JP2006201071A - 光ファイバ式荷重センサおよびそれを用いた侵入者検知システム - Google Patents
光ファイバ式荷重センサおよびそれを用いた侵入者検知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006201071A JP2006201071A JP2005014174A JP2005014174A JP2006201071A JP 2006201071 A JP2006201071 A JP 2006201071A JP 2005014174 A JP2005014174 A JP 2005014174A JP 2005014174 A JP2005014174 A JP 2005014174A JP 2006201071 A JP2006201071 A JP 2006201071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- optical fiber
- fiber type
- load sensor
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】 構造体5との間に隙間を設けて設置され、荷重により上記隙間が狭くなる方向にたわむ長尺状の第1の弾性体1と、この第1の弾性体1よりも断面積および幅が小さく、隙間の第1の弾性体1あるいは構造体5のいずれかに一方の端部が固定され、他方の端部と構造体あるいは第1の弾性体との間に空隙を有し、第1の弾性体1よりもたわみ易い第2の弾性体2と、この第2の弾性体に取り付けられた光ファイバブラッググレーティング3と、この光ファイバブラッググレーティングに連結した光検出器とを備えたものである。
【選択図】 図1
Description
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における光ファイバ式荷重センサを示す模式図である。光ファイバ式荷重センサを、フェンスなどに取り付けて侵入者の検知に用いることを想定した場合、荷重が加わる第1の弾性体としては、数百kgの荷重に対して破壊されないことが必要であり、鉄製のものなどが使用される。図1において、第1の弾性体1は、長さ2000mm、幅76mm、肉厚5mm、質量約14kgの断面がコ字型で長尺状の鉄製のチャネル鋼であり、コ字型の内側底面のほぼ中央に第2の弾性体2が取り付けられている。第2の弾性体2は、約45度の傾斜面をもつ断面V型の薄板状のもので、傾斜面が第1の弾性体1の長辺方向に対してほぼ垂直になる方向に取り付けられており、この傾斜面にFBG3が固定されている。
図6は、実施の形態2における、光ファイバ式荷重センサの模式図である。図6において、本実施の形態では、実施の形態1と同様な構成に追加して、第1の弾性体1と構造体5との隙間に、一部の隙間の間隔が狭くなるようにストッパー8を設けたものである。ストッパー8は、構造体5に固定されている。
図7は、実施の形態3における、光ファイバ式荷重センサの模式図である。図7において、第1の弾性体1は、長さ2000mm、幅50mm、肉厚5mm、質量約12kgで断面形状がL字型の鉄製の山形鋼であり、一方の内側底面のほぼ中央に第2の弾性体2が取り付けられている。第2の弾性体2にはFBG3が固定されている。第2の弾性体2およびFBG3の構成は、実施の形態1と同様のものである。構造体5は、断面がL字型であり、水平方向の面の上面と、第1の弾性体1の両端部の内側との間に支持体6を挟んで隙間を設け、第2の弾性体2の傾斜部と構造体5の水平方向の面の上面との間に0.3mmの空隙が残るように配置している。図8は、光ファイバ式荷重センサを図7の右側から見た側面図であり、図7に示す右側に配置された支持体6を除いて示している。
図9は、実施の形態4における、光ファイバ式荷重センサの模式図である。第1の弾性体1、第2の弾性体2およびFBG3は実施の形態1と同様なものを用いているが、第2の弾性体2の取り付け方向が実施の形態1に対して、約90度回転した方向になっている。つまり、第2の弾性体2の傾斜面が第1の弾性体1の長辺方向に対してほぼ平行になる方向に取り付けられている。図10は、図9に示した光ファイバ式荷重センサを、図3に示す実施の形態1と同様に構造体5に配置したときの左側から見た側面図であり、左側に配置される支持体を除いて示している。
図11は、実施の形態5における、光ファイバ式荷重センサの側面図である。本実施の形態においては、実施の形態1と同様な第1の弾性体1において、コ字型の内側底面のほぼ中央に下向きに突起9を設け、この突起9の直下に空隙を設けて第2の弾性体2を配置したものである。第2の弾性体2は、構造体5との間にスペーサ10を配置して、第2の弾性体2の中央部と構造体5との間に空間があるように配置している。図12は、本実施の形態における、第2の弾性体の模式図である。第2の弾性体2の両端にスペーサ10を取り付け、このスペーサ10で構造体(図示せず)に固定している。FBG3は、第2の弾性体2の裏面(構造体に対向した面)に、回折格子縞4が第2の弾性体2のほぼ中央に位置するように固定している。
図13は、実施の形態6における、侵入者検知システムの模式図である。本実施の形態においては、構造体としてのフェンス11の上端部に、実施の形態1に示した光ファイバ式荷重センサを複数設置したものである。第1の弾性体1は支持体(図示せず)を介してフェンス11に固定されており、それぞれの光ファイバ式荷重センサは、第1の弾性体1のコ字型内面に第2の弾性体(図示せず)が実施の形態1と同様に取り付けられている。複数の光ファイバ式荷重センサのFBG3は直列に連結されており、それぞれの光ファイバ式荷重センサにおけるFBGの回折格子縞の間隔は、反射される特定波長が1nmずつ異なるように設定されている。通常、FBG3に連結され、FBGから反射される光の波長を検知する光検出器では、Cバンドと呼ばれる波長1527〜1567nmの光を放射する光源が用いられており、測定荷重範囲で最大波長シフトを1nm以下に設定すると、最大40個の光ファイバ式荷重センサを連結することができる。
4 回折格子縞、 5 構造体、 6 支持体
7 固定用治具、 8 ストッパー、 9 突起
10 スペーサ、 11 フェンス、 12 侵入者
Claims (6)
- 構造体との間に隙間を設けて設置され、荷重を受けて上記構造体側へたわむ長尺状の第1の弾性体と、
この第1の弾性体の長手方向に垂直な面の断面積および幅よりも小さく、上記隙間で上記第1の弾性体あるいは上記構造体のいずれか一方に固定され、他方の上記構造体あるいは上記第1の弾性体との間に空隙を有するように配置され、上記第1の弾性体よりもたわみ易い第2の弾性体と、
この第2の弾性体のたわむ部分に回折格子縞が配置されるように固定された光ファイバブラッググレーティングと、
この光ファイバブラッググレーティングに連結した光検出器と
を備えたことを特徴とする光ファイバ式荷重センサ。 - 第2の弾性体は、第1の弾性体より熱膨張係数が小さいことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ式荷重センサ。
- 第2の弾性体は、薄板状であり、一方の端部が構造体あるいは第1の弾性体のいずれかに固定されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ式荷重センサ。
- 第2の弾性体は、両端部にスペーサを備え、このスペーサで構造体あるいは第1の弾性体のいずれかに固定されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ式荷重センサ。
- 第2の弾性体は、第1の弾性体よりも、弾性率が小さいことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ式荷重センサ。
- 請求項1記載の光ファイバ式荷重センサを複数配置し、上記光ファイバ式荷重センサの光ファイバブラッググレーティングを直列または並列に連結したことを特徴とする侵入者検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005014174A JP2006201071A (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | 光ファイバ式荷重センサおよびそれを用いた侵入者検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005014174A JP2006201071A (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | 光ファイバ式荷重センサおよびそれを用いた侵入者検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006201071A true JP2006201071A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36959198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005014174A Pending JP2006201071A (ja) | 2005-01-21 | 2005-01-21 | 光ファイバ式荷重センサおよびそれを用いた侵入者検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006201071A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011095219A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 光ファイバセンサ及び圧力センサ |
JP2011099721A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Honda Motor Co Ltd | 光ファイバセンサ、圧力センサ及びエンドエフェクタ |
JP2011190289A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Nitto Denko Corp | 粘着テープ |
US8654317B2 (en) | 2009-11-02 | 2014-02-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Optical fiber sensor, pressure sensor, end effector and stress detecting method using the same |
KR101698837B1 (ko) * | 2016-09-05 | 2017-01-23 | 화이버트론 주식회사 | 침입 감지 휀스 시스템 |
CN110838215A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-02-25 | 重庆第二师范学院 | 提高旅游安全的周界安防入侵监测光纤传感器及监测方法 |
US10926782B2 (en) | 2017-09-22 | 2021-02-23 | Thales Management & Services Deutschland Gmbh | Strain gauge assembly, particularly for an axle counter |
-
2005
- 2005-01-21 JP JP2005014174A patent/JP2006201071A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011095219A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 光ファイバセンサ及び圧力センサ |
US8654317B2 (en) | 2009-11-02 | 2014-02-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Optical fiber sensor, pressure sensor, end effector and stress detecting method using the same |
JP2011099721A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Honda Motor Co Ltd | 光ファイバセンサ、圧力センサ及びエンドエフェクタ |
JP2011190289A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Nitto Denko Corp | 粘着テープ |
KR101698837B1 (ko) * | 2016-09-05 | 2017-01-23 | 화이버트론 주식회사 | 침입 감지 휀스 시스템 |
US10926782B2 (en) | 2017-09-22 | 2021-02-23 | Thales Management & Services Deutschland Gmbh | Strain gauge assembly, particularly for an axle counter |
US11345376B2 (en) | 2017-09-22 | 2022-05-31 | Thales Management & Services Deutschland Gmbh | Strain gauge assembly, particularly for an axle counter |
CN110838215A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-02-25 | 重庆第二师范学院 | 提高旅游安全的周界安防入侵监测光纤传感器及监测方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006201071A (ja) | 光ファイバ式荷重センサおよびそれを用いた侵入者検知システム | |
JP2010266437A (ja) | ファイバブラッグ格子検出システム | |
GB2421075A (en) | Optical-fibre interstice displacement sensor | |
KR100685186B1 (ko) | 광섬유 기반의 가속도계/경사계 | |
KR20070080243A (ko) | 광섬유 스트레인 게이지 | |
JP2010078489A (ja) | 光ファイバセンサ | |
JP2008070357A (ja) | 光学式圧力センサ | |
EP2990755B1 (en) | Strain sensor | |
JP6301963B2 (ja) | 歪みセンサ及び歪みセンサの設置方法 | |
JP2003222507A (ja) | 光ファイバセンサ及びそれを利用した歪み監視システム | |
JP2006127456A (ja) | テンションセンサおよび侵入監視システム | |
JP2005091151A (ja) | Fbgひずみゲージ | |
JP2012225729A (ja) | Fbgひずみセンサ | |
JPWO2017150476A1 (ja) | 光ファイバセンサ | |
JP4920755B2 (ja) | テンションセンサ | |
JP4730124B2 (ja) | 光ファイバ変形検知センサ | |
JP3837410B2 (ja) | Fbg式傾斜計 | |
CN114964165B (zh) | 光纤光栅倾角传感器及倾角的检测方法 | |
JP3755601B2 (ja) | Fbg式温度センサ | |
JP6736044B2 (ja) | 歪みセンサ及び歪みセンサの取付治具 | |
JP4032124B2 (ja) | 光ファイバセンサ装置 | |
JP6397369B2 (ja) | 変位量測定システム及び変位量測定方法 | |
US20050236559A1 (en) | Fiber grating strain sensors for civil structures | |
EP3811026B1 (en) | A body for holding a strain sensor, a method for manufacturing a body for holding a strain sensor, and a method for determining strain in an object | |
JP2007333713A (ja) | Fbgのための変換機構とそれを応用したセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090520 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090526 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090710 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090818 |