JP3755601B2 - Fbg式温度センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FBG(光ファイバブラッグ回折格子)を形成した光ファイバを用いて雰囲気温度を検出するFBG式温度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
FBGは、光ファイバのコアに形成される、屈折率が周期的に変化する回折格子であり、ブラッグ波長と呼ばれる特定の波長の光を反射する機能を持つ。ここで、屈折率変化の周期ピッチをΛ、FBGの形成箇所におけるコアの実効屈折率をnとすると、ブラッグ波長λは、
λ=2×n×Λ …(1)
で表される。
【0003】
FBGを被試験体に貼り付けておくと、被試験体に機械的ひずみが発生した場合、上記(1)式のΛが変化する。従って、Λの変化に伴うブラッグ波長λの変化を測定することにより被試験体の機械的ひずみを計測できる。
【0004】
また、FBGには温度依存性があり、単位温度当たりの波長変化量Δλは、下記(2)式で表される。
Δλ=(α+ξ)×K …(2)
【0005】
ここで、αは光ファイバ素材である石英ガラスの線膨張係数であって、常温域で約0.55×10−6/℃であり、ξは屈折率の温度依存性を表す熱光学係数であって、入射光の波長帯が1550nmの場合で約8.0×10−6/℃であり、Kはひずみ感度であって、約1.2(pm/1×10−6)である。
【0006】
従来、FBGの上記した性質を利用して、雰囲気温度を検出する下記の如きFBG式温度センサが知られている。この温度センサは、FBGをバイメタル部材に貼り付け、雰囲気温度の変化によるバイメタル部材の撓みによって生ずるバイメタル部材の表面ひずみをブラッグ波長の変化として感知するものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
ここで、温度センサの単位温度当たりの出力値を、ブラッグ波長の変化量のひずみ相当量(ΔλをKで除した値)と定義する。上記FBG式温度センサの単位温度当たりの出力値は、バイメタル部材の湾曲係数が15×10−6/℃程度であるため、約25×10−6/℃程度になると予測される。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−194249号公報(第2〜第3頁、図1〜図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のものは、バイメタル部材の表面ひずみによりFBGにひずみを生じさせて、雰囲気温度を検出するものである。従って、FBGに左程大きなひずみは生じず、単位温度当たりの出力値を大きくして、感度を向上させることは困難である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のものは、バイメタル部材の表面ひずみによりFBGにひずみを生じさせて、雰囲気温度を検出するものである。従って、FBGに左程大きなひずみは生じず、単位温度当たりの出力値を大きくして、感度を向上させることは困難である。
本発明は、以上の点に鑑み、感度を向上し得るようにした小型簡素な構造のFBG式温度センサを提供することをその課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のFBG式温度センサは、雰囲気温度の変化に応じて撓み量が変化するバイメタル部材を備え、バイメタル部材は、長手方向両端部を結ぶ線に対し中間部分が長手方向と直交方向にオフセットした形状で、雰囲気温度の変化に伴い両端部間の距離が変化するように形成され、前記FBGから一方に離隔した光ファイバの部分と他方に離隔した光ファイバの部分とをバイメタル部材の一端部と他端部とに固定して、バイメタル部材の両端部間に前記FBGが張り渡されるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様のFBG式温度センサは、雰囲気温度の変化に応じて撓み量が変化するバイメタル部材と、FBGから一方に離隔した光ファイバの部分を固定する固定部材とを備え、前記バイメタル部材を、固定部材の光ファイバ固定部から所定方向に離隔した位置に、雰囲気温度の変化で前記所定方向に撓むよう片持ち梁状に配置し、前記FBGから他方に離隔した光ファイバの部分をバイメタル部材の可動端に固定して、固定部材とバイメタル部材との間に前記FBGが張り渡されるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様のFBG式温度センサは、雰囲気温度の変化に応じて撓み量が変化する一対のバイメタル部材を備え、これら一対のバイメタル部材を間隔を存して、且つ、夫々該間隔方向の互いに反対側に撓むよう片持ち梁状に配置し、前記FBGから一方に離隔した光ファイバの部分と他方に離隔した光ファイバの部分とを夫々一方のバイメタル部材の可動端と他方のバイメタル部材の可動端とに固定して、一方のバイメタル部材の可動端と他方のバイメタル部材の可動端との間に前記FBGが張り渡されるようにしたことを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、FBGが、バイメタル部材の表面ひずみではなく、バイメタル部材の撓み変化相当分の張力変化を受けることになる。そのため、雰囲気温度の変化に対するFBGの張力変化量を大きくすることが可能になる。従って、単位温度当たりの出力値を大きくして、感度を向上できる。更に、バイメタル部材の形状を変更することで雰囲気温度の変化に対するFBGの張力変化量が変わるため、簡単に単位温度当たりの出力値を変更できる。
ここで、本発明の第1の態様のFBG式温度センサのように中間部がオフセットした形状のバイメタル部材を用いる場合、バイメタル部材の一部分、例えば、一端部を適宜の支持部材で支持しておけば、バイメタル部材の他端部が雰囲気温度の変化で変位する。そして、この他端部の変位が光ファイバで拘束されるために、FBGがバイメタル部材の撓み変化相当分の張力変化を受けて、FBGに作用する張力が雰囲気温度に応じて変化する。この型式の温度センサは小型化を図り易く、有利である。
また、本発明の第2、第3の態様のFBG式温度センサのように片持ち梁状のバイメタル部材を用いる場合は、バイメタル部材の可動端が雰囲気温度の変化で変位する。そして、この可動端の変位が光ファイバで拘束されるために、FBGに作用する張力が雰囲気温度に応じて変化する。
【0013】
ここで、片持ち梁状のバイメタル部材を用いた場合、FBGに作用する張力のバイメタル部材による単位温度当たりの変化量Pは、Ebをバイメタル部材の弾性係数(=約170000(N/mm))、bをバイメタル部材の幅、hをバイメタル部材の厚さ、Lをバイメタル部材の長さ、kをバイメタル部材の湾曲係数として、
P=Eb・b・h・k/(4・L) …(3)
で表される。また、張力変化量PとFBGの出力εとの関係は、EfをFBGの弾性係数(=約80000(N/mm))、AをFBGの断面積(=0.0123mm)として、
P=Ef・A・ε …(4)
で表される。(3)式を (4)式に代入すると、
ε={(Eb・b・h)/(4・Ef・A・L)}・k
になり、これに数値を代入して、
ε=(345・b・h/L)・k …(5)
になる。(5)式から明らかなように、本発明によれば、バイメタル部材の形状を適宜に設定することで、FGBの出力をバイメタル部材の湾曲係数よりも非常に大きくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1はFBG式温度センサ1を示している。この温度センサ1は、中間にFBG(光ファイバブラッグ回折格子)2を形成した光ファイバ3と、線膨張係数が異なる2枚の金属を張り合わせて構成されるバイメタル部材4とを備えている。
【0022】
バイメタル部材4は、図2に明示されているように、長手方向両端部4a,4bを結ぶ線に対し中間部分4cが長手方向と直交方向に略V字状にオフセットした形状に形成されている。そのため、雰囲気温度の変化に伴い両端部4a,4b間の距離が変化する。図1でバイメタル部材4の上側の金属41が線膨張係数の大きな方の金属であれば、雰囲気温度の上昇で両端部4a,4b間の距離が増加し、下側の金属42が線膨張係数の大きな方の金属であれば、雰囲気温度の上昇で両端部4a,4b間の距離が減少する。
【0023】
光ファイバ3は、バイメタル部材4の両端部4a,4b間にFBG2が張り渡されるように、FBG2から一方に離隔した部分と他方に離隔した部分とにおいてバイメタル部材4の一端部4aと他端部4bとに固定される。この固定は、エポキシ樹脂等の接着剤5による接着で為されるが、適当な金具で光ファイバ3を挟み込む方式で行っても良い。尚、光ファイバ3の固定に際しては、予めバイメタル部材4を長手方向に所定量縮めた状態に拘束し、バイメタル部材4の両端部4a,4bに光ファイバ3を固定した後に拘束を解除する。これにより、バイメタル部材4が弾性的に撓ませられた状態で光ファイバ3が固定されることになり、バイメタル部材4の弾性復元力によりFBG2に初期張力が付与される。
【0024】
バイメタル部材4と光ファイバ3とのアッセンブリは、図1に示す如く、筒状の金属製保護部材6内に収納されている。保護部材6は、その両端に封止部材6a,6bを備えており、一端の封止部材6aによりバイメタル部材4の一端部4aにおいてバイメタル部材4および光ファイバ3を支持している。
【0025】
かくして、バイメタル部材4は、雰囲気温度の変化に伴う両端部4a,4b間の距離変化により、可動端たる他端部4bが長手方向に変位しようとする。然し、この変位は光ファイバ3によって拘束され、そのため、FBG2がバイメタル部材4全体の撓み変化相当分の張力変化を受け、FBG2に作用する張力が雰囲気温度の変化に応じて変化する。そして、FBG2の張力変化に伴うブラッグ波長の変化で雰囲気温度を検出することができる。
【0026】
各封止部材6a,6bには、金属製の螺旋管等から成る可撓管7が連設されている。そして、バイメタル部材4に対する光ファイバ3の固定部外方にのびる光ファイバ3の部分を各封止部材6a,6bを通して可撓管7に挿通し、光ファイバ3を可撓管7により保護している。ここで、保護部材6と各封止部材6a,6bと各可撓管7とは防水性を持つように結合されている。従って、FBG式温度センサ1を屋外に配置しても、光ファイバ3及びバイメタル部材4に対する防水性が確保される。
【0027】
図7は、図2に示すV字状のバイメタル部材4を用いたFBG式温度センサ1による温度測定結果を示している。縦軸のセンサ出力は、ブラッグ波長のひずみ相当量である。バイメタル部材4は、高膨張率側(上側)が36Ni−Fe合金、低膨張率側(下側)が22Ni−4Cr−Fe合金で形成され、常温時の両端部4a,4b間の距離Laが27mm、中間部4cのオフセット量Lbが4mm、幅が3mmのものを用いている。図7から明らかなように、単位温度当たりの出力値は約80×10- にもなっている。バイメタル部材の表面にFBGを貼り付けた従来のFBG温度センサの単位温度当たりの出力値が約25×10- と予測できるのに対し、感度が格段に向上している。また、直線性も良好になっている。
【0028】
尚、バイメタル部材4は、上記V字状のものに限定されるものではない。例えば、図3に示すように、両端部4a,4bを結ぶ線に対し中間部分4cを長手方向と直交方向に円弧状にオフセットさせたものでも、或いは、図4に示すように、両端部4a,4bを結ぶ線に対し中間部分4cを長手方向と直交方向に凹状にオフセットさせたものでも良い。但し、単位温度当たりの出力値を大きくして、且つ、センサの小型化を図るには、V字状のバイメタル部材4が最適である。
【0029】
また、図1に示す実施形態では、バイメタル部材4の一端部4aを封止部材6aで支持される固定端としているが、バイメタル部材4の中間部分4cの中央を適宜の支持部材で支持し、バイメタル部材4の両端部4a,4bが共に可動端と成るようにしても良い。
【0030】
また、上記実施形態では、光ファイバ3をバイメタル部材4の両端部4a,4bに固定したが、図5に示す如く、別途設ける固定部材8に、FBG2から一方に離隔した光ファイバ3の部分を固定する型式のものでも良い。このものでは、固定部材8の光ファイバ固定部から所定方向に離隔した位置に、雰囲気温度の変化で前記所定方向に撓むような片持ち梁状のバイメタル部材9を配置する。そして、FGB2から他方に離隔した光ファイバ3の部分をバイメタル部材9の可動端9aに固定して、固定部材8とバイメタル部材9との間にFBG2が張り渡されるようにする。尚、図5のものでは、固定部材8を、前記所定方向にのびる屈曲部8aを有する略L字状に形成し、屈曲部8aの先端にバイメタル部材9の基端を適宜の止め金具8bで固定している。
【0031】
これによれば、バイメタル部材9の可動端9aが雰囲気温度の変化で前記所定方向に変位する。そして、この可動端9aの変位が光ファイバ3で拘束されるために、FBG2に作用する張力が雰囲気温度に応じて変化する。従って、上記実施形態のものと同様に、雰囲気温度の変化をブラッグ波長の変化として検出できる。
【0032】
また、図示しないが、間隔を存して並設する片持ち梁状の一対のバイメタル部材を用いて、FBG式温度センサを構成することも可能である。この場合、雰囲気温度の変化で両バイメタル部材が互いに両バイメタル部材の間隔方向の反対側に撓むようにする。そして、FBGから一方と他方に離隔した光ファイバの部分を両バイメタル部材の可動端に固定し、両バイメタル部材の可動端間にFBGが張り渡されるようにする。
【0033】
図6は、上記FBG式温度センサ1を用いた温度計測システムを示している。このシステムでは、複数個のFBG式温度センサ1を光ファイバ3を介して直列に接続している。尚、連続した1本の光ファイバ3に複数個のFBG式温度センサ1に対応する複数のFBG2を形成しても良く、また、各FBG式温度センサ1毎に独立した光ファイバ3を中継用の光ファイバを介して接続しても良い。この場合、各FBG式温度センサ1の光ファイバ3に中継用の光ファイバをコネクタを介して接続し、このコネクタ接続部を適正な防水構造を持つ保護材でカバーする。
【0034】
直列接続した複数のFBG式温度センサ1のうちの上流端のFBG式温度センサ1の光ファイバ3には、光カプラ10を介して入光手段11と、波長検出手段12とが接続されている。入光手段11は、広い波長成分の光を照射する広帯域光源13と、光アイソレータ14とで構成され、広帯域光源13からの光が光アイソレータ14と光カプラ10とを介して光ファイバ3に入射される。広帯域光源13としては、例えば、SLD(スーパー・ルミネッセント・ダイオード)や、光増幅器を組み込んだ自然放出光源を用いることができる。波長検出手段12は、各FBG式温度センサ1のFBG2からの反射光を光カプラ10を介して受光して、光の波長を検出するもので、波長計または光スペクトルアナライザで構成される。尚、光カプラ10に代えて光サーキュレータを用いても良く、この場合、光アイソレータ14は不要である。
【0035】
各FBG式温度センサ1のFBG2の基準温度におけるブラッグ波長は、各FBG式温度センサ1について設定した所定の計測温度範囲でのブラッグ波長の変化幅以上の差を持って相互に異なるように設定されている。そのため、各FBG式温度センサ1のFBG2で反射される光の波長が相互に異なることになる。従って、波長検出手段12により各FBG式温度センサ1のFBG2で反射された光の波長を個々識別して検出できる。そして、各FBG式温度センサ1のFBG2の基準温度におけるブラッグ波長に対する検出波長の偏差から各FBG式温度センサ1の配置部の雰囲気温度を計測することができる。
【0036】
そして、この計測システムでは、各FBG式温度センサ1毎に入光手段11と波長検出手段12とを設ける必要がなく、低コストで多点の温度計測が可能になる。
【0037】
また、図示しないが、FBGを使用したひずみセンサ等のFBG式センサの複数個を直列接続した他種のFBGセンサ計測システムの一部に上記温度センサを挿入することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明温度センサの一例の縦断面図。
【図2】バイメタル部材とFBGとのアッセンブリの第1実施形態を示す側面図。
【図3】バイメタル部材とFBGとのアッセンブリの第2実施形態を示す側面図。
【図4】バイメタル部材とFBGとのアッセンブリの第3実施形態を示す側面図。
【図5】バイメタル部材とFBGとのアッセンブリの第4実施形態を示す側面図。
【図6】本発明の温度計測システムの一例を示す模式図。
【図7】本発明温度センサによる温度計測試験の結果を示すグラフ。
【符号の説明】
1…FBG式温度センサ 2…FBG 3…光ファイバ 4…バイメタル部材 4a…一端部 4b…他端部 4c…中間部分 6…保護部材 8…固定部材 9…片持ち梁状のバイメタル部材 9a…可動端 11…入光手段 12…波長検出手段

Claims (3)

  1. FBG(光ファイバブラッグ回折格子)を形成した光ファイバを用いて雰囲気温度を検出するFBG式温度センサであって、
    雰囲気温度の変化に応じて撓み量が変化するバイメタル部材を備え、バイメタル部材は、長手方向両端部を結ぶ線に対し中間部分が長手方向と直交方向にオフセットした形状で、雰囲気温度の変化に伴い両端部間の距離が変化するように形成され、前記FBGから一方に離隔した光ファイバの部分と他方に離隔した光ファイバの部分とをバイメタル部材の一端部と他端部とに固定して、バイメタル部材の両端部間に前記FBGが張り渡されるようにしたことを特徴とするFBG式温度センサ。
  2. FBG ( 光ファイバブラッグ回折格子 ) を形成した光ファイバを用いて雰囲気温度を検出するFBG式温度センサであって、
    雰囲気温度の変化に応じて撓み量が変化するバイメタル部材と、FBGから一方に離隔した光ファイバの部分を固定する固定部材とを備え、前記バイメタル部材を、固定部材の光ファイバ固定部から所定方向に離隔した位置に、雰囲気温度の変化で前記所定方向に撓むよう片持ち梁状に配置し、前記FBGから他方に離隔した光ファイバの部分をバイメタル部材の可動端に固定して、固定部材とバイメタル部材との間に前記FBGが張り渡されるようにしたことを特徴とするFBG式温度センサ。
  3. FBG ( 光ファイバブラッグ回折格子 ) を形成した光ファイバを用いて雰囲気温度を検出するFBG式温度センサであって、
    雰囲気温度の変化に応じて撓み量が変化する一対のバイメタル部材を備え、これら一対のバイメタル部材を間隔を存して、且つ、夫々該間隔方向の互いに反対側に撓むよう片持ち梁状に配置し、前記FBGから一方に離隔した光ファイバの部分と他方に離隔した光ファイバの部分とを夫々一方のバイメタル部材の可動端と他方のバイメタル部材の可動端とに固定して、一方のバイメタル部材の可動端と他方のバイメタル部材の可動端との間に前記FBGが張り渡されるようにしたことを特徴とするFBG式温度センサ。
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