JP2006189883A - 液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート - Google Patents
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Abstract
【課題】光拡散シートの前面と裏面に光拡散層を形成することにより、輝線遮蔽能力及び視野角を向上させた液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートを提供する。
【解決手段】透明なプラスチックシート基材と、前記基材の前面に前面光拡散層塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた前面光拡散層と、前記基材の裏面に裏面光拡散層塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた裏面光拡散層とが積層され、前記前面光拡散層及び前記裏面光拡散層が、それぞれ50%以上のヘイズ特性を有する。
【選択図】図1
【解決手段】透明なプラスチックシート基材と、前記基材の前面に前面光拡散層塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた前面光拡散層と、前記基材の裏面に裏面光拡散層塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた裏面光拡散層とが積層され、前記前面光拡散層及び前記裏面光拡散層が、それぞれ50%以上のヘイズ特性を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートに関し、より詳細には、プラスチックシート基材の両面に光拡散層を積層させることにより、輝度ムラを防止し、視野角を改善した液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートに関する。
近年、液晶を用いたディスプレイは超薄型に製作可能であることに加え、既存の画像表示装置に比べて発熱量が少ないことから、各種画像出力装置として注目されている。
このような液晶を用いたLCDは、他の自発光型のディスプレイとは異なり、液晶自体が非発光素材であるため、光源を必要とする。前記光源としては主に冷陰極線管(CCFL)5というランプ光源を用いるが、光源から放射される光を面光源に転換させ、画面の明るさを向上させるためには、さらなる発光装置が必要である。このような発光装置をバックライトユニットとし、このバックライトユニットはランプの装着位置に応じてエッジ型(図3)と直下型(図4)とに大きく分けられる。
図3は、従来のエッジ型バックライトユニットを示す断面図であり、前記エッジ型バックライトユニット200は導光板6の片側、あるいは両側の端面に線形ランプ(CCFL)5が設置されており、導光板6を用いて光を上部に導く。前記導光板6は光をより効率よく上部に放射するために、下端にドットパターンを形成し、その下には反射シートを設置して下部に向かう光を全部上部に反射させることによって、光効率性を向上させる。しかし、導光板6から出る光はその光源5の位置がエッジにあるので、出射角が側面方向に傾いており、また面光源への均一度もよくないため、光ムラが生じる。そのため、光拡散シート7を積層して、側面方向に傾いている光の出射角を垂直方向に転換させ、不均一な光が前面方向に均一に放射されるようにする。さらに、光の効率性を極大化するために前記拡散シートから出る光をプリズムシート8を用いて前面垂直方向に転換させて画像の明るさを極大化し、プリズムシートを保護するためにプリズムシートの上端にプリズム保護シート9を積層したり、LCDでの光の効率性を向上させるために選択的配向特性を有するシートをプリズム上に積層したりすることもできる。
図4は、従来の直下型バックライトユニットを示す断面図であり、前記直下型バックライトユニット300はエッジ型バックライトユニット200とは異なって、その光源5がバックライトユニットの裏面に複数装着され、その上に拡散板10を用いて支持台としての役割及び複数のランプから出る輝線によって発生する光の不均一性を1次的に均一にする機能をする。しかし、拡散板だけで光の均一性を確保することは困難であるため、その上に光拡散シート7を積層して光の均一性を確保し、また前面への光の高い効率性を得ることができる。そして、前記拡散シート7の上にはエッジ型バックライトユニットのようにプリズムシート8、プリズム保護シート9または選択的配向特性を有するシートを用いて前面光の効率性を極大化させる。
前記エッジ型バックライトユニットは、携帯電話、携帯用個人情報端末(PDA)、デジタルカメラ及び家庭用ビデオカメラなどの小型用LCD及びノートパソコン、パソコン及びモニタなどの中大型バックライトユニットに用いられており、前記直下型バックライトユニットはテレビ用大型LCD及び高品位なモニタなどに用いられている。
前記液晶表示装置の光の均一な放射及び光の垂直方向への指向性を向上させるための光拡散シートの従来技術として、大韓民国特許出願第1992-14087号(特許文献1)ではプラスチックシート基材1に粒子をバインダー樹脂と混合した光拡散層を形成する方式を開示している。また、大韓民国特許出願第1996-38912号(特許文献2)、大韓民国特許出願第1998-45902号(特許文献3)及び特開平7-174909号(特許文献4)には光効率性及び輝度を向上させるために透明なプラスチックシート基材上に透明な有機粒子を透明な樹脂に形成する方式を開示している。
従来のLCDバックライトユニット用光拡散シートの一例として、図2には光拡散シート1の前面に光拡散層2がコーティングして形成され、前記シートの裏面にスムーズな作業を行うために帯電防止機能を有する接着及びスリップ防止層4がコーティングする方式により形成されるLCDバックライトユニット用光拡散シート100が示されている。
しかし、最近、PDP、プロジェクション、陰極線管方式といった他のディスプレイに比べてLCDの競争力を高めるためにバックライトユニットの大きさが大型化、高品質化しつつあり、より明るい画像を得るために、前記直下型バックライトユニット方式に用いられるランプの数が大幅に増えている。このようなランプ数の増加により、前記の従来技術の光拡散シートでは、ランプの輝線によって生じる不均一な光を均一にできないという問題点がある。ところが、このような問題点は光拡散シートを多量積層することで解決することもできるが、これはバックライトユニットを薄膜化する傾向に逆行することになる。また、LCDをテレビといった大型ディスプレイに用いるためには、既存のノートパソコン用やモニタ用のLCDとは異なり、広い視野角が必要となるが、前記のような従来の技術は正面に近い方向にのみ光を放射するため、視野角が狭くなるという問題点がある。
本発明者は、上記従来技術の問題点を解決するために研究を行った結果、光拡散シートの両面に高いヘイズ値を有する光拡散層3を形成した場合、ランプによる輝線を遮蔽する能力に優れているうえ、広い視野角を確保できる光拡散シートが得られるということが分かった。
大韓民国特許出願第1992-14087号
大韓民国特許出願第1996-38912号
大韓民国特許出願第1998-45902号
特開平7-174909号公報
本発明の目的は、光拡散シートの前面と裏面に光拡散層を形成することにより、輝線遮蔽能力及び視野角を向上させた液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートは、透明なプラスチックシート基材と、前記基材の前面に前面光拡散層用塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた前面光拡散層と、前記基材の裏面に裏面光拡散層用塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた裏面光拡散層とが積層され、前記前面光拡散層及び前記裏面光拡散層が、それぞれ50%以上のヘイズ特性を有することを特徴とする。
前記前面光拡散層塗布液は、例えば平均粒径11〜20μmを有する2種以上の光拡散粒子20〜30重量%、バインダー樹脂20〜30重量%、及びイソシアネート系硬化剤1〜10重量%を溶媒に混合して得られた組成物100重量部に対して、平滑剤0.1〜0.5重量部を混合して得られる。
また、前記裏面光拡散層塗布液は、例えば平均粒径1〜10μmを有する2種以上の光拡散粒子10〜20重量%、バインダー樹脂20〜30重量%、及びイソシアネート系硬化剤1〜10重量%を溶媒に混合して得られた組成物100重量部に対して、平滑剤0.1〜0.5重量部及び帯電防止剤0.5〜1.5重量部を混合して得られる。裏面光拡散層には106〜1012Ω/sqの表面抵抗を有する帯電防止性が付与されるのが好ましい。
前記光拡散粒子は、ポリメチルメタクリレート系、ポリスチレン系及びそれらの共重合体からなる群より選択された1種以上の有機粒子またはポリシリコン系、酸化ケイ素、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム及びフッ化マグネシウムからなる群より選択された1種以上の無機粒子の単独または有機及び無機粒子の混合物で用いることが好ましい。
前記バインダー樹脂は、メチルメタクリレート系、ポリエステル系、アクリレート系、エポキシ系及びメラミン系からなる群より選択された1種以上を用いることが好ましい。
さらに、前記前面光拡散層の厚さは10〜30μmが好ましく、裏面光拡散層の厚さは5〜25μmが好ましい。
本発明に係る液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートは、バックライトにより発生する輝線ムラを除去して光を均一に分散させることができ、広い視野角を提供してディスプレイの側面に近いところまで均一な画像を伝えることができる。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明に係る液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート10は、透明なプラスチックシート基材1、前記基材の前面に前面光拡散層2、及び前記基材の裏面に裏面光拡散層3が積層され、前記前面光拡散層及び裏面光拡散層がそれぞれ50%以上のヘイズ特性を有することを特徴としている。
本発明の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートにおいて、前面光拡散層は入射された光を屈折及び散乱させて光を拡散させると共に導光板から出た光を垂直方向に転換させる機能をする。導光板から出た不均一な光は前面光拡散層を通過しながら均一な光に出射される。テレビ用大型直下型バックライトユニットは、その大きさゆえにランプの数が多く、それによりランプの輝線が生じる。このようなランプの輝線を防ぐには、前面光拡散層だけでは不十分である。
そのため、本発明の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シートは、裏面光拡散層を形成することによってランプの輝線遮蔽性が増加し、また既存の光拡散シートの裏面層よりも受光能力に優れているため、光効率性が増大して視野角も広くなるという特性を有する。前記前面及び裏面光拡散層は、それぞれ通常40〜90%のヘイズ特性を有し、50%以上のヘイズ特性を有することが好ましい。50%未満のヘイズ特性では充分な光拡散効果が得られないという問題点がある。
また、本発明の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シーにおいて、光拡散層の塗布厚さは用いられる粒子に応じて多様に形成されるが、前面拡散層が裏面拡散層よりもさらに厚く塗布されることが好ましい。具体的には、前記前面光拡散層の厚さは10〜30μmが好ましく、裏面光拡散層の厚さは5〜25μmが好ましい。
前面拡散層の方がより厚い理由は、接着防止及びモアール現象を防止するため裏面拡散層に採用された粒子の大きさが前面拡散層よりも小さく、用いられる粒子量も前面層に比べて少ないためである。しかし、前面拡散層と裏面拡散層のコーティング層の厚さの差が0.5〜10μmを超え、差が大き過ぎる場合はプラスチック基材が撓むという問題が発生することもある。本発明では、裏面拡散層にもヘイズの高い光拡散層を塗布することにより、既存の作業性のための接着防止及びモアール現象防止ならびに帯電防止機能をそのまま維持しつつ、光拡散層シートの高い輝線遮蔽力及び広い視野角を確保することができる。
本発明に用いる前面光拡散層は、好ましくは平均粒径11〜20μmを有する2種以上の光拡散粒子20〜30重量%、バインダー樹脂20〜30重量%、及びイソシアネート系硬化剤1〜10重量%を溶媒に混合して得られた組成物100重量部に対して、平滑剤0.1〜0.5重量部を混合して得られた前面光拡散層用塗布液をシート基材に塗布した後、乾燥及び硬化させて得られる。
また、裏面光拡散層は、好ましくは平均粒径1〜10μmを有する2種以上の光拡散粒子10〜20重量%、バインダー樹脂20〜30重量%、及びイソシアネート系硬化剤1〜10重量%を溶媒に混合して得られた組成物100重量部に対して、平滑剤0.1〜0.5重量部及び帯電防止剤0.5〜1.5重量部を混合して得られた裏面光拡散層用塗布液をシート基材に塗布した後、乾燥及び硬化させて形成される。
前記プラスチックシート基材としては、好ましくはポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロフィレン、エポキシ、及びポリエチレンナフタレートからなる群より選択された何れか1つを用い、より好ましくはポリエチレンテレフタレートを用いるが、これに限られるものではない。
前記プラスチックシート基材はLCD用バックライトユニットに用いられる光拡散シートであって、シート基材の光学的特性を利用するため、光透過率の高い透明なシートであれば、原則としていずれも使用可能である。また、光拡散シート基材としての前記透明プラスチックシート基材はその透明シート自体の光透過度が高いため、光の損失がないうえ、コーティング層に用いられる樹脂バインダーとの接着力が強くなければならない。そのために、プラスチック透明シートの製造時に接着力を高めるための表面コーティングを行うことができる。
一方、前記光拡散シート基材の光透過度は、全透過率が90%以上であることが好ましい。全透過率が低い場合は、充分な光拡散及び光拡散効果が得られないという問題がある。また、プラスチックシート基材の厚さは、好ましくは25〜250μmの広い範囲の厚さを有するものが用いられ、これはバックライトユニットの大きさと関係がある。バックライトユニットの大きさが小さい小型機器には主に厚さ100μm以下のプラスチック透明シート基材を用いることが好ましく、ノートパソコン及びモニタなどの中型機器には50μm〜188μm程度のシート基材を用いることが好ましい。また、テレビ用バックライトユニットをはじめとする大型機器には125μm以上の厚さを有するシート基材を用いることが好ましい。このように厚さが増加するのは、シートが装着されるディスプレイの発熱量の増加による耐熱性を確保するためである。
さらに、前記光拡散粒子は有機系粒子、無機系粒子を単独または混合して用いることが好ましい。有機系粒子としては、ポリメチルメタクリレート系、ポリスチレン系及びそれらの共重合体を1種以上用いることが好ましい。無機系粒子としては、ポリシリコン系及び酸化ケイ素、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム、フッ化マグネシウムからなる群より選択された1種以上を用いることが好ましい。前記光拡散粒子は光拡散及び光透過率の増加に適した大きさの粒子を用いる。粒子の大きさは多様に用いられることができ、2つ以上の大きさを有する粒子を混合して用いるのは、1つの大きさを有する粒子を用いることで発生し得る粒子間の孔隙を埋めるためである。また、用いられる粒子の大きさ及び粒子と樹脂の割合は、様々な組み合わせにより用いられることができ、これは光拡散シートの光学的特性と関連付けられる。粒子の含有量が多すぎると粒子の突出によって光透過率が低下し、粒子が脱落しやすくなり、作業性にも問題が発生し得る。逆に、粒子の含有量が少なすぎると適切な光拡散性が確保しにくくなる。
そのため、前面光拡散層に好ましくは平均粒径11〜20μmを有する2種以上の光拡散粒子20〜30重量%を用い、裏面光拡散層に好ましくは平均粒径1〜10μmの2種以上の光拡散粒子10〜20重量%を用いる。
一方、前記バインダー樹脂としては、メチルメタクリレート系、ポリエステル系、アクリレート系、エポキシ系、及びメラミン系からなる群より選択された1種以上を用いることが好ましい。前記バインダー樹脂は、耐摩耗性、耐熱性、作業性、シート基材との接着性を向上させるために硬化剤を用いて樹脂被膜の硬化度を高める。このとき、印刷性を考慮して適正な硬化度を維持させることが重要である。光拡散層に用いられるバインダー樹脂及び硬化剤は光効率を高めるために透明でなければならず、用いられる粒子との屈折率の差が大きいことが光拡散の側面から有利である。その一例として、イソシアネート系硬化剤が好ましい。
また、前記帯電防止剤は裏面光拡散層に作業性の便宜を図るために添加される。もし、帯電防止処理が行われていなければカット作業の際、シート間の静電気による付着が問題となり得るし、また導光板あるいは光拡散板に装着する際にも静電気による不具合が発生し得るため、光拡散シートの裏面層には帯電防止処理を行うが、このとき、光拡散シート裏面の表面抵抗が1012Ω/sq以下であることが好ましく、より好ましくは106〜1012Ω/sqである。表面抵抗が高いと帯電防止効果を期待できないという問題点がある。
本発明に用いる平滑剤、帯電防止剤及びイソシアネート系硬化剤は特に限定されず、それぞれ公知のものを使用することができる。平滑剤としては、ポリシリコン系平滑剤等を使用することができ、帯電防止剤としては、例えばスルホン酸塩基、硫酸エステル塩基、リン酸エステル塩基、ホスホン酸塩基等を有する帯電防止剤を使用することができる。
一方、塗布性のために、前面または裏面光拡散層に添加剤を使用でき、本実施例では平滑剤を混合して実施するが、これに限らず、分散剤、消泡剤といった添加剤を用いることもできる。
以下、実施例を通じて本発明をより詳細に説明する。本実施例は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲がこれらの実施例に限られるものではない。
<製造例1>前面光拡散層1
アクリルポリオール系バインダー樹脂(Aekyung Chemical A−811)20重量%、イソシアネート系硬化剤(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3B)3重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径20μm多分散粒子25重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径12μm多分散粒子3重量%、及びトルエン49重量%からなる組成物100重量部に対して、平滑剤としてポリシリコン(BYK-320)0.1重量部を混合して前面光拡散層用塗布液を得た後、光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の片面にメイヤーバー(Mayer Bar)を利用して塗布し、120℃で4分間乾燥硬化させて前面光拡散層1を得た。
アクリルポリオール系バインダー樹脂(Aekyung Chemical A−811)20重量%、イソシアネート系硬化剤(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3B)3重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径20μm多分散粒子25重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径12μm多分散粒子3重量%、及びトルエン49重量%からなる組成物100重量部に対して、平滑剤としてポリシリコン(BYK-320)0.1重量部を混合して前面光拡散層用塗布液を得た後、光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の片面にメイヤーバー(Mayer Bar)を利用して塗布し、120℃で4分間乾燥硬化させて前面光拡散層1を得た。
<製造例2>前面光拡散層2
アクリルポリオール系バインダー樹脂(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3A)30重量%、イソシアネート系硬化剤(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3B)5重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径10μm単分散粒子10重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径5μm単分散粒子5重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径3μm単分散粒子1重量%及びトルエン51重量%からなる組成物100重量部に対して、平滑剤としてポリシリコン(BYK-320)0.1重量部を混合して前面光拡散層用塗布液を得た後、光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の一面にメイヤーバーを利用して塗布した後、120℃で5分間乾燥硬化させて前面光拡散層2を得た。
アクリルポリオール系バインダー樹脂(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3A)30重量%、イソシアネート系硬化剤(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3B)5重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径10μm単分散粒子10重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径5μm単分散粒子5重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径3μm単分散粒子1重量%及びトルエン51重量%からなる組成物100重量部に対して、平滑剤としてポリシリコン(BYK-320)0.1重量部を混合して前面光拡散層用塗布液を得た後、光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の一面にメイヤーバーを利用して塗布した後、120℃で5分間乾燥硬化させて前面光拡散層2を得た。
<製造例3>裏面光拡散層1
前記前面光拡散層1の組成物100重量部に対して、陰イオン性帯電防止剤1重量部をさらに添加して光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の片面にメイヤーバーを利用して塗布した後、120℃で4分間乾燥硬化させて裏面光拡散層1を得た。
前記前面光拡散層1の組成物100重量部に対して、陰イオン性帯電防止剤1重量部をさらに添加して光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の片面にメイヤーバーを利用して塗布した後、120℃で4分間乾燥硬化させて裏面光拡散層1を得た。
<製造例4>裏面光拡散層2
前記前面光拡散層2の組成物100重量部に対して、陰イオン性帯電防止剤1重量部をさらに添加して光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の一面にメイヤーバーを利用して塗布した後、120℃で5分間乾燥硬化させて裏面光拡散層2を得た。
前記前面光拡散層2の組成物100重量部に対して、陰イオン性帯電防止剤1重量部をさらに添加して光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の一面にメイヤーバーを利用して塗布した後、120℃で5分間乾燥硬化させて裏面光拡散層2を得た。
<比較製造例5>従来の光拡散シートの通常の裏面層
アクリルポリオール系バインダー樹脂(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3A)20重量%、イソシアネート系硬化剤(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3B)5重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径7μm多分散粒子0.5重量%、及びメチルエチルケトン74.5重量%からなる組成物100重量部に対して、陰イオン性帯電防止剤1重量部を混合して得られた裏面層造液を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の一面に形成した後、120℃で5分間乾燥硬化させて裏面層を得た。
アクリルポリオール系バインダー樹脂(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3A)20重量%、イソシアネート系硬化剤(センショーケミカル(Sensho Chemical) DAI-3B)5重量%、ポリメチルメタクリレート平均粒径7μm多分散粒子0.5重量%、及びメチルエチルケトン74.5重量%からなる組成物100重量部に対して、陰イオン性帯電防止剤1重量部を混合して得られた裏面層造液を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の一面に形成した後、120℃で5分間乾燥硬化させて裏面層を得た。
<実施例1>光拡散シート1
前面光拡散層1と裏面光拡散層1を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シート1を得た。
前面光拡散層1と裏面光拡散層1を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シート1を得た。
<実施例2>光拡散シート2
前面光拡散層2と裏面光拡散層2を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シート2を得た。
前面光拡散層2と裏面光拡散層2を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シート2を得た。
<比較例1>光拡散シートの比較例1
前面光拡散層1と通常の裏面層を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シートを得た。
前面光拡散層1と通常の裏面層を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シートを得た。
<比較例2>光拡散シートの比較例2
前面光拡散層2と通常の裏面層を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シートを得た。
前面光拡散層2と通常の裏面層を光学用ポリエステルシート(TORAY SAEHAN INC.XG533、125μm)の両面にそれぞれ塗布して光拡散シートを得た。
<実験例>
前記前面光拡散層1〜2、裏面光拡散層1〜2、従来の通常の裏面層、実施例1〜2、比較例1〜2で得られた光拡散シートの特性評価を下記のような基準で行った。
前記前面光拡散層1〜2、裏面光拡散層1〜2、従来の通常の裏面層、実施例1〜2、比較例1〜2で得られた光拡散シートの特性評価を下記のような基準で行った。
塗膜接着力の評価
本実験は、塗布層がシート基材に積層された後、離脱するか否かを確認するためのものである。シートとの接着力は塗布面にクロスカッタを用いてカットし、OPP(oriented polypropylene)テープを貼りつけた後、テープを剥離して塗布層が剥離されたか否かを確認し、剥離がなければ良好とした。
本実験は、塗布層がシート基材に積層された後、離脱するか否かを確認するためのものである。シートとの接着力は塗布面にクロスカッタを用いてカットし、OPP(oriented polypropylene)テープを貼りつけた後、テープを剥離して塗布層が剥離されたか否かを確認し、剥離がなければ良好とした。
外観評価
本実験は、塗布層に光の均一な分散を阻害するムラなどがあるかどうかを確認するためのものである。塗布層にピンホール、塗布ムラなどの有無をバックライトユニット上で観察して外観を損なう欠点が1つでもあれば不良、なければ良好とした。
本実験は、塗布層に光の均一な分散を阻害するムラなどがあるかどうかを確認するためのものである。塗布層にピンホール、塗布ムラなどの有無をバックライトユニット上で観察して外観を損なう欠点が1つでもあれば不良、なければ良好とした。
全光線透過率及びヘイズの評価
本実験は、光拡散シートが光を損失することなく透過させ分散させることができるどうかを確認するためのものである。前面拡散層1、2、そして通常の裏面層が片面塗布されたシートは塗布されていない方向から塗布されている方向へ、両面塗布された光拡散シートは裏面から前面への全光線透過率及びヘイズを測定しており、測定はASTM D-1003に基づき、測定器は日本電色工業株式会社のモデル1000を利用した。
本実験は、光拡散シートが光を損失することなく透過させ分散させることができるどうかを確認するためのものである。前面拡散層1、2、そして通常の裏面層が片面塗布されたシートは塗布されていない方向から塗布されている方向へ、両面塗布された光拡散シートは裏面から前面への全光線透過率及びヘイズを測定しており、測定はASTM D-1003に基づき、測定器は日本電色工業株式会社のモデル1000を利用した。
本明細書において、ヘイズ値は下記式1により計算され、ヘイズ測定器に表示される。
このとき、全光線透過率の値は、下記式2により計算され、測定器に表示される。
輝線遮蔽力の評価
本実験は、光拡散シートがバックライトによる輝線ムラを遮蔽できるどうかを確認するためのものである。32"直下型バックライトユニットを用いて輝度を測定し、光拡散シートを32"に裁断して光拡散板上に装着し、TOPCON社のBM-7測定器を利用して測定角度0.2°、BM-7とバックライトユニットとの距離は25cmにしてバックライトユニットにある13のランプの位置と、ランプとランプとの間の空間12の地点の輝度を測定して、ランプ部分の平均輝度値と、ランプがない部分の平均輝度値との差を測定し、その差が10以上であれば不良、10未満であれば良好とした。
本実験は、光拡散シートがバックライトによる輝線ムラを遮蔽できるどうかを確認するためのものである。32"直下型バックライトユニットを用いて輝度を測定し、光拡散シートを32"に裁断して光拡散板上に装着し、TOPCON社のBM-7測定器を利用して測定角度0.2°、BM-7とバックライトユニットとの距離は25cmにしてバックライトユニットにある13のランプの位置と、ランプとランプとの間の空間12の地点の輝度を測定して、ランプ部分の平均輝度値と、ランプがない部分の平均輝度値との差を測定し、その差が10以上であれば不良、10未満であれば良好とした。
視野角の評価
本実験は、光拡散シートがディスプレイ側面の近くにまで光を放射できるかどうかを確認するためのものである。TOPCON社のBM-7測定器を利用して測定しており、バックライトユニットの真ん中の地点を基準として装着されたランプの長さ方向に-50°と50°の輝度値を測定しており、輝度値が3、500cd/m2以上であれば良好、それ未満であれば不良とした。
本実験は、光拡散シートがディスプレイ側面の近くにまで光を放射できるかどうかを確認するためのものである。TOPCON社のBM-7測定器を利用して測定しており、バックライトユニットの真ん中の地点を基準として装着されたランプの長さ方向に-50°と50°の輝度値を測定しており、輝度値が3、500cd/m2以上であれば良好、それ未満であれば不良とした。
本発明の裏面光拡散層1〜2と通常の裏面層を積層したシートの光透過率とヘイズ値を比較測定した結果を、下記表1に示す。
前記表1の結果からも明らかなように、本発明の裏面光拡散層1〜2が形成されている光拡散シートとは異なって、既存の光拡散フィルムに用いられた通常の裏面層が形成されている光拡散シートはヘイズ値が非常に低いため、拡散光を殆ど発生させないということが分かる。
本発明の実施例1〜2と比較例1〜2の物性の測定結果を下記表2に示す。
前記表2の結果からも明らかなように、裏面層にヘイズ値が高い光拡散層を塗布した本発明の光拡散シートは高い輝線遮蔽力と50゜以上の広い視野角を提供するが、従来の裏面層を形成させた比較例1及び2の場合には、輝線遮蔽が不良であるため光ムラが生じるほか、視野角が狭くてディスプレイの前面から外れた角度への光の放射はできないということが分かる。
以上、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正も又、本発明の特許請求の範囲内に含まれるものであることは、いうまでもない。
1・・・プラスチックシート基材
2・・・前面光拡散層
3・・・裏面光拡散層
4・・・接着及びスリップ防止層
5・・・線形ランプ(CCFL)
6・・・導光板
7・・・光拡散シート
8・・・プリズムシート
9・・・プリズム保護シート
10,100・・・LCDバックライトユニット用光拡散シート
200・・・エッジ型バックライトユニット
300・・・直下型バックライトユニット
2・・・前面光拡散層
3・・・裏面光拡散層
4・・・接着及びスリップ防止層
5・・・線形ランプ(CCFL)
6・・・導光板
7・・・光拡散シート
8・・・プリズムシート
9・・・プリズム保護シート
10,100・・・LCDバックライトユニット用光拡散シート
200・・・エッジ型バックライトユニット
300・・・直下型バックライトユニット
Claims (8)
- 透明なプラスチックシート基材と、
前記基材の前面に前面光拡散層用塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた前面光拡散層と、
前記基材の裏面に裏面光拡散層用塗布液を塗布した後、乾燥及び硬化させて得られた裏面光拡散層とが積層され、
前記前面光拡散層及び前記裏面光拡散層が、それぞれ50%以上のヘイズ特性を有することを特徴とする液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。 - 前記前面光拡散層塗布液が、平均粒径11〜20μmを有する2種以上の光拡散粒子20〜30重量%、バインダー樹脂20〜30重量%、及びイソシアネート系硬化剤1〜10重量%を溶媒に混合して得られた組成物100重量部に対して、平滑剤0.1〜0.5重量部を混合して得られることを特徴とする請求項1に記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
- 前記裏面光拡散層塗布液が、平均粒径1〜10μmを有する2種以上の光拡散粒子10〜20重量%、バインダー樹脂20〜30重量%、及びイソシアネート系硬化剤1〜10重量%を溶媒に混合して得られた組成物100重量部に対して、平滑剤0.1〜0.5重量部及び帯電防止剤0.5〜1.5重量部を混合して得られることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
- 前記光拡散粒子が、ポリメチルメタクリレート系、ポリスチレン系及びそれらの共重合体からなる群より選択された1種以上の有機粒子またはポリシリコン系、酸化ケイ素、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム及びフッ化マグネシウムからなる群より選択された1種以上の無機粒子の単独または有機及び無機粒子の混合物で用いられることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
- 前記バインダー樹脂が、メチルメタクリレート系、ポリエステル系、アクリレート系、エポキシ系及びメラミン系からなる群より選択された1種以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
- 前記裏面光拡散層に、106〜1012Ω/sqの表面抵抗を有する帯電防止性が付与されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
- 前記前面光拡散層の厚さが10〜30μmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
- 前記裏面光拡散層の厚さが5〜25μmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液晶ディスプレイのバックライトユニット用光拡散シート。
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