JP2006203989A - 電池残量警告制御装置及び電池残量警告制御方法 - Google Patents

電池残量警告制御装置及び電池残量警告制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 弊害を発生させることなく、電池を効率的に最後まで使うことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 ストロボ充電や各種モータ駆動等の大きな負荷の動作を検出したときに(100、102)、バッテリ電圧監視部によるバッテリ残量監視を停止し(104)、ストロボ充電や各種モータ駆動等の大きな負荷の動作が停止したところで(106)、バッテリ電圧監視部によるバッテリ残量監視を再開する(108)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電池電圧制御装置及び電池残量警告制御方法にかかり、特に、デジタルカメラ等のカメラに適用される電池残量警告制御装置及び電池残量警告制御方法に関する。
従来のデジタルカメラ等のカメラでは、バッテリ電圧の低下による誤動作を防止するために、バッテリ電圧を検出するバッテリ電圧監視を行い、電圧が所定値以下等を検出して警告を行うようにしている。
しかしながら、ストロボ充電やレンズを駆動するためのモータ等の負荷を駆動すると消費電力が大きくなり、バッテリ電圧監視と同時に負荷の駆動がなされると、バッテリ残量があるにも拘らず、図10に示すように、一時的にバッテリ電圧が警告閾値の所定値以下となり警告がなされてしまうことがあった。
そこで、特許文献1に記載の技術では、ストロボ充電中にバッテリ電圧監視する際には、ストロボ充電を停止させて、ある一定時間後にバッチ電圧を監視することで、一時的なバッテリ電圧降下による警告を回避し、バッテリを効率的に使用している。
特開2003−5246号公報
しかしながら、特許文献1に記載に技術では、ストロボ充電を一旦停止しなければならないので、再度ストロボ充電を行う必要があり、次の撮影までに時間が必要となってしまう、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、弊害を発生させることなく、電池を効率的に最後まで使うことができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の電池残量警告制御装置は、電池電圧を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果が予め定めた第1閾値以下の時に電池残量警告を行う警告手段と、カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定められた大負荷の動作を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段によって前記大負荷の動作を検出した時に、前記警告手段による電池残量警告を禁止する禁止手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、検出手段では電池電圧が検出され、警告手段では、検出手段によって検出された電池電圧が予め定めた第1閾値以下となった時に電池残量警告が行われる。電池残量警告としては、例えば、電池残量が少ないことを表す音や表示等を行う。
この時、動作中の負荷によっては一時的な電圧降下を生じて、電池残量が擬似的に少なくなり、電池残量警告が行われてしまう。
そこで、負荷検出手段では、カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定めた大負荷の動作が検出される。そして、禁止手段では、負荷検出手段によって大負荷が検出された時に、警告手段による電池残量警告が禁止される。すなわち、負荷が動作することによって発生する一時的な電圧降下による誤警告を防止することができ、バッテリ使用効率を向上させることができる。従って、弊害を発生させることなく、電池を効率的に最後まで使うことができる。
禁止手段は、例えば、請求項2に記載の発明のように、負荷検出手段によって大負荷の動作が検出された場合に、第1閾値を用いた警告手段による電池残量警告を禁止するように警告手段を制御する制御手段とすることができる。
この時制御手段は、例えば、請求項3に記載の発明のように、負荷検出手段によって大負荷の動作が検出された場合に、第1閾値とは異なる第2閾値用いて警告手段による電池警告を行うように警告手段を制御するようにしてもよい。すなわち、第1閾値を用いた警告手段による電池残量警告を禁止して、第2閾値を用いた警告手段による電体残量警告を行うことで、大負荷動作時に応じた第2閾値を予め設定すれば、誤警告を防止してバッテリを効率的に最後まで使うことが可能となる。
なお、請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、電池種類を検出する電池検出手段を更に備えて、制御手段が電池検出手段の検出結果に応じて警告手段による電池残量警告を行うための閾値を設定するようにしてもよい。このように、電池種類を検出して、電池種類に応じて電池残量警告の閾値を設定することで、例えば、電池を使用したときとバッテリを使用したときで、それぞれ電池を最後まで効率的に使うことが可能となる。
また、請求項3又は請求項4に記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、負荷検出手段の検出結果に応じた負荷動作時又は負荷未動作時の電圧レベルを検出して記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された電圧レベルに基づいて第2閾値を補正する補正手段と、を更に備えるようにしてもよい。
一方、負荷検出手段は、請求項6に記載の発明のように、ストロボ充電及びカメラに設けられたモータ動作の少なくとも一方の大負荷の動作を検出して、禁止手段が、負荷検出手段によって大負荷の動作を検出したときに、警告手段による電池残量警告を禁止するようにしてもよい。
請求項7に記載の電池残量警告制御方法は、電池電圧を検出する検出ステップと、前記検出ステップの検出結果が予め定めた第1閾値以下の時に電池残量警告を行う警告ステップと、カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定められた大負荷の動作を検出する負荷検出ステップと、前記負荷検出ステップによって前記大負荷の動作を検出した時に、前記警告ステップによる電池残量警告を禁止する禁止ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、検出ステップでは電池電圧を検出し、警告ステップでは、検出ステップで検出した電池電圧が予め定めた第1閾値以下となった時に電池残量警告を行う。電池残量警告としては、例えば、電池残量が少ないことを表す音や表示等を行う。
この時、動作中の負荷によっては一時的な電圧降下を生じて、電池残量が擬似的に少なくなり、電池残量警告が行われてしまう。
そこで、負荷検出ステップで、カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定めた大負荷の動作を検出する。そして、禁止ステップで、負荷検出ステップで大負荷を検出した時に、電池残量警告を禁止する。すなわち、負荷が動作することによって発生する一時的な電圧降下による誤警告を防止することができ、バッテリ使用効率を向上させることができる。従って、弊害を発生させることなく、電池を効率的に最後まで使うことができる。
禁止ステップは、例えば、請求項8に記載の発明のように、負荷検出ステップで大負荷の動作を検出した場合に、第1閾値を用いた電池残量警告を禁止するように電池残量警告を制御する制御ステップとすることができる。
この時制御ステップは、例えば、請求項9に記載の発明のように、負荷検出ステップで大負荷の動作を検出した場合に、第1閾値とは異なる第2閾値用いて電池残量警告を行うように電池残量警告を制御するようにしてもよい。すなわち、第1閾値を用いた電池残量警告を禁止して、第2閾値を用いた電池残量警告を行うことで、大負荷動作時に応じた第2閾値を予め設定すれば、誤警告を防止してバッテリを効率的に最後まで使うことが可能となる。
なお、請求項9に記載の発明は、請求項10に記載の発明のように、電池種類を検出する電池検出ステップを更に備えて、制御ステップにおいて、電池検出ステップによる検出結果に応じて警告ステップでの電池残量警告を行うための閾値を設定するようにしてもよい。このように、電池種類を検出して、電池種類に応じて電池残量警告の閾値を設定することで、例えば、電池を使用したときとバッテリを使用したときで、それぞれ電池を最後まで効率的に使うことが可能となる。
また、請求項9又は請求項10に記載の発明は、請求項11に記載の発明のように、負荷検出ステップの検出結果に応じた負荷動作時又は負荷未動作時の電圧レベルを検出して記憶する記憶ステップと、記憶ステップで記憶した電圧レベルに基づいて第2閾値を補正する補正ステップと、を更に含むようにしてもよい。
一方、負荷検出ステップは、請求項12に記載の発明のように、ストロボ充電及びカメラに設けられたモータ動作の少なくとも一方の大負荷の動作を検出して、禁止ステップが、負荷検出ステップで大負荷の動作を検出したときに、電池残量警告を禁止するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定められた大負荷の動作を検出した時に、電池残量警告を禁止することで、弊害を発生させることなく、電池を効率的に最後まで使うことができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。なお、本実施の形態は、デジタルカメラに本発明を適用したものである。
[第1実施形態]
図1(A)に示すように、本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ10の正面には、低照度の場合に発光されるストロボ12と、撮影される被写体からの光が入射するファインダー窓14と、被写体像を結像させるための光学ユニット16と、が設けられている。また、デジタルカメラ10の側面には、撮影によって得られた画像データをデジタルデータとして記憶する着脱可能な記録メディア18(図2参照、図1では省略)を装着可能なスロット20が設けられている。
なお、光学ユニット16は、沈胴式の光学レンズであり、撮影時以外は、デジタルカメラ10本体の筐体22内に沈胴されており、撮影時には、光軸方向に伸縮可能な鏡筒16Aが伸長されて、図1(A)に示すように筐体22の外部に現れるようになっている。また、この光学ユニット16は、鏡筒16A内に、ズームレンズ40、フォーカスレンズ42、メカニカルシャッター44、及びアイリス43を含んでいる(図2参照)。
一方、デジタルカメラ10の背面には、図1(B)に示すように、撮影によって得られた被写体画像、各種メニュー、及びパラメータ等を表示するLCD24、ファインダー窓14から入射した光が図示を省略した光学部材を介して案内され、撮影する被写体像の構図を決定する際に撮影者によって覗かれるファインダー接眼部26、及び撮影倍率をアップ又はダウンしたりするズーム倍率の設定や、LCD24に表示されたメニュー画面から所望のメニュー項目や各種パラメータ等を選択する際に撮影者によって操作される十字ボタン28が設けられている。
更に、デジタルカメラ10の上面には、デジタルカメラ10の各部への電源電力の供給/供給停止の切り替えを行う電源スイッチ30、撮影の指示入力のために撮影者によって押圧操作されるレリーズスイッチ32、及び撮影モードを選択する際に撮影者によって回転操作されるモードダイヤル34が設けられている。レリーズスイッチ32は、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)、及び中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)の2段階の押圧操作が可能に構成されている。デジタルカメラ10では、レリーズスイッチ32を半押し状態にすることによりAE(AutomaticExposure、自動露出)機能が働いてシャッタースピード、及び絞りの状態が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御されるとともに、AWB補正値(ホワイトバランスを補正するための基準補正値)の演算が行われる。その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。シャッタースピードは、例えば、1フレームのR、G、B信号を積算した積算値に基づいて被写体輝度(撮影EV)を求め、この撮影EVに基づいて設定される。なお、シャッタースピードの設定は、上記のように自動で行っても良いが、手動で行うこともできる。
図2に示すように、デジタルカメラ10は、光学ユニット16の光軸後方に配置されたCCD(Charge Coupled Device)50、CDS回路52、アナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」と称す)54、電子シャッタ制御部56、モータ制御部58、ストロボ制御部13、及びデジタルカメラ10の全体的な動作を司る主制御部60を備えている。
CCD50は、CSD回路52と接続されている。CCD50は、受光面に入射された光を入射光量に応じた量の信号電荷に変換し、蓄積された信号電荷に応じた電圧信号をCDS回路52へと出力する。
CDS回路52は、CCD50から読み出された被写体像を示す出力信号を相関二重サンプリング(CDS:Correlated Double Sampling)処理すると共にR、G、Bの各色信号に色分解処理して各色信号の信号レベルの調整を行う。A/D変換器54は、CDS回路52により処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。モータ制御部58は、メカニカルシャッター44が開放状態となるように開閉駆動させるシャッタモータ56Bを駆動し、シャッタモータ56Bの駆動速度を制御するモータ速度制御部を含んで構成されている。ストロボ制御部13は、ストロボ12発光を制御する。なお、モータ制御部58は、光学ユニット16に含まれる撮影レンズ40を移動(鏡筒の伸縮)させるためのズームモータ56A、フォーカスレンズ42を移動させるためのフォーカスモータ56C、及びアイリス43を調節するためのアイリスモータ56D等の各種モータについても駆動する。
主制御部60は、信号処理部62、圧縮伸張部64、表示制御部66、CPU68、メモリ70、メディア制御部72、及びバッテリ電圧監視部74がバス74により相互に接続されている。またCPU28は、電子シャッタ制御部56、モータ制御部58、ストロボ制御部13、十字ボタン28、電源スイッチ30、レリーズスイッチ32、モードダイヤル34、及び外部通信部80各々と信号授受可能に接続されている。
信号処理部62は、A/D変換器54から入力された画像データに対して所定のデジタル信号処理を行うものであって、ゲイン調整回路、ガンマ補正回路、及び輝度・色差信号処理回路(YC処理回路という)等を含んで構成される。A/D変換器54から入力された画像データは、ゲイン調整回路で増幅処理された後、図示を省略したガンマ補正回路においてガンマ補正処理が施され、図示を省略したYC処理回路において輝度(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換される所定のデジタル信号処理が行われた後にメモリ70に格納される。メモリ70は、各種プログラム、後述する処理ルーチン(例えば、図3〜8参照)や、各種パラメータ等の各種情報を予め記憶するとともに、撮影処理によって得られた画像データ等を記憶する。メディア制御部72は、記録メディア18に対して画像データを含む各種データを読み書きする。記録メディア18は、スロット20に装填されることによってメディア制御部72に接続され、データの授受が可能となる。圧縮伸長部64は、画像データをJPEG等の所定の圧縮方式で圧縮・伸長する。メモリ70に格納された画像データは、圧縮伸長部64でJPEGなどの所定の圧縮方式で圧縮された後、メディア制御部72を介して、記録メディア18に記録される。なお、画像データの圧縮は必須ではなく、圧縮伸長部64による圧縮処理は省略することが可能である。表示制御部66は、メモリ70または記録メディア18に記録された画像データの画像をLCD24に表示する。
バッテリ電圧監視部74は、デジタルカメラ10に含まれる各種デバイス各々に電力を供給するためのバッテリ76の残量を監視し、監視結果をCPU68に出力するようになっており、予め定めた閾値以下の時に電池残量警告を行うようになっている。詳細には、バッテリ電圧監視部74がバッテリまたは電池76の電圧を監視して、予め定めた閾値以下の時にCPU68に対して電池残量警告を行う指示を監視結果としてCPU68に出力する。これによって、CPU68が表示制御部66を制御してLCD24に電池残量警告を表示するようになっている。
この時、CPU68が、デジタルカメラ10の負荷の駆動状況(例えば、ストロボ充電や各種モータの駆動状況)を検出し、該検出の負荷の駆動状況に基づいて、バッテリ電圧監視部74によるバッテリまたは電池76の残量監視を制御するようになっている。
続いて、上述のように構成された本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ10の作用として、バッテリ残量監視の制御について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ10のCPU68で行われるバッテリ残量監視時の制御の流れの一例を示すフローチャートであり、図4は、本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ10のバッテリ電圧監視部74で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ100では、CPU68からバッテリ電圧監視部74に対してバッテリ残量監視開始指示が出力される。これによって、バッテリ電圧監視部74ではバッテリ残量監視が開始される。
続いて、ステップ102では、ストロボ充電又はモータ駆動が開始されたか否か判定される。該判定は、十字ボタン28やモードダイヤル34等が操作されてストロボ充電が開始されたか否か、またはズームモータ56A、シャッタモータ56B、フォーカスモータ56C、またはアイリスモータ56Dが駆動されているか否かをCPU68がストロボ充電制御部13やモータ制御部58を介して検出することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、バッテリ残量監視停止指示がCPU68からバッテリ電圧監視部74に出力されてステップ106へ移行する。
ステップ106では、ストロボ充電又はモータ駆動が停止された否かがCPU68によって判定され、該判定が否定された場合には肯定されるまで待機してステップ108へ移行する。なお、該判定は、ステップ102と同様に、CPU68がストロボ充電制御部13やモータ制御部58を介して各動作を検出することによってなされる。
ステップ108では、バッテリ残量監視再開指示がCPU68からバッテリ電圧監視部74に出力されてCPU68によるバッテリ残量監視時の制御を終了する。
一方、ステップ102の判定が否定された場合には、そのままCPU68によるバッテリ残量監視時の制御を終了する。
また、CPU68からバッテリ残量監視開始指示が行われると、バッテリ電圧監視部74では、ステップ150で、バッテリまたは電池76からバッテリ電圧が検出される。
次に、ステップ152では、バッテリ残量監視停止か否か判定される。該判定は、CPU68からバッテリ残量監視停止指示が出力されたか否かを判定することによってなされる。すなわち、図3のステップ104でバッテリ停止指示が出力されたか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合にはバッテリ残量監視を停止すべく、そのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
ステップ152の判定が否定された場合には、ステップ154へ移行して、バッテリ残量が予め定めた通常動作レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ154の判定が肯定された場合には、ステップ156へ移行して、バッテリ残量が予め定めたデジタルカメラ10が動作可能レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ158へ移行して、バッテリ残量が通常動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が通常動作レベルより低下していることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ156の判定が肯定された場合には、ステップ160へ移行して、バッテリ残量がデジタルカメラ10の動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
このように、本実施形態では、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のようにデジタルカメラ10に設けられた複数の負荷の中で高い負荷が動作しているときに、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視を禁止し、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷の動作が停止したところで、バッテリ残量の監視を再開しており、これによって、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視の際に、負荷による電圧降下で、擬似的にバッテリ残量が少ないと誤検出して警告表示をしてしまったり、電源をオフしてしまったりといった問題を解消することができ、バッテリまたは電池76を効率的に最後まで使うことができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作しているときに、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視を禁止するようにしたが、第2実施形態では、バッテリ残量の警告を行う際の閾として、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のような負荷が動作していないときの第1閾値と、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のような負荷動作時の第2閾値と、をバッテリ電圧監視部74に設けて、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視を行うようになっている。すなわち、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のような負荷動作時には、第1閾値を用いたバッテリ残量警告を禁止して、第2閾値によるバッテリ残量警告を行うようになっている。
なお、負荷動作時の閾値としては、負荷動作による電圧降下分を予め予め見込んだ値を設定している。
デジタルカメラの構成自体は、第1実施形態と同一構成であり、CPU68及びバッテリ電圧監視部74で行う処理のみがことなるため、異なる部分のみを説明して詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態に係わるデジタルカメラのCPU68で行われるバッテリ残量監視時の制御の流れの一例を示すフローチャートであり、図6は、本発明の第2実施形態に係わるデジタルカメラ10のバッテリ電圧監視部74で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ200では、CPU68からバッテリ電圧監視部74に対してバッテリ残量監視開始指示を出力することによって、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量監視が開始される。
続いて、ステップ202では、ストロボ充電又はモータ駆動が開始されたか否か判定される。該判定は、十字ボタン28やモードダイヤル34等が操作されてストロボ充電が開始されたか否か、またはズームモータ56A、シャッタモータ56B、フォーカスモータ56C、またはアイリスモータ56Dが駆動されているか否かをCPU68がストロボ充電制御部13やモータ制御部58を介して検出することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ204へ移行する。
ステップ204では、ストロボ充電又は各種モータ駆動情報がCPU68からバッテリ電圧監視部74に出力されてステップ206へ移行する。すなわち、CPU68からバッテリ電圧監視部74にストロボ充電やモータ駆動等の負荷が動作していることを表す動作情報がバッテリ電圧監視部74に出力される。
ステップ206では、ストロボ充電又はモータ駆動が停止したか否か判定される。該判定は、CPU68がストロボ充電制御部13からストロボの動作状況を取得すると共に、モータ制御部58から各種モータの駆動状況を取得することによってなされ、判定が否定された場合には、ステップ204に戻ってステップ206の判定が肯定されるまで上述の処理が繰り返され、ステップ206の判定が肯定されたところでステップ208へ移行する。
ステップ208では、ストロボ充電停止又は各種モータ停止情報がCPU68からバッテリ電圧監視部74に出力されてCPU68によるバッテリ残量監視の制御を終了する。
一方、ステップ202の判定が否定された場合には、そのままCPU68によるバッテリ残量監視の制御を終了する。
また、CPU68からバッテリ残量監視開始指示が行われると、バッテリ電圧監視部74では、ステップ250で、バッテリまたは電池76からバッテリ電圧が検出される。
次に、ステップ252では、ストロボ充電又は各種モータが動作中か否か判定される。該判定は、CPU68からストロボ充電やモータ駆動等の負荷が動作していることを表す動作情報が出力されたか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ254へ移行し、ステップ252の判定が否定された場合には、ステップ262へ移行する。
ステップ254では、バッテリ残量が予め定めた負荷動作時動作レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ254の判定が肯定された場合には、ステップ256へ移行して、バッテリ残量が予め定めた負荷動作時動作可能レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ258へ移行して、バッテリ残量が負荷動作時の動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が低下して少なくなっていることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ256の判定が肯定された場合には、ステップ260へ移行して、バッテリ残量が動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
一方、ステップ252の判定が否定された場合には、ステップ262へ移行して、バッテリ残量が予め定めた通常動作レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ262の判定が肯定された場合には、ステップ264へ移行して、バッテリ残量が予め定めた動作可能レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ258へ移行して、バッテリ残量が通常動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が通常動作レベルより低下していることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ264の判定が肯定された場合には、ステップ260へ移行して、バッテリ残量が動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
このように、第2実施形態では、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作している時に、負荷動作による電圧降下を見込んだ値を閾値としてバッテリ残量警告を行うので、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視の際に、負荷による電圧降下で、知事的にバッテリ残量が少ないと誤検出して警告表示をしてしまったり、電源をオフしてしまったりといった問題を解消することができ、バッテリまたは電池76を効率的に最後まで使うことができる。
また、本実施形態では、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作していないときには、第1閾値を用いてバッテリ残量警告を行い、高い負荷が動作しているときに、第1閾値を用いたバッテリ残量警告を禁止して、第2閾値を用いたバッテリ残量警告を行うので、負荷動作時にもバッテリ残量を監視することができ、バッテリ残量の監視を常に、あるは任意のタイミングで行うことが可能となる。
[第3実施形態]
第2実施形態では、負荷動作時と負荷動作していない時の閾値をそれぞれ設けてバッテリ残量を監視するようにしたが、第3実施形態は第2実施形態の変形例であり、負荷動作時と負荷が動作していない時の実際の電圧を比較して、負荷動作時のバッテリ残量を監視するための閾値を補正するものであり、バッテリ電圧監視部74で行われる処理が異なるのみで、その他の部分については、第2実施形態と同一であるため、バッテリ電圧監視部74で行われる処理のみを説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係わるデジタルカメラ10のバッテリ電圧監視部74で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、CPU68で行われる処理は、第2実施形態と同一であるため説明を省略する。
CPU68からバッテリ残量監視開始指示が行われると、第3実施形態のバッテリ電圧監視部74では、ステップ300で、バッテリまたは電池76からバッテリ電圧が検出される。
次に、ステップ302では、通常動作および負荷動作時の電圧がバッテリ電圧監視部74に記憶されているか否か判定される。該判定は、後述する処理が既に行われ、負荷動作時の電圧と負荷が動作していない時の電圧が記憶されているか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ304へ移行して、通常動作及び負荷動作時の電圧を比較して負荷動作時の警告閾値(後述の処理における負荷動作時動作レベルの値及び負荷動作時動作可能レベルの値)が補正されて、ステップ306へ移行する。なお、警告閾値の補正は、例えば、通常動作時(負荷が動作していない時)の電圧から負荷動作時の電圧の差を求め、通常動作レベルの値から、求めた差を差し引いた値を負荷動作時動作レベルの値とし、動作可能レベルの値から、求めた差を差し引いた値を負荷動作時動作可能レベルの値とするようにしてもよい。
また、ステップ302の判定が否定された場合には、そのままステップ306へ移行する。
ステップ306では、ストロボ充電又は各種モータが動作中か否か判定される。該判定は、CPU68からストロボ充電やモータ駆動等の負荷が動作していることを表す動作情報が出力されたか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ308へ移行し、ステップ306の判定が否定された場合には、ステップ318へ移行する。
ステップ308では、検出した負荷動作時の電圧がバッテリ電圧監視部74に記憶されて、ステップ310へ移行して、バッテリ残量が予め定めた負荷動作時動作レベル以下か否か判定される。該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ310の判定が肯定された場合には、ステップ312へ移行して、バッテリ残量が予め定めた負荷動作時動作可能レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ314へ移行して、バッテリ残量が負荷動作時の動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が通常動作レベルより低下していることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ312の判定が肯定された場合には、ステップ316へ移行して、バッテリ残量が動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
一方、ステップ306の判定が否定された場合には、ステップ318へ移行して、検出した通常動作時の電圧がバッテリ電圧監視部74に記憶されて、ステップ320へ移行する。
ステップ320では、バッテリ残量が予め定めた通常動作レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ320の判定が肯定された場合には、ステップ322へ移行して、バッテリ残量が予め定めた動作可能レベル以下か否か判定され、該判定が否定された場合には、ステップ314へ移行して、バッテリ残量が通常動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が通常動作レベルより低下していることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ322の判定が肯定された場合には、ステップ316へ移行して、バッテリ残量が動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
このように、第3実施形態では、第2実施形態と同様に、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作している時には、負荷動作による電圧降下を見込んだ値を閾値としてバッテリ残量警告を行うので、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視の際に、負荷による電圧降下で、擬似的にバッテリ残量が少ないと誤検出して警告表示をしてしまったり、電源をオフしてしまったりといった問題を解消することができ、バッテリまたは電池76を効率的に最後まで使うことができる。
また、本実施形態では、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作していないときには、第1閾値を用いてバッテリ残量警告を行い、高い負荷が動作しているときに、第1閾値を用いたバッテリ残量警告を禁止して、第2閾値を用いたバッテリ残量警告を行うので、負荷動作時にもバッテリ残量を監視することができ、バッテリ残量の監視を常に、あるは任意のタイミングで行うことが可能となる。
さらに、実際の負荷動作時と負荷が動作していない時の電圧から負荷動作時の警告閾値(負荷動作時動作レベルの値及び負荷動作時動作可能レベルの値)を補正するので、実際の負荷動作時の電圧降下分を閾値に反映することができ、バッテリを効率的に最後まで使うことが可能となる。
[第4実施形態]
第2実施形態では、負荷動作時と負荷が動作していない時の閾値をそれぞれ設けてバッテリ残量を監視するようにしたが、第4実施形態は第2実施形態に対して、電池の種類にも応じても閾値を変更するようにしたものであり、バッテリ電圧監視部74で行われる処理が異なるのみで、その他の部分については、第2実施形態と同一であるため、バッテリ電圧監視部74で行われる処理のみを説明する。
本実施形態では、電池として、バッテリと電池が使用可能となっているものとして説明し、バッテリ電圧監視部74が電池種類(バッテリか電池)を検出するようになっている。電池種類の検出方法としては、例えば、バッテリや電池に一部異なる形状を設けて、当該形状を検出するスイッチ等を用いてスイッチの検出信号に基づいて電池種類を検出することが可能である。また、他の検出方法を適用することもできる。
また、バッテリ電圧監視部74には、バッテリを使用する場合のバッテリ残量の警告を行うための閾値と、電池を使用する場合のバッテリ残量の警告閾値が予め記憶されており、電池種類に応じて警告閾値を変更するようになっている。詳細には、バッテリ電圧監視部74には、後述する負荷動作時動作レベルの値、負荷動作時動作可能レベルの値、通常動作レベルの値、及び動作可能レベルの値のそれぞれについてバッテリを使用した場合と電池を使用した場合で異なる値が予め記憶されている。
図8は、本発明の第4実施形態に係わるデジタルカメラ10のバッテリ電圧監視部74で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、第2実施形態と同一処理については同一符号を付して説明する。また、CPU68で行われる処理は、第2及び第3実施形態と同一であるため説明を省略する。
CPU68からバッテリ残量監視開始指示が行われると、第4実施形態のバッテリ電圧監視部74では、ステップ242で、電池種類が検出される。例えば、上述したように、電池とバッテリの一部異なる形状を検出するスイッチ等を用いて検出することが可能である。
続いて、ステップ244では、バッテリか否か判定され、該判定が肯定された場合には、ステップ246へ移行して、バッテリ用警告閾値が設定されて、ステップ250へ移行する。
また、ステップ244の判定が否定された場合には、ステップ248へ移行して、電池用警告閾値が設定されてステップ250へ移行する。
ステップ250では、バッテリまたは電池76からバッテリ電圧が検出され、ステップ252へ移行して、ストロボ充電又は各種モータが動作中か否か判定される。該判定は、CPU68からストロボ充電やモータ駆動等の負荷が動作していることを表す動作情報が出力されたか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合には、ステップ254へ移行し、ステップ252の判定が否定された場合には、ステップ262へ移行する。
ステップ254では、バッテリ残量が予め定めた負荷動作時動作レベル以下か否か判定される。この時の閾値は、上記で設定された電池の種類に応じた閾値が用いられ、該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ254の判定が肯定された場合には、ステップ256へ移行して、バッテリ残量が予め定めた負荷動作時動作可能レベル以下か否か判定される。この時の閾値は、上記で設定された電池の種類に応じた閾値が用いられ、該判定が否定された場合には、ステップ258へ移行して、バッテリ残量が負荷動作時の動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が通常動作レベルより低下していることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ256の判定が肯定された場合には、ステップ260へ移行して、バッテリ残量が動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
一方、ステップ252の判定が否定された場合には、ステップ262へ移行して、バッテリ残量が予め定めた通常動作レベル以下か否か判定される。この時の閾値は、上記で設定された電池の種類に応じた閾値が用いられ、該判定が否定された場合には、バッテリ残量が十分にあるものとしてそのままバッテリ電圧監視部74の処理を終了する。
また、ステップ262の判定が肯定された場合には、ステップ264へ移行して、バッテリ残量が予め定めた動作可能レベル以下か否か判定される。この時の閾値は、上記で設定された電池の種類に応じた閾値が用いられ、該判定が否定された場合には、ステップ258へ移行して、バッテリ残量が通常動作レベル以下であるが、動作可能レベルであるので、CPU68に対して警告表示指示が行われ、バッテリ電圧監視部74の処理を終了する。これによってCPU68では、バッテリ電圧監視部74から警告表示指示が出力されると、表示制御部66に対してバッテリ残量が通常動作レベルより低下していることを表す表示を行う指示を行うことによって、LCD24にバッテリ残量警告表示が行われる。
また、ステップ264の判定が肯定された場合には、ステップ260へ移行して、バッテリ残量が動作可能レベル以下であるので、電源オフ指示がCPU68に対して行われる。これによって、CPU68ではデジタルカメラ10の電源がオフされる。
このように、第4実施形態でも第2実施形態と同様に、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作している時には、負荷動作による電圧降下を見込んだ値を閾値としてバッテリ残量警告を行うので、バッテリ電圧監視部74によるバッテリ残量の監視の際に、負荷による電圧降下で、バッテリ残量が少ないと誤検出して警告表示をしてしまったり、電源をオフしてしまったりといった問題を解消することができ、バッテリまたは電池76を効率的に最後まで使うことができる。
また、本実施形態では、ストロボ充電時や各種モータ駆動時のように高い負荷が動作していないときには、第1閾値を用いてバッテリ残量警告を行い、高い負荷が動作しているときに、第1閾値を用いたバッテリ残量警告を禁止して、第2閾値を用いたバッテリ残量警告を行うので、負荷動作時にもバッテリ残量を監視することができ、バッテリ残量の監視を常に、あるは任意のタイミングで行うことが可能となる。
さらには、電池種類に応じてもバッテリ残量警告を行うための閾値を変更するので、使用する電池に応じたバッテリ残量監視を行うことがで、電池種類に関係なく、効率的に最後までバッテリまたは電池76を使うことができる。
なお、第4実施形態では、第2実施形態に対して電池種類に応じてバッテリ残量警告を行うための閾値を変更するようにしたが、第1実施形態や第3実施形態に対してバッテリ残量警告を行うための閾値を変更するようにしてもよい。
また、第1〜第4実施形態において、バッテリ残量が低下していることを表す警告表示の一例としては、例えば、図9に示すようなLCD24の隅の方に表示される電池マーク82等を点滅することによって警告表示を行うことができる。この場合には、バッテリ電圧監視部82によるバッテリ残量監視を行い、バッテリ残量の減少と共に、図9に示す電池マークの分割部分の表示を非表示として、警告残量となったときに電池マーク82を全て点滅するようにすることで、バッテリ残量が少ないことをユーザに報知することができる。
本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラ外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラの電機系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラのCPUで行われるバッテリ残量監視時の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わるデジタルカメラのバッテリ電圧監視部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わるデジタルカメラのCPUで行われるバッテリ残量監視時の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わるデジタルカメラのバッテリ電圧監視部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係わるデジタルカメラのバッテリ電圧監視部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係わるデジタルカメラのバッテリ電圧監視部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1〜第4実施形態におけるバッテリ残量の警告表示の一例を示す図である。 大きな負荷動作時の電圧降下の一例を示すグラフである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
12 ストロボ
13 ストロボ充電制御部
56A ズームモータ
56B シャッタモータ
56C フォーカスモータ
56D アイリスモータ
58 モータ制御部
68 CPU
74 バッテリ電圧監視部
76 バッテリまたは電池

Claims (12)

  1. 電池電圧を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果が予め定めた第1閾値以下の時に電池残量警告を行う警告手段と、
    カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定められた大負荷の動作を検出する負荷検出手段と、
    前記負荷検出手段によって前記大負荷の動作を検出した時に、前記警告手段による電池残量警告を禁止する禁止手段と、
    を備えた電池残量警告制御装置。
  2. 前記禁止手段は、前記負荷検出手段によって前記大負荷の動作が検出された場合に、前記第1閾値を用いた前記警告手段による電池残量警告を禁止するように前記警告手段を制御する制御手段からなることを特徴とする請求項1に記載の電池残量警告制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記負荷検出手段によって前記大負荷の動作が検出された場合に、前記第1閾値とは異なる第2閾値用いて前記警告手段による電池残量警告を行うように前記警告手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の電池残量警告制御装置。
  4. 電池種類を検出する電池検出手段を更に備え、前記制御手段が前記電池検出手段の検出結果に応じて前記警告手段による電池残量警告を行うための閾値を設定することを特徴とする請求項3に記載の電池残量警告制御装置。
  5. 前記負荷検出手段の検出結果に応じた負荷動作時又は負荷未動作時の電圧レベルを検出して記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された電圧レベルに基づいて前記第2閾値を補正する補正手段と、を更に備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電池残量警告制御装置。
  6. 前記負荷検出手段は、ストロボ充電及びカメラに設けられたモータ動作の少なくとも一方の大負荷の動作を検出し、前記禁止手段は、負荷検出手段によって大負荷の動作を検出したときに、前記警告手段による電池残量警告を禁止することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の電池残量警告制御装置。
  7. 電池電圧を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの検出結果が予め定めた第1閾値以下の時に電池残量警告を行う警告ステップと、
    カメラに設けられた複数の負荷の中で、予め定められた大負荷の動作を検出する負荷検出ステップと、
    前記負荷検出ステップによって前記大負荷の動作を検出した時に、前記警告ステップによる電池残量警告を禁止する禁止ステップと、
    を含む電池残量警告制御方法。
  8. 前記禁止ステップは、前記負荷検出ステップで前記大負荷の動作を検出した場合に、前記第1閾値を用いた前記警告ステップによる電池残量警告を禁止するように前記電池残量警告を制御する制御ステップからなることを特徴とする請求項7に記載の電池残量警告制御方法。
  9. 前記制御ステップは、負荷検出ステップで前記大負荷の動作を検出した場合に、前記第1閾値とは異なる第2閾値用いて前記電池残量警告を行うように制御することを特徴とする請求項8に記載の電池残量警告制御方法。
  10. 電池種類を検出する電池検出ステップを更に含み、前記制御ステップにおいて、前記電池検出ステップによる検出結果に応じて前記警告ステップでの電池残量警告を行うための閾値を設定することを特徴とする請求項9に記載の電池残量警告制御方法。
  11. 前記負荷検出ステップの検出結果に応じた負荷動作時又は負荷未動作時の電圧レベルを検出して記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップで記憶した電圧レベルに基づいて前記第2閾値を補正する補正ステップと、を更に含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の電池残量警告制御方法。
  12. 前記負荷検出ステップが、ストロボ充電及びカメラに設けられたモータ動作の少なくとも一方の大負荷の動作を検出し、前記禁止ステップが、負荷検出ステップで大負荷の動作を検出したときに、前記電池残量警告を禁止することを特徴とする請求項7乃至請求項11の何れか1項に記載の電池残量警告制御方法。
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