JP2003344183A - ファイバグレーティング型温度センサ及び温度計測システム - Google Patents

ファイバグレーティング型温度センサ及び温度計測システム

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JP2003344183A
JP2003344183A JP2002151897A JP2002151897A JP2003344183A JP 2003344183 A JP2003344183 A JP 2003344183A JP 2002151897 A JP2002151897 A JP 2002151897A JP 2002151897 A JP2002151897 A JP 2002151897A JP 2003344183 A JP2003344183 A JP 2003344183A
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fiber grating
temperature sensor
type temperature
optical fiber
fiber
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JP2002151897A
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Eiichi Sugai
栄一 菅井
Kazunori Yamaga
一徳 山賀
Seiichi Fujita
清一 藤田
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TOA SOKKI KK
NTT Advanced Technology Corp
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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TOA SOKKI KK
NTT Advanced Technology Corp
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外力の影響を受けることなく安定した温度計
測を可能とする。 【解決手段】 ファイバグレーティング型温度センサの
検出素子部は、光ファイバ1と、この光ファイバ1の一
部に形成されたファイバグレーティング2と、このファ
イバグレーティング2の両端部の光ファイバ1をファイ
バグレーティング2との接触を避けつつ保持する固定部
材4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度検出を行うフ
ァイバグレーティング型温度センサ及び温度計測システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ファイバグレーティング(Fiber
Bragg Grating、以下、FBGと略す)と称するファイ
バ型検出素子を用いたひずみセンサや温度センサの開発
が進められている。すなわち、これらのセンサは、入力
する光の進行方向にグレーティング(回折格子)を構成
し、温度やひずみによって光ファイバが伸縮した際、光
ファイバに書き込まれたグレーティングのピッチが変化
すると、その変化に応じてグレーティングからブラッグ
反射する光のピーク波長(ブラッグ波長という)が変化
すること、あるいはグレーティングを透過する光のスペ
クトルが変化、すなわちディップ光の中心波長(この中
心波長もブラッグ波長という)が変化することを利用す
るものである。
【0003】グレーティングは、ゲルマニウム(Ge)
を添加した石英ガラスのコアに対してコヒーレントな紫
外レーザ光もしくはX線レーザを照射することで、所望
の部分に光誘起屈折率変化を引き起こし、屈折率の縞を
形成することによって作製される。光ファイバのコアに
かかれたグレーティングのピッチをΛ、グレーティング
が書き込まれている部分における光ファイバのコアの実
効屈折率をnとすると、ピッチΛと屈折率nとブラッグ
波長λB との関係は式(1)により示される。 λB=2×n×Λ ・・・(1)
【0004】このFBGにおいて温度に対する応答性は
式(2)により示される。すなわち与えられた温度変化
量をΔTとし、ブラッグ波長をλB 、そのシフト量をΔ
λBとすると、ブラッグ波長λB とそのシフト量ΔλB
と温度変化量ΔTとの間には次式の関係が成り立つ。 ΔλB/λB=(α+ξ)ΔT ・・・(2)
【0005】ここで、αは光ファイバの線膨張係数であ
り、ξは屈折率の温度変化を表す熱光学係数で、この係
数ξは温度とGe濃度によって変化する。使用する波長
帯が1550nmでは、室温付近の値はαが0.55×
10-6/℃であり、ξは約8.0×10-6/℃である。
したがって、αよりもξが大きいので、温度による影響
は石英ガラスの膨張よりも屈折率による変化が大きいこ
とが明らかとなっている。
【0006】従来、このFBGを用いた温度センサとし
ては、図7に示すようにFBG2を有する光ファイバ1
を金属材料3に接着剤等で直接貼り付けたものを使用
し、金属材料3の熱膨張によって温度を計測していた。
また、FBGを用いた温度センサの他の例としては、特
開2001−042142号公報や特開2001−19
4249号公報に開示されたものが挙げられる。特開2
001−042142号公報に開示された温度センサで
は、FBGを素線の状態のままとし、FBGの表面を被
覆する樹脂材を、低温領域において一定の線膨張係数を
有する材料にしたことを特徴としている。また、特開2
001−194249号公報に開示された温度センサで
は、FBGを固定部材に全面的に貼りつける方式を採っ
ており、固定部材にバイメタル材料を利用し、バイメタ
ル材料が温度によって歪むことによりFBGを伸縮させ
て温度を計測していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−042142号公報に開示された温度センサの
ように、FBGを素線のまま使用すると、外部から応力
が加わった際、温度ではなく他の要因、すなわち応力に
よって検出信号が変化してしまうので、正確な温度計測
ができないという問題点があった。例えば、温度センサ
を液面につけた場合、液体の温度だけでなくその流れに
よってもFBGが伸縮してしまい、目的の温度出力が検
出できないことが考えられる。
【0008】また、特開2001−194249号公報
に開示された温度センサのように、FBGを固定部材に
全面的に固定してしまうと、接着剤に含まれる空気や不
純物の混入により接着むらが生じ、また温度によって接
着剤が伸縮するので、FBGの伸縮にバラツキが生じ、
安定した温度計測ができないという問題点があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、外力の影響を受けることなく安定した温度
計測が可能なファイバグレーティング型温度センサ及び
温度計測システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファイバグレ
ーティングを用いる検出素子部を備えたファイバグレー
ティング型温度センサであって、前記検出素子部は、光
ファイバと、この光ファイバの一部に形成されたファイ
バグレーティングと、このファイバグレーティングの両
端部の前記光ファイバを前記ファイバグレーティングと
の接触を避けつつ保持する固定部材とを有するものであ
る。また、本発明のファイバグレーティング型温度セン
サの1構成例において、前記固定部材は、張力を加えた
状態で前記光ファイバを保持するものである。また、本
発明のファイバグレーティング型温度センサの1構成例
において、前記固定部材は、前記光ファイバと略等しい
線膨張係数を有する材料からなるものである。また、本
発明のファイバグレーティング型温度センサの1構成例
において、前記検出素子部を覆う保護部材を有するもの
である。また、本発明のファイバグレーティング型温度
計測システムは、直列に複数接続された前記ファイバグ
レーティング型温度センサと、複数の前記ファイバグレ
ーティング型温度センサを直列に接続した光ファイバの
末端から光を入射させて、各ファイバグレーティング型
温度センサのファイバグレーティングからの反射波長を
出力として検出する計測装置とを備えるものであり、各
ファイバグレーティング型温度センサのファイバグレー
ティングは、互いに反射波長帯域が異なるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の第1の実施の形態となるFBG型温
度センサの構成を示す平面図である。本実施の形態のF
BG型温度センサの検出素子部は、光ファイバ1と、こ
の光ファイバ1の一部に形成されたFBG2と、FBG
2の両端部の光ファイバ1をFBG2との接触を避けつ
つ保持する固定部材4とを有する。
【0012】固定部材4には、FBG2との接触を避け
る逃げとなる切り欠き部14が形成されている。このた
め、FBG2は固定部材4に固定されておらず、中空に
浮いた状態であり、FBG2の両端部12の光ファイバ
1が固定部材4の両端部によって保持されている。この
ような状態で、FBG2は、温度測定対象の気体や液体
に触れることになる。光ファイバ1の固定部材4への取
り付けは、光ファイバ1を板材で押さえて固定部材4に
ねじ止めする程度のものでよく、樹脂で接着してもよ
い。
【0013】本実施の形態では、FBG2の両端部12
の光ファイバ1を固定部材4に接着剤で固定している。
フェノール系の接着剤あるいはエポキシ系の接着剤で
は、−196℃の低温でも接着可能なものがあるので、
このような接着剤を使用すれば、極低温までの温度計測
が可能である。一方、エポキシ系の接着剤には800℃
の高温まで接着可能なものもあり、さらに高温まで接着
可能なものとしてはセラミックス系の接着剤もある。光
ファイバ1の材料である石英ガラスのガラス転移点は1
200℃程度までもつので、FBG2からの出力光が得
られる範囲の高温まで温度計測が可能である。
【0014】光ファイバ1の固定部材4への取り付け
は、光ファイバ1を張った状態、例えばFBG2に10
g程度の張力をかけた状態で接着固定した方がよい。こ
れにより、光ファイバ1の張力の遊びをなくすことがで
き、光ファイバ自体のたわみによるFBG2からの反射
波長のずれ、すなわち出力信号のずれをなくすことがで
きる。
【0015】FBG自体は固定部材4に接着されていな
いので、接着むらによる出力変動が発生することはな
い。また、FBG2を固定部材4に接触することなく中
空に浮いた状態にしていることから、強い応力が外部か
ら加わらない限り、FBG2は応力によっては伸縮せず
状態を維持する。その結果、FBG2は温度変化によっ
てのみ均一に膨張あるいは収縮し、また同時にFBG固
有の屈折率変化によって定量的な出力を得ることが可能
となり、精度の高い温度計測が可能となる。
【0016】また、固定部材4には、光ファイバ1と略
等しい線膨張係数を有する材料を用いることが好まし
い。このような材料としては、光ファイバ1と同じ材質
の石英ガラス、あるいは線膨張係数が1.0×10-6
下であるスーパーインバー材、あるいは線膨張係数が同
程度の液晶ポリマ材がある。本実施の形態では、固定部
材4の材料に石英ガラスを使用している。石英ガラスの
線膨張係数は、0.5×10-6で、光ファイバ1の線膨
張係数とほぼ等しい値である。
【0017】固定部材4に光ファイバ1と略等しい線膨
張係数を有する材料を使用することにより、固定部材4
と光ファイバ1との間に温度変動による熱膨張あるいは
伸縮の差がなくなるので、光ファイバ1の固定部(FB
G2の両端部12)にかかる応力を低減することがで
き、繰り返し印加される応力によって光ファイバ1の固
定部が疲労破壊される危険性をなくすことができる。そ
の結果、長期的に安定した温度計測が可能となる。
【0018】図2は本実施の形態のFBG型温度センサ
の温度と波長シフト量の関係を示す図である。横軸はF
BG型温度センサに与えられる温度、縦軸はFBG型温
度センサの出力であるFBG2からのブラッグ波長のシ
フト量を示している。なお、波長シフト量は+20℃に
おけるブラッグ波長を零点として、この零点からのシフ
ト量を示している。図2を見て分かるように、−40℃
から80℃までほぼ線形的に出力が得られており、安定
した温度計測が可能なことが分かる。
【0019】[第2の実施の形態]図3は本発明の第2
の実施の形態となるFBG型温度センサの構成を示す断
面図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付して
ある。本実施の形態では、第1の実施の形態の検出素子
部を管状の保護部材5で覆うようにしている。保護部材
5の両端と光ファイバ1のケーブル保護管は、液体や気
体の流入を防ぐためにフランジによってハーメチックシ
ールされている。
【0020】検出素子部を封止することで、外部からの
応力の影響を受けないよう検出素子部を保護するだけで
なく、液体の流入による接着剤のはがれ等を防止する効
果がある。保護部材5には、強度と耐腐食性と熱伝導性
に優れた材料を用いることが好ましく、例えばステンレ
ス等の金属が望ましい。温度測定対象の気体や液体の温
度は、保護部材5から保護部材5内の空気を介してFB
G2に伝達されることになる。なお、保護部材5内をシ
リコンオイル等で満たすようにしてもよい。
【0021】こうして、本実施の形態では、検出素子部
に力が加わることを阻止するだけでなく、FBG2が形
成された光ファイバ1を断線の危険性から保護してい
る。また、保護部材5は、防塵や防滴の役目を果たすだ
けでなく、FBG2の両端部12で接着剤がはがれる、
あるいは押さえ板が外れるといった危険性を阻止するこ
とができる。
【0022】[第3の実施の形態]図4は本発明の第3
の実施の形態となるFBG型温度計測システムの構成を
示すブロック図である。本実施の形態は、第1の実施の
形態又は第2の実施の形態で説明した構成のFBG型温
度センサ6(6−1,6−2,6−3)を複数用いて多
点式で温度計測ができる計測システムの例を示してい
る。
【0023】光ファイバ1aにはFBG2(2−1,2
−2,2−3)が複数形成されている。初期状態の反射
波長と温度による反射波長の変化量とをあらかじめ計算
しておくことにより、各FBG2は、反射波長帯が互い
に異なるように形成されている。第1の実施の形態と同
様に、各FBG2の両端部の光ファイバ1aを固定部材
4(4−1,4−2,4−3)に固定することで、複数
のFBG型温度センサ6を光ファイバ1aによって直列
接続した構成を実現することができる。
【0024】計測装置7は、光ファイバ1aに光を入力
し、各FBG型温度センサ6(FBG2)からの反射波
長を出力として計測する。前述のように、各FBG2は
その反射波長帯が異なるので、光ファイバ1aが共通で
あっても、各FBG2からの反射波長が重なることはな
く、計測装置7で複数のFBG型温度センサ6の出力を
一度に計測することが可能となる。
【0025】また、前述のように、固定部材4に光ファ
イバ1aと略等しい線膨張係数を有する材料を用いてい
るので、FBG2の温度による反射波長の変化量は、そ
の大部分が屈折率に起因する量となり、およそ8×10
-6/℃と非常に小さい変化量となる。
【0026】この変化量は、FBG2を金属材料3に貼
り付けた従来のFBG型温度センサの場合と比較してみ
ると歴然である。図7に示した従来のFBG型温度セン
サでは、金属材料3の線膨張係数は例えばステンレスの
場合で17×10-6/℃であり、FBG2の温度による
反射波長の変化量は、金属材料3の線膨張係数とFBG
2の屈折率変化の和となるため、25×10-6/℃とな
る。
【0027】したがって、本実施の形態では、FBG2
の温度による反射波長の変化量が従来に比べて約3分の
1となるので、変化量が小さい分だけ各FBG2の反射
波長帯を近接させることが可能なので、従来に比べて約
3倍の個数のFBG型温度センサ6を直列に接続するこ
とができる。
【0028】なお、本実施の形態では、1本の光ファイ
バ1aに複数のFBG2を形成する構成方法で説明した
が、第1の実施の形態又は第2の実施の形態で説明した
構成のFBG型温度センサ6を複数個別々に作製し、各
FBG型温度センサ6の光ファイバ1間を光ファイバ1
aで接続するようにしてもよい。
【0029】[第4の実施の形態]図5は本発明の第4
の実施の形態となるFBG型温度センサの構成を示す平
面図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付して
ある。第1〜第3の実施の形態では、固定部材4にFB
G2との接触を避ける逃げとなる切り欠き部14を設け
ているが、本実施の形態では、固定部材4aにFBG2
との接触を避ける逃げとなる開口部14aを設けてい
る。これにより、第1の実施の形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0030】[第5の実施の形態]また、図6に示すよ
うに、固定部材4bにFBG2との接触を避ける逃げと
なる窪み14bを設けるようにしてもよい。これによ
り、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、検出素子部に、光ファ
イバと、この光ファイバの一部に形成されたファイバグ
レーティングと、このファイバグレーティングの両端部
の光ファイバをファイバグレーティングとの接触を避け
つつ保持する固定部材とを設けることにより、ファイバ
グレーティングは温度変化によってのみ膨張あるいは収
縮し、また同時にファイバグレーティング固有の屈折率
変化によって定量的な出力を得ることが可能となり、外
力の影響を受けることなく、精度の高い温度計測が可能
となる。また、ファイバグレーティングは接着剤のむら
や不純物の影響を一切受けず、安定した温度計測が可能
となる。
【0032】また、固定部材が、張力を加えた状態で光
ファイバを保持することにより、光ファイバの張力の遊
びをなくすことができ、光ファイバ自体のたわみによる
ファイバグレーティングからの反射波長のずれ、すなわ
ち出力信号のずれをなくすことができる。
【0033】また、固定部材に、光ファイバと略等しい
線膨張係数を有する材料を用いることにより、光ファイ
バの固定部にかかる応力を低減することができ、繰り返
し印加される応力によって光ファイバの固定部が疲労破
壊される危険性をなくすことができる。その結果、長期
的に安定した温度計測が可能となる。
【0034】また、検出素子部を覆う保護部材を設ける
ことにより、外部からの応力の影響を受けないよう保護
することができ、ファイバグレーティングが形成された
光ファイバを断線の危険性から保護することができる。
また、強い応力から保護されるだけでなく、防塵、防滴
構造とすることができる。
【0035】また、ファイバグレーティング型温度セン
サを直列に複数接続する温度計測システムにおいて、各
ファイバグレーティング型温度センサのファイバグレー
ティングを、互いに反射波長帯域が異なるものとするこ
とにより、ファイバグレーティングを金属材料に貼り付
けた従来のファイバグレーティング型温度センサに比べ
て、より多くの温度センサを直列に接続することがで
き、1本の光ファイバで多点計測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となるFBG型温
度センサの構成を示す平面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態におけるFBG型
温度センサの温度と波長シフト量の関係を示す図であ
る。
【図3】 本発明の第2の実施の形態となるFBG型温
度センサの構成を示す断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態となるFBG型温
度計測システムの構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第4の実施の形態となるFBG型温
度センサの構成を示す平面図である。
【図6】 本発明の第5の実施の形態となるFBG型温
度センサの構成を示す断面図である。
【図7】 従来のFBG型温度センサの構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1、1a…光ファイバ、2…ファイバグレーティング、
4、4a、4b…固定部材、5…保護部材、6…ファイ
バグレーティング型温度センサ、7…計測装置、12…
ファイバグレーティングの両端部、14…切り欠き部、
14a…開口部、14b…窪み。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 栄一 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 山賀 一徳 東京都品川区南大井6丁目8番2号 株式 会社東京測器研究所内 (72)発明者 藤田 清一 神奈川県横浜市西区中央1丁目27番17号 株式会社東亜測器内 Fターム(参考) 2F056 VF03 VF11 2H038 BA25 CA52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバグレーティングを用いる検出素
    子部を備えたファイバグレーティング型温度センサにお
    いて、 前記検出素子部は、光ファイバと、この光ファイバの一
    部に形成されたファイバグレーティングと、このファイ
    バグレーティングの両端部の前記光ファイバを前記ファ
    イバグレーティングとの接触を避けつつ保持する固定部
    材とを有することを特徴とするファイバグレーティング
    型温度センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファイバグレーティング
    型温度センサにおいて、 前記固定部材は、張力を加えた状態で前記光ファイバを
    保持することを特徴とするファイバグレーティング型温
    度センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファイバグレーティング
    型温度センサにおいて、 前記固定部材は、前記光ファイバと略等しい線膨張係数
    を有する材料からなることを特徴とするファイバグレー
    ティング型温度センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファイバグレーティング
    型温度センサにおいて、 前記検出素子部を覆う保護部材を有することを特徴とす
    るファイバグレーティング型温度センサ。
  5. 【請求項5】 直列に複数接続された請求項1乃至4記
    載のファイバグレーティング型温度センサと、 複数の前記ファイバグレーティング型温度センサを直列
    に接続した光ファイバの末端から光を入射させて、各フ
    ァイバグレーティング型温度センサのファイバグレーテ
    ィングからの反射波長を出力として検出する計測装置と
    を備え、 各ファイバグレーティング型温度センサのファイバグレ
    ーティングは、互いに反射波長帯域が異なることを特徴
    とするファイバグレーティング型温度計測システム。
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