JP2008288811A - 直交偏波素子アンテナ - Google Patents

直交偏波素子アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2008288811A
JP2008288811A JP2007130967A JP2007130967A JP2008288811A JP 2008288811 A JP2008288811 A JP 2008288811A JP 2007130967 A JP2007130967 A JP 2007130967A JP 2007130967 A JP2007130967 A JP 2007130967A JP 2008288811 A JP2008288811 A JP 2008288811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
dielectric substrate
radiating elements
parasitic
orthogonally
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007130967A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Hoshino
秀旭 星野
Masahiro Tanabe
正宏 田邊
Takeshi Kumamoto
剛 熊本
Yasuharu Masuda
康晴 升田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007130967A priority Critical patent/JP2008288811A/ja
Publication of JP2008288811A publication Critical patent/JP2008288811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、高精度なアンテナ特性を広い周波数帯域で実現し得たうえで、簡便にして容易に高精度な組立て製作を実現し得るようにすることにある。
【解決手段】アンテナ部10の第1及び第2の放射素子11,12の対同士を電気的に接続する第1及び第2の給電線路15,16及び無給電素子17を誘電体基板14に一体的に形成して、この誘電体基板14をアンテナ部10上に積重配置することにより、第1及び第2の放射素子11,12に対して無給電素子17を組合せ配置するように構成したものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば通信装置やレーダ装置等に用いられる直交偏波素子アンテナの改良に関する。
一般に、直交偏波素子アンテナにおいては、ダイポールと称する二組の放射素子を同軸線路を挟んで直交状に交差して配置して組毎に給電線路を介して接続配置し、この二組の放射素子を用いて所望の周波数帯域におけるデータの送受を可能としたアンテナ構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、このようなダイポールアンテナにあっては、その構成上、使用可能な周波数比帯域が狭いために、その使用形態に応じて、放射素子上に無給電素子を組合せ配置して広い周波数範囲で所望のアンテナ特性を得るように構成する方法が採られている。この無給電素子を二組の放射素子に対して組付ける場合には、その取付け精度により、アンテナ特性に悪影響を与えてしまうことで、均一、且つ、高精度な組付け配置が必要とされている。
特開昭57−281120号公報
しかしながら、上記直交偏波素子アンテナでは、二組の放射素子に対して無給電素子を取付け配置する構成上、部品点数の増加を招くために、その組立作業を含むアンテナ製作が非常に面倒であるという問題を有する。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、構成簡易にして、高精度なアンテナ特性を広い周波数帯域で実現し得、且つ、簡便にして容易に高精度な組立て製作を実現し得るようにした直交偏波素子アンテナを提供することを目的とする。
この発明は、少なくとも二対の放射素子が、給電部を挟んで直交されて配置されたアンテナ部と、このアンテナ部の交差部位上に配置され、前記二対の放射素子のうち対同士を電気的に接続する直交して配置した給電線路及び無給電素子が設けられた誘電体基板とを備えて直交偏波素子アンテナを構成した。
上記構成によれば、アンテナ部上に誘電体基板を配して、該誘電体基板の給電線路を二対の放射素子に接続配置することにより、アンテナ部上に誘電体基板に形成した無給電素子が組合せ配置される。これにより、最小限の構成部品で、アンテナ特性の広帯域化を図ることができ、且つ、アンテナ部と無給電素子との高精度な組付けを、少ない組立て工数で実現することができて、「ばらつき」の少ない高品質なアンテナ特性を有したアンテナ製作を容易に行うことが可能となる。
以上述べたように、この発明によれば、構成簡易にして、高精度なアンテナ特性を広い周波数帯域で実現し得、且つ、簡便にして容易に高精度な組立て製作を実現し得るようにした直交偏波素子アンテナを提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る直交偏波素子アンテナを示すもので、アンテナ部10は、2枚でそれぞれ対を形成する第1及び第2の放射素子11,12が支柱部材13を挟んで直交状に組合せ配置されている。
すなわち、一方の第1の放射素子11には、それぞれ対向する一端部に取付部111が設けられ、この各取付部111が支柱部材13に取付けられて直線状に対向載置される。他方の第2の放射素子12には、それぞれ対向する一端部に取付部121が設けられ、この取付部121が支柱部材13に取付けられて直線状、且つ、第1の放射素子11に対して直交して組合せ配置される。
上記アンテナ部10上には、その交差部位に略十字状の誘電体基板14が積重状に取付け配置される。この誘電体基板14には、その上下面に図示しない給電部に接続される第1及び第2の給電線路15,16がエッチング等の手法により電気的に分離され、且つ上記第1及び第2の放射素子11,12に対応して直交状に交差されて設けられる(図2及び図3参照)。
このうち第1の給電線路15には、その両端部にスルーホール151が、上記一対の第1の放射素子11に対応して設けられ(図1及び図2参照)、このスルーホール151を介して第1の放射素子11と電気的に接続される。他方の第2の給電線路16には、その両端部にスルーホール161が、上記一対の第2の放射素子12に対応して設けられ(図1及び図3参照)、このスルーホール161を介して第2の放射素子12と電気的に接続される。
また、誘電体基板14には、その上面側の周縁部に略十字形状をしたリング状の無給電素子17がエッチング等の手法により上記第1及び第2の給電線路15,16を囲んで形成される。
この無給電素子17は、上記第1及び第2の放射素子11,12と電気的に断たれた状態で、アンテナ特性等を考慮して所望の位置関係を採るように形成される。これにより、誘電体基板14は、直交状に配置された第1及び第2の放射素子11,12上の所望の位置に組付けることで、アンテナ部10に対して所望の精度で組付け配置することができる。
上記無給電素子17は、例えば要求されるアンテナ特性に応じて、上記アンテナ部10に対する形状が決定されて誘電体基板14に形成される。
上記構成により、第1及び第2の放射素子11,12が直交状に組合せ配置されたアンテナ部10に無給電素子17を組付ける場合には、アンテナ部10上に誘電体基板14が積重状に配置され、第1及び第2の給電線路15,16がそれぞれスルーホール151,161を介して第1及び第2の放射素子11,12と電気的に接続される。ここで、誘電体基板14の無給電素子17は、アンテナ部10の第1及び第2の放射素子11,12に対向されて組付け配置される。
これにより、アンテナ部10の広帯域特性は、図4に示すように特性Aとなり、上記アンテナ部10上に無給電素子17を組合せていない場合の特性Bより周波数比帯域が向上される。例えばリターンロスが−10dBの周波数比帯域においては、無給電素子17を組合せていない特性Bの場合、約2%であるものが無給電素子を組合せた特性Aの場合には、約38%と広くなることが検証される。
このように、上記直交偏波素子アンテナは、アンテナ部10の第1及び第2の放射素子11,12の対同士を電気的に接続する第1及び第2の給電線路15,16及び無給電素子17を誘電体基板14に一体的に形成して、この誘電体基板14をアンテナ部10上に積重配置することにより、第1及び第2の放射素子11,12に対して無給電素子17を組合せ配置するように構成した。
これによれば、最小限の構成部品で、アンテナ特性の広帯域化を図ることができ、且つ、アンテナ部10と無給電素子17との高精度な組付けを、少ない組立て工数で実現することができて、「ばらつき」の少ない高品質なアンテナ特性を有したアンテナ製作を容易に行うことが可能となる。
また、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、上記誘電体基板14に図5乃至図8に示す無給電素子17a,17b,17c,17dを構成するようにしてもよい。但し、この図5乃至図8においては、図1乃至図3と同一部分について、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図5に示す無給電素子17aは、X軸とY軸で対称性の無い、例えば外形を略六角形形状に形成して、内形を略三角形状としたリング状に形成し、その内径内に上記第1及び第2の給電線路15,16を配するように構成したものである。
図6に示す無給電素子17bは、外形及び内形を32角形形状とした略リング状に形成して、その内径内に上記第1及び第2の給電線路15,16を配するように構成したものである。
図7に示す無給電素子17cは、外形を略八角形形状に形成して、内形を略四辺形形状としたリング状に形成し、その内径内に上記第1及び第2の給電線路15,16を配するように構成したものである。
図8に示す無給電素子17dは、外形及び内形を略四辺形形状としたリング状に形成して、その内径内に上記第1及び第2の給電線路15,16を配するように構成したものである。
なお、上記無給電素子17,17a,17b,17c,17dは、上記誘電体基板14の上面側に形成するだけに限るものでなく、その他、第1及び第2の放射素子11,12側である下面側に形成するようにしてもよい。
また、無給電素子17,17a,17b,17c,17dとしては、連続したリング状に形成する形状に限ることなく、その他、アンテナ特性等に応じて、例えばリング状の一部を断するように構成したり、あるいはその他の形状としたりすることが可能である。
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の一実施の形態に係る直交偏波素子アンテナの配置構成を示した分解斜視図である。 図1の誘電体基板の上面側を示した平面図である。 図1の誘電体基板の下面側を示した平面図である。 図1のアンテナ特性を説明するために示した特性図である。 この発明の他の実施の形態に係る直交偏波素子アンテナの誘電体基板を取出して示した平面図である。 この発明の他の実施の形態に係る直交偏波素子アンテナの誘電体基板を取出して示した平面図である。 この発明の他の実施の形態に係る直交偏波素子アンテナの誘電体基板を取出して示した平面図である。 この発明の他の実施の形態に係る直交偏波素子アンテナの誘電体基板を取出して示した平面図である。
符号の説明
10…アンテナ部、11…第1の放射素子、12…第2の放射素子、13…支持部材、14…誘電体基板、15…第1の給電線路、151…スルーホール、16…第2の給電線路、161…スルーホール、17,17a,17b,17c,17d…無給電素子。

Claims (4)

  1. 少なくとも二対の放射素子が、給電部を挟んで直交されて配置されたアンテナ部と、
    このアンテナ部の交差部位上に配置され、前記二対の放射素子のうち対同士を電気的に接続する直交して配置した給電線路及び無給電素子が設けられた誘電体基板と、
    を具備することを特徴とする直交偏波素子アンテナ。
  2. 前記誘電体基板には、前記無給電素子が、前記給電線路を囲んで設けられることを特徴とする請求項1記載の直交偏波素子アンテナ。
  3. 前記無給電素子は、前記連続して設けられることを特徴とする請求項2記載の直交偏波素子アンテナ。
  4. 前記無給電素子は、前記誘電体基板の前記アンテナ部に対向する下面側に設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の直交偏波素子アンテナ。
JP2007130967A 2007-05-16 2007-05-16 直交偏波素子アンテナ Pending JP2008288811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007130967A JP2008288811A (ja) 2007-05-16 2007-05-16 直交偏波素子アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007130967A JP2008288811A (ja) 2007-05-16 2007-05-16 直交偏波素子アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008288811A true JP2008288811A (ja) 2008-11-27

Family

ID=40148141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007130967A Pending JP2008288811A (ja) 2007-05-16 2007-05-16 直交偏波素子アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008288811A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6028563A (en) * 1997-07-03 2000-02-22 Alcatel Dual polarized cross bow tie dipole antenna having integrated airline feed
JP2003110343A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toshiba Corp 直交偏波素子アンテナ
WO2006073180A1 (ja) * 2005-01-07 2006-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯無線機
US20060192720A1 (en) * 2004-08-18 2006-08-31 Ruckus Wireless, Inc. Multiband omnidirectional planar antenna apparatus with selectable elements
JP2006352293A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Denki Kogyo Co Ltd 偏波ダイバーシチアンテナ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6028563A (en) * 1997-07-03 2000-02-22 Alcatel Dual polarized cross bow tie dipole antenna having integrated airline feed
JP2003110343A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toshiba Corp 直交偏波素子アンテナ
US20060192720A1 (en) * 2004-08-18 2006-08-31 Ruckus Wireless, Inc. Multiband omnidirectional planar antenna apparatus with selectable elements
WO2006073180A1 (ja) * 2005-01-07 2006-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯無線機
JP2006352293A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Denki Kogyo Co Ltd 偏波ダイバーシチアンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5983760B2 (ja) アレーアンテナ
JP6466174B2 (ja) 偏波共用アンテナの製造方法
WO2017150054A1 (ja) アレーアンテナ
JP4875163B2 (ja) 直接給電型パッチアンテナ
JP2014212562A (ja) アンテナ放射素子
JP4226373B2 (ja) スパイラル形に巻かれた直列給電型アレイアンテナ
JP7168752B2 (ja) スロット付きパッチアンテナ
JP2006352293A (ja) 偏波ダイバーシチアンテナ
US20090096679A1 (en) Patch Antenna
US20150002356A1 (en) Tube and ring directional end-fire array antenna
JP2014039192A (ja) 偏波共用アンテナ
WO2021000176A1 (zh) 天线振子
JP5444167B2 (ja) 無指向性アンテナ
JP2007142570A (ja) パッチアレイアンテナ
EP3444902A1 (en) Dipole antenna
JP2006135672A (ja) パッチアンテナ、アレイアンテナおよびそれを備えた実装基板
JP6474069B2 (ja) アンテナ装置
JP4212613B2 (ja) 偏波共用アンテナ
JP6516939B1 (ja) アレーアンテナ装置
JP4588749B2 (ja) アレイアンテナ
JP5078732B2 (ja) アンテナ装置
JP2008288811A (ja) 直交偏波素子アンテナ
JP6772024B2 (ja) アンテナ
JP2011087241A (ja) アンテナおよびアレイアンテナ
JP6611238B2 (ja) 導波管/伝送線路変換器、アレーアンテナ及び平面アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20101104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110810

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110830

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02