JP2006204563A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洗濯機外枠30の底部71に弾性体32を設け、外槽33を下方より支持する構成とし、弾性体32にエアーダンパを用いたものである。これによって、洗濯物の偏心荷重による脱水起動時の外槽33の激しい振動をエアーダンパから成る弾性体32で確実に抑え、定常時は、外槽33の洗濯機外枠30に対する振動伝達を少なくして、脱水起動時と定常時の両方の低振動と低騒音化を実現したものである。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図、図2は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図1、図2において、洗濯機外枠30は、4本の引張りばね31と、2本の弾性体32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。
図3、図4は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図3、図4において、弾性体32はシリンダ41と、ピストン42とで構成され、シリンダ41の側部にピストン42を挟んで一対の第1の排気口47と、第2の排気口48を設けている。連通管49は、第1の排気口47と第2の排気口48を接続する管で、ピストン42の動きに応じてシリンダ41内の空気を行き来させる。開閉手段50は連通管49に設けられており、開閉弁51、開閉弁駆動モータ52で構成される。開閉弁51には開口径の異なる弁穴開51aと弁穴閉51bが設けられいる。
図5は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機のタイミングチャートを示すものである。図5において、開閉手段50は、外槽33の共振時53に閉じ、定常時54に開くように開閉弁駆動モータ52を作動させている。その他の構成は実施の形態2と同様である。
図6は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図6において、弾性体32は一対の第1の弾性体55と、第2の弾性体56で構成されている。第1の弾性体55の第1の排気口55aと第2の弾性体56の第2の排気口56bを連通管49aで接続し、第1の弾性体55の第2の排気口55bと第2の弾性体56の第1の排気口56aを連通管49bで接続している。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図7は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の弾性体の断面図を示すものである。図7において、連通管49a、49bは接続経路切り替え手段61を介して第1の弾性体55および第2の弾性体56に接続されている。接続経路切り替え手段61は、第1の弾性体55の第1の排気口55aと第2の弾性体56の第2の排気口56bを連通管49aで接続し、第1の弾性体55の第2の排気口55bと第2の弾性体56の第1の排気口56aを連通管49bで接続する第1のモードと、第1の弾性体55の第1の排気口55aと第2の弾性体56の第1の排気口56aを連通管49aで接続し、第1の弾性体55の第2の排気口55bと第2の弾性体56の第2の排気口56bを連通管49bで接続する第2のモードを切り替えている。その他の構成は実施の形態4と同様である。
図8、図9は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の弾性体の接続経路切り替え手段の断面図を示すものである。図8、図9において、接続経路切り替え手段61を連通管49aと49bに設けている。接続経路切り替え手段61は、切り替え弁63、ソレノイド64、切り替え弁ケース65で構成されている。切り替え弁63には、接続経路63a〜63dが設けられ、切り替え弁ケース65には接続口65a〜65gが設けられている。切り替え弁63はソレノイド64によって切り替え弁ケース65内をスライドする。切り替え弁63がスライドすることによって、接続経路63a〜63dを接続口65a〜65gのどこに接続するかを選択することができる。
図10は、本発明の第7の実施の形態における洗濯機の要部の断面図を示すものである。図10において、排水手段操作モータ66には、操作円板67が設けられている。操作円板67には排水手段操作部67aと接続経路切り替え手段操作部67bが設けられており、排水手段操作モータ66が動作して、操作円板67が回転すると、排水弁開閉ワイヤー38aと接続経路切り替えワイヤー68が引っ張られ、排水手段開閉弁38bが移動して排水手段38は開状態、切り替え弁63が移動して接続経路切り替え手段61は並行接続状態になる。操作円板67が元の状態に戻ると、圧縮ばね38cと引っ張りばね69の力で排水手段開閉弁38bと切り替え弁63は元の位置に移動し、排水手段38は閉状態、接続経路切り替え手段61は交差接続になる。その他の構成は実施の形態5、6と同様である。
図11は、本発明の第8の実施の形態における洗濯機のタイミングチャートを示すものである。図11において、排水終了後の脱水起動時は排水手段38を閉じ、接続経路切り替え手段61を交差接続に設定し、第1の弾性体55と第2の弾性体56の減衰力を強くして、共振点70を通過する時の外槽33の大きな振動を低減し、脱水定常時は、衣類から分離した洗濯水を排水するために排水手段38を開くと同時に接続経路切り替え手段61は並行接続に移行し、ピストンの制動がなくなるので、第1の弾性体55と第2の弾性体56の減衰力が弱くなり、外槽33の洗濯機外枠30に対する振動伝達率が弱くなり、洗濯機外枠30の振動が低減される。
図12は、本発明の第9の実施の形態における洗濯機の要部を示す断面図である。図12において、第1の弾性体55および第2の弾性体56は、シリンダ41、ピストン42、ピストンリング42a、ピストンロッド43から構成されている。シリンダ41には、シリンダ取り付け部41aが設けられており、防振体44を介してシリンダ取り付け台45に防振支持されている。ピストンロッド43の一端には、ピストン42が取り付けられ、もう一方の端にはピストンロッド取り付け部43aが設けられており、防振体44を介してピストンロッド取り付け台46に防振支持されている。シリンダ取り付け台45は、洗濯機外枠30の底部71に固定されている。ピストンロッド取り付け台46は、外槽33を下方から支えるように外槽33の底部に固定されている。第1の弾性体55および第2の弾性体56はお互いに発生する空気の力で減衰し合うように連通管49a、49bで接続されている。連通管49a、49bには作業性をよくするために可撓性を有するゴム等を材料としたチューブが使用されている。
図13は、本発明の第10の実施の形態における洗濯機の要部を示す断面図である。図13において、弾性体32は、シリンダ41、ピストン42、ピストンリング42a、ピストンロッド43から構成されている。シリンダ41には、シリンダ取り付け部41aが設けられており、防振体44を介してシリンダ取り付け台45に防振支持されている。ピストンロッド43の一端には、ピストン42が取り付けられ、もう一方の端にはピストンロッド取り付け部43aが設けられており、防振体44を介してピストンロッド取り付け台46に防振支持されている。シリンダ取り付け台45は、洗濯機外枠30の底部71に固定されている。ピストンロッド取り付け台46は、外槽33を下方から支えるように外槽33の底部に固定されている。ピストンロッド取り付け台46に設けられた上部装着部46aの上下方向の位置は外槽の重心33aより上方に設定している。
32 弾性体
33 外槽
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
38 排水手段
41 シリンダ
42 ピストン
47 第1の排気口
48 第2の排気口
49 連通管
49a 連通管
49b 連通管
50 開閉手段
55 第1の弾性体
55a 第1の弾性体の第1の排気口
55b 第1の弾性体の第2の排気口
56 第2の弾性体
56a 第2の弾性体の第1の排気口
56b 第2の弾性体の第2の排気口
61 接続経路切り替え手段
Claims (10)
- 洗濯機外枠の底部に設けられた弾性体に支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段とを備え、前記弾性体をエアーダンパとし、前記外槽を下方より支持する構成とした洗濯機。
- 弾性体は、シリンダと、ピストンと、前記シリンダの側部に前記ピストンを挟んで設けた第1の排気口および第2の排気口を有し、前記第1の排気口と前記第2の排気口を繋ぐ連通管を設け、前記連通管に開閉手段を設けた請求項1記載の洗濯機。
- 開閉手段は、外槽の共振時に閉じ、定常時に開くようにした請求項2記載の洗濯機。
- 弾性体は、第1の弾性体と第2の弾性体を有し、前記第1の弾性体の第1の排気口と前記第2の弾性体の第2の排気口を連通管で接続し、前記第1の弾性体の第2の排気口と前記第2の弾性体の第1の排気口を連通管で接続した請求項1記載の洗濯機。
- 弾性体は、第1の弾性体と第2の弾性体を有し、前記第1の弾性体の排気口と前記第2の弾性体の排気口を連通管で接続し、前記連通管に接続経路切り替え手段を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
- 接続経路切り替え手段は、交差接続と並行接続を有した請求項5記載の洗濯機。
- 接続経路切り替え手段は、排水手段と連動して動作するように構成した請求項5または6記載の洗濯機。
- 接続経路切り替え手段は、共振点を通過した後に作動するようにした請求項5〜7のいずれか1項に記載の洗濯機。
- 弾性体は、シリンダを洗濯機外枠の底部に固定した請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗濯機。
- 弾性体は、上部装着部で外槽を支持し、前記外槽の支持位置を前記外槽の重心位置より上にした請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗濯機。
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