JP2006190762A - 半導体レーザ - Google Patents

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義則 山内
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Abstract

【課題】電極パッドの付着強度の向上した半導体レーザを提供する。
【解決手段】一対の下部DBRミラー層11および上部DBRミラー層15が形成され、その対の下部DBRミラー層11および上部DBRミラー層15の間に活性層13を有すると共に、上面の一部に凸部が形成されたレーザ構造部と、レーザ構造部の上面のうち凸部以外の領域に形成された低誘電率層18と、凸部上に形成されたp側電極20と、低誘電率層18上に形成された第2の絶縁層19と、第2の絶縁層1上に形成されたパッド部22と、p側電極20およびパッド部22を電気的に接続する配線部21とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電極構造を改良した半導体レーザに係り、特に、面発光型半導体レーザに対して好適に適用可能な半導体レーザに関する。
半導体レーザには、主にファブリペロー共振器型のものと、面発光型のものがあり、前者は、大出力の光を出射することが可能なものであり、近年、加工分野、エネルギー分野、医療分野、ディスプレイ分野、印刷分野という幅広い分野で注目されている。一方、後者は、ファブリペロー共振器型半導体レーザとは異なり、基板に対して直交方向に光を出射するものであり、同じ基板上に2次元アレイ状に多数の素子を配列することが可能であることから、近年、データ通信分野で注目されている。
ここで、面発光型半導体レーザの基本構造について簡単に説明する。面発光型半導体レーザは、半導体基板上に一対の多層膜反射鏡が形成され、その対の多層膜反射鏡の間に発光領域となる活性層を有するレーザ構造部を備えている。さらに、レーザ構造部の一部をメサポストとすると共に、そのメサポストを低誘電率材料、例えばポリイミドで埋め込んだ構造を備えている。このような構造とすることにより、活性層への光やキャリアの閉じ込め性を高めることができ、また、このメサポストの上面に形成されるp側電極と、メサポストと異なる領域に形成される電極パッドとの接続を容易にすると共に、電極パッドとレーザ構造部との間に生じる寄生容量を減少させることが可能となる。さらに、特許文献1記載の発明のように、メサポストを埋め込む低誘電率材料を内部応力の小さいものにすることにより、低誘電率材料の歪みがメサポストへ伝わるのを抑制することが可能となる。なお、ファブリペロー共振器型の半導体レーザも、上記と同様の構造を備えている(特許文献2)。
特開2004−31633号公報 特開平1−201980号公報
ところで、上記のように低誘電率材料でメサポストを埋め込むように構成すると、メサポスト上に形成された上部電極から引き出された電極パッドを上記の低誘電率材料の上に形成することが必要となる。しかしながら、低誘電率材料の上に電極パッドを形成すると、電極パッドの付着強度が弱いため、ワイヤーボンディング時に電極パッドが低誘電率材料から剥がれてしまう虞がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、電極パッドの付着強度の向上した半導体レーザを提供することにある。
本発明の半導体レーザは、一対の光閉じ込め層が形成され、その対の光閉じ込め層の間に活性層を有すると共に、上面の一部に凸部が形成されたレーザ構造部と、レーザ構造部の上面のうち凸部以外の領域に形成された低誘電率層と、凸部上に形成された上部電極と、低誘電率層上に形成された絶縁層と、絶縁層上に形成された電極パッドと、上部電極および電極パッドを電気的に接続する配線とを備えたものである。
本発明の半導体レーザでは、電極パッドと低誘電率層との間に、絶縁層が設けられている。絶縁層は、具体的には窒化物または酸化物により構成されており、電極パッドや低誘電率層に対して優れた密着性を有している。
本発明の半導体レーザによれば、電極パッドと低誘電率層との間に、絶縁層を設けるようにしたので、電極パッドの付着強度を向上させることができ、その結果、電極パッドが低誘電率材料から剥がれるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1(A)は、本発明の一実施の形態に係る面発光型半導体レーザ1の断面構造を表したものである。また、図1(B)は、図1の面発光型半導体レーザ1の上面を表したものである。
面発光型半導体レーザ1は、基板10の一面側に、下部DBRミラー層11(光閉じ込め層)、下部クラッド層12、活性層13、上部クラッド層14、上部DBRミラー層15(光閉じ込め層)およびp型コンタクト層16をこの順に積層したレーザ構造部を備えている。ここで、下部クラッド層12の一部、活性層13、上部クラッド層14、上部DBRミラー層15およびp型コンタクト層16は、p型コンタクト層16まで形成されたのち、上面から選択的にエッチングされることにより凸状のメサポスト30となっている。
また、面発光型半導体レーザ1は、第1の絶縁層17、低誘電率層18、第2の絶縁層19(絶縁層)、p側電極20(上部電極)、配線部21(配線)およびパッド部22(電極パッド)をメサポスト30の上部または周辺部に積層して構成したものであり、n型コンタクト層23およびn側電極24を基板10の裏面にこの順に積層して構成したものである。
基板10、下部DBRミラー層11、下部クラッド層12、活性層13、上部クラッド層14、上部DBRミラー層15およびp型コンタクト層16は、例えばGaAs(ガリウム・ヒ素)系の化合物半導体によりそれぞれ構成されている。なお、GaAs系化合物半導体とは、短周期型周期表における3B族元素のうち少なくともガリウム(Ga)と、短周期型周期表における5B族元素のうち少なくともヒ素(As)とを含む化合物半導体のことをいう。
基板10は、例えばn型GaAsにより構成されている。下部DBRミラー層11は、低屈折率層11Aiおよび高屈折率層11Bi(1≦i≦x)を1組として、それをx組分含んで構成されたものである。なお、活性層14側に向かうにつれてiの値は小さくなるものとする。この低屈折率層11Aiは、例えば厚さがλ/4n(λは発振波長、nは屈折率)のn型Ala Ga1-a As(0<a<1)により構成されており、高屈折率層11Biは、例えば厚さがλ/4nのn型Alb Ga1-b As(0≦b<a)により構成されている。ここで、n型不純物としては、例えばケイ素(Si)またはセレン(Se)などが挙げられる。
下部クラッド層12は、例えばAlc Ga1-c As(0<c<1)により構成されている。活性層13は、例えばGaAs系材料により構成されている。上部クラッド層14は、例えばAlf Ga1-f As(0<f<1)により構成されている。この下部クラッド層12、活性層13および上部クラッド層14は、アンドープであることが望ましいが、p型またはn型不純物が含まれていてもよい。
上部DBRミラー層15は、低屈折率層15Ajおよび高屈折率層15Bj(1≦j≦y)を1組として、それをy組分含んで構成されたものである。なお、活性層14側に向かうにつれてjの値は小さくなるものとする。この低屈折率層15Ajは、例えば厚さがλ/4n(λは発振波長、nは屈折率)のp型Alg Ga1-g As(0<g<1)により構成されており、高屈折率層15Bjは、例えば厚さがλ/4nのp型Alh Ga1-h As(0≦h<g)により構成されている。ここで、p型不純物としては、亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)などが挙げられる。
ただし、上部DBRミラー層15において、活性層13側から数えてj組離れた低屈折率層15Ajの部位には、低屈折率層15Ajの代わりに、電流狭窄層15Cが形成されている。この電流狭窄層15Cは、その中央領域に設けられた電流注入領域15C−1、および電流注入領域15C−1を取り囲む部位に設けられた電流狭窄領域15C−2を含んで構成されている。電流注入領域15C−1は、例えば、Alk Ga1-k As(g<k<1)により構成されており、電流狭窄領域15C−2は、例えば、Al2 3 により構成されている。なお、図1は、上部DBRミラー層15の端面である、低屈折率層15A1の部位に電流狭窄層15Cを設けるようにした場合を例示したものである。
p型コンタクト層16は、例えばp型GaAsにより構成されており、上記の電流注入領域15C−1と対向する領域に例えば円形の開口部16Aを有している。
第1の絶縁層17は、上記開口部16Aと、p型コンタクト層16のうち開口部16Aの周縁部とを除くメサポスト30全体を覆うように形成されており、例えば窒化物または酸化物により構成されている。低誘電率層18は、メサポスト30を埋め込むように形成されており、例えばポリイミドにより構成されている。第2の絶縁層19は、低誘電率層18と、p側電極20、配線部21およびパッド部22との間に挟まれるように形成されており、例えば窒化物または酸化物により構成されている。ここで、窒化物としては、例えばSiNが挙げられ、酸化物としては、例えばSiO2 が挙げられる。
p側電極20は、開口部16Aの周縁部に形成されており、パッド部22は、第2の絶縁層19上に形成されており、配線部21は、p側電極20と第2の絶縁層19とを電気的に接続するように形成されている。このp側電極20、配線部21およびパッド部22は、例えば、チタン(Ti)層,白金(Pt)層および金(Au)層をこの順に積層して構成されたものであり、p型コンタクト層16と電気的に接続されている。なお、パッド部22は、図1(B)に示したように、ワイヤーボンディングをするのに十分な表面積を有している。
n型コンタクト層23は、例えばn型GaAsにより構成されている。また、n側電極24は、例えば、金(Au)とゲルマニウム(Ge)との合金層,ニッケル(Ni)層および金(Au)層とを基板10の側から順に積層した構造を有しており、n型コンタクト層23と電気的に接続されている。
このような構成の面発光型半導体レーザ1では、n側電極24とp側電極20との間に所定の電圧が印加されると、電流狭窄層15Cにおける電流注入領域15C−1を通して活性層13に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の下部DBRミラー層11および上部DBRミラー層15により反射され、素子内を一往復したときの位相の変化が2πの整数倍となる波長でレーザ発振を生じ、レーザビームとして外部に出射される。
本実施の形態に係る面発光型半導体レーザ1は、例えば次のようにして製造することができる。
図2(A)〜(C)は、その製造方法を工程順に表したものである。例えばGaAs(ガリウム・ヒ素)系の面発光型半導体レーザ1を製造するためには、基板10上の化合物半導体層を、例えば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition ;有機金属化学気相成長)法により形成する。この際、III−V族化合物半導体の原料としては、例えば、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(TMIn)、アルシン (AsH3)を用い、ドナー不純物の原料としては、例えば、H2 Seを用い、アクセプタ不純物の原料としては、例えば、ジメチルジンク(DMZ)を用いる。
具体的には、まず、図2(A)に示したように、基板10上に、下部DBRミラー層11,下部クラッド層12,活性層13,上部クラッド層14,上部DBRミラー層15およびp側コンタクト層16をこの順に積層する。
次に、図2(B)に示したように、例えば、p側コンタクト層16の上にマスク層(図示せず)を形成し、反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching;RIE)法により、p側コンタクト層16,上部DBRミラー層15,上部クラッド層14,活性層13および下部クラッド層12の一部を選択的に除去すると共に、p側コンタクト層16の一部をエッチングして開口部16Aを形成する。これにより、頂上に開口部16Aを有するメサポスト30が形成される。
次に、図2(C)に示したように、水蒸気雰囲気中にて、高温で酸化処理を行い、メサポスト30の外側から例えば電流狭窄層15CとなることとなるAlk Ga1-k As層15DのAlを選択的に酸化する。これにより、その層の中心領域に電流注入領域15C−1が形成され、それ以外の領域には電流狭窄領域15C−2が形成され、その結果、電流注入領域15C−1および電流狭窄領域15C−2からなる電流狭窄層15Cが形成される。
次に、図1に示したように、メサポスト30上およびメサポスト30の周辺基板上に例えばCVD(Chemical Vapor Deposition) 法により第1の絶縁層17を積層させる。その後、エッチングにより第1の絶縁層17のうちメサポスト30の頂上の一部分を選択的に除去して、開口部16A内に上部DBRミラー層15を露出させると共に、p側コンタクト層16のうち開口部16Aの外縁部を露出させる。
続いて、低誘電率層18を形成する。例えば、非感光性のポリイミドを用いた場合について説明すると、まず、メサポスト30を埋め込むようにポリイミドを塗布したのち、プリベイクする。次に、ポリイミドの上にレジスト(図示せず)を塗布し、フォトマスクを介してレジストを露光、現像して、塗布されたポリイミドのうち開口部16Aと対向する部分を露出させる。続いて、その露出した部分を例えばウエットエッチングにより除去して、開口部16Aを露出させる。次いで、レジストを除去し、ポリイミドをポストベイクして固化させる。
このようにして形成された低誘電率層18は、表面がつるつるしており、その表面にパッド部22などの金属を形成しても、付着強度が弱いため、ワイヤーボンディング時に、パッド部22がポリイミドから剥がれてしまう虞がある。なお、ポリイミドの表面をアッシングにより荒くして付着強度を高めることも考えられるが、このような表面処理を行ったとしても付着強度が多少強くなるものの、ワイヤーボンディング時に、パッド部22が低誘電率層18から剥がれることを防止することは困難である。
一方、本実施の形態では、低誘電率層18上にさらに、例えばCVD法により第2の絶縁層19を形成したのち、例えば真空蒸着法により、p側コンタクト層16上にp側電極20を、第2の絶縁層19上に配線部21およびパッド部22を形成する。この第2の絶縁層19は、配線部21およびパッド部22などの金属や低誘電率層18に対して優れた密着性を有する材料により構成されていることから、上記のように、配線部21およびパッド部22と、低誘電率層18との間に、第2の絶縁層19を設けることにより、電極パッドの付着強度を向上させることができる。その結果、電極パッドが低誘電率材料から剥がれるのを防止することができる。
その後、リフトオフまたは選択エッチングにより、開口部16A内にp型クラッド層15を露出させる。なお、リフトオフによりp型クラッド層15を露出させる場合には、p側電極18を形成する前に、開口部16Aにフォトレジスト膜をあらかじめ形成したのち、p側電極18をそのフォトレジスト膜と共に除去する。
次いで、基板11の裏面を適宜研磨して基板の厚さを調整した後、その面上にn側コンタクト層23およびn側電極20をこの順に積層する。このようにして面発光型半導体レーザ1が製造される。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る面発光型半導体レーザ2について説明する。なお、本実施例において、上記の実施の形態の面発光型半導体レーザ1と共通する構成、作用、製法および効果については適宜省略する。
図3は、第2の実施の形態に係る面発光型半導体レーザ2のを表したものである。この面発光型半導体レーザ2は、上記のように、メサポスト30および低誘電率層18が所定の距離を隔てて設けられた構造を備えており、この点で、メサポスト30および低誘電率層18が密接して設けられた構造を備えた第1の実施の形態と相違する。
なお、図3において、その隔てた領域およびメサポスト30の表面に第2の絶縁層19が設けられているが、少なくとも配線部21およびパッド部22が低誘電率層18の表面と接する領域に第2の絶縁層19が設けられていれば十分であり、その隔てた領域およびメサポスト30の表面に第2の絶縁層19が設けられていなくても構わない。
以下に、メサポスト30および低誘電率層18を所定の距離を隔てて設ける方法について説明する。例えば、低誘電率層18の材料として非感光性のポリイミドを用いた場合について説明すると、まず、メサポスト30を埋め込むようにポリイミドを塗布したのち、プリベイクする。次に、ポリイミドの上にレジスト(図示せず)を塗布し、フォトマスクを介してレジストを露光、現像して、塗布されたポリイミドのうち開口部16Aと対向する部分およびメサポスト30の外周部を露出させる。続いて、その露出した部分を例えばウエットエッチングにより除去して、開口部16A、および第1の絶縁層17のうちメサポスト30の外周部に相当する部分を露出させる。次いで、レジストを除去し、ポリイミドをポストベイクして固化させる。
このようにして形成された低誘電率層18は、メサポスト30と所定の距離を有しており、メサポスト30と直接接する部分を有していない。これにより、低誘電率層18が例えばポリイミドなどの歪みを生じさせる物質で構成されている場合であっても、低誘電率層18内で生じた応力がメサポスト30に伝わらなくなる。その結果、メサポスト30のうち特に歪みに弱い電流狭窄層15C内にクラックや格子欠陥が生じることを防止することができ、面発光型半導体レーザ2の静特性や信頼性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、低誘電率層18はメサポスト30と直接接する部分を有していないが、低誘電率層18内で生じた応力により電流狭窄層15C内にクラックや格子欠陥が生じない程度であれば、低誘電率層18の一部がメサポスト30に多少接していても構わない。また、低誘電率層18とメサポスト30との間に低誘電率層18内で生じた応力がメサポスト30に伝わらないような物質が充填されていても構わない。
以上、2つの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、本発明は、上記のような面発光型半導体レーザに対して好適に適用可能であるが、レーザ構造部の凸部に電極を形成し、レーザ構造部の凸部以外の領域に電極パッドを形成するタイプの半導体レーザ、例えばファブリペロー共振器型半導体レーザに対しても適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る面発光型半導体レーザの断面構成図である。 図1に示したレーザの製造過程を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る面発光型半導体レーザの断面構成図である。
符号の説明
1,2…面発光型半導体レーザ、10…基板、11…下部DBRミラー層、11Ai,15Aj…低屈折率層、11Bi,15Bj…高屈折率層、12…下部クラッド層、13…活性層、14…上部クラッド層、15…上部DBRミラー層、15C…電流狭窄層、15C−1…電流注入領域、15C−2…電流狭窄領域、15D…Alk Ga1-k As層、16…p側コンタクト層、17…第1の絶縁層、18…低誘電率層、19…第2の絶縁層、20…p側電極、21…配線部、22…パッド部、23…n型コンタクト層、24…n側電極24、30…メサポスト

Claims (3)

  1. 一対の光閉じ込め層が形成され、その対の光閉じ込め層の間に活性層を有すると共に、上面の一部に凸部が形成されたレーザ構造部と、
    前記レーザ構造部の上面のうち前記凸部以外の領域に形成された低誘電率層と、
    前記凸部上に形成された上部電極と、
    前記低誘電率層上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層上に形成された電極パッドと、
    前記上部電極および前記電極パッドを電気的に接続する配線と
    を備えたことを特徴とする半導体レーザ。
  2. 前記低誘電率層および前記凸部は、所定の距離を隔てて形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ。
  3. 前記低誘電率層は、ポリイミドにより構成されており、
    前記絶縁層は、窒化物または酸化物により構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ。
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