JP2006201467A - ホログラム記録再生装置、その記録方法、再生方法およびホログラム記録媒体 - Google Patents

ホログラム記録再生装置、その記録方法、再生方法およびホログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ホログラム記録再生装置に関し、アドレス情報を記録した領域の面積を減らし、ユーザデータの記録容量を増加させることを課題とする。
【解決手段】ホログラム記録媒体に、その媒体の物理アドレスを特定してユーザデータを書き込む記録部と、指定された物理アドレスの位置に記録されたページデータを読み出す再生部とを備え、前記ホログラム記録媒体が、アドレス層と、アドレス層に隣接して積層された記録層とからなり、物理アドレスは、第1物理アドレスと第2物理アドレスとから構成される。アドレス層には、各ページ群を特定する第1物理アドレスが予め固定記録され、記録層には、各ページデータを構成する複数のセクタごとに、そのセクタを特定する第2物理アドレスとユーザデータとが記録され、記録部は、第2物理アドレスを、その第2物理アドレスによって特定されるセクタの位置に、ユーザデータとともに書き込むことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、ホログラム記録再生装置に関し、特に、ホログラム記録媒体上の記録位置を示すアドレス情報の記録構造を工夫して高密度化を実現するホログラム記録再生装置や、さらにはその記録方法,再生方法およびホログラム記録媒体に関する。
従来から大容量の情報を記録することが可能な可搬型の媒体として光磁気記録媒体や光ディスクが用いられている。たとえば、MO,MD,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−R,DVD−RAM、DVD−RWなどが代表的なものである。また、さらなる大容量の記録媒体を実現する技術として、近年、「ホログラム記録再生技術」が注目されている。これは、ホログラムによって複数の情報を同一の領域に多重化して記録する技術である。
ホログラム記録媒体は、反射層,第1透明基板,ホログラム記録材料を含む記録層、第2透明基板を積層した構造をしている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第WO99/44195号パンフレット
ホログラム記録媒体における情報の記録は、情報を担持する情報光と記録用参照光をレーザ光により生成し、これらの光を第2透明基板側から媒体に照射し、記録用参照光と反射層で反射された情報光とを記録層において重ね合わせ、これらの光の干渉により生じる干渉縞パターンを記録層に書込むことにより実現される。一方、再生照明光を第2透明基板側から干渉縞パターンが書込まれた記録層に照射すると、この光が干渉縞パターンによって回折されることにより再生光が生成される。そして、第2透明基板を透過した再生光を基にして情報が再生される。
このようなホログラム記録媒体では、ページ記録と多重化記録という2つの特徴を有している。「ページ記録」とは、媒体上に記録する最小単位が、従来の光ディスクのように1ビットから数ビット程度ではなく、多数ビットから構成された1ページである記録をいう。1つのページの中に、たとえば、1万ビットや100万ビットという情報が記録され、この単位で情報の記録と再生が行われる。
また、従来の光ディスクや磁気ディスクでは、記録の最小単位は「ピット」であり、この「1ピット」は、1ビットのデータあるいは数ビットのデータに対応しており、一般に、一次元的に配置された情報としてディスクに記録されている(図8参照)。
一方、ホログラム記録媒体では、最小単位である1ページの中に多数のビットが含まれ、2次元的な領域の中に、多数の情報が記録される(図9参照)。
「多重化記録」とは、同一の領域内に、複数のデータを重ねて記録することを意味する。従来の光ディスクや磁気ディスクでは、1つの記録領域には、1つのデータしか記録できず、記録の最小単位が同一領域に重ねて記録されることはなかった。
一方、ホログラム記録媒体では、上記したように干渉縞パターンとして情報を記録するので、図9に示すように、2次元のページデータを同一領域に重ねて記録できる。
このような従来の媒体では、ユーザが作成したデータを記録する領域(データ領域)と、媒体上の記録位置を特定するためのアドレス情報を記録する領域とがあり、このアドレス情報を検出することにより、所望のデータ領域を特定し、データの記録または再生を行っている。
また、ユーザデータを記録再生する物理的な最小単位領域は「セクタ」と呼ばれ、このセクタごとに物理アドレスが割り当てられている。物理アドレスは一般的に媒体上に凹凸ピットやウォブルパターンを形成し、予めプリピットとして作成されている。
アドレス情報には、物理的な記録位置を特定する情報の他に、フォーカスサーボやトラッキングサーボを行うためのサーボ情報や同期をとるための情報があり、これらもプリピットとして記録されている。
図10に示すように、1層タイプの従来の光ディスクやホログラム媒体では、アドレス情報を記録したアドレス領域とユーザデータを記録したデータ領域とが交互に配置されている。この場合、媒体の記録容量を高めるためには、データ領域の占める割合を大きくし、アドレス領域の占める割合を小さくする必要がある。
また、図10の2層タイプの媒体では、アドレス領域とデータ領域とを別の層に分けて層方向に重ねることができるので、1つのデータ領域に対して付与されたアドレス領域の面積が小さい場合には、媒体の表面全体をユーザデータの記録領域として使用でき、1層タイプの媒体よりもフォーマット効率が高く、ユーザデータの記録容量を向上させることができる。
しかし、ホログラム記録媒体の場合は、ユーザデータを多重化して記録することが可能であるために大容量化が実現できるが、アドレス領域の占める面積とデータ領域の占める面積の割合が逆転し、アドレス領域の占める割合の方が大きくなりユーザデータのさらなる大容量化をすることができない。
また、記録および再生に用いる光ビームのビームスポットサイズは、記録されるデータの最小単位の大きさとほぼ同等であり、アドレス情報を読み取る場合も同じサイズのビームスポットが用いられる。
図11に、従来の光ディスクおよびホログラム記録媒体のビームスポットのサイズの説明図を示す。
まず、従来の光ディスクでは、記録されるデータの最小単位は1ビットから数ビットであり、アドレス情報の最小単位は1ビット程度であるので、これらの情報を再生するために用いられるビームスポットとしては、現在、1ビットのデータを読み取ることができる程度の直径0.4μm程度のものが用いられている。
一方、1層タイプのホログラム記録媒体では、1ページあたり1メガビット程度のデータ情報を記録できるが、そのビームスポットは直径が4μm程度とかなり大きい。また、このホログラム記録媒体では、プリピットのアドレス情報を読み取るためにも、直径4μm程度のビームが用いられる。したがって、ホログラム記録媒体では、同じユーザデータのデータ量に対して、従来の光ディスクよりも占有面積を小さくできても、アドレス情報を記録した領域は小さくすることはできず、その結果、アドレス領域の占める面積は相対的に大きくなる。
すなわち、ホログラム記録媒体では、図10に示すように、データ領域よりも、アドレス領域の占める面積が大きくなる場合もあり、2層タイプの媒体にしても、アドレス領域の占める面積が大きいために、ユーザデータの記録容量を増加させることができない。
また、ホログラム記録媒体において、光ビームをアドレス情報の最小単位(1ビット)に対応させ、データ領域の記録再生に用いるビームスポットのサイズとアドレス領域の読み出しに用いるビームスポットのサイズを異ならせることも考えられる。
しかし、現在の技術では、アドレス情報を読み出すビームスポットの最小サイズは0.4μm程度であり、これ以上小さな単位のアドレス情報を読み出すことはできない。
たとえば、ホログラム記憶媒体の1ページの1辺のサイズを200μmとし、図9に示すように多重化する際に、20μmずつシフトしたとする。ここで、1ページ当たりに記憶されるデータ容量を100Kバイトとし、1セクタごとの容量を2Kバイトとすると、1ページは50セクタ(2Kバイト×50)から構成される。この場合、1層タイプでも2層タイプでも同様に、シフトされた領域(20μm×20μm)の中に、1ページ分のデータ(2Kバイト×50)のアドレス情報を書き込む必要がある。
たとえば、1セクタ当たりのアドレス情報を記録するのに必要なビット数を20ビットと仮定したとすると、シフトする20μmの幅の中に、50セクタ分のアドレス情報(20×50=1000ビット)を書き込む必要があり、単純計算で1ビットあたりのサイズは0.02μm(=20μm/1000ビット)とする必要がある。
したがって、このようなホログラム記録媒体のアドレス情報を読みとるためには、直径0.02μm程度のプリピットデータを読みとることのできる再生用ビームスポットを用いることが必要となる。
以上のように、従来のホログラム記録媒体では、ユーザデータそのものの記録密度を向上させて大容量化を実現できるが、ユーザデータの記録位置を特定するためのアドレス情報を記録したアドレス領域の記録密度を高めることができず、図10に示すようにデータ領域よりもアドレス領域の面積が支配的となり、媒体全体の記録容量の増加がさまたげられるという問題があった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、物理アドレスの構成を工夫することにより、アドレス領域の占有面積を減少させて、ユーザデータの記録容量を向上させることのできるホログラム記録再生装置を提供することを課題とする。
この発明は、1のページ群を構成する複数のページデータを同一領域に多重記録することが可能なホログラム記録媒体の物理アドレスを特定して、ユーザデータを前記物理アドレスに書き込む記録部と、指定された物理アドレスの位置に記録されたページデータを読み出す再生部とを備え、前記ホログラム記録媒体はアドレス領域と記録領域を有し、前記物理アドレスは、第1物理アドレスと第2物理アドレスとから構成され、前記アドレス領域には、各ページ群を特定する第1物理アドレスが予め固定記録され、前記記録領域には、各ページデータを構成する複数の記録単位領域ごとに、その記録単位領域を特定する第2物理アドレスとユーザデータとが記録され、前記記録部は、前記第2物理アドレスを、その第2物理アドレスによって特定される記録単位領域の位置に、ユーザデータとともに書き込むことを特徴とするホログラム記録再生装置を提供するものである。
これによれば、物理アドレスを記録する面積を減らして、ユーザデータの記録容量を増加させることができる。
以下の実施例および図1では、上記アドレス領域はアドレス層に対応し、上記記録領域は記録層に対応する。
また、書き込みユーザデータ、あるいは読み出しユーザデータを特定する論理アドレスを受信する受信部と、受信した論理アドレスを、第1物理アドレスと第2物理アドレスとからなる前記物理アドレスに変換するアドレス変換部とをさらに備えてもよい。
さらに、前記第1物理アドレスが固定記録されたアドレス領域の物理的位置と、その第1物理アドレスによって特定されるページ群のページデータが多重記録された記録領域の物理的位置とが、記録領域の面内に垂直な方向に見て同一の領域でないことを特徴とするホログラム記録再生装置を提供するものである。
すなわち、第1物理アドレスの記録位置とその第1物理アドレスによって特定されるページ群の記録位置とをずらしているので、記録再生の処理時間を短縮することができる。
また、この発明は、ユーザデータと、そのユーザデータを書き込むべき論理アドレスを受信し、受信した前記論理アドレスを、その論理アドレスに対応づけられた第1物理アドレスと第2物理アドレスに変換し、前記ユーザデータと前記第2物理アドレスを含む書込データを生成し、前記第1物理アドレスによって特定されるページ群を記録すべきホログラム記録媒体上の物理的な位置を検出し、前記書込データが、前記ページ群に含まれるページデータの中であってかつ前記第2物理アドレスによって特定される記録単位領域に記録されるように、前記検出された位置に、前記書込データを含むページデータを書き込むことを特徴とするホログラム記録再生装置の記録方法を提供するものである。
さらに、この発明は、ユーザデータを読み出すべき論理アドレスを受信し、受信した前記論理アドレスを、その論理アドレスに対応づけられた第1物理アドレスと第2物理アドレスに変換し、前記第1物理アドレスによって特定されるページ群が記録されているホログラム記録媒体上の物理的な位置を検出し、前記検出された位置に記録されたページ群に含まれるページデータの中であって、前記第2物理アドレスによって特定される記録単位領域に記録されたユーザデータが再生されるように、そのユーザデータが属するページデータを読み出すことを特徴とするホログラム記録再生装置の再生方法を提供するものである。
また、この発明は、前記のホログラム記録再生装置によってデータの記録およびデータの再生が実行されるホログラム記録媒体であって、前記第2物理アドレスが、ユーザデータが記録された記録単位領域ごとに、書き込まれていることを特徴とするホログラム記録媒体を提供するものである。
この発明のホログラム記録装置は、記録部および再生部を備えるが、媒体にユーザデータをホログラムとして記録し、ホログラムとして記録されたユーザデータを再生するために、レーザ光を媒体を照射する構成と、媒体からの反射光を検出する構成を備える。すなわち、記録部および再生部は、光源,コリメートレンズ,ビームスプリッタ,プリズム,対物レンズ,レンズアクチュエータ,光検出器,光空間変調器,ビームエキスパンダー,リレーレンズ,波長板,位相変調器などの光学系部品を含む。
さらに、パソコンなどの上位装置からの書込み要求や読み出し要求を受信し、記録再生の結果情報をパソコン等へ送信するための通信機能ブロックを有する。
通信機能ブロックは、送信部,受信部,アドレス変換部などからなり、これらの各部の機能は、CPU,ROM,RAM,I/OインタフェースなどからなるマイクロコンピュータやDSPにより実現される。また、記録時や再生時に行われる種々の処理は、ROM等に記憶された制御プログラムに基づいて、CPUが必要なハードウェアを動作させることにより実現される。
この発明によれば、媒体の物理アドレスを2つに分け、ページ群を特定する第1物理アドレスをアドレス層に固定記録し、記録単位領域を特定する第2物理アドレスを記録層に記録しているので、アドレス情報が記録された領域の面積を従来よりも少なくし、媒体に記録されるユーザデータの記録容量を増加させることができる。
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定されるものではない。
図1に、この発明のホログラム記録媒体の一実施例の構成図を示す。
図1(a)は媒体の断面図であるが、この発明のホログラム記録媒体は、少なくとも基板10上に、アドレス層11と記録層12とを積層した構造を持つ。記録または再生のために、記録用または再生用のレーザ光を記録層12の上から照射する。基板10とアドレス層11との境界がレーザ光の反射面となり、照射されたレーザ光は、反射面で反射され記録層12から上方に出射され、出射された光の成分を検出することによりアドレス情報およびユーザデータを再生することができる。
アドレス層11は、予め固定的にアドレス情報が記録された層であり、たとえば、物理的な凹凸によって形成されたピットパターンや、壁面が一定周期で蛇行したウォブルパターンを用いてアドレス情報が予め記録された層である。
図1(b)は、媒体を上方向から見た平面図であり、一実施例としてアドレス層11の中に、アドレス情報が記録されたアドレス領域15がいくつか同一方向に形成されている状態を示している。
図1(c)は、アドレス情報がウォブルで形成された例を示したものであり、一定長さの1つのウォブルパターンによって、1つのアドレス(たとえばAddress1)が特定される。このアドレス層11に固定記録された1つのアドレスは、後述する第1物理アドレス(PA1)に相当し、ページ群を特定するアドレスである。
ページ群とは、1つの記録領域に多重記録される複数ページの総称であり、1つのページ群には、1つの第1物理アドレス(PA1)が付与される。たとえば、10ページからなるページデータが同一の領域に多重記録されている場合、10ページ分で1つのページ群を構成し、その10個のページデータの第1物理アドレスは、同一となる。
記録層12は、ユーザデータをページ単位で多重記録した層であり、後述するように、第2物理アドレス(PA2)も記録した層である。
図2に、この発明のホログラム記録媒体に対して記録再生するホログラム記録再生装置の概略構成図を示す。ここでは、媒体にすでに記録されたデータを再生する場合を示している。
図2(a)に示すように、ホログラム記録再生装置は主として、光源20,レーザ光を分離するビームスプリッタ21,対物レンズ22と、光検出器23とからなる。
光源20から出射されたレーザ光24は、対物レンズ22を介して、記録層12とアドレス層11に照射され、反射面で反射された後、アドレス情報17やユーザデータ16を含む再生光25として上方に向かい光検出部23によって検出される。このとき、図2(b)に示すように、アドレス層11に照射されるレーザ光の領域17は、記録層12に照射されるレーザ光の領域16よりも小さい面積となる。
記録層12の領域16に含まれた2次元的なユーザデータが光検出器23で検出され再生されるが、この領域16に含まれるページ群を構成する多重記録されたページデータのうち、1つのページのみが照射されたレーザ光によって選択され、この選択された1つのページデータのみが再生される。一方、アドレスとしては、領域17の中に記録されていた第1物理アドレス(PA1)が再生される。
図2(c)に、第1物理アドレスと、記録されたページデータとの位置関係の概略を説明した図を示す。ここでは、第1物理アドレスPA1を、AD1,AD2,……,ADn+1と表している。
1つの第1物理アドレス(AD1,AD2……ADn)が記録された領域の上方に、多重化されたページデータが記録され、この多重化されたページデータは、1つのページ群(1,2……n)を構成し、1つのページ群は、第1物理アドレス(PA1)により特定される。
図2(c)は、第1物理アドレスの物理的な記録位置と、それによって特定されるページ群を記録する物理的な位置とが1アドレス分だけずれている場合を示している。すなわち、アドレス層における第1物理アドレスの記録位置と、記録層におけるその第1物理アドレスによって特定されるページ群の記録位置とは、記録層の面内に垂直な方向に見て同一の領域にないように配置する。たとえば、第1物理アドレスAD1は、アドレスAD2の上方に記録されたページ群1を特定するアドレスであり、第1物理アドレスAD2は、その隣のアドレスAD3の上方に記録されたページ群2を特定するアドレスである。
このように第1物理アドレスPA1とそのアドレスが特定するページ群の記録位置とをずらしているのは、第1物理アドレスを再生した後に、すぐにそのアドレスに対応づけられたページ群のデータを書き込むことができるようにし、記録再生の処理時間を短縮するためである。ただし、第1物理アドレスの記録位置と、そのアドレスによって特定されるページ群のページデータの記録位置を垂直方向に見て同一の領域としてもよい。
図3に、この発明で利用する物理アドレスの構成の説明図を示す。
物理アドレス(以下、PAと呼ぶ)とは、媒体上に記録される最小単位の領域(これをセクタと呼ぶ)を特定するための情報である。
たとえば物理アドレスPA=100番地として再生アドレスが指定されたとすると、100という番地が予め付与されたセクタに記録された一群のデータが読み出される。
この発明では、この物理アドレスPAを書き方が異なるアドレスにより分割して管理することを特徴とする。例えば、記録媒体に事前に書き込まれているプリピット系の情報と追記可能なホログラムのデータ情報の2つに分けて管理することを特徴とする。
図3に示すように、1つがアドレス層11に固定記録される第1物理アドレス(PA1)であり、これはページ群を特定するアドレスとして用いられる。
もう1つが、記録層12に記録される第2物理アドレス(PA2)であり、セクタを特定するアドレスである。このアドレスは、予め固定記録される情報ではなく、ユーザデータと同様の方法により、ユーザデータの記録時に記録層12の特定の領域に書き込まれる情報である。すなわち、1つの物理アドレスPAは、2つのアドレス情報PA1とPA2によって特定される。
図4に、この発明のページ群,ページデータおよびセクタの関係の説明図を示す。ここでは、説明を簡単にするために、1つのページ群が10ページのページデータからなり、1つのページデータが10セクタからなるものとして説明する。ただし、現実に使用される媒体では、この数値関係に必ずしも固定されるものではなく、設計仕様等により適切な数値関係が選択される。
まず、1つのページ群は、アドレス層11に記録された第1物理アドレスPA1により特定され、10ページ分のページデータが、この第1物理アドレスPA1で示された同一の記録領域に記録される。すなわち、10個のページデータは、同一の第1物理アドレスPA1が付与されていることになる。1つのページデータは、データの最小記録単位領域であるセクタに分けられ、ここでは10個のセクタ(S1,……S10)から構成されている。
1つのセクタには、ユーザデータ(UD)が記録されるが、この発明では、第2物理アドレス(PA2)も、記録される。すなわち、各セクタごとに、セクタを特定するための情報(PA2)が記録される。
たとえば、1セクタが2000バイトのデータを記録できる領域であったとすると、10個のセクタを区別するためには、4ビットの情報だけを使用すればよいので、2000バイトのうち、4ビットだけ第2物理アドレスのために使用することになる。このとき、2000バイトから4ビットを引いた残りの領域がユーザデータの記録のために使用可能な領域となるが、ユーザデータを記録する領域はわずか4ビット減るだけであるので、記録容量の減少に大きな影響を与えることはない。
また、たとえば1ページデータが数1000個のセクタから構成されたとしても、第2物理アドレスに使用されるビット数は高々10ビットであるので、記録されるユーザデータの記録容量に与える影響は小さい。
一方、10ページのページデータにより1つのページ群が構成されているとすると、ページ群を特定する第1物理アドレスPA1は、たとえば20ビット程度の情報で表すことができる。このアドレスPA1をアドレス層に固定記録する幅は40μm(2μm/bit×20bit)程度でよいので、アドレス層の上方に記録されるページデータの幅(たとえば200μm(20μm/shift×10shift)程度)よりも、十分に小さくすることができる。したがって、アドレスPA1の記録領域が媒体全体の記録容量を決定する要因となることはなく、記録容量はユーザデータが記録されるページ群のデータ記録面積によって決定づけられると言うことができる。言いかえれば、この発明では、図2(c)に示すように、ユーザデータの記録容量は記録層の記録面積によって決定され、いわゆるフォーマット効率を100%に近くすることが可能である。
また、各セクタに記録される第2物理アドレスPA2は、1つのページ群内において固有の異なる情報を付与すればよく、ページ群が異なれば、同一の情報を付与してもよい。
図5に、この発明の物理アドレスの付与方法の具体例の説明図を示す。図5の物理アドレスやセクタの数値は一例を示したものであり、実際の媒体で使用する数値がこれに限定されるものではない。
この発明のホログラム記録媒体は、専用の記録再生装置に装着され、記録再生装置に接続されたパソコンPC等からのデータの読出し命令や書込み命令を受けて、媒体にすでに記録されたデータの読出しや新たなデータの書込みが行われる。この記録再生装置とパソコン等との間のデータ通信は、現在利用されているCDやDVDなどの記憶再生装置とパソコン間のデータ通信とほぼ同様の処理により実現される。
パソコンPCから送信されるデータの読出し命令や書込み命令には、媒体上の読出す位置や書込む位置を特定するための「論理アドレス(LA)」が指定される。論理アドレスLAは、パソコンPC側から見た媒体上の記録位置を特定する情報であり、媒体内に実際に付与された物理アドレスPAとは異なるので、記録再生装置では、論理アドレスLAを物理アドレスPAに変換する処理、逆に、物理アドレスPAを論理アドレスLAに変換する処理が行われる。このようなアドレス変換処理は、記録再生装置のROM等に予め格納された制御プログラムによって行われる。
このアドレス変換処理は、予め定義された簡単な四則演算で可能であるが、媒体の設計仕様(たとえば多重化するページの数や1ページあたりのセクタ数など)や記録再生装置の性能等により異なるので、一の数式では表すことはできない。
以下に説明するアドレス付与方法の各数値や変換処理の内容は一例を示したものであり、これに限定されるものではない。
この発明では、パソコンから与えられた論理アドレス(LA)は、アドレス変換処理により、2つの物理アドレス(PA1,PA2)に変換される。すなわち、ページ群を特定する第1物理アドレスPA1とそのページ群内に存在するセクタを特定する第2物理アドレスPA2に変換される。
図5において、パソコンPCから「論理アドレスLAが235であるセクタに記録されているデータを読み出せ」という読出し命令が、記録再生装置に送信されたとする。この場合、記録再生装置のアドレス変換部は、論理アドレスLA=235から、第1物理アドレスPA1=2と、第2物理アドレスPA2=35を生成する。このようなアドレス変換が行われる前提として、媒体の物理アドレスの構成は、図5のように予め決められているものとする。
各ページ群に対して、0,1,2,……というように連続した整数の第1物理アドレス(PA1)が付与されており、1つのページ群が10ページのページデータから構成されるものとし、1つのページは10個のセクタから構成され、1ページ目の先頭のセクタから順にセクタの番号が付与されているものとする。
たとえば、ページ群2には、第1物理アドレスPA1として2が付与され、このページ群の第1ページ目の10個のセクタには、セクタを特定するアドレス番号として200〜209がそれぞれ付与される。
同様に、同じページ群の第2ページ目の10個のセクタは210〜219、第3ページ目の10個のセクタには220〜229、第4ページ目の10個のセクタには230〜239のアドレスがそれぞれ付与される。
ここで、4ページ目に注目すると、その第1セクタのセクタ番号は230であり、以下セクタごとに連番が付与され、第6セクタのセクタ番号は235、最後の第10セクタのセクタ番号は239となる。
この実施例では、セクタを特定するアドレスのうち下2けた(00〜99)が、第2物理アドレスPA2に対応する。また、第1物理アドレスPA1=2は、アドレス層1に固定記録された情報であるが、第2物理アドレスPA2=35は、ユーザデータと同様の方法でホログラムデータとして、記録層12に書き込まれた情報である。
たとえば、各セクタの先頭の数ビット分の領域に、この第2物理アドレスPA2が書き込まれる。PA2=35の場合は、4ページ目の第6番目のセクタに、35という数値が記録される。
この第2物理アドレスPA2は、媒体が製造された段階では各セクタにはまだ記録されていないが、パソコンPCからあるセクタに対する書き込み命令が最初にあったときに、ユーザデータとともにそのセクタに書込まれる。
また、製造された段階の状態でまだ一度もデータの書き込みが行われていない初期媒体では、第2物理アドレスも書き込まれていないので、データの読出し命令があってもエラーとなる。
以上が、この発明の物理アドレスPAの付与方法の具体例である。
このように物理アドレスPAを2つに分け、1つ(PA1)はページ群を特定する固定記録されたアドレスとして使用し、もう1つ(PA2)は、ユーザデータを記録する最小記録単位領域であるセクタを特定するホログラム記録されたアドレスとして使用しているので、アドレス層に固定記録するアドレスの情報量を少なくすることができる。したがって、アドレス情報の記録のために利用する領域の面積が小さくなるので、アドレス情報が媒体の記憶容量を決定つける要因とはならない。
また、ホログラム記録される第2物理アドレスの情報量は、同じくホログラム記録されるユーザデータの情報量に比べて非常に少ないので、ほとんどユーザデータの記録容量を減少させる要因とはならない。
さらに、ホログラム記録媒体の記録層に記録されるユーザデータの記録領域の面積が媒体の記憶容量を決定づける要因となり、アドレス情報はその要因にはほとんどならないので、媒体のフォーマット効率を高めることができ、媒体全体としての記憶容量を高めることができる。
次に、この発明の記録再生装置における記録処理と再生処理の一実施例について説明する。
<記録処理>
図6に、この発明の記録再生装置の記録処理の一実施例のフローチャートを示す。
まず、ステップS1において、記録再生装置は、パソコンPCからデータ書込み要求を受信し、その要求の中に含まれる論理アドレスLAとユーザデータWUDを受信する。受信されたユーザデータWUDを、論理アドレスLAと対応づけられた媒体の物理的な位置に記録するために以下の処理が行われる。
ステップS2において、アドレス変換を行う。ここで、受信された論理アドレスLAに対して、アドレス変換のための所定の演算が行われ、第1物理アドレスPA1と、第2物理アドレスPA2とが生成される。これにより、ユーザデータを書き込むべき物理的な位置が確定する。すなわち、どのページ群の何ページ目のどのセクタに書き込むかが特定される。
ステップS3において、書き込まれるページデータWDが生成される。ページデータWDの中には、ユーザデータWUDをエンコードして書き込む形式に変換したデータと、そのデータが書き込まれるセクタのアドレスを特定した第2物理アドレスPA2とが含まれる。
ステップS4において、生成された第1物理アドレスPA1が割り当てられているページ群の媒体上の物理的な位置を検出する。この第1物理アドレスPA1は、媒体のアドレス層11に固定的に記録されているので、PA1に対応する記録パターン(ピットまたはウォブル)を探す。
ステップS5において、目標アドレスと第1物理アドレスPA1が一致したことを確認し、記録用のビーム光が第1物理アドレスPA1の位置に照射できるようになるまで、このステップS4の処理を繰り返す。
ステップS5において、第1物理アドレスPA1の位置が検出されると、ステップS6へ進み、ユーザデータWUDが第2物理アドレスPA2に対応するセクタの位置に書かれるように、ページデータWDを書き込むための記録用ビームを照射する。このとき、第2物理アドレスPA2によって特定されるセクタには、第2物理アドレスPA2とユーザデータWUDに相当するデータが書き込まれる。
ステップS7において、パソコンPCに対して、書込み終了通知を送信し、記録処理を終了する。
<再生処理>
図7に、この発明の記録再生装置の再生処理の一実施例のフローチャートを示す。
まず、ステップS11において、パソコンPCからデータ読み出し要求を受信し、その要求の中に含まれる論理アドレスLAを受信する。
ステップS12において、アドレス変換を行う。ここで、論理アドレスLAに対して、アドレス変換のための所定の演算が行われ、第1物理アドレスPA1と第2物理アドレスPA2とが生成される。
ステップS13において、生成された第1物理アドレスPA1によって特定されるページ群の媒体上の物理的な位置を検出する。媒体のアドレス層に固定記録されたアドレス情報を順次調べながら、ステップS14において、再生用ビーム光が第1物理アドレスPA1の位置に照射できるようになるまで、このステップS13を繰り返す。
ステップS14において、第1物理アドレスPA1が検出されると、ステップS15へ進み、第2物理アドレスPA2で指定された位置に対応するセクタ内に記録されているデータRDを読み出す。このとき、PA1で特定されたページ群のページデータを順次読み出し、一時記憶した後、そのページデータの中の各セクタにすでに記録されている第2論理アドレスPA2を取得して、ステップS12で得られた第2論理アドレスPA2と比較する処理を行う。この比較により、2つの第2論理アドレスが一致しなければ、次のセクタを調査し、一致すれば、その一致したセクタ内のデータが読み出される。
ステップS16において、読み出したデータRDをデコードし、ユーザデータURDを生成する。
ステップS17において、パソコンPCへ、生成したユーザデータRUDを送信し、再生処理を終了する。
図5に示した具体例を用いて再生処理を説明すると、まずパソコンPCから与えられた論理アドレスLA=235から、第1物理アドレスPA1=2と、第2物理アドレスPA2=35が算出される(ステップS12)。これにより、再生すべきデータは、ページ群2の中にあり、そのページ群の中の第4ページ目の第6セクタであることがわかる。そこで、媒体のアドレス層に固定記録されたアドレス情報を調べて再生するページ群2の位置を検出し(ステップS13)、第4ページを再生するようにビーム光を照射し、反射してきた再生光を検出する。検出された再生光をデコードすると第4ページのページデータがすべて含まれているが、予め決められているセクタごとに記録された第2物理アドレスを確認していくことで、所望のPA2=35に対応する第6セクタの位置を検出する。そして、その位置に記録されたユーザデータRUDを取得し(ステップS15,S16)、パソコンPCへユーザデータを送信する(ステップS17)。
なお、上述の実施例においては、各セクタに第2物理アドレスを付与する構成としたが、ページの先頭に第2物理アドレスを示すインデクスを付与する構成としてもよい。この構成により、データの読み込み又は書き込みの対象となるページが所望のアドレスのページであるか否かの判定に要する時間を短縮することが可能となる。また、各セクタに記録される第2物理アドレスPA2を、1つのページ内において固有の異なる情報を付与する構成としてもよい。
また、1つの第1物理アドレスに対する第2物理アドレスは、複数のアドレスで構成される場合も含む。例えば、1つの第1物理アドレスに対する第2物理アドレスを、ページを特定するアドレスと、セクタを特定するアドレスとを含んで構成してもよい。
この発明のホログラム記録媒体の一実施例の構成図である。 この発明の記録再生装置の概略構成と記録再生媒体の再生動作の概略説明図である。 この発明で利用する物理アドレスの説明図である。 この発明のページ群,ページデータおよびセクタの関係の説明図である。 この発明の記録媒体の物理アドレスの付与方法の具体例の説明図である。 この発明の記録再生装置のデータの記録処理のフローチャートである。 この発明の記録再生装置のデータの再生処理のフローチャートである。 従来の光ディスクの記録構造の説明図である。 従来のホログラム記録媒体の記録構造の説明図である。 従来の光ディスクとホログラム媒体の記録構造の説明図である。 従来の光ディスクとホログラム媒体についてのデータおよびアドレス情報のサイズの説明図である。
符号の説明
10 基板
11 アドレス層
12 記録層
15 アドレス領域
16 記録層のデータ記録領域
17 アドレス層の読出領域
20 光源
21 ビームスプリッタ
22 対物レンズ
23 光検出部
24 レーザ光
25 再生光
LA 論理アドレス
PA 物理アドレス
PA1 第1物理アドレス
PA2 第2物理アドレス

Claims (6)

  1. 1のページ群を構成する複数のページデータを同一領域に多重記録することが可能なホログラム記録媒体の物理アドレスを特定して、ユーザデータを前記物理アドレスに書き込む記録部と、指定された物理アドレスの位置に記録されたページデータを読み出す再生部とを備え、前記ホログラム記録媒体はアドレス領域と記録領域を有し、前記物理アドレスは、第1物理アドレスと第2物理アドレスとから構成され、
    前記アドレス領域には、各ページ群を特定する第1物理アドレスが予め固定記録され、前記記録領域には、各ページデータを構成する複数の記録単位領域ごとに、その記録単位領域を特定する第2物理アドレスとユーザデータとが記録され、
    前記記録部は、前記第2物理アドレスを、その第2物理アドレスによって特定される記録単位領域の位置に、ユーザデータとともに書き込むことを特徴とするホログラム記録再生装置。
  2. 書き込みユーザデータ、あるいは読み出しユーザデータを特定する論理アドレスを受信する受信部と、受信した論理アドレスを、第1物理アドレスと第2物理アドレスとからなる前記物理アドレスに変換するアドレス変換部とをさらに備えたことを特徴とする請求項1のホログラム記録再生装置。
  3. 前記第1物理アドレスが固定記録されたアドレス領域の物理的位置と、その第1物理アドレスによって特定されるページ群のページデータが多重記録された記録領域の物理的位置とが、記録領域の面内に垂直な方向に見て同一の領域でないことを特徴とする請求項1のホログラム記録再生装置。
  4. ユーザデータと、そのユーザデータを書き込むべき論理アドレスとを受信し、受信した前記論理アドレスを、その論理アドレスに対応づけられた第1物理アドレスと第2物理アドレスに変換し、前記ユーザデータと前記第2物理アドレスを含む書込データを生成し、前記第1物理アドレスによって特定されるページ群を記録すべきホログラム記録媒体上の物理的な位置を検出し、前記書込データが、前記ページ群に含まれるページデータの中であってかつ前記第2物理アドレスによって特定される記録単位領域に記録されるように、前記検出された物理的な位置に、前記書込データを含むページデータを書き込むことを特徴とするホログラム記録再生装置の記録方法。
  5. ユーザデータを読み出すべき論理アドレスを受信し、受信した前記論理アドレスを、その論理アドレスに対応づけられた第1物理アドレスと第2物理アドレスに変換し、前記第1物理アドレスによって特定されるページ群が記録されているホログラム記録媒体上の物理的な位置を検出し、前記検出された物理的な位置に記録されたページ群に含まれるページデータの中であって、前記第2物理アドレスによって特定される記録単位領域に記録されたユーザデータが再生されるように、そのユーザデータが属するページデータを読み出すことを特徴とするホログラム記録再生装置の再生方法。
  6. 前記請求項1のホログラム記録再生装置によってデータの記録およびデータの再生が実行されるホログラム記録媒体であって、前記第2物理アドレスが、ユーザデータが記録された記録単位領域ごとに、書き込まれていることを特徴とするホログラム記録媒体。
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