JP2006204482A - メダル搬送コンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】下部タンクから排出されるメダルをメダル研磨機へ搬送するための搬送コンベアを下部タンクの排出口に容易に着脱することができ、下部タンクの排出口から落下してくるメダルが搬送コンベアの両側の隙間に入ることがないようにしたメダル搬送コンベアを提供する。
【解決手段】下部タンク3の排出口10には左右に支持片11、11が形成され、搬送コンベア4の両側の枠体12、12の上部には係止片18、18が形成され、該搬送コンベア4の両側の係止片18、18を下部タンク3の排出口10の支持片11、11に上載することにより取付け可能とし、また搬送コンベア4のベルト幅を下部タンク3の排出口10の幅よりも大なるものとし、且つ下部タンク3の排出口10の下端から搬送コンベア4のベルト15の上面までの落差を下部タンク3の排出口10から落下するメダルMの外径以下にした。
【選択図】図5
【解決手段】下部タンク3の排出口10には左右に支持片11、11が形成され、搬送コンベア4の両側の枠体12、12の上部には係止片18、18が形成され、該搬送コンベア4の両側の係止片18、18を下部タンク3の排出口10の支持片11、11に上載することにより取付け可能とし、また搬送コンベア4のベルト幅を下部タンク3の排出口10の幅よりも大なるものとし、且つ下部タンク3の排出口10の下端から搬送コンベア4のベルト15の上面までの落差を下部タンク3の排出口10から落下するメダルMの外径以下にした。
【選択図】図5
Description
本発明は、例えばスロットマシン等の遊技機で使用されたメダルを下部タンクに投入した後、下部タンクから排出されるメダルをメダル研磨機へ搬送する際の搬送手段として使用するメダル搬送コンベアに関する。
従来から、スロットマシン等の遊技機で使用されたメダルを衛生的に再使用するため、遊技機の回収ラインから送られてきたメダルをメダル研磨機へ搬送し、このメダル研磨機内にてメダルを浄化するようにしたメダル研磨機が使用されている。
このようなメダル研磨機に関する装置としては、特許文献1に示すものがある。この文献に開示された「研磨装置」は、図6(a)及び(b)に示すように、一次タンク50、下部送出機51、リフター52、研磨ボックス53、シャッター装置54、二次タンク55、上部送出機56、振り分け機57及びホッパー58等を備えるものである。
このような構成において、一次タンク50内のメダルが下部送出機51を介してホッパー58に投入され、このホッパー58に投入されたメダルはリフター52により揚送された後、研磨ボックス53内を落下し、その落下中にメダルの表面が研磨される。
このようなメダルの搬送過程においては、ホッパー58の入口でメダル詰まりが生じないようにする必要がある。このため、一次タンク50の排出口とホッパー58の入口とを連絡する下部送出機51が設けられ、一次タンク50から排出されたメダルを下部送出機(具体的には、搬送コンベア)51のベルト上に落下させながらホッパー58の入口へ搬送するようにしている。
ところで、上記の特許文献1においては、一次タンク50の排出口とホッパー58の入口とを連絡する下部送出機51として用いられる搬送コンベア内にメダル詰まりが生じたとき等のメンテナンスを行う際に、一次タンク50の下部から容易に取り外すことができる構造にする必要がある。
さらに、スロットマシン等の遊技機において、搬送コンベアを使用した従来技術としては、特許文献2に記載された「玉磨き揚送装置」がある。この装置の構成は、図7(a)又は(b)に示すように、フレーム60に設けられた上下のプーリ62、63により搬送ベルト61が張設され、扉65の内面にはレール本体67を介して研磨布68が固着され、レール体67に形成されている溝69に沿って研磨布68に複数条の玉案内溝70が形成されてなるものである。
上記の構成においては、フレーム60の下方のシュータ71を介して搬入されたパチンコ玉Pが、モータ72の駆動により回転している搬送ベルト61と研磨布68との間を各玉案内溝70に沿って1列ずつ転動しながら磨かれ、揚送されることにより、ダクト74より排出される。
ところが上記の構成においては、背面壁75とレール体67及び研磨布68の間に、パチンコ玉Pの径よりも大きい間隙76が扉65の上下方向に連続して形成されているため、外側の玉案内溝70を転動するパチンコ玉Pが玉案内溝70から脱出して、装置を破損させるおそれがある。そこで、特許文献2の発明は、図7(c)に示すように、扉65の両側部から搬送ベルト73の幅方向端部と研磨布68の幅方向端部との間に最も外側の玉案内溝70の付近まで延びる玉脱出防止部材77を設けることにより、パチンコ玉Pが玉案内溝70から脱出しないようにしている。
特開2000−288230号公報
特開2004−73303号公報
ところで、上記の特許文献2の発明は、パチンコ玉Pが搬送ベルト61と研磨布68との間を各玉案内溝70に沿って1列ずつ転動しながら揚送されるため、個々のパチンコ玉Pは夫々の玉案内溝70に沿って整然と配列されるものである。
このような特許文献2の発明に対して、本発明は特許文献1の発明と同様に、スロットマシン等の遊技機で使用されるメダルの搬送に関するものであり、メダルをメダル研磨機へ搬送するための搬送コンベアに、特許文献2の玉案内溝70のような溝構造を設けた構成とするものではないため、一次タンク50の排出口から落下してくるメダルが搬送ベルト61の両側の隙間に入るおそれがある。
このように、搬送ベルト61から落下したメダルが搬送ベルト61の両側の隙間等に入り込んだりすると、搬送ベルト61の円滑な駆動の支障となり、また装置の損傷を招くおそれがあった。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、メダルを下部タンクに投入した後、下部タンクから排出されるメダルをメダル研磨機へ搬送するための搬送コンベアを下部タンクの排出口に容易に着脱することができる構造とし、さらに、下部タンクの排出口から落下してくるメダルが搬送コンベアの両側の隙間に入ることがなく、これによって搬送コンベア及びその周辺の装置に支障を来たすことがないメダル搬送コンベアを提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明の請求項1のメダル搬送コンベアは、下部タンクの下方に設けられた排出口には両側に張り出した支持片が形成されると共に、前記搬送コンベアの両側の枠体の夫々の上部には前記下部タンクの排出口の支持片に上載される係止片が互いに内側向きに形成され、該搬送コンベアの両側の係止片を前記下部タンクの排出口の夫々の支持片に上載することにより、該搬送コンベアを前記下部タンクの排出口に取付け可能としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2のメダル搬送コンベアは、請求項2において、前記搬送コンベアのベルト幅を前記下部タンクの排出口の幅よりも大なるものとし、且つ前記下部タンクの排出口の下端から前記搬送コンベアのベルトの上面までの落差を前記下部タンクの排出口から落下するメダルの外径以下にしたことを特徴とする。
本発明のメダル搬送コンベアによれば、下部タンクの下方に設けられた排出口には左右に張り出した支持片が形成され、また搬送コンベアの両側の枠体の夫々の上部には下部タンクの排出口の左右の支持片に上載される係止片が互いに内側向きに形成されているため、搬送コンベアの両側の枠体の係止片を下部タンクの排出口の左右の支持片に上載することにより、搬送コンベアを下部タンクの排出口に容易に着脱することが可能となる。
さらに、本発明のメダル搬送コンベアによれば、搬送コンベアのベルト幅を下部タンクの排出口の幅よりも大なるものとし、且つ下部タンクの排出口の下端から搬送コンベアのベルトの上面までの落差を下部タンクの排出口から落下するメダルの外径以下にしているため、下部タンクの排出口から落下してくるメダルが搬送コンベアの両側の隙間に直接入ることがなく、またメダルが搬送コンベアの両側の隙間に入ることもなく、従来装置のように搬送コンベア及びその周辺の装置に支障を来たすことがない。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例におけるメダル研磨機(不図示)を装備したメダル研磨装置1の全体斜視図である。この装置の各部の構成についてメダルの流れと併せて説明すると、スロットマシン等の回収ラインから送られてきたメダルは、下部タンク3に投下され、この下部タンク3から搬送コンベア4を経てメダル研磨機(不図示)へ搬送される。また、下部タンク3がメダルで満杯になると、余剰のメダルはオーバーフロータンク5に蓄積される。なお、図1に示す計数機9は、遊技機の使用者が投入したメダルの数量を計数するためのものであり、この計数後にメダルは下部タンク3に落下するようにしている。
図2〜図5は、上記の構成における下部タンク3と搬送コンベア4を示すものである。まず、下部タンク3は、上方に開口3aを有する矩形枠体3bの下部に内方に向かって勾配を有する絞り口3cが形成され、その最下部には矩形の排出口10が形成されている。
また、図4に示すように、この下部タンク3の排出口10には両側に張り出した支持片11、11が形成されている。このような支持片11、11は、矩形枠体からなる排出口10の最下端の左右から所定幅を略水平方向に張り出すことによって形成される。また、周辺のスペースや搬送コンベア4の引出し方向に応じて、排出口10の最下端の前後に支持片11、11を形成するようにしてもよい。
一方、搬送コンベア4は、図2に示すように、長尺の両側の枠体12、12の内部においてヘッド側(ベルトの進行方向先端側)13とテール側(ベルトの進行方向後端側)14にローラが回転自在に設けられると共に、両側のローラに所定幅のベルト15がエンドレスに所定のテンションを有して掛けられた構成とされている。
また、搬送コンベア4のヘッド側13にはモータ16が設けられ、該モータ16は減速機17を介して上記のヘッド側13のローラを駆動することにより、ベルト15をヘッド側13へ向けて走行させることができる。
このような搬送コンベア4においては、図4に示すように、両側の枠体12、12の夫々の上部には上記の下部タンク3の排出口10の左右の支持片11、11に上載される係止片18、18が互いに内側向きに形成されている。このような係止片18、18は、搬送コンベア4の両側枠体12、12の夫々の上部に沿って所定幅だけ内側に向けて略水平状に折曲することにより形成することができる。
上記の構成において、図3または図5に示すように、搬送コンベア4の両側枠体12、12の係止片18、18を下部タンク3の排出口10の両側の支持片11、11に上載することにより、容易に着脱することができる。
上記の構成において、図3または図5に示すように、搬送コンベア4の両側の枠体12、12の係止片18、18を下部タンク3の排出口10の左右の支持片11、11に上載した状態にして所定位置までスライドすることにより、搬送コンベア4を下部タンク3の排出口10に容易に取付けることができる。また、搬送コンベア4を手前に引き出すことによって、該搬送コンベア4を下部タンク3の排出口10から容易に取り外すことができる。
なお、図3に示すように、下部タンク3の排出口10の左右の支持片11、11と搬送コンベア4の両側の枠体12、12の夫々の係止片18、18とにネジ穴19、19…を形成して、上記のようにスライドした搬送コンベア4の両側の枠体12、12の係止片18、18と下部タンク3の排出口10の左右の支持片11、11とをネジで止めることによって固定状態にすることができる。
さらに、本実施例では、図4又は図5に示すように、搬送コンベア4のベルト15の幅L1を下部タンク3の排出口10の幅L2よりも大なるものとし、且つ、下部タンク3の排出口10の下端から搬送コンベア4のベルト15の上面までの落差H(図5参照)が下部タンク3の排出口10から落下するメダルMの外径以下となるように構成している。
このように構成することにより、図5に示すように、搬送コンベア4のベルト15と両側の枠体12、12との隙間20、20は下部タンク3の排出口10の左右の支持片11、11で覆われた状態となるため、下部タンク3の排出口10から落下してくるメダルMが搬送コンベア4の両側の隙間20、20に入ることがなく、メダルMが搬送コンベア4及びその周辺の装置に支障を来たすことがない。
本発明のメダル搬送コンベアは、例えばスロットマシン等の遊技機で使用されたメダルを下部タンクに投入した後、下部タンクから排出されるメダルをメダル研磨機へ搬送するための搬送コンベアを下部タンクの排出口に容易に着脱することができる構造であり、さらに下部タンクの排出口から落下してくるメダルが搬送コンベアの両側の隙間に入ることがなく、搬送コンベア及びその周辺の装置に支障を来たすことがないメダル搬送コンベアとして利用することが可能となる。
1 メダル研磨装置
3 下部タンク
3a 開口
3b 矩形枠体
3c 絞り口
4 搬送コンベア
5 オーバーフロータンク
9 計数機
10 排出口
11 支持片
12 枠体
13 ヘッド側
14 テール側
15 ベルト
16 モータ
17 減速機
18 係止片
19 ネジ穴
20 隙間
L1 搬送コンベアのベルトの幅
L2 下部タンクの排出口の幅
H 下部タンクの排出口の下端から搬送コンベアのベルトの上面までの落差
3 下部タンク
3a 開口
3b 矩形枠体
3c 絞り口
4 搬送コンベア
5 オーバーフロータンク
9 計数機
10 排出口
11 支持片
12 枠体
13 ヘッド側
14 テール側
15 ベルト
16 モータ
17 減速機
18 係止片
19 ネジ穴
20 隙間
L1 搬送コンベアのベルトの幅
L2 下部タンクの排出口の幅
H 下部タンクの排出口の下端から搬送コンベアのベルトの上面までの落差
Claims (2)
- 下部タンクの下方に設けられた排出口には両側に張り出した支持片が形成されると共に、前記搬送コンベアの両側の枠体の夫々の上部には前記下部タンクの排出口の支持片に上載される係止片が互いに内側向きに形成され、該搬送コンベアの両側の枠体の係止片を前記下部タンクの排出口の夫々の支持片に上載することにより、該搬送コンベアを前記下部タンクの排出口に取付け可能としたことを特徴とするメダル搬送コンベア。
- 前記搬送コンベアのベルト幅を前記下部タンクの排出口の幅よりも大なるものとし、且つ前記下部タンクの排出口の下端から前記搬送コンベアのベルトの上面までの落差を前記下部タンクの排出口から落下するメダルの外径以下にしたことを特徴とする請求項1記載のメダル搬送コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005019545A JP2006204482A (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | メダル搬送コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005019545A JP2006204482A (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | メダル搬送コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006204482A true JP2006204482A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36961930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005019545A Pending JP2006204482A (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | メダル搬送コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006204482A (ja) |
-
2005
- 2005-01-27 JP JP2005019545A patent/JP2006204482A/ja active Pending
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