JP2006205605A - 金型装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 成形品の外形部を形成するキャビティーと成形品の内形部を形成するコアピンからなる金型装置であって、そのコアピンの外周部に前記キャビティーに樹脂を流入するランナーとゲートを配置した金型装置。
【選択図】 図1
Description
具体的に説明すると、固定側のコアピンには、その内部に主ランナー通路が形成されており、その主ランナー通路の先端部には、先細とする二股状のサブランナー通路が形成されている。そして、その二股状のサブランナー通路の先端には、キャビティーへ臨むゲート口が形成されている。
前記ランナープレート4にはランナーロックピン7が貫通する貫通孔9が形成されている。その貫通孔9の内周面には前記固定側コアピン4に形成されたゲート口6と連通するランナー溝10が対向した2箇所に形成されている。即ち、そのランナー溝10は、固定側コアピン5の外周面に位置している。
尚、各コアピン5、15の内部には、成形終了後にその成形品を冷却する冷却水が循環する中空部17、18が形成されており、その中空部17、18には冷却水を供給する冷却パイプ19、20が内設している。成形品を冷却することによって、溶融状態にある樹脂を素早く硬化させ、生産性を向上させているのである。
符号21は引っ張りリンクであって、その引っ張りリンク21にはスリット22が形成されている。そして、そのスリット22には前記ランナープレート3に固定されたボルト23と、キャビティープレート14に固定されたボルト24が遊挿している。
また、符号25はランナーストリッパープレート3に固定された引っ張りボルトであるが、その引っ張りボルト25はランナープレート4の移動過程で係合し得るようになっている。
更に可動側型板群11が拡開すると、前記引っ張りリンク21によってランナープレート4が可動側型板群11の方向へ移動する。このランナープレート4の移動によって、成形品27の後端部が押圧され、固定側コアピン5から抜け出る。このとき、ランナー25やゲート26も移動しようとするが、固定側コアピン5への圧着力とランナーロックピン7の固定によって、移動が規制されている。その結果、成形品27とゲート26は引っ張られた状態で切断されることになり、成形品27とゲート26が分離される。このとき、固定側コアピン5の表面とランナープレート4の貫通孔9の内面角部によって剪断応力が発生し、綺麗に切断させることになる。
ここで、更に可動側型板群11が拡開すると、引っ張りボルト25によってランナーストリッパープレート3が移動する。このランナーストリッパープレート3の移動に伴って、前記ランナー25の後面が押圧され、ランナーロックピン7の先端部8から押し出される(図5参照)。
前記キャビティープレート29には、成形品の外形部の1部を形成する固定側キャビティー37が形成されていると共に、後述する割型を開閉させるためのアンギュラピン38が固定されている。
また、前記コアプレート41には、成形品の内形部を形成する可動側コアピン47が前記第1例と同様に固定されている。更に、前記スペーサブロック42で形成される空間部には、エジェクタプレート48が移動自在に配置されており、そのエジェクタプレート48には成形品を可動側コアピン47から突き出し、離脱させるエジェクタピン49が固定されている。
符号50は、割型プレート44とキャビティープレート29を連動させる引っ張りリンクであって、また符号51はキャビティープレート29とランナーストリッパープレート28を連動する引っ張りボルトである。
更に、可動側型板群39が拡開すると、割型プレート44とキャビティープレート29の間が拡開すると共に、成形品52が固定側キャビティー37から抜け出、また、アンギュラピン38によって割型45が拡開する(図8参照)。
更に可動側型板群39が拡開すると、エジェクタプレート48の移動によってエジェクタピン49により成形品52が可動側コアピン47から突き出される。これと共に、ランナーストリッパープレート28が移動し、ランナー54がランナーロックピン31から離脱する(図9参照)。
一方、可動側型板群61は可動側取付板62やコアプレート63、ランナーストリッパープレート64、並びに、ランナープレート65から構成されている。即ち、本例は本発明の主たる構成を可動側型板群61に配置した例である。前記コアプレート63には、成形品の内形部を形成するコアピン66が固定されており、そのコアピン66の中間部には、前記キャビティー58に樹脂を流入するゲート口67が形成されている。又、コアピン66はランナープレート65に形成された貫通孔68を貫通しており、その貫通孔68の内面には前記ゲート口67に連通するランナー溝69が形成されている。勿論、そのランナー溝69は、前記スプル孔60に連通している。
符号70は、ランナープレート65とキャビティープレート57を連動させる引っ張りリンクであって、また符号71はランナープレート65とランナーストリッパープレート64を連動する引っ張りボルトであり、符号72はランナーストリッパープレート64とコアプレート63を連動する引っ張りボルトである。
2 固定側取付板
3 ランナーストリッパープレート
4 ランナープレート
5 コアピン
6 ゲート口
7 ランナーロックピン
8 先端部
9 貫通孔
10 ランナー溝
11 可動側型板群
12 可動側取付板
13 コアピンプレート
14 キャビティープレート
15 可動側コアピン
16 キャビティー
17 中空部
18 中空部
19 冷却パイプ
20 冷却パイプ
21 引っ張りリンク
22 スリット
23 ボルト
24 ボルト
25 引っ張りボルト
Claims (3)
- 成形品の外形部を形成するキャビティーと成形品の内形部を形成するコアピンからなる金型装置であって、そのコアピンの外周部に前記キャビティーに樹脂を流入するランナーとゲートを配置したことを特徴とする金型装置。
- 前記ゲートをキャビティーの内面に位置させたことを特徴とする請求項1記載の金型装置。
- 前記ゲートをキャビティーの端部に形成したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005022372A JP2006205605A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005022372A JP2006205605A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 金型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006205605A true JP2006205605A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36962946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005022372A Pending JP2006205605A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006205605A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010162863A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Silitek Electronic (Guangzhou) Co Ltd | 三枚型金型 |
CN102756460A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-31 | 永高股份有限公司 | 管件注塑模具滑块抽芯兼自动剪浇口机构 |
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CN104085090A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-08 | 永高股份有限公司 | 塑料电熔管件的抽芯机 |
JP2017193067A (ja) * | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 株式会社日立産機システム | 縦型射出成形金型装置 |
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2005
- 2005-01-31 JP JP2005022372A patent/JP2006205605A/ja active Pending
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