイン基板11と子基板12を接続する際は、メイン基板11側に設置された中継組立体30のガイドピン35、35’の先端テーパー45を利用して、子基板12の位置決穴(13)を誘い込むことにより、容易に位置決めすることができる。
以上の構成によれば、接近離間方向(Z方向)に関しては、コイルスプリング38、38’やフレキシブル基板34の働きによって、また、接近離間方向と略直交する方向(X、Y方向)に関しては、フレキシブル基板34の働きや、フレーム42のプラグコネクタ遊挿部53とプラグコネクタ32との間の遊び、及び、フレーム42のガイドピン遊挿部52、52’とガイドピン35、35’の縮径部46、46’との間の遊びによって、フローティングが可能となる。この結果、基板間接続におけるずれの許容度を増やし、また、フレーム41とフレーム42の間の誤差(高さ方向における誤差)を吸収して、安定した接続を達成することができる。更に、プラグコネクタ31とプラグコネクタ32を、フレキシブル基板34を介して接続しているため、高さの調整は、基本的に、ガイドピン35、35’とコイルスプリング38、38’を変更することだけで対応でき、高さのバリエーションへ容易に対応することができる。また、中継組立体30に使用するプラグコネクタ31はフローティング構造を有しない単体構造であるため、従来のように、手半田で接続する必要はなく、リール梱包が可能であり、特にレセプタクルコネクタ21、22に関しては自動実装を行うこともできる。
最後に、図5を参照して、本発明の他の実施形態を説明する。この図は、上述した図2に略対応するものである。図5において、他の図面中の部材と同じ部材には同じ参照番号を、同じではないが対応する部材には参照番号の後に「A」を付して示している。図2に示した実施形態では、子基板12自体に位置決穴13を設けることとしていたのに対し、図5の実施形態では、子基板12A自体には位置決穴(13)を設けず、支持板37Aの両端に位置決穴13Aを設けることとしている。ただし、図5では、理解を容易にするため、図5の(a)に支持板37Aの裏面を、(b)に同支持板37の表面を、それぞれ分けて示している。このように、支持板37Aに位置決穴13Aを設けることにより、子基板12に位置決穴を設ける必要がなくなり、支持板37の設計変更だけで、子基板12A自体に位置決穴を設けた場合と同じ効果を得ることができる。尚、位置決穴13Aには、誘い込みのためのテーパー16を設けておくのが好ましい。また、特に図示しないが、子基板に位置決穴を設ける場合も、同様にテーパーを設けるのが好ましい。
上述した実施形態では、フレキシブル基板34とフレーム41、又は、フレキシブル基板34とフレーム42を、別部材として形成することとしていたが、それらを一体的に形成することもできる。これにより、部品点数を減らすことができる。但し、この場合であっても、プラグコネクタ31、32は、フレキシブル基板34の働きによって、接近離間方向、及び、接近離間方向と略直交する方向においてフローティングされ得るため、何ら、不都合はない。同様に、中継するフレキシブル基板を設けるならば、レセプタクルコネクタ21とプラグコネクタ31、或いは、レセプタクルコネクタ22とプラグコネクタ32も、必ずしも別部材として形成する必要はなく、それらを一体的に形成して、部品点数を減らすこともできる。更に、上述した実施形態では、レセプタクルコネクタ21、22、プラグコネクタ31、32を複数設けた例を示していたが、勿論、これらの数は限定されるものではない。例えば、それらを一組のみとしてもよいし、更に数を増やしてもよい。
本発明は、フレキシブルな中継を必要とするコネクタ間接続、例えば、基板間接続に幅広く使用することができる。
11 メイン基板(第一基板)
12 子基板(第二基板)
13 位置決穴
15 ネジ
16 テーパー(誘込部)
21 レセプタクルコネクタ(第一基板コネクタ)
22 レセプタクルコネクタ(第二基板コネクタ)
30 中継組立体
31 プラグコネクタ(第一中継コネクタ)
32 プラグコネクタ(第二中継コネクタ)
33 誘込部
34 フレキシブル基板
35 ガイドピン(ガイド部材)
36 支持板
37 支持板
38 コイルスプリング(弾性部材)
39 切込み
41 フレーム(第一支持部材)
42 フレーム(第二支持部材)
45 テーパー
46 縮径部
47 フランジ
50 幅狭部
51 幅狭部
52 遊挿部
53 遊挿部
54 隙間
55 折返部
56 第一板状体
57 第二板状体
62 貫通孔
63 レセプタクル挿入部
64 隙間
65 折返部
66 第一板状体
67 第二板状体

Claims (9)

  1. 第一基板と第二基板を接続する際に前記第一基板に実装された第一基板コネクタと前記第二基板に実装された第二基板コネクタを中継する中継組立体であって、
    前記第一基板コネクタに接続される第一中継コネクタと、
    前記第二基板コネクタに接続される第二中継コネクタと、
    前記第一中継コネクタと前記第二中継コネクタを実装し、それらを電気的に接続するフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板の前記第一中継コネクタ付近を支持する第一支持部材と、
    前記フレキシブル基板の前記第二中継コネクタ付近を支持する第二支持部材と、
    前記第一支持部材を前記第一基板コネクタ側に、前記第二支持部材を前記第二基板コネクタ側に、前記第一支持部材と前記第二支持部材が互いに接近若しくは離間し得るように支持するガイド部材と、
    を備えることを特徴とする中継組立体。
  2. 前記接近若しくは離間する方向と略直交する方向において前記第一中継コネクタ及び前記第二中継コネクタが、前記第一支持部材及び前記第二支持部材にそれぞれ遊挿される請求項1に記載の中継組立体。
  3. 前記フレキシブル基板と前記第一支持部材、又は、前記フレキシブル基板と前記第二支持部材が一体的に形成されている請求項1に記載の中継組立体。
  4. 前記ガイド部材は棒状のガイドピンである請求項1乃至3のいずれかに記載の中継組立体。
  5. 前記接近若しくは離間する方向と略直交する方向において前記第二支持部材に前記ガイドピンが遊挿される請求項4に記載の中継組立体。
  6. 前記中継組立体は、更に、前記接近若しくは離間する方向において前記第一支持部材と前記第二支持部材に弾性作用を生じさせる弾性部材を備え、前記弾性部材は、前記ガイドピンの周囲を取り巻くコイルスプリングである請求項4又は5に記載の中継組立体。
  7. 前記第一基板側に設置された前記ガイドピンを利用して前記第二基板側の所定部位を誘い込むことにより、前記第二基板は前記第一基板に対して位置決めされる請求項4乃至6のいずれかに記載の中継組立体。
  8. 前記第一基板コネクタと前記第一中継コネクタ、又は、前記第二基板コネクタと前記第二中継コネクタが一体的に形成されている請求項1乃至7のいずれかに記載の中継組立体。
  9. 前記第一基板コネクタ、前記第二基板コネクタ、前記第一中継コネクタ、又は、前記第二中継コネクタが複数設けられている請求項1乃至8のいずれかに記載の中継組立体。
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