JP2006194556A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】アルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の電食を防止し、信頼性の高い、空気調和機の室外ユニットを提供すること。
【解決手段】アルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器1を底板2上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成することにより、底板2上に雨水や熱交換器の凝縮水の溜まりこみが発生した場合においても、アルミニウムあるいはアルミニウム合金で構成された熱交換器1との間で局部電池形成による電食が発生することはなく、熱交換器1の冷媒漏れを防止し、信頼性の高い空気調和機に室外ユニットを提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】アルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器1を底板2上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成することにより、底板2上に雨水や熱交換器の凝縮水の溜まりこみが発生した場合においても、アルミニウムあるいはアルミニウム合金で構成された熱交換器1との間で局部電池形成による電食が発生することはなく、熱交換器1の冷媒漏れを防止し、信頼性の高い空気調和機に室外ユニットを提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ルームエアコン、パッケージエアコンなどの空気調和機の室外ユニットに関するものであり、特に雨水や熱交換器の凝縮水が介在する場合の異種金属接触時に、熱交換器で局部電池形成により電食が発生することの防止に関するものである。
従来の空気調和機の冷凍サイクルを構成している熱交換器は、クロスフィンチューブ熱交換器であり、フィン材としてアルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用し、チューブ材としては銅または銅合金を使用していることが多い。ここで、図2において、クロスフィンチューブ熱交換器を搭載した室外ユニットについて説明する。図2に示す従来例の場合、熱交換器1が室外ユニットの底板2の上に配設されており、熱交換器1と底板2は直接接触する構成となっている。また、熱交換器1は底板2上を仕切る仕切り板3と直接接触する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11―248199号公報(第1―3頁、第1図)
しかしながら、上記従来の構成では、パラレルフロー熱交換器に代表されるような、フィンおよびチューブ材ともにアルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器を空気調和機の室外ユニットに搭載する場合、熱交換器1が室外ユニットの底板2上に配設されており、クロスフィンチューブ熱交換器と底板は直接接触する構成となっているため、通常、防錆等の表面処理を施した鋼板で構成されている底板上に雨水や熱交換器の凝縮水が溜まりこみ、時間経過とともに底板の表面処理が劣化し、鋼板が部分的に露出する。その結果、底板の鋼板(鉄)とフィンおよびチューブ材ともにアルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の間で水が介在する場合、異種金属接触となり、鉄に対して電気的に卑なアルミニウムあるいはアルミニウム合金で構成された熱交換器が局部電池形成により電食による孔食が発生し、特にチューブの電食による冷媒漏れ等の故障が発生するという課題を有していた。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の電食を防止し、信頼性の高い、空気調和機の室外ユニットを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決する為に、本発明はアルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器を底板上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成するものである。
本構成によって、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の電食を防止し、信頼性の高い、空気調和機の室外ユニットを提供することができる。
本発明の空気調和機の室外ユニットは、アルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器を底板上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成することにより、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の電食を防止し、信頼性の高い、空気調和機の室外ユニットを提供することができる。
第一の発明はアルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器を底板上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成することにより、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の電食を防止し、信頼性の高い、空気調和機の室外ユニットを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における空気調和機の室外ユニットの斜視図である。図1において図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態1における空気調和機の室外ユニットの斜視図である。図1において図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、熱交換器1は底板2の上に配設されている。この底板2は非金属で構成されている。
かかる構成によれば、底板2上に雨水や熱交換器の凝縮水の溜まりこみが発生した場合においても、底板2とアルミニウムあるいはアルミニウム合金で構成された熱交換器1の間で局部電池形成による電食が発生し熱交換器1に孔食が発生することはなく、熱交換器1の冷媒漏れを防止し、信頼性の高い空気調和機に室外ユニットを提供することができる。
以上のように本発明にかかる空気調和機の室外ユニットはアルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器を底板上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成することにより、アルミニウムあるいはアルミニウム合金を使用した熱交換器の電食を防止し、信頼性の高い、空気調和機の室外ユニットを提供することができるので分離型の冷凍機の室外機等の用途にも適用できる。
1 熱交換器
2 底板
3 仕切り板
2 底板
3 仕切り板
Claims (1)
- アルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる熱交換器を底板上に配設した空気調和機の室外ユニットにおいて、前記底板を非金属で構成したことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008804A JP2006194556A (ja) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008804A JP2006194556A (ja) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006194556A true JP2006194556A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36800779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008804A Pending JP2006194556A (ja) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006194556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10473411B2 (en) | 2014-12-17 | 2019-11-12 | Carrier Corporation | Aluminum alloy finned heat exchanger |
-
2005
- 2005-01-17 JP JP2005008804A patent/JP2006194556A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10473411B2 (en) | 2014-12-17 | 2019-11-12 | Carrier Corporation | Aluminum alloy finned heat exchanger |
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