JP2006199721A - 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物 - Google Patents

硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2006199721A
JP2006199721A JP2005009741A JP2005009741A JP2006199721A JP 2006199721 A JP2006199721 A JP 2006199721A JP 2005009741 A JP2005009741 A JP 2005009741A JP 2005009741 A JP2005009741 A JP 2005009741A JP 2006199721 A JP2006199721 A JP 2006199721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
curable silicone
silicone resin
curing catalyst
ene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005009741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4592427B2 (ja
Inventor
Yukihiro Nomura
幸弘 野村
Jun Inui
純 乾
Shinichi Sato
慎一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konishi Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konishi Co Ltd filed Critical Konishi Co Ltd
Priority to JP2005009741A priority Critical patent/JP4592427B2/ja
Publication of JP2006199721A publication Critical patent/JP2006199721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592427B2 publication Critical patent/JP4592427B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Abstract


【課題】 硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させうる硬化触媒を提供する。また、この硬化触媒と硬化性シリコーン系樹脂とを含有する樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 この硬化触媒は、三フッ化ホウ素と、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン又は1,1,3,3−テトラメチルグアニジンよりなるものである。硬化性シリコーン系樹脂としては、従来公知の変成シリコーン樹脂やシリコーン樹脂が用いられる。具体的には、変成シリコーン樹脂及び、三フッ化ホウ素と、上記した含窒素化合物との錯体を含有する樹脂組成物である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒に関し、特に湿気硬化型の変成シリコーン樹脂を極めて速く硬化させるための硬化触媒に関するものである。また、この硬化触媒と硬化性シリコーン系樹脂とを含有する硬化性シリコーン系樹脂組成物に関し、特に、この硬化触媒と、湿気硬化型の変成シリコーン樹脂とを含有する湿気硬化性シリコーン系樹脂組成物に関するものである。
従来、分子末端に加水分解性珪素基を有する湿気硬化型の変成シリコーン樹脂の硬化触媒として、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジオクチル錫ジラウレート等の有機錫化合物が汎用されている。この有機錫化合物は、変成シリコーン樹脂を速やかに硬化させるため、重宝されている。しかしながら、有機錫化合物は重金属である錫を含有しているため、近年、人体に対する危険性・有害性が指摘されている。
このため、本発明者等は、有機錫化合物に代わる、変成シリコーン樹脂の硬化触媒を開発した(特許文献1)。この硬化触媒は、ルイス酸錯体よりなるもので、たとえば、三フッ化ホウ素と、アミン化合物,アルコール化合物又はエーテル化合物との錯体を用いるものである。具体的には、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体,三フッ化ホウ素モノエチルアミン錯体,三フッ化ホウ素ピペリジン錯体等を用いるものである。
特願2004−208672(特許請求の範囲、段落番号0215及び実施例)
本発明者等は、特許文献1に記載された硬化触媒を用いて、種々の変成シリコーン樹脂或いはその他の硬化性シリコーン系樹脂の硬化実験を行っていたところ、三フッ化ホウ素と特定の含窒素化合物との錯体を用いると、分子末端の加水分解性珪素基の数が少なくても(1〜2官能性であっても)、極めて速やかに変成シリコーン樹脂等の硬化性シリコーン樹脂が硬化することが判明した。本発明は、このような知見に基づくものである。
すなわち、本発明は、特許文献1記載の発明を利用したものであり、分子末端に下記一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂を硬化させるための硬化触媒であって、下記一般式(2)で表される含窒素化合物と三フッ化ホウ素との錯体よりなることを特徴とする硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒に関するものである。また、この硬化性シリコーン系樹脂とこの錯体とを含有する硬化性シリコーン系樹脂組成物に関するものである。
一般式(1):
Figure 2006199721
(式中、Xはヒドロキシル基又はアルコキシル基等の加水分解性基を示し、R1は炭素数1〜20の炭化水素基又は置換基を有する炭化水素基を示し、nは0,1又は2を示す。)
一般式(2):
Figure 2006199721
(式中、R2は環状炭化水素基、置換基を有する環状炭化水素基、窒素原子を含む環状炭化水素基及び置換基を有する窒素原子を含む環状炭化水素基よりなる群から選ばれた基を示す。)
また、本発明は、分子末端に上記一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂を硬化させるための硬化触媒であって、三フッ化ホウ素と、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,1,3,3−テトラメチルグアニジンから選ばれる一種以上の含窒素化合物との錯体よりなることを特徴とする硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒に関するものである。また、この硬化性シリコーン系樹脂とこの錯体とを含有する硬化性シリコーン系樹脂組成物に関するものである。
本発明で言う硬化性シリコーン系樹脂は、分子末端に一般式(1)で表される加水分解性珪素基を持つものである。加水分解性珪素基は、珪素原子に加水分解性基が1〜3個結合すると共に、炭化水素基が3〜1個結合しているものである。そして、この珪素原子には、主鎖が結合している。ここで、加水分解性基としては、ヒドロキシル基や、エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ基等のアルコキシル基が、一般的に用いられる。その他、ハロゲン基やメルカプト基等の従来公知の加水分解性基も用いることができる。炭化水素基としては、メチル基やエチル基等のアルキル基が一般的に用いられる。また、アルキル基等の炭化水素基には、ヒドロキシアルキル基等の置換基を有していてもよい。主鎖としては、ポリオキシアルキレンやビニル重合体等の変成シリコーン樹脂に一般的に用いられているものが採用される。さらに、シロキサン結合(Si−O−Si)よりなる重合体等のシリコーン樹脂に一般に用いられているものも採用される。
本発明において、加水分解性基の数が1〜2個である(一般式(1)中のnが1又は2である)硬化性シリコーン系樹脂を用いるのが、好ましい。この理由は、加水分解性基の数が3個であると、本来的に硬化しやすくなり、本発明に係る硬化触媒以外のもの、たとえば、三フッ化ホウ素モノエチルアミン錯体等であっても、満足のゆく速硬化を実現しうるからである。加水分解性基の数が1〜2個の硬化性シリコーン樹脂は、シリコーン樹脂又は変成シリコーン樹脂として多数販売されている。たとえば、カネカ社製のサイリルシリーズ,カネカMSポリマーシリーズ,,MAシリーズ,SAシリーズ,ORシリーズ;旭硝子社製のエクセスターシリーズ(ESシリーズ,ESGXシリーズ);デグサジャパン社製のベストプラスト206;信越化学工業社製のKCシリーズ,KRシリーズ,X−40シリーズ;東亜合成社製のXPRシリーズ;綜研化学社製のアクトフローシリーズ等が挙げられる。なお、加水分解製基の数が3個の硬化性シリコーン系樹脂は、あまり市販されていないけれども、後述の実施例記載の方法又は特許文献1記載の方法で適宜調製することができる。
また、本発明では、分子内に極性基を含有する硬化性シリコーン系樹脂を好適に用いることができる。ここで、極性基とは、ウレタン結合基、チオウレタン結合基、尿素結合基、チオ尿素結合基、置換尿素結合基、置換チオ尿素結合基、アミド結合基、スルフィド結合基、ヒドロキシル基、第一級アミノ基、第二級アミノ基及び第三級アミノ基等の酸素原子、窒素原子、硫黄原子を含有する結合基又は官能基等を指す。このような極性基を加水分解性珪素基の近傍に導入すると、硬化性シリコーン系樹脂の硬化がさらに促進され、好ましい。
特に、これらの極性基の中では、ウレタン結合基、チオウレタン結合基、尿素結合基、チオ尿素結合基、置換尿素結合基、置換チオ尿素結合基、アミド結合基、第一級アミノ基、第二級アミノ基及び第三級アミノ基等の含窒素極性基を有するものが、硬化をさらに促進せしめるため好ましく、ウレタン結合基(−NHCO−)は、硬化を顕著に促進せしめるものであり最も好ましい。硬化が促進する理由としては、硬化性シリコーン系樹脂の分子内に存在する含窒素極性基が、本発明に係る硬化触媒である錯体に対して、分子的相性の良いドメインとなるからであると考えられる。この結果、本発明に係る錯体が、硬化性シリコーン系樹脂の加水分解性珪素基の近傍に集まって相互作用しやすくなり、加水分解性基の脱離能がさらに高まって、加水分解性珪素基同士のカップリング反応がさらに促進されるためであると考えられるのである。
分子内に極性基を含有する硬化性シリコーン系樹脂は、従来公知の方法で、主鎖に各極性基を導入すればよい。たとえば、ウレタン結合基は、特許第3030020号公報記載の方法や、後述の実施例記載の方法で容易に導入することができる。
本発明に係る硬化触媒は、上記した硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させるものであり、三フッ化ホウ素と特定の含窒素化合物との錯体からなるものである。特定の含窒素化合物としては、一般式(2)で表される化合物が挙げられる。また、請求項2に記載された、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン又は1,1,3,3−テトラメチルグアニジンが挙げられる。このような含窒素化合物が、硬化性シリコーン系樹脂の良好な硬化触媒として機能する理由は定かではないが、共役酸としたときのpka値が高いこと、及びその分子構造によるものと考えられる。
なお、念のため、請求項2に記載された特定の含窒素化合物の構造式を示せば、以下のとおりである。
(1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン)
Figure 2006199721









(7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン)
Figure 2006199721

(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン)
Figure 2006199721

(6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン)
Figure 2006199721

(1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン)
Figure 2006199721

(1,1,3,3−テトラメチルグアニジン)
Figure 2006199721
本発明に係る硬化触媒は、三フッ化ホウ素に特定の含窒素化合物を作用させることで、容易に錯体が形成され、得ることのできるものである。また、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体等に、特定の含窒素化合物を作用させると、ジエチルエーテル等が脱離することで、容易に錯体が形成され、本発明に係る硬化触媒を得ることができる。三フッ化ホウ素等と特定の含窒素化合物との反応性が悪い場合や、より反応性を高めたい場合は、ヘキサン,トルエン,メチルシクロヘキサン等の反応溶媒中で反応させたり、又は加熱して反応させるのが好ましい。反応終了後においても、未反応物や脱離物(ジエチルエーテル等)が、硬化触媒中に残存していることがあるが、触媒能に悪影響を与えることが少ないので、いっこうに差し支えない。しかし、硬化触媒の純度を高めたいときは、減圧留去等の手段で、未反応物や脱離物を除去すればよい。なお、三フッ化ホウ素等と特定の含窒素化合物との仕込み比は任意であるが、一般的に、三フッ化ホウ素等:特定の含窒素化合物=10〜90:90〜10(モル比)であり、30〜70:70〜30(モル比)が好ましく、特に50:50(モル比)が最も好ましい。
本発明に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物は、上記した硬化性シリコーン系樹脂と、上記した硬化触媒とが配合されてなるものである。配合比は任意であり、硬化触媒の配合量によって、硬化速度を調整することができる。すなわち、硬化触媒の配合量を多くすればするほど、硬化性シリコーン系樹脂の硬化速度を速めることができる。一般的に、硬化性シリコーン系樹脂100質量部に対し、硬化触媒は0.05〜5質量部であり、特に0.1〜1.0質量部程度が好ましい。また、硬化性シリコーン系樹脂が3官能であるときは、本来的に硬化速度が速いので、硬化触媒の量は少なくてもよい。1〜2官能であるときは、本来的に硬化速度が遅いので、硬化触媒の量を多くするのが好ましい。
本発明に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物中には、硬化性シリコーン系樹脂と硬化触媒以外に、従来公知の任意の化合物乃至物質を配合することができる。たとえば、本発明で用いる硬化性シリコーン系樹脂以外の各種の樹脂、本発明に係る硬化触媒以外の錫系又はアミン系等の硬化触媒、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のシランカップリング剤、親水性又は疎水性シリカ系粉体等の充填剤、フェノール樹脂等の粘着付与剤、無水シリカ等の揺変剤、酸化カルシウム等の脱水剤、希釈剤、可塑剤、難燃剤、オリゴマー、老化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、チタネートカップリング剤、アルミニウムカップリング剤、乾性油等を配合することができる。
本発明に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物は、水分の存在下で、加水分解性基同士が縮重合することによって硬化するものである。したがって、保管乃至搬送中は、空気(空気中の水分)と接触しないよう、気密に密封した状態で取り扱われる。そして、使用時には開封して任意の箇所に適用すれば、空気中の水分と接触して硬化性シリコーン系樹脂が硬化するのである。
本発明に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物は、従来の硬化性シリコーン系樹脂が適用されていた全ての用途に用いることができる。たとえば、接着剤、シーラント、塗料、コーティング剤、目止め剤、注型材、被覆材等として用いることができる。
本発明に係る硬化触媒は、分子末端に一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂の硬化速度を格別顕著に速めるという効果を奏する。特に、一般式(1)中のnが1又は2である1〜2官能の硬化性シリコーン系樹脂の場合であっても、硬化速度が格別顕著に速くなるという、全く予期しえない効果を奏するものである。また、本発明に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物は、気密状態で密封しておけば、貯蔵安定性も良好であるという効果を奏する。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。本発明は、三フッ化ホウ素と特定の含窒素化合物との錯体が、変成シリコーン樹脂等の硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させるとの発見に基づくものとして、解釈されるべきである。
(硬化触媒の調製)
(1)硬化触媒(C−1)
反応容器内で、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン 30.5g(0.20モル)を窒素雰囲気下で攪拌しながら、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体 28.4g(0.20モル)を滴下し、室温で1時間反応させた。その後、反応により生成したジエチルエーテル(脱離物)及び未反応物を減圧留去し、褐色の硬化触媒(C−1)を得た。
(2)硬化触媒(C−2)
反応容器内で、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン 38.1g(0.25モル)を窒素雰囲気下で攪拌しながら、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体 7.1g(0.05モル)を滴下し、室温で1時間反応させた。その後、反応により生成したジエチルエーテル(脱離物)及び未反応物を減圧留去し、褐色の硬化触媒(C−2)を得た。
(3)硬化触媒(C−3)
反応容器内で、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体 14.2g(0.10モル)を窒素雰囲気下で攪拌しながら、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン 12.4g(0.10モル)を滴下し、室温で1時間反応させた。その後、反応により生成したジエチルエーテル(脱離物)及び未反応物を減圧留去し、黄褐色の硬化触媒(C−3)を得た。
(4)硬化触媒(C−4)
反応容器内に、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン 2.1g(0.015モル)とトルエン21gを仕込み、窒素雰囲気下で攪拌しながら、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体 2.1g(0.015モル)を滴下し、室温で1時間反応させた。その後、反応により生成したジエチルエーテル(脱離物)及び未反応物を減圧留去し、橙色の硬化触媒(C−4)を得た。
(5)硬化触媒(C−5)
反応容器内で、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン 11.5g(0.10モル)を窒素雰囲気下で攪拌しながら、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体 14.2g(0.10モル)を滴下し、室温で1時間反応させた。その後、反応により生成したジエチルエーテル(脱離物)及び未反応物を減圧留去し、白色の硬化触媒(C−5)を得た。
(6)硬化触媒(D−1)
市販の三フッ化ホウ素ピペリジン錯体(和光純薬工業社製)を準備した。
(7)硬化触媒(D−2)
市販のブチル錫系硬化触媒(三共有機合成社製「No.918」)を準備した。
なお、符合Cで示した硬化触媒は、本発明の例に係る硬化触媒であり、符合Dで示した硬化触媒は、本発明の例以外の硬化触媒である。
(硬化性シリコーン系樹脂の調製)
(1)硬化性シリコーン系樹脂(S−1)
市販の変成シリコーン樹脂(カネカ社製「サイリルS303」、主鎖がポリオキシアルキレンである2官能の変成シリコーン樹脂)を準備した。
(2)硬化性シリコーン系樹脂(S−2)
市販の変成シリコーン樹脂(カネカ社製「サイリルS203」、主鎖がポリオキシアルキレンである2官能の変成シリコーン樹脂)を準備した。
(3)硬化性シリコーン系樹脂(S−3)
市販の変成シリコーン樹脂(旭硝子社製「エクセスターS3430」、主鎖がポリオキシアルキレンである2官能の変成シリコーン樹脂)を準備した。
(4)硬化性シリコーン系樹脂(SB−1)
反応容器内で、3−アミノプロピルトリメトキシシラン179.3gを窒素雰囲気下80℃で攪拌しながら、アクリル酸ラウリル240.4gを1時間かけて滴下し、さらに、80℃で10時間反応させた後、50℃で7日間反応させることで、分子内にトリメトキシシリル基及び第2級アミノ基を有する反応物(SE−1)を得た。
別の反応容器内に、旭硝子ウレタン社製の「PMLS4012」(ポリオキシプロピレンポリオール、数平均分子量10,000)900g、旭電化工業社製の「PR3007」(ポリオキシエチレン含有ポリオキシプロピレンポリオール)100g及びトリレンジイソシアネート43.0gを仕込み、さらにジブチル錫ジラウレートを50ppmとなるように添加し、窒素雰囲気下にて攪拌混合しながら、90℃で8時間反応させて、分子内にイソシアネート基を有するポリオキシアルキレン樹脂(PB−1)を得た。その後、反応物(SE−1)を110.5g添加し、窒素雰囲気下にて攪拌混合しながら、90℃で2時間反応させることで、主鎖がポリオキシアルキレンであり分子内にトリメトキシシリル基を有する硬化性樹脂(SB−1)を得た。23℃における硬化性樹脂(SB−1)の粘度は、60,000mPa・s(BH型粘度計、No.7ローター、10回転)であった。
(5)硬化性シリコーン系樹脂(SB−2)
3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン163.3g用いる他は、上記(3)と同一の方法により、分子内にメチルジメトキシシリル基及び第2級アミノ基を有する反応物(SE−2)を得た。
反応物(SE−2)を112.5g添加する他は、上記(3)と同一の方法により、硬化性樹脂(SB−2)を得た。23℃における硬化性樹脂(SB−2)の粘度は、58,000mPa・sであった。
(6)硬化性シリコーン系樹脂(SB−3)
反応容器に、上記硬化性樹脂(SB−1)を100g入れ、窒素雰囲気下、90℃まで昇温した。そこに、メタクリル酸メチル40g、メタクリル酸ラウリル30g、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン3g、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン8g及び2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.7gを混合したモノマー混合液を30分かけて滴下し、重合反応を行った。さらに、90℃で30分反応させた後、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.2gとメチルエチルケトン1gの混合溶液を滴下し、重合反応を行った。次いで、90℃で30分反応させた後、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.1gとメチルエチルケトン1gの混合溶液を滴下し、重合反応を行った。さらに、90℃で30分反応させた後、未反応の諸成分を減圧留去して、分子内にトリエトキシシリル基を有する硬化性樹脂(SB−3)を得た。23℃における硬化性樹脂(SB−3)の粘度は、150,000mPa・sであった。
実施例1〜6、比較例1及び2
表1に示した硬化触媒1.0質量部と、表1に示した硬化性シリコーン系樹脂100質量部を、反応容器内に投入し、真空ポンプで反応容器内を減圧し、100mmHgまで減圧されたところで弁を閉じた。反応容器内を減圧した状態に保ったまま、100℃まで昇温し、さらに100℃で1時間攪拌した後、室温まで冷却し、密閉容器に充填して、8種類の硬化性シリコーン系樹脂組成物を得た。
そして、実施例1〜6、比較例1及び2に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物の皮張り時間を、以下の方法で測定した。その結果を表1に示した。
(皮張り時間)
実施例1〜6、比較例1及び2に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物を、密封状態で23℃で1日間静置した。その後、23℃で相対湿度50%の雰囲気下で開封して放置し、指触により、表面に張った硬化皮膜が指に転着しなくなるまでの時間を、皮張り時間として測定した。
[表1]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
硬化触媒 硬化性シリコ 皮張り時間
ーン系樹脂
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 C−1 S−1 2分
実施例2 C−2 S−1 3分30秒
実施例3 C−3 S−1 25分
実施例4 C−4 S−1 1分
実施例5 C−5 S−1 50分
実施例6 C−1 S−2 4分
比較例1 D−2 S−1 1時間30分
比較例2 D−2 S−2 3時間
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
表1の結果から明らかなように、本発明の例に係る硬化触媒を用いた場合には、本発明の例以外の硬化触媒を用いた場合と比較して、硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させうることが分かる。
実施例7及び比較例3
表2に示した硬化触媒1.0質量部と、表2に示した硬化性シリコーン系樹脂100質量部、及びトルエン5.0質量部を、反応容器内に投入し、真空ポンプで反応容器内を減圧し、100mmHg以下まで減圧されたところで弁を閉じた。反応容器内を減圧した状態に保ったまま、30分間攪拌した後、室温まで冷却し、密閉容器に充填して、2種類の硬化性シリコーン系樹脂組成物を得た。そして、実施例7及び比較例3に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物の皮張り時間を、実施例1と同一の方法で測定し、その結果を表2に示した。






[表2]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
硬化触媒 硬化性シリコ 皮張り時間
ーン系樹脂
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例7 C−2 S−3 1時間30分
比較例3 D−1 S−3 1日以上
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
表2の結果から明らかなように、本発明の例に係る硬化触媒を用いた場合には、一般的に市販されている三フッ化ホウ素ピペリジン錯体を用いた場合と比較して、硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させうることが分かる。
実施例8、9及び比較例4
表3に示した硬化触媒0.1質量部と、表3に示した硬化性シリコーン系樹脂100質量部を反応容器内に投入した他は、実施例1と同一の方法で3種類の硬化性シリコーン系樹脂組成物を得た。そして、実施例8、9及び比較例4に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物の皮張り時間を、実施例1と同一の方法で測定し、その結果を表3に示した。
[表3]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
硬化触媒 硬化性シリコ 皮張り時間
ーン系樹脂
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例8 C−1 SB−1 15秒
実施例9 C−2 SB−1 25秒
比較例4 D−1 SB−1 2分45秒
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
表3の結果から明らかなように、本発明の例に係る硬化触媒を用いた場合には、本発明の例以外の硬化触媒を用いた場合と比較して、硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させうることが分かる。特に、硬化性シリコーン系樹脂として、3官能のものを用いた場合には、1分未満での硬化が可能となり、極めて速硬化性である。
実施例10、11及び比較例5、6
表4に示した硬化触媒1.0質量部と、表4に示した硬化性シリコーン系樹脂100質量部を反応容器内に投入した他は、実施例1と同一の方法で4種類の硬化性シリコーン系樹脂組成物を得た。そして、実施例10、11及び比較例5、6に係る硬化性シリコーン系樹脂組成物の皮張り時間を、実施例1と同一の方法で測定し、その結果を表4に示した。








[表4]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
硬化触媒 硬化性シリコ 皮張り時間
ーン系樹脂
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例10 C−1 SB−2 1分30秒
実施例11 C−1 SB−3 30秒
比較例5 D−2 SB−2 3時間
比較例6 D−2 SB−3 45分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
表4の結果から明らかなように、本発明の例に係る硬化触媒を用いた場合には、本発明の例以外の硬化触媒を用いた場合と比較して、硬化性シリコーン系樹脂を極めて速やかに硬化させうることが分かる。

Claims (10)

  1. 分子末端に下記一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂を硬化させるための硬化触媒であって、三フッ化ホウ素と下記一般式(2)で表される含窒素化合物との錯体よりなることを特徴とする硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒。
    一般式(1):
    Figure 2006199721
    (式中、Xはヒドロキシル基又はアルコキシル基等の加水分解性基を示し、R1は炭素数1〜20の炭化水素基又は置換基を有する炭化水素基を示し、nは0,1又は2を示す。)
    一般式(2):
    Figure 2006199721
    (式中、R2は環状炭化水素基、置換基を有する環状炭化水素基、窒素原子を含む環状炭化水素基及び置換基を有する窒素原子を含む環状炭化水素基よりなる群から選ばれた基を示す。)
  2. 分子末端に下記一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂を硬化させるための硬化触媒であって、三フッ化ホウ素と、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,1,3,3−テトラメチルグアニジンから選ばれる一種以上の含窒素化合物との錯体よりなることを特徴とする硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒。
    一般式(1):
    Figure 2006199721
    (式中、Xはヒドロキシル基又はアルコキシル基等の加水分解性基を示し、R1は炭素数1〜20の炭化水素基又は置換基を有する炭化水素基を示し、nは0,1又は2を示す。)
  3. 一般式(1)中のnが1又は2である請求項1又は2記載の硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒。
  4. 硬化性シリコーン系樹脂が、分子内に含窒素極性基を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒。
  5. 含窒素極性基がウレタン結合基(−NHCO−)である請求項4記載の硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒。
  6. 分子末端に下記一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂と、三フッ化ホウ素と下記一般式(2)で表される含窒素化合物との錯体とを含有することを特徴とする硬化性シリコーン系樹脂組成物。
    一般式(1):
    Figure 2006199721
    (式中、Xはヒドロキシル基又はアルコキシル基等の加水分解性基を示し、R1は炭素数1〜20の炭化水素基又は置換基を有する炭化水素基を示し、nは0,1又は2を示す。)
    一般式(2):
    Figure 2006199721
    (式中、R2は環状炭化水素基、置換基を有する環状炭化水素基、窒素原子を含む環状炭化水素基及び置換基を有する窒素原子を含む環状炭化水素基よりなる群から選ばれた基を示す。)
  7. 分子末端に下記一般式(1)で表される加水分解性珪素基を含有する硬化性シリコーン系樹脂、及び、三フッ化ホウ素と、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、7−メチル−1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,1,3,3−テトラメチルグアニジンから選ばれる一種以上の含窒素化合物との錯体を含有することを特徴とする硬化性シリコーン系樹脂組成物。
    一般式(1):
    Figure 2006199721
    (式中、Xはヒドロキシル基又はアルコキシル基等の加水分解性基を示し、R1は炭素数1〜20の炭化水素基又は置換基を有する炭化水素基を示し、nは0,1又は2を示す。)
  8. 一般式(1)中のnが1又は2である請求項6又は7記載の硬化性シリコーン系樹脂組成物。
  9. 硬化性シリコーン系樹脂が、分子内に含窒素極性基を有する請求項6乃至8のいずれか一項に記載の硬化性シリコーン系樹脂組成物。
  10. 含窒素極性基がウレタン結合基(−NHCO−)である請求項9記載の硬化性シリコーン系樹脂組成物。
JP2005009741A 2005-01-18 2005-01-18 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物 Active JP4592427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009741A JP4592427B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005009741A JP4592427B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006199721A true JP2006199721A (ja) 2006-08-03
JP4592427B2 JP4592427B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=36958020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005009741A Active JP4592427B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4592427B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199906A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2006199730A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及び湿気硬化型接着剤
JP2006199905A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2007246577A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Konishi Co Ltd 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒及び硬化性シリコーン系樹脂組成物
JP2007302774A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Kaneka Corp 硬化性組成物
WO2008099858A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Kaneka Corporation 硬化性組成物
WO2008111598A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Kaneka Corporation 硬化性組成物
US7842762B2 (en) 2007-08-08 2010-11-30 Ppg Industries Ohio, Inc. Electrodepositable coating composition containing a cyclic guanidine
US8563560B2 (en) 2011-02-25 2013-10-22 Ppg Industries Ohio, Inc. Preparation of bicyclic guanidine salts in an aqueous media
US9068089B2 (en) 2013-03-15 2015-06-30 Ppg Industries Ohio, Inc. Phenolic admix for electrodepositable coating composition containing a cyclic guanidine
US9688874B2 (en) 2013-10-25 2017-06-27 Ppg Industries Ohio, Inc. Method of making a bicyclic guanidine-cured acrylic coating

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04256578A (ja) * 1991-02-12 1992-09-11 Kobe Steel Ltd ショット粒吹き落し装置の昇降制御方法
JPH04359061A (ja) * 1991-06-03 1992-12-11 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物およびその硬化物
JPH05271527A (ja) * 1992-03-27 1993-10-19 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性組成物
JPH08319422A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd ラダー型ポリシロキサンを主成分とする成形体の作製方法
JP2001207058A (ja) * 2000-01-27 2001-07-31 Sekisui Chem Co Ltd 二液型室温架橋性組成物
JP2005054174A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及びそれを含有する湿気硬化型接着剤組成物
WO2006016568A1 (ja) * 2004-08-11 2006-02-16 Konishi Co., Ltd. 反応性ホットメルト樹脂組成物及び反応性ホットメルト接着剤
JP2006052168A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Konishi Co Ltd 新規メルカプトシラン化合物、それを用いた硬化性樹脂、及び、それを用いた硬化性樹脂組成物
JP2006052296A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及び湿気硬化型接着剤組成物
JP2006169348A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2006199730A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及び湿気硬化型接着剤
JP2006199905A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2006199725A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04256578A (ja) * 1991-02-12 1992-09-11 Kobe Steel Ltd ショット粒吹き落し装置の昇降制御方法
JPH04359061A (ja) * 1991-06-03 1992-12-11 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物およびその硬化物
JPH05271527A (ja) * 1992-03-27 1993-10-19 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性組成物
JPH08319422A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd ラダー型ポリシロキサンを主成分とする成形体の作製方法
JP2001207058A (ja) * 2000-01-27 2001-07-31 Sekisui Chem Co Ltd 二液型室温架橋性組成物
JP2005054174A (ja) * 2003-07-18 2005-03-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及びそれを含有する湿気硬化型接着剤組成物
WO2006016568A1 (ja) * 2004-08-11 2006-02-16 Konishi Co., Ltd. 反応性ホットメルト樹脂組成物及び反応性ホットメルト接着剤
JP2006052296A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及び湿気硬化型接着剤組成物
JP2006052168A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Konishi Co Ltd 新規メルカプトシラン化合物、それを用いた硬化性樹脂、及び、それを用いた硬化性樹脂組成物
JP2006169348A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2006199730A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及び湿気硬化型接着剤
JP2006199905A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2006199725A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4685470B2 (ja) * 2005-01-18 2011-05-18 コニシ株式会社 硬化性樹脂組成物の製造方法
JP2006199730A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物及び湿気硬化型接着剤
JP2006199905A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2006199906A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Konishi Co Ltd 硬化性樹脂組成物
JP2007246577A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Konishi Co Ltd 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒及び硬化性シリコーン系樹脂組成物
JP2007302774A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Kaneka Corp 硬化性組成物
US8815985B2 (en) 2007-02-13 2014-08-26 Kaneka Corporation Curable composition
US8962716B2 (en) 2007-02-13 2015-02-24 Kaneka Corporation Curable composition
WO2008099858A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Kaneka Corporation 硬化性組成物
JP2013060600A (ja) * 2007-02-13 2013-04-04 Kaneka Corp 硬化性組成物
JP2013060601A (ja) * 2007-02-13 2013-04-04 Kaneka Corp 硬化性組成物
JP5281901B2 (ja) * 2007-02-13 2013-09-04 株式会社カネカ 硬化性組成物
WO2008111598A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Kaneka Corporation 硬化性組成物
JP5476119B2 (ja) * 2007-03-12 2014-04-23 株式会社カネカ 硬化性組成物
US8884059B2 (en) 2007-08-08 2014-11-11 Ppg Industries Ohio, Inc. Electrodepositable coating composition containing a cyclic guanidine
US7842762B2 (en) 2007-08-08 2010-11-30 Ppg Industries Ohio, Inc. Electrodepositable coating composition containing a cyclic guanidine
US8563560B2 (en) 2011-02-25 2013-10-22 Ppg Industries Ohio, Inc. Preparation of bicyclic guanidine salts in an aqueous media
US9068089B2 (en) 2013-03-15 2015-06-30 Ppg Industries Ohio, Inc. Phenolic admix for electrodepositable coating composition containing a cyclic guanidine
US9688874B2 (en) 2013-10-25 2017-06-27 Ppg Industries Ohio, Inc. Method of making a bicyclic guanidine-cured acrylic coating

Also Published As

Publication number Publication date
JP4592427B2 (ja) 2010-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4592427B2 (ja) 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒、及び硬化性シリコーン系樹脂組成物
JP4173807B2 (ja) アルコキシ架橋性一成分系湿分硬化性材料
JP2738235B2 (ja) 紫外線及び湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物、その硬化物及びその製造方法
TW383320B (en) Moisture curable compositions
JP2005535779A (ja) 制御可能な硬化速度を有するアルコキシシラン末端ポリマーをベースとするポリマー材料
JP2010523561A (ja) 揮発性有機化合物(voc)を発生する可能性の低い加水分解性シランおよびそれを含有する樹脂組成物
JPH05287188A (ja) 硬化性組成物
JP5264105B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
CN114989764B (zh) 室内装饰装修用硅烷改性聚醚密封胶及制备方法和应用
JP3121245B2 (ja) 含フッ素有機ケイ素化合物及びその製造方法並びにそれを含有する室温硬化性シリコーン組成物
JP5336868B2 (ja) 硬化性樹脂組成物及び室温硬化性接着剤組成物
JP4879616B2 (ja) 硬化性シリコーン系樹脂の硬化触媒及び硬化性シリコーン系樹脂組成物
JP2008266521A (ja) 湿気硬化型樹脂組成物
JP4445584B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JP5121171B2 (ja) 三フッ化ホウ素系触媒、及び、該三フッ化ホウ素系触媒を含む常温湿気硬化性樹脂組成物
JP2011195741A (ja) 硬化性樹脂組成物
JP4657542B2 (ja) 一液湿気硬化型可撓性樹脂組成物
JP7279790B2 (ja) オルガノポリシロキサン化合物、該化合物を含む組成物及びそれらの製造方法
JP4756978B2 (ja) 室温硬化性シリコーン系樹脂組成物
JP2007204502A (ja) 硬化性シリコーン系樹脂組成物
JP7110722B2 (ja) 含フッ素有機ケイ素化合物及びその製造方法、室温硬化性含フッ素ゴム組成物及びその硬化物並びに物品
JPH01151591A (ja) 有機けい素化合物
JPS5810430B2 (ja) 室温硬化性組成物
JP5042091B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JPS62298595A (ja) ケイ素含有重合性単量体ならびにその製法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4592427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250