JP2006194365A - 温度表示器 - Google Patents

温度表示器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006194365A
JP2006194365A JP2005007065A JP2005007065A JP2006194365A JP 2006194365 A JP2006194365 A JP 2006194365A JP 2005007065 A JP2005007065 A JP 2005007065A JP 2005007065 A JP2005007065 A JP 2005007065A JP 2006194365 A JP2006194365 A JP 2006194365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
case
attached
responsive member
movable member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005007065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4563187B2 (ja
Inventor
Tadashi Koike
正 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP2005007065A priority Critical patent/JP4563187B2/ja
Publication of JP2006194365A publication Critical patent/JP2006194365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4563187B2 publication Critical patent/JP4563187B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

【課題】 低温と中温と高温を確認できるようにする。
【解決手段】 温度表示器1は、被測定物に取付けられるケース2と、ケース2内に一端側が取付けられ温度変化により収縮あるいは伸張する温度応動部材10と、温度応動部材10の他端側に取付けられ温度応動部材10の収縮あるいは伸張によりケース2の軸心方向に変位する可動部材9と、可動部材9の一端側に取付けられ所定の低温以下になるとケース2から突出する低温表示部11と、可動部材9の他端側に取付けられ所定の高温以上になるとケース2から突出する高温表示部13と、温度応動部材10の一定以上の収縮を防止する隔壁6(過収縮防止部材)とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気や温水の配管やこれらの高温流体を制御する弁や機器等の被測定物に取り付けて、被測定物の温度の高低を表示する温度表示器に関する。高温流体の配管や弁や機器の温度が判ると、火傷予防に役立つばかりでなく、弁の作動状態や機器の運転状態を知ることができる。例えば、蒸気配管系から蒸気は逃がさずに復水を自動的に排出するスチームトラップの場合は、所定の温度範囲であれば中温で正常であるが、所定温度範囲よりも高温であれば蒸気が漏れている高温異常と推測でき、所定温度範囲よりも低温であれば排水不足や排水不能の状態である低温異常と推測できる。
従来の温度表示器は、形状記憶合金で薄板を作り、その表面と裏面が別の色になるように着色し、所定温度よりも低温では薄板の表面が高温では変形して裏面が見えるように、上記薄板の一部を配管や弁の表面に固定したものである。
上記従来の温度表示器は、所定温度を境にして低温であるか高温であるかを表示するものであり、所定温度よりも低温の場合に中温で正常であるのか低温で異常であるのかを区別できず、所定温度よりも高温の場合に中温で正常であるのか高温で異常であるのかを区別できない問題点があった。
実開昭61−21941号公報
解決しようとする課題は、低温と中温と高温を確認できるようにすることである。
本発明は、被測定物に取付けられるケースと、ケース内に一端側が取付けられ温度変化により収縮あるいは伸張する温度応動部材と、温度応動部材の他端側に取付けられ温度応動部材の収縮あるいは伸張によりケースの軸心方向に変位する可動部材と、可動部材の一端側に取付けられ所定の低温以下になるとケースから突出する低温表示部と、可動部材の他端側に取付けられ所定の高温以上になるとケースから突出する高温表示部と、温度応動部材の一定以上の収縮を防止する過収縮防止部材とを有することを特徴とする。
本発明は、温度応動部材の一定以上の収縮を防止する過収縮防止部材を有するものであるので、被測定物の温度が所定の低温よりも更に低下した場合あるいは所定の高温よりも更に上昇した場合に温度応動部材が過収縮することを防止できる。そのため、温度応動部材の塑性変形を防止でき、初期の良好な温度表示機能を長期に渡って維持できるという優れた効果を生じる。
本発明は、所定の低温以下になると低温表示部がケースから突出し、所定の高温以上になると高温表示部がケースから突出するものである。そのため、低温表示部のケースからの突出を確認することにより所定の温度範囲よりも低温であることを確認でき、高温表示部のケースからの突出を確認することにより所定の温度範囲よりも高温であることを確認でき、低温表示部及び高温表示部のケースに対する没入を確認することにより所定の温度範囲の中温であることを確認できる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1と図2参照)。温度表示器1のケース2は断面がそれぞれ六角形の筒から成る左本体3と右本体4とから形成し、左本体3の右端部を右本体4の左端部に圧入して固定する。左本体3と右本体4は熱伝導率の高いアルミニウムで形成する。左本体3と右本体4はそれぞれ四角形等の多角形に形成したり円筒状に形成したりしてもよい。左本体3は中心に貫通孔5を開けた隔壁6を一体に有し、右本体4は中心に貫通孔7を開けた隔壁8を一体に有する。ケース2内に貫通孔5と貫通孔7を貫通して可動部材9を配置する。可動部材9は貫通孔5と貫通孔7に案内されてケース2の軸心方向に変位する。右本体4の隔壁8にバイメタルから成る温度応動部材10の一端(右端)側を溶接して取付ける。可動部材9のほぼ中央部に温度応動部材10の他端(左端)側を溶接して取付ける。可動部材の9一端(右端)側に断面がコの字状の低温表示部11を止ねじ12で取付け、可動部材9の他端(左端)側に断面がコの字状の高温表示部13を止ねじ14で取付ける。隔壁6は高温表示部13の右方向への変位を規制することにより、温度応動部材10の一定以上の収縮を防止する過収縮防止部材として機能する。隔壁8は低温表示部11の左方向への変位を規制することにより、温度応動部材10の一定以上の伸張を防止する過伸張防止部材として機能する。
バイメタルは熱膨張係数の異なる2種類の金属または合金を強固に一体に接着して板状に仕上げたもので、温度変化に応じて湾曲するものであり、本実施例の温度応動部材10は、短冊状のバイメタル平板を螺旋状に巻いて作ったつる巻き形をもう一度螺旋状に巻いて2重つる巻き形に形成する。最初のつる巻き形のときに内側が低膨張材料に外側が高膨張材料に成るようにする。このつる巻き形の場合、高温になると半径が小さくなり長さが長くなり、低温になるとこれとは逆に作用する。そして、これを用いて作った2重つる巻き形の場合、高温になると半径が小さくなり長さが長くなり、低温になるとこれとは逆に作用する。
この温度表示器1を被測定物としての例えばバイメタル式スチームトラップ15の外表面に例えば接着テープ16で取付ける。温度応動部材10はバイメタル式スチームトラップ15の温度が低下すると収縮して可動部材9を右方向に変位させ、バイメタル式スチームトラップ15の温度が上昇すると伸張して可動部材9を左方向に変位させる。バイメタル式スチームトラップ15が正常に作動し、例えば65度C乃至75度C前後の設定温度以下の復水を自動的に排出していると、低温表示部11と高温表示部13は共にケース2内に没入している。これにより、正常であると確認できる。バイメタル式スチームトラップ15が排水不足や排水不能の状態となり所定の低温例えば60度C以下になると、温度応動部材10が収縮して可動部材9が右方向に変位し、高温表示部13はケース2内に没入しているが、低温表示部11がケース2から突出する。これにより、排水不足や排水不能の状態である低温異常を確認できる。バイメタル式スチームトラップ15の温度が所定の低温よりも更に低下し例えば50度Cになると、高温表示部13が隔壁6に当接し、温度応動部材10の過収縮が防止される。バイメタル式スチームトラップ15が設定温度以上の復水や蒸気を漏洩し所定の高温例えば80度C以上になると、温度応動部材10が伸張して可動部材9が左方向に変位し、低温表示部11はケース2内に没入しているが、高温表示部13がケース2から突出する。これにより、蒸気が漏れている高温異常を確認できる。バイメタル式スチームトラップ15の温度が所定の高温よりも更に上昇し例えば90度Cになると、低温表示部11が隔壁8に当接し、温度応動部材10の過伸張が防止される。
本発明の実施例の温度表示器の断面図。 本発明の実施例の温度表示器をバイメタル式スチームトラップに取付けた状態を示す正面図。
符号の説明
1 温度表示器
2 ケース
3 左本体
4 右本体
5 貫通孔
6 隔壁(過収縮防止部材)
7 貫通孔
8 隔壁(過伸張防止部材)
9 可動部材
10 温度応動部材
11 低温表示部
13 高温表示部
15 バイメタル式スチームトラップ
16 接着テープ

Claims (1)

  1. 被測定物に取付けられるケースと、ケース内に一端側が取付けられ温度変化により収縮あるいは伸張する温度応動部材と、温度応動部材の他端側に取付けられ温度応動部材の収縮あるいは伸張によりケースの軸心方向に変位する可動部材と、可動部材の一端側に取付けられ所定の低温以下になるとケースから突出する低温表示部と、可動部材の他端側に取付けられ所定の高温以上になるとケースから突出する高温表示部と、温度応動部材の一定以上の収縮を防止する過収縮防止部材とを有することを特徴とする温度表示器。
JP2005007065A 2005-01-14 2005-01-14 温度表示器 Active JP4563187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005007065A JP4563187B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 温度表示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005007065A JP4563187B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 温度表示器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006194365A true JP2006194365A (ja) 2006-07-27
JP4563187B2 JP4563187B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36800609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005007065A Active JP4563187B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 温度表示器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4563187B2 (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126897Y2 (ja) * 1980-08-08 1986-08-12
JPH01124533U (ja) * 1988-02-15 1989-08-24
JPH02134523A (ja) * 1988-11-15 1990-05-23 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度表示器
JPH02203225A (ja) * 1989-02-02 1990-08-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度表示器
JPH02259537A (ja) * 1989-03-31 1990-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度検出装置
JPH0393624U (ja) * 1990-01-12 1991-09-25
JP2629841B2 (ja) * 1988-06-16 1997-07-16 株式会社デンソー 皮膚温模擬センサ
JPH1019685A (ja) * 1996-07-05 1998-01-23 Advance Co Ltd 食品用温度インジケータ
JP2001330514A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Hiyouda Keiki Kogyo Kk バイメタル式温度表示器
JP2002005392A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Tlv Co Ltd ディスク式スチームトラップ
JP2003042856A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Miyawaki Inc 温度検出器
JP2003194293A (ja) * 2001-12-21 2003-07-09 Tlv Co Ltd フロート式スチームトラップ
JP2006038711A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 温度変化検出機能付き非接触型のデータキャリアおよび温度変化記憶型のバイメタルスイッチング素子

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126897Y2 (ja) * 1980-08-08 1986-08-12
JPH01124533U (ja) * 1988-02-15 1989-08-24
JP2629841B2 (ja) * 1988-06-16 1997-07-16 株式会社デンソー 皮膚温模擬センサ
JPH02134523A (ja) * 1988-11-15 1990-05-23 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度表示器
JPH02203225A (ja) * 1989-02-02 1990-08-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度表示器
JPH02259537A (ja) * 1989-03-31 1990-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 温度検出装置
JPH0393624U (ja) * 1990-01-12 1991-09-25
JPH1019685A (ja) * 1996-07-05 1998-01-23 Advance Co Ltd 食品用温度インジケータ
JP2001330514A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Hiyouda Keiki Kogyo Kk バイメタル式温度表示器
JP2002005392A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Tlv Co Ltd ディスク式スチームトラップ
JP2003042856A (ja) * 2001-08-02 2003-02-13 Miyawaki Inc 温度検出器
JP2003194293A (ja) * 2001-12-21 2003-07-09 Tlv Co Ltd フロート式スチームトラップ
JP2006038711A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 温度変化検出機能付き非接触型のデータキャリアおよび温度変化記憶型のバイメタルスイッチング素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP4563187B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4563068B2 (ja) 温度表示器
JP4563188B2 (ja) 温度表示器
JP4722663B2 (ja) 温度表示器
JP2005227149A (ja) 温度表示器
JP4563187B2 (ja) 温度表示器
JP4633420B2 (ja) 温度表示器
JP2007093082A (ja) 熱交換器
JP4838023B2 (ja) 温度表示器
JP4717567B2 (ja) 温度表示器
JP4717568B2 (ja) 温度表示器
JP4732160B2 (ja) 温度表示器
JP2007248262A (ja) 温度表示器
JP2008122344A (ja) 温度表示器
JP2006084246A (ja) 温度表示器
JP4207895B2 (ja) 加熱器
JP2007218686A (ja) 温度表示器
JP2016023829A (ja) 熱交換器およびヒートポンプ式加熱装置
JP4207756B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2008151584A (ja) 温度表示器
JP2006145182A (ja) 給湯システム用ヘッダー
JP3395037B2 (ja) 高温流体配管の温度の高低表示器
KR200439941Y1 (ko) 열교환기 튜브용 테플론수지 라이닝 구조
JPS6141500Y2 (ja)
US20070252013A1 (en) Freezefree valve
JP5620189B2 (ja) スチームトラップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100728

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4563187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250