JP2006189144A - 自動変速機用ピストン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピストンを、円筒部を構成する第1ピストン部材と底部を構成する第2ピストン部材から構成した場合において、ピストンおよび摩擦係合要素の耐久性、作動効率を向上させる。
【解決手段】 第1ピストン部材46の軸方向の一方の端部に径方向に平行な径方向面76aを有する嵌合溝76を形成し、第2ピストン部材48に、先端部が基部に対して軸方向に突き出すように曲げられた周方向の長爪70を形成し、その長爪70の先端部に第1ピストン部材46の嵌合溝76に嵌合してその嵌合溝76の径方向面76aに当接させられる嵌合爪72を形成する。長爪70は軸方向に弾性力を有するので、第1ピストン部材46は長爪70により軸方向に付勢される。従って、第1ピストン部材46の軸方向のがたつきが低減させられるので、ピストンおよび摩擦係合要素の耐久性が向上するとともに、ピストンの作動効率、および自動変速機の伝達効率が向上する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、クラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要素を備えた自動変速機において、その摩擦係合要素を押圧するピストンに関する。
複数の摩擦板からなる摩擦係合要素を備えたクラッチ、ブレーキの係合・解放によって自動変速を達成する自動変速機において、その摩擦係合要素を押圧するピストンとして、円筒部を構成する第1ピストン部材と、底部を構成する第2ピストン部材の2部材から構成されたものが知られている(たとえば、特許文献1)。特許文献1に記載のピストンは、第1ピストン部材(円筒部)に形成された切り欠きに、第2ピストン部材(底部)に形成された爪状部が嵌め込まれており、スナップリングにより両部材が一体に連結されている。
特開平9−32919号公報
ピストンを、円筒部を構成する第1ピストン部材と底部を構成する第2ピストン部材の2部材にて構成し、両部材をスナップリング等で一体に連結させる場合、両部材はそれぞれ所定の寸法公差内で製造されることから、スナップリング等で連結された状態でも、両部材の嵌合部分には軸方向に小さな隙間が不可避的に存在し、その隙間分だけ、第1ピストン部材と第2ピストン部材とは軸方向に微少量相対移動可能となっている。そのため、第1ピストン部材は軸方向にがたつきがあり、このがたつきにより、第1ピストン部材が摩擦係合要素と不用に接触してしまい、ピストンおよび摩擦係合要素の耐久性が低下するとともに、引きずり損失の増大を招く恐れがあった。
本発明は、以上の事情を背景として成されたものであり、その目的とするところは、ピストンを、円筒部を構成する第1ピストン部材と底部を構成する第2ピストン部材から構成した場合において、ピストンおよび摩擦係合要素の耐久性を向上させ、且つ、そのピストンの作動効率、および、自動変速機の伝達効率を向上させることにある。
上記目的を達成するための第1発明は、円筒部を構成する第1ピストン部材に、底部を構成する第2ピストン部材が軸方向に微少量相対移動可能に嵌め合わされた自動変速機用ピストンであって、前記第1ピストン部材には、軸方向の一方の端部に径方向に平行な径方向面を有する嵌合溝が形成され、前記第2ピストン部材には周方向の長爪が形成されており、その長爪は、先端部がその長爪の基部に対して軸方向に突き出すように曲げられるとともに、その先端部に前記第1ピストン部材の嵌合溝に嵌合してその嵌合溝の前記径方向面に当接させられる嵌合爪が形成されていることを特徴とする。
また、第2発明は、第1発明の自動変速機用ピストンにおいて、前記第1ピストン部材と前記第2ピストン部材とは、その第1ピストン部材に形成された周方向の溝にスナップリングが嵌め合わせられることによって一体化させられており、前記第2ピストン部材には、その第2ピストン部材の縁と前記スナップリングの縁とが径方向において重なる位置に、そのスナップリングとは反対側に凹む凹部が形成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、第2ピストン部材に形成された長爪は、その先端部が基部に対して軸方向に突き出すように曲げられているので、長爪は軸方向に弾性力を有しており、その長爪の先端部に形成された嵌合爪が第1ピストン部材の嵌合溝に嵌合してその嵌合溝の径方向面に当接させられているので、第1ピストン部材は長爪により軸方向に付勢される。従って、第1ピストン部材の軸方向のがたつきが低減させられて、第1ピストン部材が摩擦係合要素と不用に接触することが防止されるので、ピストンおよび摩擦係合要素の耐久性が向上するとともに、ピストンの作動効率および自動変速機の伝達効率が向上する。しかも、軸方向の弾性力を有する長爪が周方向に形成されているので、その長さを比較的長くすることができる。従って、長爪に加わる応力が低減するので、長爪の耐久性が向上し、また、第2ピストン部材としてバネ鋼ではなく、通常の鋼板を使用することが可能となるため、コストの低減も可能となる。
また、第2発明によれば、第2ピストン部材は、その第2ピストン部材の縁とスナップリングの縁とが径方向において重なる位置にスナップリングとは反対側に凹む凹部が形成されているので、ピストンの作動によって、スナップリングと第2ピストン部材とが互いに押圧させられた状態でも、第2ピストン部材の縁とスナップリングの縁とが径方向において重なる位置では、両者の間に隙間が存在する。従って、その位置に生じる応力が減少することから、ピストンの耐久性が向上する。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明が適用されたピストンである外周側ピストン18を備えた自動変速機8の一部を示す断面図である。
自動変速機8は、ダブルクラッチ構造を有するクラッチ装置10を備えている。このクラッチ装置10は、第1摩擦係合要素12および第2摩擦係合要素14を支持するクラッチドラム16の外周側にそのクラッチドラム16を覆うように外周側ピストン18が配置され、そのクラッチドラム16の内周側に内周側ピストン20が配置された構造を有している。
回転軸である入力軸22は、自動変速機のケース24に相対回転可能に支持されており、また、その入力軸22には、ケース24に支持されている端部22aに隣接する位置に、径方向外側に突き出し、且つ、軸心に垂直なツバ部22bが形成されている。なお、この入力軸22は、エンジン等の走行用駆動源によって回転駆動されるトルクコンバータのタービン軸である。
前記クラッチドラム16は、インナドラム26とアウタドラム28とからなる。インナドラム26は、外径が軸方向において略一定とされている円筒状部材であり、ケース24に形成された軸方向筒部24aに外嵌されている。このインナドラム26は、軸方向の内周側ピストン20側端部が薄肉部26aとされることにより、内径が拡径された部分が形成されるとともに、内周面に段部26bが形成されている。そして、その薄肉部26aの端面が、入力軸22のツバ部22bの内周側ピストン20側の面と一致させられており、インナドラム26と入力軸22とは、入力軸22のツバ部22bの外周縁とインナドラム26の薄肉部26aの内周縁において互いに溶接により接合されている。これにより、段部26bの内周側に油溜まり30が形成されている。
一方、アウタドラム28は、軸方向の一方に開口する有底円筒状部材であり、内周側筒部28aと、その内周側筒部28aに内周縁が連結される環状の底部28bと、その底部28bの外周縁に連結される外周側筒部28cとから構成されている。
上記内周側筒部28aは、インナドラム26の薄肉部26aの外周に嵌合するように配置され、内周側ピストン20側の端面が前記インナドラム26の薄肉部26aの内周側ピストン20側の端面と一致させられており、内周側筒部28aの内周縁とインナドラム26の薄肉部26aの外周縁とが溶接させられている。従って、アウタドラム28は、入力軸22と一体回転させられる。
アウタドラム28の底部28bは、入力軸22の径方向に略垂直に設けられ、内周側筒部28aの外周側ピストン18側の端部に連結されている。外周側筒部28cは、底部28bの外周縁から内周側ピストン20方向に延びており、その開口部付近の内周面に、第1摩擦係合要素12の複数の内向摩擦板32がスプライン嵌合されている。第1摩擦係合要素12は、上記複数の内向摩擦板32およびその複数の内向摩擦板32の間に介在させられる複数の外向摩擦板34から構成される。さらに、上記第1摩擦係合要素12を支持している部分よりも底部28b側には、第2摩擦係合要素14の内向摩擦板38がスプライン嵌合されている。第2摩擦係合要素14は、上記複数の内向摩擦板38およびその複数の内向摩擦板38の間に介在させられる複数の外向摩擦板40から構成される。
また、第1摩擦係合要素12の複数の外向摩擦板34は、クラッチハブとして機能するリングギヤ36の外周面にスプライン嵌合されており、第2摩擦係合要素14の複数の外向摩擦板40は、クラッチハブ42の外周面にスプライン嵌合されている。また、クラッチハブ42の内周縁は入力軸22に外嵌されたサンギヤ44に固定されているので、クラッチハブ42は、サンギヤ44と一体回転させられる。
前記外周側ピストン18は、アウタドラム28の外周を覆い、ピストン18の円筒部を構成する第1ピストン部材46と、第1ピストン部材46の軸方向の一方の端部に嵌合し、ピストン18の底部を構成する円環状の第2ピストン部材48と、第1ピストン部材46の第2ピストン部材48が嵌合させられている側の端部に固定されて、第2ピストン部材48が第1ピストン部材46から外れることを防止するスナップリング50とからなる。
上記第2ピストン部材48の内周縁はインナドラム26に対して摺動可能とされており、第2ピストン部材48とアウタドラム28の底部28bとの間に第1油圧室52が形成されている。この第1油圧室52には、インナドラム26に形成された油路54を経由して作動油が供給され、第1油圧室52に作動油が供給されることにより、外周側ピストン18は、第2ピストン部材48がアウタドラム28の底部28bから離隔する方向に移動させられる。
第2ピストン部材48の第1油圧室52とは反対の背面側には、バランサ58がインナドラム26の外周に嵌合している。そして、バランサ58と第2ピストン部材48との間に第2油圧室60が形成されている。また、バランサ58と第2ピストン部材48との間には、それらを互いに離隔する方向に付勢するリターンスプリング62が設けられている。一方、バランサ58の内周縁の外周側ピストン18とは反対側の面は、インナドラム26の外周面に固設されたスナップリング64に当接させられている。
インナドラム26には、上記第2油圧室60と油溜まり30とを繋ぐ図示しない供給油孔が形成されており、その供給油孔を経由して第2油圧室60に作動油が供給されることにより、第2油圧室60は、第1油圧室52の遠心油圧をキャンセルするキャンセル室として機能する。なお、第2油圧室60に供給された作動油は、インナドラム26の前記バランサ58が取り付けられている部分に形成された軸方向に延びる溝66を経由して、バランサ58の背面側(バランサ58の第2油圧室60とは反対側)に排出される。
外周側ピストン18の第1ピストン部材46は、プレス成型品であり、アウタドラム28の外周側筒部28cの外周側に配置されている筒部46aと、その筒部46aの前記第2ピストン部材48が嵌合されている側とは反対側の端に連結され、径方向内側に向かうとともに軸方向には第1摩擦係合要素12側へ向かう押圧部46bとから構成されている。上記押圧部46bの先端(内周端)の径方向位置は、第1摩擦係合要素12に対向する位置とされ、また、押圧部46bの先端と第1摩擦係合要素12との間は、第1油圧室52から作動油が排出された状態において、極狭いクリアランスが生じるように構成されている。また、第1摩擦係合要素12の上記押圧部46bとは反対側には、アウタドラム28の外周側筒部28cに固定されて第1摩擦係合要素12が軸方向の第2摩擦係合要素14側へ移動することを阻止するスナップリング56が設けられている。
図2は、外周側ピストン18の第2ピストン部材48を示す図であって、(a)は正面図(図1の矢印A方向から見た図)であり、(b)は背面図である。図2に示すように、第2ピストン部材48には、一端が第2ピストン部材48の外周面に開口し、周方向に沿って延びる切り欠き68が形成されており、この切り欠き68が形成されることにより、切り欠き68の外周側に、周方向に沿った長爪70が周方向に等間隔に複数(図2では4つ)形成されている。
上記長爪70の先端部には径方向外側に突き出す第1嵌合爪72が形成されており、また、第2ピストン部材48の外周部の長爪70とされていない部分には、上記第1嵌合爪72と同様に径方向外側に突き出す第2嵌合爪74が、2つの第1嵌合爪72の周方向の中間位置にそれぞれ形成されている。なお、この第2ピストン部材48もプレス成型品である。
図1に戻って、第1ピストン部材46の筒部46aには、第2ピストン部材48と嵌合させられる側の端(開口)に、その端から軸方向に延び、且つ、径方向には貫通する嵌合溝76が形成されており、第2ピストン部材48の第1嵌合爪72および第2嵌合爪74は、この嵌合溝76に嵌合させられている。なお、図1には、第2嵌合爪74が嵌合溝76と嵌合させられている部分が示されており、図1に示されるように、嵌合溝76の開口とは反対側に形成された径方向面76aと第2嵌合爪74との間には、第1ピストン部材46および第2ピストン部材48の寸法公差に由来する微小隙間Sが存在する。従って、第1ピストン部材46は、その微小隙間Sだけ、第2ピストン部材48に対して軸方向相対に移動可能となっている。
図3は、図2(a)のIII矢視図である。図3に示すように、長爪70は、第1嵌合爪72が形成されている先端部がその長爪70の基部に対して軸方向に突き出すように曲げられている。従って、長爪70は軸方向に弾性力を有する。なお、この先端部が突き出す側は、前記アウタドラム28側とされており、また、無負荷状態において先端部が軸方向に突き出す長さは、前記微小隙間Sよりも大きくなるように設定されている。
図4は、上記第1嵌合爪72が第1ピストン部材46の嵌合溝76に嵌合させられている部分を示す断面図であり、図5は図4のV矢視図である。図4、5に示すように、第1嵌合爪72は一方の側面が嵌合溝76の径方向面76aに当接させられ、第2ピストン部材48の上記径方向面76aとは反対側の側面はスナップリング50に当接させられている。また、前述のように、無負荷状態において長爪70の先端部がその基部に対して軸方向に突き出す長さは前記微小隙間Sよりも大きくされているので、長爪70によって第1ピストン部材46は軸方向に付勢される。
以上、説明したように、本実施例によれば、第2ピストン部材48に形成された長爪70は、その先端部が基部に対して軸方向に突き出すように曲げられているので、長爪70は軸方向に弾性力を有しており、その長爪70の先端部に形成された第1嵌合爪72が第1ピストン部材46の嵌合溝76に嵌合してその嵌合溝76の径方向面76aに当接させられているので、第1ピストン部材46は長爪70により軸方向に付勢される。従って、第1ピストン部材46の軸方向のがたつきが低減させられて、第1ピストン部材46が第1摩擦係合要素12と不用に接触することが防止されるので、外周側ピストン18および第1摩擦係合要素12の耐久性が向上するとともに、外周側ピストン18の作動効率、および自動変速機8の伝達効率が向上する。
しかも、本実施例によれば、軸方向に弾性力を生じさせる長爪70は、周方向に形成されているので、その長さを比較的長くすることができる。従って、例えば第2嵌合爪74を軸方向に折り曲げて弾性力を生じさせ、それにより第1ピストン部材46を軸方向に付勢する場合に比較して、長爪70に加わる応力が低減するので、長爪70の耐久性も向上し、また、第2ピストン部材48としてバネ鋼ではなく、通常の鋼板を使用することが可能となるため、コストの低減も可能となる。
次に、本発明の第2実施例を説明する。なお、以下の説明において、前述の第1実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第2実施例の外周側ピストン80を図1の矢印A方向から見た図である。この外周側ピストン80は、第1実施例と同一の第1ピストン部材46、スナップリング56、および第1実施例とは異なる第2ピストン部材82から構成されている。
第2実施例が前述の第1実施例と異なるのは、上記第2ピストン部材82の構造のみである。図7はその第2ピストン部材82の部分拡大図であり、図8は図7のVIII矢視図である。この第2ピストン部材82は、長爪70の根元部分に段部84が形成されている点において、第1実施例の第2ピストン部材48と異なるのみである。
上記段部84は凹部として機能するものであり、図8に示すように、この段部84は、第2ピストン部材82が部分的に薄肉とされることにより、スナップリング56側(図8下側)の側面に形成されている。この段部84は、第2ピストン部材82のプレス時に同時に形成される。従って、製造コストは第1実施例の第2ピストン部材46と同じである。なお、図8においてB−B線は、長爪70の折れ曲がり部すなわち長爪70の基端部である。
また、図7に示すように、上記段部84は、周方向には長爪70の基部から第2ピストン部材82の本体部86(第2ピストン部材82において長爪70、第2嵌合爪74を除いた部分)にかけて形成されており、径方向には、第2ピストン部材82の外周縁から切り欠き68と重なる位置まで形成されている。なお、図7のB−B線は、図8と同様に、長爪70の折れ曲がり部すなわち長爪70の基端部を示している。
図9は、図6のIX−IX線断面図である。図9に示すように、第2ピストン部材82に段部84が形成されているために、その段部84が形成された部分では、第1ピストン部材46に形成された周方向の溝88に嵌め入れられたスナップリング56と第2ピストン部材82の本体部86との間には、軸方向の隙間が生じる。一方、上記段部84が形成されていない部分では、第2ピストン部材82の本体部86の側面とスナップリング56の側面とが接触させられており、ピストン作動時には、上記本体部86がスナップリング56方向に移動させられるので、本体部86とスナップリング56は、互いの接触面において他方を押圧する。
図6に戻って、スナップリング56は、その内周縁の径方向位置が切り欠き68の先端の円弧状部68aと重なっている。すなわち、切り欠き68を構成する第2ピストン部材82の縁とスナップリング56の内周縁とは、互いの径方向の位置が、点Cにおいて重なっている。また、前記段部84の内周縁(または内周端)は上記点Cよりも内径側とされており、それによって、段部84は点Cの径方向両側の領域を有している。
前述の第1実施例の場合、段部84が形成されていないために、上記点Cにおいても第2ピストン部材46とスナップリング56は接触しており、ピストンの作動によって、上記点Cにおいて応力集中が生じる。
一方、第2実施例の場合、第2ピストン部材82には、切り欠き68の円弧状部68aとスナップリング56の内周縁とが径方向において重なる点Cを含む範囲に、スナップリング56とは反対側に凹む段部84が形成されているので、ピストンの作動によって、スナップリング56と第2ピストン部材82とが互いに押圧させられた状態でも、点Cでは両者の間に隙間が存在する。従って、点Cにおいて生じる応力が第1実施例の場合よりも減少することから、外周側ピストン80の耐久性が向上する。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はさらに他の態様でも実施することができる。
たとえば、前述の実施例は、クラッチのピストンに本発明が適用された例であったが、ブレーキのピストンにも本発明は適用可能である。
また、前述の実施例では、長爪70は、周方向に等間隔に4つ形成されていたが、長爪70の数は前述の実施例のものに限られず、軸心に対して互いに対称となる少なくとも2箇所に形成されていればよい。
また、前述の第2実施例では、段部84は、第2ピストン部材82の外周縁まで形成されていたが、点Cよりも外径側であれば第2実施例の場合より段部の外周縁(または外周端)が内径側とされてもよい。また、段部84の周方向も点Cを挟むように形成されていれば、第2実施例の場合よりも狭い範囲であってもよい。
また、前述の第2実施例では、段部84は、第2ピストン部材82が部分的に薄肉とされることにより形成されていたが、肉厚は均一とされて、部分的にスナップリング56とは反対側に折り曲げられることにより段部が形成されてもよい。
また、前述の第2実施例では、凹部として段部84すなわち段形状が形成されていたが、凹部の形状は段形状に限られず、たとえば、曲面状であってもよい。
また、図6において、点D、E、Fにおいても、スナップリング56の縁と第2ピストン部材82とは径方向において重なるとともに、互いに接触しているので、これらの点D、E、Fにおいても応力集中が生じる。従って、これらの点D、E、Fにおいてスナップリング56とは反対側に凹む凹部が形成されてもよい。点Cに加えて点D、E、Fにも凹部が形成されれば、一層、ピストンの耐久性が向上する。なお、これらの点において形成される凹部も、径方向においてスナップリングと重なる部分と重ならない部分とを含むように形成される。
以上、本発明の実施態様を説明したが、本発明は上述の実施態様に限定されず、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用されたピストンである外周側ピストンを備えた自動変速機の一部を示す断面図である。 外周側ピストンの第2ピストン部材を示す図であって、(a)は正面図(図1の矢印A方向から見た図)であり、(b)は背面図である。 図2(a)のIII矢視図である。 第1嵌合爪が第1ピストン部材の嵌合溝に嵌合させられている部分を示す断面図である。 図4のV矢視図である。 第2実施例の外周側ピストンを図1の矢印A方向から見た図である。 第2実施例の外周側ピストンの部分拡大図である。 図7のVIII矢視図である。 図6のIX−IX線断面図である。
符号の説明
18:外周側ピストン、 46:第1ピストン部材、 48:第2ピストン部材、 70:長爪、 72:第1嵌合爪、 76:嵌合溝、 76a:径方向面、 80:外周側ピストン、 82:第2ピストン部材、 84:段部(凹部)

Claims (2)

  1. 円筒部を構成する第1ピストン部材に、底部を構成する第2ピストン部材が軸方向に微少量相対移動可能に嵌め合わされた自動変速機用ピストンであって、
    前記第1ピストン部材には、軸方向の一方の端部に径方向に平行な径方向面を有する嵌合溝が形成され、
    前記第2ピストン部材には周方向の長爪が形成されており、
    該長爪は、先端部が該長爪の基部に対して軸方向に突き出すように曲げられるとともに、該先端部に前記第1ピストン部材の嵌合溝に嵌合して該嵌合溝の前記径方向面に当接させられる嵌合爪が形成されている
    ことを特徴とする自動変速機用ピストン。
  2. 前記第1ピストン部材と前記第2ピストン部材とは、該第1ピストン部材に形成された周方向の溝にスナップリングが嵌め合わせられることによって一体化させられており、
    前記第2ピストン部材には、該第2ピストン部材の縁と前記スナップリングの縁とが径方向において重なる位置に、該スナップリングとは反対側に凹む凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用ピストン。
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