JP2006193325A - 用紙排出機構 - Google Patents

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Keisuke Egawa
圭介 頴川
Masuo Kawamoto
益雄 河本
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Abstract

【課題】 ユーザの待機時間を短縮し、作業効率の高い用紙排出機構を提供することにある。また、大容量の用紙排出が可能であるとともに用紙排出機構の高さを必要最小限に抑えた用紙排出機構を提供する。
【解決手段】 大容量スタックトレイ33に用紙を排出する第1排出口31と複数のメールボックス34に用紙を排出する第2排出口32とを設けており、大容量スタックトレイ33は複数のメールボックス34の上方に設けられている。また、制御部100により、複数のメールボックス34は大容量スタックトレイ33の上下方向の移動と連動して移動制御される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置の用紙排出機構、特に画像形成装置或いは画像形成装置の用紙後処理装置に備えられ、画像形成装置或いは用紙後処理装置からの用紙を複数の排出積載部に排出する用紙排出機構に関する。
近年、複写機能とプリンタ機能とを備えた複合型画像形成装置が普及している。また、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの情報処理機器のネットワーク化に伴って、一台の画像形成装置を複数のユーザで共用するケースが増えている。このような画像形成装置の用紙排出機構においては、各ユーザからの情報に基づいて画像形成済みの用紙が、各ユーザ固有の排出トレイ、すなわち各ユーザのメールボックスに排出されるように、複数のメールボックスが設けられていることが多い。また、これらのメールボックスとは別に、メイントレイと呼ばれる大容量トレイが設けられ、通常複写時の排出トレイまたは大量印刷時の排出トレイとして使用している。さらに、画像形成装置から排出される用紙を複数枚収容し、収容された用紙束に対し後処理(例えば、ステープル処理、中折り処理など)を行うための後処理装置をさらに備えた画像形成装置が増えている。
このように、メイントレイと複数のメールボックストレイとを備えている画像形成装置では、メイントレイに用紙を排出するための排出口が設けられているとともに、各メールボックスごとに用紙を排出するための排出口が設けられているものがある(特許文献1)。また、複数のメールボックスに用紙を排出するための排出口が一つ設けられているとともに、後処理装置で処理を行った後の用紙を排出するための排出口が別途設けられているものがある(特許文献2)。
特開2000−169033号公報 特開2003−2507号公報
特開2000−169033号公報に記載の装置では、画像形成装置の用紙後処理装置の上方に複数のメールボックスが固定され、各々のメールボックスに用紙を搬送するための用紙搬送手段及び用紙排出手段が設けられている。また、複数のメールボックスの下部には、通常の用紙を排出するための用紙収容トレイと後処理後の用紙を排出するための大容量トレイとが設けられ、用紙収容トレイと大容量トレイとにはそれぞれ用紙排出口が設けられている。しかし、この装置では、複数のメールボックスが用紙後処理装置の上方に設けられているため、後処理後の用紙束をメールボックスに搬送して排出することが困難である。また、複数のメールボックスは用紙後処理装置の上方に固定されているため、装置全体の高さが高くなり、装置全体の小型化が難しい。
また、特開2003−2507号公報に記載の装置では、複数のメールボックス及び後処理後の用紙を排出するトレイがそれぞれ画像形成装置または後処理装置に着脱自在に装着され、各トレイを個別に昇降制御する制御手段を有している。しかし、この装置では、仕分け用のメールボックスに用紙を排出する排出口と通常の用紙排出用のトレイに用紙を排出するための排出口が同一であるため、仕分けメールボックスに用紙排出作業をした後、通常の用紙排出作業をするためには、仕分けメールボックスが元の位置に戻るまで待たなければならない。したがって、作業効率が低く、ユーザには待機時間が長いことによるストレスを与えることとなる。
本発明の目的は、ユーザの待機時間を削減し、作業効率が高い用紙排出機構を提供することにある。また、大容量の用紙排出が可能であるとともに用紙排出機構の高さを必要最小限に抑えた用紙排出機構を提供することにある。
請求項1に係る装置は、画像形成装置に備えられ、画像形成装置からの用紙を複数の排出積載部に排出する用紙排出機構であって、少なくとも1つの大容量スタックトレイと、複数のメールボックスと、第1排出口と、第2排出口と、制御部とを備えている。ここで、大容量スタックトレイは、通常の用紙排出用トレイであって、大容量の用紙を積載することが可能であり、上下方向に移動可能である。複数のメールボックスは、固定されたユーザ用の用紙排出用トレイであって、上下方向に一定の間隔で配置されるとともにそれぞれ上下方向に移動可能である。第1排出口は、大容量スタックトレイに用紙を排出するためのものである。第2排出口は、複数のメールボックスに用紙を排出するためのものである。制御部は、複数のメールボックスと大容量スタックトレイとをそれぞれ上下方向に移動制御するとともに、複数のメールボックスは大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動制御するためのものである。また、この装置では、大容量スタックトレイは、複数のメールボックスの上方に設けられている。
画像形成装置から画像形成済みの用紙を排出する際、ユーザ指定がない場合は、第1排出口から大容量スタックトレイに用紙が排出される。固定されたユーザ用の用紙排出トレイが指定された場合は、第2排出口からメールボックスに用紙が排出される。したがって、ユーザがメールボックスに排紙した直後、通常の印刷またはコピーなどの作業をする場合は、第1排出口から用紙が排出されるため、従来のようにメールボックスが元の位置に戻るまで待つ必要がなくなり、作業効率が高くなる。
また、この装置では、大容量スタックトレイは、メールボックスの上方に設けられており、複数のメールボックスは大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動可能に制御されている。大容量スタックトレイへの排紙量が一定以上の枚数になると大容量スタックトレイは下方に移動するが、その際、複数のメールボックスは大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動する。したがって、メールボックスは上方に固定され、下方に設けられている大容量スタックトレイのみが上下に移動する場合に較べて、用紙排出機構の高さを必要最小限に抑えることができる。
請求項2に係る用紙排出機構は、画像形成装置の用紙後処理装置に備えられ、用紙後処理装置からの用紙を複数の排出積載部に排出する用紙排出機構であって、少なくとも1つの大容量スタックトレイと、複数のメールボックスと、第1排出口と、第2排出口と、制御部とを備えている。ここで、用紙後処理とは、ステープル処理、穴空け処理、中折り処理などを指す。大容量スタックトレイは、通常の用紙排出用トレイであって、大容量の用紙を積載することが可能であり、上下方向に移動可能である。複数のメールボックスは、固定されたユーザ用の用紙排出用トレイであって、上下方向に一定の間隔で配置されるとともにそれぞれ上下方向に移動可能である。第1排出口は、大容量スタックトレイに用紙を排出するためのものである。第2排出口は、複数のメールボックスに用紙を排出するためのものである。制御部は、複数のメールボックスと大容量スタックトレイとをそれぞれ上下方向に移動制御するとともに、複数のメールボックスは大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動制御するためのものである。また、この装置では、大容量スタックトレイは、複数のメールボックスの上方に設けられている。
画像形成装置から画像形成済みの用紙を排出する際、ユーザ指定がない場合は、大容量スタックトレイに用紙が排出される。ここで、用紙後処理が必要でない場合は、直接第1排出口に用紙が排出される。用紙後処理が必要な場合は、画像形成装置からの用紙に対しステープル処理などの後処理がされた後、第1排出口から用紙が排出される。固定されたユーザ用の用紙排出トレイが指定された場合は、第2排出口からメールボックスに用紙が排出される。ここで、用紙後処理が必要でない場合は、直接第2排出口に用紙が排出される。用紙後処理が必要な場合は、画像形成装置からの用紙に対しステープル処理などの後処理がされた後、第2排出口から用紙が排出される。したがって、ユーザがメールボックスに排紙した直後、通常の印刷またはコピーなどの作業をする場合及び後処理が必要な場合でも、第1排出口から用紙が排出されるため、従来のようにメールボックスが元の位置に戻るまで待つ必要がなくなり、作業効率が高くなる。
請求項3に係る用紙排出機構は、請求項1または2の装置において、第1排出口の付近には大容量スタックトレイに積載された用紙積載面を感知するセンサがさらに設けられ、大容量スタックトレイの用紙積載面が第1排出口に達した際、制御部により大容量スタックトレイを下方に移動させる。
この装置では、近年の画像形成装置の高速化、大容量化に対応させるため、用紙積載量が例えば3000枚の大容量スタックトレイを設けている。ユーザ指定がない場合は、第1排出口から大容量スタックトレイに用紙が排出されるが、画像形成装置から大量の用紙が排出されると、用紙積載面が第1排出口に達することもあり得る。そこで、この装置では、第1排出口の付近に大容量スタックトレイに積載された用紙積載面を感知するセンサを設け、大容量スタックトレイの用紙積載面が第1排出口に達した際、制御部により大容量スタックトレイを下方に移動させ、大容量の用紙排出を可能にしている。
請求項4に係る用紙排出機構は、請求項1から3のいずれかに記載の装置において、大容量スタックトレイが下方に移動する際、制御部により、複数のメールボックスを下方に移動させてメールボックス間の間隔を狭める。
この装置では、複数のメールボックスは大容量スタックトレイの下方に設けられているため、大容量スタックトレイが下方に移動する際、最上部に設けられているメールボックスと接触するおそれがある。そこで、大容量スタックトレイが下方に移動する際、制御部により、複数のメールボックスを下方に移動させてメールボックス間の間隔を狭める。
本発明の用紙排出機構は、大容量スタックトレイに用紙を排出する第1排出口と複数のメールボックスに用紙を排出第2排出口とを設けており、大容量スタックトレイは複数のメールボックスの上方に設けられ、複数のメールボックスは大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動可能に制御されている。したがって、ユーザの待機時間が短縮され、作業効率を高めることができる。また、大容量の用紙排出が可能であるとともに用紙排出機構の高さを必要最小限に抑えることができる。
[全体構成及び画像形成装置本体]
図1は、本発明の一実施例を採用した画像形成装置の全体構成を示している。この画像形成装置は、複写機、プリンタ、スキャナーなどの複数の機能を有する複合機である。
画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体1と、画像形成装置本体1の左側に設けられた後処理装置2と、用紙排出機構3とを有している。
画像形成装置本体1は、上から順に、原稿載置部40と、原稿読み取り部50と、画像形成部60と、給紙部70と、排紙部80とにより構成されている。ここで、原稿読み取部50は、光源,ミラー,レンズユニット等から構成されている。画像形成部60は、原稿読取部50で読み取られた画像情報や、画像形成装置本体1に接続された情報端末(パーソナルコンピュータ)15a〜15d(図3参照)から送られる画像データを基に画像形成を行うためのものである。画像形成部60は、具体的には、感光体ドラム7、主帯電装置8、現像装置9、転写装置10とを有している。
画像形成部60の下部には給紙部70が設けられている。給紙部70は、画像形成装置本体1の図1右側に設けられたバイパストレイ13と、画像形成装置本体1の下部に上下に並べて配置された3つの給紙カセット12と、大型給紙カセット14と、バイパストレイ13または給紙カセット12に収納された用紙を画像形成部60に搬送するための用紙送り出し装置15とから構成されている。給紙カセット12の側方には、各給紙カセット12からの用紙を縦方向に搬送するための縦搬送路16が設けられている。
画像形成部60の用紙搬送方向下流には、用紙を装置の図1左側に搬送するための排紙搬送路17と、用紙上のトナー画像を溶融定着する定着装置18と、定着時の用紙を排出するための排出ローラ19とが設けられている。
[用紙後処理装置]
図2に詳細に示すように、用紙後処理装置2は、用紙搬送システム20と、後処理を行う中間トレイ28とを有している。ここで、用紙搬送システム20は、給紙口21と、用紙搬送路22,23,24,26,27と、切り替え爪25と、退避ドラム29とで構成されている。ここで、給紙口21は、画像形成装置本体1から排出される画像形成済みの用紙を受け入れるためのものである。切り替え爪25は、用紙の搬送方向を切り換えるためのものである。搬送路22を通った用紙は、この切り替え爪25により、搬送路23または搬送路24のいずれか一つの方向に搬送される。搬送路23及び27は、用紙を第1排出口31に搬送するためのものである。搬送路24は、用紙を中間トレイ28へ搬送するためのものである。搬送路26は、用紙を第2排出口32に搬送するためのものである。退避ドラム29は、後処理する用紙が2部以上ある場合、後処理した後に排出される用紙束と搬送路22から新たに搬入される次の用紙束の1枚目が交錯しないように、搬入される用紙束の1枚目を退避させ、2枚目とともに搬送路24に導入させるためのものである。中間トレイ28は、搬送路24から導入された用紙に対し、ステープル処理、穴空け処理、中折り処理を行うためのものである。
[用紙排出機構]
用紙排出機構3は、第1排出口31と、第二排出口32と、大容量スタックトレイ33と、メールボックス34と、大容量スタックトレイ33とメールボックス34とを上下方向に移動させる図示しない駆動装置と、用紙積載面感知センサ35とを有している。ここで、大容量スタックトレイ33は、用紙後処理装置2の上部に設けられている第1排出口31の下方に設けられている。用紙積載面感知センサ35は、第1排出口31の上方に設けられ、第1排出口31から排出され大容量スタックトレイ33に積載される用紙の積載面を感知するためのものである。大容量スタックトレイ33の下方には、4つのメールボックス341,342,343,344が等間隔で設けられている。第2排出口32は、上下方向において、これらの4つのメールボックス341,342,343,344のほぼ中間位置に配置され、搬送路26から排出される用紙をメールボックス341,342,343,344のいずれか一つに排出する。
[制御部]
この画像形成装置本体1には、図3に示す制御部100が設けられている。制御部100は、CPU,RAM,ROM,各種ドライバ及び各種I/Oを含むマイクロコンピュータで構成され、画像形成部60を制御する画像形成制御部600、画像読取部50を制御する画像読取制御部500、用紙後処理装置2を制御する用紙後処理制御部200、大容量スタックトレイ33の上下駆動機構(図示せず)を制御する大容量スタックトレイ上下移動制御部300、メールボックス34の上下駆動機構(図示せず)を制御するメールボックス上下移動制御部400などが含まれている。また、制御部100には、用紙積載面検知センサ35などが接続されている。また、図3は、画像形成装置本体1が、LAN及びインターネットなどの通信手段を介して複数のPCと通信可能に接続されている画像形成システムを表している。本システムは画像形成装置本体1が通信回線を介して、端末装置15a〜15dと接続されている。
[画像形成動作]
画像形成装置本体1に電源が投入されると、図4のステップS1において、各種パラメータが初期化され、定着部の温度設定を行うなどの初期設定を実行する。次にステップS2では、画像形成枚数を設定するなど条件を入力する。ステップS3では、用紙排出モードを選択する。ここで、ユーザは用紙の排出については、コンピュータ上または操作パネルにて、メールボックス34へ排出するかあるいは大容量スタックトレイ33へ排出するかを指示する。ここでは、メールボックス34への排出が指示された場合を仕分け排出モードとし、大容量スタックトレイ33への排出が指示された場合を通常排出モードと称する。ステップS4では、画像形成処理を行う。この画像形成装置に接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされるか、または図示しない操作パネル上の指示キーが操作されると、以下のようにして画像形成動作が実行される。すなわち、まず用紙が用紙カセット12〜14のいずれか1つの用紙カセットから用紙搬送路に搬送される。用紙は各搬送路を介して画像形成部60に搬送される。画像形成部60で表面にトナー画像が転写された用紙は、排紙搬送路17を介して定着装置18まで搬送され、排紙ローラ19に排出される。ステップS5では、用紙の排出処理を行う。
[通常排出モード]
通常排出モードが選択された場合、すなわち、ユーザが固有のメールボックス34への排出を指定してない場合、図5及び図6に示す排出処理を行う。
ステップ3で通常排出モードが選択されると、ステップ32で、用紙積載面センサ35を通じて大容量スタックトレイ33の用紙積載面の位置を確認する。ステップ33では、制御部100により、大容量スタックトレイ33の用紙積載面の位置が適切であるか否かを判断する。すなわち、大容量スタックトレイ33の用紙積載面の位置が第1排出口31から正常に用紙を排出できる高さにあるか否かを判断する。大容量スタックトレイ33の用紙積載面が適切な位置にある場合は、ステップS36へ移行する。大容量スタックトレイ33の用紙積載面の位置が適切な位置にない場合は、ステップS34へ移行する。ステップS34では、制御部100の大容量スタックトレイ上下移動制御部300により、図示しない駆動機構で大容量スタックトレイ33を上下方向に移動させる。例えば、大容量スタックトレイ33に大量の用紙が積載され、用紙積載面の位置が第1排出口31の位置に達し、第1排出口31からの用紙が排出できない場合、駆動機構を制御し、大容量スタックトレイ33を下方に移動させる。図6に示すように、大容量スタックトレイ33を下方に移動させると、大容量スタックトレイ33の下方に設けられているメールボックス34のうちの最上方に位置するメールボックス341と接触するおそれがある。そこで、ステップS35では、制御部100のメールボックス上下移動制御部400により、図示しない駆動機構でメールボックス34を下方に移動させる。
次に、ステップS36では、排出される用紙について用紙後処理の指定の有無を判断する。ここで、用紙後処理の指定がある場合は、ステップS37に移行し、中間トレイ28で後処理、例えばステープル処理などを行い、その後テップS5に移行して用紙の排出処理を行う。一方、用紙後処理の指定がない場合は、直接ステップS5に移行して用紙の排出処理を行う。
さらに詳しく説明すると、用紙後処理の指定がある場合は、給紙口21から用紙搬送路22を経由して搬送された用紙は、切り替え爪25により、搬送路24方向に搬送される。中間トレイ28では、搬送路24から導入された用紙に対し、ステープル処理、穴空け処理、中折り処理が行われる。中間トレイ28で用紙後処理が行われた用紙は、用紙搬送路27に搬送され、第1排出口31から大容量スタックトレイ33に排出される。ここで、後処理する用紙が2部以上ある場合、後処理した後に排出される用紙束と搬送路22から新たに搬入される次の用紙束の1枚目が交錯しないように、搬入される用紙束の1枚目を退避ドラム29に退避させ、2枚目とともに搬送路24に導入させるためのものである。一方、用紙後処理の指定がない場合は、給紙口21から用紙搬送路22を経由して搬送された用紙は、切り替え爪25により、搬送路23方向に搬送され、第1排出口31から大容量スタックトレイ33に排出される。
[仕分け排出モード]
仕分け排出モードが選択された場合、すなわち、ユーザが固有のメールボックス34への排出を指定した場合、図7及び図8に示す排出処理を行う。
ステップ3で仕分け排出モードが選択されると、ステップS42で、指定された排出用のメールボックスを確認する。すなわち、メールボックス34の341,342,343,344のうち、どちらのメールボックスが指定されたかを確認する。ステップ43では、メールボックス34の341,342,343,344のうち、指定されたメールボック用紙積載面が、第2排出口32から正常に用紙を排出できる位置にいるか否かを判断する。指指定されたメールボック用紙積載面の位置が、第2排出口32から正常に用紙を排出できる高さである場合は、ステップS45へ移行する。指定されたメールボックスの用紙積載面の位置が、第2排出口32から正常に用紙を排出できる高さにない場合、ステップS44へ移行する。ステップS44では、制御部100のメールボックス上下移動制御部400により、図示しない駆動機構でメールボックス34を上下方向に移動させる。
例えば、図8(a)に示すように、指定されたメールボックスが341であって、メールボックス341の用紙積載面の位置が、第2排出口32から正常に用紙を排出できる高さにある場合、メールボックス34の上下位置を移動させる必要はない。一方、図8(b)に示すように、指定されたメールボックスが342であって、メールボックス342の用紙積載面の位置が、第2排出口32から正常に用紙を排出できる高さより下方にある場合、制御部100のメールボックス上下移動制御部400により、図示しない駆動機構を駆動させて、メールボックス342を上方に移動させる。
次に、ステップS45では、排出される用紙について用紙後処理の指定の有無を判断する。ここで、用紙後処理の指定がある場合は、ステップS46に移行し、中間トレイ28で後処理、例えばステープル処理などを行い、その後ステップS5に移行して用紙の排出処理を行う。一方、用紙後処理の指定がない場合は、直接ステップS5に移行して用紙の排出処理を行う。
さらに詳しく説明すると、用紙後処理の指定がある場合は、給紙口21から用紙搬送路22を経由して搬送された用紙は、切り替え爪25により、搬送路24方向に搬送される。中間トレイ28では、搬送路24から導入された用紙に対し、ステープル処理、穴空け処理、中折り処理が行われる。中間トレイ28で用紙後処理が行われた用紙は、用紙搬送路26に搬送され、第2排出口32から指定されたメールボックスに排出される。ここで、後処理する用紙が2部以上ある場合、後処理した後に排出される用紙束と搬送路22から新たに搬入される次の用紙束の1枚目が交錯しないように、搬入される用紙束の1枚目を退避ドラム29に退避させ、2枚目とともに搬送路24に導入させるためのものである。一方、用紙後処理の指定がない場合は、給紙口21から用紙搬送路22を経由して搬送された用紙は、切り替え爪25により、搬送路24方向に搬送され、中間トレイ28を経由して搬送路26を通して第2排出口32から指定されたメールボックスに排出される。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、大容量スタックトレイ33に用紙を排出する第1排出口31とメールボックス34に用紙を排出第2排出口32とを設けており、大容量スタックトレイ33はメールボックス34の上方に設けられている。また、メールボックス34は大容量スタックトレイ33の上下方向の移動と連動して移動可能に制御されている。したがって、ユーザの待機時間が短縮され、作業効率を高めることができる。また、大容量の用紙排出が可能であるとともに用紙排出機構の高さを必要最小限に抑えることができる。
[変形例]
上記実施例では、画像形成装置本体に用紙後処理装置が設けられ、用紙後処理装置の側方に第1排出口及び第2排出口が設けられているが、用紙後処理装置が設けられていない画像形成装置において、画像形成装置の側方に第1排出口及び第2排出口が設けられた場合でも、本実施例と同様の効果が得られる。
本発明の一実施例が採用される画像形成装置の縦断面概略図。 用紙後処理装置及び用紙排出装置の断面概略図 画像形成装置の制御ブロック図。 画像形成フローチャート図。 通常排出モードフローチャート図。 通常排出モード装置概略図。 仕分け排出モードフローチャート図。 仕分け排出モード装置概略図。
符号の説明
1 画像形成装置本体
2 用紙後処理装置
3 用紙排出機構
28 中間トレイ
31 第1排出口
32 第2排出口
33 大容量スタックトレイ
34 メールボックス
35 用紙積載面感知センサ
100 制御部
300 大容量スタックトレイ上下移動制御部
400 メールボックス上下移動制御部

Claims (4)

  1. 画像形成装置に備えられ、前記画像形成装置からの用紙を複数の排出積載部に排出する用紙排出機構であって、
    大容量の用紙を積載することが可能であり、上下方向に移動可能な少なくとも1つの大容量スタックトレイと、
    一定の間隔で配置されるとともにそれぞれ上下方向に移動可能であり、固定されたユーザ用の複数のメールボックスと、
    前記大容量スタックトレイに用紙を排出するための第1排出口と、
    前記複数のメールボックスに用紙を排出するための第2排出口と、
    前記複数のメールボックスと前記大容量スタックトレイとを上下方向に移動制御するとともに、前記複数のメールボックスを前記大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動制御する制御部とを備え、
    前記大容量スタックトレイは前記複数のメールボックスの上方に設けられている、
    用紙排出機構。
  2. 画像形成装置の用紙後処理装置に備えられ、前記用紙後処理装置からの用紙を複数の排出積載部に排出する用紙排出機構であって、
    大容量の用紙を積載することが可能であり、上下方向に移動可能な少なくとも1つの大容量スタックトレイと、
    一定の間隔で配置されるとともにそれぞれ上下方向に移動可能であり、固定されたユーザ用の複数のメールボックスと、
    前記大容量スタックトレイに用紙を排出するための第1排出口と、
    前記複数のメールボックスに用紙を排出するための第2排出口と、
    前記複数のメールボックスと前記大容量スタックトレイとを上下方向に移動制御するとともに、前記複数のメールボックスを前記大容量スタックトレイの上下方向の移動と連動して移動制御する制御部とを備え、
    前記大容量スタックトレイは前記複数のメールボックスの上方に設けられている、
    用紙排出機構。
  3. 前記第1排出口の付近には前記大容量スタックトレイに積載された用紙積載面を感知するセンサがさらに設けられ、
    前記大容量スタックトレイの用紙積載面が前記第1排出口に達した際、前記制御部により前記大容量タックトレイを下方に移動させる、
    請求項1または2に記載の用紙排出機構。
  4. 前記制御部は、前記大容量スタックトレイが下方に移動する際、前記複数のメールボックスを下方に移動させて前記間隔を狭める、請求項1から3のいずれかに記載の用紙排出機構。
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