JP2006195470A - 表示装置及び表示装置の作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置において、シリコンから成る半導体層と画素電極とのコンタクトを良好にする。
【解決手段】ドレイン領域211のコンタクトホール217にスパッタ法により、5nmの厚さのチタン膜219、120nm厚さのITO膜219bを成膜し、パターニングして、画素電極219を形成する。水素雰囲気中で、300℃の温度で加熱処理することにより、活性層203の欠陥が修復されると同時に、チタン膜219aが酸化されて、透光性を有する酸化チタン膜219cになる。チタン膜219aはシリコンよりも酸化ポテンシャルが低く、かつITO膜219bの主成分である酸化インジウムよりも酸化ポテンシャルが高いため、シリコンが酸化されることなく、チタン膜219aのみが酸化されて、酸化チタン膜219cになるので、画素電極219とシリコンのコンタクト抵抗の増加を防止することが可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶表示装置等の表示部の電極に透明性の導電膜を使用する表示装置に関するものである。特に、電極構造を改良して、信頼性の優れた表示装置を得ることに関する。
従来、表示部に透明導電膜を使用する表示装置として、プラズマディスプレー、液晶表示装置等が知られている。これらの表示装置は液晶材料のような電気光学材料の性質を利用して、電圧・電流等を制御することにより、電気光学材料の透光性、光反射・散乱性等の光学特性を変化させて、表示を得ている。
アクティブマトリクス型液晶表示装置では、第1の基板上に多層配線技術を用いて、ロー配線とカラム配線とが形成され、これらの配線の交差する部分に透明導電膜から成る画素電極が設けられ、画素電極には薄膜トランジスタ(TFT)等のアクティブ素子が接続されている。他方、第2の基板上には、透明導電膜から成る対向電極が設けられている。画素電極と対向電極とが対向するように、第1の基板と第2の基板とが配置され、これらの基板間に液晶材料が封入されている。
第1の基板の任意のロー配線と第2の基板の任意のカラム配線との間に電圧・電流等を印加すると、スイチッング用TFTにより、その交差する部分の画素電極の電位や電流が制御されて、電極間の液晶材料の透光性、光反射・散乱性等が選択的に変化されるため、マトリクス表示が可能となる。他方、プラズマディスプレーでは第1の基板と第2の基板間にガスが封入されており、基板間に高電界を印加することによりガスがプラズマ化して発光する特性を利用している。
いずれにせよ、表示部は透過性を必要とするため、画素電極は透明性の導電膜が使用されている。一般的に、透明性の導電膜には酸化インジウムを主成分とするITO(インジウム・ティン・オキサイド)が使用されおり、画素電極はITO膜がTFTの半導体層に直接に接触している構造を有する。また、TFTの半導体層はシリコン(アモルファスシリコンもしくはポリシリコン)により構成されている。
図6はTFTの電極・配線に使用されている金属の酸化ポテンシャルの状態図である。図6に示すように、シリコンの酸化ポテンシャルはインジウムのそれよりも低いために、高温ではシリコンとITOの界面においてインジウムが還元されて、シリコンが酸化される方向に酸化還元平衡が進む。その結果、界面に絶縁物である酸化シリコンが生成されてしまうため、コンタクト抵抗が増加して、表示不良が生ずる。
また、ITO以外の低抵抗の透明導電膜としては、酸化錫、酸化亜鉛が知られている。しかしながら、図6に示すように、いずれの金属酸化物もシリコンよりも酸化ポテンシャルが低くいため、ITOと同様に、加熱によりシリコンを酸化させる酸化還元現象が生じてしまう。
また、シリコンより酸化ポテンシャルの低い透明導電膜として酸化チタンが知られているが、画素電極として使用するには抵抗が高すぎる。
一般に、TFT作製工程において、最終工程に、水素雰囲気中での加熱処理、所謂、水素化処理が実施されている。これにより、半導体層のシリコンの欠陥が補償されて、TFTの電気的特性を、特にオフ電流特性を良好にすることができる。画素電極に接続されるTFTに好適なオフ電流特性を得るには、300〜400℃の温度で加熱することが好ましい。
しかしながら、上記の温度範囲で加熱処理すると、上述したように、シリコンから成る半導体層と、ITO、酸化錫等から成る画素電極とのコンタクト抵抗が増加してしまうため、十分に高い温度で水素化処理ができず、画素部のTFTのオフ電流特性を十分に改善することができない。画素部のTFTのオフ電流が大きいことは、画像データを確実に保持できないことを意味しており、表示装置の信頼性の低下につながる。
従来、シリコンの酸化を防止する方法として、コンタクト部に、バリア層となる窒化チタン、チタン等によりパッドを形成して、シリコンの酸化を防ぐ方法が採用されている。しかしながら、パッドを形成するには、パッド材料の成膜、レジストパターニング、エッチング等の様々な工程が必要となるため、工程が大幅に増加してしまう。更に、パッドを設けることにより、画素部の開口率を低下させてしまう。
本発明の目的は、上述の問題点を解決して、工程数を増加することなく、シリコンとのコンタクト抵抗が小さく、且つ高温での加熱処理可能な画素電極を有する表示装置を提供することにある。
上述の問題点を解消するために、本発明に係る表示装置の構成は、
シリコンを半導体層に用いた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された画素電極とを有する画素部において、
前記画素電極は、前記半導体層と電気的に接続された第1の透明導電膜と、該第1の透明導電膜上に配置されている第2の透明導電膜とを有し、
前記第1の透明導電膜は酸化ポテンシャルがシリコンよりも低い第1の金属の酸化物で構成され、 前記第2の透明導電膜は、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い第2の金属の酸化物層で構成されることを特徴とする。
他の発明に係る表示装置の構成は、
シリコンを半導体層に用いた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された画素電極とを有する画素部において、
前記画素電極は、前記半導体層と電気的に接続された第1の透明導電膜と、該第1の透明導電膜上に配置されている第2の透明導電膜とを有し、
前記第1の透明導電膜は酸化ポテンシャルがシリコンよりも低い第1の金属が加熱により酸化された酸化物層で構成され、
前記第2の透明導電膜は、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い第2の金属の酸化物層で構成されていることを特徴とする。
更に他の発明に係る表示装置の作製方法の構成は、
シリコンを半導体層に用いた薄膜トランジスタを作製する工程と、
前記薄膜トランジスタの半導体層と電気的に接続された画素電極を形成する工程と、 を有する表示装置の作製方法において、
前記画素電極の形成工程は、
前記半導体層と電気的に接触すように、シリコンよりも酸化ポテンシャルが低い第1の金属の酸化物層から成る第1の透明導電膜層を形成する工程と、
前記第1の金属の酸化物膜の表面に、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い第2の金属の酸化物から成る第2の透明導電膜層を形成する工程と、
を有することを特徴とする。
他の発明に係る表示装置の作製方法の構成は、
シリコンを半導体層に用いた薄膜トランジスタを作製する工程と、
前記薄膜トランジスタの半導体層に電気的に接続された画素電極を形成する工程と、 を有する表示装置の作製方法において、
前記画素電極の形成工程は、
シリコンよりも酸化ポテンシャルが低い金属層を前記半導体層と電気的に接触するように形成する工程と、
前記金属膜の表面に、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い金属酸化物から成る透明導電膜層を形成する工程と、
加熱処理により、前記金属層を透明化する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る表示装置において、画素電極は透明導電体からなる2層膜とし、かつシリコンとの界面側の透明導電体はシリコンよりも酸化ポテンシャルが低く、上層の透明導電体はシリコンよりも酸化ポテンシャルが高い酸化金属層とした。この結果、画素電極とシリコン層との界面において、シリコンと接触している金属酸化物はシリコン及び第2の透明導電膜よりも酸化ポテンシャルが低いため、熱的に安定になっている。
このため、水素化処理等の加熱処理によって、シリコンの画素電極との界面は酸化されないため、コンタクト抵抗が増加することを防止できる。従って、水素化処理を高い温度で実施することができるので、画素TFTの電気特性、特にオフ電流特性を改善することができる。このため、表示装置の信頼性を向上させることができる。
更に、不透明なパッドを作製する必要がないため、画素の開口率が低下することがない。また、本発明の2層構造の画素電極は新たなパターニング工程を追加することなしに形成可能であるので、工程が大幅に増加することが無い。
本発明の表示装置の基本的な構成において、透明な基板上には、電気配線、スイッチング用のTFT、TFTに接続された画素電極が配置されている。さらに表示装置として完成するためには、画素電極と対抗して配置される電極、液晶材料もしくはその他の電気光学的材料が必要である。
図2、3を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
TFTの半導体層103にはシリコンが用いられ、画素電極114はそのシリコン層103に電気的に接続されている。画素電極114は2層の透明導電膜114a、114bで構成される。シリコンと接触する第1の透明導電膜114aはシリコンよりも酸化ポテンシャルの低い金属の酸化物から成り、この金属の酸化物上に形成される第2の透明導電膜114bは、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い第2の金属の酸化物層より成る。
上記の構成においては、画素電極とシリコン層との界面において、シリコンと接触している金属酸化物はシリコン、及び第2の透明導電膜よりも酸化ポテンシャルが低いため、熱的に安定にされている。従って、水素化処理等の加熱処理によって、シリコンの画素電極との界面は酸化されないため、コンタクト抵抗が増加することを防止できる。
例えば、シリコンと接触している第1の透明導電膜には、図6に示す状態図から、酸化チタンを使用することができる。また、第2の透明導電膜には、広く使用されているITO膜を使用することができる。酸化チタンの薄膜は透明で、且つ導電性を有するために、従来例のようにパッド状にパターニングする必要がなく、画素電極と同じ形状にすることができる。
また、上記の構造を有する画素電極を形成するには、2つの方法がある。
第1の作製方法は、シリコンから成る半導体層と電気的に接触すように、シリコンよりも酸化ポテンシャルが低い第1の金属酸化物層から成る第1の透明導電膜層を形成した後に、第1の金属酸化物膜の表面に、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い第2の金属酸化物から成る第2の透明導電膜層を形成する方法を採用することができる。
図2(F)、図3(F)に、第1の作製方法の実施の形態を示す。
画素電極の作製工程において、先ず酸化チタン膜114aを形成した後に、ITO膜114bを形成して、パターニングして画素電極114を形成する。
また、画素電極の第2の作製方法として、シリコンよりも酸化ポテンシャルが低い金属層をTFTの半導体層と電気的に接触するように形成して、この金属膜の表面に、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い金属酸化物から成る透明導電膜層を形成して、加熱処理により、前記金属層を透明化するという方法を採用することができる。
図4(F)、図5(G)に、第2の作製方法の実施の形態を示す。
シリコンよりも酸化ポテンシャルが低い金属層として、チタン膜219aを形成し、次に、シリコンよりも酸化ポテンシャルが高い金属酸化物として、ITO膜219bを成膜する。最後に、加熱することにより、チタン膜219aが酸化されて、透明で且つ導電性を有する酸219b化チタン膜219cに変成される。この結果、酸化チタン膜219c、ITO膜という2層の透明導電膜からなる画素電極219を得る。
この加熱工程において、チタンはシリコンよりも酸化ポテンシャルが低いので、チタンのみが酸化されて、シリコンの界面に酸化シリコンが形成されることがない。従って、シリコンと画素電極とのコンタクト抵抗が増加することが抑制される。なお、金属層を透明化する工程は、水素雰囲気中での加熱処理工程とすると、半導体層を構成するシリコンのアニールと同時に行うことができる。
本発明人は、本発明により得られた画素電極を評価するために、画素電極とシリコンとのコンタクト抵抗と、チタン/ITOの積層膜の透過率とをそれぞれ測定した。
図7は加熱処理温度に対する画素電極と多結晶シリコンとのコンタクト抵抗のグラフ図であり、従来の厚さ120nmのITOの単層膜から成る画素電極の40個のコンタクトチェーンと、本発明の厚さ5nmのチタン膜と、厚さ120nmのITO膜との2層膜から成る画素電極の40個のコンタクトチェーンとについて、抵抗をそれぞれ測定した。加熱処理温度は室温(加熱処理無し)、300℃(水素雰囲気中)とした。
図7に示すように、ITOの単層膜から成る画素電極は加熱することにより、コンタクト抵抗が増加する。他方、チタン/ITOの2層膜から成る画素電極はコンタクト抵抗は、加熱前と後では殆ど変化がみられない。これは、チタンがシリコンの酸化のストッパーとして機能していることを示している。
図8はチタンの膜厚に対するチタン/ITO層から成る画素電極の透過率のグラフ図であり、300℃の水素化処理済の画素電極と、未処理の画素電極とについての測定結果を示す。なお、ITOの膜厚は120nmであり、透過率は波長500nmの光に対するものである。
図8に示すように、チタンの膜厚が10nmよりも厚くなると、処理済及び未処理どちらの画素電極も表示可能な透過率を得ることができないが、チタン/ITO2層の画素電極では、チタンの膜厚が5nm程度では、300℃で加熱処理することで、画素電極の透過率が上昇して、ITOの単層膜とほぼ同じ透過率を得ることができる。これは、チタンが酸化して、より透明な酸化チタンに変成されたことを示している。従って、表示可能な画素電極を得るには、チタンの膜厚は10nm以下にする。より好ましくは5nm程度にする。
図1は実施例1、2のアクティブマトリックス型液晶表示装置の画素部の上面図であり、基板上に、ゲイト信号線12、画像信号線11が格子状に配置され、ゲイト信号線12、画像信号線11により形成された格子に透明導電膜からなる画素電極13が配置されている。なお、ゲイト信号線12、画像信号線11、画素電極13はそれぞれ図示しない絶縁膜により、電気的に絶縁されている。さらに、画素電極13に印加するための電圧制御を行うためのTFTが形成されている。TFTの活性層14において、チャネルは図示しない絶縁膜を介してゲイト信号線11と交差され、ソースは画像信号線11と電気的に接続され、ドレインは画素電極13と電気的に接続されている。
以下に、図1に図示する画素部の作製工程を実施例1、2に基づいて、詳細に説明する。
本実施例は、本発明をアクティブマトリックス型液晶表示装置の画素TFTに応用したものであり、図2、図3は実施例1の画素TFTの作製工程毎の断面図であり、図2は図1の点線X−X’で切った画素TFTのチャネル長方向に平行な面での断面図であり、図3は点線Y−Y’で切った画素TFTのチャネル長方向に垂直な面での断面図である。また、図2(A)〜(F)と図3(A)〜(F)とはそれぞれ同じ状態を示している。
図2(A)、図3(A)に示すように、ガラス基板101(コーニング1737、又はコーニング7059)上に、スパッタ法により、下地膜102として酸化珪素膜を100nm〜500nmの厚さに、ここでは200nmの厚さに成膜する。
次に、プラズマCVD法により、アモルファスシリコン膜を厚さ10nm〜150nmに成膜する。ここでは80nmの膜厚に成膜する。そして、加熱、レーザー照射等の結晶化方法により、アモルファスシリコン膜を結晶化する。その後、結晶化されたシリコン膜をパターニングして活性層103を形成する。さらに、プラズマCVD法により、厚さ50nm〜150nmの酸化珪素膜をゲイト絶縁膜104として成膜する。本実施例では酸化珪素膜の膜厚を100nmとする。
次に、アルミニウム膜をスパッタ法により400nmの厚さに堆積し、パターニングして、ゲイト電極105を形成する。ゲイト電極105は図1のゲイト信号線12に相当する。なお、予めアルミニウムにスカンジウムを0.2重量%程度含有させておくと、後の加熱工程において、ヒロックやウィスカーの発生を抑制することができる。(図2(A)、図3(A))
図2(B)、図3(B)に示すように、特開平5−267667号公報に開示されている陽極酸化技術により、ゲイト電極105を膜厚が150nm〜200nmの陽極酸化物106により被覆する。本実施例では、酒石酸を3%含有するエチレングリコール溶液をアンモニア水でPH6.9に中和した電解溶液中で、ゲイト電極105を陽極にして電圧を印加する。ここでは、ゲイト電極105の周囲に、緻密で強固な陽極酸化物106を150nmの膜厚に形成する。陽極酸化物106の膜厚によりオフセットの長さが決定される。陽極酸化物106の膜厚はゲイト電極105に印加する電圧で制御することができる。
図2(C)、図3(C)に示すように、イオンドーピング法によって、ゲイト電極105をマスクにして、活性層103に不純物を注入する。本実施例では、Pチャネル型TFTを形成するために、燐を注入する。ドーピングガスには、フォスフィン(PH)を用いる。この結果、活性層103には、ソース領域107、ドレイン領域108、チャネル領域109それぞれが自己整合的に形成される。ドーピング工程の後に、熱アニール、レーザアニール等を実施して、ドーピイングされた燐イオンを活性化する。
本実施例では、ゲイト電極105の周囲に陽極酸化物106を形成したため、陽極酸化物106の下層はオフセット領域が形成され、ソース領域107、ドレイン領域108が陽極酸化物106の厚さ分だけゲイト電極105の端面からずれている。オフセット領域は高抵抗領域として機能するため、オフ電流を低減することができる。
図2(D)、図3(D)に示すように、第1の層間絶縁膜110として、プラズマCVD法により酸化珪素膜を600nmの膜厚に成膜する。なお、第1の層間絶縁膜110として、酸化珪素膜の単層膜の代わりに、窒化珪素の単層膜や、酸化珪素膜と窒化珪素膜の多層膜を使用することもできる。
図2(E)、図3(E)に示すように、公知のフォトレジスト法により、酸化珪素膜から成る第1の層間絶縁膜110、ゲイト絶縁膜104をエッチングして、ソース領域107、ドレイン領域108のコンタクトホールを形成する。ソース領域107側のコンタクトホールのみにアルミニウム膜を形成して、パターニングして、上層配線・電極111形成する。上層配線・電極111は図1の画像信号線11に相当する。
次に、第2の層間絶縁膜112として、パッシベーション膜として機能する窒化珪素膜を200nmの厚さにプラズマCVD法により成膜する。そして、第2の層間絶縁膜112をエッチングして、ドレイン領域108のコンタクトホール113を完成する。
なお、第2の層間絶縁膜112として、ポリイミド樹脂やアクリル樹脂等の樹脂膜を用いることもできる。この場合、スピンコート法の塗布法で樹脂膜を形成することで、第2の層間絶縁膜112の表面を容易に平坦にすることができる。また。樹脂膜は低誘電率な材料であるため、層間絶縁膜上の配線・電極と素子間に形成される容量を小さくできる。
図2(F)、図3(F)に示すように、ドレイン領域108のコンタクトホール113に画素電極114を形成する。画素電極114は図1の画素電極13に相当する。先ず、スパッタ法又は反応性スパッタ法により、酸化チタン膜114aを数nm〜10nmの厚さ、本実施例では5nmの厚さに成膜して、ITO膜114bを120nm厚さに成膜する。酸化チタン膜114a、ITO膜114bそれぞれを同一の形状にパターニングして、画素電極114を形成する。なお、酸化チタン膜114aとITO膜114bとを連続的に成膜するとよい。
最後に、水素雰囲気中で、300℃の温度で加熱処理する。本実施例では、ドレイン領域108の界面には、シリコン及びITO膜114bの主成分である酸化インジウムよりも酸化ポテンシャルが低い酸化チタン膜114aが形成されているため、加熱により画素電極114に接しているシリコンが酸化されることを防止することができる。このため、水素化処理を高い温度で実施することができるので、画素TFTの電気特性、特にオフ電流特性を十分に改善することができる。
本実施例は、本発明をアクティブマトリックス型液晶表示装置の画素TFTに応用したものであり、図4、図5は実施例1の画素TFTの作製工程毎の断面図であり、図4は図1の点線X−X’で切った画素TFTのチャネル長方向に平行な面での断面図であり、図5は点線Y−Y’で切った画素TFTのチャネル長方向に垂直な面での断面図である。また、図4(A)〜(G)と図5(A)〜(G)とはそれぞれ同じ状態を示している。
図4(A)、図5(A)に示すように、ガラス基板201(コーニング1737又はコーニング7059)上に、スパッタ法により、下地膜202として酸化珪素膜を100nm〜500nmの厚さに、ここでは200nmの厚さに成膜する。
次に、プラズマCVD法により、アモルファスシリコン膜を厚さ10nm〜150nm、ここでは80nmの厚さに成膜する。加熱、レーザー照射等の適当な結晶化方法により、アモルファスシリコン膜を結晶化して、パターニングして活性層203を形成する。さらに、プラズマCVD法により、ゲイト絶縁膜として機能する厚さ100nmの酸化珪素膜204を成膜する。
次に、ゲイト電極205を構成するアルミニウム膜をスパッタ法により500nmの厚さに堆積する。アルミニウムには、予め、スカンジウムを0.2重量%含有させておくと、後の加熱工程等において、ヒロックやウィスカーが発生するのを抑制することができる。
次に、アルミニウム膜の表面を陽極酸化して、図示しない緻密な陽極酸化物208を極薄く形成する。次に、アルミニウム膜の表面にレジストのマスク206を形成する。この際に、アルミニウム膜の表面に図示しない緻密な陽極酸化物208が形成されているため、レジストのマスク206を密着させて形成することができる。レジストのマスク206を使用して、アルミニウム膜をエッチングして、ゲイト電極205を形成する。ゲイト電極205は図1のゲイト信号線12に相当するものである。
図4(B)、図5(B)に示すように、レジストのマスク206を残したまま、ゲイト電極205を陽極酸化して、多孔質の陽極酸化物207を400nmの厚さに形成する。この際に、ゲイト電極205の表面にレジストのマスク206が密着しているため、多孔質の陽極酸化物207はゲイト電極205の側面のみに形成される。
次に、図4(C)、図5(C)に示すように、レジストのマスク206を剥離した後に、ゲイト電極205を電解溶液中で再び陽極酸化して、緻密な陽極酸化物208を100nmの厚さに形成する。
陽極酸化物の作り分けは使用する電解溶液を変えればよく、多孔質の陽極酸化物207を形成する場合には、クエン酸、シュウ酸、クロム酸又は硫酸を3〜20%含有した酸性溶液を使用すればよい。他方緻密な陽極酸化物208を形成する場合には、酒石酸、ほう酸、又は硝酸を3〜10%含有するエチレングリコール溶液をPHを7程度に調整した電解溶液を使用すればよい。
図4(D)、図5(D)に示すように、ゲイト電極205及びその周囲の多孔質の陽極酸化物207、緻密な陽極酸化物208をマスクにして、酸化珪素膜204をエッチングして、ゲイト絶縁膜209を形成する。
図4(E)、図5(E)に示すように、多孔質の陽極酸化物207を除去する。イオンドーピング法により、ゲイト電極205、緻密な陽極酸化物208、及びゲイト絶縁膜209をマスクにして、活性層203に不純物を注入する。本実施例では、Pチャネル型TFTを形成するために、ドーピングガスにフォスフィン(PH)を使用して、燐イオンをドーピングする。なおドーピングの際に、ゲイト絶縁膜209は半透過なマスクとして機能するように、ドーズ量、加速電圧等の条件を制御する。
ドーピングの結果、ソース領域210に覆われていない領域は高濃度に燐イオンが注入されて、ソース領域210、ドレイン領域211が形成される。また、ゲイト絶縁膜209のみに覆われている領域には、低濃度に燐イオンが注入されて、低濃度不純物領域212、213が形成される。ゲイト電極205の直下の領域には不純物が注入されないため、チャネル領域214が形成される。ドーピイング工程の後に、熱アニール、レーザアニール等を実施して、ドーピイングされた燐イオンを活性化する。
低濃度不純物領域212、213は高抵抗領域として機能するため、オフ電流の低減に寄与する。特に、ドレイン領域211側の低濃度不純物領域213はLDDと呼ばれている。また、緻密な陽極酸化物208を十分に厚くすることにより、緻密な陽極酸化物208の直下の領域をオフセット領域とすることができ、オフ電流をより低減することができる。
図4(F)、図5(F)に示すように、プラズマCVD法により、第1の層間絶縁膜215として酸化珪素膜を500nmの厚さに成膜する。なお、第1の層間絶縁膜215として、酸化珪素膜の単層膜の代わりに、窒化珪素膜の単層膜、又は酸化珪素膜と窒化珪素膜の積層膜を形成してもよい。
次に、公知のエッチング法によって酸化珪素膜から成る第1の層間絶縁膜215をエッチングして、ソース領域210、ドレイン領域211それぞれにコンタクトホールを形成する
そして、ソース領域210側のコンタクトホールにのみ、アルミニウム膜を400nmの厚さにスパッタリング法により成膜し、これをエッチングして、上層配線・電極216を形成する。上層配線・電極216は図1の画像信号線11に対応する。
更に、プラズマCVD法により第2の層間絶縁膜217として、窒化珪素膜を200nmの厚さに成膜する。そして、第2の層間絶縁膜217をエッチングして、ドレイン領域211のコンタクトホール218を完成する。
なお第2の層間絶縁膜217として、窒化珪素膜の代わりに樹脂膜を形成してもよい。
図4(G)、図5(G)に示すように、ドレイン領域211のコンタクトホール218に画素電極219を形成する。画素電極219は図1の画素電極13に相当する。
画素電極219を形成するには、先ずスパッタ法により、チタン膜219aを数nm〜10nmの厚さ、本実施例では5nmの厚さに成膜する。次に、スパッタ法により、ITO膜219bを120nm厚さに成膜する。チタン膜219a、ITO膜219bそれぞれを図1に示す画素電極13の形状にパターニングする。なお、チタン膜219aとITO膜219bとを連続的に成膜するとよい。
最後に、水素雰囲気中で300℃の温度で加熱処理する。この際に、活性層203の欠陥が修復されると同時に、チタン膜219aが酸化されて、透光性を有する酸化チタン膜219cになり、画素電極219が完成する。
本実施例では、ドレイン領域211の界面には、シリコンよりも酸化ポテンシャルが低く、かつITO膜219bの主成分である酸化インジウムよりも酸化ポテンシャルが高いチタン膜219aが形成されているため、加熱により、ITO膜114bのシリコンが酸化されることなく、チタン膜219aのみが酸化される。従って、加熱処理による酸化チタン膜219cとシリコンのコンタクト抵抗の増加を防止することが可能になる。よって水素化処理を高い温度で実施することができるので、画素TFTの電気特性、特にオフ電流特性を改善することができる。
更に、チタン膜219aを数nmの厚さに形成しているため、図8に示すように、チタン膜219aを酸化して、酸化チタン膜219cとすることにより、画素電極219の透過率をITO単層膜と同様の透過率とすることができる。
上述した実施例1、2では薄膜トランジスタの構造をトップゲイト型としたが、本実施例ではゲイト電極が活性層より基板側にあるボトムゲイト型と呼ばれる薄膜トランジスタの作製工程を示す。
図9に本実施例の作製工程を示す。まず図9(A)に示すように、ガラス基板301上に下地膜として酸化珪素膜302をスパッタ法で成膜する。次に、アルミニウム膜を成膜し、パターニングしてゲイト電極303を形成する。
この際、アルミニウム膜中にスカンジウムを0.18重量%含有させる。また、他の不純物はその濃度を極力低減させるべく努める。これらの工夫は、後の工程においてアルミニウムの異常成長により、ヒロックやウィスカーと呼ばれる突起物が形成されることを抑制するためである。
次にゲイト絶縁膜304として酸化珪素膜をプラズマCVD法により、50nmの厚さに成膜する。
さらに薄膜トランジスタの活性層を構成する出発膜となる非晶質珪素膜(後に結晶性珪素膜305となる)をプラズマCVD法で成膜する。プラズマCVD法の他に減圧熱CVD法を用いるのでもよい。
次にレーザー光の照射を行うことにより、図示しない非晶質珪素膜を結晶化させる。こうして結晶性珪素膜305を得る。こうして図9(A)に示す状態を得る。
図9(A)に示す状態を得たら、パターニングを施すことにより、図9(B)に示す活性層306を形成する。
次に図示しない窒化珪素膜を成膜し、ゲイト電極303を利用した基板301の裏面側からの露光を行うことにより、窒化珪素膜でなるマスクパターン307を形成する。
このマスクパターン307の形成は、以下のようにして行う。
まずゲイト電極303のパターンを利用して基板301の裏面側からの露光によりレジストマスクのパターンを形成する。さらにアッシングを行い、このレジストマスクのパターンを後退させる。そしてこの後退したレジストマスクのパターン(図示せず)を利用して窒化珪素膜をパターニングすることにより、307で示すパターンを得る。こうして図9(B)に示す状態を得る。
次にマスクパターン307を利用した不純物のドーピングを行う。ここでは、ドーパントとしてP(リン)を用い、ドーピングを行う手段としてプラズマドーピング法を用いる。
この工程において、308と309の領域にPがドーピングされる。また310の領域にはPはドーピングされない。
ドーピングの終了後、レーザー光の照射を上面から行うことにより、被ドーピング領域の活性化とドーパントイオンの衝撃による損傷のアニールとを行う。
こうして、図9(C)に示すように308の領域がソース領域として形成される。また、309がドレイン領域として形成される。また、310がチャネル領域として画定する。
次に窒化珪素膜でなる第1の層間絶縁膜311として、窒化珪素膜をプラズマCVD法により300nmの厚さに成膜する。
ここに用いる第1の層間絶縁膜としては、窒化珪素膜以外には、酸化珪素膜、または酸化窒化珪素膜、または酸化珪素膜と窒化珪素膜の積層膜(積層順序はどちらが先でもよい)を用いることができる。
次に第1の層間絶縁膜311にソース領域308、ドレイン領域309に対するコンタクトホール312を形成し、ソース領域308にコンタクトする上層配線・電極313を形成する。こうして、図9(C)に示す状態を得る。
次に、図9(D)に示すように、平坦な表面を有する第2の層間絶縁膜314を透明なポリイミド樹脂やアクリル樹で形成する。成膜方法は例えば、スピンコート法を採用すればよい。
次に、エッチングにより第2の層間絶縁膜314にコンタクトホール312に連結する開口部を形成し、ドレイン領域309に達するコンタクトホールを完成する。次に、図9(D)に示すように、ドレイン領域310のコンタクトホールに画素電極315を形成する。
画素電極315を形成するには、先ずスパッタ法により、チタン膜315aを数nm〜10nmの厚さ、本実施例では5nmの厚さに成膜する。次に、スパッタ法により、ITO膜315bを120nm厚さに成膜する。チタン膜315a、ITO膜315bそれぞれを図1に示す画素電極13の形状にパターニングする。なお、チタン膜315aとITO膜315bとを連続的に成膜するとよい。
最後に、水素雰囲気中で300℃の温度で加熱処理する。この際に、活性層203の欠陥が修復されると同時に、チタン膜315aが酸化されて、透光性を有する酸化チタン膜315cになり、画素電極315が完成する。
以上の工程を経て、図9(D)に示す薄膜トランジスタが完成する。
本実施例では、画素電極315の酸化チタン膜315cをチタン膜315aを酸化して形成するようにしたが、実施例1のように酸化チタン膜を直接に成膜するようにしてのよい。
実施例1、2のアクティブマトリックス型液晶表示装置の画素部の上 面図である。 実施例1の画素TFTの作製工程毎の断面図であり、図1の点線X−X’で切った断面図である。 実施例1の画素TFTの作製工程毎の断面図であり、図1の点線Y−Y’で切った断面図である。 実施例2の画素TFTの作製工程毎の断面図であり、図1の点線X−X’で切った断面図である。 実施例2の画素TFTの作製工程毎の断面図であり、図1の点線Y−Y’で切った断面図である。 TFTの電極に使用されている金属の酸化ポテンシャルの状態図である。 加熱温度に対する画素電極とシリコンとのコンタクト抵抗のグラフ図である。 チタンの膜厚に対するチタン/ITOの2層の画素電極の透過率のグラフ図である。 実施例3の画素TFTの作製工程毎の断面図である。
符号の説明
11 画像信号線
12 ゲイト信号線
13 画素電極
14 活性層
103 活性層
107 ソース領域
108 ドレイン領域
111 上層配線・電極
114 画素電極
114a 酸化チタン膜
114b ITO膜
210 ソース領域
211 ドレイン領域
216 上層配線・電極
219 画素電極
219a チタン膜
219b ITO膜
219c 酸化チタン膜210 ソース領域
309 ドレイン領域
313 上層配線・電極
315 画素電極
315a チタン膜
315b ITO膜
315c 酸化チタン膜

Claims (1)

  1. シリコンを半導体層に用いた薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された画素電極とを有する画素部において、
    前記画素電極は、前記半導体層と電気的に接続された第1の導電膜と、該第1の導電膜上に配置されている第2の導電膜とを有することを特徴とする表示装置。
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