JP2005279311A - 水平搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の遊技機が並設された遊技機島において、遊技媒体の搬送を行うのにあたり、大きな設置スペースが必要することなく確実にその搬送を行うことができ、しかも保守点検等にも容易かつ迅速に対応できるようにする。
【解決手段】遊技機の上方側に設置された少なくとも二つのローラ11と、これらに下面が水平となるように掛廻された無端ベルト12と、この無端ベルト12を回動させる駆動源13と、前記無端ベルト12の下面に沿うように当該無端ベルト12の下方側に配設された搬送路14とを備え、前記遊技機に補給すべき遊技媒体を、前記無端ベルト12の下面と前記搬送路14との間に挟持した状態で、当該無端ベルト12の回動によって搬送するように、水平搬送装置10を構成する。さらに、前記ローラ11および前記無端ベルト12をユニット化し、そのユニットの大きさを、前記遊技機の一台分とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機島にて用いられ、その遊技機島を構成する遊技機へ補給するための遊技媒体を搬送する水平搬送装置に関する。
一般に、遊技場に設置される遊技機島は、パチンコ機等の遊技機が複数並設されてなる。これら遊技機島を構成する各遊技機には、パチンコ玉等の遊技媒体を必要に応じて適宜補給しなければならない。そのために、遊技機島には、通常、遊技機の上方側に遊技媒体の搬送装置が配設されている。これにより、遊技機島では、複数の遊技機が長く一列に並設されていても、その列の一方の側にて遊技媒体を上方へ揚送すれば、搬送装置がその列に沿って遊技媒体を搬送するので、各遊技機に対する遊技媒体の補給を行うことが可能となる。
従来、遊技媒体の搬送装置としては、樋状に形成された搬送路が遊技機島を構成する遊技機列の一端から他端に向けて傾斜を持って配設されており、遊技媒体の自重を利用してその遊技媒体の搬送(各遊技機への補給)を行うように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、略水平に配設された搬送ベルトを有しており、遊技媒体を載せた状態でその搬送ベルトを回転駆動することにより、各遊技機に対して遊技媒体を強制的かつ確実に補給するものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−42364号公報 特開平6−39136号公報
しかしながら、従来における遊技媒体の搬送装置では、遊技機島に設置した場合に、以下に述べるような難点がある。例えば上記の特許文献1に開示されたような傾斜を利用した搬送装置では、遊技媒体の搬送にその自重を利用しているため、遊技媒体の搬送状態を適切に制御するのが非常に困難であり、媒体詰まり等の搬送不良が発生し易い。また、搬送路の傾斜が必要であることから、上下方向(高さ方向)に大きな設置スペースが必要となり、遊技機島を構成する上で好ましいとは言えない。
一方、例えば上記の特許文献2に開示されたような搬送ベルトを利用した搬送装置では、搬送不良や設置スペース等の問題は解消し得るが、搬送ベルトやその駆動源(モータ等)等の保守点検を行うことが必要となる。ところが、遊技媒体を搬送ベルトに載せて搬送しているため、その搬送ベルト上に遊技媒体が存在している状態では、保守点検を行うことができない。つまり、遊技機島の稼働中に搬送装置に何らかのトラブルが発生しても、遊技機島の稼働を中断または停止した後でなければ、そのトラブルへの対応を行うことができず、結果として迅速な対処を行うことが困難であるとともに、遊技機の稼働率低下を招いてしまうおそれもある。
そこで、本発明は、遊技媒体の搬送を行うのにあたり、大きな設置スペースが必要することなく確実にその搬送を行うことができ、しかも保守点検等にも容易かつ迅速に対応することのできる、遊技機島にて用いられる水平搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された水平搬送装置である。すなわち、複数の遊技機が並設された遊技機島にて用いられる水平搬送装置であって、前記遊技機の上方側に設置された少なくとも二つのローラと、下面が水平となるように前記ローラに掛廻された無端ベルトと、前記無端ベルトを回動させる駆動源と、前記無端ベルトの下面に沿うように当該無端ベルトの下方側に配設された搬送路とを備え、前記遊技機に補給すべき遊技媒体を、前記無端ベルトの下面と前記搬送路との間に挟持した状態で、当該無端ベルトの回動によって搬送するように構成されているとともに、少なくとも前記ローラおよび前記無端ベルトがユニット化され、前記搬送路に対して着脱自在に構成されており、ユニット化された前記ローラおよび前記無端ベルトは、前記搬送路上における遊技媒体の搬送方向に沿った大きさが、前記遊技機の一台分に相当することを特徴とするものである。
上記構成の水平搬送装置によれば、無端ベルトの回動によって遊技媒体を搬送するように構成されている。つまり、遊技媒体の自重を利用するのではなく、水平方向に沿って掛廻された無端ベルトにより遊技媒体を搬送しているため、遊技媒体を強制的かつ確実に搬送することができ、大きな設置スペースが必要とすることもない。しかも、その無端ベルトは搬送路の上方側に配設されているため、何らかのトラブルが発生した場合に、上方側から保守点検を行うことができる。つまり、搬送路上に遊技媒体が存在していても、無端ベルト等に対する保守点検を行うことができるので、これにより遊技機島が非稼働状態となるのを極力回避することが可能となる。しかも、ローラおよび無端ベルトがユニット化されて搬送路に対して着脱自在に構成されており、そのユニット化されたローラおよび無端ベルトは、搬送路上における遊技媒体の搬送方向に沿った大きさが遊技機の一台分に相当する。そのため、保守点検やメンテナンス等を要する場合であっても、遊技機島の稼働状態への悪影響を最小限に抑えられる。
本発明に係る水平搬送装置は、無端ベルトの回動によって遊技媒体を搬送するように構成されているため、大きな設置スペースが必要することなく、確実にその搬送を行うことができる。しかも、その無端ベルトは搬送路の上方側に配設されているため、搬送路上に遊技媒体が存在している場合であっても、その保守点検等に容易かつ迅速に対応することのでき、遊技機島の稼働状態に悪影響を与えてしまうのを極力回避することが可能となる。
以下、図面に基づき本発明に係る水平搬送装置について説明する。なお、ここでは、本発明を、複数のパチンコ機が並設された遊技機島にて用いられる、パチンコ玉の搬送装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
先ず、本発明に係る水平搬送装置の説明に先立ち、その水平搬送装置が用いられる遊技機島について簡単に説明する。図1は、遊技機島の一例を示す説明図である。図例のように、遊技機島は、複数のパチンコ機1が並設されてなるものであり、各パチンコ機1の間には玉貸し機2が配設されている。そして、その下方側には、パチンコ機1および玉貸し機2(または玉計数機)からのパチンコ玉を回収する回収装置3が設けられている。また、遊技機島の略中央または端縁近傍には、回収装置3が回収したパチンコ玉を上方へ揚送する揚送装置4が設けられている。さらに、遊技機島の上方側、すなわちパチンコ機1および玉貸し機2の上方には、揚送装置4の玉排出口から受け取ったパチンコ玉を、各パチンコ機1および各玉貸し機2に補給すべく、パチンコ機1の並設方向に沿って延びる水平搬送装置10が設けられている。このような構成により、遊技機島では、その島内でパチンコ玉を循環させるようになっている。なお、遊技機島内には、これらの各装置の他に、パチンコ玉を貯留する貯留タンク、パチンコ玉を洗浄する研磨装置、パチンコ玉の玉計数機等(ただし、いずれも不図示)が設けられていてもよい。
続いて、このような遊技機島にて用いられる水平搬送装置10について詳しく説明する。図2〜図5は、水平搬送装置の一例を示す構成図である。
図2および図3に示すように、水平搬送装置10は、ローラ11と、これに掛廻された無端ベルト12とを備えている。ローラ11は、無端ベルト12を掛廻するために少なくとも二つあればよいが、その中間点を含めて三以上が設けられていても構わない。ただし、各ローラ11は、少なくとも掛廻された無端ベルト12の下面が水平となるように配設されているものとする。無端ベルト12としては、例えばウレタン製のタイミングベルトを用いることが考えられる。また、無端ベルト12の外周面には、例えば、パチンコ玉との接触によってそのパチンコ玉の表面を洗浄可能なもので、研磨のための布部材や皮部材等からなる研磨部材を貼付しても構わない。
これらローラ11および無端ベルト12は、図4に示すように、一つのユニット(以下「ベルトユニット」という)として構成することが望ましい。なお、ここでいうユニットとは一体として取り扱われる一単位のことをいい、ユニット化とは複数の部品により一つのユニットを構成することをいう。
また、図2に示すように、水平搬送装置10には、無端ベルト12を回動させる駆動源13が設けられている。駆動源13としては、例えばモータを用いることが考えられる。モータを用いた場合には、そのモータの駆動軸と一つのローラ11とを、ベルトやギア等で連結すればよい。
ところで、ベルトユニットは、水平搬送装置10の全長と略同等の長さのものを一つを設けることも考えられるが、複数のものが直列に並ぶように、すなわち水平搬送装置10におけるパチンコ玉の搬送方向に沿って複数のものを配設することが望ましい。この場合に、駆動源13は、ベルトユニット毎に設けてもよいが、複数のベルトユニットで共用するように一つのみを設け、各ベルトユニットの間をベルトやギア等の駆動伝達手段で連結し、あるベルトユニットの無端ベルト12の回動にその隣のベルトユニットの無端ベルト12を従動させれば、構成の簡素化という観点からは好ましい。
このようなベルトユニットの下方には、無端ベルト12の下面に沿って水平に延びる、水平搬送装置10の全長と略同等の長さの補給樋14が配設されている。この補給樋14は、図5に示すように、無端ベルト12の直下部分が、その無端ベルト12の下面とパチンコ玉を挟持し得るように形成されている。詳しくは、無端ベルト12の下面と一定の間隔、具体的にはパチンコ玉の略直径分の間隔を空けて配されている。これにより、補給樋14は、後述するように、パチンコ玉を搬送するための搬送路として機能するようになっている。
さらに、補給樋14は、無端ベルト12よりも幅広に形成されているとともに、その幅広部分が両端部に向けて下がるように傾斜している。補給樋14の両端部には、パチンコ玉が転がり落ちないようにするための壁部と、そのパチンコ玉をパチンコ機1または玉貸し機2へ補給する補給シュート15への送入口(ただし不図示)とが設けられている。この補給樋14は、無端ベルト12の直下部分の両側に傾斜が設けられており、かつ、補給樋14の両端部に補給シュート15への送入口が設けられているのは、遊技機島の表裏に配されたパチンコ機1および玉貸し機2に対応するためである。したがって、パチンコ機1および玉貸し機2が遊技機島の一方の側にのみ配されている場合には、補給樋14の傾斜および補給シュート15への送入口は、当該一方の側にのみ設ければよい。なお、補給樋14に設けられている送入口およびこれに繋がる補給シュート15については、従来のものと略同様であるため、ここではその説明を省略する。
補給樋14の幅広部分は、水平搬送装置10の長手方向に分割された上面カバー16によって覆われている。この上面カバー16は、例えばマグネットによって固着されており、ワンタッチで容易に着脱できるようになっている。これと同様に、補給樋14の上方に配されたベルトユニットも、容易に着脱できるように構成されているものとする。具体的には、ベルトユニットは、コイルバネ等を利用したフック機構17によって下方側に付勢された状態で補給樋14上に固定されており、そのフック機構17による拘束を解除すれば、各ベルトユニット単位で補給樋14に対して着脱自在となるように構成されている。
なお、無端ベルト12の下面のみならず上面も水平となるようにベルトユニットを構成した場合には、下面側によるパチンコ玉の搬送に加えて、上面側を他の物の搬送に利用しても構わない。他の物としては、例えば遊技者が獲得したパチンコ玉を収納しておくための、いわゆる「ドル箱」と呼ばれる大型タイプの収納箱20が考えられる。
次に、以上のように構成された水平搬送装置10における動作について説明する。この水平搬送装置10では、揚送装置4の玉排出口からパチンコ玉を受け取ると、そのパチンコ玉を以下に述べるようにして搬送する。
例えば、図2に示すように、水平搬送装置10には、揚送装置4の玉排出口からパチンコ玉が送入される。このとき、送入されるパチンコ玉は、水平搬送装置10の入口部分に設けられたガイド4aにより、上下方向が一列に整列される。そして、上下一列のパチンコ玉は、水平搬送装置10における無端ベルト12の下面と補給樋14との間に送られ、これらによって挟持される。
この状態で、水平搬送装置10では、駆動源13を動作させて無端ベルト12を回動させる。これにより、無端ベルト12と補給樋14に挟持されているパチンコ玉は、この無端ベルト12の下面との摩擦力により、その下面の移動方向と同方向に、搬送されることになる。つまり、無端ベルト12の回動によって、その無端ベルト12と補給樋14に挟持されているパチンコ玉は、無端ベルト12の下面の移動方向に向けて圧送されるのである。
ところで、複数のベルトユニットが直列に並んでいる場合には、図3に示すように、それぞれのベルトユニットの間における無端ベルト12のつなぎ部分で、パチンコ玉が挟持されなくなってしまう。ところが、各ベルトユニットの無端ベルト12は、いずれも同方向に同速度で回動している。したがって、搬送方向上流側の無端ベルト12による押し出しと、搬送方向下流側の無端ベルト12による呼び込みとによって、ベルトユニット間のつなぎ部分であっても、特に搬送機構の追加等に要することなく、パチンコ玉を搬送することが可能である。
このように、補給樋14上における無端ベルト12の直下の領域、すなわち補給樋14の略中央部付近では、その無端ベルト12の回動によって、パチンコ玉がその回動方向へ積極的に搬送されるようになっている。
これに対して、補給樋14上における無端ベルト12の直下以外の領域、すなわち補給樋14の傾斜部分では、図4に示すように、無端ベルト12の直下から両端側へ押し出されたパチンコ玉が、その自重によって転がって端縁側へ移動する。そして、その傾斜部分にパチンコ玉が滞留する。これにより、補給樋14の傾斜部分、すなわち補給樋14上における無端ベルト12よりも幅広の部分には、上述した無端ベルト12による搬送によって、常時、パチンコ玉が充填されている状態になる。
補給樋14上の傾斜部分に滞留するパチンコ玉は、その後、補給樋14の端部に設けられた補給シュート15への送入口から、必要に応じてパチンコ機1または玉貸し機2へ投入補給される。これにより、パチンコ機1および玉貸し機2に対しては、パチンコ玉が滞り無く補給されることになる。
以上のように、本実施形態で説明した水平搬送装置10では、パチンコ玉を無端ベルト12の下面と補給樋14との間に挟持した状態で、その無端ベルト12を回動させることによって、そのパチンコ玉の搬送を行うようになっている。つまり、パチンコ玉の自重を利用するのではなく、水平方向に沿って掛廻された無端ベルト12によってパチンコ玉を搬送しているため、そのパチンコ玉を強制的かつ確実に搬送することができ、上下方向(高さ方向)に大きな設置スペースが必要とすることもない。したがって、遊技機島の高さを低く構成することができるので、例えば遊技場全体の見通しを良くしてゴト対策等の管理上において大きなメリットが得られるといったように、遊技機島を構成する上で非常に好ましいものとなる。
さらには、無端ベルト12が補給樋14の上方側に配設されているため、何らかのトラブルが発生した場合であっても、上方側から保守点検を行うことができる。つまり、パチンコ玉の自重搬送の場合の搬送不良や設置スペース等の問題を解消すべく、無端ベルト12の回動を利用したパチンコ玉の搬送を行う場合には、無端ベルト12や駆動源13等の保守点検が必要となるが、無端ベルト12が補給樋14の上方側に配設されているため、補給樋14上にパチンコ玉が存在していても、無端ベルト12等に対する保守点検を行うことができる。したがって、遊技機島の稼働中に水平搬送装置10に何らかのトラブルが発生した場合であっても、遊技機島の稼働を中断または停止することを必要とせずに、遊技機島の上方側から上面カバー16を外すだけで、そのトラブルへの対応を行うことができる。これにより、トラブルへの迅速な対処が可能になるとともに、遊技機島が非稼働状態となるのを極力回避することが可能となる。
また、本実施形態で説明した水平搬送装置10では、補給樋14が無端ベルト12よりも幅広に形成されているとともに、その幅広部分が端部に向けて下がるように傾斜しており、その端部にパチンコ機1または玉貸し機2へパチンコ玉を補給するための補給シュート15への送入口が設けられていることから、その幅広部分に常時パチンコ玉が滞留し、無端ベルト12の回動を利用したパチンコ玉の搬送を行う場合であっても、パチンコ機1および玉貸し機2に対するパチンコ玉の補給を確実に、かつ、滞り無く行うことができる。
また、本実施形態で説明したように、少なくともパチンコ玉の搬送に用いるローラ11および無端ベルト12をベルトユニットとしてユニット化し、そのベルトユニットを例えばフック機構17によって容易に着脱自在となるようにした場合には、そのベルトユニットに対する保守点検を行うときや、何らかのトラブルに対処するときであっても、これらの作業を非常に容易に行うことができるようになる。このことは、ローラ11および無端ベルト12からなるベルトユニットのみならず、その駆動源13やこれに付随する機構部分についても同様のことが言える。したがって、駆動源13等を含めてユニット化しても構わない。いずれの場合であっても、ベルトユニットを着脱自在にすれば、保守点検やメンテナンス等を容易に行えることから、これらの作業の影響によって遊技者による遊技に支障を来たすことを極力回避できる。
さらに、本実施形態で説明したように、ベルトユニットをパチンコ玉の搬送方向に直列に並ぶように複数に分割して配設した場合には、保守点検やメンテナンス等を行う作業単位を小さくすることができる。すなわち、保守点検やメンテナンス等の必要なベルトユニットに対してのみ作業を行えばよく、他のベルトユニットについては作業を行わないといったことも可能となる。このことによっても、保守点検やメンテナンス等が容易となり、遊技者による遊技に及ぼす影響をより一層小さなものとすることができる。
保守点検やメンテナンス等の作業単位となるベルトユニットの大きさは、例えばパチンコ機1一台分とすることが考えられる。すなわち、遊技機島の一方の面に配されているパチンコ機1の台数と同数のベルトユニットによって水平搬送装置10を構成する。このようにすれば、保守点検やメンテナンス等による遊技機島の稼働状態への悪影響を最小限に抑えつつ、水平搬送装置10の構成が複雑化してしまうことを極力回避することができる。
本発明に係る水平搬送装置が用いられる遊技機島の一例を示す説明図である。 本発明に係る水平搬送装置の一例の構成図であり、その要部を示す正面図(その1)である。 本発明に係る水平搬送装置の一例の構成図であり、その要部を示す正面図(その2)である。 本発明に係る水平搬送装置の一例の構成図であり、その要部を示す斜視図である。 本発明に係る水平搬送装置の一例の構成図であり、その要部を示す側断面図である。
符号の説明
1…パチンコ機、2…玉貸し機、3…回収装置、4…揚送装置、10…水平搬送装置、11…ローラ、12…無端ベルト、13…駆動源、14…補給樋、15…補給シュート、16…上面カバー、17…フック機構

Claims (7)

  1. 複数の遊技機が並設された遊技機島にて用いられる水平搬送装置であって、
    前記遊技機の上方側に設置された少なくとも二つのローラと、
    下面が水平となるように前記ローラに掛廻された無端ベルトと、
    前記無端ベルトを回動させる駆動源と、
    前記無端ベルトの下面に沿うように当該無端ベルトの下方側に配設された搬送路とを備え、
    前記遊技機に補給すべき遊技媒体を、前記無端ベルトの下面と前記搬送路との間に挟持した状態で、当該無端ベルトの回動によって搬送するように構成されているとともに、
    少なくとも前記ローラおよび前記無端ベルトがユニット化され、前記搬送路に対して着脱自在に構成されており、
    ユニット化された前記ローラおよび前記無端ベルトは、前記搬送路上における遊技媒体の搬送方向に沿った大きさが、前記遊技機の一台分に相当する
    ことを特徴とする水平搬送装置。
  2. ユニット化された前記ローラおよび前記無端ベルトが、前記搬送路上における遊技媒体の搬送方向に沿って、前記遊技機島における遊技機の並設数と同数配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の水平搬送装置。
  3. ユニット化された前記ローラおよび前記無端ベルトは、フック機構によって下方側に付勢された状態で前記搬送路上に固定されており、当該フック機構による拘束を解除することで、ユニット単位で前記搬送路に対して着脱自在となるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の水平搬送装置。
  4. 前記搬送路が前記無端ベルトよりも幅広に形成されているとともに、当該幅広部分が端部に向けて下がるように傾斜しており、当該端部に前記遊技機へ遊技媒体を補給するための送入口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の水平搬送装置。
  5. 前記幅広部分が上面カバーによって覆われているとともに、
    前記上面カバーは、ワンタッチで着脱できるようにマグネットによって固着されたものである
    ことを特徴とする請求項4記載の水平搬送装置。
  6. 前記無端ベルトの下面と前記搬送路との間に送入される遊技媒体の上下方向を一列に整列するガイドが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水平搬送装置。
  7. 前記無端ベルトの外周面には、前記遊技媒体との接触によって当該遊技媒体の表面を洗浄する研磨部材が貼付されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の水平搬送装置。
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