JP5394198B2 - 光ファイバセンサ及び圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバを有する光ファイバセンサと、シート体に前記光ファイバセンサを配置した圧力センサとに関する。
従来より、光ファイバをセンサとしてシートに配置し、物体から前記シートに圧力(応力)が付与されたときの前記光ファイバの歪みを検出することにより、前記光ファイバが配置された箇所の圧力を検出する圧力センサが知られている(特許文献1及び2参照)。
一方、垂直方向及び水平方向に付与される圧力(垂直応力、水平応力)を電気信号として検出するMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を利用した圧力センサも知られている(特許文献3参照)。
特許第3871874号公報 特開2002−71323号公報 特開2009−68988号公報
特許文献1〜3に開示されている圧力センサを、複雑な組立を行うFA(Factory Automation)用工作機械のエンドエフェクタに適用して、該エンドエフェクタでの物体の把持状態を検出すると共に、前記圧力センサが検出した圧力に基づいて前記エンドエフェクタに対するフィードバック制御を行う場合に、下記の課題が惹起されるおそれがある。
特許文献1及び2の圧力センサをエンドエフェクタに適用した場合、シートに付与される圧力(応力)の大きさ及び方向を検出することは可能であるが、該応力を複数の方向の成分に分離して検出することは困難である。これにより、前記エンドエフェクタが把持した物体の状態が分からないため、該物体が前記エンドエフェクタから脱落してしまい、組立が完了したか否かを確認することができない。
また、特許文献3の圧力センサをエンドエフェクタに適用する場合、該圧力センサを構成する基板がSiウェーハからなるので、曲面を持つエンドエフェクタへの前記圧力センサの付設が困難である。さらに、過度の応力から前記Siウェーハを保護すると共に、応力から変換された電気信号を電磁波ノイズや各種サージ(例えば、人体や各種機械の静電気に起因した静電サージ)から電気的に保護するために、該Siウェーハをモールドする必要がある。さらにまた、応力を複数の方向の成分に分離して検出しようとすると、圧力センサの構造が複雑なものになると共に、前記電気信号に対する信号処理が煩雑になる。
従って、特許文献3の圧力センサは、その構造が複雑且つ大型化して、高価なものとなるので、エンドエフェクタに容易に付設することができない。仮に、前記エンドエフェクタに前記圧力センサを付設すると、該エンドエフェクタが全体的に大型化するおそれがある。
ところで、物体からシート体に付与される応力を光ファイバセンサ及び圧力センサが検出する場合、前記応力に対して検出面(反応面)の検出面積や変形量が大きければ、前記応力の検出感度を向上させることができる。
ここで、前記シート体に付与された垂直応力を該垂直応力に直交する検出面(前記シート体の表面に沿った検出面)において検出する場合、当該検出面は、前記シート体の表面方向に沿って形成されているので、検出面積や変形量を容易に大きくすることができる。
これに対して、前記シート体に付与された水平応力を該水平応力に直交する検出面(前記シート体の厚み方向に沿った検出面)において検出する場合、当該検出面は、前記シート体の厚み方向に沿って形成されているので、上述した垂直応力の検出面と比較して、検出面積や変形量を大きくすることは容易ではない。従って、前記水平応力の検出感度を向上させることが困難である。
本発明は、前記の問題に鑑みなされたものであり、比較的簡単な構造で、物体から付与される応力を複数の方向(垂直方向、水平方向)に分離して検出することが可能になると共に、前記水平方向の応力(水平応力)の検出感度を容易に向上することができる光ファイバセンサ及び圧力センサを提供することを目的とする。
本発明に係る光ファイバセンサは、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部と、外部から付与された応力を前記グレーティングを配列した方向の応力に変換して前記光ファイバに伝達する応力方向変換部とを備え、
前記応力方向変換部は、外部から応力が付与される平坦部と該平坦部から前記光ファイバに橋架された応力伝達部とを有し、前記平坦部には、突起及び/又は溝が形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る圧力センサは、可撓性を有するシート体と、特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部、及び、前記シート体に接触した物体から付与された応力を前記グレーティングを配列した方向の応力に変換して前記光ファイバに伝達する応力方向変換部を備える光ファイバセンサとを有し、
前記応力方向変換部は、前記物体から応力が付与される平坦部と該平坦部から前記光ファイバに橋架された応力伝達部とを有し、前記平坦部には、突起及び/又は溝が形成されていることを特徴としている。
これらの発明によれば、物体から平坦部に対して垂直応力が付与されたときに、応力方向変換部は、前記垂直応力をグレーティングが配列される方向の応力に変換し、変換後の応力を応力伝達部を介して前記光ファイバに伝達する。これにより、変換後の応力によって前記グレーティングに歪みが発生し、該グレーティングで反射する光の波長(反射波長)が変化する。従って、前記グレーティングでの前記反射波長のシフト量を検出することにより、前記垂直応力を検出することが可能となる。
一方、前記物体から前記平坦部に対して水平応力が付与されたときに、前記平坦部は、前記水平応力によって該平坦部に沿った方向(前記グレーティングが配列された方向)に変位する。前述のように、前記応力伝達部は、前記平坦部と前記光ファイバとを橋架しているので、少なくとも前記応力伝達部の前記平坦部側は、該平坦部に対する前記水平応力の付与によって前記平坦部と共に変位する。
ここで、外部から前記光ファイバに光を入射して、この入射光を前記グレーティングに導く一方、特定波長の光(反射光)を前記グレーティングから外部に出射させる場合に、前記平坦部に対する前記水平応力の付与によって前記応力伝達部の一部が前記平坦部と共に一体的に変位すれば、前記応力伝達部に連結された前記光ファイバも前記変位に伴い湾曲(又は屈曲)し、前記光ファイバに曲げ損失が発生する。この曲げ損失の発生によって、前記反射光の強度(反射波強度)が変化する。
そこで、本発明では、前記曲げ損失に起因した前記反射波強度の変化量を検出することにより、前記反射波強度に応じた前記水平応力を検出するようにしている。
従って、本発明によれば、比較的簡単な構造で、物体から付与される応力(垂直応力、水平応力)を複数の方向(垂直方向、水平方向)に分離して検出することが可能となる。すなわち、本発明では、1本の光ファイバから出力された反射光(1つの出力信号)を利用して前記垂直応力及び前記水平応力を容易に検出することができる。
しかも、本発明では、前記平坦部に突起及び/又は溝がさらに形成されている。この場合、前記水平応力が付与される前記平坦部に前記突起及び/又は前記溝を設けることにより、前記突起及び/前記溝がない場合と比較して、前記水平応力が付与される方向(前記平坦部に沿った方向、前記グレーティングが配列された方向)に直交する前記水平応力の検出面(反応面)における検出面積や変形量を容易に大きくすることができる。この結果、前記水平応力の検出感度を高めることが可能になると共に、前記水平応力の検出精度も高めることができる。
ここで、前記突起及び/又は前記溝は、柱形状又は点形状であることが好ましい。また、前記突起及び/又は前記溝を柱形状とした場合に、前記突起及び/又は前記溝は、前記グレーティングを配列した方向と略直交する方向に沿って形成される。
前記突起及び/又は前記溝を上述の形状とすることにより、前記水平応力の検出面積や変形量を一層大きくすることが可能となり、前記水平応力の検出感度及び検出精度のさらなる向上を図ることができる。
また、前記突起及び/又は前記溝を前記平坦部に複数設けると、前記水平応力の検出面積や変形量をさらに大きくすることが可能となる。
本発明によれば、比較的簡単な構造で、物体から付与される応力(垂直応力、水平応力)を複数の方向(垂直方向、水平方向)に分離して検出することが可能となる。すなわち、本発明では、1本の光ファイバから出力された反射光(1つの出力信号)を利用して前記垂直応力及び前記水平応力を容易に検出することができる。
また、本発明によれば、平坦部に突起及び/又は溝を形成することにより、水平応力の検出面(反応面)における検出面積や変形量が大きくなるので、前記水平応力の検出感度や検出精度を向上することができる。
図1Aは、FBGセンサの概略説明図であり、図1Bは、FBGセンサに入射される光の波長と強度との関係を示す説明図であり、図1Cは、グレーティングによって反射される光(反射光)の波長と強度との関係を示す説明図であり、図1Dは、グレーティングが伸張されたFBGセンサの概略説明図である。 第1実施形態に係るFBGセンサをシート体に配置した圧力センサの斜視図である。 図2の圧力センサの平面図である。 図2のFBGセンサの概略説明図である。 図2〜図4のFBGセンサによる垂直応力の検出原理の説明図である。 図2〜図4のFBGセンサによる水平応力の検出原理の説明図である。 図2及び図3の圧力センサが適用されるロボットシステムの構成図である。 図7のロボットシステムのブロック図である。 第2実施形態に係るFBGセンサをシート体に配置した圧力センサの斜視図である。 図9の圧力センサの平面図である。 図9のFBGセンサの概略説明図である。 図9〜図11のFBGセンサによる水平応力の検出原理の説明図である。 第3実施形態に係るFBGセンサをシート体に配置した圧力センサの斜視図である。 図13の圧力センサの平面図である。 図13のFBGセンサの概略説明図である。 図13〜図15のFBGセンサによる水平応力の検出原理の説明図である。
本発明に係る光ファイバセンサ、及び、該光ファイバセンサを有する圧力センサの好適な実施形態(第1〜第3実施形態)について、図1A〜図16を参照しながら説明する。
第1〜第3実施形態の説明に先立ち、光ファイバセンサとしてのFBGセンサ(Fiber Bragg Grating Sensor)を利用した応力検出の概要について、図1A〜図1Dを参照しながら説明する。
FBGセンサは、光ファイバ10において、Geが添加されたコア12の一部に紫外線を照射してグレーティング14を形成することにより構成される。図1Aにおいて、グレーティング14の周期(格子間隔)をΔAとする。
光ファイバ10に応力が付与されていない状態で、図1Bに示す波長及び強度の光(入射光)がコア12に入射された場合、グレーティング14は、図1Bの波長λのうち、特定波長λAの光(反射光)を反射する(図1C参照)。
一方、光ファイバ10に応力が付与されて、図1Dに示すように、格子間隔がΔAからΔB(ΔA<ΔB)に変化すると、反射光の波長(反射波長)はλAからλBにシフトする(図1C参照)。
ここで、応力が付与される前の反射波長λA、及び、応力が付与されたときの反射波長λBは、コア12の有効屈折率をneffとすると、下記の(1)式及び(2)式で表わされる。
λA=2×neff×ΔA (1)
λB=2×neff×ΔB (2)
このように、反射波長λA、λBは、格子間隔ΔA、ΔBによって決定される。また、応力付与前の初期の格子間隔ΔAは、用途やシステムに応じて任意に設定される。
従って、FBGセンサを利用することにより、λAからλBへの反射波長のシフト量(λB−λA)に基づいて、光ファイバ10に付与された応力を検出し、あるいは、応力の有無を判断することができる。
次に、第1実施形態に係る圧力センサ16と、該圧力センサ16に組み込まれたFBGセンサ22とについて、図2〜図6を参照しながら説明する。
圧力センサ16は、図2に示すように、可撓性を有するシート体18の内部に、X方向を長手方向とした1本の光ファイバケーブル20が埋設され、この光ファイバケーブル20にFBGセンサ22を形成することにより構成される。すなわち、プラスチックや樹脂等の可撓性を有する材料でFBGセンサ22をモールドすることによりシート体18が形成される。この場合、シート体18は、FBGセンサ22を該シート体18の内部に固定すると共に、外部から付与される過度の応力や熱等からFBGセンサ22を保護するために形成される。
なお、図2は、シート体18に1個のFBGセンサ22を配置した場合を図示しているが、シート体18に埋設されるFBGセンサ22の個数は、1個に限定されることはない。例えば、FBGセンサ22をX方向及びY方向(シート体18の表面方向)に沿ってマトリックス状に複数配置してアドレス化してもよい。また、光ファイバケーブル20の長手方向についても、X方向に限定されることはなく、Y方向であってもよい。いずれにしても、シート体18の内部において、少なくとも1つの各FBGセンサ22が配置されていればよい。
次に、FBGセンサ22について、図2〜図4を参照しながら詳細に説明する。
FBGセンサ22は、シート体18の内部における略中央部に配置され、グレーティング26が形成された光ファイバケーブル20を含む応力検出センサ部28と、外部からシート体18に付与された応力(垂直応力、水平応力)を該シート体18を介して受け、受けた前記応力をグレーティング26が配列された方向(光ファイバケーブル20の長手方向であるX方向)に沿った方向の応力(成分)に変換して光ファイバケーブル20に伝達する応力方向変換部30とを備えている。
この場合、外部からの応力に対する受感部材としての応力方向変換部30は、ゴムや樹脂等の弾性体からなり、X−Y方向に沿ってグレーティング26と略平行に延在する矩形状の平坦部32と、該平坦部32におけるX方向に沿った対向する二辺からグレーティング26の各端部に向かって橋架された応力伝達部34a、34bとを有する。
平坦部32の上面には、柱形状の複数の突起44が形成されている。各突起44は、X方向に沿って所定間隔だけ離間した状態で配置されている。また、各突起44がY方向に沿ってそれぞれ延在することにより、該各突起44間には、溝45が形成されている。各溝45は、平坦部32の上面に複数の突起44を形成することにより設けられる。あるいは、1つの矩形状の部材に複数の溝45を形成することにより、平坦部32及び突起44を設けるようにしてもよい。
なお、図2〜図4では、平坦部32に3個の柱形状の突起44形成しているが、この例に限定されることはなく、突起44の個数は、3個より少なくてもよいし、あるいは、多くてもよい。また、平坦部32に3個の柱形状の突起44を形成することにより、各突起44間に溝45が形成されているが、この構成に代えて、平坦部32に溝45を形成して突起44を省略してもよい。
応力方向変換部30は、応力が付与されていない状態では、図3及び図4に示すグレーティング26を中心にして、左右対称の構造とされている。すなわち、応力伝達部34a、34bは、平坦部32に連なると共に光ファイバケーブル20(におけるグレーティング26の両端部側の近傍)に向かって傾斜した傾斜部36a、36bと、該傾斜部36a、36bに連なると共に光ファイバケーブル20の外周面の一部を囲繞する接合部38a、38bとをそれぞれ有する。また、図4及び図5に示すように、平坦部32と各傾斜部36a、36bとのなす角度は互いに等しく設定されていると共に、各傾斜部36a、36bと各接合部38a、38bとのなす角度も互いに等しく設定されている。
応力伝達部34bの傾斜部36bには、光ファイバケーブル20の一部が該傾斜部36bに沿って配置されている。この場合、この光ファイバケーブル20の一部は、接合部38bから露出し且つ傾斜部36bに向かって湾曲(又は屈曲)する湾曲部40aと、湾曲部40aに連なり且つ傾斜部36bに沿って配置された傾斜部40bと、傾斜部40bに連なり且つX方向に向かって湾曲(又は屈曲)する湾曲部40cとから構成される。また、可撓性を有する材料によってFBGセンサ22がモールドされることでシート体18が形成されるので、傾斜部40bは、シート体18の内部において、傾斜部36bに固着された状態で該傾斜部36bに沿って配置されることになる。
図2及び図3に示すように、シート体18においてX方向に沿って対向する2つの側面には、光の入射又は出射が可能な光ファイバケーブル20の入出力端42a、42bが外部にそれぞれ露呈している。従って、光ファイバケーブル20は、X方向を長手方向としてシート体18の内部に埋設されているが、入出力端42aからグレーティング26を経由した湾曲部40aまでの箇所と、湾曲部40cから入出力端42bまでの箇所とは、傾斜部36bに沿って配置された傾斜部40bの存在によって、互いに異なる高さに配置されることになる(図2及び図4参照)。
なお、図2〜図4では、応力伝達部34bの傾斜部36b及び接合部38bに湾曲部40a、傾斜部40b及び湾曲部40cが形成されているが、この構成に代えて、応力伝達部34aの傾斜部36a及び接合部38aに湾曲部40a、傾斜部40b及び湾曲部40cを形成してもよい。
次に、FBGセンサ22上方のシート体18の表面に図示しない物体が接触し、該物体からグレーティング26に垂直応力(Z方向に沿った応力)が付与されたときの該垂直応力の検出について、図5を参照しながら説明する。
前述したように、応力付与前の応力方向変換部30の形状は、グレーティング26を中心として左右対称の構造であるため(図3及び図4参照)、前記物体からシート体18にZ方向に沿った垂直応力Fが付与されたときに、応力方向変換部30の各応力伝達部34a、34bには、理想的に、Z方向に沿った応力F/2が付与される。
そして、光ファイバケーブル20及び接合部38a、38bの各接合部分には、応力F/2に基づく力F´´がそれぞれ付与される。従って、前記各接合部分に付与される力F´´がグレーティング26にかかることで、グレーティング26がX方向に歪んで(伸張して)、該グレーティング26の格子間隔が変化(増加)する。
そのため、垂直応力Fが付与されていない状態では、グレーティング26は、入射光に対して反射波長(例えば、図1CのλA)の反射光を反射し、この反射光を入出力端42a又は入出力端42bから外部に出射させる。これに対して、垂直応力Fが付与された場合には、グレーティング26の格子間隔が増加して反射波長がλBにシフトするので、該グレーティング26は、入射光に対して波長λBの反射光を反射し、この反射光を入出力端42a又は入出力端42bから外部に出射させる。
従って、FBGセンサ22及び圧力センサ16では、λAからλBへの反射波長のシフト量(λB−λA)に基づいて、シート体18に付与された垂直応力Fを検出することができる。
次に、FBGセンサ22上方のシート体18の表面に図示しない物体が接触し、該物体からグレーティング26に水平応力(例えば、X方向に沿った応力)が付与されたときの該水平応力の検出について、図6を参照しながら説明する。
ここでは、入出力端42bから入射された入射光が、湾曲部40c、傾斜部40b及び湾曲部40aを経由してグレーティング26に導かれ、一方で、グレーティング26で反射した光(反射光)が、湾曲部40a、傾斜部40b及び湾曲部40cを経由して入出力端42bから外部に出射されるものとして説明する。
例えば、+X方向に沿った水平応力Fhがシート体18に付与されると、この水平応力Fhは、シート体18を介して平坦部32に伝達され、平坦部32は、該水平応力Fhによって+X方向に変位する。
この場合、傾斜部36bの一端部が平坦部32に連結され、他端部が接合部38bに連結されている。また、光ファイバケーブル20の傾斜部40bが傾斜部36bに沿って該傾斜部36bに固着された状態で配置され、接合部38bが光ファイバケーブル20の湾曲部40aと接合している。従って、水平応力Fhによる平坦部32の+X方向の変位に伴って、傾斜部36b及び傾斜部40bも一体的に+X方向に変位する。
これにより、湾曲部40a、40cは、前記変位に伴って一層湾曲し、曲げ損失が発生する。この結果、前記曲げ損失に起因して、反射光の強度(反射波強度)が変化する。
従って、FBGセンサ22及び圧力センサ16では、反射波強度の変化量に基づいて、シート体18に付与された水平応力Fhを検出することができる。
ところで、前記物体からシート体18に付与される応力をFBGセンサ22及び圧力センサ16が検出する場合、応力に対する検出面(反応面)の検出面積や変形量が大きければ、応力の検出感度を向上させることができる。
ここで、シート体18に付与された垂直応力Fを該垂直応力Fに直交する検出面(応力方向変換部30における平坦部32の上面等)において検出する場合、垂直応力Fの検出面は、シート体18の表面方向(X−Y方向)に沿って形成されているので、当該検出面の検出面積や変形量を容易に大きくすることができる。
これに対して、シート体18に付与された水平応力Fhを平坦部32において検出する場合、水平応力Fhの検出面(平坦部32の側面等)は、シート体18の厚み方向に沿って形成されているので、垂直応力Fの検出面と比較して、検出面積や変形量を大きくすることが容易ではない。従って、水平応力Fhの検出感度を向上させることが困難である。
そこで、第1実施形態においては、平坦部32の上面に柱形状の複数の突起44を形成することにより、例えば、+X方向の水平応力Fhが平坦部32に付与された場合に、図6における平坦部32及び傾斜部36bの左側面(水平応力Fhに対向する側面)のみならず、各突起44の左側面も水平応力Fhに対する検出面46として利用することができる。この結果、水平応力Fhに対する検出面積や変形量が大きくなって、検出感度を高めることが可能となる。
次に、第1実施形態に係る圧力センサ16が付設されるロボットシステム50について、図7及び図8を参照しながら説明する。
このロボットシステム50は、物体52を把持して所定の処理を行うマニピュレータ54と、マニピュレータ54のハンド部56a、56bに配設され、物体52に接触した状態で、ハンド部56a、56bによる物体52の把持状態を検出する圧力センサ16a、16bと、該圧力センサ16a、16bを制御し、物体52の把持状態に係る情報である垂直応力F及び/又は水平応力Fhを取得するセンサコントローラ58と、センサコントローラ58によって取得した垂直応力F及び/又は水平応力Fhに基づき、マニピュレータ54を制御するマニピュレータコントローラ60とを備える。
この場合、物体52を把持する際に圧力センサ16a、16bが検出した水平応力Fhに基づき、ハンド部56a、56bに対する物体52の滑り状態を検知することができる。また、物体52を把持する際に圧力センサ16a、16bが検出した垂直応力Fに基づき、ハンド部56a、56bによる物体52の把持力を検知することができる。従って、垂直応力F及び/又は水平応力Fhに従ってハンド部56a、56bを制御することにより、物体52を脱落させることなく、適切な把持力で把持して所望の位置に移動させる等の作業を遂行することができる。
また、図8に示すように、ロボットシステム50において、光源62から出力された光(入射光)は、光サーキュレータ64により圧力センサ16a、16bの光ファイバケーブル20(図2〜図6参照)に供給される。
光ファイバケーブル20の入出力端42bから入射した入射光は、一部の光がグレーティング26により反射される一方、残りの光がグレーティング26を透過した後、入出力端42aから透過光終端器66に導かれる。
グレーティング26により反射された光(反射光)は、光サーキュレータ64からセンサコントローラ58の光検出器68に導かれ、該光検出器68は、反射波長及び反射波強度のピーク値を電気信号に変換して出力する。
センサコントローラ58内の演算処理部70は、コンピュータのCPUによって構成され、水平応力演算部72と、垂直応力演算部74とを有する。
水平応力演算部72は、光検出器68からの水平応力Fhに応じた信号に基づいて、FBGセンサ22に付与される水平応力Fhの値を算出する。また、垂直応力演算部74は、光検出器68からの垂直応力Fに応じた信号に基づいて、FBGセンサ22に付与される垂直応力Fの値を算出する。
このように、水平応力Fhの値を算出することで、X−Y平面における物体52の滑り状態を検出することができる。また、垂直応力Fの値を算出することで、Z方向に対する物体52の把持力を検出することができる。
以上説明したように、第1実施形態に係るFBGセンサ22及び圧力センサ16、16a、16bによれば、物体52からシート体18を介して平坦部32に垂直応力Fが付与されたときに、応力方向変換部30は、垂直応力Fをグレーティング26が配列される方向(X方向)の力F´´に変換し、変換後の力F´´を応力伝達部34a、34bを介してグレーティング26に伝達する。これにより、変換後の力F´´によってグレーティング26に歪みが発生し、該グレーティング26で反射する光の波長(反射波長)が変化する。従って、グレーティング26での反射波長のシフト量を検出することにより、垂直応力Fを検出することが可能となる。
一方、物体52からシート体18を介して平坦部32に水平応力Fhが付与されたときに、平坦部32は、水平応力Fhによって該平坦部32に沿った方向(グレーティング26が配列されたX方向)に変位する。応力伝達部34a、34bは、平坦部32と光ファイバケーブル20とを橋架しているので、少なくとも応力伝達部34a、34bの平坦部32側は、該平坦部32に対する水平応力Fhの付与によって平坦部32と共に変位する。
ここで、外部から光ファイバケーブル20の入出力端42bに光を入射して、この入射光を応力伝達部34bの傾斜部36bに沿った光ファイバの湾曲部40c、傾斜部40b及び湾曲部40aに通過させてグレーティング26に導く一方、特定波長の光(反射光)をグレーティング26から光ファイバケーブル20の湾曲部40a、傾斜部40b及び湾曲部40cを通過させて外部に出射させる場合に、平坦部32に対する水平応力Fhの付与によって傾斜部36bが平坦部32と共に変位すれば、前記変位に伴って湾曲部40c及び湾曲部40aが湾曲(又は屈曲)すると共に傾斜部40bも変位するので、光ファイバケーブル20に曲げ損失が発生する。この曲げ損失の発生によって、湾曲部40a、傾斜部40b及び湾曲部40cを通過して外部に出射される反射光の強度(反射波強度)が変化する。
そこで、第1実施形態では、曲げ損失に起因した反射波強度の変化量を検出することにより、前記反射波強度に応じた水平応力Fhを検出するようにしている。
従って、第1実施形態によれば、比較的簡単な構造で、物体52から付与される応力(垂直応力F、水平応力Fh)を複数の方向(Z方向、X方向)に分離して検出することが可能となる。すなわち、第1実施形態では、1本の光ファイバケーブル20から出力された反射光(1つの出力信号)を利用して垂直応力F及び水平応力Fhを容易に検出することができる。
しかも、第1実施形態では、平坦部32に突起44及び溝45がさらに形成されている。この場合、水平応力Fhが付与される平坦部32に突起44及び溝45を設けることにより、突起44及び溝45がない場合と比較して、水平応力Fhが付与される方向(平坦部32に沿った方向、グレーティング26が配列された方向)に直交する水平応力Fhの検出面(反応面)46での検出面積や変形量を大きくすることができる。この結果、応力方向変換部30における水平応力Fhの検出感度を高めることが可能になると共に、水平応力Fhの検出精度も高めることができる。
ここで、突起44及び溝45を柱形状とすることにより、水平応力Fhに対して検出面積や変形量を一層大きくすることが可能となり、水平応力Fhの検出感度及び検出精度のさらなる向上を図ることができる。また、突起44及び溝45を平坦部32に複数設けると、水平応力Fhに対する検出面積や変形量をさらに大きくすることが可能となる。
次に、第2実施形態に係るFBGセンサ22A及び圧力センサ16Aについて、図9〜図12を参照しながら説明する。
FBGセンサ22A及び圧力センサ16Aの説明において、第1実施形態に係るFBGセンサ22及び圧力センサ16(図2〜図8参照)と同じ構成要素については、同じ参照数字を付けて、その詳細な説明を省略し、以下同様とする。
第2実施形態に係るFBGセンサ22A及び圧力センサ16Aは、図9〜図12に示すように、平坦部32の上面に半球形状(点形状)の突起80を複数配置して、溝を設けないようにした点で、第1実施形態に係るFBGセンサ22及び圧力センサ16とは異なる。
この場合でも、+X方向の水平応力Fhが付与されたときに、図12の各突起80における左側面も水平応力Fhの検出面46とすることができるので、水平応力Fhに対する検出面積や変形量を一層大きくすることが可能となり、水平応力Fhの検出感度及び検出精度を高めることが可能となる。
また、突起80を半球形状とすることで、シート体18に対する鋭角部分が無くなるので、FBGセンサ22A及び圧力センサ16Aの耐久性も向上させることが可能となる。
次に、第3実施形態に係るFBGセンサ22B及び圧力センサ16Bについて、図13〜図16を参照しながら説明する。
第3実施形態に係るFBGセンサ22B及び圧力センサ16Bは、図13〜図16に示すように、平坦部32の上面に曲線形状(波形状)の突起82を複数配置し、これらの突起82の間に溝83が形成されている点で、第1及び第2実施形態に係るFBGセンサ22、22A及び圧力センサ16、16Aとは異なる。
この場合でも、第1実施形態(図2〜図8参照)と同様に、+X方向の水平応力Fhが付与されたときに、図16の各突起82における左側面も水平応力Fhの検出面46とすることができるので、水平応力Fhの検出面積や変形量を一層大きくすることが可能となり、水平応力Fhの検出感度及び検出精度を高めることが可能となる。
上記の説明では、+X方向に水平応力Fhが付与された場合について説明したが、−X方向に水平応力Fhが付与された場合でも、上述した第1〜第3実施形態の各効果が得られることは勿論である。この場合、平坦部32及び傾斜部36aの右側面や各突起44、80、82の右側面が水平応力Fhに対する検出面46となる。
また、第2実施形態において、半球形状の溝を平坦部32に設けてもよいし、あるいは、突起80を無くして前記溝のみ設けてもよい。さらに、第3実施形態においても、平坦部32に溝83を形成して、突起82を無くしてもよい。この場合でも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
16、16a、16b、16A、16B…圧力センサ
18…シート体 20…光ファイバケーブル
22、22A、22B…FBGセンサ 26…グレーティング
28…応力検出センサ部 30…応力方向変換部
32…平坦部 34a、34b…応力伝達部
36a、36b、40b…傾斜部 38a、38b…接合部
40a、40c…湾曲部 44、80、82…突起
45、83…溝 46…検出面

Claims (4)

  1. 特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部と、
    外部から付与された応力を前記グレーティングを配列した方向の応力に変換して前記光ファイバに伝達する応力方向変換部と、
    を備え、
    前記応力方向変換部は、外部から応力が付与される応力受部と、該応力受部から前記光ファイバに橋架された応力伝達部とを有し、
    前記応力受部は、前記グレーティングを配列した方向に沿って配置され、
    前記応力伝達部は、前記応力受部の一端部から前記光ファイバに向かって傾斜した第1の傾斜部と、前記第1の傾斜部に連なると共に前記光ファイバの外周面のうち前記グレーティングの一端部側の近傍を囲繞する第1の接合部と、前記応力受部の他端部から前記光ファイバに向かって傾斜した第2の傾斜部と、前記第2の傾斜部に連なると共に前記光ファイバの外周面のうち前記グレーティングの他端部側の近傍を囲繞する第2の接合部と、から構成され、
    前記応力受部には、前記第1及び第2の傾斜部と異なる位置で、前記応力受部に沿った水平方向の応力に対向する検出面を有する突起及び/又は溝が形成されていることを特徴とする光ファイバセンサ。
  2. 請求項1記載のセンサにおいて、
    前記突起及び/又は前記溝は、半球形状であることを特徴とする光ファイバセンサ。
  3. 請求項1又は2記載のセンサにおいて、
    前記突起及び/又は前記溝は、前記応力受部に複数設けられていることを特徴とする光ファイバセンサ。
  4. 可撓性を有するシート体と、
    特定波長の光を反射するグレーティングを配列した光ファイバからなる応力検出センサ部、及び、前記シート体に接触した物体から付与された応力を前記グレーティングを配列した方向の応力に変換して前記光ファイバに伝達する応力方向変換部を備える光ファイバセンサと、
    を有し、
    前記応力方向変換部は、前記物体から応力が付与される応力受部と、該応力受部から前記光ファイバに橋架された応力伝達部とを有し、
    前記応力受部は、前記グレーティングを配列した方向に沿って配置され、
    前記応力伝達部は、前記応力受部の一端部から前記光ファイバに向かって傾斜した第1の傾斜部と、前記第1の傾斜部に連なると共に前記光ファイバの外周面のうち前記グレーティングの一端部側の近傍を囲繞する第1の接合部と、前記応力受部の他端部から前記光ファイバに向かって傾斜した第2の傾斜部と、前記第2の傾斜部に連なると共に前記光ファイバの外周面のうち前記グレーティングの他端部側の近傍を囲繞する第2の接合部と、から構成され、
    前記応力受部には、前記第1及び第2の傾斜部と異なる位置で、前記応力受部に沿った水平方向の応力に対向する検出面を有する突起及び/又は溝が形成されていることを特徴とする圧力センサ。
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