JP2006191437A - 携帯無線機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高アンテナ性能、高アンテナ利得を確保できる携帯無線機を提供する。
【解決手段】 アンテナ素子11と無給電素子16とで所定の帯域を確保しているアンテナ構成において、アンテナ素子11を上筐体ケース3の内側面に、無給電素子16を上筐体ケース3の外側面に実装し、上筐体ケース3と上筐体ケース3の外側に取り付けられたパネル4の間に配置することで、無給電素子16と上筐体1内部の金属部品との距離を離すよう構成している。さらに、通話状態においてアンテナ素子11より導波器動作する無給電素子16を人体から遠い位置に配置することで、人体と逆方向への放射を強くする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナの高性能化、かつ高いアンテナ利得効果を有した携帯無線機に関するものである。
近年、携帯無線機が広く普及し、ユーザーからは、小型、軽量、かつデザイン性のよい商品が要求されている。携帯無線機のアンテナもまた、こういったニーズに応えるため、小型化、軽量化はもちろんのこと、筐体に完全に内蔵化されたアンテナが要求されている。しかしながら、アンテナを筐体に内蔵化すると内部の回路基板、金属部品と近接し、アンテナ性能が著しく劣化する。また、筐体の薄型化を図る上で、さらにアンテナ性能は劣化する方向となる。そこで、筐体の薄型化を図りつつ、筐体に内蔵したアンテナの高性能化が課題となっている。
最近の内蔵アンテナの一例を、図11に示すものを例にとって説明する。
図11に示すように、この携帯無線機101は、筐体102内部に、給電部103から給電されるアンテナ素子104とアンテナ素子104から所定の距離離して無給電素子105を配置している。そして、この携帯無線機101では、アンテナ素子104、無給電素子105による共振により広帯域化、低SAR化を図っている。
また、このアンテナは、図12に示す位置関係でアンテナ素子104と無給電素子105を配置することにより、無給電素子105を導波器動作させており、無給電素子105の効果により、アンテナの放射指向性を人体107とは異なる方向(図12中矢印方向)に向けることでアンテナ利得の向上を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−243916号公報
しかしながら、携帯無線機の筐体小型化、薄型化が図られるにつれ、筐体内部に配置されたアンテナと筐体内部の回路基板、金属部品との距離はさらに近接していき、アンテナの狭帯域化、そして、アンテナ性能の劣化を引き起こすという問題がある。
また、図12に示したように、携帯無線機101の筐体102の先端部は、デザインの関係上、曲線を帯びることが多く見られ、そこに導波器動作する無給電素子105が配置されると、アンテナの放射方向は図12に示した矢印の方向である筐体102の上方向となり、人体逆側へアンテナ指向性を向けることができないため、人体の影響を受け、アンテナ利得の劣化を引き起こすという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、筐体の厚さを変えることなく、高いアンテナ性能、高いアンテナ利得を確保できる携帯無線機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯無線機は、誘電体材料でできた筐体と、前記筐体の内側に設けられたアンテナ素子と、前記筐体の外側に取り付けられた誘電体材料からなるパネルと、前記筐体の外側に配置され、電気長が約半波長で導波器として動作する無給電素子とを有し、前記アンテナ素子と前記無給電素子が音声通話状態において使用者側と反対面に配置されている構成を採る。
この構成により、無給電素子が筐体内部の金属部品や回路基板と遠ざかり、高いアンテナ性能を確保するとともに通話状態において無給電素子をアンテナ素子より使用者の人体から離れた位置に配置し、導波器として動作させることで、高いアンテナ利得を確保できる。
本発明の携帯無線機は、誘電体材料でできた筐体と、前記筐体の外側に設けられたアンテナ素子と、前記筐体の外側に取り付けられた誘電体材料からなるパネルと、前記筐体の外側に配置され、電気長が約半波長で導波器として動作する無給電素子とを有し、前記アンテナ素子と前記無給電素子が音声通話状態において使用者側と反対面に配置されている構成を採る。
この構成により、アンテナ素子が筐体内部の金属部品、回路基板と遠ざかり、さらに高いアンテナ性能を確保できる。
本発明の携帯無線機は、前記アンテナ素子が前記筐体の外側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されている構成を採る。
この構成により、アンテナ素子の電気長を短縮でき、アンテナの小型化を図ることができる。
本発明の携帯無線機は、前記アンテナ素子が前記パネルの内側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されている構成を採る。
この構成により、異なる材質でできたパネルに応じた電気長にアンテナ素子長を調整することで、パネルの材質にかかわらず、同じアンテナ性能を確保できる。
本発明の携帯無線機は、前記無給電素子が前記筐体の外側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されている構成を採る。
この構成により、無給電素子の電気長を短縮でき無給電素子の小型化を図ることができる。
本発明の携帯無線機は、前記無給電素子が前記パネルの内側に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されている構成を採る。
この構成により、異なる材質でできたパネルに応じた電気長に無給電素子長を調整することで、パネルの材質にかかわらず、同じアンテナ性能を確保できる。
本発明の携帯無線機は、前記無給電素子が面状であり、かつ内部に穴が開いており、前記パネルを固定する導電性ビスが前記パネルから前記筐体まで挿入され、前記無給電素子内部を貫いている構成を採る。
この構成により、無給電素子の軽量化を図ることができ、かつ、無給電素子内部に貫かれたビスの長さ、締め度合を調整することで、無給電素子による共振周波数を調整でき、かつ、ビスがない状態と比較し、無給電素子の電気長を短縮でき、小型化を図ることができる。
本発明の携帯無線機は、前記無給電素子が前記パネルの一部として構成されている構成を採る。
この構成により、無給電素子を筐体内部の金属部品、回路基板からさらに離すことができ、かつ、無給電素子面を外部に面し配置することで、誘電体材料による損失を低減し、さらに高いアンテナ性能を確保できる。
本発明の携帯無線機は、前記アンテナ素子が平衡給電される構成を採る。
この構成により、使用者の手、人体の影響を低減でき、高いアンテナ利得を確保できる。
本発明の携帯無線機は、前記アンテナ素子が不平衡給電される構成を採る。
この構成により、回路基板のグランドパターンからの放射により、広帯域化でき、高いアンテナ性能を確保できる。
本発明の携帯無線機は、前記パネルが、前記筐体に対して着脱可能とされている構成を採る。
この構成により、ユーザーによって自由にパネルの取り付け、取り外しができ、デザイン性を向上させることができる。
本発明の携帯無線機によれば、導波器動作する無給電素子を筐体の外側に取り付けられたパネルと筐体との間に配置することにより、高アンテナ性能化、高いアンテナ利得を確保するという効果を有する携帯無線機を提供することができるものである。
以下、本発明の実施形態の携帯無線機について、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の携帯無線機の正面図である。
図1に示すように、この携帯無線機は、この携帯無線機の筐体を構成する上筐体1が、上筐体カバー2と上筐体ケース3とから構成され、この上筐体1に、パネル4が取り付けられている。そして、この上筐体1は、下筐体5に連結され、その連結部を構成するヒンジ6を軸として回動することにより、これら上筐体1及び下筐体5を開閉できるよう構成されており、音声通話状態において上筐体1の上筐体カバー2が人体に接する使用者側に配置され、上筐体ケース3が人体に接しない使用者側と反対側に配置される。
上筐体1を構成する上筐体ケース3は、非導電性誘電体材料のABS樹脂等で形成され、その寸法は例えば、長さ100mm、幅50mm程度の大きさで、厚さは1mm程度である。また、パネル4は、非導電性誘電体材料のアクリル樹脂等で形成され、厚みは1mm程度である。このパネル4は、例えば、携帯無線機のユーザーによって自由に取り付け・取り外しができ、交換可能なものとされている。
上筐体1の内部には、LCD7、レシーバ8、カメラ9等が配置され、これらが回路基板10と接続されている。回路基板10上にはアンテナ素子11の給電点12が配置されている。また、下筐体5内部には回路基板13があり、この回路基板13上に無線回路14が配置され、回路基板10上の給電点12まで同軸ケーブル15で接続されている。
アンテナ素子11は、上筐体1を構成する上筐体ケース3の内側面に実装されており、アンテナ素子11は、例えば、銅、アルミニウム等の導電性材料で形成され、回路基板10上の給電点12と給電ピン等で接続されている。アンテナ素子11は、例えば一波長ダイポールアンテナの構成をとり、2GHz帯で使用を考えた場合、実効長が約150mmであり、上筐体1の幅方向に実装できない場合、アンテナ素子11の先端を上筐体1の長手方向に折り曲げた形状で構成される。
また、上筐体ケース3には、その外側面に、アンテナ素子11とある所定の距離をもって無給電素子16が実装されている。この無給電素子16は、例えば、銅、アルミニウム等の導電性材料で形成されたもので、上筐体ケース3とパネル4の間に配置されている。無給電素子16は、例えば2GHz帯で使用を考えた場合、実効長が約75mmとなり、上筐体1の幅方向に実装できない場合、無給電素子16の先端部を上筐体1の長手方向に折り曲げた形状で構成される。
次に、以上のように構成された携帯無線機の動作を説明する。
電波の放射は、給電点12で給電されたアンテナ素子11と、このアンテナ素子11と空間的に結合している無給電素子16とから行われる。例えばW−CDMA方式2GHz帯で使用した場合、送信周波数帯である1920〜1980MHzをアンテナ素子11の共振により、受信周波数帯である2110〜2170MHz帯を無給電素子16の共振によって帯域を確保する。また、無給電素子16はアンテナ素子11の放射と結合し、アンテナ全体の放射を無給電素子16側に誘導する導波器として動作する。
このように、本発明の第1実施形態の携帯無線機によれば、無給電素子16を上筐体ケース3の外側面に実装し、上筐体ケース3とパネル4との間に配置することで、無給電素子16の電気長を短縮でき小型化を図ることができる。また、無給電素子16は上筐体ケース3とパネル4の間に配置されるため、破損の恐れがなく、使用時に外部から見えることもない。
さらに、上筐体1内部の回路基板10、レシーバ8、カメラ9などの金属部品から上筐体ケース3の厚み1mm分、離して配置することができ、上筐体1の厚さを増すことなく、高いアンテナ性能を確保できる。
図2は無給電素子16と回路基板10等の金属部品との距離を変化させたときのアンテナ放射効率変化を示すものである。この図2から分かるように、無給電素子16と回路基板10等の金属部品との距離を離すことで、アンテナ放射効率は向上し、逆に近づけるとアンテナ放射効率は劣化していく。
例えば、無給電素子16を上筐体ケース3の内側面に実装することにより金属部品との距離が4.5mmとなる場合、無給電素子16を上筐体ケース3の外側面に実装することで上筐体ケース3の厚さ1mm分、金属部品等からの距離を離すことができ、その距離は5.5mmとなり、アンテナ放射効率を0.5dB向上できる。
また、導波器動作する無給電素子16をアンテナ素子11の位置より通話状態において使用者と逆側に配置することで人体逆側の放射を強め、高いアンテナ利得を確保できる。
図3は、上筐体1の内側面に無給電素子17を実装した場合の携帯無線機の側面図とZ−X面放射指向性を示し、図4は、無給電素子16を上筐体1の外側面に実装し、無給電素子16が上筐体1とパネル4の間に配置されている本第1実施形態の携帯無線機の側面図とZ−X面放射指向性を示すものである。
図3(a)に示すように、無給電素子17を上筐体1の内側に実装すると、アンテナ素子11と無給電素子17の位置関係は同一平面状となり、アンテナ放射指向性は図3(b)の矢印で示した上筐体1の上方向に向くこととなる。それに対し、図4(b)に示すように、無給電素子16を上筐体1の外側面に実装すると、通話状態において無給電素子16がアンテナ素子11より人体から離れる位置に配置され、図4(b)の矢印で示した人体逆側への放射を強くすることができ、人体の影響を低減し、アンテナ利得の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態の携帯無線機の正面図である。
なお、この実施形態において第1実施形態と同一の構成要素を示すものには同一の符号を付け、説明を省略する。また、アンテナとしての動作は第1実施形態と同様であり、省略する。
図5に示す構成のように、この携帯無線機では、アンテナ素子18が上筐体ケース3の外側面に実装され、上筐体ケース3を通り、給電点12から給電される。そして、この第2実施形態の場合でも、第1実施形態同様の効果が得られ、特に、この場合、アンテナ素子18を上筐体ケース3とパネル4との間に配置することで、アンテナ素子18の電気長を短縮でき小型化を図ることができる。また、上筐体1内の金属部品とアンテナ素子18の距離を離すことで高いアンテナ性能を確保できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態の携帯無線機の正面図である。
なお、この実施形態において第1、2の実施形態と同一の構成要素を示すものには同一の符号を付け、説明を省略する。また、アンテナとしての動作は第1実施形態と同様であり、省略する。
図6に示す構成のように、この携帯無線機では、無給電素子19がパネル4の内側面に実装され、上筐体ケース3とパネル4との間に配置されている。
このように本発明の第3実施形態の携帯無線機によれば、無給電素子19をパネル4の内側面に配置することで、上筐体1内部の金属部品から距離を離すことができ、さらに高いアンテナ性能を確保できる。
また、パネル4に無給電素子19を実装することで、異なる材質でできたパネルに対して、個々に無給電素子19の物理長を調整することで、異なる材質でできたパネル4にかかわらず、同じ共振周波数で共振するインピーダンス特性を得ることでき、同じアンテナ性能を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図7は、本発明の第4の実施形態の携帯無線機の正面図である。
なお、この実施形態において第1、2、3実施形態と同一の構成要素を示すものには同一の符号を付け、説明を省略する。また、アンテナとしての動作は第1実施形態と同様であり、省略する。
図7に示す構成のように、この携帯無線機では、アンテナ素子20がパネル4の内側面に実装され、上筐体ケース3とパネル4との間に配置されている。
このように本発明の第4実施形態の携帯無線機によれば、アンテナ素子20をパネル4の内側面に配置することで、上筐体1内部の金属部品から距離を離すことができ、さらに高いアンテナ性能を確保できる。また、パネル4にアンテナ素子20を実装することで、異なる材質でできたパネル4に対して、個々にアンテナ素子20の物理長を調整することで、異なる材質でできたパネル4にかかわらず、同じ共振周波数で共振するインピーダンス特性を得ることでき、同じアンテナ性能を得ることができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図8は、本発明の第5の実施形態の携帯無線機の正面図である。
なお、この実施形態において第1〜4実施形態と同一の構成要素を示すものには同一の符号を付け、説明を省略する。また、アンテナとしての動作は第1実施形態と同様であり、省略する。
図8に示す構成のように、この携帯無線機では、無給電素子19及びアンテナ素子20がパネル4の内側面に実装され、上筐体ケース3とパネル4との間に配置されている。
このように本発明の第5実施形態の携帯無線機によれば、無給電素子19及びアンテナ素子20をパネル4の内側面に配置することで、これら無給電素子19及びアンテナ素子20を上筐体1内部の金属部品から距離を離すことができ、さらに高いアンテナ性能を確保できる。また、パネル4に無給電素子19及びアンテナ素子20を実装することで、異なる材質でできたパネル4に対して、個々に無給電素子19及びアンテナ素子20の物理長を調整することで、異なる材質でできたパネル4にかかわらず、同じ共振周波数で共振するインピーダンス特性を得ることでき、同じアンテナ性能を得ることができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図9は、本発明の第6の実施形態の携帯無線機の正面図である。
なお、この実施形態において第1〜5実施形態と同一の構成要素を示すものには同一の符号を付け、説明を省略する。また、アンテナとしての動作は第1実施形態と同様であり、省略する。
図9に示す構成のように、この携帯無線機では、無給電素子21が面状で構成されており、その内部には穴が開いている。また、パネル4を固定する導電性ビス22がパネル4から上筐体ケース3に設けられたビス穴23に挿入され、穴の開いた面状の無給電素子21の内部を貫く構成を採っている。このように、無給電素子21を面状で構成し、かつその内部に穴を開けることで軽量化が可能となる。また、穴の開いた無給電素子21の中に導電性ビス22を通すことで、無給電素子21による共振周波数を低くすることができ、同じ周波数帯で使用を考えた場合、無給電素子21の物理長を短くし、共振周波数を調整することができ、無給電素子21の小型化を図ることができる。
さらに、導電性ビス22の長さを長くすると、無給電素子21の共振周波数を低くすることができ、さらに無給電素子21の物理長を短くすることができ、小型化を図ることができる。また、導電性ビス22の締め付け度合いを調整し、上筐体1の厚み方向での導電性ビス22の位置を変化させることで、無給電素子21による共振周波数の調整を可能とする。
このように本発明の第6の実施形態の携帯無線機によれば、無給電素子21を面状で構成し、その内部に穴をあけ、パネル4固定用の導電性ビス22をその中に通すことで、無給電素子21の軽量化かつ、小型化を図ることができる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態に係る携帯無線機について説明する。
図10は、本発明の第7の実施形態の携帯無線機の正面図である。
なお、この実施形態において第1ないし第5実施形態と同一の構成要素を示すものには同一の符号を付け、説明を省略する。また、アンテナとしての動作は第1実施形態と同様であり、省略する。
図10に示すように、この携帯無線機は、無給電素子24をパネル4の一部で構成する形を採る。無給電素子24をパネル4の一部で構成し、上筐体1内部の金属部品からさらに距離を離すことで高いアンテナ性能を確保できる。また、パネル4の一部で構成された無給電素子24をパネル4の外側面に出すことで、パネル4の材質である誘電体による損失を低減でき、さらに高いアンテナ性能を確保できる。
このように本発明の第7の実施形態の携帯無線機によれば、無給電素子24をパネル4の一部で構成することで、さらに高いアンテナ性能を確保でき、かつ、別部材で無給電素子24を構成する必要がなく、組み立て性の改善、コストダウンを図ることができる。
なお、以上の実施形態ではアンテナ素子は平衡給電型であるダイポールアンテナを例に説明したが、不平衡給電型である例えばモノポールアンテナの場合であっても同様の効果が得られる。
また、以上の実施形態では上下筐体がヒンジ6で回動可能な折畳式の携帯無線機を例に説明したが、1つの筐体で構成された棒状の携帯無線機でも同様の効果が得られる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものはではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明の第1実施形態における携帯無線機の正面図である。 本発明の第1実施形態における携帯無線機の実験結果である。 無給電素子を筐体内部に実装した場合の携帯無線機を示すもので、(a)は、携帯無線機の概略側面図、(b)は、放射指向性を示すグラフ図である。 無給電素子を筐体外部に実装した第1実施形態の携帯無線機を示すもので、(a)は、携帯無線機の概略側面図、(b)は、放射指向性を示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態における携帯無線機の構成を示す正面図である。 本発明の第3実施形態における携帯無線機の構成を示す正面図である。 本発明の第4実施形態における携帯無線機の構成を示す正面図である。 本発明の第5実施形態における携帯無線機の構成を示す正面図である。 本発明の第6実施形態における携帯無線機の構成を示す正面図である。 本発明の第7実施形態における携帯無線機の構成を示す正面図である。 従来の携帯無線機のアンテナ構成を示す正面図である。 従来の携帯無線機のアンテナ構成を示す通話状態における筐体先端部の側面図である。
符号の説明
1 上筺体
2 上筐体カバー
3 上筐体ケース
4 パネル
5 下筐体
11 アンテナ素子
12 給電点
16、17、19、21、24 無給電素子
18、20、 アンテナ素子
23 ビス穴

Claims (11)

  1. 誘電体材料でできた筐体と、前記筐体の内側に設けられたアンテナ素子と、前記筐体の外側に取り付けられた誘電体材料からなるパネルと、前記筐体の外側に配置され、電気長が約半波長で導波器として動作する無給電素子とを有し、前記アンテナ素子と前記無給電素子が音声通話状態において使用者側と反対面に配置されていることを特徴とする携帯無線機。
  2. 誘電体材料でできた筐体と、前記筐体の外側に設けられたアンテナ素子と、前記筐体の外側に取り付けられた誘電体材料からなるパネルと、前記筐体の外側に配置され、電気長が約半波長で導波器として動作する無給電素子とを有し、前記アンテナ素子と前記無給電素子が音声通話状態において使用者側と反対面に配置されていることを特徴とする携帯無線機。
  3. 前記アンテナ素子が前記筐体の外側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されていることを特徴とする請求項2記載の携帯無線機。
  4. 前記アンテナ素子が前記パネルの内側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されていることを特徴とする請求項2記載の携帯無線機。
  5. 前記無給電素子が前記筐体の外側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯無線機。
  6. 前記無給電素子が前記パネルの内側面に実装され、前記筐体と前記パネルとの間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯無線機。
  7. 前記無給電素子が面状であり、かつ内部に穴が開いており、前記パネルを固定する導電性ビスが前記パネルから前記筐体まで挿入され、前記無給電素子内部を貫いていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の携帯無線機。
  8. 前記無給電素子が前記パネルの一部として構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯無線機。
  9. 前記アンテナ素子が平衡給電されることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の携帯無線機。
  10. 前記アンテナ素子が不平衡給電されることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の携帯無線機。
  11. 前記パネルは、前記筐体に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の携帯無線機。
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