JP2006205081A - 遮水構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遮水対象箇所の表面に施工されて、遮水対象箇所を遮水する遮水構造であって、遮水対象箇所の表面に敷設される遮水シート2と、遮水シート2の表面に積層される保護マット3と、保護マット3を遮水シート2に接合する接合手段6とを備える。接合手段6は、遮水シート2の表面に接合されるとともに、保護マット3と相互に噛合する噛合部材7と、噛合部材7又は保護マット3の少なくとも何れか一方に塗布されて、両者を噛合した状態に接合する接着剤8とを備える。保護マット3は、遮水シート2の上部に敷設して、周縁部を接着剤8を介して遮水シート2側の噛合部材7と噛合させるだけで施工できるので、保護マット3の施工に高度な技術と熟練を必要とするようなことはなく、経験の浅い作業者であっても十分に施工することが可能となる。
【選択図】 図2
Description
すなわち、請求項1に係る発明は、遮水対象箇所の表面に施工されて、該遮水対象箇所を遮水する遮水構造であって、前記遮水対象箇所の表面に敷設される遮水シートと、該遮水シートの表面に積層される保護マットと、前記保護マットを前記遮水シートに接合する接合手段とを備え、前記接合手段は、前記遮水シートの表面に接合されるとともに、前記保護マットと相互に噛合する噛合部材と、該噛合部材又は前記保護マットの少なくとも何れか一方に塗布されて、両者を噛合した状態に接合する接着剤とを備えてなることを特徴とする。
本発明による遮水構造によれば、遮水対象箇所の表面に遮水シートを敷設し、遮水シートの表面に保護マットを積層し、遮水シートの表面に接合した噛合部材と保護マットとを相互に噛合させることにより、それらの間が接着剤を介して一体に接合され、遮水対象箇所の表面に遮水構造を施工することができる。
本発明による遮水構造によれば、遮水シート又は保護マットが破損した場合等に、遮水シートと保護マットとの間の空隙内に外部から充填剤を導いて注入することにより、破損箇所を閉塞することが可能となる。
本発明による遮水構造によれば、不織布からなる保護マットと遮水シート側の面ファスナのフックからなる噛合部材とを相互に噛合させることにより、両者間が接着剤を介して一体に接合されることになる。
本発明による遮水構造によれば、保護マットと噛合部材との間は、互いに噛合した状態で合成樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、合成ゴム系接着剤、ポリウレタン系接着剤等の接着剤によって一体に接合されることになる。従って、保護マット及び噛合部材の材質に応じた接着剤を選択して使用することにより、保護マット及び噛合部材の材質に関わらず、保護マットと噛合部材との間を一体に接合することができる。
従って、保護マットの遮水シートへの接合に高度な技術と熟練を必要とすることがなく、遮水シートに保護マットを簡単に接合することができるので、経験の浅い作業者であっても十分に施工することが可能となり、施工費を大幅に低減させることができる。
また、保護マットと遮水シートとの間は接着剤によって強固に接合されているので、遮水対象箇所に搬入される廃棄物からの衝撃等によって保護マットが遮水シートから剥がれるようなことはなく、長期的に遮水シートの表面を保護マットで保護することが可能となり、安定した遮水性能を長期的に発揮することができる。
図1〜図4には、本発明による遮水構造の一実施の形態が示されていて、図1は遮水構造の全体を示す概略図、図2は遮水構造の部分拡大断面図、図3及び図4は遮水構造の遮水シートと保護マットとの関係を示した説明図である。
2 遮水シート
3 保護マット
4 分割マット
5 スペーサ部材
6 接合手段
7 噛合部材
8 接着剤
9 空隙
10 廃棄物処分場
11 埋立区画
12 内面
Claims (4)
- 遮水対象箇所の表面に施工されて、該遮水対象箇所を遮水する遮水構造であって、
前記遮水対象箇所の表面に敷設される遮水シートと、該遮水シートの表面に積層される保護マットと、前記保護マットを前記遮水シートに接合する接合手段とを備え、前記接合手段は、前記遮水シートの表面に接合されるとともに、前記保護マットと相互に噛合する噛合部材と、該噛合部材又は前記保護マットの少なくとも何れか一方に塗布されて、両者を噛合した状態に接合する接着剤とを備えてなることを特徴とする遮水構造。 - 前記遮水シートと前記保護マットとの間には、両者間に所定の空隙を形成するスペーサ部材が介装されていることを特徴とする請求項1に記載の遮水構造。
- 前記保護マットは不織布からなり、前記噛合部材は面ファスナのフックからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の遮水構造。
- 前記接着剤は、合成樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、合成ゴム系接着剤、ポリウレタン系接着剤等からなることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の遮水構造。
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JP2005021356A JP2006205081A (ja) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | 遮水構造 |
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- 2005-01-28 JP JP2005021356A patent/JP2006205081A/ja active Pending
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