JPH1019685A - 食品用温度インジケータ - Google Patents

食品用温度インジケータ

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JPH1019685A
JPH1019685A JP19406496A JP19406496A JPH1019685A JP H1019685 A JPH1019685 A JP H1019685A JP 19406496 A JP19406496 A JP 19406496A JP 19406496 A JP19406496 A JP 19406496A JP H1019685 A JPH1019685 A JP H1019685A
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JP
Japan
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food
cooking
shape
temperature
indicator
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JP19406496A
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Inventor
Hiroko Kondo
浩子 近藤
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Advance Co Ltd
Original Assignee
Advance Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】形状記憶部材を用いた、食品の加熱調理、ある
いは凍結処理を行う際の品温管理を容易にする食品用イ
ンジケーターを提供する。 【構成】食品を加熱調理、あるいは冷凍食品を凍結処理
する際、予め食品に直接付与したり、あるいは調理器具
内に設置して食品と共に調理することによって、当該食
品の品温を食味的に最適な調理温度に管理し、かつ、調
理者は容易に、当該食品を調理するに当たり、最適な品
温度時点で終了させることが可能な、形状記憶部材及び
断熱性材からなる食品用インジケーター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品を加熱調理して食
用に供するに当たり、あるいは冷凍状態の食品を解凍し
て食するに当たり、当該食品を食するに最適な加熱温
度、あるいは解凍温度に達したか否かを、調理中、また
は調理後に、食品外部から容易に検知し得る調理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
電子レンジ、ガスレンジ、あるいはオーブン等による食
品の加熱調理,あるいは解凍処理においては、当該食品
を美味しく食するに最適な加熱温度,あるいは解凍温度
に達したか否かを、調理中、調理者が食品外部から目視
だけで判断するのは難しい。食品の表面部は最適温度に
達してはいても、食品の中心部の温度が低温のまま,あ
るいは冷凍状態のままにあって、生焼け、あるいは生煮
え等、食するに適さない事態が生ずる等の問題点があっ
たが、本発明はこれらの問題点を解決するものである。
また、てんぷら等揚げ物等においては、調理する素材に
よって揚げ油の最適な温度が異なったり、調理中に揚げ
油の温度が低下してしまう等、油温の管理が難しい等の
問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】先端部分、あるいは先端
に近い一部分,または形状の一部分に形状記憶部材を用
い、かつ、他の部分は断熱性材からなるインジケーター
を、形状記憶部材部分が食品の中心部に到達するように
食品に挿入し、電子レンジ等で当該食品を加熱調理、あ
るいは解凍処理する。当該食品の中心部が、その食品を
美味しく食するに最適な温度まで加熱、あるいは解凍さ
れると、インジケーターの形状記憶部材部分の形状が伸
長、あるいは収縮したり、または歪曲する等変形するこ
とにより、食品に挿入した側と反対側のインジケーター
の先端が飛び出す、あるいは引っ込んだり、点滅あるい
は点灯等の変化を生じることによって、調理者が調理中
に、食品の外部から、あるいは電子レンジ等の窓口を通
して、当該食品の加熱、あるいは解凍が十分に終了した
か否かを、目視するだけで容易に検知、判断するのを特
徴とする調理方法である。また、てんぷら等揚げ物調理
等において、形状の一部分が、それぞれの食材に最適な
油の温度ごとに反応する形状記憶部材からなるインジケ
ーターをてんぷら鍋等に入れることによって、揚げ油の
温度管理を容易に検知、判断することを特徴とする調理
方法である。
【0004】本発明に於ける変形部材は、温度によりそ
の形状を変形させるものであり、変形とは、所望の温度
において、直接的又は間接的に、使用者にその温度に達
した旨の情報を示そうとする状態への変更を示す。直接
的とは、例えば変形部材を形状記憶合金、形状記憶性繊
維等の形状記憶部材を示し、温度により、その形状が変
形し、その変形を視覚的に認識することで食品の目的部
位の温度を表すこと等を示す。又、間接的とは、例えば
形状記憶部材の温度による変位をこれに連結する色彩、
音、形状、構造等他の情報に変化する伝達手段の変位に
対応させることを示すものである。又、可逆的とは、温
度により変形した変形部材が、常温に戻された状況にお
いて、自動的に元に戻ること又は戻す手段を付加的に備
えることにより自動的に戻ることを示すものであり、非
可逆的とは、変形部材が所望の温度により変形した後、
手動で或いは、間接的に元に戻す操作により元へ戻す手
段が付加されている場合を示すものである。本発明に用
いられる形状記憶部材には、形状記憶合金として、Ni
−Ti合金(形状回復温度:20〜100℃)、Ni−
Ti−Co合金(形状回復温度:−30〜30℃)、N
i−Ti−Cu合金(形状回復温度:40〜70℃)、
Fe−Cr−Ni−Mn−Si(−Co)合金(形状回
復温度:100〜300℃)等があげられる。加えて、
ポリノルブルネン(日本ゼオン製)、スチレン/ブタジ
エン共重合体(旭化成工業製)、トランス1,4−ポリ
イソプレン(クラレ製)、リニアポリウレタン(三菱重
工製)等の形状記憶樹脂の他、超弾性糸及び有機弾性繊
維等の競合または併用を用いてもよい。なお、本発明に
用いる断熱材料は、半解凍状態の食品中心部まで突き刺
す必要がある為、ある程度の強度が必要であると共に、
300℃くらいまでの高温への耐性を有し、かつ、食品
へ使用する為、人体への安全性が確立されているもので
あれば、特に種類は限定されない。形状記憶部材を、断
熱性材との組み合わせ等によって変体温度を制御すれ
ば、応用範囲を更に拡大したインジケーターを実現する
ことが可能である。また、形状回復した形状記憶部材
を、元の回復前の形状に戻す為には、何らかの物理的外
力が必要である。そこで、形状記憶部材部分にステンレ
ス鋼等よりなるバイヤスバネを組み合わせ、バイヤスバ
ネにアクチュエーターとしての働きを持たせることによ
って、本インジケーターを回復前の形状に戻すことが可
能となり、1回使用しただけの使い捨てではなく、本イ
ンジケーターの繰り返し使用が可能となる。以下、実施
例を示して具体的に本発明を説明するが、本発明は実施
例に限定されるものではない。
【0005】
【実施例】実施例1 図1を用いて実施例1を説明する。図1は本発明の食品
インジケーターの外形の一例であり、図1中1は断熱性
材よりなるインジケーター本体である。この本体1は、
食品の中心温度を感知する為の金属材等の伝熱性材から
なる先端部分2、先端部分2から伝えられた温度を検知
する検知部3、本体上部先端6から飛び出して、調理者
に調理が終了したことを目視で知らせる標示部5、及び
これらを支える支持部4が入る為、空洞状態7となって
いる筒形の形状である。先端部分2は食品内部に刺し込
みやすいように尖っており、かつ、食品の中心温度を感
知する為に金属材等の伝熱性材よりなっている。また、
支持部及び標示部は断熱性材からなり、検知部3は形状
記憶合金よりなっている。市販の冷凍茶わん蒸し(25
0ml/個)を盛んに蒸気の出ている蒸し器内に入れ、
少し表面が柔らかくなったら、ループ状の形状記憶合金
(Ni−Ti合金『KIOKALLOY』大同特殊鋼
製)へ、当該冷凍茶碗蒸しの中心品温の変化を伝える下
部先端部分2が当該冷凍茶わん蒸しの中心部に達するま
で、本インジケーターを突き刺した。茶わん蒸しを美味
しく喫食するには、茶わん蒸しの中心品温が80℃にな
った時と言われる為、予め80℃に達した時に、形状の
回復が終了するように記憶させた形状記憶合金からなる
検知部3が、図1(b)のようにループ状から伸長を始
めることにより、検知部3を支持する支持部4が標示部
5を上部へ押し上げ、標示部5が本体上部先端6より飛
び出した。但し、検知する形状記憶部材の形状について
は、本実施例ではループ状のものを用いたが、コイル
状,ブロック状の他、くの字型、波形型等も考えられ、
本実施例に限定されるものではない。また、標示部5の
形状及び色、及び標示方法は、本体1と容易に区別がで
き、視覚的に目立つものであれば、点灯あるいは点滅等
の電気的変化を伴う方法、または標示部5の上下部分の
配色を色分けする等、本実施例に限定されるものではな
く、かつ、標示部5が本体上部先端6から飛び出した時
の長さ如何によって、調理中の食品中心部の温度変化状
況を、調理者が目視するだけで検知する方法とすること
も可能である。なお、本調理を電子レンジで行う場合に
は、先端部分2の材質は、金属類に代えて、マイクロ波
を吸収する材料、例えばシリコンカーバイト(Si
C)、フェライト、フェライトを含有した材料、カーボ
ンを含有した材料等を用いることも可能である。当該冷
凍茶わん蒸しを蒸し器より取り出すことによって、調理
者は当該冷凍茶わん蒸しが、食味的に美味しい状態まで
加熱調理され、調理が終了したことを判断できた。ま
た、図2のように、標示部5に断熱性材からなる、厚み
の薄い羽根状の突起物等を付与することによって、調理
が完全に終了したことを調理者に検知させることが、よ
り容易に、かつ確実となる。すなわち、調理前は図2
(a)のように、標示部5及び羽根8は、本体上部先端
6より下部にあって、調理者には全く目視できないが、
調理が進むにつれて図2(b)のように標示部5は上昇
し始める。しかし、羽根8はまだ本体内に隠れていて、
調理者にはまだその姿が確認できない。調理が完全に終
了した時、図2(c)のように、標示部5は完全に上昇
し終わり、羽根8も完全に羽根が開いた状態となってい
る。予め、図2(c)のように羽根が完全に開いた時、
調理が完全に終了するように、検知部3を温度設定して
おけば、調理者はこの羽根8が完全に開いた状態を見る
ことによって、調理が確実に終了したことを、容易に検
知し得ることが可能となる。
【0006】実施例2 調理後、伸長した検知部の形状記憶合金を形状回復前の
形状に再生し、本インジケーターを繰り返し使用させる
為に、図3のように、検知部の形状記憶合金部分にステ
ンレス鋼からなるバイヤスバネを組み合わせることによ
って、検知部の形状記憶合金の形状を使用前の、元の形
状に戻すことができる。このことにより、本インジケー
ターを使い捨てではなくて、繰り返し使用することが可
能となる。図3中インジケーター本体9は断熱性材から
なっており、先端に向かって尖った形を持つ筒状をなし
ている。食品の中心温度を検知する形状記憶合金からな
る検知部10、検知部10の先端11は本体9より突出
しており、検知部先端部分11は本体9の先端部分12
に密着固定されている。形状記憶合金(Ni−Ti合金
『KIOKALLOY』大同特殊鋼製)からなる検知部
10の上方には、検知部10に対してアクチュエーター
としての働きを示す、ステンレス鋼よりなるバイヤスバ
ネ13が組み合わされている。バイヤスバネ13のバネ
力は、低温時、形状回復前の検知部10のバネ力と、高
温時に形状を回復した時のバネ力との間の力に設定され
ている。従って、室温時ではバイヤスバネ13のバネ力
の方が大きい為、検知部10は支持部下方へ押さえ込ま
れていて、温度が上昇していくにつれて、検知部10の
形状回復力の方がバイヤスバネ13のバネ力よりも大き
くなるので、検知部10がバイヤスバネ13を押し上げ
て、標示部17は本体上部先端18から飛び出して来る
こととなる。検知部10とバイヤスバネ13とはお互い
押し合うように組み合わされており、両者の間には、そ
れぞれの金属を区分けするドーナツ状の仕切部14が支
持部15上に固定的に又は変動可能な状態に接続されて
おり、検知部10及びバイヤスバネ13は、断熱性材か
らなる支持部15にそれぞれ異なる間隔で巻き付いてお
り、また仕切部14も支持部15に差し込まれた状態に
なっている。本体9の上部近くには、バイヤスバネ13
を支持部上部へ移動させず、支持部15自体を上方へ移
動させる為の固定部16が取り付けられている。支持部
15の上部先端には標示部17が取り付けられており、
食品の中心温度が調理終了に適した温度まで上昇する
と、標示部17は本体上部先端18より完全に飛び出
し、調理者に調理が終了したことを知らせることとな
る。なお、本体9、仕切部14、支持部15、固定部1
6及び標示部17は断熱性材よりなっている。実施例1
で用いた冷凍茶わん蒸しの調理に、本インジケーターを
用いると、調理前は図3(a)のように、検知部10は
支持部15に収縮した、きついコイル状に巻き付けら
れ、バイヤスバネ13は緩やかなコイル状に巻き付けら
れている。それぞれのコイルは仕切部14によって区分
けされている。変体温度より低い室温状態では、検知部
10の弾性力はなく、加えて、検知部10のコイルの力
よりも、バイヤスバネ13のコイルの力の方が強い為、
検知部10はバイヤスバネ13の力によって押され、調
理前は標示部17は、本体上部先端18よりも下部にあ
り、本体9中に隠れている。調理中、当該冷凍茶わん蒸
しの中心温度が上昇するにつれて、検知部10のコイル
が伸長し始め、少しずつ緩やかなコイル状になる一方、
予め、検知部10の形状回復力が、バイヤスバネ13の
バネ力よりも強く設計されている為、検知部10のコイ
ルに押されるようにして、固定部16によって上部への
移動が妨げられているバイヤスバネ13のコイルの間隔
が少しずつ収縮し、支持部全体が上部へ移動することに
よって、標示部17が本体上部へ移行していく。図3
(b)のように、検知部10の形状の回復が終了する8
0℃になった時、標示部17は本体上部先端18よりも
完全に突出し、調理者は標示部17の形状を完全に、目
視で確認することができた。このことにより、調理者は
食品外部から、当該冷凍茶わん蒸しの調理が終了したこ
とを目視で検知することができた。調理を終了して、本
インジケーターの温度が室温に戻った時は、検知部10
は弾性がなくなり、再びバイヤスバネ13のバネ力が強
くなり、検知部10を仕切部14を通して下方へ押し戻
すことによって、図3(a)のように、検知部10は、
再び間隔が収縮されたきついコイル状態に押し戻され
る。このことにより、本インジケーターは繰り返し使用
が可能となる。
【0007】実施例3 図4を用いて、実施例3を説明する。図4中19は断熱
性材よりなる本インジケーターの本体である。食品の中
心温度を検知するのは金属等伝熱性材よりなる検知部2
0で、検知部20は検知した熱を形状記憶合金(Ni−
Ti合金『KIOKALLOY』大同特殊鋼製)部分2
1に伝え、その熱の温度が、形状記憶合金部分21の形
状を回復し始める温度に達し始めると、形状記憶合金部
分21は徐々に収縮を始める。形状記憶合金部分21は
下端22を断熱性材よりなる接着部23によって、検知
部20と繋がっている支持部24に密着固定されてお
り、また上端25は本体一部である固定部26に接着固
定されている。また、固定部26は形状記憶合金部分2
1自体が上部へ移動しないような遮断装置の役割も果た
している。この支持部24の上部先端には、断熱性材よ
りなる標示部27が取り付けられている。本体下部先端
28は検知部20が通れる程の透き間が空いているが、
形状記憶合金部分21の下端22及び上端25がそれぞ
れ、接着部23及び固定部26に密着固定されている
為、支持部24は上方以外には移動できない。形状が回
復し始めた形状記憶合金部分21は、その下端22及び
上端25を、それぞれ接着部23及び固定部26に固定
されている為、コイルが収縮し始めるにつれて支持部2
4を上部を移動させる。支持部が上部へ移動することに
よって、標示部27が本体上部先端28から飛び出し、
調理者は調理が終了したことが検知できる。実施例1で
用いた冷凍茶わん蒸しの調理において、調理前、図4
(a)のように形状記憶合金部分21が、弾性力が低下
した伸びた状態の、間隔の広い緩いコイル状になってい
て、かつ標示部27が、本体上部先端28よりも下部に
位置する本インジケーター本体19を、当該茶わん蒸し
の中心部に刺し込む。調理が進み、形状回復をし始める
温度になると、自らの下端22及び上端25がそれぞ
れ、接着部23及び固定部26に支持固定されている
為、形状記憶合金部分21が少しずつ収縮し始め、それ
につれて、支持部24が上部へ移動し始め、標示部27
が本体上部先端部28より顔を出し始める。図4(b)
のように、調理者は、標示部27が本体上部先端部28
よりも完全に飛び出たのを確認することによって、食品
外部から当該冷凍茶わん蒸しの調理が終了したことを、
目視によって容易に確認できた。
【0008】実施例4 図5を用いて、実施例4を説明する図5は本発明の食品
用インジケーターの検知部の形状の別例であり、図5中
30は断熱性材よりなる本体である。この本体30は、
先端部分が食品内部に刺し込みやすいように尖ってお
り、最先端部分は、食品の中心温度を検知し得るよう
に、形状記憶部材からなる検知部31の先端32が本体
30より突出している。検知部31は本体先端部分33
に密着固定されている。加えて、本体内部には、インジ
ケーターの検知部31及び標示部34を支える支持部3
5が入る為、36のように空洞状態となっている。形状
記憶合金からなる検知部31は、本体先端部分33によ
って本体30に支持固定されている為、食品の中心温度
が形状回復する温度まで上昇した時に、標示部34はイ
ンジケーター上部先端37から飛び出ることとなる。な
お、検知部31以外は、本体30、標示部34、及び支
持部35は断熱性材からできている。盛んに蒸気の出て
いる蒸し器内に、市販冷凍シュウマイ(15g/個〜2
5g/個)を包装袋より取り出して並べ、蓋をして2〜
3分蒸す。当該シュウマイの表面が少し柔らかくなった
時,下部先端部分にコイル状の形状記憶合金(Ni−T
i合金『KIOKALLOY』大同特殊鋼製)からなる
検知部31を付した、図5(a)の状態のインジケータ
ー本体30を、図5(c)のように、下部先端部分が当
該冷凍シュウマイ38の中心部に当たるまで突き刺し
た。当該食品の中心温度は、本体30の先端を貫いてい
る検知部先端32によって検知されている。当該冷凍シ
ュウマイ38の中心温度が75℃に達した時に、形状の
回復が終了するように記憶させた形状記憶合金からなる
検知部31が、図5(b)のように、一方向を固定され
ている為、コイル状から伸長していき、検知部31を支
持する支持部35が上部先端部分37の標示部34を上
部へ押し上げ、標示部34が本上部先端37から完全に
飛び出した。但し、検知する形状記憶部材の形状につい
ては、本実施例ではコイル状のものを用いたが、ループ
状,ブロック状の他、くの字型、波形型等も考えられ、
本実施例に限定されるものではない。また、標示部34
の形状及び色、及び標示方法は、本体30と容易に区別
ができ、視覚的に目立つものであれば、点灯あるいは点
滅等の電気的変化を伴う方法、または標示部34の上下
部分の配色を色分けする等、本実施例に限定されるもの
ではなく、かつ、標示部34が本体上部先端37から飛
び出した時の長さ如何によって、調理中の食品中心部の
温度変化の状況を、調理者が目視するだけで検知する方
法とすることも可能である。調理者が調理前に、当該冷
凍シュウマイ38の中心部へ本インジケーターを刺し込
んだ時には、標示部34は本体30の内部に入り込んで
いて、調理者からは目視し得ない状態にあったが、調理
が進み、当該冷凍シュウマイ38の中心温度が食味的に
最適な温度まで加熱された時には、標示部34が本体上
部先端37より上部へ完全に飛び出すことによって、調
理者は、当該冷凍シュウマイ38を外部から目視するだ
けで、当該食品の調理が最適な状態で終了したことを、
確実に判断し得ることとなった。
【0009】実施例5 図6を用いて、実施例5を説明する図6は本発明の食品
用インジケーターの検知部の形状の別例であり、図6中
39は断熱性材よりなる本体である。本インジケーター
本体39は先端が尖った筒状をしており、本体先端40
は、形状記憶合金(Ni−Ti合金『KIOKALLO
Y』大同特殊鋼製)からなる検知部41の先端42を挟
み込む形で密着固定している。形状記憶合金からなる検
知部41は、温度が75℃に達した時、形状の回復が終
了するように設計されていて、上部先端は、断熱性材よ
りなる支持部43に支持固定されている。支持部43の
上部先端には、断熱性材からなる標示部44が取り付け
られている。調理加熱前は、標示部44は本体上部先端
45よりも飛び出ているものの、調理加熱が進み、食品
の中心温度が上昇するにつれて、検知部41の形状が収
縮する方向に回復をし始め、標示部44は徐々に本体内
部へ引っ込んでいき、標示部44は調理者から見えなく
なって行く。このことにより、調理者は、調理が終了し
たことを検知することが可能となる。実施例4の冷凍シ
ュウマイを、本インジケーターを用いて加熱調理を行っ
た処、調理前は図6(a)のように、検知部41のコイ
ルが伸長した形状を示し、標示部44は本体先端45よ
り上部の位置にあるが、調理が進んで行くと、検知部4
1のコイルが収縮して行き、それにつれて支持部43が
下へ下がることによって、標示部44が本体上部先端4
5よりも下部に落ち込んで行った。食品の中心温度が7
5℃に達した時、図6(b)のように、標示部44は完
全に本体内に落ち込み、調理者からは一切目視不可能と
なった。この為、調理者は、当該冷凍シュウマイの調理
が終了したことを、確実に検知することが可能となっ
た。と同時に、調理終了後、検知部の温度が室温状態に
戻った時、再び標示部44の上端に付与されている、断
熱性材からなる引っ張り部46を持ち、本体内部へ落ち
込んでいる標示部44、及び支持部43を上部へ引っ張
り上げる。室温状態では、弾性力が低下している為、検
知部41は図6(a)のように、再び緩やかなコイル状
に戻り、繰り返し調理に使用することが可能である。
【0010】実施例6 図7を用いて実施例6を説明する。図7中47は、断熱
性材からなるインジケーター本体である。本インジケー
ター本体47は筒形をなしており、かつ中心部は、断熱
性材からなる支持部48が挿入されるべき空洞となって
いる。本体47の先端は食品内部に突き刺しやすいよう
に尖っており、先端近い部分には図7のように、形状記
憶合金製の検知部49が設置できる空洞があり、実際の
使用時には、支持部48の先端部分を検知部49に差し
込んで使用する。この検知部49は、−5℃で形状が回
復するように記憶されている形状記憶合金(Ni−Ti
−Co合金『KIOKALLOY−S』大同特殊鋼製)
からなる。支持部48の上方先端部分は、本体上部先端
50から飛び出すことによって、調理者に調理が終了し
たことを知らせる、断熱性材からなる標示部51が付さ
れている。冷凍された市販ステーキ用ブロック牛肉(5
00g〜1kg)を、包装のまま冷凍庫より取り出し、
冷蔵庫等で解凍処理する。わずかに解凍された状態の
時、図7(a)のようなインジケーターを当該ステーキ
用ブロック牛肉に突き刺した。当該ステーキ用ブロック
牛肉の表面に近い品温が−5℃まで上昇した時、検知部
49が伸長回復することによって、支持部48を上方を
押し上げ、図7(b)のように、本体上部の標示部51
が本体上部先端50から飛び出す。このことにより調理
者は、当該ステーキ肉が半解凍状態に戻り、その後の調
理に相応しい状態まで解凍されたことが判断できた。
但し、検知する形状記憶部材の形状については、本実施
例ではブロック状のものを用いたが、ループ状,コイル
状の他、くの字型、波形型等も考えられ、本実施例に限
定されるものではない。また、標示部51の形状及び
色、及び標示方法は、本体47と容易に区別ができ、視
覚的に目立つものであれば、点灯あるいは点滅等の電気
的変化を伴う方法、または標示部51の上下部分の配色
を色分けする等、本実施例に限定されるものではなく、
かつ、標示部51が本体上部先端50から飛び出した時
の長さ如何によって、調理中の食品の中心温度の変化具
合を、調理者が目視するだけで検知する方法とすること
も可能である。
【0011】実施例7 図8を用いて、実施例6を説明する。図8中52はくし
型インジケーターの本体であって、断熱性材よりできて
いる支持部でもある。53〜58はそれぞれ130℃、
140℃、150℃、160℃、170℃、及び180
℃の5段階の各温度で形状回復する形状記憶合金(Fe
−Cr−Ni−Mn−Si(−Co)合金)を使用した
検知部、かつ標示部である。但し、検知部、かつ標示部
である形状記憶部材の形状は、本実施例中のコイル状に
限らず、ループ状,くの字型、波形型等考えられる。フ
レンチフライドポテトの市販冷凍品(1kg)の3倍重
の食用油(3kg)を135℃付近に加熱し、この中に
当該フライドポテトを袋から取り出して投入し、温度が
130℃付近に降下したところで約6分間揚げると、当
該フライドポテトの一部が浮上してきた。次いで油温を
4分間程度で140℃付近に上昇させると、大半の当該
フライドポテトが浮上し、更に加熱を続けると完全に浮
上した。最後に170℃付近で30〜60秒間揚げ、表
面の色沢が黄金色になったところで取り出した。上記の
揚げ油の温度管理の為に、図8(a)及び図8(c)の
ように、予め揚げ鍋の底面59にくし型のインジケータ
ー52を静置しておいた。揚げ油60を注ぎ、調理中に
揚げ油60の品温が各温度に到達するにつれて、くし型
のインジケーター52に付された形状記憶合金からなる
検知部、かつ標示部53〜58が図8(b)のように、
次々に伸縮する等の変形回復を示し、調理者は目視で揚
げ油60の温度を検知し得、容易に当該フライドポテト
61を揚げ調理することができた。なお、本実施例では
くし型のインジケータを用い、かつ、てんぷら鍋の底面
に横に寝かせるように設置したが、他にも剣山型、ある
いは前述の実施例群のような筒型等の形状も考えられ
る。また設置方法も、てんぷら鍋等の底面に剣山のよう
に、検知部かつ標示部53〜58を上向きに向けて設置
したり、てんぷら鍋等の壁面に取り付けたり、あるいは
鍋の端からかけたりする等の方法が考えられ、本実施例
に限定されるものではない。
【0012】実施例8 実施例7で用いたくし型インジケーターを揚げ鍋の底に
静置し、揚げ油を5リットル投入して、当該インジケー
ターがすべて形状回復した後の数秒後、油温が190℃
程度まで上昇した時、市販冷凍コロッケ15個(80g
/個)を同時に投入して、加熱を続けながら1分間静置
した。当該コロッケの上下を箸で反転し、3分経過後か
ら当該コロッケが浮上してきた。浮上して1分経過後か
ら当該コロッケを揚げ鍋から取り出した。と当時に、揚
げ始めた直後に、実施例1〜実施例5で用いたインジケ
ーターを当該コロッケに刺すことによって、油揚げ終了
時の当該コロッケの中心品温も確認でき、当該冷凍コロ
ッケを破裂させることもなく、焦げを生じさせることも
なく揚げることができた。
【0013】なお、本発明の他の実施例として、日本酒
等アルコール飲料、牛乳等乳飲料、あるいはコーヒー、
紅茶等の嗜好飲料等各種飲料を加熱調理する場合には、
コップ等容器内に上記実施例群に記載したように、本発
明のインジケーター本体を直接差し込んで挿入するだけ
でなく、当該容器の開口部の先端部分にひっかけたり、
あるいは当該容器の壁面に取り付けたりして、検知部を
飲料内に挿入させることで、品温管理の為に使用する等
の、インジケーターの形状及び使用法も考えられる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細の如く、本発明によって冷凍状
態の食品、あるいは加熱を要する食品を調理するに際
し、調理者が調理中、あるいは調理を終了する時点で、
当該食品の品温管理が容易に、かつ確実に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)80℃に加熱前の、実施例1の食品用イ
ンジケーターの断面図である。 (b)80℃に加熱し、形状の回復が完全に終了した実
施例1の食品用インジケーターの断面図である。
【図2】(a)実施例1のインジケーターに羽根を付し
た、調理前の標示部付近の断面図である。 (b)実施例1のインジケーターに羽根を付した、調理
中の標示部付近の断面図である。 (c)実施例1のインジケーターに羽根を付した、調理
が完全に終了した標示部付近の断面図である。
【図3】(a)80℃に加熱前の、実施例2の食品用イ
ンジケーターの断面図である。 (b)80℃に加熱し、形状の回復が完全に終了した実
施例2の食品用インジケーターの断面図である。
【図4】(a)80℃に加熱前の、実施例3の食品用イ
ンジケーターの断面図である。 (b)80℃に加熱し、形状の回復が完全に終了した実
施例3の食品用インジケーターの断面図である。
【図5】(a)75℃に加熱前の、実施例4の食品用イ
ンジケーターの断面図である。 (b)75℃に加熱し、形状の回復が完全に終了した実
施例4の食品用インジケーターの断面図である。 (c)冷凍シュウマイの中心部に突き刺した実施例4の
断面図である。
【図6】(a)75℃に加熱前の、実施例5の食品用イ
ンジケーターの断面図である。 (b)75℃に加熱し、形状の回復が終了した実施例5
の食品用インジケーターの断面である。
【図7】(a)−5℃まで上昇する前の、実施例6の食
品用インジケーター例の断面図である。 (b)−5℃まで上昇し、形状の回復が完全に終了した
実施例6の食品用インジケーターの断面図である。
【図8】(a)130℃に加熱前の、実施例7の食品用
インジケーターの平面図である。 (b)170℃に加熱し、形状が一部回復した、実施例
7の食品用インジケーターの平面図である。 (c)実施例7の食品用インジケーターをてんぷら鍋に
入れた時の断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・断熱性材からできたインジケーター本体 2・・・・・金属等伝熱性材からなる食品温度感知部 3・・・・・形状記憶合金からなる検知部 4・・・・・断熱性材からなる支持部 5・・・・・断熱性材からなる標示部 6・・・・・標示部が飛び出すインジケーター上部先端 7・・・・・インジケーター本体内の空洞部分 8・・・・・断熱性材からなる、標示部付属の羽根 9・・・・・断熱性材からできたインジケーター本体 10・・・・形状記憶合金からなる検知部 11・・・・形状記憶合金からなる検知部先端部分 12・・・・インジケーター本体の先端部分 13・・・・ステンレス鋼からなるバイヤスバネ 14・・・・ドーナツ状の仕切部 15・・・・断熱性材からなる支持部 16・・・・固定部 17・・・・断熱性材からなる標示部 18・・・・インジケーター本体上部先端 19・・・・断熱性材よりなるインジケーター本体 20・・・・金属等伝熱性材からなる食品温度感知部 21・・・・形状記憶合金部分 22・・・・形状記憶合金部分の下端 23・・・・断熱性材よりなる接着部 24・・・・断熱性材よりなる支持部 25・・・・形状記憶合金部分の上端 26・・・・固定部 27・・・・断熱性材からなる標示部 28・・・・インジケーター本体下部先端 29・・・・インジケーター本体上部先端 30・・・・断熱性材よりなるインジケーター本体 31・・・・75℃で形状回復する形状記憶合金からな
る検知部 32・・・・検知部先端 33・・・・本体先端部分 34・・・・断熱製材からなる、形状回復後本体から飛
び出す標示部 35・・・・断熱性材からなる支持部 36・・・・本体の空洞部分 37・・・・標示部が飛び出す本体先端部分 38・・・・冷凍シュウマイ 39・・・・断熱性材からなるインジケーター本体 40・・・・本体先端部分 41・・・・形状記憶合金からなる検知部 42・・・・検知部先端 43・・・・断熱製材からなる支持部 44・・・・断熱製材からなり、形状回復後本体内に落
ち込む標示部 45・・・・インジケーター本体上部先端 46・・・・標示部上端に付与された引っ張り部 47・・・・断熱性材からなるインジケーター本体 48・・・・断熱製材からなる支持部 49・・・・ブロック状形状記憶合金からなる検知部 50・・・・断熱製材からなり、形状回復後本体から飛
び出る標示部 51・・・・標示部が飛び出すインジケーター上部先端 52・・・・断熱性材からなるくし型インジケーター本
体 53・・・・130℃で形状回復する形状記憶合金から
なる検知部及び標示部 54・・・・140℃で形状回復する形状記憶合金から
なる検知部及び標示部 55・・・・150℃で形状回復する形状記憶合金から
なる検知部及び標示部 56・・・・160℃で形状回復する形状記憶合金から
なる検知部及び標示部 57・・・・170℃で形状回復する形状記憶合金から
なる検知部及び標示部 58・・・・180℃で形状回復する形状記憶合金から
なる検知部及び標示部 59・・・・てんぷら鍋の底面 60・・・・揚げ油 61・・・・フライドポテト 62・・・・てんぷら鍋本体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度により形状を変形させる変形部材を
    有する食品用温度インジケータ。
  2. 【請求項2】 前記変形部材は、可逆性、非可逆性の何
    れか又は両方の性格を有する形状記憶部材である請求項
    1に記載の食品用温度インジケータ。
  3. 【請求項3】 前記変形部材は加熱調理,あるいは解凍
    処理を要する食品を加熱調理するに際し、当該食品の加
    熱状態を検知する用いることを特徴とする請求項1に記
    載の食品用温度インジケータ。
  4. 【請求項4】 食品を加熱調理中に、あるいは解凍処理
    中に、当該加熱を行っている調理機器内あるいは器具内
    に設置して、加熱状態を検知する請求項1の食品用温度
    インジケータ。
  5. 【請求項5】 加熱調理、あるいは解凍処理を要する食
    品に予め付与し、あるいは調理中、または調理後に挿入
    等付与することにより、当該食品の加熱状態を検知する
    請求項1の食品用温度インジケータ。
  6. 【請求項6】 形状記憶部材部分に、ステンレス鋼等か
    らなるバイヤスバネを組み合わせることによって、繰り
    返し使用が可能となる請求項1の食品用温度インジケー
    タ。
  7. 【請求項7】 断熱性材からなる標示部分に、同じく断
    熱性材からなる羽根等を付与し、羽根の開閉状態によっ
    て、加熱調理、あるいは解凍処理が完全に終了したこと
    を、確実に調理者に示すことができる、請求項1の食品
    用温度インジケータ。
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