JP2011099721A - 光ファイバセンサ、圧力センサ及びエンドエフェクタ - Google Patents

光ファイバセンサ、圧力センサ及びエンドエフェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】少ない個数の光ファイバセンサをエンドエフェクタに付設することにより、該エンドエフェクタが把持する物体の把持力を簡易的に検出できると共に、エンドエフェクタの低コスト化と、前記把持力に関わる演算処理及び演算コストの低減とを実現する。
【解決手段】FBGセンサ22は、特定波長の光を反射するグレーティング24を配列した光ファイバケーブル20からなる応力検出センサ部26と、光ファイバケーブル20の長手方向に沿って配置され且つ前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を前記長手方向と平行な方向の応力に変換してグレーティング24に伝達する応力方向変換部28a、28bとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバを有する光ファイバセンサと、シート体に前記光ファイバセンサを配置した圧力センサと、前記圧力センサを備えたエンドエフェクタとに関する。
例えば、マニピュレータの先端部に装着されたエンドエフェクタにより物体を把持して所定の作業を遂行する場合、物体に過剰な把持力が付与されると、該物体を損傷させてしまうおそれがある。一方、物体に十分な把持力が付与されないと、該物体がエンドエフェクタから脱落してしまうおそれがある。
そこで、エンドエフェクタに物体の把持状態を検知することのできるセンサを付設することが試みられている。この種のセンサとして、例えば、特許文献1及び2に開示されているように、シート体の内部に埋設した光ファイバのコアに複数個のグレーティング(回折格子)を設けた、FBG(Fiber Bragg Grating)センサと呼称される光ファイバセンサを使用することが想起される。この場合、FBGセンサでは、物体から受けた応力(垂直応力)に対応してグレーティングに歪みが発生すると、該グレーティングによる反射光の波長が変化する。この現象を利用して前記歪みが生じたことを検出することにより、物体から応力が付与されたことを検出することが可能になると考えられる。
ところで、特許文献1及び2に記載された光ファイバセンサでは、エンドエフェクタが把持する物体の形状や光ファイバに対する接触位置等が異なると、グレーティングに対する応力の分布状態が異なってくるので、正確な応力を検出することが容易ではないという不都合がある。
すなわち、図1A〜図1Dに示すように、光ファイバ10が延在する方向と直交する方向に沿ってグレーティング14に応力が略均等に付与されると、隣接する格子同士の間も互いに略均等に延伸し、この結果、反射光の波長が変化する。
しかしながら、エンドエフェクタが把持する物体の形状や把持角度等が異なる場合には、グレーティング14に対して応力が不均一に作用することもあり、この場合には、隣接する格子同士の間が不均一に延伸し、この結果、格子間間隔の相違に応じて複数個の波長で反射光が出現することになる。
そこで、特許文献3では、光ファイバを固定層中に挿入すると共に、前記固定層を弾性シートで挟持してFBGセンサ部を形成する一方、前記FBGセンサ部の一端面に接着層を介して被測定部を密着させると共に、他端面に緩衝層を介して押圧板を設ける構成が提案されている。
特開2002−131023号公報 特開2002−71323号公報 特開2005−134199号公報
上述した特許文献1〜3の技術をエンドエフェクタによる物体の把持に適用した場合、物体に接触するエンドエフェクタの把持面の各箇所に光ファイバセンサを複数付設し、これらの光ファイバセンサを用いて各箇所の応力(垂直応力)を検出することになる。
しかしながら、エンドエフェクタに複数の光ファイバセンサを付設すると、当該エンドエフェクタのコストが高くなると共に、各光ファイバセンサのグレーティングにおける反射光の波長変化に基づいて、各箇所の応力を検出する際に、検出した各応力に関わる演算処理の負荷や演算コストが増大するおそれがある。
従って、コスト面を重視するユーザは、上述した多数の光ファイバセンサが付設されたエンドエフェクタではなく、光ファイバセンサの付設個数が少ないエンドエフェクタを選択するものと思われる。すなわち、光ファイバセンサの付設個数が少なければ、エンドエフェクタにおける物体の把持面にかかる応力(物体から把持面に付与される垂直応力)の検出は、簡易的なものとなる一方で、前記エンドエフェクタのコストや前記応力に関わる演算処理の負荷及び演算コストが低減されるので、前記ユーザにとっては、エンドエフェクタの購入が容易になるためである。
本発明は、上記した問題を解決するためになされたもので、より少ない個数の光ファイバセンサ(圧力センサ)を備えたエンドエフェクタによって把持された物体の把持力(物体から把持面に付与される垂直応力)を簡易的に検出できると共に、エンドエフェクタの低コスト化と、前記把持力に関わる演算処理の負荷及び演算コストの低減とを実現することができる光ファイバセンサ、圧力センサ及びエンドエフェクタを提供することを目的とする。
本発明に係る光ファイバセンサは、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部と、前記光ファイバの長手方向に沿って配置され且つ前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を前記長手方向と平行な方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達する応力方向変換部とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る圧力センサは、
可撓性を有するシート体と、
特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部、及び、前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、且つ、前記シート体に接触した物体から前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を、前記長手方向と平行な方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達する応力方向変換部を備える光ファイバセンサと、
を有することを特徴としている。
さらに、本発明に係るエンドエフェクタは、
可撓性を有するシート体と、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部、及び、前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、且つ、前記シート体に接触した物体から前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を、前記長手方向と平行な方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達する応力方向変換部を備える光ファイバセンサとを有する圧力センサと、
前記物体を把持する把持部と、
を備え、前記把持部における前記物体との接触箇所に前記圧力センサを配置することを特徴としている。
これらの発明によれば、物体から光ファイバセンサに対して応力(垂直応力)が付与されたときに、応力方向変換部は、前記応力を光ファイバの長手方向と平行方向の応力に変換し、変換後の応力をグレーティングに伝達する。これにより、変換後の応力によって前記グレーティングに歪みが発生し、該グレーティングで反射する光の波長(反射波長)が変化する。従って、前記グレーティングでの前記反射波長のシフト量を検出することにより、前記垂直応力を検出することが可能となる。
このように、物体から付与される垂直応力を検出することが可能となるので、少なくとも1個の圧力センサ(光ファイバセンサ)をエンドエフェクタにおける物体の把持面に付設すれば、該把持面にかかる垂直応力(把持力)を簡易的に検出することができる。この結果、前記エンドエフェクタのコストや前記垂直応力の検出に関わる演算処理の負荷及び演算コストを低減することも可能となる。
すなわち、本発明では、1個の光ファイバセンサを用いて垂直応力を検出することが可能であるため、把持面に複数の光ファイバセンサを配置して垂直応力を検出する構成と比較して、コスト面で優位である。また、1個の光ファイバセンサのみ用いることで、垂直応力を検出するために処理すべき信号の量が少なくなり、この結果、該信号の処理にかかる負荷や演算コストを低減することができる。
また、1個の圧力センサ(光ファイバセンサ)をエンドエフェクタに搭載するだけで垂直応力を簡易的に検出することができるので、物体を把持している最中にエンドエフェクタに外力が働いても、該物体が滑り落ちることを確実に回避することが可能になる。そのため、従来は困難であった、組立作業のような、組立部品と被組立部品との間に外力が働くような工程での自動化に効果的である。
なお、エンドエフェクタが複数の爪を備え、各爪に物体の把持面が形成されている場合に、本発明の上記の構成では、いずれか1つの把持面にのみ圧力センサが配置されるので、各把持面にかかる垂直応力を個別に検出することはない。しかしながら、本発明では、予め決まった物体(部品)を把持する簡素なエンドエフェクタにおける該物体の把持力の制御に対しては、上述した効果を特に発揮することができる。
このように、本発明によれば、少ない個数の光ファイバセンサ(圧力センサ)をエンドエフェクタに付設することにより、該エンドエフェクタが把持する物体の把持力(垂直応力)を簡易的に検出できると共に、エンドエフェクタの低コスト化と、前記把持力の検出に関わる演算処理の負荷及び演算コストの低減とを実現することができる。
また、光ファイバを利用して応力を検出するので、光ファイバセンサが電磁波ノイズや各種サージ等に曝されても何ら影響を受けることがない。そのため、工場や屋外等の劣悪な環境下で使用しても、各ノイズの影響を回避することが可能である。
そして、上述した本発明において、前記応力方向変換部が、外部から応力が付与される平坦部と、該平坦部から前記光ファイバに橋架された応力伝達部とを有すれば、垂直応力を効率よく前記光ファイバの長手方向と平行方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達することが可能となる。
また、前記応力方向変換部は、前記光ファイバにおける前記グレーティングの配列箇所とは異なる箇所に配置してもよい。この場合、前記光ファイバにおける前記グレーティングの両端部側に、前記グレーティングを挟み込むように、前記応力方向変換部をそれぞれ配置すれば、前記各応力方向変換部は、前記垂直応力を前記光ファイバの長手方向と平行方向の応力にそれぞれ変換するので、前記グレーティングは、両端部側から作用される前記平行方向の各応力によって延伸される。この結果、前記グレーティングの歪みを確実に且つ精度よく発生させることが可能となる。
本発明によれば、少ない個数の光ファイバセンサ(圧力センサ)をエンドエフェクタに付設することにより、該エンドエフェクタが把持する物体の把持力(垂直応力)を簡易的に検出できると共に、エンドエフェクタの低コスト化と、前記把持力の検出に関わる演算処理の負荷及び演算コストの低減とを実現することができる。
図1Aは、FBGセンサの概略説明図であり、図1Bは、FBGセンサに入射される光の波長と波長強度との関係を示す説明図であり、図1Cは、グレーティングによって反射される光(反射光)の波長と波長強度との関係を示す説明図であり、図1Dは、グレーティングが伸張されたFBGセンサの概略説明図である。 本実施形態に係るFBGセンサをシート体に配置した圧力センサの斜視図である。 図2のFBGセンサの平面図である。 図2のFBGセンサの概略説明図である。 図2〜図4のFBGセンサによる垂直応力の検出原理の説明図である。 図2〜図5の圧力センサが適用されるロボットシステムの構成図である。 図6のエンドエフェクタを拡大した概略説明図である。 図6のロボットシステムのブロック図である。 図1の圧力センサの変形例を示す斜視図である。 図1の圧力センサの変形例を示す平面図である。
本発明に係る光ファイバセンサ、及び、該光ファイバセンサを有する圧力センサ、並びに、該圧力センサを備えたエンドエフェクタの好適な実施形態について、図1A〜図10を参照しながら説明する。
本実施形態の説明に先立ち、光ファイバセンサとしてのFBGセンサ(Fiber Bragg Grating Sensor)を利用した応力検出の概要について、図1A〜図1Dを参照しながら説明する。
FBGセンサは、光ファイバ10において、Geが添加されたコア12の一部に紫外線を照射してグレーティング14を形成することにより構成される。図1Aにおいて、グレーティング14の周期(格子間隔)をΔAとする。
光ファイバ10に応力が付与されていない状態で、図1Bに示す波長及び波長強度の光(入射光)がコア12に入射された場合、グレーティング14は、図1Bの波長λのうち、特定波長λAの光(反射光)を反射する(図1C参照)。
一方、光ファイバ10に応力が付与されて、図1Dに示すように、格子間隔がΔAからΔB(ΔA<ΔB)に変化すると、反射光の波長(反射波長)はλAからλBにシフトする(図1C参照)。
ここで、応力が付与される前の反射波長λA、及び、応力が付与されたときの反射波長λBは、コア12の有効屈折率をneffとすると、下記の(1)式及び(2)式で表わされる。
λA=2×neff×ΔA (1)
λB=2×neff×ΔB (2)
このように、反射波長λA、λBは、格子間隔ΔA、ΔBによって決定される。また、応力付与前の初期の格子間隔ΔAは、用途やシステムに応じて任意に設定される。
従って、FBGセンサを利用することにより、λAからλBへの反射波長のシフト量(λB−λA)に基づいて、光ファイバ10に付与された応力を検出し、あるいは、応力の有無を判断することができる。
次に、本実施形態に係る圧力センサ16と、該圧力センサ16に組み込まれたFBGセンサ22とについて、図2〜図5を参照しながら説明する。
圧力センサ16は、図2に示すように、可撓性を有するシート体18の内部に、Y方向を長手方向とした1本の光ファイバケーブル20が埋設され、この光ファイバケーブル20にFBGセンサ22を形成することにより構成される。すなわち、プラスチックや樹脂等の可撓性を有する材料でFBGセンサ22をモールドすることによりシート体18が形成される。この場合、シート体18は、FBGセンサ22を該シート体18の内部に固定すると共に、外部から付与される過度の応力や熱等からFBGセンサ22を保護するために形成される。
なお、図2は、光ファイバケーブル20の長手方向がY方向である場合について図示しているが、Y方向に限定されることはなく、X方向であってもよい。
次に、FBGセンサ22について、図2〜図5を参照しながら詳細に説明する。
FBGセンサ22は、シート体18の内部に配置され、グレーティング24が形成された光ファイバケーブル20を含む応力検出センサ部26と、外部からシート体18に付与された応力(垂直応力)を該シート体18を介して受け、受けた前記応力を光ファイバケーブル20の長手方向に沿った方向(前記長手方向に平行なY方向)の応力に変換して光ファイバケーブル20に伝達する応力方向変換部28a、28bとを備えている。
この場合、外部からの応力に対する受感部材としての応力方向変換部28a、28bは、ゴムや樹脂等の弾性体からなる。一方の応力方向変換部28aは、光ファイバケーブル20に沿ったグレーティング24の一端部側(図2のY方向に沿った手前側)に配置され、他方の応力方向変換部28bは、光ファイバケーブル20に沿ったグレーティング24の他端部側(図2のY方向に沿った奥側)に配置されている。
応力方向変換部28aは、X−Y方向に沿ってグレーティング24(光ファイバケーブル20)と略平行に延在する矩形状の平坦部30aと、該平坦部30aにおけるY方向に沿った対向する二辺から光ファイバケーブル20に向かって橋架された応力伝達部32a、34aとを有する。また、応力方向変換部28bは、応力方向変換部28aと同様に、X−Y方向に沿ってグレーティング24と略平行に延在する矩形状の平坦部30bと、該平坦部30bにおけるY方向に沿った対向する二辺から光ファイバケーブル20に向かって橋架された応力伝達部32b、34bとを有する。
応力方向変換部28a、28bは、図4に示すように、平坦部30a、30bを中心にして、左右対称の構造とされている。すなわち、応力伝達部32a、34aは、平坦部30aに連なると共に光ファイバケーブル20(のコア36に形成されたグレーティング24の一端部側)に向かって傾斜し、先端部が光ファイバケーブル20の外周面の一部を囲繞している。また、応力伝達部32b、34bも、応力伝達部32a、34aと同様に、平坦部30bに連なると共に光ファイバケーブル20(のコア36に形成されたグレーティング24の他端部側)に向かって傾斜し、先端部が光ファイバケーブル20の外周面の一部を囲繞している。
この場合、平坦部30aと応力伝達部32a、34aとのなす角度や、平坦部30bと応力伝達部32b、34bとのなす角度は、互いに等しく設定されている。また、応力伝達部32a、34aと光ファイバケーブル20とのなす角度や、応力伝達部32b、34bと光ファイバケーブル20とのなす角度も、互いに等しく設定されている。
次に、FBGセンサ22上方のシート体18の表面に図示しない物体が接触し、該物体からグレーティング24に垂直応力(Z方向に沿った応力)Fが付与されたときの該垂直応力Fの検出について、図5を参照しながら説明する。
前述したように、応力付与前の応力方向変換部28a、28bの形状は、平坦部30a、30bを中心とした対称構造であるため(図4参照)、前記物体からシート体18にZ方向に沿った垂直応力Fが付与されたときに、各応力方向変換部28a、28bの各応力伝達部32a、32b、34a、34bには、理想的に、Z方向に沿った応力F/2がそれぞれ付与される。
そして、各応力伝達部32a、32b、34a、34bは、応力F/2を該応力伝達部32a、32b、34a、34bに沿った成分(応力)F´にそれぞれ分解し、光ファイバケーブル20と各応力伝達部32a、32b、34a、34bとの接合部分では、応力F´を光ファイバケーブル20に沿った成分(応力)F´´にそれぞれ分解する。従って、光ファイバケーブル20の前記各接合部分には、応力F´´がそれぞれ付与される。
この場合、応力伝達部32a、34aは、応力F´´の付与により、平坦部30aとの連結箇所(応力伝達部32a、34aの基端部)を支点として、光ファイバケーブル20との接合部分である先端部が互いに近接するように変位する。また、応力伝達部32b、34bは、応力F´´の付与により、平坦部30bとの連結箇所(応力伝達部32b、34bの基端部)を支点として、光ファイバケーブル20との接合部分である先端部が互いに近接するように変位する。さらに、応力F´´は、光ファイバケーブル20を介してグレーティング24にも作用する。
この結果、グレーティング24は、Y方向に歪み(伸張し)、該グレーティング24の格子間隔が変化(増加)する。
そのため、垂直応力Fが付与されていない状態では、グレーティング24は、入射光に対して反射波長(例えば、図1CのλA)の反射光を反射し、この反射光を外部に出射させる。これに対して、垂直応力Fが付与された場合には、グレーティング24の格子間隔が増加して反射波長がλBにシフトするので、該グレーティング24は、入射光に対して波長λBの反射光を反射し、この反射光を外部に出射させる。
従って、FBGセンサ22及び圧力センサ16では、λAからλBへの反射波長のシフト量(λB−λA)に基づいて、シート体18に付与された垂直応力Fを検出することができる。
なお、上記の説明では、図4及び図5に示すように、垂直応力Fの付与によって格子間隔がΔAからΔBに変化した場合(ΔA<ΔB)について説明したが、該垂直応力Fとは異なる垂直応力の付与によって格子間隔がΔAよりも小さくなる場合であっても、前記格子間隔の変化に応じて反射波長もシフトするので、当該垂直応力を容易に検出することができる。
次に、本実施形態に係る圧力センサ16が付設されるロボットシステム50について、図6及び図7を参照しながら説明する。
このロボットシステム50は、物体52を把持して所定の処理を行うマニピュレータ54と、マニピュレータ54の先端部に装着されたエンドエフェクタ55のハンド部56に配設され、物体52に接触した状態で、ハンド部56による物体52の把持状態を検出する圧力センサ16と、該圧力センサ16を制御し、物体52の把持状態に係る情報である垂直応力Fを取得するセンサコントローラ58と、センサコントローラ58によって取得した垂直応力Fに基づき、マニピュレータ54を制御するマニピュレータコントローラ60とを備える。
エンドエフェクタ55は、図7の側面視に示すように、U字状のハンド部56における物体52の把持面に圧力センサ16を付設している。この場合、ハンド部56の把持面に沿ってシート体18を配置することで、エンドエフェクタ55の基端部側(+X方向側)にグレーティング24が配置されると共に、実際に物体52と接触する可能性の高いエンドエフェクタ55の先端部寄りの箇所に応力方向変換部28a、28bがそれぞれ配置される。
これにより、物体52は、シート体18を介してハンド部56により把持され、この結果、各応力方向変換部28a、28bは、物体52からハンド部56に付与される垂直応力Fを光ファイバケーブル20に沿った方向の応力F´´に変換することが可能となる。
従って、ロボットシステム50では、エンドエフェクタ55が物体52を把持した際に圧力センサ16が検出した垂直応力Fに基づき、該エンドエフェクタ55のハンド部56による物体52の把持力を検知することができる。そのため、垂直応力Fに従ってハンド部56を制御することにより、物体52を脱落させることなく、適切な把持力で把持して所望の位置に移動させる等の作業を遂行することができる。
また、図8に示すように、ロボットシステム50において、光源62から出力された光は、光サーキュレータ64により圧力センサ16の光ファイバケーブル20(図2〜図6及び図7参照)に供給される。
光ファイバケーブル20に入射した入射光は、一部の光がグレーティング24により反射される一方、残りの光がグレーティング24を透過した後、透過光終端器66に導かれる。
グレーティング24により反射された光は、光サーキュレータ64からセンサコントローラ58の光検出器68に導かれ、該光検出器68は、反射波長及び反射波長強度のピーク値を電気信号に変換して出力する。
センサコントローラ58内の演算処理部70は、コンピュータのCPUによって構成され、垂直応力演算部72を有する。垂直応力演算部72は、光検出器68からの垂直応力Fに応じた信号に基づいて、FBGセンサ22に付与される垂直応力Fの値を算出する。また、垂直応力演算部72が垂直応力Fの値を算出することにより、Z方向に対する物体52の把持力を検出することができる。
以上説明したように、本実施形態に係るFBGセンサ22、圧力センサ16及びエンドエフェクタ55によれば、物体52からFBGセンサ22(圧力センサ16)に対して垂直応力Fが付与されたときに、応力方向変換部28a、28bは、垂直応力Fを光ファイバケーブル20の長手方向と平行方向の応力F´´に変換し、変換後の応力F´´をグレーティング24に伝達する。これにより、応力F´´によってグレーティング24に歪みが発生し、該グレーティング24で反射する光の波長(反射波長)が変化する。従って、グレーティング24での反射波長のシフト量を検出することにより、垂直応力Fを検出することが可能となる。
このように、物体52から付与される垂直応力Fを検出することが可能となるので、少なくとも1個の圧力センサ16(FBGセンサ22)をエンドエフェクタ55(のハンド部56)における物体52の把持面に付設すれば、該把持面にかかる垂直応力F(把持力)を簡易的に検出することができる。この結果、エンドエフェクタ55のコストや垂直応力Fの検出に関わる演算処理及び演算コストを低減することも可能となる。
すなわち、本実施形態では、1個の圧力センサ16(FBGセンサ22)を用いて垂直応力Fを検出することが可能であるため、把持面に複数のFBGセンサを配置して垂直応力Fを検出する構成と比較して、コスト面で優位である。また、1個のFBGセンサ22のみ用いることで、垂直応力Fを検出するために処理すべき信号の量が少なくなり、この結果、該信号の処理にかかる負荷や演算コストを低減することができる。
また、1個の圧力センサ16(FBGセンサ22)をエンドエフェクタ55に搭載するだけで垂直応力Fを簡易的に検出することができるので、物体52を把持している最中にエンドエフェクタ55に外力が働いても、該物体52が滑り落ちることを確実に回避することが可能になる。そのため、従来は困難であった、組立作業のような、組立部品と被組立部品との間に外力が働くような工程での自動化に効果的である。
なお、エンドエフェクタ55が複数の爪を備え、各爪に物体52の把持面が形成されている場合に、本実施形態の構成では、いずれか1つの把持面にのみ圧力センサ16(FBGセンサ22)が配置されるので、各把持面にかかる垂直応力Fを個別に検出することはない。しかしながら、本実施形態では、予め決まった物体52(部品)を把持する簡素なエンドエフェクタ55における該物体52の把持力の制御に対しては、上述した効果を特に発揮することができる。
このように、本実施形態によれば、少ない個数のFBGセンサ22(圧力センサ16)をエンドエフェクタ55に付設することにより、該エンドエフェクタ55が把持する物体52の把持力(垂直応力F)を簡易的に検出できると共に、エンドエフェクタ55の低コスト化と、把持力の検出に関わる演算処理及び演算コストの低減とを実現することができる。
また、光ファイバケーブル20を利用して垂直応力Fを検出するので、FBGセンサ22が電磁波ノイズや各種サージ等に曝されても何ら影響を受けることがない。そのため、工場や屋外等の劣悪な環境下で使用しても、各ノイズの影響を回避することが可能である。
そして、本実施形態では、応力方向変換部28a、28bが、垂直応力Fが付与される平坦部30a、30bと、該平坦部30a、30bから光ファイバケーブル20に橋架された応力伝達部32a、32b、34a、34bとをそれぞれ有しているので、垂直応力Fを効率よく光ファイバケーブル20の長手方向と平行方向の応力F´´に変換してグレーティング24に伝達することが可能となる。
さらに、応力方向変換部28a、28bは、光ファイバケーブル20におけるグレーティング24の配列箇所とは異なる箇所にそれぞれ配置され、しかも、グレーティング24の両端部側で該グレーティング24を挟み込むようにそれぞれ配置されている。これにより、各応力方向変換部28a、28bは、垂直応力Fを光ファイバケーブル20の長手方向と平行方向の応力F´´に変換し、グレーティング24は、両端部側から作用される応力F´´によって延伸される。この結果、垂直応力Fが付与されたときに、グレーティング24の歪みを確実に且つ精度よく発生させることが可能となる。
なお、本実施形態は、上述した説明に限定されることはなく、図9及び図10の実施形態(変形例)とすることも可能である。
図9の変形例では、X−Y平面に沿って2個のFBGセンサ22を配置している。また、図10の変形例では、X−Y平面に沿って4個分のFBGセンサ22A〜22Dを配置している。
これらの変形例では、X−Y平面に沿って複数個のFBGセンサ22、22A〜22Dを配置し、シート体18に付与された垂直応力Fを各FBGセンサ22、22A〜22Dでそれぞれ検出することにより、該垂直応力Fを平面的に検出することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
16…圧力センサ 18…シート体
20…光ファイバケーブル 22、22A〜22D…FBGセンサ
24…グレーティング 26…応力検出センサ部
28a、28b…応力方向変換部 30a、30b…平坦部
32a、32b、34a、34b…応力伝達部
52…物体 55…エンドエフェクタ
56…ハンド部

Claims (6)

  1. 特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部と、
    前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を前記長手方向と平行な方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達する応力方向変換部と、
    を備えることを特徴とする光ファイバセンサ。
  2. 請求項1記載のセンサにおいて、
    前記応力方向変換部は、外部から応力が付与される平坦部と、該平坦部から前記光ファイバに橋架された応力伝達部とを有することを特徴とする光ファイバセンサ。
  3. 請求項1又は2記載のセンサにおいて、
    前記応力方向変換部は、前記光ファイバにおける前記グレーティングの配列箇所とは異なる箇所に配置されることを特徴とする光ファイバセンサ。
  4. 請求項3記載のセンサにおいて、
    前記光ファイバにおける前記グレーティングの両端部側には、前記グレーティングを挟み込むように、前記応力方向変換部がそれぞれ配置されることを特徴とする光ファイバセンサ。
  5. 可撓性を有するシート体と、
    特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部、及び、前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、且つ、前記シート体に接触した物体から前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を、前記長手方向と平行な方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達する応力方向変換部を備える光ファイバセンサと、
    を有することを特徴とする圧力センサ。
  6. 可撓性を有するシート体と、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部、及び、前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、且つ、前記シート体に接触した物体から前記長手方向とは異なる方向に付与された応力を、前記長手方向と平行な方向の応力に変換して前記グレーティングに伝達する応力方向変換部を備える光ファイバセンサとを有する圧力センサと、
    前記物体を把持する把持部と、
    を備え、
    前記把持部における前記物体との接触箇所に前記圧力センサを配置することを特徴とするエンドエフェクタ。
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