JP2006197263A - 静止画像分割方法及び通信端末装置 - Google Patents

静止画像分割方法及び通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006197263A
JP2006197263A JP2005006880A JP2005006880A JP2006197263A JP 2006197263 A JP2006197263 A JP 2006197263A JP 2005006880 A JP2005006880 A JP 2005006880A JP 2005006880 A JP2005006880 A JP 2005006880A JP 2006197263 A JP2006197263 A JP 2006197263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed
still image
image
macroblocks
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005006880A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shibata
誠 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005006880A priority Critical patent/JP2006197263A/ja
Publication of JP2006197263A publication Critical patent/JP2006197263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

【課題】 静止画像が圧縮と伸張を経て合成された場合、分割された静止画像が合成された境界部分で画質の不連続が発生しない静止画像分割方法及び通信端末装置を提供する。
【解決手段】 静止画像が圧縮された画像データファイル21aの形式を、ヘッダ21g、21hと、圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、21eが静止画像の上部に位置するマクロブロックの符号から下部に位置するマクロブロックの符号へと連結され、連結されたマクロブロックの符号の間にはマーカ21fが挿入連結された形式とする。そして、任意個数の圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、21e毎に圧縮された画像データファイル21aを分割することにより、分割されたそれらの画像データファイル21aが伸張を経て合成された場合、合成された境界部分で画質の不連続が発生しない。
【選択図】 図6

Description

本発明は、静止画像分割方法及び通信端末装置に係り、特に圧縮された静止画像を所定の大きさ以下のファイルとして扱う処理に関する。
内蔵されたカメラを用いて写真をデジタルデータとして撮影し、撮影された写真を圧縮して写真ファイルに記憶し、更に、その写真ファイルを電子メールの添付ファイルとして送受する通信端末装置が知られている。写真などの静止画像の圧縮法については、例えば、「連続階調静止画像のディジタル圧縮及び符号処理−第1部 要件及び指針」、日本工業規格、財団法人日本規格協会、JIS X 4301に記載されている。
ここで、カメラの解像度が高い場合に所定の画質を保って圧縮された写真など、圧縮された静止画像の大きさが、電子メールに添付可能なファイルの大きさの最大値を超える場合がある。その場合、静止画像を分割し、分割された静止画像のそれぞれを圧縮して、圧縮された静止画像のファイルを電子メールの添付ファイルとして送受する処理が知られている。
そして、それぞれの圧縮された静止画像のファイルを受信した通信端末装置では、それらのファイルに記憶された静止画像を伸張し、伸張された静止画像から1つの静止画像を合成して、表示する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−44265号公報(第2頁、図1)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、合成された静止画像で、分割された静止画像を合成した境界部分で画質の不連続が視認されることがある問題点があった。なぜなら、分割された静止画像のそれぞれを圧縮する際、それぞれの静止画像に依存して、圧縮率などに差異が生じるからである。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、静止画像が圧縮と伸張を経て合成された場合、分割された静止画像が合成された境界部分で画質の不連続が発生しない静止画像分割方法及び通信端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の静止画像分割方法は、静止画像を、複数のブロックを構成要素とする複数のマクロブロックに分解し、前記マクロブロックに依存しない圧縮条件に従って圧縮された前記構成要素であるブロックを連結することによって前記マクロブロックを圧縮し、前記圧縮されたマクロブロックを所定の順に連結し、前記連結された圧縮されたマクロブロックを、1つ以上の前記連結された圧縮されたマクロブロックを含み、かつ、所定の最大値を超えない大きさのマクロブロック群に分割することを特徴とする。
本発明によれば、静止画像が圧縮と伸張を経て合成された場合、分割された静止画像を合成した境界部分で画質の不連続が発生しないように、圧縮された静止画像を複数のファイルに分割することができる。
以下に、本発明による静止画像分割方法及び通信端末装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る静止画像分割方法が適用され、また、本発明の実施形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。
この通信端末装置は、装置全体の制御を行う制御部11と、基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、スピーカ14aと、マイクロフォン14bと、通話部14cと、出力装置15aと、カメラ15bと、画像処理部15cと、入力装置16と、画像データ記憶部21と、メール送受信部31とからなる。
画像データ記憶部21には、圧縮された静止画像である画像データファイル21aが記憶される。なお、画像データファイル21aの圧縮の形式は、上記の日本工業規格、JIS X 4301に記載されているJPEG(Joint Photographic Expert Group)形式を用いても良いし、その他の形式を用いても良い。
図2は、画像処理部15cの構成を示すブロック図である。画像処理部15cは、出力装置15a及びカメラ15bと接続される画像バッファ15dと、画像データ記憶部21と接続される画像圧縮部15eと、画像データ記憶部21と接続される画像伸張部15fとからなる。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る通信端末装置の各部の動作を、図1を参照して説明する。
まず、通信部12bは、アンテナ12aが受信した高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力される高周波信号をアンテナ12aより送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られたデジタル音声信号を通話部14cへ、また、制御信号を制御部11に送る。更には、通話部14cから出力されるデジタル音声信号、及び制御部11から出力される制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
次に、通話部14cは、送受信部13から出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bから出力されるアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
次に、出力装置15aの動作を説明する。出力装置15aは、制御部11に制御されることで、文字・数字や画像処理部15cに記憶された画像データの表示動作を行い、また、表示されているデータは、入力装置16からの入力操作や着信信号に応答し、また、制御部11からの指示を受けることで切換わる。
カメラ15bは、例えばCCDカメラであり、制御部11より起動されることにより画像入力動作を開始し、入力した画像の信号を画像処理部15cに送る。
入力装置16は、通信相手の電話番号を指定するための数字キーと複数の機能キーを含むキーからなり、入力装置16のキーが操作されると、そのキーの識別子が制御部11に通知され、制御部11によって、出力装置15aに文字や数字として表示され、更に、そのキーの識別子が所定の各部に送信される。
次に、画像処理部15cの動作を図1及び図2を参照して説明する。画像処理部15cは、カメラ15bから出力され、画像バッファ15dに記憶された静止画像を圧縮して、得られた圧縮された静止画像を画像データファイル21aとして画像データ記憶部21に格納する装置である。また、画像データ記憶部21に記憶された画像データファイル21aを伸張して、出力装置15aに表示される形式の静止画像として画像バッファ15dに記憶する装置である。
まず、画像バッファ15dに記憶された静止画像の形式を、図3を参照して説明する。画像バッファ15dに記憶された静止画像は、16×16画素からなるブロックに分解して処理される。また、同じ行のブロックを総称してマクロブロックと称する。図3に示す静止画像15gの一例は、第1〜第3のマクロブロック15i1〜15i3よりなり、第1〜第3のマクロブロック15i1〜15i3は、それぞれ4つのブロック15hを構成要素としている。
次に、画像圧縮部15eの動作を説明する。画像圧縮部15eは、制御部11に起動されることにより動作を開始し、画像バッファ15dに記憶された静止画像15gを圧縮することによって画像データファイル21aを作成し、作成された画像データファイル21aを画像データ記憶部21に格納する装置である。
即ち、画像圧縮部15eは、画像バッファ15dに記憶された静止画像15gを、その最上部に位置する第1のマクロブロック15i1からその下に位置する第2のマクロブロック15i2、更に、その下に位置する第3のマクロブロック15i3へと順に圧縮する。また、1つのマクロブロックの圧縮は、そのマクロブロックの構成要素であるブロック15hを圧縮することによって行う。
ここで、あるブロック15hの圧縮は、そのブロック15hを直交変換、例えば、離散コサイン変換し、得られた離散コサイン変換係数を量子化した上で、符号表、例えば、ハフマン符号表(Huffman Table)を参照してハフマン符号化して符号に置き換えることによって行う。なお、あるブロック15hの圧縮に際して、そのブロック15hの左のブロック15hとの差分を圧縮しても良い。また、そのブロック15hの左のブロック15hから予測した値との差分を圧縮しても良い。
あるマクロブロックの圧縮は、そのマクロブロックの構成要素であるブロック15hが圧縮された符号を、左端のブロック15hが圧縮された符号に、そのブロック15hの右のブロック15hが圧縮された符号を順次連結することによって行う。そして、圧縮されたマクロブロックの符号の大きさをバイト単位にするために、圧縮されたマクロブロックの符号の末尾には、バイト境界に至るまで所定のダミービットを付加する。
静止画像15gが圧縮された画像データファイル21aの形式を、図4を参照して説明する。画像データファイル21aは、ヘッダ21bと、圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…が上に位置するマクロブロックの符号から下に位置するマクロブロックの符号へと順次連結され、そして、連結された圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…の間にはマーカ21fが挿入連結された形式である。
ここで、ヘッダ21bは、所定バイト長の情報であり、それには、圧縮条件及び静止画像15gの縦及び横の大きさが含まれる。上記圧縮条件には、静止画像15gの各ブロック15hを圧縮する際に用いられた直交変換方式の識別子と、量子化の際に用いられた量子化係数と、符号に置き換える際に用いられた符号表とが含まれる。マーカ21fは、所定バイト長の情報であり、マクロブロックの符号のビット列には表れないビット列である。
図4に示す画像データファイル21aの一例は、図3に示す静止画像15gを圧縮した例を示す。即ち、画像データファイル21aは、ヘッダ21bと、圧縮された第1のマクロブロック15i1の符号21cと、マーカ21fと、圧縮された第2のマクロブロック15i2の符号21dと、マーカ21fと、圧縮された第3のマクロブロック15i3の符号21eとが連結されている。画像圧縮部15eは、上記説明した形式の画像データファイル21aを作成し、その画像データファイル21aに所定のファイル名をつけて画像データ記憶部21に格納する。
ここで、図4に一例を示す静止画像15gを圧縮した画像データファイル21aの大きさが、メール送受信部31が添付ファイルとして送受可能なファイルの大きさの最大値を超えている場合、画像圧縮部15eは、その画像データファイル21aを複数の画像データファイル21aに分割し、分割された各画像データファイル21aの大きさを上記最大値以下とする。
図5は、画像圧縮部15eの画像データファイル21aを複数の画像データファイル21aに分割する動作のフローチャートを示す。画像圧縮部15eの画像データファイル21aを分割する動作は、静止画像15gを圧縮した画像データファイル21aを画像データ記憶部21に格納した後、開始する(ステップ15k)。
そして、画像圧縮部15eは、圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を分割されていない画像データファイル21aの先頭から読み出し、添付ファイルとして送受可能なファイルの大きさの最大値を超えない範囲で可能な限り多くの連続する圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を部分画像データとして抽出する。
そして、その部分画像データを第1の部分画像の画像データファイル21aに格納する(ステップ15m)。その画像データファイル21aが分割された第1の部分画像の情報であることを表すため、その画像データファイル21aのファイル名に識別情報を付加する。
なお、部分画像データの大きさは、「ヘッダ21bの大きさ」、「1つ、または、複数の抽出された圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…の大きさ」及び「((含まれる複数の圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…の数)−1)と(マーカ21fの大きさ)の積」の和である。
図6(a)は、図4に示す画像データファイル21aを分割した第1の部分画像の画像データファイル21aの例を示す。ここで、「ヘッダ21bの大きさ」、「圧縮された第1、第2のマクロブロック15i1、15i2の符号21c、21dの大きさの和」及び「マーカ21fの大きさ」の和が添付ファイルとして送受可能なファイルの大きさの最大値を超えず、かつ、この和に「圧縮された第3のマクロブロック15i3の符号21eの大きさ」及び「マーカ21fの大きさ」を更に加えた和が上記最大値を超えるとする。
即ち、第1の部分画像の画像データファイル21aは、ヘッダ21gと、圧縮された第1のマクロブロック15i1の符号21cと、マーカ21fと、圧縮された第2のマクロブロック15i2の符号21dとが連結されている。
ここで、ヘッダ21gは、図4に示す分割されていない画像データファイル21aのヘッダ21bと殆ど同一であるが、その中に含まれる静止画像の縦の大きさは、この画像データファイル21aに符号化されて含まれる静止画像の縦の大きさ、即ち、第1のマクロブロック15i1の縦の大きさと、第2のマクロブロック15i2の縦の大きさの和とする。
図5にフローチャートを示す、画像圧縮部15eの動作の説明に戻る。続いて、画像圧縮部15eは、ステップ15mで抽出した圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を部分画像の画像データファイル21aに格納することによって、分割されていない画像データファイル21aに含まれる全ての圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を部分画像の画像データファイル21aに格納したかを調べる(ステップ15n)。
全ての圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を部分画像の画像データファイル21aに格納した場合(ステップ15nの「格納した」)、画像圧縮部15eは、動作を終了する(ステップ15o)。
全ての圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を部分画像の画像データファイル21aに格納していない場合(ステップ15nの「未完」)、画像圧縮部15eは、ステップ15mで抽出した圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を除く、次の圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を、分割されていない画像データファイル21aから読み出し、ステップ15mの動作を繰返す。
図6(b)は、図4に示す画像データファイル21aを分割し、図6(a)に示す第1の部分画像の画像データファイル21aが格納された次に格納された、第2の部分画像の画像データファイル21aの例を示す。即ち、第2の部分画像の画像データファイル21aは、ヘッダ21hと、圧縮された第3のマクロブロック15i3の符号21eとが連結されている。
ここで、ヘッダ21hは、図4に示す分割されていない画像データファイル21aのヘッダ21bと殆ど同一であるが、その中に含まれる静止画像の縦の大きさは、この画像データファイル21aに符号化されて含まれる静止画像の縦の大きさ、即ち、第3のマクロブロック15i3の縦の大きさとする。
上記の動作により、分割された画像データファイル21aに含まれる圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…の数を可能な限り大きくし、分割された画像データファイル21aによって異なる数でも良いとすることにより、分割された画像データファイル21aの数を小さくすることができる。
しかし、これに限るものではなく、分割された画像データファイル21aに含まれる圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…の数を一定としても良い。それによって、静止画像15gの特定のマクロブロックに対応する圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…が、分割された画像データファイル21aの中のいずれのファイルに記憶されているかを、容易に知ることができる。
次に、画像伸張部15fの動作を説明する。画像伸張部15fは、制御部11に起動されることによって動作を開始する。そして、引数として与えられた画像データファイル21aを伸張し、得られた静止画像15gを画像バッファ15dに格納する。
引数として与えられた画像データファイル21aが、例えば図4に一例を示す、分割されていない画像データファイル21aであれば、画像伸張部15fは、まず、ヘッダ21bを読み込み、ヘッダ21bが示す圧縮条件及び静止画像15gの大きさを画像伸張部15f内に記憶する。
次に、画像伸張部15fは、圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…を順次読み込み、読み込まれた圧縮されたマクロブロックの符号21c、21d、…に含まれるそのマクロブロックの構成要素であるブロック15hが圧縮された符号を順次取り出して、画像伸張部15f内に記憶された圧縮条件及び静止画像15gの大きさに従って伸張する。そして、伸張されたブロック15h、即ち、静止画像15gの一部を画像バッファ15d内の所定の位置に格納する。
ここで、ブロック15hが圧縮された符号の伸張は、例えば、その符号をハフマン符号表を参照して量子化された離散コサイン変換係数に置き換えて、その量子化された離散コサイン変換係数を逆量子化し、その逆量子化された離散コサイン変換係数を逆離散コサイン変換することによって行う。
引数として与えられた画像データファイル21aが、例えば図6(a)及び(b)に一例を示す、複数の分割された画像データファイル21aであれば、画像伸張部15fは、画像データファイル21aのファイル名に付加された識別情報に従って、第1の部分画像の画像データファイル21aを選択し、選択された画像データファイル21aを、上記説明した分割されていない画像データファイル21aを伸張及び格納する場合と同一の伸張動作及び格納動作を行う。
そして、次に、第2の部分画像の画像データファイル21aを選択し、上記説明した分割されていない画像データファイル21aを伸張する場合と同一の伸張動作を行う。そして、得られた静止画像を、第1の部分画像の画像データファイル21aを伸張して得られた静止画像の下に位置させて、画像バッファ15dに格納する。
第3以降の部分画像の画像データファイル21aの伸張動作及び格納動作も同様であり、上記説明した分割されていない画像データファイル21aを伸張する場合と同一の伸張動作を行い、得られた静止画像を直前の部分画像の画像データファイル21aを伸張して得られた静止画像の下に位置させて、画像バッファ15dに格納する。これによって、分割されていない画像データファイル21aを伸張して得られる静止画像15gと同一の静止画像15gが得られる。
上記の動作により、通信端末装置は、画像データファイル21aが分割されているか否かに関らず、静止画像15gを上部から下部へと順次表示を行うことができる。
引数として与えられた画像データファイル21aが、例えば図6(a)及び(b)に一例を示す、複数の分割された画像データファイル21aの一部のファイルであれば、画像伸張部15fは、その画像データファイル21aを、上記説明した分割されていない画像データファイル21aを伸張及び格納する場合と同一の伸張動作及び格納動作を行う。これによって、分割されていない画像データファイル21aを伸張して得られる静止画像15gの一部のマクロブロックである静止画像、即ち、静止画像15gの一部の行が得られる。
上記の動作により、通信端末装置は、分割された画像データファイル21aの一部のファイルのみからも、静止画像15gの一部を表示することができる。更に、静止画像15gの一部のみを表示する場合、画像伸張部15fは、分割された画像データファイル21aの一部のファイルのみに対して伸張動作及び格納動作を行えば良い。
次に、メール送受信部31の画像データファイル21aが添付ファイルとして添付されたメールの送信動作を説明する。メール送受信部31は、添付ファイルとして指定された分割されていない画像データファイル21aの大きさが添付ファイルの大きさの最大値を超えない場合、指定された画像データファイル21aを添付ファイルとして添付して電子メールを送信する。
一方、添付ファイルとして指定された分割されていない画像データファイル21aの大きさが添付ファイルの大きさの最大値を超える場合、メール送受信部31は、分割された画像データファイル21a、即ち、第1、第2、…の部分画像の画像データファイル21aのそれぞれを添付ファイルとして添付した複数の電子メールを送信する。
いずれの添付ファイルが第1、第2、…の部分画像の画像データファイル21aであるかは、添付ファイル名に付加された識別情報によって表される。また、電子メールの標題(Subject)欄に記述することによって表しても良い。また、電子メールのヘッダ部に記述することによって表しても良い。
次に、メール送受信部31の画像データファイル21aが添付ファイルとして添付されたメールの受信動作を説明する。メール送受信部31は、添付ファイルが添付された電子メールを受信し、その添付ファイルが分割されていない画像データファイル21aである場合と、分割された画像データファイル21aである場合、その添付ファイルを画像データ記憶部21に格納する。
メール送受信部31は、上記添付ファイルが画像データファイル21aであるか否かを、そのファイルのファイル名によって識別する。また、電子メールの標題(Subject)欄に記述された情報によって識別しても良い。また、電子メールのヘッダ部に記述された情報によって識別しても良い。
上記の説明では、画像圧縮部15eの画像データファイル21aを分割する動作は、画像圧縮部15eが分割されていない画像データファイル21aを画像データ記憶部21に格納した後に開始するとしたが、これに限るものではない。
例えば、分割されていない画像データファイル21aを画像データ記憶部21に格納することなく、分割された画像データファイル21aを画像データ記憶部21に格納しても良い。また、メール送受信部31からの指示に従って、分割されていない画像データファイル21aを画像データ記憶部21から読み出して分割しても良い。
また、添付ファイルとして送受可能なファイルの大きさの最大値は所定の値が定められているとしたが、これに限るものではない。例えば、メール送受信部31から指示されるとしても良い。更に、添付ファイルとして送受可能なファイルの大きさの最大値として、複数の値が定められ、または、メール送受信部31から指示されるとしても良い。その場合、画像圧縮部15eは、上記複数の値に対応して、複数組の分割された画像データファイル21aを作成する。
更に、添付ファイルとして送受可能なファイルの大きさの最大値が変更された場合、画像圧縮部15eは、分割された画像データファイル21aから分割されていない画像データファイル21aを作成しても良い。そして、分割されていない画像データファイル21aから変更された上記最大値に従って、分割された画像データファイル21aを作成しても良い。
また、画像データファイル21aは、電子メール送受信部31によって送受されるとしたが、これに限るものではない。例えば、Web送受信部(図示せず)によって送受されても良い。更に、取り外し可能な外部記憶媒体(図示せず)を介して送受されても良い。
本実施形態においては、静止画像15gの同じ行(横方向)のブロック15hをマクロブロックとしたが、これに限るものではない。例えば、複数の行のブロック15hをマクロブロックとし、上の行のブロック15hから圧縮することによってマクロブロックを圧縮するとしても良い。その場合、あるブロック15hの圧縮の際、そのブロック15hを構成要素とするマクロブロックのブロック15hであり、かつ、圧縮対象のブロック15hより上の行のブロック15hの情報を参照しても良い。
更に、同じ列(縦方向)、または、複数の列のブロック15hをマクロブロックとしても良い。更に、静止画像15gを縦横の両方向で分解し、両方向で分解されたブロック15hの組をマクロブロックとしても良い。
また、以上の説明は、本発明を通信端末装置に適用した形態を例にとって行ったが、本発明は、PDA(Personal Digital Assistant)や、パソコンなどに適用することも当然に可能である。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る画像処理部の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る静止画像の形式を示す図。 本発明の実施形態に係る画像データファイルの形式を示す図。 本発明の実施形態に係る画像圧縮部の画像データファイルを分割する動作のフローチャート。 本発明の実施形態に係る分割された画像データファイルの形式を示す図。
符号の説明
15a 出力装置
15b カメラ
15c 画像処理部
15d 画像バッファ
15e 画像圧縮部
15f 画像伸張部
15g 静止画像
15h ブロック
15i1〜15i3 第1〜第3のマクロブロック
21 画像データ記憶部
21a 画像データファイル
21b、21g、21h ヘッダ
21c〜21e 圧縮されたマクロブロックの符号
21f マーカ
31 メール送受信部

Claims (7)

  1. 静止画像を、複数のブロックを構成要素とする複数のマクロブロックに分解し、
    前記マクロブロックに依存しない圧縮条件に従って圧縮された前記構成要素であるブロックを連結することによって前記マクロブロックを圧縮し、
    前記圧縮されたマクロブロックを所定の順に連結し、
    前記連結された圧縮されたマクロブロックを、1つ以上の前記連結された圧縮されたマクロブロックを含み、かつ、所定の最大値を超えない大きさのマクロブロック群に分割する
    ことを特徴とする静止画像分割方法。
  2. 前記マクロブロックは、1行または複数行の前記ブロックを構成要素とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止画像分割方法。
  3. 前記圧縮されたマクロブロックを連結する所定の順は、上の行の前記圧縮されたマクロブロックから下の行の前記圧縮されたマクロブロックへの順である
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止画像分割方法。
  4. 1つの前記マクロブロック群を1つのファイルとして格納する
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止画像分割方法。
  5. 前記所定の最大値は、電子メールで送受可能なファイルの大きさの最大値によって定められる
    ことを特徴とする請求項1に記載の静止画像分割方法。
  6. 画像入力手段と、
    前記画像入力手段から出力された画像信号からなる静止画像を記憶する静止画像記憶手段と、
    前記静止画像記憶手段に記憶された静止画像を、複数のブロックを構成要素とする複数のマクロブロックに分解し、前記マクロブロックに依存しない圧縮条件に従って圧縮された前記構成要素であるブロックを連結することによって前記マクロブロックを圧縮し、前記圧縮されたマクロブロックを所定の順に連結し、前記連結された圧縮されたマクロブロックを、1つ以上の前記連結された圧縮されたマクロブロックを含み、かつ、所定の最大値を超えない大きさのマクロブロック群に分割する静止画像圧縮手段と、
    前記静止画像圧縮手段によって分割されたマクロブロック群を送信する情報送信手段と
    を有することを特徴とする通信端末装置。
  7. 複数の圧縮された部分静止画像を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段によって受信された圧縮された部分静止画像を伸張する静止画像伸張手段と、
    前記静止画像伸張手段によって伸張された圧縮された部分静止画像を所定の位置に記憶する静止画像記憶手段と、
    前記静止画像記憶手段に記憶された複数の伸張された部分静止画像を表示する画像出力手段とを有し、
    前記圧縮された部分静止画像は、静止画像が複数のブロックを構成要素とする複数のマクロブロックに分解され、前記マクロブロックに依存しない圧縮条件に従って圧縮された前記構成要素であるブロックが連結されることによって圧縮された前記マクロブロックが所定の順に連結され、前記連結された圧縮されたマクロブロックが、1つ以上の前記連結された圧縮されたマクロブロックを含み、かつ、所定の最大値を超えない大きさに分割されたマクロブロック群
    であることを特徴とする通信端末装置。
JP2005006880A 2005-01-13 2005-01-13 静止画像分割方法及び通信端末装置 Pending JP2006197263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006880A JP2006197263A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 静止画像分割方法及び通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006880A JP2006197263A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 静止画像分割方法及び通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006197263A true JP2006197263A (ja) 2006-07-27

Family

ID=36802976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005006880A Pending JP2006197263A (ja) 2005-01-13 2005-01-13 静止画像分割方法及び通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006197263A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1581008A2 (en) parallel processing of an image and its corresponding thumbnail
JP3461309B2 (ja) ハフマン符号化データ圧縮装置
JP2004194266A (ja) 画像処理装置
JP3223163B2 (ja) 通信装置
JP3343104B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH0637944A (ja) ファクシミリ装置
US7372600B2 (en) Color facsimile device with data recompressing capability
JP2006197263A (ja) 静止画像分割方法及び通信端末装置
JP5260425B2 (ja) 画像伸長装置、方法およびプログラム
KR100826943B1 (ko) 제이펙 이미지 처리 방법, 이미지 처리 장치 및 이를구현하기 위한 프로그램이 기록된 기록매체
KR100650660B1 (ko) 이동통신 단말기의 아이콘 압축 방법
JPH08298554A (ja) 画像通信装置及び方法
JP4601340B2 (ja) データ合成装置及びデータ合成方法
JP3311221B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP4241517B2 (ja) 画像符号化装置及び画像復号装置
JP4401924B2 (ja) ファイルフォーマット変換装置、ファイルフォーマット変換方法、および、ファイルフォーマット変換装置に用いるプログラム
JP2002185961A (ja) 画像データ受信方法及びアダプタ装置及び携帯端末
JPH0896141A (ja) 画像処理装置
JP3382583B2 (ja) 画像処理方法およびカラーファクシミリ装置
JP3101159B2 (ja) 画像伝送装置
JPH0879477A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2001128043A (ja) 画像撮影・蓄積装置及び画像表示・印字装置
JP2007295415A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP2003153011A (ja) 画像データ圧縮処理の圧縮パラメータ決定装置並びに圧縮パラメータ決定方法、記憶媒体及びプログラム
JP2003087444A (ja) 画像伝送方式及び該画像伝送方式を用いた情報端末装置