JP2006204290A5

JP2006204290A5 -

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Publication number: JP2006204290A5
Application number: JP2005365540A
Authority: JP
Filing date: 2005-12-19
Publication date: 2008-01-31

Claims

図１０Ａ〜Ｅに示されるアミノ酸配列（配列番号１０）を有するＳＴＥＡＰ−３タンパク質。
（ａ）図１０Ａ〜Ｅに示されるような配列（配列番号９）を有するポリヌクレオチドであって、ここでＴがまたＵであり得る、ポリヌクレオチド；（ｂ）請求項１記載のＳＴＥＡＰ−３タンパク質をコードするポリヌクレオチド；および（ｃ）（ａ）または（ｂ）のポリヌクレオチドに十分に相補的であるポリヌクレオチドからなる群より選択される、ポリヌクレオチド。
癌細胞マーカーとしてのＳＴＥＡＰ−３タンパク質を検出するインビトロ診断薬剤としての、ＳＴＥＡＰ−３タンパク質に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントの使用。
請求項１記載のＳＴＥＡＰ−３タンパク質を発現する癌細胞の処置に使用する医薬の製造における、該タンパク質に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントの使用。
抗体またはそのフラグメントがモノクローナルである、請求項３または４記載の使用。
癌細胞マーカーとしてのＳＴＥＡＰ−３タンパク質を検出するインビトロ診断薬剤としての、請求項５記載のモノクローナル抗体の抗原結合領域を含む組換えタンパク質の使用。
請求項５記載のモノクローナル抗体の抗原結合領域を含む組換えタンパク質を発現する癌細胞の処置に使用する医薬の製造における、該組換えタンパク質の使用。
抗体、フラグメント、または組換えタンパク質が検出可能なマーカーで標識される、請求項３もしくは４記載の抗体もしくはそのフラグメントの使用、または請求項６記載の組換えタンパク質の使用。
検出可能なマーカーが放射性同位元素、金属キレート剤、酵素または蛍光化合物、生物発光化合物もしくは化学発光化合物を含む、請求項８記載の使用。
請求項１記載のＳＴＥＡＰ−３タンパク質を発現する癌細胞に対する癌治療において使用するための、該タンパク質に特異的に結合するモノクローナル抗体またはそのフラグメントであって、毒素、放射性同位元素または治療薬剤に結合される、モノクローナル抗体またはそのフラグメント。
リシン、リシンＡ鎖、ドキソルビシン、ダウノルビシン、メイタンシノイド、タキソール、エチジウムブロマイド、マイトマイシン、エトポシド、テノポシド、ビンクリスチン、ビンブラスチン、コルヒチン、ジヒドロキシアントラシンジオン、アクチノマイシン、ジフテリア毒素、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ外毒素（ＰＥ）Ａ、ＰＥ４０、アブリン、アブリンＡ鎖、モデシンＡ鎖、αサルシン、ゲロニン、マイトゲリン、リストリクトシン、フェノマイシン、エノマイシン、クリシン、クロチン、カリケアミシン、サパオナリアオフィシナリスインヒビター、またはグルココルチコイドを含む毒素に結合される、請求項１０記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメント。
^２１２Ｂｉ、^１３１Ｉ、^１３１Ｉｎ、^９０Ｙ、または^１８６Ｒｅを含む放射性同位元素に結合される、請求項１０記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメント。
Ｆａｂ、Ｆ（ａｂ’）２、ＦｖまたはＳｆｖフラグメントである、請求項１０〜１２のいずれか１項記載の抗体またはフラグメント。
ヒト抗体または抗体フラグメントである、請求項１０〜１３のいずれか１項記載の抗体またはフラグメント。
マウス抗原結合領域残基およびヒト抗体残基を含む、請求項１０〜１３のいずれか１項記載の抗体またはフラグメント。
Ｆａｂ、Ｆ（ａｂ’）２、ＦｖまたはＳｆｖフラグメントである抗体フラグメントが使用される、請求項３〜５のいずれか１項記載の使用。
モノクローナル抗体がヒト抗体である、請求項５または６記載の使用。
モノクローナル抗体がマウス抗原結合領域残基およびヒト抗体残基を含む、請求項５または６項記載の使用。
生物学的サンプルにおいてＳＴＥＡＰ−３タンパク質の存在を検出するためのアッセイであって、該アッセイが、該サンプルと前記タンパク質に特異的な抗体またはそのフラグメントとを接触させる工程、および該サンプルにおけるＳＴＥＡＰ−３タンパク質の該抗体への結合を検出する工程を包含する、アッセイ。
生物学的サンプルにおいてＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチドの存在を検出するためのアッセイであって、該アッセイが、以下：
（ａ）該サンプルと請求項２記載のポリヌクレオチドまたはその相補体に特異的にハイブリダイズするポリヌクレオチドプローブを接触させる工程；および
（ｂ）該サンプルにおいてＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチドと該プローブとのハイブリダイゼーションによって形成されるハイブリダイゼーション複合体の存在を検出する工程、を包含し、ここで該ハイブリダイゼーション複合体の存在が該サンプル中のＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチドの存在を示す、アッセイ。
生物学的サンプルにおいてＳＴＥＡＰ−３ｍＲＮＡの存在を検出するアッセイであって、該アッセイが、以下：
（ａ）少なくとも１つのプライマーを使用する逆転写によって該サンプル由来のｃＤＮＡを生成する工程；
（ｂ）そのように生成される該ｃＤＮＡを、センスプライマーおよびアンチセンスプライマーとしてＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチドを使用して増幅し、それによって該生物学的サンプル内でＳＴＥＡＰ−３ｃＤＮＡを増幅する工程；
（ｃ）該増幅されたＳＴＥＡＰ−３ｃＤＮＡの存在を検出する工程、を包含し、ここで、該センスプライマーおよびアンチセンスプライマーとして使用されるＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチドが、図１０Ａ〜Ｅに示されるポリヌクレオチド（配列番号９）を増幅し得る、アッセイ。
請求項１０〜１５のいずれか１項記載の抗体もしくはそのフラグメント、請求項１記載のＳＴＥＡＰ−３タンパク質、あるいは請求項２記載のＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチド、および生理学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
請求項１記載のＳＴＥＡＰ−３タンパク質、または請求項２記載のＳＴＥＡＰ−３ポリヌクレオチド、および生理学的に受容可能なキャリアを含む、ワクチン組成物。