JP2006197788A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブラシホルダーをヨークとカバー間に簡単かつ確実に保持することができ、異音の発生とブラシの異常摩擦を確実に防止することができるモータを提供する。
【解決手段】 ヨーク11の底部の軸受14とカバー12の天井部の軸受15でアーマチュア軸16を回転自在に支持し、アーマチュア軸にアーマチュア20とコンミュテータ21を取り付け、カバー12の円筒部12d内にブラシホルダー22を嵌め込み、ブラシホルダー22に出没自在に収納されたブラシ23をコンミュテータ21に圧接したモータにおいて、ヨーク11の円筒部11cの内周面11dにボス部11fを設け、ブラシホルダー22の外周面22eにボス部11fに係止される係止突起部22fを設け、カバー12の円筒部12dに係止突起部22fを収容する切欠き部12eを設けた。
【選択図】 図16

Description

本発明は、例えば、車両用のアンチロックブレーキシステム(ABS)に設けられたプランジャポンプを作動させるポンプ用モータに用いて好適なモータに関する。
この種のモータに用いられるブラシホルダーとして図17及び図18に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。このモータは、図17及び図18に示すように、有底円筒状のヨーク1と、このヨーク1の開口部1aに形成された薄肉部1bのかしめにより該開口部1aを閉塞するカバー2とを備えている。また、ヨーク1の円筒部1cの内側には複数のボス部1d,1dを相対向するように突設してあり、この相対向するボス部1d,1d間にブラシホルダー3を取り付けてある。
このブラシホルダー3は、図示しないブラシを収容するブラシ収容部4aを固定した絶縁製のブラシホルダーステー4と、このブラシホルダーステー4に形成された小孔4bに爪部5aをかしめ固定する金属製のベースとから構成されている。そして、このベース5の両端の折曲げ部5b,5bに形成された各孔5cをヨーク1の相対向する各ボス部1dに係合することにより、ブラシホルダー3の軸方向及び周方向の移動を規制するようになっている。
実公昭58−40764号公報
しかしながら、前記従来のモータのヨーク1は、ブラシホルダー3を構成するベース5の孔5cをヨーク1のボス部1dに係合させた後、カバー2をヨーク1の薄肉部1bのかしめにより固定しているため、全体構造が複雑になると共に、組み付け作業が煩雑になっていた。また、ブラシホルダー3のベース5の孔5cとヨーク1のボス部1dとの係合では、ベース5がヨーク1に対してガタ付いて異音が発生したり、ブラシ収容部4aに収容されているブラシとブラシ収容部4a側壁間の摺動抵抗の増大、即ち、ブラシとブラシ収容部4aとの異常摩擦が発生し易かった。さらに、ブラシホルダー3は絶縁製のブラシホルダーステー4と金属製のベース5とから構成されているため、部品点数が増えるためコスト高になった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ブラシホルダーをヨークとカバーとの間に簡単かつ確実に保持させることができると共に、異音の発生とブラシの異常摩擦を確実に防止することができるモータを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、有底円筒状のヨークと、このヨークの開口部に円筒部が嵌め込まれるカバーとを備え、前記ヨークの低部の中央に配置された軸受と前記カバーの天井部の中央に配置された軸受でアーマチュア軸を回転自在に支持し、このアーマチュア軸の所定位置にアーマチュア及びコンミュテータをそれぞれ取り付けると共に、前記カバーの円筒部内にブラシホルダーを嵌め込み、このブラシホルダーに出没自在に収納されたブラシを前記コンミュテータに圧接したモータにおいて、前記ヨークの円筒部の内周面にボス部を設ける一方、前記ブラシホルダーの外周面に前記ボス部に係止される係止突起部を設け、かつ、前記カバーの円筒部に前記係止突起部を収容する切欠き部を設け、前記ブラシホルダーの係止突起部を前記ヨークのボス部と前記カバーの切欠き部とで挟持するようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のモータであって、前記ヨークの円筒部の内周面には、前記ボス部が所定の間隔を置いて複数形成されているとともに、前記ブラシホルダーの外周面には、前記複数のボス部にそれぞれ係止される前記係止突起部が所定の間隔を置いて複数形成され、かつ、前記カバーの円筒部には、前記複数の係止突起部をそれぞれ収容する複数の切欠き部が所定の間隔を置いて複数形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載のモータであって、前記ボス部は、プレスによる突き出し加工により前記ヨークの円筒部の内周面に断面略V字状に一体突出形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載のモータであって、前記ブラシホルダーの外周面に、前記ヨークの円筒部の内周面に圧入される潰しビード部を複数設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のモータであって、 前記複数の潰しビード部は、前記ブラシホルダーの外周面の前記複数の係止突起部の近傍に一体形成された複数の突起にそれぞれ一体突出形成されていることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ヨークの円筒部の内周面にボス部を設け、ブラシホルダーの外周面にボス部に係止される係止突起部を設け、かつ、カバーの円筒部に係止突起部を収容する切欠き部を設け、ブラシホルダーの係止突起部をヨークのボス部とカバーの切欠き部とで挟持するようにしたことにより、ブラシホルダーをヨークとカバーとの間に簡単かつ確実に保持させることができる。これにより、ヨークに対するブラシホルダーの軸方向及び周方向の移動を確実に規制してガタ付きを確実に防止することができると共に、異音の発生とブラシの異常摩擦を確実に防止することができる。
請求項2の発明によれば、ブラシホルダーの外周面に設けた複数の係止突起部を、ヨークの円筒部の内周面に設けた複数のボス部とカバーの円筒部に設けた複数の切欠き部とで挟持するようにしたことにより、ブラシホルダーをヨークとカバーとの間に簡単かつ確実で強固に保持させることができる。これにより、ヨークに対するブラシホルダーの軸方向及び周方向の移動をより確実に規制してガタ付きを確実に防止することができると共に、異音の発生とブラシの異常摩擦を確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、プレスによる突き出し加工によりヨークの円筒部の内周面に断面略V字状のボス部を一体突出形成したので、ボス部が簡単且つ安価に形成できる。
請求項4の発明によれば、ブラシホルダーの外周面に、ヨークの円筒部の内周面に圧入される潰しビード部を複数設けたことにより、ブラシホルダーの周方向の移動を確実に規制してガタ付きを更に確実に防止することができると共に、異音の発生とブラシの異常摩擦をより確実に防止することができる。
請求項5の発明によれば、ヨークの円筒部の内周面に圧入される複数の潰しビード部は、ブラシホルダーの外周面の複数の係止突起部の近傍に一体形成された複数の突起にそれぞれ一体突出形成されているので、請求項4の効果と同様に、ブラシホルダーの周方向の移動を確実に規制してガタ付きを更に確実に防止することができると共に、異音の発生とブラシの異常摩擦をより確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のポンプ用モータを示す側面図、図2は同ポンプ用モータの平面図、図3は同ポンプ用モータの底面図、図4は同ポンプ用モータのヨークとブラシホルダー及びカバーの組み付け前の状態を示す正面図、図5は同ヨークとブラシホルダー及びカバーの組み付け前の状態を示す断面図、図6は同ヨークとブラシホルダー及びカバーの組み付け後の要部の状態を示す拡大説明図、図7は同ヨークとブラシホルダーの嵌合状態を示す要部の拡大断面図、図8(a)は同ブラシホルダーの要部の拡大断面図、図8(b)は同ブラシホルダーの要部の平面図、図9は同ブラシホルダーの平面図、図10は同ブラシホルダーとアーマチュア軸に取り付けられたコンミュテータの関係を示す拡大断面図、図11〜図16は同ポンプ用モータの組立工程を順を追って示す断面図である。
図1〜図3及び図16に示すように、モータとしてのポンプ用モータ10は、一端側が開口した金属製で有底円筒状のヨーク11と、このヨーク開口部11eに円筒部12dが嵌め込まれる金属製のカバー12とを備えている。ヨーク11の円筒部11cの内周面11dには一対のマグネット13,13が接着剤等を介して固着されている。そして、ヨーク11の底部11aの中央の凹部11bに嵌合されたボールベアリング(軸受)14とカバー12の天井部12aの中央の凹部12bに嵌合されたボールベアリング(軸受)15とでアーマチュア軸16の基端16a及び中途部16bが回転自在に支持されている。
また、図1,図2及び図16に示すように、カバー12の凹部12bの貫通孔12cより外側に露出したアーマチュア軸16の先端部16c側には、偏心した偏心軸部16dが形成されており、この偏心軸部16dにはポンプ駆動用の一対のボールベアリング(軸受)17,17が圧入により取り付けられている。このポンプ駆動用の各ボールベアリング17がカムとして作用して、例えば、車両のアンチロックブレーキシステムの図示しないプランジャポンプを駆動するようになっている。
図16に示すように、一対のマグネット13,13に対向するアーマチュア軸16の位置には、アーマチュア20が取り付けられている。図11〜図16に示すように、このアーマチュア20は、アーマチュア軸16に固定され、所定のスロット数のコイル巻回部20bを持つアーマチュアコア20aとこのアーマチュアコア20aのコイル巻回部20bに巻き回されたアーマチュアコイル20cとで構成されている。
また、図16に示すように、ヨーク11の開口部11eに対向するアーマチュア軸16の位置には、コンミュテータ21が固定されている。このコンミュテータ21にはアーマチュアコア20aのコイル巻回部20bと同数のコンミュテータ片21aを備えている。この各コンミュテータ片21aとアーマチュアコイル20cの一端20dとはコンミュテータ片21aに形成された爪21bによりヒュージングの方法で、電気的にそれぞれ接続されている。
図16に示すように、ヨーク11の開口部11e内に嵌め込まれるカバー12の円筒部12d内のコンミュテータ21に対向する位置には、合成樹脂製で略円板状のブラシホルダー22を嵌め込んである。図9,図10に示すように、このブラシホルダー22には中心より放射状に形成された複数(この実施形態では4箇所)のブラシ収容部22aが形成されている。この各ブラシ収容部22aにはブラシ23が出没自在に収納されていて、該ブラシ23は圧縮コイルバネ(付勢手段)24によりコンミュテータ21のコンミュテータ片21aに接触するように押圧付勢されている。また、図5,図9〜図10に示すように、ブラシホルダー22の貫通孔22bの上側開口縁22Dには、コンミュテータ21の先端端面21cに当接してアーマチュア軸16の先端側軸方向の相対的な移動を規制する一対のストッパ22c,22cを一体突出形成してある。図9に示すように、一対のストッパ22c,22cは、先端が円弧状になって相対向する位置に矩形板状に一体突出形成されている。
そして、図1,図2及び図9〜図16に示すように、ブラシホルダー22には、該ブラシホルダー22の上面22Aよりも上方に突出する円筒状の端子引き出し部22d内に露出する給電用の一対の端子25,25がインサート成形等によって埋設されている。この各端子25を介して各ブラシ23に電流が供給されるようになっている。この電流がアーマチュア20等に流れてアーマチュア軸16が回転するようになっている。
また、図4〜図6及び図16に示すように、ヨーク11の円筒部11cの内周面11dには所定の間隔を置いて断面略V字状のボス部11fがプレスによる突き出し加工により一体突出形成されている。本実施例においては、内周面11dに90°間隔毎にボス部11fを形成した。さらに、ブラシホルダー22の外周面22eには各ボス部11fにそれぞれ係止される複数の係止突起部22fが所定の間隔を置いて突出形成されている。またカバー12の円筒部12dに各係止突起部22fをそれぞれ収容する逆凹状の複数の切欠き部12eを形成してある。そして、図6に示すように、ブラシホルダー22の各係止突起部22fは、ヨーク11の各ボス部11fとカバー12の各切欠き部12eとで挟持されるようになっている。
さらに、図7〜図10に示すように、ブラシホルダー22の外周面22eの各係止突起部22fの近傍には複数の突起22gがそれぞれ一体形成されている。この各突起22gには、ヨーク11の円筒部11cの内周面11dに圧入される潰しビード部22hが一体突出形成されている。
尚、図2,図3,図5,図16に示すように、ヨーク11の鍔部11gには複数の取付孔11hが形成されている。この各取付孔11hに挿通する図示しないボルト等を介して、ポンプ用モータ10は例えば車両のアンチロックブレーキシステムの所定の位置に締結固定されるようになっている。
以上実施形態のポンプ用モータ10の組立工程を、図11〜図16を用いて順を追って説明する。
図11に示すように、ブラシ23を出没自在に収納した合成樹脂製のブラシホルダー22をアーマチュア軸16の先端部16c側から挿入する。すると、図12に示すように、ブラシホルダー22の貫通孔22bの上側開口縁22Dより貫通孔22bの中心方向に相対向するように突出した一対のストッパ22c,22cがコンミュテータ21の一端面21cに当接し、ブラシホルダー22のそれ以上の挿入が阻止される。この為、ブラシホルダー22の貫通孔22bの下側開口縁22Eとコンミュテータ21のコンミュテータ片21aのヒュージングされた爪21bとの間に所定のクリアランスtを確実に確保することができる。またブラシホルダー22の下面22Bとアーマチュア20のアーマチュアコイル20cとの間にも所定のクリアランスを確保することができる。
次に、図13及び図14に示すように、カバー12の天井部12aに配置された軸受15をアーマチュア軸16の中途部16bの所定の位置まで圧入する共に、カバー12の円筒部12dにブラシホルダー22の外周面22eを嵌合させる。このとき、カバー12の円筒部12dに形成された逆凹状の各切欠部12eにブラシホルダー22の外周面22eに形成された各係止突起部22fが収容される。
次に、図15及び図16に示すように、ヨーク11の底部11aの中央の凹部11b内に嵌め込まれたボールベアリング14にアーマチュア軸16の他端である基端16aを圧入すると共に、該ヨーク11の円筒部11cにカバー12の円筒部12dを嵌め込む。このとき、図6に示すように、ブラシホルダー22の各係止突起部22fが、ヨーク11の各ボス部11fとカバー12の各切欠き部12eとで挟持され、ブラシホルダー22がアーマチュア軸16の軸方向へ移動することなく確実に位置決めされる。
また、ブラシホルダー22の外周面22eの各突起22gより突出した各潰しビード部22hがヨーク11の円筒部11cの内周面11dに圧入されて潰されるため、ブラシホルダー22がヨーク11の円筒部11c内のラジアル方向に確実に位置決めされる。
その後、図16に示すように、アーマチュア軸16に形成した偏心軸部16dに、ポンプ駆動用の一対のボールベアリング17,17を圧入することにより、図1〜図3に示すポンプ用モータ10の組立が完了する。
このように、ブラシホルダー22の貫通孔22bの上側開口縁22Dにコンミュテータ21の先端面21cに当接してアーマチュア軸16の軸方向の移動を規制する一対のストッパ22c,22cを一体突出形成したことにより、この一対のストッパ22c,22cによりブラシホルダー22の貫通孔22bの下側開口縁22Eとコンミュテータ21のコンミュテータ片21aのヒュージングされた爪21bとの間に所定のクリアランスtを確実に確保することができる。これにより、コンミュテータ21のコンミュテータ片21aのヒュージングされた爪21bにブラシホルダー22の貫通孔22bの下側開口縁22Eが接触することはない。その結果、ブラシホルダー22の接触によるコンミュテータ21のヒュージングされた爪21bの浮き上がりを確実に防止することができ、コンミュテータ21とブラシ23の電気的接続を安定させた高精度のポンプ用モータ10を短時間でスムーズに組み立てることができる。
また、図6に示すように、ヨーク11の円筒部11cの内周面11dに断面略V字状のボス部11fを一体形成し、ブラシホルダー22の外周面22eにボス部11fに係止される係止突起部22fを一体突出形成し、かつ、カバー12の円筒部12dに係止突起部22fを収容する切欠き部12eを形成し、ブラシホルダー22の各係止突起部22fをヨーク11の各ボス部11fとカバー12の各切欠き部12eとで挟持するようにしたことにより、ブラシホルダー22をヨーク11とカバー12との間に簡単かつ確実に保持させることができる。これにより、ヨーク11の円筒部11cの内周面11dに対するブラシホルダー22の軸方向及び周方向の移動を確実に規制してガタ付きを確実に防止することができると共に、異音の発生とブラシ23の異常摩擦を確実に防止することができる。
さらに、ブラシホルダー22の外周面22eにヨーク11の円筒部11cの内周面11dに圧入される潰しビード部22hを複数一体突出形成したことにより、ヨーク11の円筒部11cの内周面11dに対するブラシホルダー22の周方向の移動を確実に規制してガタ付きをより確実に防止することができると共に、異音の発生とブラシ23の異常摩擦をより確実に防止することができる。
プレスによる突き出し加工によりヨーク11の円筒部11cの内周面11dに断面略V字状のボス部11fを一体突出形成したので、該ボス部11fが簡単且つ安価に形成できる。
本発明の一実施形態のポンプ用モータを示す側面図である。 上記ポンプ用モータの平面図である。 上記ポンプ用モータの平面図である。 上記ポンプ用モータのヨークとブラシホルダー及びカバーの組み付け前の状態を示す正面図である。 上記ヨークとブラシホルダー及びカバーの組み付け前の状態を示す断面図である。 上記ヨークとブラシホルダー及びカバーの組み付け後の要部の状態を示す拡大説明図である。 上記ヨークとブラシホルダーの嵌合状態を示す要部の拡大断面図である。 (a)は上記ブラシブラシホルダーの要部の拡大断面図、(b)は同要部の平面図である。 上記ブラシホルダーの平面図である。 上記ブラシホルダーとアーマチュア軸に取り付けられたコンミュテータの関係を示す拡大断面図である。 上記ブラシホルダーをアーマチュア軸に挿入する前の状態を示す断面図である。 上記ブラシホルダーをアーマチュア軸に挿入した状態を示す断面図である。 上記ブラシホルダーにカバーを嵌合する前の状態を示す断面図である。 上記ブラシホルダーにカバーが嵌合された状態を示す断面図である。 上記ブラシホルダーに嵌合されたカバーをヨークに嵌合する前の状態を示す断面図である。 上記ポンプ用モータの組立完了状態を示す断面図である。 従来のモータに用いられるブラシホルダーの断面図である。 上記従来のブラシホルダーの分解斜視図である。
符号の説明
10 ポンプ用モータ(モータ)
11 ヨーク
11a 底部
11c 円筒部
11d 内周面
11e 開口部
11f ボス部
12 カバー
12a 天井部
12d 円筒部
12e 切欠き部
14,15 ボールベアリング(軸受)
16 アーマチュア軸
16d 偏心軸部
17 ボールベアリング(軸受)
20 アーマチュア
21 コンミュテータ
22 ブラシホルダー
22e 外周面
22f 係止突起部
22g 突起
22h 潰しビード部
23 ブラシ

Claims (5)

  1. 有底円筒状のヨークと、このヨークの開口部に円筒部が嵌め込まれるカバーとを備え、前記ヨークの底部の中央に配置された軸受と前記カバーの天井部の中央に配置された軸受でアーマチュア軸を回転自在に支持し、このアーマチュア軸の所定位置にアーマチュア及びコンミュテータをそれぞれ取り付けると共に、前記カバーの円筒部内にブラシホルダーを嵌め込み、このブラシホルダーに出没自在に収納されたブラシを前記コンミュテータに圧接したモータにおいて、前記ヨークの円筒部の内周面にボス部を設ける一方、前記ブラシホルダーの外周面に前記ボス部に係止される係止突起部を設け、かつ、前記カバーの円筒部に前記係止突起部を収容する切欠き部を設け、前記ブラシホルダーの係止突起部を前記ヨークのボス部と前記カバーの切欠き部とで挟持するようにしたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1記載のモータであって、前記ヨークの円筒部の内周面には、前記ボス部が所定の間隔を置いて複数形成されているとともに、前記ブラシホルダーの外周面には、前記複数のボス部にそれぞれ係止される前記係止突起部が所定の間隔を置いて複数形成され、かつ、前記カバーの円筒部には、前記複数の係止突起部をそれぞれ収容する複数の切欠き部が所定の間隔を置いて複数形成されていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または請求項2記載のモータであって、前記ボス部は、プレスによる突き出し加工により前記ヨークの円筒部の内周面に断面略V字状に一体突出形成されていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のモータであって、前記ブラシホルダーの外周面に、前記ヨークの円筒部の内周面に圧入される潰しビード部を複数設けたことを特徴とするモータ。
  5. 請求項4に記載のモータであって、前記複数の潰しビード部は、前記ブラシホルダーの外周面の前記複数の係止突起部の近傍に一体形成された複数の突起にそれぞれ一体突出形成されていることを特徴とするモータ。
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