JP2006208828A - 重合トナーの製造方法、重合トナー、及び重合トナーを用いた画像形成方法 - Google Patents

重合トナーの製造方法、重合トナー、及び重合トナーを用いた画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、耐久印字においても、クリーニングブレードによるクリーニング性に優れ、画像濃度の低下がなく、かぶりも発生しにくい重合トナー、及び該重合トナーの製造方法、さらに、該重合トナーを用いた画像形成方法を提供することにある。
【解決手段】重合性単量体及び着色剤を含む重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含有する水系媒体中に入れ、該重合性単量体組成物の造粒を行ない、重合性単量体組成物分散液を得る工程(I)、得られた重合性単量体組成物を重合し着色重合体粒子を形成する工程(II)を含む、重合トナーの製造方法において、工程(I)の後、工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、該重合性単量体分散液へ、水酸化アルカリ金属(b)を添加することを特徴とする方法により重合トナーを製造し、その方法により製造された重合トナーを用い、画像形成を行なう。
【選択図】なし

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、及びプリンター等の、電子写真法を利用した装置において、印刷を行なう画像形成方法、その画像形成の際に用いることが出来る重合トナー、及び前記重合トナーの製造方法に関するものである。
一般に、電子写真法では、電子写真装置や静電記録装置等の画像形成装置において、先ず、感光体上に静電潜像が形成される。次いで、現像ロール上のトナーにより、静電潜像が現像されトナー像を形成し、形成されたトナー像は、必要に応じて紙等種々の転写材上に転写される。転写されたトナー像は、加熱、加圧、又は溶剤蒸気などにより定着され、印刷画像が形成される。この転写の際に、転写材へ転写されずに、感光体上に残留した転写残トナーは、クリーニング工程により回収される。クリーニングの方法としては、クリーニングブレードを用いるブレードクリーニング法が、装置がコンパクトで簡便であることから、広く用いられている。
また、従来、上記のトナーとしては、着色剤、帯電制御剤、及び結着樹脂を溶融混合した後、粉砕、さらに分級を行って製造される粉砕トナーが一般的に用いられていた。
近年、その画像形成装置において、画像の高解像度化や画像形成の高速化が求められている。しかし、粉砕トナーは、得られる粒子の形状が不定形であり、また、粒径分布が広いために、現像、転写が均一に行なわれ難く、高解像度化の要求に応えることは困難であった。この粉砕トナーの問題点を克服するために、着色剤や重合性単量体を含有する重合性単量体組成物を重合することによって製造する重合トナーが提案されている。重合トナーは、球形のトナーを容易に製造でき、且つ粒径分布を狭くできることから、上記の要求に応えることができる。
しかし、ブレードクリーニングを行なう画像形成装置に、球形のトナーを用いると、画像再現性は改善され、転写性も向上するものの、わずかに残る転写残トナーが、クリーニングブレードと感光体の間をすり抜ける現象(クリーニング不良)が起き易くなる、すなわちクリーニング性が低下してしまう問題があった。
クリーニング性が低下すると、転写残トナーがクリーニングされずに感光体上にそのまま存在することから、静電潜像の形成不良による画像劣化の問題が起きる。特に、カラートナーによる画像形成(フルカラー画像形成)においては、感光体上の転写残トナーにより、混色という問題も起こる。したがって、フルカラー画像形成においては、モノクロトナーを使用した画像形成以上に、高いクリーニング性が要求される。また、モノクロトナーの着色剤として通常使用されるカーボンブラックと比較して、カラートナーの着色剤として使用される有機顔料は、帯電され易いため、カラートナーでは、転写残トナーと感光体との静電的な付着力が強く、クリーニングがより困難となり易い問題があった。
クリーニング不良が起こらないようにするため、様々な方法が提案されている。トナー粒子の形状に着目した方法として、球形の重合トナーと不定形の粉砕トナーを混合する方法が提案されている。しかし、この方法によるトナーは、転写性、クリーニング性の改善がともに不十分なものであった。
転写性、及びクリーニング性の改善を行なうため、通常は球形である重合トナーを非球形化(異形化)することが、従来、試みられている。その方法の一つとして、特許文献1では、難水溶性無機微粒子を含有する重合性単量体を重合し、得られた重合トナーの表面に露出した該無機微粒子を化学的方法により除去することにより非球形(異形)のトナーを製造する方法が開示されている。
しかしながら、この製造方法に従って、本発明者らが検討したところ、炭酸亜鉛や炭酸カルシウムの如き難水溶性無機微粒子を使用すると、これらの難水溶性無機微粒子は重合性単量体よりも親水性が強いため、重合性単量体中に包含されずにその多くが水系媒体中に存在し、得られたトナーの表面に存在する難水溶性無機微粒子は少量となり、非球形(異形)のトナーとならないことがあった。
また、特許文献2では、重合性単量体と、アルミニウムカップリング剤等のカップリング剤で疎水化処理することにより重合性単量体に対する親和性を高めた難水溶性の無機微粒子を含むモノマー相(重合性単量体組成物)を、水系媒体中に液滴状に懸濁分散させた状態で、重合を行ない、トナー粒子(着色重合体粒子)を得た後、トナー粒子の表面の無機微粒子を化学的に除去して凹部を形成するトナーの製造方法が開示されている。
しかしながら、この方法は重合性単量体への親和性の程度を制御することが難しく、前記の親和性が高いと、難水溶性無機微粒子が得られるトナーの粒子内部に埋没して、凹部を有するトナーを製造できないことがある。さらに、実施例記載のカップリング処理を行なうと、未反応のカップリング剤がトナー物性に影響し、画像特性が悪くなることがある。逆に前記親和性が低すぎると、特許文献1のように、無機微粒子が重合性単量体中に包含されずに、その多くが水系媒体中に存在するために、重合することにより得られたトナーに凹部を形成できなくなることがあった。
さらに、特許文献3では、球形のトナーの表面に微小な凹部を多数存在するゴルフボール型のトナーが、特許文献4では、紡錘上のラグビーボール型のトナーが開示されているが、これらのトナーは、非球形(異形)の度合いが小さく、転がりやすい形状であるため、クリーニングブレードと感光体の間をすり抜けやすいと考えられ、クリーニング性が不十分であった。
特開昭62−266557 特開平7−114212 特開2003−177571 特開2003−295494
本発明の課題は、クリーニングブレードによるクリーニング性に優れ、耐久印字においても、画像濃度の低下がなく、かぶりも発生しにくい重合トナー、及び該重合トナーの製造方法、さらに、該重合トナーを用いた画像形成方法を提供することである。
本発明者らは、重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含有する水系媒体中で造粒した後、重合し、着色重合体粒子を形成する重合トナーの製造方法において、造粒した後、重合転化率が90%に達する時点までに、水酸化アルカリ金属を添加する方法により、球欠体の粒子形状を持つ重合トナーを製造し、上記課題が解決できることを見出した。
すなわち、本発明によれば、重合性単量体及び着色剤を含む重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含有する水系媒体中に入れ、該重合性単量体組成物の造粒を行ない、重合性単量体組成物分散液を得る工程(I)、該重合性単量体組成物分散液を昇温し重合を行ない着色重合体粒子を形成する工程(II)を含む、重合トナーの製造方法において、工程(I)の後、工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、該重合性単量体組成物分散液へ、水酸化アルカリ金属(b)を添加することを特徴とする方法により、耐久印字を行なっても、クリーニング性に優れ、画像濃度の低下が無く、かぶりも発生しない重合トナーが製造できることを見出した。
また、本発明によれば、該分散安定化剤が、水溶性多価金属化合物と水酸化アルカリ金属(a)との水相中の反応により生成された難水溶性水酸化金属塩コロイドであることが好ましい。
さらに、本発明によれば、該水溶性多価金属化合物に対する、該水酸化アルカリ金属(a)の化学当量の比A、及び水酸化アルカリ金属(b)の化学当量比Bが、0.4≦A≦1.0、かつ0.01≦B/A≦2.0の関係を満たすことがより好ましい。
また、本発明により、重合性単量体及び着色剤を含む重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含有する水系媒体中に入れ、該重合性単量体組成物の造粒を行ない、重合性単量体組成物分散液を得る工程(I)、該重合性単量体組成物分散液を昇温し重合を行ない着色重合体粒子を形成する工程(II)、を含む方法により製造される重合トナーにおいて、工程(I)の後、工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、該重合性単量体組成物分散液へ、水酸化アルカリ金属(b)を添加することを特徴とする重合トナーが提供される。
また、該重合トナーの平均異形化度(L/L)が、0.4以上、0.95以下の球欠体であることが好ましい。
(重合トナーの平均異形化度は、重合トナーの投影像におけるトナー粒子の最大径であるLと、粒子の中心がある場合、粒子の中心と弦の中間点Cを結ぶ直線と弧の交点Dから中間点Cまでの長さ、あるいは粒子の中心が無い場合には仮想の中心と弦の中間点C’を結ぶ直線と弧の交点D’から中間点C’までの長さ、で表されるL、との比で表される。)
さらに、本発明によれば、感光体上に静電潜像を形成し、該静電潜像を、本発明の重合トナーで現像し、得られるトナー像を、直接又は中間転写体を介して転写材に転写し、該トナー像の転写後の感光体上に残留する転写残トナーをゴムブレードによりクリーニングすることを特徴とする画像形成方法が提供される。
本発明の課題は、耐久印字においても、クリーニングブレードによるクリーニング性に優れ、画像濃度の低下がなく、かぶりも発生しにくい重合トナー、及び該重合トナーの製造方法、さらに、該重合トナーを用いた画像形成方法が提供される。
以下、本発明の重合トナー及びその製造方法、さらにそれを用いた画像形成方法について説明する。
本発明の重合トナーは、以下のように製造される。
まず、重合性単量体、着色剤、さらに必要に応じてその他の添加物を混合する(本発明ではこの混合物を重合性単量体組成物という。)。この重合性単量体組成物を、水系媒体に入れ、重合開始剤を添加した後、造粒を行ない、重合性単量体組成物が分散した分散液(本発明では、この分散液を、重合性単量体組成物分散液という。)を得る。(工程(I))。
次に、該重合性単量体組成物分散液を昇温し、重合を行ない、着色重合体粒子(重合性単量体、及び着色剤を含む重合性単量体組成物の微細な液滴を重合することにより得られる、重合体を主成分とする着色された粒子を、本発明では、着色重合体粒子という。)の水分散液が得られる(工程(II))。
本発明の製造方法では、工程(I)の後、この工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、水酸化アルカリ金属(b)が重合性単量体組成物分散液に添加される。
さらに、工程(II)により得られた着色重合体粒子は、洗浄・脱水・乾燥され、必要に応じて分級され、さらに必要に応じて、外添剤または/及びキャリアが添加されて、重合トナーが得られる。
1、工程(I)
(重合性単量体組成物)
工程(I)では、まず、重合性単量体、着色剤、さらに必要に応じてその他の添加物を混合し、重合性単量体組成物を得る。着色剤及びその他の添加物は、重合性単量体に、溶解または可能な限り均一かつ微細に分散されるように混合が行なわれることが好ましい。このような混合を行なうため、メディア式分散機を用いることが好ましい。
本発明で重合性単量体は、重合可能な化合物をいう。
重合性単量体の主成分として、モノビニル単量体を使用する。モノビニル単量体としては、例えば、スチレン;ビニルトルエン、及びα−メチルスチレン等のスチレン誘導体;アクリル酸;メタクリル酸;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、及びアクリル酸ジメチルアミノエチル等のアクリル酸エステル;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、及びメタクリル酸ジメチルアミノエチル等のメタクリル酸エステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド等の、アクリル酸の誘導体及びメタクリル酸の誘導体;エチレン、プロピレン、及びブチレン等のオレフィン;塩化ビニル、塩化ビニリデン、及びフッ化ビニル等の、ハロゲン化ビニル及びハロゲン化ビニリデン;酢酸ビニル、及びプロピオン酸ビニル等のビニルエステル;ビニルメチルエーテル、及びビニルエチルエーテル等のビニルエーテル;ビニルメチルケトン、及びメチルイソプロペニルケトン等のビニルケトン;2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、及びN−ビニルピロリドン等の含窒素ビニル化合物;が挙げられる。これらのモノビニル単量体は、単独で用いてもよいし、複数を組み合わせて用いてもよい。これらのうち、スチレン、スチレン誘導体、及びアクリル酸もしくはメタクリル酸の誘導体が、好適に用いられる。
モノビニル単量体は、それを重合して得られる、重合体のガラス転移温度(以下、Tgと表す)が80℃以下になるように選択することが好ましい。モノビニル単量体を単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用することにより、重合体のTgを所望の範囲に調整することができる。
ホットオフセット改善のために、重合性単量体の一部として、モノビニル単量体とともに、任意の架橋性単量体を用いることが好ましい。架橋性単量体とは、2つ以上の重合可能な官能基を持つモノマーのことをいう。架橋性単量体としては、例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、及びこれらの誘導体等の芳香族ジビニル化合物;エチレングリコールジメタクリレート、及びジエチレングリコールジメタクリレート等のポリアルコールの不飽和ポリカルボン酸ポリエステル;N,N−ジビニルアニリン、及びジビニルエーテル等のその他のジビニル化合物;3個以上のビニル基を有する化合物;等を挙げることができる。これらの架橋性単量体は、それぞれ単独で、あるいは2種以上組み合わせて用いることができる。架橋性単量体は、モノビニル単量体100重量部に対して、通常、0.1〜5重量部、好ましくは0.3〜2重量部用いることが望ましい。
また、さらに、重合性単量体の一部として、マクロモノマーを用いると、保存性と低温での定着性とのバランスが良好になるので好ましい。マクロモノマーは、分子鎖の末端に重合可能な炭素−炭素不飽和二重結合を有するもので、数平均分子量が、通常、1,000〜30,000の反応性の、オリゴマーまたはポリマーである。
マクロモノマーは、モノビニル単量体を重合して得られる、重合体のTgよりも、高いTgを有する重合体を与えるものが好ましい。マクロモノマーの量は、モノビニル単量体100重量部に対して、通常、0.01〜10重量部、好ましくは0.03〜5重量部、さらに好ましくは0.05〜1重量部である。
本発明では、着色剤を用いるが、カラートナー(通常、ブラックトナー、シアントナー、イエロートナー、マゼンタトナーの4種類のトナーが用いられる。)を作製する場合、ブラック着色剤、シアン着色剤、イエロー着色剤、マゼンタ着色剤をそれぞれ用いることができる。
ブラック着色剤としては、カーボンブラック、チタンブラック、並びに酸化鉄亜鉛、及び酸化鉄ニッケル等の磁性粉、オイルブラック、並びにチタンホワイト等の、着色剤や染料を用いることができる。黒色のカーボンブラックは、一次粒径が20〜40nmであるものが好適に用いられる。上記一次粒径がこの範囲にあると、カーボンブラックをトナー中に均一に分散でき、かぶりも少なくなるので好ましい。
シアン着色剤としては、例えば、銅フタロシアニン化合物、その誘導体、及びアントラキノン化合物等が利用できる。具体的には、C.I.Pigmentブルー2、3、6、15、15:1、15:2、15:3、15:4、16、17:1、及び60等が挙げられ、重合の安定性がよく、着色力があることから、C.I.Pigmentブルー15、15:1、15:2、15:3、15:4、及び17:1等の銅フタロシアンニンが好ましく、15:3がさらに好ましい。
イエロー着色剤としては、例えば、モノアゾ顔料、及びジスアゾ顔料等のアゾ顔料、縮合多環顔料等の化合物が用いられる。具体的には、C.I.Pigmentイエロー3、12、13、14、15、17、62、65、73、74、83、93、97、120、138、155、180、181、185、及び186等が挙げられる。重合の安定性がよく、着色力があることから、C.I.Pigmentイエロー3、15、65、73、74、97、及び120等のモノアゾ顔料が好ましく、C.I.Pigmentイエロー74がより好ましい。
マゼンタ着色剤としては、例えば、モノアゾ顔料、及びジスアゾ顔料等のアゾ顔料、縮合多環顔料等の化合物が用いられる。具体的には、C.I.Pigmentレッド31、48、57:1、58、60、63、64、68、81、83、87、88、89、90、112、114、122、123、144、146、149、150、163、170、184、185、187、202、206、207、209、251、及びC.I.Pigmentバイオレット19等が挙げられる。重合の安定性がよく、着色力があることから、C.I.Pigmentレッド31、48、57:1、58、60、63、64、68、112、114、146、150、163、170、185、187、206、及び207等のモノアゾ顔料が同様に好ましい。
着色剤の添加量は、モノビニル単量体100重量部に対して、好ましくは1〜10重量部、である。
その他の添加物として、着色剤の重合性単量体組成物中での、分散状態を安定化するために、顔料分散剤を添加することが好ましい。顔料分散剤としては、アルミニウムカップリング剤、シランカップリング剤、及びチタンカップリング剤等のカップリング剤が好ましい。顔料分散剤は、モノビニル単量体100重量部当たり、通常0.05〜3重量部、好ましくは0.5〜2重量部の割合で使用される。この範囲で添加すると、均一な分散を効率良く行なうことができる。
また、その他の添加物として、帯電制御剤を用いることが好ましい。帯電制御剤は、各種の正帯電性または負帯電性の帯電制御剤を用いることができる。例えば、カルボキシル基または含窒素基を有する有機化合物の金属錯体、含金属染料、及びニグロシン等の樹脂でない帯電制御剤;4級アンモニウム基含有共重合体及びその塩、スルホン酸基含有共重合体及びその塩、並びにカルボン酸基含有共重合体及びその塩等の帯電制御樹脂;等を用いることができる。トナーの印字耐久性が良好になることから、帯電制御剤は、帯電制御樹脂を含むことが好ましい。帯電制御剤のうち、樹脂でない帯電制御剤と、帯電制御樹脂を併用しても良いし、帯電制御樹脂を単独で用いても良い。帯電制御樹脂を単独で用いることがより好ましい。帯電制御樹脂として、4級アンモニウム基含有共重合体及びその塩、又はスルホン酸基含有共重合体及びその塩を用いることが、さらに、好ましい。帯電制御剤は、モノビニル単量体100重量部に対して、通常0.01〜10重量部、好ましくは0.03〜8重量部の割合で用いられる。
さらに、その他の添加物として、分子量調整剤を使用することが好ましい。分子量調整剤としては、t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、及び2,2,4,6,6−ペンタメチルヘプタン−4−チオール等のメルカプタン類が挙げられる。上記分子量調整剤の量は、モノビニル単量体100重量部に対して、好ましくは0.01〜10重量部であり、更に好ましくは0.1〜5重量部である。
また、さらに、その他の添加物として、定着時におけるトナーの定着ロールからの離型性を改善できるので、離型剤を添加することが、好ましい。離型剤としては、一般にトナーの離型剤として用いられるものであれば、特に制限無く用いることができる。例えば、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、及び低分子量ポリブチレン等の低分子量ポリオレフィンワックス類;分子末端酸化低分子量ポリプロピレン、分子末端をエポキシ基に置換した低分子量末端変性ポリプロピレン、これらと低分子量ポリエチレンのブロックポリマー、分子末端酸化低分子量ポリエチレン、分子末端をエポキシ基に置換した低分子量ポリエチレン、及びこれらと低分子量ポリプロピレンのブロックポリマー等の、末端変性ポリオレフィンワックス類;キャンデリラ、カルナウバ、ライス、木ロウ、及びホホバ等の植物系天然ワックス;パラフィン、マイクロクリスタリン、及びペトロラクタム等の石油系ワックス、並びにこれらの変性ワックス;モンタン、セレシン、及びオゾケライト等の鉱物系ワックス;フィッシャートロプシュワックス等の合成ワックス;ペンタエリスリトールテトラミリステート、ペンタエリスリトールテトラパルミテート、ペンタエリスリトールテトラステアレート、及びペンタエリスリトールテトララウレート等のペンタエリスリトールエステル、並びにジペンタエリスリトールヘキサミリステート、ジペンタエリスリトールヘキサパルミテート、及びジペンタエリスリトールヘキサラウレート等の、ジペンタエリスリトールエステル等の多価アルコールエステル化物;等が挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの離型剤の内、示差走査熱量計を用いて、昇温時のDSC曲線から測定される、吸熱ピーク温度が50〜80℃である多価アルコールエステル化物が、定着−剥離性バランスの面で特に好ましい。上記離型剤は、モノビニル単量体100重量部に対して、好ましくは0.1〜30重量部、更に好ましくは1〜20重量部用いられる。
(造粒)
本発明では、以上のようにして得られた、重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含む水系媒体中に分散させ、重合開始剤を添加した後、重合性単量体組成物の造粒を行ない、重合性単量体組成物分散液を得る。造粒の方法は特に限定されないが、例えば、(インライン型)乳化分散機(株式会社荏原製作所製、商品名「マイルダー」)、高速乳化・分散機(特殊機化工業製、商品名「T.K.ホモミクサー MARK II型」)等の強攪拌が可能な装置を用いて行なう。
本発明における水系媒体は、水、または水を主成分とし水に溶解可能な溶媒を加えた媒体をいう。溶解可能な溶剤としては、エチレングリコール等のアルコール、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、アセトン等の低級ケトン、等が挙げられる。
本発明において、水系媒体には、分散安定化剤を含有させる。該分散安定化剤としては、硫酸バリウム及び硫酸カルシウム等の硫酸塩;炭酸バリウム、炭酸カルシウム、及び炭酸マグネシウム等の炭酸塩;リン酸カルシウム等のリン酸塩;酸化アルミニウム、及び酸化チタン等の金属酸化物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、及び水酸化第二鉄等の多価金属水酸化物;等の金属化合物や、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、及びゼラチン等の水溶性高分子;アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、及び両性界面活性剤等の界面活性剤;等の有機高分子化合物が挙げられる。上記分散安定化剤は1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
上記の分散安定化剤の中でも、粒径分布が狭い着色重合体粒子を得ることができ、洗浄後の着色重合体粒子中の分散安定化剤残存量を少なくすることが出来るので、得られる重合トナーは、画像を鮮明に再現することができ、環境安定性が良好であるため、多価金属水酸化物が、更に好ましく、水溶性多価金属化合物と水酸化アルカリ金属(a)との水中での反応により生成した難水溶性水酸化金属塩コロイドが、特に好ましい。
水溶性多価金属化合物としては、例えば、マグネシウム、カルシウム、バリウム、アルミニウム、鉄、銅、マンガン、ニッケル、及びスズ等の多価金属の、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、及び酢酸塩等が挙げられる。重合安定性の観点から、マグネシウムの塩やカルシウムの塩が好ましく、マグネシウムの塩がより好ましい。
水酸化アルカリ金属(a)としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び水酸化セシウムが好ましく、水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムがより好ましい。水系媒体に、分散剤と共に界面活性剤を添加すると、重合性単量体組成物の液滴の粒径が均一になり易いため好ましい。
上述した、水溶性多価金属化合物と水酸化アルカリ金属(a)との水中での反応により生成した難水溶性水酸化金属塩コロイドを用いる場合、水溶性多価金属化合物の添加量に対する水酸化アルカリ金属(a)の添加量の化学当量の比Aが、0.4≦A≦1.0であることが好ましく、0.5≦A≦0.9であることがより好ましい。
重合開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、及び過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;4,4’−アゾビス(4−シアノバレリック酸)、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロライド、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物;ジ−t−ブチルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシピバレート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレート、及びt−ブチルパーオキシイソブチレート等の過酸化物類が挙げられる。また、上記重合開始剤と還元剤とを組み合わせたレドックス開始剤を用いてもよい。これらの中で、残留重合性単量体を少なくすることができ、耐久も良いことから、過酸化物類を用いるのが好ましい。
重合開始剤は、上述のように、重合性単量体組成物を水系媒体中へ分散させた後、造粒前に、添加されることが好ましいが、分散安定化剤を含む水系媒体中に分散させる前に、重合性単量体組成物へ添加されても良い。
重合性単量体組成物の重合に用いられる、重合開始剤の添加量は、モノビニル単量体100重量部に対して、好ましくは0.1〜20重量部であり、さらに好ましくは0.3〜15重量部であり、最も好ましくは1.0〜10重量部である。
本発明では、重合性単量体組成物の調製から、上記の造粒の終了までを、工程(I)とする。
2、水酸化アルカリ金属(b)
本発明では工程(I)の後、後述の工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、水酸化アルカリ金属(b)が、重合性単量体組成物分散液に添加される。水酸化アルカリ金属(b)の添加は、好ましくは工程(I)の後、後述の工程(II)における重合転化率が30%に達する時点までに行なわれ、更に好ましくは、工程(II)で重合性単量体組成物分散液の加熱を行なう前に行なわれる。
水酸化アルカリ金属(b)としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウム及び水酸化カリウムが好ましく、水酸化アルカリ金属(a)と同じ化合物がより好ましい。
水酸化アルカリ金属(b)の添加量は、水系媒体100重量部に対して、0.1〜10重量部が好ましく、0.2〜5重量部がより好ましい。水酸化アルカリ金属(b)の添加方法としては、粉末での添加方法、水溶液として添加する方法が挙げられる。
上述した、水溶性多価金属化合物と水酸化アルカリ金属(a)との水中での反応により生成した難水溶性水酸化金属塩コロイドを用いる場合、水溶性多価金属化合物の添加量に対する、水酸化アルカリ金属(a)の添加量の化学当量の比Aと、水酸化アルカリ金属(b)の添加量の化学当量の比Bが、
0.01≦B/A≦2.0
の関係であることが好ましく、
0.05≦B/A≦1.5
の関係であることがより好ましい。
3、工程(II)
(重合)
上述のように、重合性単量体組成物分散液は、水酸化アルカリ金属(b)を添加した後、加熱され、重合が行われるか、もしくは、加熱され重合が開始された後、重合転化率が90%に達する時点までに、水酸化アルカリ金属(b)が添加され、その後重合が継続され、着色重合体粒子を得る。
上記の重合転化率は、重合性単量体組成物の重合転化率であり、重量法により測定される。後述のコアシェル型の着色重合体粒子を作製する場合、上記重合転化率は、コア層のみに関する、重合転化率をさす。
上記重合の行なわれる温度は、好ましくは50℃以上であり、更に好ましくは60〜95℃である。また、重合の反応時間は好ましくは1〜20時間であり、更に好ましくは2〜15時間である。
得られた着色重合体粒子は、そのままで及び外添剤を添加して重合トナーとして用いてもよいが、この着色重合体粒子をコア層とし、その外側にコア層と異なるシェル層を作ることで得られる、所謂コアシェル型の着色重合体粒子とすることが好ましい。コアシェル型の着色重合体粒子は、低軟化点の物質よりなるコア層を、それより高い軟化点を有する物質で被覆しシェル層を形成することにより、定着温度の低温化と保存時の凝集防止とのバランスを取ることができる。
上記のコアシェル型の着色重合体粒子を製造する方法としては特に制限はなく、従来公知の方法によって製造することができる。in situ重合法や相分離法が、製造効率の点から好ましい。
in situ重合法によるコアシェル型の着色重合体粒子の製造法を以下に説明する。
着色重合体粒子が分散している水系媒体中に、シェル層を形成するための重合性単量体(シェル用重合性単量体)と重合開始剤を添加し、重合することでコアシェル型の着色重合体粒子を得ることができる。
シェル用重合性単量体としては、前述の重合性単量体と同様なものが使用できる。その中でも、スチレン、アクリロニトリル、及びメチルメタクリレート等の、Tgが80℃を超える重合体が得られる単量体を、単独であるいは2種以上組み合わせて使用することが好ましい。
シェル用重合性単量体の重合に用いる重合開始剤としては、過硫酸カリウム、及び過硫酸アンモニウム等の、過硫酸金属塩;2,2’−アゾビス(2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド)、及び2,2’−アゾビス−(2−メチル−N−(1,1−ビス(ヒドロキシメチル)2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド)等の、アゾ系開始剤;等の水溶性重合開始剤を挙げることができる。重合開始剤の量は、シェル用重合性単量体100重量部に対して、好ましくは、0.1〜30重量部、より好ましくは1〜20重量部である。
シェル用重合性単量体の重合温度は、好ましくは50℃以上であり、更に好ましくは60〜95℃である。また、重合の反応時間は好ましくは1〜20時間であり、更に好ましくは2〜15時間である。
4、工程(II)の後の工程
(濾過、洗浄、脱水、乾燥)
重合により得られた、着色重合体粒子またはコアシェル型の着色重合体粒子(以下の着色重合体粒子は、コアシェル型のものとそうでないもの両方を含む)の水分散液は、重合終了後に、常法に従い、濾過、分散安定化剤の除去を行なう洗浄、脱水、及び乾燥の操作が、必要に応じて数回繰り返されることが好ましい。
上記洗浄の方法としては、分散安定化剤として無機水酸化物等の無機化合物を使用した場合、着色重合体粒子の水分散液への酸、又はアルカリの添加により、分散安定化剤を水に溶解し除去することが好ましい。分散安定化剤として、難水溶性水酸化金属塩コロイドを使用した場合、酸を添加して、着色重合体粒子の水分散液のpHを6.5以下に調整することが好ましい。添加する酸としては、硫酸、塩酸、及び硝酸等の無機酸、並びに蟻酸、及び酢酸等の有機酸を用いることができるが、除去効率の大きいことや製造設備への負担が小さいことから、特に硫酸が好適である。
脱水、濾過の方法は、種々の公知の方法などを用いることが出来、特に限定されない。例えば、遠心濾過法、真空濾過法、加圧濾過法などを挙げることが出来る。また、乾燥の方法も、特に限定されず、種々の方法が使用できる。
本発明の重合トナーを構成する、着色重合体粒子、について述べる。
着色重合体粒子の体積平均粒径Dvが好ましくは3〜15μmであり、更に好ましくは4〜12μmである。Dvがこれらの範囲未満であると重合トナーの流動性が低下し、転写性が悪化したり、カスレが発生したり、クリーニング性が低下する場合があり、これらの範囲を超えると画像の解像度が低下する場合がある。
本発明の重合トナーを構成する着色重合体粒子の粒径分布は、その体積平均粒径Dvと個数平均粒径Dpとの比Dv/Dpで表され、その比が、好ましくは1.0〜1.5である。Dv/Dpがこれらの範囲を超えると、カスレが発生したり、転写性、画像濃度及び解像度の低下が起こったりする場合がある。
(6)重合トナー
本発明の重合トナーは、着色重合体粒子そのままで電子写真の現像に用いることもできるが、重合トナーの帯電性、流動性、保存性等を調整するために、ヘンシェルミキサー等の高速撹拌機を用いて着色重合体粒子、外添剤、及び必要に応じてその他の粒子を混合し一成分重合トナーとすることができる。また、着色重合体粒子、外添剤及び必要に応じてその他の粒子に加えて、さらに、公知となっている種々の方法により、フェライト、鉄粉等のキャリア粒子を混合し、二成分重合トナーとすることもできる。
外添剤としては、通常、流動性や帯電性を向上させる目的で使用されている無機粒子や有機樹脂粒子が挙げられる。例えば、無機粒子としては、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム、及び酸化セリウム等が挙げられ、有機樹脂粒子としては、メタクリル酸エステル重合体、アクリル酸エステル重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、メラミン樹脂、及びコアがスチレン重合体でシェルがメタクリル酸エステル重合体で形成されたコアシェル型粒子等が挙げられる。これらのうち、シリカや酸化チタンが好適であり、この表面を疎水化処理した粒子が好ましく、疎水化処理されたシリカがより好ましい。2種類以上の疎水化処理されたシリカを併用することがさらに好ましい。
外添剤の添加量は、特に限定されないが、着色重合体粒子100重量部に対して、通常、0.1〜6重量部である。
以上の方法により本発明の重合トナーは製造される。得られる重合トナーは、好ましくは、重合トナーの平均異形化度L2/L1が、0.4以上、0.95以下の球欠体であることが好ましく、0.6以上、0.95以下の球欠体であることがより好ましく、0.7以上、0.90以下の球欠体であることがさらに好ましい。重合トナーの平均異形化度L2/L1は、走査型電子顕微鏡で重合トナーを撮影し、任意に選ぶトナーの粒子100個の投影像における、長さL1に対するL2比で表される異形化度の平均値である。L1は、図1または図2に示されるように、トナーの粒子の最大径を表す。L2は、図1に示すように粒子の中心(円の中心)がある場合、粒子の中心Oと弦ABの中間点Cを結ぶ直線OCと弧ABの交点Dから、弦ABの中間点Cまでの長さ(DC)を示し、あるいは図2のように粒子の中心が無い場合には仮想の中心O’と弦A’B’の中間点C’を結ぶ直線と弧A’B’の交点D’から、弦A’B’の中間点C’までの長さ(D’C’)で表される。本発明における、平均異形化度L2/L1は、重合トナーを走査型電子顕微鏡で撮影した投影画像において、トナーの粒子100個について測定した値の平均値である。
平均異形化度が、上記範囲未満であると、重合トナーの流動性が低下し、画像濃度の低下が起こりやすく、上記範囲を超えると、クリーニング性が悪くなる。重合トナーの粒子の形状は、球欠体であることが好ましい。本来、球欠体とは、球の一部が平面で切り取られた形をしているものである。本発明では、本来の球欠体及び球の一部が平面で切り取られた部分が粒子内部に窪んでいるものも合わせて球欠体という(但し、上記の平均異形化度は、重合トナーの投影図を用いて測定される為、窪みの度合いは影響しない。)。
(7)画像形成
以下、本発明の重合トナーが適用される画像形成方法及び画像形成装置について説明する。
図3は、本発明の重合トナーが好ましく適用される画像形成方法を用いる装置の構成の一例を示す図である。図3に示す画像形成装置は、感光体としての感光体ドラム1を有し、感光体ドラム1は矢印A方向に回転自在に装着されている。感光体ドラム1は、導電性支持ドラム体の上に光導電層を設けたものであり、この光導電層は、例えば有機感光体、セレン感光体、酸化亜鉛感光体、及びアモルファスシリコン感光体等で構成される。これらの中でも有機感光体で構成されるものが好ましい。光導電層は導電性支持ドラムに結着されている。光導電層を導電性支持ドラムに結着するために用いられる樹脂としては、例えばポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、フェノール樹脂、及びエポキシ樹脂等が挙げられる。上記の中でもポリカーボネート樹脂が好ましい。
感光体ドラム1の周囲には、その周方向に沿って、帯電部材としての帯電ロール5、露光装置としてのレーザー光照射装置7、現像装置21、転写ロール9及びクリーニングブレード25が配置されている。また、感光体ドラム1の搬送方向下流側には、定着装置27が設けられる。定着装置27は、熱ロール27aと支持ロール27bとからなる。
図3に示す画像形成装置を用いる画像形成方法の工程は、以下に示すような帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、及び定着工程からなる。
帯電工程は、帯電部材により、感光体ドラム1の表面を、プラス又はマイナスに一様に帯電する工程である。帯電部材での帯電方式としては、図3で示した帯電ロール5の他に、ファーブラシ、磁気ブラシ、及びブレード等で帯電させる接触帯電方式と、コロナ放電による非接触帯電方式とがあり、このような接触帯電方式又は非接触帯電方式に置き換えることも可能である。
露光工程は、図3に示すような露光装置としてのレーザー光照射装置7により、画像信号に対応した光を感光体ドラム1の表面に照射し、一様に帯電された感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する工程である。このようなレーザー光照射装置7は、例えばレーザー照射装置と光学系レンズとで構成される。露光装置としては、図3に示したもの以外に、LED照射装置がある。
現像工程は、露光工程により感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像に、現像装置21により、トナーを付着させる工程であり、反転現像においては光照射部にのみトナーを付着させ、正規現像においては、光非照射部にのみトナーを付着させるように、現像ロール13と感光体ドラム1との間にバイアス電圧が印加される。
図3に示す画像装置が備える現像装置21は、一成分接触現像方式に用いられる現像装置であり、トナー19が収容されるケーシング23内に、トナー帯電手段としての攪拌翼18と、現像ロール13と、供給ロール17とを有する。
攪拌翼18は、ケーシング23のトナー供給方向上流側に形成されたトナー槽23aに配置され、トナー19を攪拌することによって摩擦帯電させる。なお、トナー帯電手段は、攪拌翼18のような攪拌手段には限定されない。また、トナー帯電手段が必ずしもケーシング23内に設けられている必要はない。
現像ロール13は、感光体ドラム1に一部接触するように配置され、感光体ドラム1と反対方向Bに回転するようになっている。供給ロール17は、現像ロール13と接触して現像ロール13と同じ方向Cに回転し、トナー槽23aにおいて攪拌翼18により帯電させたトナーの供給を受けて、該供給ロール17の外周にトナーを付着させ、現像ロール13の外周にトナー19を供給するようになっている。この他の現像方式としては、一成分非接触現像方式、二成分接触現像方式、二成分非接触現像方式がある。
現像ロール13の周囲において、供給ロール17との接触点から感光体ドラム1との接触点との間の位置には、トナー層厚規制部材としての現像ロール用ブレード15が配置されている。この現像ロール用ブレード15は、たとえば導電性ゴム弾性体または金属で構成されている。
転写工程は、現像装置21により形成された感光体ドラム1の表面のトナー像を、紙などの転写材11に転写する工程であり、通常、図3に示すような転写ロール9に転写が行なわれているが、その他にもベルト転写、コロナ転写がある。
クリーニング工程は、感光体ドラム1の表面に残留したトナー(転写残トナー)をクリーニングする工程であり、図3に示す画像形成装置においては、クリーニングブレード25が使用される。クリーニングブレード25は、例えば、ポリウレタン、及びアクリロニトリル−ブタジエン共重合体等を用いたゴムブレード等で構成される。
図3に示す画像形成装置では、感光体ドラム1は、帯電ロール5によりその表面が負極性に全面均一に帯電されたのち、レーザー光照射装置7により静電潜像が形成され、さらに、現像装置21によりトナー像が現像される。次いで、感光体ドラム1上のトナー像は転写ロール9により、紙などの転写材に転写され、感光体ドラム1の表面に残留する転写残トナーは、クリーニングブレード25によりクリーニングされ、この後、次の画像形成サイクルに入る。
本発明の重合トナーは、クリーニングブレードによりクリーニングが行なわれる画像形成方法に好適に用いられ、該クリーニングブレードがゴムブレードである画像形成方法でさらに好適に用いられる。上記の画像形成方法に本発明の重合トナーを適用すると、耐久印字でも優れたクリーニング性が発揮でき、かつ画像濃度の低下も起こりにくい。
定着工程は、転写材11に転写されたトナー画像を定着させる工程であり、図3に示す画像形成装置においては、図示しない加熱手段により加熱された熱ロール27aと支持ロール27bの少なくとも一方を回転させて、これらの間に転写材11を通過させながら加熱加圧する。
図3に示す画像形成装置は、モノクロ用のものであるが、カラー画像を形成する複写機やプリンター等のカラー画像形成装置にも本発明のトナーを適用することが可能である。
本発明の製造方法を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。なお、部及び%は特に断りのない限り重量基準である。
本実施例において行った試験方法は以下のとおりである。
(1)体積平均粒径、粒径分布
重合トナーの体積平均粒径Dv、個数平均粒径Dp、及び粒径分布Dv/Dpは商品名:マルチサイザー(ベックマン・コールター社製)により測定した。このマルチサイザーによる測定は、アパーチャー径:100μm、媒体:アイソトンII、濃度10%、測定粒子個数:100,000個の条件で行った。
(2)平均異形化度L2/L1
走査型電子顕微鏡(日立株式会社製、機種名「S−3000N」)を用いて、重合トナーの画像を撮影した。得られた写真の重合トナーの投影像より、トナー粒子100個を任意に選び、それぞれについて、L1とL2を測り、異形化度(L2/L1)を求め、その100個の値を平均して、重合トナーの平均異形化度L2/L1とした。
(3)画像濃度
市販の非磁性一成分現像方式のプリンターに重合トナーを入れ、温度23℃及び湿度50%の環境下で、5%画像濃度で10枚印字した後、複写紙上に50mm×50mmの正方形のベタ印字を行なった。上記ベタ印字の画像濃度を、反射型濃度計(マクベス社製、機種名「RD918」)を用いて測定した。
(4)かぶり(10枚時)
(1)の画像濃度の測定後、かぶりを以下のように測定した。白ベタ印字を行ない、途中で、プリンターを停止させ、現像後の感光体上の非画像部に載っているトナーを、前述の粘着テープに付着させた。この粘着テープを、新しい印字用紙に貼り付け、分光色差計(日本電色社製、機種名「SE−2000」)で色調を測定した。同様に、リファレンスとして、未使用の粘着テープをその印字用紙に貼り付け、同様に色調を測定し、それぞれの色調をL*a*b*空間の座標として表し、測定サンプルと基準サンプルの色調から色差ΔEを算出してかぶりの値を求めた。かぶりの値は、小さい方が、かぶりが少なく、画質が良好であることを示す。
(5)耐久印字(画像濃度、かぶり)
上記の(3)(4)の試験を行なった後、5%画像濃度で50、000枚連続印字し、その後、画像濃度とかぶりをそれぞれ(3)(4)と同様の方法により測定した。
(6)クリーニング性
(5)の耐久印字の試験において、感光体を、目視により観察して、クリーニング不良による、トナーのクリーニングブレードからのすり抜けの筋が発生しているかを確認することにより、試験を行なった。試験結果に、50、000枚とあるのは、50、000枚連続で印字後に、クリーニング不良が発生しなかったことを示す。
なお、この耐久印字は、クリーニング不良が発生した時点で耐久試験を中止した。
(実施例1)
モノビニル単量体として、スチレン82部及びn−ブチルアクリレート18部、マクロモノマーとして、ポリメタクリル酸エステルマクロモノマー(東亜合成化学工業社製、商品名「AA6」、Tg=94℃)0.5部、架橋性単量体としてジビニルベンゼン0.7部、分子量調整剤としてt−ドデシルメルカプタン1.0部、C.I.ピグメントイエロー74(山陽色素社製、商品名「FastYellow7415」)5部、帯電制御樹脂(藤倉化成社製、商品名「FCA−207P」)1部、並びに離型剤としてジペンタエリスリトールヘキサミリステート(最大吸熱ピークは66.2℃、分子量1514)6部を、メディア型分散機を用いて分散を行ない、重合性単量体組成物を得た。
他方、イオン交換水172部に塩化マグネシウム(水溶性多価金属化合物)21.3部を溶解した水溶液に、イオン交換水108部に水酸化ナトリウム(水酸化アルカリ金属(a))11.9部を溶解した水溶液を、攪拌下で徐々に添加して、水酸化マグネシウムコロイド(難水溶性水酸化金属塩コロイド)分散液を調製した。この際の水酸化ナトリウムの、化学当量の比Aは0.67であった。
上記により得られた水酸化マグネシウムコロイド分散液(水酸化マグネシウム量8.7部)に、重合性単量体組成物を投入し、液滴が安定するまで攪拌し、そこに重合開始剤としてt−ブチルパーオキシイソブチレート(日本油脂社製、商品名「パーブチルIB」)6部を添加した後、次いで、(インライン型)乳化分散機(荏原製作所社製、商品名「エバラマイルダーMDN303V」)を用いて15,000rpm、総滞留時間3秒で造粒を行ない、更に小さな重合性単量体組成物の液滴を形成させ、重合性単量体組成物分散液を得た。
重合性単量体組成物分散液を、攪拌翼を装着した反応器に入れた後、イオン交換水32.2部に水酸化ナトリウム(水酸化アルカリ金属(b))3.6部を溶解した水酸化ナトリウム水溶液を、攪拌下の該反応器へ、徐々に添加した。この際の水酸化ナトリウムの、化学当量比Bは、0.2であった。
その後、反応器を95℃まで昇温し、重合を開始し、95℃で温度が一定となるように制御した。重合転化率がほぼ100%に達した後、メチルメタクリレート2部を反応器内へ添加した。その後、水18部にシェル用重合開始剤(和光純薬社製、商品名「VA−086」=2,2’−アゾビス(2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオンアミド))0.2部を溶解し、反応器内へ添加した。さらに、4時間重合を継続した後、室温になるまで水冷し、コアシェル型の着色重合体粒子の水分散液を得た。
得られた水分散液を攪拌しながら、硫酸により水分散液のpHを5.5とし、25℃、10分間攪拌を継続する、酸洗浄を行なった。その後、濾過により水を分離した後、新たにイオン交換水500部を加えてリスラリー化して、10分間攪拌を行なう、水洗浄を行なった。濾過、脱水、水洗浄を数回繰り返し行なってから着色重合体粒子を濾過分離して、湿潤した着色重合体粒子を得た。湿潤した着色重合体粒子を真空乾燥機の容器内に入れ、圧力4,000Pa、温度50℃で真空乾燥した。試験結果を表1に示す。
乾燥後の着色重合体粒子の体積平均粒径Dvは、6.6μm、粒径分布Dv/Dpが1.25であった。得られた乾燥後の着色重合体粒子100部に、疎水化処理したシリカ(日本アエロジル社製、商品名「REA−200」)1部と疎水化処理したシリカ(日本アエロジル社製、商品名「NA50Y」)1部とを添加し、ヘンシェルミキサーを用いて混合して重合トナーを得た。得られた重合トナーを走査型電子顕微鏡で観察したところ、その粒子の形状は、球欠体であり、平均異形化度(L2/L1)は、0.9であった。
(実施例2)
実施例1において、重合性単量体組成物分散液を、攪拌翼を装着した反応器に入れた後、イオン交換水32.2部に水酸化ナトリウム(水酸化アルカリ金属(b))3.6部を溶解した水酸化ナトリウム水溶液を添加したのを、イオン交換水53.7部に水酸化ナトリウム(水酸化アルカリ金属(b))6.0部を溶解した水溶液を添加したこと以外は実施例1と同様にして、重合トナーを調製した。水酸化ナトリウムの化学当量比Bは0.5であった。試験結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1において、水酸化アルカリ金属(b)の水溶液として、水酸化ナトリウム水溶液を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、重合トナーを調製した。試験結果を表1に示す。
Figure 2006208828
本発明似より製造された重合トナー、及び画像形成方法は、複写機、ファクシミリ、及びプリンター等の、電子写真法を利用した装置において、利用することができるものである。
重合トナーの投影図で中心がある場合の、LとLの位置の説明図である。 重合トナーの投影図で中心が無い場合の、LとLの位置の説明図である。 本発明の重合トナーが適用される画像形成装置の一構成例を示す図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
5 帯電ロール
9 転写ロール
7 レーザー光照射装置
11 転写材
13 現像ロール
15 現像ロール用ブレード
17 供給ロール
18 攪拌翼
19 トナー
21 現像装置
23 ケーシング
23a トナー槽
25 クリーニングブレード
27 定着装置
27a 熱ロール
27b 支持ロール

Claims (6)

  1. 重合性単量体及び着色剤を含む重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含有する水系媒体中に入れ、該重合性単量体組成物の造粒を行ない、重合性単量体組成物分散液を得る工程(I)、該重合性単量体組成物分散液を昇温して重合を行ない、着色重合体粒子を形成する工程(II)を含む、重合トナーの製造方法において、
    工程(I)の後、工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、該重合性単量体組成物分散液へ、水酸化アルカリ金属(b)を添加することを特徴とする製造方法。
  2. 該分散安定化剤が、水溶性多価金属化合物と水酸化アルカリ金属(a)との水相中の反応により生成された難水溶性水酸化金属塩コロイドであることを特徴とする請求項1記載の製造方法
  3. 該水溶性多価金属化合物に対する、
    該水酸化アルカリ金属(a)の化学当量の比A、及び
    水酸化アルカリ金属(b)の化学当量の比Bが、
    0.4≦A≦1.0、かつ
    0.01≦B/A≦2.0
    の関係を満たすことを特徴とする請求項2記載の製造方法。
  4. 重合性単量体及び着色剤を含む重合性単量体組成物を、分散安定化剤を含有する水系媒体中に入れ、該重合性単量体組成物の造粒を行ない、重合性単量体組成物分散液を得る工程(I)、該重合性単量体組成物分散液を昇温し重合を行ない着色重合体粒子を形成する工程(II)、を含む方法により製造される重合トナーにおいて、
    工程(I)の後、工程(II)における重合転化率が90%に達する時点までに、該重合性単量体組成物分散液へ、水酸化アルカリ金属(b)を添加することを特徴とする重合トナー。
  5. 該重合トナーの平均異形化度(L/L)が、0.4以上、0.95以下の球欠体であることを特徴とする請求項4記載の重合トナー。
    (重合トナーの平均異形化度は、重合トナーの投影像におけるトナー粒子の最大径であるLと、粒子の中心がある場合、粒子の中心と弦の中間点Cを結ぶ直線と弧の交点Dから中間点Cまでの長さ、あるいは粒子の中心が無い場合には仮想の中心と弦の中間点C’を結ぶ直線と弧の交点D’から中間点C’までの長さ、で表されるL、との比で表される。)
  6. 感光体上に静電潜像を形成し、該静電潜像を請求項4または5に記載の重合トナーで現像し、得られるトナー像を、直接に又は中間転写体を介して、転写材に転写し、該トナー像転写後の感光体上の転写残トナーを、ゴムブレードによりクリーニングすることを特徴とする画像形成方法。
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