JP6150567B2 - 遊技媒体回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機が設置可能な島設備の内部に配設され、当該遊技機から排出された遊技媒体を回収可能な遊技媒体回収装置に関するものである。
パチンコ遊技機やスロットマシンが設置される島設備は、遊技場のホールに設置され、複数の遊技機が横並びに配設されるとともに、それぞれの遊技機に対する電力の供給、及び遊技機で使用される遊技球やコイン等の遊技媒体の供給或いは回収等を行い得るよう構成されている。かかる島設備の内部には、従来より、各遊技機に遊技媒体を補給し得る遊技媒体補給装置や、各遊技機から排出された遊技媒体を回収し得る遊技媒体回収装置が配設されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−67515号公報
しかしながら、上記従来の遊技媒体回収装置においては、島設備内で傾斜して配設された樋から成るものとされ、遊技機から排出された遊技媒体がその自重で流下し得るよう構成されていたので、樋の傾斜角度を確保する必要があり、島設備の高さ寸法が大きくなってしまうという問題があった。そこで、本出願人は、傾斜して配設させる必要がある樋に代えて、島設備の延設方向に配設された搬送ベルトにて遊技媒体を回収させることを検討するに至った。
しかるに、搬送ベルトを駆動させるモータ等の駆動手段と、搬送ベルトの一端側に配設されて駆動手段の駆動力を搬送ベルトに伝達させる駆動ローラと、搬送ベルトの他端側に配設された従動ローラとを具備した遊技媒体回収装置とすることにより、搬送ベルトの回動によって遊技機から排出された遊技媒体を搬送して回収させることができるが、その場合、例えば遊技機から排出された遊技媒体を受けるとともに、その遊技媒体を搬送ベルトまで案内する案内部材が必要となる。このような案内部材は、島設備内において強固に取り付けられ、かつ、搬送ベルトに対して遊技媒体を円滑、且つ、確実に案内させる必要があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、島設備内において案内部材を強固に取り付けることができるとともに、搬送ベルトに対して遊技媒体を円滑、且つ、確実に案内させることができる遊技媒体回収装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技機が設置可能な島設備の内部に配設され、当該遊技機から排出された遊技媒体を回収可能な遊技媒体回収装置において、前記島設備の延設方向に亘って無端状に懸架されて回動可能とされるとともに、前記遊技機から排出された遊技媒体を搬送可能な搬送ベルトと、該搬送ベルトを回動可能に内在するフレーム部と、前記搬送ベルトを駆動させる駆動手段と、前記搬送ベルトの一端側に配設され、前記駆動手段の駆動力を搬送ベルトに伝達し得る駆動ローラと、前記搬送ベルトの他端側に配設された従動ローラと、前記遊技機から排出された遊技媒体を受けるとともに、その遊技媒体を前記搬送ベルトまで案内する案内部材とを具備し、前記フレーム部の縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に前記案内部材の端部を支持させつつ固定させるものとされ、且つ、前記案内部材は、その端部に前記フランジ部を挟持する挟持部材が形成されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の遊技媒体回収装置において、前記挟持部材は、前記フランジ部に対する挟持位置を調整可能とされたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フレーム部の縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に案内部材の端部を支持させつつ固定させたので、島設備内において案内部材を強固に取り付けることができるとともに、搬送ベルトに対して遊技媒体を円滑、且つ、確実に案内させることができる。
また、案内部材は、その端部にフランジ部を挟持する挟持部材が形成されたので、フランジ部に対して案内部材をより強固に取り付けることができる。
請求項の発明によれば、挟持部材は、フランジ部に対する挟持位置を調整可能とされたので、案内部材の取り付け作業をより容易、且つ、円滑に行わせることができる。
本発明の実施形態に係る遊技媒体回収装置が適用される島設備を示す全体模式図 同島設備の内部を示す断面図 本発明の実施形態に係る遊技媒体回収装置におけるユニット(フレーム部に取り付けられた状態)を示す正面図 同ユニットを上方から見た断面図 同ユニットを側面から見た断面図 同ユニットをフレーム部から取り外した状態を示す正面図 同ユニット(フレーム部から取り外した状態)を側面から見た断面図 同遊技媒体回収装置における従動ローラ(フレーム部に取り付けられた状態)を示す正面図 同従動ローラを側面から見た断面図 本実施形態に係る遊技媒体回収装置に適用される駆動ローラを示す正面図及び側面図 本実施形態に係る遊技媒体回収装置に適用される従動ローラを示す正面図及び側面図 本実施形態に係る遊技媒体回収装置に適用される搬送ベルトを示す平面図及び断面図 本実施形態に係る遊技媒体回収装置に適用される案内部材を示す側面から見た断面図 同案内部材を示す平面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る遊技媒体回収装置は、図1、2に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機2が複数並列して設置された島設備1内に配設されたものである。かかる島設備1は、それぞれのパチンコ遊技機2に電力を供給し得るとともに、各パチンコ遊技機2に遊技媒体としての遊技球を補給し、或いは当該パチンコ遊技機2から排出された遊技球を回収する手段を具備したものである。
本実施形態で適用されるパチンコ遊技機2は、ガラス板が取り付けられた前面枠を有しており、該ガラス板から遊技者が遊技盤を目視し得るように構成されており、この遊技盤の遊技領域には、図柄表示手段、始動口や大入賞口等の種々役物が配設されている。そして、ハンドルを回転操作することにより、遊技球が遊技盤に発射され、所定の入賞口に入賞或いは最下のアウト穴に至るよう構成されている。
島設備1は、パチンコ遊技機2に電力を供給し得る電力供給手段(不図示)を具備するとともに、図1で示すように、各パチンコ遊技機2に補給する遊技球が自重により流下する流路としての補給樋4と、モータ等の駆動力にて遊技球を略垂直に搬送するリフタ8と、遊技媒体回収装置9とを具備したものである。また、島設備1の上部には、島上タンク3が配設されており、リフタ8で上方に搬送された遊技球は、島上タンク3に至り、そこから補給樋4を流下して各パチンコ遊技機2に補給されるよう構成されている。
具体的には、補給樋4は、島上タンク3から下方に傾斜しつつ延設されており、その途中が各パチンコ遊技機2と接続されることにより、当該補給樋4から各パチンコ遊技機2に遊技球が流下して補給されることとなる。そして、パチンコ遊技機2における入賞口或いはアウト穴から導かれた遊技球は、当該パチンコ遊技機2から排出され、遊技媒体回収装置9に落下することとなる。また、遊技媒体回収装置9の回収側には、遊技球を収容し得る回収手段7が設置されており、遊技媒体回収装置9にて搬送された遊技球が回収手段7にて収容され、そこからリフタ8を介して島上タンク3に揚送し得るようになっている。
一方、島上タンク3からは、パチンコ遊技機2を介さず遊技球を流下させるオーバーフロー樋5が延設されており、このオーバーフロー樋5の先端には、遊技媒体回収装置9まで延びる落下流路6が接続されている。かかるオーバーフロー樋5は、補給樋4が遊技球で満杯となったときに島上タンク3の遊技球を遊技媒体回収装置9まで直接流すためのものである。これにより、遊技球は、オーバーフロー樋5から落下流路6を介して自重により落下して遊技媒体回収装置9に至り、そこから回収手段7及びリフタ8に順次搬送され、島上タンク3に導入されることとなる。
本実施形態に係る遊技媒体回収装置9は、図2に示すように、パチンコ遊技機2が設置可能な島設備1の内部に配設され、それぞれのパチンコ遊技機2から排出された遊技球を回収手段7まで搬送して回収可能なもので、図3〜9に示すように、無端状に配設された搬送ベルト10と、フレーム部11と、駆動手段としてのモータ12と、搬送ベルト10の一方の側に配設された駆動ローラ13と、搬送ベルト10の他方の側に配設された従動ローラ14と、取付部15と、保持部16と、調整手段としての棒状部材17と、案内部材18とから主に構成されている。
搬送ベルト10は、島設備1の延設方向に亘って無端状に懸架されて回動可能とされるとともに、パチンコ遊技機2から排出された遊技球を搬送可能なもので、駆動ローラ13、従動ローラ14及び複数のガイドローラGにて懸架されている。より具体的には、本実施形態に係る搬送ベルト10は、図12に示すように、複数の樹脂製部品Pを連結部材Rにて長手方向に組み付けた無端状部材から成り、組み付けられた隣り合う樹脂製部品Pの間に嵌合孔Sが形成されている。
かかる嵌合孔Sは、駆動ローラ13の外周面に形成された凸部13a(後で詳述する)に嵌合し得るとともに、搬送ベルト10の搬送面10aから裏面10bまで貫通して成り、当該搬送面10a上の遊技球を保持し得るよう構成されている。すなわち、嵌合孔Sは、搬送面10aから裏面10bまで貫通して成ることから、裏面10b側の開口にて駆動ローラ13の凸部13aを嵌合させ得るとともに、搬送面10a側の開口にて遊技球を保持し得るのである。
フレーム部11は、搬送ベルト10を回動可能に内在するもので、当該搬送ベルト10を回動自在に支持するための板材F(図13参照)を有している。すなわち、駆動ローラ13を駆動させると、搬送ベルト10は、その裏面10bがフレーム部11に形成された板材F上を摺動しつつ当該駆動ローラ13と従動ローラ14との間で回動するので、その回動方向に向かってパチンコ遊技機2から排出された遊技球を搬送することとなる。
モータ12(駆動手段)は、搬送ベルト10を駆動させるための駆動源であり、図3〜5に示すように、出力軸と共に回転し得るスプロケットB1を有している。このスプロケットB1は、チェーンCを介してスプロケットB2と連結されており、当該スプロケットB2は、駆動ローラ13と連結されている。しかして、モータ12を駆動してスプロケットB1を回転させると、その駆動力がチェーンCを介してスプロケットB2に伝達され、駆動ローラ13を回転させるようになっている。
駆動ローラ13は、モータ12の駆動力を搬送ベルト10に伝達し得るもので、本実施形態においては、図10に示すように、周方向に複数の凸部13aが形成されたスプロケットから成る。なお、本実施形態に係る凸部13aは、駆動ローラ13の外周面において周方向に亘って2列形成されており、当該駆動ローラ13が回転して各凸部13aが搬送ベルト10の嵌合孔Sに順次嵌合することで、モータ12の駆動力が伝達され得るようになっているが、周方向に亘って1列、或いは3列以上形成されたものであってもよい。
ここで、本実施形態においては、図7に示すように、モータ12(駆動手段)及び駆動ローラ13を含む駆動機構(例えば、動力伝達のためのスプロケットB1、B2等含む)が単一のユニットYを構成し、図6に示すように、当該ユニットYがフレーム部11に対して脱着可能とされている。具体的には、フレーム部11におけるユニットYの取付位置には、上方に開口した凹形状の駆動側切欠き部11aが形成されるとともに、ユニットYは、当該駆動側切欠き部11aに嵌合し得る嵌合部Yaを有するものとされ、当該駆動側切欠き部11aに嵌合部Yaを嵌合させることによりユニットYがフレーム部11に取り付けられるようになっている。
しかして、搬送ベルト10が駆動ローラ13に懸架された状態においても、ユニットYを上方に持ち上げることで、当該ユニットYをフレーム部11から取り外すことができるとともに、嵌合部Yaを駆動側切欠き部11aに嵌合させてユニットYをフレーム部11に取り付けることで、搬送ベルト10に張力が付与されても、嵌合部Yaの側壁が駆動側切欠き部11aの開口縁壁に当接することで、当該張力を受けることができる。なお、フレーム部11のユニットYを取り付ける位置には、係止部材Aが形成されており、駆動側切欠き部11aに嵌合部Yaを嵌合させた状態のユニットYを当該係止部材Aにて係止することで、上方に対する抜け止めが可能とされている。
従動ローラ14は、搬送ベルト10の他端側に配設されて駆動ローラ13との間で当該搬送ベルト10を懸架させるもので、本実施形態においては、図11に示すように、側面が平滑な(すなわち、凸部又は凹部等が形成されない)円筒状部材から成る。ここで、本実施形態に係る従動ローラ14は、搬送ベルト10の延設方向に移動可能とされ、その移動により搬送ベルト10に張力を付与するとともに当該張力を調整可能とされている。
より具体的には、本実施形態においては、フレーム部11における従動ローラ14の取付位置には、搬送ベルト10の延設方向に延設された従動側切欠き部11bが形成されるとともに、図8、9に示すように、フレーム部11の所定部位(本実施形態においては、フレーム部11の端部)に取り付け可能な取付部15と、従動ローラ14を回転自在に保持する保持部16と、取付部15と保持部16とを連結するとともに、当該取付部15と保持部16との離間寸法を任意調整し得る調整手段としての棒状部材17とを具備している。
保持部16は、図9に示すように、従動ローラ14を回転自在に保持するとともに、従動側切欠き部11bに嵌合して取り付けられることで、当該従動側切欠き部11bに沿って嵌合しつつ移動可能とされている。また、棒状部材17は、側面にネジ(雄ネジ)が形成された棒状部17aと、棒状部17aの基端に形成された頭部17bとが形成されており、棒状部17aの所定部位が保持部16に形成された孔16aに挿通されるとともに、頭部17b側が取付部15にて回転自在に支持されている。
一方、保持部16の孔16aには、棒状部17aに形成されたネジ(雄ネジ)と対応したネジ(雌ネジ)が形成されており、保持部16が棒状部材17のネジに螺合して取り付けられている。しかして、頭部17bを工具等にて回転させて棒状部17a全体を回転させることで、保持部16が取付部15に対して近接又は離間する方向に移動するようになっている。これにより、保持部16及び従動ローラ14は、従動側切欠き部11bに沿って移動可能とされ、取付部15と保持部16との離間寸法を任意調整し得るようになっている。
例えば、従動ローラ14が、図8(a)で示す位置(取付部15に近接した位置)にあるとき、当該搬送ベルト10に張力(テンション)を付与し得るとともに、同図(b)で示す位置(取付部15から離間した位置)にあるとき、当該搬送ベルト10の張力を緩める或いは張力を解くことができるのである。しかして、棒状部材17を回転させて従動ローラ14を任意の位置とすれば、搬送ベルト10に付与される張力を調整することができる。
また、本実施形態に係る従動側切欠き部11bは、フレーム部11の端部まで延びて開口するとともに、当該開口にて保持部16及び従動ローラ14の取り付け及び取り外しが可能とされている。すなわち、取付部15のフレーム部11に対する固定を取り外し、外側(図8中左側)に引っ張ることで、保持部16が従動側切欠き部11bに沿って同方向に移動し、当該保持部16及び棒状部材17と共に従動側切欠き部11bの開口から取り外し可能とされているのである。
案内部材18は、搬送ベルト10の両側にそれぞれ配設され、パチンコ遊技機2から排出された遊技球(遊技媒体)を受けるとともに、その遊技球を搬送ベルト10まで案内するためのもので、フレーム部11に形成されたフランジ部11c(図4等参照)に端部が支持されつつ固定されて島設備1内に組み付けられるよう構成されている。すなわち、フレーム部11における搬送ベルト10の両側に位置する側壁部には、外側に向かって延設されたフランジ部11cが形成されており、当該フランジ部11cに案内部材18の端部が固定されているのである。
より具体的には、案内部材18は、図13に示すように、遊技球を受け得る受け板18aと、一端部が島設備1に固定され得る取付板18bと、受け板18a及び取付板18bの端部をフランジ部11cに挟持させ得る挟持部材19とから主に構成されており、受け板18a及び取付板18bが重ねられた状態とされつつ、それら端部がフレーム部11のフランジ部11cに固定されるようになっている。また、受け板18a及び取付板18bには、図14に示すように、それぞれ長孔18aaが形成されており、当該長孔18aaにネジnが挿通可能とされているとともに、当該ネジnにて取付板18bの裏面側に挟持部材19が取り付けられている。
しかして、受け板18a及び取付板18bを重ねた状態として、取付板18bの一端部を島設備1にビス等で固定させつつ受け板18a及び取付板18bの他端部をフレーム部11のフランジ部11c上に載置させる。なお、他端部を載置する際には、挟持部材19は、フランジ部11cと干渉しない位置まで退避している。そして、挟持部材19を長孔18aaに沿って移動させ、フレーム部11に近接した位置とすることにより、取付板18b及び挟持部材19にてフランジ部11cを挟持させることができる。
このように、本実施形態に係る挟持部材19は、フランジ部11cに対して近接又は離間する方向に移動可能とされているので、当該フランジ部11cに対する挟持位置を調整可能とされている。また、本実施形態によれば、案内部材18がフランジ部11cに固定された状態において、当該案内部材18の案内面(受け板18aの上面)と搬送ベルト10の搬送面10aとが略等しい高さとされている。
上記実施形態によれば、フレーム部11の縁部にフランジ部11cが形成されるとともに、当該フランジ部11cに案内部材18の端部を支持させつつ固定させたので、島設備1内において案内部材18を強固に取り付けることができるとともに、搬送ベルト10に対して遊技球(遊技媒体)を円滑、且つ、確実に案内させることができる。特に、本実施形態によれば、案内部材18は、その端部にフランジ部11cを挟持する挟持部材19が形成されたので、フランジ部11cに対して案内部材18をより強固に取り付けることができる。
また、本実施形態に係る挟持部材18は、フランジ部11cに対する挟持位置を調整可能とされたので、案内部材18の取り付け作業をより容易、且つ、円滑に行わせることができる。さらに、案内部材18がフランジ部11cに固定された状態において、当該案内部材18の案内面と搬送ベルト10の搬送面10aとが略等しい高さとされたので、搬送ベルト10で搬送される遊技球と案内部材18との間で生じる摩擦を抑制することができ、遊技球をより円滑に搬送させることができる。
加えて、本実施形態によれば、モータ12(駆動手段)及び駆動ローラ13を含む駆動機構がユニットYを構成し、当該ユニットYがフレーム部11に対して脱着可能とされたので、モータ12及び駆動ローラ13を含む駆動機構を容易に取り付け及び取り外しさせることができ、当該駆動機構の修理及びメンテナンス時の作業性を向上させることができる。なお、モータ12に代えて搬送ベルト10を回動させる他の駆動手段としてもよい。
また、本実施形態によれば、フレーム部11におけるユニットYの取付位置には、上方に開口した凹形状の駆動側切欠き部11aが形成されるとともに、ユニットYは、当該駆動側切欠き部11aに嵌合し得る嵌合部Yaを有するものとされ、当該駆動側切欠き部11aに嵌合部Yaを嵌合させることによりユニットYがフレーム部11に取り付けられるので、ユニットYに付与される搬送ベルト10の張力を凹形状の側縁部にて受けて、その張力に抗することができる。したがって、ユニットYに付与される搬送ベルト10の張力に抗するための別個の手段を不要とすることができ、構成を簡素化させることができる。
さらに、駆動側切欠き部11aに嵌合部Yaを嵌合させることによりユニットYがフレーム部11に取り付けられるので、ユニットYのフレーム部11に対する固定をより確実且つ円滑に行わせることができる。さらに、ユニットYを上方に持ち上げることによって当該ユニットYをフレーム部11から取り外し可能とされるので、駆動ローラ13に搬送ベルト10を懸架させた状態を維持しつつユニットYをフレーム部11から取り外すことができ、モータ12及び駆動ローラ13を含む駆動機構の取り外し作業及びその後の取り付け作業をより容易且つ円滑に行わせることができる。
またさらに、本実施形態に係る駆動ローラ13は、周方向に複数の凸部13aが形成されたスプロケットから成るとともに、搬送ベルト10は、凸部13aに嵌合し得る嵌合孔Sが形成されたので、モータ12の駆動力をより確実に搬送ベルト10に伝達させることができる。よって、モータ12の駆動力をそれほど高くしなくても搬送ベルト10を確実に回動させることができ、遊技球(遊技媒体)の搬送効率をより向上させることができる。
また、本実施形態に係る遊技機は、遊技球を遊技媒体とするパチンコ遊技機2から成るとともに、嵌合孔Sは、搬送ベルト10の搬送面10aから裏面10bまで貫通して成り、当該搬送面10a上の遊技球を保持し得るよう構成されたので、搬送ベルト10の嵌合孔Sが凸部13aと嵌合する機能と遊技球を保持する機能とを兼ね備えることができる。なお、搬送ベルト10に代えて、遊技媒体を搬送し得る他の形態のものとしてもよい。
さらに加えて、本実施形態に係る従動ローラ14は、搬送ベルト10の延設方向に移動可能とされ、その移動により搬送ベルト10に張力を付与するとともに当該張力を調整可能とされたので、別個に張力を付与するための手段を必要とするものに比べ、製造コスト及びメンテナンスのためのコストを抑制できるとともに、搬送ベルト10に対して容易、且つ、確実に任意の張力を付与することができる。
また、本実施形態によれば、フレーム部11の所定部位に取り付け可能な取付部15と、従動ローラ14を回転自在に保持する保持部16と、取付部15と保持部16とを連結するとともに、当該取付部15と保持部16との離間寸法を任意調整し得る棒状部材17(調整手段)とを具備したので、より簡易な構成にて搬送ベルト10に対して任意の張力を付与することができる。なお、棒状部材17に代えて、取付部15と保持部16との離間寸法を任意調整し得る他の形態の調整手段としてもよい。
さらに、フレーム部11における従動ローラ14の取付位置には、搬送ベルト10の延設方向に延設された従動側切欠き部11bが形成されるとともに、保持部16及び従動ローラ14は、当該従動側切欠き部11bに沿って移動可能とされたので、搬送ベルト10に対して保持部16及び従動ローラ14をより円滑に移動させることができる。また、従動側切欠き部11bは、フレーム部11の端部まで延びて開口するとともに、当該開口にて保持部16及び従動ローラ14の取り付け及び取り外しが可能とされたので、保持部16及び従動ローラ14の取り付け作業及び取り外し作業をより容易、且つ、円滑に行わせることができる。
またさらに、調整手段は、側面にネジが形成された棒状部材17から成るとともに、保持部16が当該ネジに螺合して取り付けられたので、搬送ベルト10に対して保持部16及び従動ローラ14をより容易、且つ、円滑に移動させることができる。また、本実施形態に係る従動ローラ14は、側面が平滑な円筒状部材から成るので、搬送ベルト10に付与する張力の調整時、従動ローラ14に搬送ベルト10を懸架させた状態で作業を行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば遊技機としてスロットマシン(所謂パチスロ)が設置された島設備の遊技媒体回収装置であってもよい。その場合、遊技媒体回収装置で回収される遊技媒体は、スロットマシンで使用されるコインとされる。また、異なる形態の遊技機(例えばパチンコ遊技機及びスロットマシン等)が設置された島設備の遊技媒体回収装置であってもよい。
遊技機から排出された遊技媒体を受けるとともに、その遊技媒体を搬送ベルトまで案内する案内部材を具備し、フレーム部の縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に案内部材の端部を支持させつつ固定させるものとされ、且つ、案内部材は、その端部にフランジ部を挟持する挟持部材が形成された遊技媒体回収装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等に適用してもよい。
1 島設備
2 パチンコ遊技機
3 島上タンク
4 補給樋
5 オーバーフロー樋
6 流下流路
7 回収手段
8 リフタ
9 遊技媒体回収装置
10 搬送ベルト
11 フレーム部
11a 駆動側切欠き部
11b 従動側切欠き部
12 モータ(駆動手段)
13 駆動ローラ
14 従動ローラ
15 取付部
16 保持部
17 棒状部材(調整手段)
18 案内部材
19 挟持部材

Claims (2)

  1. 遊技機が設置可能な島設備の内部に配設され、当該遊技機から排出された遊技媒体を回収可能な遊技媒体回収装置において、
    前記島設備の延設方向に亘って無端状に懸架されて回動可能とされるとともに、前記遊技機から排出された遊技媒体を搬送可能な搬送ベルトと、
    該搬送ベルトを回動可能に内在するフレーム部と、
    前記搬送ベルトを駆動させる駆動手段と、
    前記搬送ベルトの一端側に配設され、前記駆動手段の駆動力を搬送ベルトに伝達し得る駆動ローラと、
    前記搬送ベルトの他端側に配設された従動ローラと、
    前記遊技機から排出された遊技媒体を受けるとともに、その遊技媒体を前記搬送ベルトまで案内する案内部材と、
    を具備し、前記フレーム部の縁部にフランジ部が形成されるとともに、当該フランジ部に前記案内部材の端部を支持させつつ固定させるものとされ、且つ、前記案内部材は、その端部に前記フランジ部を挟持する挟持部材が形成されたことを特徴とする遊技媒体回収装置。
  2. 前記挟持部材は、前記フランジ部に対する挟持位置を調整可能とされたことを特徴とする請求項記載の遊技媒体回収装置。
JP2013046647A 2013-03-08 2013-03-08 遊技媒体回収装置 Active JP6150567B2 (ja)

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