JP2006207963A - コンロ - Google Patents
コンロ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006207963A JP2006207963A JP2005023166A JP2005023166A JP2006207963A JP 2006207963 A JP2006207963 A JP 2006207963A JP 2005023166 A JP2005023166 A JP 2005023166A JP 2005023166 A JP2005023166 A JP 2005023166A JP 2006207963 A JP2006207963 A JP 2006207963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- infrared
- heating
- infrared intensity
- heating container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/06—Control, e.g. of temperature, of power
- H05B6/062—Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B2213/00—Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
- H05B2213/07—Heating plates with temperature control means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 加熱対象物調理用の加熱用容器Nを加熱する加熱手段30と、加熱用容器Nから放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段40と、その赤外線強度検出手段40にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、加熱用容器Nの温度を求める温度導出手段50とが設けられたコンロであって、温度導出手段50が、赤外線強度検出手段40にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱用容器N内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
前記加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段と、
その赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、前記加熱用容器の温度を求める温度導出手段とが設けられたコンロに関する。
つまり、例えば、前記複数の波長域を2つの波長域として、それら2つの波長域夫々についての赤外線強度の比を、前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係とすることにより、2つの波長域夫々についての赤外線強度の比は、加熱用容器の温度のみが変数となる関数となるので、加熱用容器の温度をその加熱用容器の放射率に依存することなく正確に検出することができるのである(例えば、特許文献1参照。)。
従って、2つの波長域夫々についての赤外線強度の比は、加熱用容器の放射率がキャンセルされて、加熱用容器の温度のみが変数となる関数になるのである。
そして、一般に、加熱用容器内で沸騰状態となる加熱対象物は水であり、その水の沸騰温度は100°Cであり、その100°Cの温度は、炒めもの調理や揚げもの調理の場合の加熱対象物の一般的な加熱温度(例えば、180〜200°C)に比べてかなり低い温度であるので、温度が加熱対象物の沸騰温度に近い状態の加熱用容器から放射される放射エネルギは、炒めもの調理や揚げもの調理を行っている状態の加熱対象物から放射される放射エネルギに比べてかなり小さい。
従って、従来では、沸騰状態ではないにも拘らず沸騰状態であると推定したり、沸騰状態に至っているにも拘らず沸騰状態であると推定するのが遅くなるといった不都合が発生する場合があり、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定することを行い難いという問題があった。
前記加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段と、
その赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、前記加熱用容器の温度を求める温度導出手段とが設けられたものであって、
第1特徴構成は、前記温度導出手段が、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されている点を特徴とする。
そこで、前記加熱状態において、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度が平衡状態になる等、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況(時間経過に伴う変化状況)に基づいて、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定することが可能となる。
従って、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定し得るコンロを提供することができるようになった。
前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域の赤外線強度のうち、前記加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている点を特徴とする。
そこで、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うことにより、その推定をより一層正確に行うことが可能となる。
従って、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることをより一層適切に推定することができるようになった。
前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記沸騰状態に対応する温度におけるプランクの放射法則により得られる理論上の放射エネルギが最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている点を特徴とする。
そこで、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱対象物の沸騰状態に対応する温度での理論放射エネルギが最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うことにより、その推定をより一層正確に行うことが可能となる。
従って、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることをより一層適切に推定することができるようになった。
前記加熱手段が、バーナにて構成され、
前記複数の波長域が、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナの火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定されている点を特徴とする。
そして、そのように赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、加熱用容器の温度を、火炎からの赤外線による影響を抑制して精度良く求めることができる。
又、そのように赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうちの、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを、火炎からの赤外線による影響を抑制して適切に推定することができる。
従って、加熱手段がバーナにて構成されるコンロにおいて、加熱用容器の温度を精度良く検出することができ、且つ、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定することができるようになった。
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、コンロは、円形の加熱口1aを有する平板状の天板1、加熱口1aの上方に離間させて加熱対象物調理用の鍋等の加熱用容器Nを載置可能な五徳2、その五徳2上に載置される加熱用容器Nを加熱する加熱手段としてのバーナ30、そのバーナ30の作動を制御する燃焼制御部3、及び、各種調理の設定を行う設定部4等を備えて構成してある。
そして、前記バーナ30を、前記加熱口1aの下方に位置させて設けてある。
図2に示すように、赤外線強度検出部40は、通過させる赤外線の波長域が互いに異なる2個のバンドパスフィルタ41a,41bと、それら2個のバンドパスフィルタ41a,41bを通過した赤外線を各別に検出する2個の赤外線検出素子42a,42bとを備えて構成して、加熱用容器Nから放射される赤外線における互いに異なる2つの波長域夫々についての赤外線強度を検出するように構成してある。ちなみに、前記バンドパスフィルタ41a,41bは、所定の波長域の赤外線のみを選択的に透過させるように構成されている。
又、パッケージング43内には、前記2個の赤外線検出素子42a,42bを駆動させる駆動部45を設けてある。
更に、前記2個のバンドパスフィルタ41a,41bの表面の全面を覆うように、赤外線を透過可能なカバー部材46を設けて、そのカバー部材46にて、前記2個のバンドパスフィルタ41a,41bを保護するように構成してある。
図3に、実際のバーナ30にて形成される火炎から放射される赤外線の放射強度スペクトル分布を示す。図3に示すように、赤外線の波長範囲のうち、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲、2.0μm以上且つ2.4μm以下の範囲、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲、及び、8.0μm以上且つ12.0μm以下の範囲では、火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い。
従って、前記2つの波長域を、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲内、2.0μm以上且つ2.4μm以下の範囲内、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内、及び8.0μm以上且つ12.0μm以下の範囲内に設定することにより、前記2つの波長域を、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナ30の火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定することができる。
そして、この実施形態では、例えば、前記2つの波長域を、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内における互いに異なる波長域に設定してある。
PbS(硫化鉛)又はPbSe(セレン化鉛)を赤外線セルとして用いて構成した赤外線検出素子42a,42bは、1.5μmから5.0μmの範囲内の赤外線を常温(300K)の動作温度にて検出可能であり、しかも、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内の赤外線に対する感度が比較的高くて検出出力が大きい。
従って、上述のように、前記2つの波長域を3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内に設定する場合、赤外線検出素子42a,42bを、PbS(硫化鉛)又はPbSe(セレン化鉛)を赤外線セルとして用いて構成するのが好ましい。
図4に、予め実験により求めた前記赤外線強度検出部40における前記2つの波長域λ1,λ2夫々についての出力値(赤外線強度に対応する)と加熱用容器の温度との関係を示す。ちなみに、この図4に示す関係は、放射率が0.92の加熱用容器を用いて得たものである。
又、図5に、加熱用容器の温度と、赤外線強度検出部40における波長域λ1に対応する出力値と波長域λ2に対応する出力値との比である出力比(前記赤外線強度比に対応する)との関係(以下、温度対赤外線強度比の関係と記載する場合がある)を示す。
即ち、放射率εの異なる複数の加熱用容器夫々について、加熱用容器の温度を複数の温度に異ならせて、複数の温度夫々について前記出力比を得る。そして、そのように放射率εの異なる複数の加熱用容器について得たデータに基づいて、温度と出力比との関係の近似式を求めて、その求めた近似式を温度対赤外線強度比の関係としてある。
従って、放射率εが種々に異なる加熱用容器N夫々の温度対赤外線強度比の関係を、共通の1つの温度対赤外線強度比の関係とすることができるのである。
従って、加熱用容器Nの温度をその加熱用容器Nの放射率に依存することなく正確に検出することができる。
この実施形態では、前記温度導出部40を、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記2つの波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記加熱用容器Nの温度が同じであるときの赤外線強度が大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成してある。
そこで、前記温度導出部40を、赤外線強度検出部40にて検出される波長域λ2の赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うように構成してある。
そして、前記温度検出部40は、赤外線強度検出部40の波長域λ2についての出力値(赤外線強度に対応する)が平衡状態であると、具体的には、前記出力値における沸騰推定用設定時間(例えば1秒間)内での最大値と最小値との差が沸騰推定用設定出力差以下であると、前記加熱対象物が沸騰状態であると推定するように構成してある。
前記湯沸しモードとしては、沸騰後、保温用設定時間(例えば5分間)保温した後、バーナ30を消火する湯沸し保温モードと、沸騰後、バーナ30を消火する湯沸かし自動消火モードがあり、前記湯沸しモードスイッチを押す毎に、湯沸し保温モードと湯沸かし自動消火モードとが交互に指令されるように構成されている。
つまり、炊飯モードにおいては、加熱用容器内の水が沸騰し、その後、加熱用容器内の水が無くなって沸騰が終了した後、加熱用容器の温度が前記強火加熱用設定温度にまで上昇するまでは大火力にて加熱され、加熱用容器の温度が前記強火加熱用設定温度に達すると火力が小火力に変更され、その後、前記加熱停止用設定時間が経過すると、バーナ30が消火されて加熱が終了することになる。
そして、燃焼制御部3は、前記揚げものモードにおいては、前記温度導出部50の導出温度が前記揚げものモードスイッチにて設定された加熱目標温度になるように、燃料供給量調節弁7の開度を調節して、前記バーナ30の火力を調節する。
燃焼制御部3は、このハイカット温調処理においては、前記温度導出部50の導出温度が過熱防止用のハイカット温度に対して設定温度差低い温度に設定される維持用温度になると、温度導出部50の導出温度を前記維持用温度に維持すべくバーナ30の火力を調節するように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、温度導出部50の導出温度が前記ハイカット温度に達するとバーナ30を消火させる。
ちなみに、前記通常ハイカット温度は、例えば275°C程度に設定される。
以下、本発明の第2実施形態を説明するが、この第2実施形態においては、前記温度導出部50における前記沸騰状態推定処理が異なる以外は、第1実施形態と同様に構成してあるので、第1実施形態と同様の構成については説明を省略して、主として、第1実施形態と異なる構成を説明する。
上記の第1実施形態と同様に、前記2つの波長域λ1,λ2を3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内に設定する場合は、前記加熱対象物を水とすると、その水の沸騰温度である100°Cにおける理論放射エネルギは、赤外線の波長が長くなるほど大きくなるので、長波長側の波長域である波長域λ2の方が理論放射エネルギが大きい。
そこで、前記温度導出部50を、前記赤外線強度検出部40にて検出される波長域λ2についての赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うように構成してある。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の各実施形態においては、前記温度導出部50による前記沸騰状態推定処理を、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、いずれか1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成する場合について例示したが、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成しても良い。
例えば、前記赤外線強度検出部40を互いに異なる2つの波長域夫々についての赤外線強度を検出するように構成する場合、前記沸騰状態推定処理は、前記2つの波長域夫々についての赤外線強度の両方が平衡状態であると、前記加熱対象物が沸騰状態であると推定するように構成する。
例えば、予め、放射率の異なる複数の加熱用容器を用いて、加熱用容器の温度を複数の温度に異ならせて、複数の温度夫々について、前記複数の波長域夫々についての赤外線強度を得て、そのように得た前記複数の波長域夫々についての赤外線強度を、前記複数の温度夫々に対応させた状態でマップデータにして記憶させておく。
そして、前記マップデータから、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に一致する又は類似する赤外線強度の関係を求めると共に、その求めた赤外線強度の関係に対応する温度を求め、その求めた温度を加熱用容器の温度とするように構成する。
ちなみに、この場合は、前記複数の波長域としては、上記の各実施形態のように2つの波長域でも良いし、3つ以上の波長域でも良い。
例えば、円周状の外周部に複数の炎口を混合気を外向きに噴出するように形成したバーナケーシングを備えた構成でも良い。
この場合、例えば、前記赤外線強度検出部40は、前記バーナケーシングの横側方に設けて、加熱用容器Nの底部から斜め下方に向けて放射される赤外線の赤外線強度を検出するように構成する。
このように前記加熱手段を電気式加熱部にて構成する場合、前記赤外線強度検出部40にて検出する前記複数の波長域は、赤外線の波長域のうち、空気中のCO2とH2Oによる赤外線の吸収が無い又は弱い範囲内に設定すると、加熱用容器の温度を空気中のCO2やH2Oに影響されること無く精度良く検出することが可能となる。
ちなみに、赤外線の波長範囲のうち、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲、2.1μm以上且つ2.4μm以下の範囲、3.5μm以上且つ4.2μm以下の範囲、及び9.0μm以上且つ11.5μm以下の範囲では、空気中のCO2とH2Oによる赤外線の吸収が無い又は弱いので、前記複数の波長域としては、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲内、2.1μm以上且つ2.4μm以下の範囲内、3.5μm以上且つ4.2μm以下の範囲内、及び9.0μm以上且つ11.5μm以下の範囲内に設定する。
40 赤外線強度検出手段
50 温度導出手段
N 加熱用容器
Claims (4)
- 加熱対象物調理用の加熱用容器を加熱する加熱手段と、
前記加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段と、
その赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、前記加熱用容器の温度を求める温度導出手段とが設けられたコンロであって、
前記温度導出手段が、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されているコンロ。 - 前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている請求項1記載のコンロ。
- 前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記沸騰状態に対応する温度におけるプランクの放射法則により得られる理論上の放射エネルギが最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている請求項1記載のコンロ。
- 前記加熱手段が、バーナにて構成され、
前記複数の波長域が、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナの火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023166A JP4557733B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | コンロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023166A JP4557733B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | コンロ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006207963A true JP2006207963A (ja) | 2006-08-10 |
JP4557733B2 JP4557733B2 (ja) | 2010-10-06 |
Family
ID=36965026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005023166A Expired - Fee Related JP4557733B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | コンロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4557733B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02277421A (ja) * | 1989-01-11 | 1990-11-14 | Kim Kyun-Hee | 自動調理方法及び装置 |
JPH06137951A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-20 | Tokyo Gas Co Ltd | 放射エネルギ測定による温度監視方法 |
JPH08190680A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-07-23 | Hochiki Corp | 赤外線式火災検出装置 |
JP2002340339A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-11-27 | Osaka Gas Co Ltd | コンロ |
JP2003109736A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Osaka Gas Co Ltd | クッキングヒータ装置 |
JP2004095315A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
JP2004223048A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005023166A patent/JP4557733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02277421A (ja) * | 1989-01-11 | 1990-11-14 | Kim Kyun-Hee | 自動調理方法及び装置 |
JPH06137951A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-20 | Tokyo Gas Co Ltd | 放射エネルギ測定による温度監視方法 |
JPH08190680A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-07-23 | Hochiki Corp | 赤外線式火災検出装置 |
JP2002340339A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-11-27 | Osaka Gas Co Ltd | コンロ |
JP2003109736A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Osaka Gas Co Ltd | クッキングヒータ装置 |
JP2004095315A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
JP2004223048A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4557733B2 (ja) | 2010-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5138257B2 (ja) | 加熱調理器用の赤外線強度検出装置 | |
JP5319189B2 (ja) | グリルを備えた加熱調理器 | |
KR101413983B1 (ko) | 가스레인지의 노브 위치 자동 판단장치 및 이를 이용한 과열방지 제어방법 | |
JP4448400B2 (ja) | 火力調節機能付きガスコンロ | |
JP4557736B2 (ja) | コンロ | |
JP4530894B2 (ja) | コンロ | |
JP6037854B2 (ja) | コンロ、コンロの運転方法、コンロで使用する加熱用容器の材料の推定方法及び加熱用容器の材料の推定方法 | |
JP5684625B2 (ja) | コンロ | |
JP2006220395A (ja) | コンロ | |
JP6392011B2 (ja) | 両面焼きグリル及びコンロ | |
JP4989265B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP5149538B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5875921B2 (ja) | コンロ | |
JP4557733B2 (ja) | コンロ | |
JP5711012B2 (ja) | 燃焼式加熱装置 | |
JP4989264B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP2006207964A (ja) | コンロ | |
JP4989273B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP4628118B2 (ja) | コンロ | |
JP6510295B2 (ja) | グリル装置 | |
JP6868463B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP4229794B2 (ja) | グリル用着火検出装置 | |
JP5351995B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6659340B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6921712B2 (ja) | 加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100304 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100506 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100708 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100720 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4557733 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |