JP2006207963A - コンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定し得るコンロを提供する。
【解決手段】 加熱対象物調理用の加熱用容器Nを加熱する加熱手段30と、加熱用容器Nから放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段40と、その赤外線強度検出手段40にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、加熱用容器Nの温度を求める温度導出手段50とが設けられたコンロであって、温度導出手段50が、赤外線強度検出手段40にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱用容器N内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱対象物調理用の加熱用容器を加熱する加熱手段と、
前記加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段と、
その赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、前記加熱用容器の温度を求める温度導出手段とが設けられたコンロに関する。
かかるコンロは、赤外線強度検出手段により、加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出し、温度導出手段により、前記赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて加熱用容器の温度を求めるように構成して、加熱用容器の温度を非接触にて求めることができるようにしたものである。そして、そのように求められる温度は、例えば、加熱用容器内における加熱対象物の加熱温度の調節や過熱防止等のための加熱手段の作動制御用に用いられる。
そして、複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて加熱用容器の温度を求めることにより、放射率の異なる加熱用容器が加熱対象となる場合においても、加熱対象となる各加熱用容器の温度を放射率の違いに拘らず正確に求めることができるようにしてある。
つまり、例えば、前記複数の波長域を2つの波長域として、それら2つの波長域夫々についての赤外線強度の比を、前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係とすることにより、2つの波長域夫々についての赤外線強度の比は、加熱用容器の温度のみが変数となる関数となるので、加熱用容器の温度をその加熱用容器の放射率に依存することなく正確に検出することができるのである(例えば、特許文献1参照。)。
説明を加えると、加熱用容器から放射される特定の波長範囲の放射エネルギは、その特定の波長範囲における黒体の放射エネルギに加熱用容器の放射率を乗じたものとなる。
従って、2つの波長域夫々についての赤外線強度の比は、加熱用容器の放射率がキャンセルされて、加熱用容器の温度のみが変数となる関数になるのである。
ところで、このようなコンロでは、湯沸し、炊飯等、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰する状態になる加熱調理を自動にて実行可能なように構成する場合があり、このような湯沸しや炊飯等の自動加熱調理においては、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定して、その推定時点から後の加熱手段の作動を制御するように構成する。
前記特許文献1には、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するための構成については、具体的に記載されていないが、前記温度導出手段にて求められた温度が加熱対象物の沸騰温度又は略沸騰温度になると、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されていたと考えられる。
特開2002−340339号公報
ところで、加熱用容器の温度が低くなるほど、加熱用容器から放射される放射エネルギが小さくなるので、加熱用容器の温度が低くなるほど、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度は弱くなる。
そして、一般に、加熱用容器内で沸騰状態となる加熱対象物は水であり、その水の沸騰温度は100°Cであり、その100°Cの温度は、炒めもの調理や揚げもの調理の場合の加熱対象物の一般的な加熱温度(例えば、180〜200°C)に比べてかなり低い温度であるので、温度が加熱対象物の沸騰温度に近い状態の加熱用容器から放射される放射エネルギは、炒めもの調理や揚げもの調理を行っている状態の加熱対象物から放射される放射エネルギに比べてかなり小さい。
しかしながら、従来では、前記温度導出手段にて求められた温度が加熱対象物の沸騰温度又は略沸騰温度になることに基づいて、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するのであるが、上述のように、温度が加熱対象物の沸騰温度に近い状態の加熱用容器から放射される放射エネルギは小さいことから、前記赤外線強度検出手段により検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度が弱くてSN比が小さいので、温度導出手段にて加熱用容器の温度を精度良く求め難いものであった。
従って、従来では、沸騰状態ではないにも拘らず沸騰状態であると推定したり、沸騰状態に至っているにも拘らず沸騰状態であると推定するのが遅くなるといった不都合が発生する場合があり、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定することを行い難いという問題があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定し得るコンロを提供することにある。
本発明のコンロは、加熱対象物調理用の加熱用容器を加熱する加熱手段と、
前記加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段と、
その赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、前記加熱用容器の温度を求める温度導出手段とが設けられたものであって、
第1特徴構成は、前記温度導出手段が、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されている点を特徴とする。
即ち、温度導出手段により、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることが推定される。
つまり、加熱手段が加熱作動して加熱用容器が加熱される加熱状態において、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態になると、その加熱対象物の温度はその沸騰温度又は略沸騰温度に維持される平衡状態となり、それに伴って、加熱用容器の温度も加熱対象物の沸騰温度又は略沸騰温度に維持される平衡状態となる。
そこで、前記加熱状態において、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度が平衡状態になる等、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況(時間経過に伴う変化状況)に基づいて、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定することが可能となる。
そして、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることに対応する赤外線強度の変化状況としては、例えば、赤外線強度検出手段にて検出される赤外線強度における所定の設定時間内での最大値と最小値との差が所定の設定出力差以下である等、赤外線強度が平衡状態になる変化状況を検出すれば良く、そのような赤外線強度の変化状況は、加熱対象物から放射される放射エネルギが小さくて、赤外線強度検出手段により検出される赤外線強度が弱くても、正確に検出することができるので、沸騰状態ではないにも拘らず沸騰状態であると推定するのを回避しながら、沸騰状態に至ると極力早く沸騰状態であると推定することが可能となる。
従って、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定し得るコンロを提供することができるようになった。
第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域の赤外線強度のうち、前記加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている点を特徴とする。
即ち、温度導出手段により、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱対象物が沸騰状態であることの推定が行われる。
つまり、前記加熱状態において、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度は、時間経過に伴う赤外線強度の変化量も大きいので、その赤外線強度の変化状況を識別し易い。
そこで、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うことにより、その推定をより一層正確に行うことが可能となる。
従って、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることをより一層適切に推定することができるようになった。
第3特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記沸騰状態に対応する温度におけるプランクの放射法則により得られる理論上の放射エネルギが最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている点を特徴とする。
即ち、温度導出手段により、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱対象物の沸騰状態に対応する温度におけるプランクの放射法則により得られる理論上の放射エネルギ(以下、単に理論放射エネルギと記載する場合がある)が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱対象物が沸騰状態であることの推定が行われる。
つまり、加熱対象物の沸騰状態に対応する温度での理論放射エネルギが大きい波長域の赤外線ほど、赤外線強度検出手段にて検出される赤外線強度が大きくて、時間経過に伴う赤外線強度の変化量が大きいので、その赤外線強度の変化状況を識別し易い。
そこで、赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、加熱対象物の沸騰状態に対応する温度での理論放射エネルギが最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うことにより、その推定をより一層正確に行うことが可能となる。
従って、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることをより一層適切に推定することができるようになった。
第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずれかに加えて、
前記加熱手段が、バーナにて構成され、
前記複数の波長域が、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナの火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定されている点を特徴とする。
即ち、加熱手段がバーナにて構成される場合に、前記複数の波長域が、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナの火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定されているので、赤外線強度検出手段により、複数の波長域夫々についての赤外線強度が火炎から放射される赤外線による影響を抑制した状態で精度良く検出される。
そして、そのように赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、加熱用容器の温度を、火炎からの赤外線による影響を抑制して精度良く求めることができる。
又、そのように赤外線強度検出手段にて検出される複数の波長域夫々についての赤外線強度のうちの、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを、火炎からの赤外線による影響を抑制して適切に推定することができる。
従って、加熱手段がバーナにて構成されるコンロにおいて、加熱用容器の温度を精度良く検出することができ、且つ、加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを適切に推定することができるようになった。
〔第1実施形態〕
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、コンロは、円形の加熱口1aを有する平板状の天板1、加熱口1aの上方に離間させて加熱対象物調理用の鍋等の加熱用容器Nを載置可能な五徳2、その五徳2上に載置される加熱用容器Nを加熱する加熱手段としてのバーナ30、そのバーナ30の作動を制御する燃焼制御部3、及び、各種調理の設定を行う設定部4等を備えて構成してある。
前記バーナ30は、ブンゼン燃焼式の内炎式バーナであり、燃料供給路5を通じて供給される燃料ガスGを噴出するガスノズル31、そのガスノズル31から燃料ガスGが噴出されると共に、その燃料ガスGの噴出に伴う吸引作用により燃焼用空気Aが供給される混合管32、及び、内周部に混合気を噴出する複数の炎口33を備えて、前記混合管32から混合気が供給される環状ケーシング部材34等を備えて構成してある。
そして、前記バーナ30を、前記加熱口1aの下方に位置させて設けてある。
このバーナ30においては、混合管32から環状ケーシング部材34内に供給された燃料ガスGと空気Aとの混合気が炎口33から環状ケーシング部材34の中心に向けて略水平方向に噴出され、その噴出された燃料ガスGと空気Aとの混合気が燃焼して、火炎Fが前記加熱口1aを通って上向きに形成される。
前記燃料供給路5には、前記ガスノズル31への燃料ガスGの供給を断続する燃料供給断続弁6と、ガスノズル31への燃料ガスGの供給量を調節する燃料供給量調節弁7を設けてある。
また、バーナ30の環状ケーシング部材34内の下方には、加熱口1aを介して落下した煮零れ等を受けるための汁受皿8を設けてある。
さらに、このコンロには、加熱用容器Nから放射される赤外線における互いに異なる2つの波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段としての赤外線強度検出部40と、その赤外線強度検出部40にて検出される前記2つの波長域夫々についての赤外線強度の比(前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に相当し、以下、赤外線強度比と記載する場合がある)に基づいて、加熱用容器Nの温度を求める温度導出手段としての温度導出部50を設けてある。
そして、本発明においては、温度導出部50を、赤外線強度検出部40にて検出される前記2つの波長域夫々についての赤外線強度のうち、いずれか1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、加熱用容器N内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成してある。
前記2つの波長域は、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナ30の火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定してある。
前記温度導出部50にて求められた温度は、前記燃焼制御部3に出力され、燃焼制御部3は、この温度導出部50にて求められる温度(以下、導出温度と記載する場合がある)や、加熱用容器N内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定する沸騰状態推定結果に基づいて、前記燃料供給断続弁6、前記燃料供給量調節弁7等を制御することにより、湯沸しモード、炊飯モード、揚げものモード等の自動加熱調理の実行、加熱用容器Nの自動温度制御、加熱用容器Nの過昇温時の緊急停止制御等を行うように構成してある。
先ず、赤外線強度検出部40について説明を加える。
図2に示すように、赤外線強度検出部40は、通過させる赤外線の波長域が互いに異なる2個のバンドパスフィルタ41a,41bと、それら2個のバンドパスフィルタ41a,41bを通過した赤外線を各別に検出する2個の赤外線検出素子42a,42bとを備えて構成して、加熱用容器Nから放射される赤外線における互いに異なる2つの波長域夫々についての赤外線強度を検出するように構成してある。ちなみに、前記バンドパスフィルタ41a,41bは、所定の波長域の赤外線のみを選択的に透過させるように構成されている。
説明を加えると、光入射用の開口部44を備えたパッケージング43内に、前記開口部44を通じて入射する赤外線を検出可能なように、前記2個の赤外線検出素子42a,42bを並べて設け、前記開口部44における一方の赤外線検出素子42aに対して赤外線が入射する部分に一方のバンドパスフィルタ41aを設け、前記開口部44における他方の赤外線検出素子42bに対して赤外線が入射する部分に他方のバンドパスフィルタ41bを設けてある。
又、パッケージング43内には、前記2個の赤外線検出素子42a,42bを駆動させる駆動部45を設けてある。
更に、前記2個のバンドパスフィルタ41a,41bの表面の全面を覆うように、赤外線を透過可能なカバー部材46を設けて、そのカバー部材46にて、前記2個のバンドパスフィルタ41a,41bを保護するように構成してある。
図1に示すように、上述のように構成した赤外線強度検出部40を、前記汁受皿8の中央部に形成した開口部の下方に配設して、その赤外線強度検出部40にて、五徳2に載置された加熱用容器Nの底部から放射されて前記汁受皿8の開口部を通過した赤外線における2つの波長域夫々についての赤外線強度を検出するように構成してある。
次に、前記2つの波長域の設定の仕方について説明する。
図3に、実際のバーナ30にて形成される火炎から放射される赤外線の放射強度スペクトル分布を示す。図3に示すように、赤外線の波長範囲のうち、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲、2.0μm以上且つ2.4μm以下の範囲、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲、及び、8.0μm以上且つ12.0μm以下の範囲では、火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い。
従って、前記2つの波長域を、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲内、2.0μm以上且つ2.4μm以下の範囲内、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内、及び8.0μm以上且つ12.0μm以下の範囲内に設定することにより、前記2つの波長域を、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナ30の火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定することができる。
そして、この実施形態では、例えば、前記2つの波長域を、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内における互いに異なる波長域に設定してある。
次に、前記赤外線検出素子42a,42bについて説明を加える。
PbS(硫化鉛)又はPbSe(セレン化鉛)を赤外線セルとして用いて構成した赤外線検出素子42a,42bは、1.5μmから5.0μmの範囲内の赤外線を常温(300K)の動作温度にて検出可能であり、しかも、3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内の赤外線に対する感度が比較的高くて検出出力が大きい。
従って、上述のように、前記2つの波長域を3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内に設定する場合、赤外線検出素子42a,42bを、PbS(硫化鉛)又はPbSe(セレン化鉛)を赤外線セルとして用いて構成するのが好ましい。
次に、前記温度導出部50により加熱用容器の温度を求める温度導出処理について、説明する。尚、以下の説明では、前記2つの波長域をλ1,λ2にて示す。ちなみに、波長域λ2の方が波長域λ1よりも長波長側になる。
図4に、予め実験により求めた前記赤外線強度検出部40における前記2つの波長域λ1,λ2夫々についての出力値(赤外線強度に対応する)と加熱用容器の温度との関係を示す。ちなみに、この図4に示す関係は、放射率が0.92の加熱用容器を用いて得たものである。
又、図5に、加熱用容器の温度と、赤外線強度検出部40における波長域λ1に対応する出力値と波長域λ2に対応する出力値との比である出力比(前記赤外線強度比に対応する)との関係(以下、温度対赤外線強度比の関係と記載する場合がある)を示す。
ちなみに、この図5に示す温度対赤外線強度比の関係は、以下のようにして求めたものである。
即ち、放射率εの異なる複数の加熱用容器夫々について、加熱用容器の温度を複数の温度に異ならせて、複数の温度夫々について前記出力比を得る。そして、そのように放射率εの異なる複数の加熱用容器について得たデータに基づいて、温度と出力比との関係の近似式を求めて、その求めた近似式を温度対赤外線強度比の関係としてある。
従って、放射率εが種々に異なる加熱用容器N夫々の温度対赤外線強度比の関係を、共通の1つの温度対赤外線強度比の関係とすることができるのである。
上述のように求めた図5に示す如き温度対赤外線強度比の関係を、前記温度導出部50の記憶部(図示省略)に記憶させてある。
そして、前記温度導出部50は、赤外線強度検出部40における波長域λ2に対応する出力値と波長域λ1に対応する出力値との出力比(前記赤外線強度比に対応する)を求め、記憶している温度対赤外線強度比の関係から加熱用容器Nの温度を求めるように構成してある。
従って、加熱用容器Nの温度をその加熱用容器Nの放射率に依存することなく正確に検出することができる。
次に、前記温度導出部50により加熱用容器N内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定する沸騰状態推定処理について、説明する。
この実施形態では、前記温度導出部40を、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記2つの波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記加熱用容器Nの温度が同じであるときの赤外線強度が大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成してある。
説明を加えると、赤外線強度検出部40における前記2つの波長域λ1,λ2夫々についての出力値(赤外線強度に対応する)と加熱用容器Nの温度との関係が、図4に示す如き関係である場合、波長域λ2の方が、加熱用容器Nの温度が同じであるときの赤外線強度が大きい。
そこで、前記温度導出部40を、赤外線強度検出部40にて検出される波長域λ2の赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うように構成してある。
図6は、湯沸し時における赤外線強度検出部40の波長域λ2についての出力値(赤外線強度に対応する)の経時変化を示す。図6に示すように、加熱用容器N内の水が沸騰状態になると、赤外線強度検出部40の出力値(赤外線強度に対応する)は、平衡状態になる。
そして、前記温度検出部40は、赤外線強度検出部40の波長域λ2についての出力値(赤外線強度に対応する)が平衡状態であると、具体的には、前記出力値における沸騰推定用設定時間(例えば1秒間)内での最大値と最小値との差が沸騰推定用設定出力差以下であると、前記加熱対象物が沸騰状態であると推定するように構成してある。
前記設定部4には、図示を省略するが、前記湯沸しモードを指令する湯沸しモードスイッチ、前記炊飯モードを指令する炊飯モードスイッチ、及び、前記揚げものモードを指令する揚げものモードスイッチを設けてある。
前記湯沸しモード、前記炊飯モード及び前記揚げものモードについて、説明する。
前記湯沸しモードとしては、沸騰後、保温用設定時間(例えば5分間)保温した後、バーナ30を消火する湯沸し保温モードと、沸騰後、バーナ30を消火する湯沸かし自動消火モードがあり、前記湯沸しモードスイッチを押す毎に、湯沸し保温モードと湯沸かし自動消火モードとが交互に指令されるように構成されている。
そして、燃焼制御部3は、前記湯沸しモードスイッチにて湯沸し保温モードが指令された状態で、点火スイッチ(図示省略)にて点火指令が指令されると、前記バーナ30を点火し、以降は、前記温度導出部50にて沸騰状態であることが推定されるまでは、前記バーナ30を大火力にて燃焼させるように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、前記温度導出部50にて沸騰状態であることが推定されると、前記バーナ30の火力を前記大火力よりも小さい小火力に低下させるように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、その後、前記保温用設定時間が経過すると、燃料供給断続弁6を閉弁してバーナ30を消火させる。
又、燃焼制御部3は、前記湯沸しモードスイッチにて沸かし自動消火モードが指令された状態で、前記点火スイッチにて点火指令が指令されると、前記バーナ30を点火し、以降は、前記温度導出部50にて沸騰状態であることが推定されるまでは、前記バーナ30を大火力にて燃焼させるように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、前記温度導出部30にて沸騰状態であることが推定されると、燃料供給断続弁6を閉弁してバーナ30を消火させる。
燃焼制御部3は、前記炊飯モードスイッチにて炊飯モードが指令された状態で、前記点火スイッチにて点火指令が指令されると、前記バーナ30を点火し、以降は、前記温度導出部50にて沸騰状態であることが推定され、その推定後、前記温度導出部50の導出温度が強火加熱用設定温度に達するまでは、前記バーナ30を大火力にて燃焼させるように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、前記沸騰状態であることの推定後、前記温度導出部50の導出温度が強火加熱用設定温度に達すると、前記バーナ30の火力を小火力に低下させるように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、その後、加熱停止用設定時間が経過すると、燃料供給断続弁6を閉弁してバーナ30を消火させる。
ちなみに、前記強火加熱用設定温度は、水の沸騰温度(100°C)よりも高い温度(例えば125°C)に設定し、前記加熱停止用設定時間は、加熱用容器内の水の沸騰状態が継続する時間よりも短い時間に設定してある。
つまり、炊飯モードにおいては、加熱用容器内の水が沸騰し、その後、加熱用容器内の水が無くなって沸騰が終了した後、加熱用容器の温度が前記強火加熱用設定温度にまで上昇するまでは大火力にて加熱され、加熱用容器の温度が前記強火加熱用設定温度に達すると火力が小火力に変更され、その後、前記加熱停止用設定時間が経過すると、バーナ30が消火されて加熱が終了することになる。
前記揚げものモードにおいては、加熱目標温度を複数段階に設定することができ、その加熱目標温度は、前記揚げものモードスイッチを押す毎に変更されて、表示パネル(図示省略)に表示される。
そして、燃焼制御部3は、前記揚げものモードにおいては、前記温度導出部50の導出温度が前記揚げものモードスイッチにて設定された加熱目標温度になるように、燃料供給量調節弁7の開度を調節して、前記バーナ30の火力を調節する。
又、燃焼制御部3は、前記湯沸しモード、前記炊飯モード及び前記揚げものモード等の自動加熱調理、並びに、前記バーナ30の点火、消火及びバーナ30の火力調節を人為操作にて行う手動加熱調理のいずれにおいても、ハイカット温調処理を実行するように構成されている。
燃焼制御部3は、このハイカット温調処理においては、前記温度導出部50の導出温度が過熱防止用のハイカット温度に対して設定温度差低い温度に設定される維持用温度になると、温度導出部50の導出温度を前記維持用温度に維持すべくバーナ30の火力を調節するように燃料供給量調節弁7の開度を調節し、温度導出部50の導出温度が前記ハイカット温度に達するとバーナ30を消火させる。
ちなみに、前記通常ハイカット温度は、例えば275°C程度に設定される。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を説明するが、この第2実施形態においては、前記温度導出部50における前記沸騰状態推定処理が異なる以外は、第1実施形態と同様に構成してあるので、第1実施形態と同様の構成については説明を省略して、主として、第1実施形態と異なる構成を説明する。
この第2実施形態においては、前記温度導出部50を、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記2つの波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記沸騰状態に対応する温度におけるプランクの放射法則により得られる理論放射エネルギが大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成してある。
図7に、100°C、200°C及び300°Cの夫々について、プランクの放射法則により得られる黒体の理論放射エネルギを示す。
上記の第1実施形態と同様に、前記2つの波長域λ1,λ2を3.1μm以上且つ4.2μm以下の範囲内に設定する場合は、前記加熱対象物を水とすると、その水の沸騰温度である100°Cにおける理論放射エネルギは、赤外線の波長が長くなるほど大きくなるので、長波長側の波長域である波長域λ2の方が理論放射エネルギが大きい。
そこで、前記温度導出部50を、前記赤外線強度検出部40にて検出される波長域λ2についての赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を行うように構成してある。
そして、第1実施形態と同様に、前記温度検出部40は、赤外線強度検出部40の波長域λ2についての出力値(赤外線強度に対応する)が平衡状態である、具体的には、前記出力値における前記沸騰推定用設定時間内での最大値と最小値との差が前記沸騰推定用設定出力差以下であると、前記加熱対象物が沸騰状態であると推定するように構成してある。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上記の各実施形態においては、前記温度導出部50による前記沸騰状態推定処理を、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、いずれか1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成する場合について例示したが、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成しても良い。
例えば、前記赤外線強度検出部40を互いに異なる2つの波長域夫々についての赤外線強度を検出するように構成する場合、前記沸騰状態推定処理は、前記2つの波長域夫々についての赤外線強度の両方が平衡状態であると、前記加熱対象物が沸騰状態であると推定するように構成する。
(ロ) 前記温度導出部50による前記温度導出処理の具体的な構成は、上記の各実施形態において例示した構成、即ち、前記加熱用容器の温度を前記2つの波長域夫々についての赤外線強度の比に基づいて求める構成に限定されるものではない。
例えば、予め、放射率の異なる複数の加熱用容器を用いて、加熱用容器の温度を複数の温度に異ならせて、複数の温度夫々について、前記複数の波長域夫々についての赤外線強度を得て、そのように得た前記複数の波長域夫々についての赤外線強度を、前記複数の温度夫々に対応させた状態でマップデータにして記憶させておく。
そして、前記マップデータから、前記赤外線強度検出部40にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に一致する又は類似する赤外線強度の関係を求めると共に、その求めた赤外線強度の関係に対応する温度を求め、その求めた温度を加熱用容器の温度とするように構成する。
ちなみに、この場合は、前記複数の波長域としては、上記の各実施形態のように2つの波長域でも良いし、3つ以上の波長域でも良い。
(ハ) 上記の各実施形態のように、前記加熱手段をバーナ30にて構成する場合、そのバーナ30の構成は上記の各実施形態において例示した構成に限定されるものではない。
例えば、円周状の外周部に複数の炎口を混合気を外向きに噴出するように形成したバーナケーシングを備えた構成でも良い。
この場合、例えば、前記赤外線強度検出部40は、前記バーナケーシングの横側方に設けて、加熱用容器Nの底部から斜め下方に向けて放射される赤外線の赤外線強度を検出するように構成する。
(ニ) 上記の各実施形態においては、前記温度導出部50を前記燃焼制御部3とは別に構成したが、前記温度導出部50を前記燃焼制御部3を用いて構成しても良い。
(ホ) 前記加熱手段の具体構成としては、上記の各実施形態において例示した前記バーナ30に限定されるものではなく、例えば、赤熱発光するハロゲンランプ、電気抵抗線を内蔵したシーズヒータ、又は、電磁誘導加熱(通常、「IH」と呼ばれる)を行う磁界発生コイル等の電気式加熱部にて構成しても良い。
このように前記加熱手段を電気式加熱部にて構成する場合、前記赤外線強度検出部40にて検出する前記複数の波長域は、赤外線の波長域のうち、空気中のCO2とH2Oによる赤外線の吸収が無い又は弱い範囲内に設定すると、加熱用容器の温度を空気中のCO2やH2Oに影響されること無く精度良く検出することが可能となる。
ちなみに、赤外線の波長範囲のうち、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲、2.1μm以上且つ2.4μm以下の範囲、3.5μm以上且つ4.2μm以下の範囲、及び9.0μm以上且つ11.5μm以下の範囲では、空気中のCO2とH2Oによる赤外線の吸収が無い又は弱いので、前記複数の波長域としては、1.5μm以上且つ1.8μm以下の範囲内、2.1μm以上且つ2.4μm以下の範囲内、3.5μm以上且つ4.2μm以下の範囲内、及び9.0μm以上且つ11.5μm以下の範囲内に設定する。
実施形態に係るコンロの概略構成図 赤外線強度検出部の縦断面図 火炎から放射される赤外線の放射強度スペクトル分布を示す図 加熱用容器の温度と赤外線強度検出部の出力との関係を示す図 加熱用容器の温度と赤外線強度検出部の出力比との関係を示す図 湯沸しにおける赤外線強度検出部の出力の経時変化を示す図 プランクの放射法則により得られる理論上の放射エネルギを示す図
符号の説明
30 加熱手段、バーナ
40 赤外線強度検出手段
50 温度導出手段
N 加熱用容器

Claims (4)

  1. 加熱対象物調理用の加熱用容器を加熱する加熱手段と、
    前記加熱用容器から放射される赤外線における互いに異なる複数の波長域夫々についての赤外線強度を検出する赤外線強度検出手段と、
    その赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度の関係に基づいて、前記加熱用容器の温度を求める温度導出手段とが設けられたコンロであって、
    前記温度導出手段が、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、少なくとも1つの波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて、前記加熱用容器内の加熱対象物が沸騰状態であることを推定するように構成されているコンロ。
  2. 前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記加熱用容器の温度が同じであるときの赤外線強度が最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている請求項1記載のコンロ。
  3. 前記温度導出手段が、前記加熱対象物が沸騰状態であることの推定を、前記赤外線強度検出手段にて検出される前記複数の波長域夫々についての赤外線強度のうち、前記沸騰状態に対応する温度におけるプランクの放射法則により得られる理論上の放射エネルギが最も大きい波長域の赤外線強度の変化状況に基づいて行うように構成されている請求項1記載のコンロ。
  4. 前記加熱手段が、バーナにて構成され、
    前記複数の波長域が、赤外線の波長範囲のうちの前記バーナの火炎からの放射が無い又は放射強度が弱い範囲内に設定されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンロ。
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